【若くてもなる】認知症の兆しは実は9年前から! 認知症が疑わしい言動や性格、症状10項目と「単なる年のせい」の違いを専門医がくわしく解説
Summary
TLDRこの動画スクリプトでは、認知症の早期発見と予防の重要性が語られています。認知症は65歳以上で5人に1人に当たるほど普及し、最近の研究では認知症の兆候が5~9年前に現れることがわかりました。症状としては気分や性格の変化、社会からの引きこもり、判断力の低下などがあげられます。アルツハイマー病の10の兆候についても説明され、新薬開発や生活習慣の改善が予防に役立つと示唆されています。
Takeaways
- 🧠 認知症は65歳以上の人群中で5人に1人が影響を受けるほど、現在大きな問題となっています。
- 🔍 認知症の兆候は症状が認められる5年から9年前に変化を認めることができます。
- 🌐 認知症は脳だけでなく、全身の病気であり、生活質や他の病気に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 💊 エーザイは認知症の治療薬を開発しており、新しい治療法が研究されています。
- 👴 認知症の予防として、健康な生活習慣を維持することが重要で、以前の動画では老衰に伴う認知症予防方法が紹介されています。
- 😕 気分や性格の変化は認知症の兆候の一つであり、日常生活での変化に注意が必要です。
- 🏠 仕事や社会生活からの引きこもりは認知症の症状となり得るため、急な変化に注意が必要です。
- 💰 判断力の低下、特にお金に関する判断力の減落は認知症の兆候の一つです。
- 🗑️ 物の置き忘れは認知症の症状ですが、忘れ物のプロセスが抜け落ちる場合に注意が必要です。
- 🗣️ 話したり書いたりする時に言葉を忘れることがあるが、日常で使っている言葉を忘れるとき、認知症を疑う必要があります。
- 👓 視覚的なイメージと空間の関係に対する理解の低下は認知症の症状で、日常生活に支障をきたす可能性があります。
Q & A
認知症の現在の社会的な状況はどうなっていますか?
-現在、認知症は65歳を超える人の中で5人に1人が影響を受けるとされ、大きな社会問題となっています。
認知症の兆候はどのくらいの期間前から認められる可能性がありますか?
-最近の研究によると、認知症の兆候は病気が認識される5年から9年前に認められることがあります。
認知症は単なる脳の病気のみなのかどうかについて、どのような事実が明らかになりましたか?
-認知症は脳だけに限らず、全身の病気であり、生活の質を低下させたり、他の病気を引き起こす悪循環を招く可能性があります。
アルツハイマー病と認知症の関係について、どのようなことが分かっていますか?
-アルツハイマー病は認知症の一形態であり、そのリスクが高いとされている。
認知症の予防や治療に関する最近の開発について教えてください。
-エーザイは認知症の治療薬を開発しており、新しい治療法が登場しています。
認知症の兆候がある場合、どのような生活習慣が推奨されますか?
-認知症になりづらいような生活習慣は、以前の動画で紹介された老衰に対処する方法に言及されています。
認知症の10の兆候とはどのようなものですか?
-気分や性格の変化、仕事や社会生活からの引きこもり、判断力の低下、物の置き忘れ、話したり書いたりする時に言葉を忘れるなどが含まれます。
認知症の兆候と似ている症状で、実際には認知症でないものはありますか?
-うつ病などが認知症に似ている症状を引き起こすことがあり、専門家の相談が重要です。
認知症の予防や早期発見のために、どのようなアプローチが推奨されますか?
-早期の兆候に敏感であることや、専門家に相談すること、健康な生活習慣を維持することが推奨されます。
認知症の治療において、最近の研究開発の成果としてどのような薬が開発されましたか?
-レカネバブという新しい抗体薬が開発され、症状の悪化を抑制することができたと報告されています。
認知症の原因としてよく言及されるアミロイドベータタンパク質とは何ですか?
-アミロイドベータタンパク質は、脳に蓄積し、認知症の原因の一因とされている物質です。
認知症の兆候を疑う場合、どのような行動が推奨されますか?
