積立投資家は「価格暴落」がお好き?(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】
Summary
TLDRこの動画では、価格が暴落した際の投資戦略について解説しています。毎月の積み立て投資は、価格が下がった時に有効で、保有数量が大きくなることで収益が大きくなると説明されています。シミュレーションでは、毎月1万円を積み立て、手数料は1.65%と設定して行われ、暴落パターンの方が最終的に収益が大きくなる結果になりました。保有数量を効率的に増やすためには、価格が下がった際に購入数量を増やす「後期チャンス」を利用することが重要です。最終的には、価格が反発して上昇する時に、保有数量を多く持っている方が有利とわかります。
Takeaways
- 💡 積み立て投資は価格が暴落した時に特に有効であるという戦略を探求している。
- 👤 スクリプトは楽天証券経済研究所の吉田さとが話している。
- 📊 2つのシミュレーションパターンを比較しており、1つは価格が大きく上がる冒頭パターン、もう1つは価格が暴落するパターン。
- 💰 毎月1万円を積み立て、手数料は買い付け時に1.65%の税込みで行うと仮定している。
- 📈 冒頭パターンでは20年間で価格が大きく上がり、その後横ばいになり、最終的には元々の価格の1.8倍に上がった。
- 📉 暴落パターンでは20年間で価格が半分になり、その後わずかに上がっても元の価格より低い水準で終わる。
- 🏆 暴落パターンの方が最終的に収益が大きく、保有数量が大きくなるという結果を出した。
- 🔢 保有数量は価格の水位と同じくらい重要で、価格が下がっても保有数量が増えれば利益は大きくなる。
- 📚 累積保有数量を比較すると、暴落パターンは984G、冒頭パターンは421Gとなっており、暴落パターンの方が多くなっている。
- 🛒 価格が下がるタイミングで購入数量を増やすと、最終的な収益が大きくなるという戦略を提唱している。
- 📉 暴落パターンでは価格が下がるにつれて毎月の購入数量が増え、長期低迷期間には冒頭パターンの約3倍の購入数量があった。
- 📈 暴落パターンでは最終的に価格が上昇し、効率的に保有数量を増やし、収益を大きくする戦略が有効であると結論づけている。
- 💼 楽天証券の株というサービスを利用して毎月の一定金額で購入する設定ができ、積み立て投資を効率化することができる。
Q & A
価格が暴落した場合の投資戦略とはどのようなものでしょうか?
-価格が暴落した場合の投資戦略としては、毎月一定額のお金を投資することで、長期的には価格の変動を平準化し、総保有数量を増やす方法が有効です。
純金積み立てとはどのような投資手法ですか?
-純金積み立ては、毎月一定額のお金を黄金に換金して蓄える投資手法です。価格の変動にかかわらず定期的に投資することで、リスクを分散化し、長期的な資産形成を目指します。
毎月の積み立て投資はなぜ価格暴落時に有効なのですか?
-価格暴落時に毎月の積み立て投資を行うことで、同じ金額でより多くの数量を購入できるため、総保有数量を効率的に増やすことができます。
保有数量とはどのような意味を持っていますか?
-保有数量とは、投資者が保有している資産の数量を指します。価格が下がっても保有数量が増えれば、総資産額は大きくなる可能性があります。
シミュレーションで示された2つの投資パターンとは何ですか?
-シミュレーションで示された2つの投資パターンは、冒頭パターンと暴落パターンです。冒頭パターンは初めの20年間で大きく上がり、その後横ばいになり、最終的には元々の価格の1.8倍に上昇します。一方、暴落パターンは20年間で半分以下に下がり、最後の10年間で少し上昇しますが、元の価格よりも低い水準で終わります。
冒頭パターンと暴落パターンの最終的な収益の違いは何ですか?
-冒頭パターンの最終的な収益は750万円であり、暴落パターンの最終的な収益は780万円です。暴落パターンの方が総資産額が大きくなる傾向にあります。
保有数量が価格とどのように関係しているのでしょうか?
-保有数量は価格の水位と同じくらい重要です。価格が下がっても保有数量が増えれば、総資産額は大きくなる可能性があります。逆に保有数量が少ない場合は、価格が上がっても収益が大きくならない場合があります。
価格が下がった場合に購入数量が増える理由は何ですか?
-価格が下がると、同じ金額でより多くの数量を購入できるため、毎月の購入数量が増えます。これは暴落時に積み立て投資を行って保有数量を増やす戦略を利用する理由です。
価格が上昇している場合と暴落している場合、どちらが積み立て投資に有利ですか?
-価格が暴落している場合の方が積み立て投資に有利です。価格が下がることで毎月の購入数量が増え、総保有数量を効率的に増やすことができます。
投資効率を上げるためにはどのようなポイントがありますか?
-投資効率を上げるためには、価格が下がった時に購入数量を増やす戦略を利用し、総保有数量を効率的に増やしていくことが大切です。また、最終的な価格上昇をうまく利用して収益を最大化することも重要です。
価格が上がっている銘柄と下がっている銘柄、どちらを積み立て投資に有利に使うべきですか?
