【抽出検証】蒸らしの湯量でコーヒーの味わいは大きく変わります。【コーヒー】

Kenken Coffee

24 Mar 202316:01

Summary

TLDRこの動画では、コーヒーの抽出における蒸らし時の湯量が味わいに与える影響を検証しています。蒸らし湯量を20ml、50ml、80mlに変えて抽出し、TDS（総溶解固形物）と味の違いを比較しました。結果として、蒸らし湯量が少ないと酸味が弱く、蒸らし湯量が多いと酸味が強くなることが確認されました。この実験は、味わいをコントロールするための有効な方法を示しており、抽出効率を最大化するための最適な湯量が明確に示されています。

Takeaways

😀 蒸らしの湯量がコーヒーの味に与える影響を検証する実験。
😀 使用するコーヒー豆はケニアカリンドゥンドファクトリーAA、ウォッシュドシティロースト。
😀 コーヒーの挽き目はキングラインダーのK6100番を使用し、ドリッパーはハリオV60 01を選択。
😀 蒸らしの湯量を20ml、50ml、80mlの3つの量で比較し、それぞれの味わいの違いを検証。
😀 TDS測定結果は、20mlと80mlで1.54、50mlで1.58という微妙な差が確認された。
😀 20mlの蒸らしでは酸味が弱く、甘さと苦味が強く感じられる。
😀 50mlの蒸らしでは酸味が中程度で、バランスが良い味わいが得られる。
😀 80mlの蒸らしでは酸味が強く、フレッシュな酸味が際立つが、甘さが少し隠れる印象。
😀 蒸らしの湯量が多いほど酸味が強くなるが、甘さにはほとんど差がない。
😀 蒸らし湯量を適切に調整することで、コーヒーの味わいのコントロールが可能であり、抽出効率を最大化できる。

Q & A

蒸らしの湯量を変える目的は何ですか？
-蒸らしの湯量を変えることで、コーヒーの抽出効率や味わいに与える影響を検証しています。特に酸味や甘さ、苦味のバランスがどのように変化するのかを探ることが目的です。
どのコーヒー豆を使用していますか？
-ケニアのカリンルンルファクトリーAA、ウォッシュドシティローストに焼いたコーヒー豆を使用しています。
使用したグラインダーは何ですか？
-キングラインダーのK6100番を使用しています。このグラインダーはエスプレッソにも対応でき、ハンドドリップにも適しています。
蒸らしの湯量が異なると、味にどのような違いが出ますか？
-蒸らしの湯量が増えると酸味が強くなり、少ないと酸味が弱くなる傾向があります。湯量が少ない場合、甘さや苦味が強調されることがあります。
TDS（総溶解固形物）の測定結果はどのようになりましたか？
-TDSの測定結果は、20mlの湯量で1.54、50mlで1.58、80mlで1.54でした。TDSの差はほとんど感じられず、誤差の範囲内です。
TDSが異なるのに、味の違いは感じられるのですか？
-TDSの差は非常に小さく（0.04）、味覚的にはほとんど違いは感じられません。ただし、酸味やフレーバーの強さは蒸らし湯量によって明確に変化します。
蒸らしの湯量を多くするとどうなりますか？
-蒸らしの湯量を多くすると、全てのコーヒー粉がしっかり濡れ、酸味やフレーバーが強調されます。ただし、後半の抽出段階で使うお湯の量が少なくなり、TDSが下がる可能性があります。
最適な蒸らし湯量はどのくらいですか？
-最適な蒸らし湯量はコーヒー豆の2倍くらいの量、例えばコーヒー豆20gに対して約40mlの湯量が理想的です。
蒸らし湯量による味わいの変化をどう活用できますか？
-蒸らし湯量を調整することで、酸味や甘さのバランスをコントロールできます。少ない湯量では酸味が抑えられ、甘さが強調される一方、多い湯量では酸味が際立ち、フレーバーが豊かになります。
抽出中に最も重要な変数は何ですか？
-蒸らし湯量は非常に重要な変数であり、抽出効率や味のバランスに大きな影響を与えます。他の変数（粒度など）を調整した後に、最適な蒸らし湯量を見つけることが重要です。