-専門の神経内科医や認知症の専門医に相談し、適切な診断と治療を受けることが推奨されます。
Outlines
🧠 認知症の現状と早期発見の重要性
この段落では、認知症が65歳以上の人々で5人に1人が影響を受けるほど大きな問題になりつつある現状が説明されています。認知症の兆候は、症状が認められる5年から9年前に至るまでに変化を認めることができるという最新の研究結果も紹介されています。また、認知症は脳だけでなく全身に影響を及ぼす病気であり、早期発見が重要であることが強調されています。さらに、エーザイが開発した認知症の治療薬や、予防のための生活習慣の改善にも触れられています。
🔍 認知症の兆候と社会生活からの引きこもりの増加
ここでは、認知症の兆候として気分や性格の変化、仕事や社会生活からの引きこもりが挙げられています。引きこもりは、社会との接点を持たなくなり、日常生活に変化がある場合に認知症を疑うべき重要な兆候です。ただし、引きこもりがちな人が引きこもること自体は認知症の兆候とは言い難く、過去との違いが鍵です。また、うつ病が隠れている可能性もあるため、神経科や精神科の医師に相談することが推奨されています。
📉 判断力の低下と物忘れが認知症の兆候
判断力の低下や物忘れが認知症の兆候として説明されています。日常生活で頻繁に起こるお金の管理や身だしなみに関する判断力の低下は、認知症を疑わせる症状です。物忘れは誰にでもあるが、忘れ物の場所を推測する能力が失われ、パニックになるような状態が認知症の特徴です。また、物忘れだけでなく、忘れ物を探すプロセス自体が抜け落ちる場合があることも認知症の兆候として挙げられています。
🗣️ 言葉の忘れりと視覚・空間認識の低下
話したり書いたりする時に言葉を忘れることや、視覚的なイメージと空間の関係に対する理解の低下が認知症の兆候として説明されています。言葉の忘れは認知症では頻繁に見られるが、普段使いの言葉を全く思い浮かばず、別の言葉で呼ぶなど不適切な言葉を使うことが特徴的です。視覚的な問題は、空間認識の力が低下し、距離の判断や色に対する認識が悪化するためです。白内障や難聴などの他の病気による視覚・聴覚の問題との区別が重要です。
🕰️ 時間と場所の認識の混乱
時間や場所の認識が混乱することは認知症の兆候として挙げられています。曜日や日付を思い出せないことは、認知症を疑わせる症状ではありませんが、時間や場所に対する感覚が失われ、自分がどこにいるのかさえわからなくなる状態は認知症の特徴です。急に短い時間でこのような状態が起きると、他の病気である可能性もあるため、専門家の意見を求めることが重要です。
🛠️ 日常タスクの完了困難
普段やり慣れたタスクや仕事が完了しにくくなることが認知症の兆候として説明されています。新しい機械の操作方法を覚えることが難しくなり、頻繁に手順を忘れるようになると、認知症を疑うべき症状です。また、以前はできたことができない、例えば実家への道を忘れる、近所のスーパーマーケットに行くことができないなど、認知症の可能性を示す状況です。
📉 計画と問題解決の障害
計画を立てたり問題を解決したりするのが困難になることが認知症の兆候として挙げられています。家計の計算を間違えたり、旅行の計画を立てることが難しくなることが、認知症を疑わせる症状です。計画を立てることができず、実行する手順が全く思いつかなくなるような状況は、認知症を強く疑わせるものであり、専門家の相談が推奨されます。
🧠 短期記憶障害
短期記憶障害が認知症の最も有名な症状の一つであり、重要な兆候です。海馬という部位に障害が起きると、短期記憶を保持することができず、最近の出来事や食べた食事、会った人々の名前を忘れることがあります。食事に関する忘却は特に問題で、食べたかどうかを忘れることがあります。同じ質問を何度も繰り返すことや、物を置いた場所を忘れて盗まれたと妄想することがあることも特徴的です。
💊 認知症の治療と予防
認知症の原因はまだ完全に解明されておらず、アミロイドベータタンパク質の蓄積が関与しているとされています。2022年秋には、エーザイが開発した新薬レカネバブが、アミロイドベータの蓄積を改善し、症状の悪化を抑制する効果が報告されています。対症療法である現在の治療薬とは異なり、根本的なアプローチが行われています。また、認知症を予防するためには、脳を刺激する生活習慣を築くことが重要で、早期発見と適切な医療の介入が、認知症の進行を遅らせることが期待されます。
Mindmap
Keywords
💡認知症
💡兆候
💡アルツハイマー病
💡全身の病
💡悪循環
💡生活習慣
💡判断力の低下
💡物忘れ
💡視覚的なイメージ
💡時間と場所の混乱
💡短期記憶障害
