ドラムとベース編④ 前半「ドラムとベースの現在と未来」坂本龍一/細野晴臣/高橋幸宏/ピーターバラカン/音楽の学校/schola/スコラ

kamonohassy。

24 Oct 202214:50

Summary

TLDR20世紀のポップミュージックはダンスミュージックとして発展し、リズムを強調したドラムとベースが中心でした。70年代にはコンピュータが音楽に導入され、ドラムとベースを置き換え、リズムの大きな変化が訪れました。70年代後半には、ニューサイザーという楽器とシンプルなコンピュータが登場し、YMO（イエロー・マジック・オーケストラ）はコンピュータで生成された正確で統一されたリズムを用いて、民俗音楽のリズム感を表現する実験を行いました。1981年には「テクノデリック」というアルバムをリリースし、コンピュータのリズムと人間によるダイナミックなリズムを融合する実験を続けました。

Takeaways

🎵 20世紀のポピュラー音楽はダンス音楽として発展し、リズムを強調するドラムとベースが中心でした。
💻 1970年代にはリズムに大きな変化があり、コンピューターが音楽に導入され、ドラムやベースが置き換えられました。
🎹 機械がリズムを刻むようになり、特にニューサイズやシンプルなコンピューターが登場したことが重要でした。
🎸 1970年代末には、コンピューターを使用した正確なビートの演奏の快適さに目覚め、テクノスタイルが確立されました。
🎶 1974年にドイツの音楽グループKraftwerkがアルバム『Autobahn』をリリースし、コンピューターの無機質なリズムを強調した音がテクノミュージックと呼ばれるようになりました。
🎤 1978年に細野晴臣が坂本龍一と高橋幸宏を招き、Yellow Magic Orchestra（YMO）を結成しました。
🎵 YMOはコンピューターで生成された正確で均一なリズムで、元々揺れるリズムを持つ音楽を演奏しました。
🔍 YMOはコンピューターを使用して、民族音楽のリズム感を数値化し表現することに成功しました。
📀 1981年にYMOはアルバム『Technodelic』をリリースし、無機質なコンピューターリズムと人間が作るダイナミックなリズムを融合させる実験を行いました。
🥁 コンピューターの登場後もYMOはドラムとベースの可能性を追求し続けました。

Q & A

20世紀のポップミュージックの特徴は何ですか？
-20世紀のポップミュージックは、ダンスミュージックとして発展し、ドラムとベースがリズムを強調する特徴を持っていました。
1970年代に音楽にどのような大きな変化がありましたか？
-1970年代には、コンピュータが音楽に導入され、ドラムやベースを置き換えることでリズムに大きな変化が訪れました。
New Sizerとシンプルなコンピュータが登場した時期はいつですか？
-1970年代の終盤に、New Sizerという楽器とシンプルなコンピュータが登場し、音楽作りに大きな影響を与えました。
YMOのメンバーはどのようにしてコンピュータを音楽に取り入れ始めましたか？
-YMOのメンバーは、コンピュータを使って音楽を作り始めたのは、新しい音楽の可能性に興味を持ったからだと考えられます。
YMOのデビューパフォーマンスでカバーした曲は何ですか？
-YMOのデビューパフォーマンスでカバーした曲は、民俗音楽モチーフの「Exotica」です。
YMOはどのようにしてコンピュータと人間によるリズムを融合させましたか？
-YMOはコンピュータで生成される正確で均一なリズムと、人間が生み出すダイナミックなリズムを融合させることで、新しい音楽のスタイルを創造しました。
YMOの「Technodelic」アルバムの特徴は何ですか？
-「Technodelic」アルバムは、コンピュータのリズムと人間によるリズムを融合させる実験的な作品であり、コンピュータの使用が大きな特徴です。
YMOはどのようにして民俗音楽のリズムをコンピュータで表現しましたか？
-YMOは音の間隔を注意深く分析し、コンピュータを使って民俗音楽のリズム感覚を表現するのに成功しました。
YMOのメンバーはコンピュータを使用することでどのような新しい発見をしましたか？
-YMOのメンバーはコンピュータを使用することで、リズムの間隔を数値化し、民俗音楽のリズムを正確に分析することができたと言えます。
YMOの音楽にコンピュータの使用はどのように影響を与えましたか？
-コンピュータの使用は、YMOの音楽に正確で均一なリズムをもたらし、新しい音楽のスタイルを生み出しました。
YMOのメンバーはコンピュータを使って音楽作りにどのようにアプローチしましたか？
-YMOのメンバーはコンピュータを使って、リズムの間隔を数値化し、民俗音楽のリズムを分析することで、新しい音楽作りのアプローチを試みました。