💡アミロイドベータ
Highlights
認知症は65歳を超える人のうち5人に1人が影響を受けるほど、現在社会で大きな問題となっています。
最近の研究で認知症の兆候は病気が認識される5年から9年前に変化を認めることが分かりました。
認知症は脳だけでなく全身に影響を及ぼす病気であり、生活の質を低下させたり他の病気を引き起こす可能性があります。
アルツハイマー病などの高リスクを示す兆候が、日常生活の変化を通じて早期に捉えられることが大切です。
エーザイが開発した新しい認知症治療薬について紹介されました。
認知症の予防や緩和に役立つ生活習慣の改善が重要であることが示唆されています。
認知症の10の兆候について解説されており、自分自身や周りの人たちに注意を払うことが重要です。
気分や性格の変化が認知症の兆候としてよく見られますが、うつ病などの他の病気と区別することが重要です。
仕事や社会生活からの引きこもりが認知症の兆候の一つであり、過去との違いに注意が必要です。
判断力の低下は認知症の兆候で、日常生活におけるお金の管理や身だしなみへの注意の変化が特徴的です。
物の置き忘れは認知症の兆候ですが、忘れ物のプロセスが抜け落ちることは特に重要なポイントです。
話したり書いたりする時に言葉を忘れることが認知症の兆候であり、日常会話に影響を与えることがあります。
視覚的なイメージと空間の関係に対する理解の低下は認知症の兆候で、運転や怪我をしたりするリスクがあります。
時間と場所の混乱は認知症の兆候で、日常生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。
普段やり慣れたタスクや仕事が完了しにくくなることは認知症の重要な兆候です。
計画や問題解決における障害は認知症の兆候で、旅行計画の立て方や家計の管理に影響します。
短期記憶障害はアルツハイマー病などの認知症で非常に重要な兆候であり、日常生活に支障をきたす可能性があります。
アミロイドベータタンパク質の蓄積が認知症の原因となっており、新しい薬がこの蓄積を抑えることで症状の悪化を抑制する可能性がある。
認知症の予防には健康的な生活習慣が重要で、脳を刺激させる活動の継続が推奨されています。
専門家の診断が重要で、認知症の兆候がある場合は早期に神経内科医や認知症専門医に相談することが望ましい。
Transcripts
はいみなさんこんにちは
緩和ケアは早期からカーワン委員長です
認知症今大きな問題になっていますよね
65歳を超えると5人に1人が
認知症だという風に言われています今認知
症は非常に多いわけなんですね最近の研究
である衝撃的な事実が分かりましたそれは
なんと
認知症は
認識される5年から9年前に何らかの変化
を認めるこういう新しい
研究が出たんですねそしてそのような実は
兆候というのがよく調べるとあってそして
またアルツハイマー病などがあるような人
は店頭のリスクも高いということが分かっ
たんですねこれは前々から知られてたこと
なんですが
認知症というのは決して脳だけの
病気ではありません全身の病なんですね
認知症があることによってより例えば点灯
しやすくなったりして生活の質を下げたり
とか他の病気というのを導くというような
悪循環というのを起こす可能性があります
そのため早くその兆候に気がつくという
ことは重要ですというのは新しくまた
エーザイがですね
認知症の薬を開発したりということがあっ
たんですねこのトピックも皆さんにお伝え
しますが
認知症もこのようにいろんな治療法という
のが出てきてますしそしてまたもし認知症
の兆候があっても
認知症になりづらいような生活習慣これは
以前別の動画で
老衰石を迎える方法に関してある動画を
作りましたのでそちらをご覧になって
いただければと思うんですがいろいろ
心がけることはあるんですね早く調光して
おいて
備えるということが重要ですので今日は
アルツハイマー病の10の
兆候というのを皆さんにお伝えしたいと
思います自分がこれ認知症になってんじゃ
ないかなというふうに思うことってあると
思うんですね投資を重ねると結構今まで
覚えてたことが言葉とかが思い出せなく
なって
認知症かなっていう風に思う場合もあるん
ですがただ安心してくださいそれは認知症
じゃない場合ですねなので今回はこれは
認知症だということ一方でこれは認知症
じゃないということこの2つに分けて皆
さんにお伝えしたいと思います同じような
症状でも実は認知症を疑わせるものもあれ
ばそうでないものもあるんですね私自身は
緩和経営をしてるんですが
老年病専門医
老年課の専門医を持っておりましてそして
またたくさんのご高齢の方を
普段診療していますその臨床経験を背景と
して今日は皆さんにお伝えしたいと思い
ますそれですね10の症状なんですが
認知症の症状には中核症状と言って
認知症そのものによるような
症状というのがあるんですねこれが最も
重要な症状でそれによって
起こる行動心理症状というのがあるんです
ねその中核症状から
派生して起こるような行動心理症状という
のがありますそのことはまず知っておくと
いいでしょうねそれじゃあ早速皆さんにお
伝えしていきたいと思います最後の方が
特に重大なものになりますのでぜひ聞いて
いただければというふうに思いますね
まず一つ目なんですけども気分や性格の
変化というのがあるんですねこれは
認知症の方によくありますよね
認知症というのは後で薬のところでも説明
しますけどもNoというのが変化する
病気なんですね今まで同じように機能して
いた脳が変化することによって本来の状態
とは変わってきてしまうというのがあるん
ですねそのため気分や性格が変化すると
いうことこれはしばしばあります非常に
その感情というのがむき出しになったりと
かあるいはこれまでしていたことをしなく
なったりとか以前の性格とまた変わったり
するということがあるわけなんですねで
それじゃあこれに関係して
認知症じゃないパターンというのを皆さん
にお伝えしたいと思います先に服を着て
からご飯なのになんでご飯が先になっ
ちゃったのこういう風に自分が元々
ルーチンでやることが決まっていてその
順番が変わることによって感情が乱され
たりするこれは
をあまり想像させない症状なんですね一方
でずっと例えば他だからった人が
急になんか感情がドンマしたようなそう
いう形になってしまうというような状況の
時は認知を考えなければいけませんただ
この時に注意しなければいけないのは
うつ病が隠れている場合があるんですね実
は
認知症のように見えてうつ病という場合も
あるのでしっかりこれを区別することが
重要ですなのでやはり
精神科とか神経科の医者に相談するのが
いいと思いますこれまでと気分や性格が
変化するときこれは
認知症を考えなければいけません一方で
先ほどお伝えしたように今日は先に着替え
てから食事なのになんで食事が先に出るの
みたいな感じでこの順番を生み出される
ことによって例えば
興奮したりとか起こったりとかするという
のはこれは
認知症を強く疑わせる症状ではないので
そこは区別する必要がありますねはいで2
番目なんですけども仕事や社会生活からの
引きこもりというのがあるわけなんですね
これはそれまでは仕事をしていたりとか
社会と積極的に例えばボランティアをし
たりとかシリアの集まりなどに行って社会
と接点も持っていたのが
突然そのようなものと
接点を持たずに引きこもりになったりする
ような時このような時というのは認知症を
考えなければいけません
重要なのはさっきと同じでこれまでとの
変化なんですねでこれ認知症じゃない
パターンっていうのはしますけども私は
もともと人に会うのが嫌だからやっぱり
行きたくないこれは正確ですよねずっと
例えば引きこもりがちな人がそのまま
引きこもりというのはそれほど強く認知症
というのを疑わせるものじゃないんですが
明るく活発で仕事とか社会生活というのを
積極的にやっていた人が何かわからない
けど最近まあなんかあまりそういう社会と
接点を持たなくなったというような場合と
いうのはこれはやはり認知症を考えなけれ
ばいけませんただ先ほどもお伝えしたよう
にうつ病などが混じってる場合もあります
のでしっかりすることが必要ですこれも
やはり神経科とか
精神科のドクターに相談するのがいいと
いうふうには思いますよねこれまでと
明らかに変化しているとそのような変化と
いうのが認められた場合社会との設定を
持たない傾向というのが強まったような
場合というのは管の理由がなくそういう風
になっているような場合というのは考え
なければいけないでしょうねもちろん明確
な理由があるような場合は別ですよなんか
すごくそういうところ行って
嫌な思いをしたとか
喧嘩をしてしまったとかそれで行かなく
なるんだったらともかく何か特段の理由が
ないのにそういった社会に関わるような
意欲というのが減ってしまうような場合と
いうのは
認知症を考えなければいけないということ
になりますただ先ほどもお伝えしたように
私はもともとそんなの大嫌い人嫌いだから
とかっていうのはこれはまたちょっと違い
ますよねですのでこれまでと変化というの
が重要になりますはいで3つ目なんです
けども3つ目は
判断力の
低下ですね
判断力低下するというのはこれは残念
ながらね誰しもあることであって私もう
仕事ではもう全力集中してくるので仕事で
は判断力低下しないようにしてますけども
日常生活ではやはり加齢とともにだんだん
判断力というのは低下するわけなんですよ
ねでどういうところでの判断力が低下する
のかというと一つにお金が有名ですまあお
金に関して
判断力というのが
頻繁に
恒常的に低下するというところが特徴です
よね
たまにじゃなくて
頻繁にというところが
特徴となります他にもあと
有名なのは身だしなみですよね今まで割と
おしゃれな人だったのが
急に身だしなみに気を使わなくなったりと
かそういう場合というのも実は認知症が
隠れているような場合がありますお金と
身だしなみですねこれは例えばその時の
例えば気分でですね今日は気持ちが乗ら
ないからって言ってなんかちょっと服も
全然ちょっとTPOと合わないものを着て
きてしまうっていうたまに失敗するみたい
なこれは認知症強く疑わせるものじゃない
んですがそういうものが頻繁にあるような
場合ですね
あなんかちょっとこう本当は今月これやら
なくちゃいけなかったのにこれ忘れちゃっ
たみたいなことが1回あって結構そのこと
が例えば従来だったりするとドーンと
落ち込んで認知症になっちゃったのかなー
なんていう風に思うことがあるかもしれ
ませんけどそういう単発なのが時々ある
みたいなものに関してはそれほど心配ない
んですけどなんか見てるといつもなんかお
金のちょっと管理っていうのがずさんに
なったりとか
身だしあみっていうのがちょっとかなり
こういい加減になったりみたいな時という
のはこれは注意しなければいけません
もちろんうつ病などからそういう状況に
なっているようなケースというのもあるの
でしっかり区別することは重要なんですが
判断力の低下というのが日常的に見られる
これも認知症を疑わせるような症状という
ことになりますはい4つ目なんですけども
4つ目は物の置き忘れなんですね単なる
ものを置き忘れてのはありますよね悪魔の
中になんか忘れちゃったみたいなこうあれ
どこ行ったっけみたいなたまにそういう
ことっていうのはこれ誰でもあるものなの
でただその時に私たちは
待てよと
最後見たのはあの時だから多分もしかする
とあそこの場所とこの場所しか行ってない
からこっちにあるかもしれないと物を
なくした時に手順を保てますよねなので
わあなくなったっていう時にもちろんその
時は混乱しますけどもあーここかもしれ
ないここかもしれないみたいなこの
見つけるための手順っていうのを踏める
場合この場合は認知症をそれほど疑わない
と言われてますしかしですねもうなくなっ
ちゃったもうどうしていいかわからない
あーっとこうパニックになっちゃってない
ないないないないそれでね後でちょっとお
伝えするような何かにつながってきたり
する場合もあるんですがないないないない
と言ってしかし
探すための手順が不明ない時もうそういう
ことを思いつかない時ですねそのような
場合というのはこれは認知症のことを考え
なければいけないということが言われてい
ます
認知症じゃない時っていうのはなくしたと
いうことは自分がどこかで
落としたかもしれないまあそうするとこの
時は私この時はあったけどここからない
ない少なくとも記憶にないから
こことここにあるんじゃないか
とかっていう風にこう思いますよね
この辺りが
すっぽりと抜けるのが
認知症の方の特徴でそうすると認知症の方の世界からすると突然亡くなったりするわけなんですね
そうすると何が起きるか
はい
物を取られたっていう
そういう妄想ですよね
この物
取られ妄想ってのは本当によくありますよね
もうあんたが盗んだと結構近しい人を犯人に仕立て上げたりするのでこれほんと大変なんですけども
突然
パッと消えてしまってそれを追うためのプロセス
というのが抜けてしまうというところが
認知症の特徴なのでそのため
結構
盗まれたんじゃないかというところにつながってきたりするというような特徴があります
このようなものの置き忘れだけじゃなくて
それを探すためのプロセスというものが抜け落ちてしまうということ
これが認知症の症状としてしばしばありますよね
はいで5番目なんですけども
話したり書いたりする時に
言葉というのを忘れるということなんですが
これもまあ
正直ねだんだん忘れて
ものなんですよねただ例えば
認知症じゃないパターンいきますけども
あれこの言葉なんて言うんだっけこう
えーとこのなんかちょっと
適切な言葉があるのになんか思い浮かば
ないなーみたいなこのあった言葉っていう
のをなんかこう探そうとするんだけど
思いつかないみたいなこれは
認知症とはあまり言い難いんですね一方で
例えば
普段こうよくあってる人とか
普段よく使う言葉ですよねそれが
わからない
わからないみたいなでこうちょっとこう
例えば
週1なのにまさおとかって全然違う名前で
呼んでしまったりとかそれを全くおかしい
と思わなくなったりとかですねそういう
感じだとこの普段よく使っているような
言葉というのがもう全く思い浮かばない
ような場合というのはこれはちょっと
認知を疑わなければならないということに
なりますあと話の調子自体も少し変わり
ますよねやはり同じことを
繰り返すようになりますしこれは後の方に
出てくるような症状とも関係してますけど
もだんだん同じようなことを繰り返したり
とか話っていうのを続けるのに苦労したり
とかそのような症状というのが出てきます
こういったものは認知症を疑わせる症状と
いうことになりますよねただこれ言葉ね
忘れること自体しょっちゅうなので
忘れたなっていう風に
認識してるんだったらまだ別に問題あり
ませんので言葉ね忘れることってしばしば
あると思うのでそれだけでは疑いにはなり
ませんから普段よく使いの言葉というのが
もう全然別の言葉で呼んでしまったりとか
あとはその会話自体というのも以前と比べ
てですねうまく続けることができなくなっ
たりとか必要に同じようなことを繰り返し
たりしてるような場合っていうのは
ちょっと認知症というのを考えなければ
いけないということになりますはいで6番
目なんですけども6番目は
視覚的なイメージと空間の関係に対する
理解の
低下ですね
認知症というのはお伝えしたように
脳の変化なんですねで脳というのは
あらゆる機能というのを司っていますこの
外の相手の把握するための能力というのが
集約されてますよね非常にたくさんそう
いう機能というのを持ってますのでそれが
低下することによって
意外にも認知症というと認知だけの問題の
ように思われますが空間を認識するような
力というのも低下するんですねそのため
私たちが当然注意して見てるようなものと
いうものが以前と同じように認識できない
というような特徴がありますでしばしば
あるのがまたそんなの見落としたの大丈夫
なのちょっとなんか引かれそうになってる
じゃないっていう時に
意外に注意しなければいけないのは実は目
の問題とか耳の問題だったりする場合と
いうのがあるんですね白内障になってよく
見えてないとか
難聴になっていてよく聞こえてないとか実
はそれで外界のことをよく把握できてない
ような場合もあるのでしっかり特に目です
ね白内障などは手術すれば非常に良くなり
ますので白内障が隠れてないかとか難聴が
隠れてないかというのをしっかり把握する
ことは重要です見えてない聞こえてない
から空間に対する認識とかそういうものが
低下してる可能性はあるわけですねしかし
別にそういう問題がないにもかかわらず
何か注意力がすごく散漫になっていたりと
あと距離の判断とか実は色とかそういう
ものに対する認識も認知症になると低下
すると言われていますアルツハイマー病で
死角の障害を起こしたりするようなことも
あるんですねそのため同じように認識でき
てない可能性がだからやはり
認知症の方運転っていうのがちょっと危険
なのは単にその認知の問題ばかりじゃなく
てそういう空間とか資格に関する力という
のが低下してるので別に認知症じゃない人
と同じように把握できていないという可能
性があるんですねそのためこの点には注意
が必要ですなので注意力3万で割と空間と
かに対するその認識が下がっていて例えば
よく怪我したりとかするようになったり
するようなケースというのはこれは注意し
なければいけないということになります
一方で白内障とか難聴とかあっての場合と
いうのはそれは認知症とはまた違います
からそれに対してしっかり対処をしていく
ということが重要になりますはいで7番目
なんですけども7番目は時間と場所の混乱
ですねこれはね本当によくありますよね
時間とか場所というのを今までと同じよう
に
認識できなくなるというのも特徴ですで
これは認知症じゃないというのをやります
とあれ今日何曜日だっけみたいなこの曜日
を思い出せないとか今日あれ何日だっけっ
ていう風に今日が何曜日であるか理解し
てるそして何日かというのを理解してる
けどその日にちっていうのが思い出せない
とかそういう場合っていうのは別にそれ
自体で認知症っていうのを疑わせることに
はなりません見当識障害って言うんです
けども時間場所人の感覚が失われるという
特徴があるんですねでまたこれが例えば
入院して急にそういうおかしくなっちゃっ
たりしてるような場合というのはこれは
認知症じゃなくてせん妄という体の良く
ない状態というのが脳に影響してそれで
そういった専門状態になってる可能性が
あるのでそういうのが急に短い時間で起き
てきているような場合というのはこれは
認知症じゃないんですけどもだんだん時間
とか場所とか人の感覚というのが
曖昧になってきているような場合見当識
障害が起こっているような場合というのも
これも認知症を疑わせるような症状という
ことになりますよねでそういう感覚はもう
すっぽ抜けちゃうのでなんでここにいるの
かということが
わからなくなるんですねこれはもうね
なかなか本人にとっては辛いことだと思う
んですがだからもうねこう
施設に入ったということを忘れてもう早く
家に帰らなくちゃという風に思ったり
するっていうのもまあこういう時間とか
場所っていうのがすごく曖昧になって
しまうからっていうところに目指してる
わけなんですがそういう時間場所の感覚の
欠如というのがありますはいでここから
あと3つですねここら辺は本当に認知症の
中核的とも言えるような症状ですのでここ
は重要になりますで8つ目なんですけども
8つ目は
普段やり慣れたタスク仕事というのを
完了するのが難しくなるということなん
ですねこれは例えばこれもうこの携帯全然
やり方わかんないわかんないこれ
どうやってこれ
録画するんだっけわかんないみたいな
新しい例えば機械とかあとはそういう複雑
なちょっと機械の手順ですねここのボタン
を押したら次はこのボタンみたいなそう
いうものを例えば新しくやったりする時と
かあるいは時々やったりする時に全然
わかんないみたいなそういうものというの
は特に認知症を強く疑わせる症状ではあり
ませんしかし
毎日毎日やっていたことというか比較的
頻繁にやっていたことの手順というのを
頻繁に忘れるような状況だとこれはやはり
認知症を考えなければいけないということ
になりますよね例えばしばしばで近くの
実家に運転して行ったっていうものがなん
か全然実家の場所っていうのを思い出せ
なくなって
頻繁に迷子になってしまったりとかいう
ような形とかマジック化が近くでよくあ
るって言っていたのが全然そこまで行け
なくなってしまったりとかですね買い物に
よく行っていたのにその近くのスーパーと
かに行ってもうなんかちゃんとこう今まで
と同じようにこう買えなくなったりこれ
まではできたことができなくっていうのは
認知を考えなければいけないということに
なりますよね今までできたことっていうの
がなぜかできなくなるということここら辺
が
認知を疑わせるような状況ということに
なりますはいで9番目なんですけども問題
の
計画と
解決における
障害なんですねでこれは認知症じゃないの
は例えば家計とかつけててあなんか
ちょっとこう
計算を間違っちゃったとかここの数字を
入れるの忘れちゃったあーってもうなんで
こんなことができなくなっちゃったん
だろう
認知症になっちゃったんじゃないかみたい
なそういうのは認知症じゃないんですね
計画を立ててそれに向けて行動するという
ことが苦手になりますそのため例えば前は
旅行とかの計画というのができたのがもう
旅行とか今度どこ行きたいって言っても
なかなかそういうのをいろいろこう自分で
計画してそれに対してどうするのかという
ようなその手順とかそういうものが全く
思いつかないというような状況になって
しまったりするわけなんですねまあそう
認知症を疑わなければいけないということ
になります時々
計算を間違ったりとか
計画するのがなかなかなんか行きたいんだ
けどどこからがいいかなみたいな形で
ちょっと細部を詰めるのが難しくなったり
というのはこれは認知症を強く感じさせる
ものじゃないんですがもう全くその計画と
いうのを立てたりするというのが困難だっ
たりとかあるいは建てた計画というのを
実行するのが困難になってしまったりこう
いう場合というのは
認知を考えなければいけないということに
なりますはいで最後ですね10番目
これがね最も有名なアルサイマー
病などで有名な症状ですよね
短期記憶障害ですね日常の生活に障害を
きたす記憶障害ということで
認知症アルツハイマー病などの場合という
のは特に海馬という
短期記憶というのがあるんですね私たちは
まず短期記憶を蓄えてその後長期記憶長く
記憶しておくことにそれを変換していく
わけなんですが場所が違うんですね
短期記憶を
脳の中で持っとく場所とそれが長期に
根付く場所というのはこれは場所が近くて
短期の記憶というのを持っておく場所が
海馬というふうに言われていますこの海馬
というものが
萎縮したり障害が起きたりするのがこれが
認知症なんですねでそうすると要するに昔
のことは結構覚えてたりするわけなんです
ねもう昔のこととか語っていただくと
すごい
認知症の方生き生きとしてもう全然なんか
ちゃんと覚えてたりするんですけど最近の
ことっていうのはもう本当によく忘れます
これは短い記憶というのは
持てないですねだからこそ
有名な症状ありますよね何食べたっけ
昨日の朝とかあとあのちょっとあの人あの
人よあの人の名前もこう
思い浮かばないのかしらみたいな今日あれ
書類やりに役所に行かなければいけなかっ
たのにもう忘れちゃったみたいなこういう
のはもう認証じゃないですよねあーあれ
あれあれって名前が出てこなかったりとか
別にそういうのは認証じゃないんですけど
も食事に関して有名なものがありますよね
昨晩何食べたっけとかこれ意外にね忘れ
たりしますよね3日前の
夕飯何だったかとかそういうの忘れたり
するのは問題ないんですが食事自体忘れ
るって事ですよねまだ食べてない早く食べ
させてとかでもう俺お母さん言ったじゃ
ないみたいなもうさっきさっきだって食べ
たでしょみたいな食べてないみたいなもう
感じになったりするというこの
短い記憶すっぽ抜けるんですよねしたこと
すらも忘れるというようなこの短い記憶の
障害というのがこれが
認知症において非常に重要な症状という
ことになりますそのためそこから派生する
ものとして同じ質問を何遍もするというの
がありますよねこれはなので
介護者の方にとってすごくストレスになり
ますし実際これでよく揉めるわけですよね
もう食べさせてるのにあんたに食べさせて
もらってないみたいなちょっとそういう
ところが被害妄想的になったりとかねあと
はそういう短い記憶がないのであるものを
どこに置いたっけっていうのもわからなく
なって結局そこからあんたが取ったじゃ
ないかみたいな話になったりとかこのよう
なただ
根本的な問題として記憶が障害されたり
この短い記憶がですね
障害されたりするのがあるのでこれが認知
症の非常に重要な症状ということになり
ますよね中核症状の一つということになり
ますで最後になんでこういうことが起きて
いるのかということなんですがこれが起き
ている
原因っていうのは
認知症に関してはまだ完全な解明というの
は進んでないんですけども一つアミロイド
ベータという
タンパク質が脳に蓄積してそれが脳の機能というのを変えているということが言われてるんですね
それで
2022年の秋ですね
エーザイ
が元々ア
デュ
カヌマブ
という薬を作ったんですがこれは残念ながら
効果
というものに対しての様々な見解
というのもあって広く一般に流通するものにはならなかったんですね
しかし
新しい薬レカネバブという薬
これはアミロイドベータ
というタンパク質の蓄積というのを改善するような
抗体薬ですね
そういう薬というのが
新たに
試験で成功して症状の悪化を27%抑制という
そういう結果が新たに出ました
このように
だんだん
脳に様々な変化というのが
起きて
その一つが
アミロイドベータ
というタンパクが蓄積することですから
そのタンパクの蓄積というのを抑えることで認知症がゆっくりにならないかというようなこういうアプローチが今現在なされてきているということですね
まあそういったものから新しい薬というのが
今後
使えるようになってくる可能性というのは
あると思います一方でまだまだ薬も開発
途上まだまだこれからというところですし
他の認知症の薬も基本的には対症療法で
根本療法ではないですからいかに脳を追い
させないかということが重要になるわけ
ですねその時に以前の動画でも説明した
ような
老衰で
亡くなるための方法これは
元気でずっと生活して最後を迎えるための
方法でもありますけどもそのような習慣と
いうのはきっと
脳にもいいはずですのでそういった生活
習慣取り組んでいただいて
認知症というのを遠ざけてですね生活して
いくということがすごく重要だと思います
しあとこれまでお伝えしてきたような
認知症の兆候というものがありますので
ぜひこういった情報を参考にですねもし
認知症が
疑わしい自分やあるいは周囲が
疑わしい時は早めにこれは専門は例えば
神経内科などがあるいは最近認知症のお
医者さんも検索するといろいろ出てくると
思いますのでそういう先生に相談してみる
といいのではないでしょうかぜひこういっ
た情報が皆さんの参考になれば幸いです
認知症これは自分自身の思いとかあるいは
周囲の方の認知症の状況などについてぜひ
コメント欄にお寄せいただければという
ふうに思いますまあこういう他には
取り扱って役立つ医学医療情報をかなり
詳しく説明するという特徴がありますので
顔のところクリックいただいてぜひ
チャンネル登録よろしくお願いしますそれ
じゃ
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