-価格が下がっている銘柄を積み立て投資に有利に使うべきです。価格が下がることで毎月の購入数量が増え、総保有数量を効率的に増やすことができます。
楽天証券の株というサービスについて教えてください。
-楽天証券の株というサービスを利用することで、毎月の一定の金額で国内のETFや海外のETFを購入する設定ができます。このサービスを活用して積み立て投資を行うことができます。
Outlines
💰 積み立て投資と価格暴落の関係性
第1段落では、価格が暴落した際の投資戦略について解説しています。毎月一定額の資金を投資する方法とその有効性が説明されています。吉田さとさんによる楽天証券経済研究所の動画では、2つのシミュレーションパターンを比較分析しています。1つは価格が最初の20年間で大きく上昇し、その後横ばいになり、最終的には元々の価格の1.8倍に上昇するパターン、もう1つは初めから20年間で半分に下がり、その後わずかに回復するパターンです。毎月1万円を積み立て、手数料は買い付け時に1.65%の税込みと設定し、最終的な収益を比較しています。その結果、暴落パターンの方が収益が大きくなることを示しました。保有数量が大きくなるほど、価格が下がっても利益が大きくなるという要素も重要なポイントとされています。
📈 価格の変動と購入数量の関係
第2段落では、価格の変動とそれに伴う購入数量の変化について説明しています。冒頭パターンでは価格が上がるにつれて購入できる数量が減少する一方、暴落パターンでは価格が下がるにつれて購入できる数量が増加していくという傾向が示されています。特に、価格が低下すると購入数量が劇的に増えるという曲線的な関係が強調されています。この分析に基づき、価格が下がる銘柄の方が積み立て投資においては有利であると主張しています。また、価格が0円に近づくほど購入数量が増える例を用いて、投資の効率性を説明しています。
🏦 積み立て投資の効率化と関連商品の紹介
第3段落では、積み立て投資を効率化するためのアプローチと、関連商品を紹介しています。価格の下落や低迷を利用して保有数量を効率的に増やす方法が提案されています。逆に価格の上昇は非効率的であると指摘し、一定の価格反発が必要なと結論づけています。さらに、毎月投資する設定ができる楽天証券の株というサービスを紹介し、積み立て投資を活用するよう促しています。
Mindmap
Keywords
💡積み立て投資
💡価格暴落
💡保有数量
💡シミュレーション
💡税込み
💡分配配当金
💡冒頭パターン
💡暴落パターン
💡購入数量
💡効率化
Highlights
今回の動画では、価格が暴落した場合の投資戦略について詳しく述べます。
毎月コツコツと純金を積み立てる手法が価格暴落時に有効である理由を説明します。
暴落パターンでは、保有数量が増えることで最終的な収益が大きくなることを示します。
シミュレーションでは、毎月1万円の積み立てを行い、2つの価格パターンを比較します。
冒頭パターンと暴落パターンの収益を比較し、暴落パターンの方が有利であることを示します。
暴落パターンの方が保有数量が増え、最終的な資産額が大きくなる理由を詳しく説明します。
保有数量が多いほど、価格が下がっても利益が大きくなる可能性があることを強調します。
暴落パターンでは、累積保有数量が冒頭パターンの約2倍になったことを示します。
価格の下落が保有数量を効率的に増やす機会であることを示します。
価格が上がると購入数量が減るため、暴落パターンの方が効率的に保有数量を増やせることを説明します。
月々の購入数量の推移を示し、暴落パターンでは購入数量が増えることをグラフで示します。
価格が下がると購入数量が増える理由を具体例で説明します。
価格が下がれば下がるほど購入数量が増えることを強調します。
暴落時に積み立てを行うことで効率的に資産を増やせることを提案します。
楽天証券のサービスを利用して、毎月の積み立て投資を行う方法を紹介します。
Transcripts
今回は価格が暴落した場合の投資戦略に
ついて考えていきます純金積み立てなどが
ありますけれども毎月コツコツ買っていく
手法がえなぜ価格暴落時に有効であるのか
そして保有数量とは何かこれらを詳しく
述べていきますえ動画を最後までご覧
くださいこんにちは
楽天証券経済研究所の吉田さと申します
どうぞよろしくお願いし
ます今回は積み立て投資についてお話をし
ますこちらの通りに積み立て投資化は価格
暴落がおきというタイトルでお話をいたし
ます暴落が大きなポイントであるという
ことを今回の動画で申し上げますでは
こちらをご覧
くださいまず
はシミュレーションをしてみます2つの
パターンを用意しました条件は毎月1万円
積み立てをし
ます手数料は買い付け時に1.65%の
税込みそして分配配当金なし再としせず
この条件で積み立てを行ったということに
しますそして価格のパターンは2パターン
あります1つは冒頭パターンもう1つは
暴落パターンです冒頭パターンは初めの
20年間で大きく上がりましたそして月の
20年間で横ば最後の10年間でまた
上がり最終的には元々の価格の1.8倍に
上がったということ
です一方で暴落パターンなんですが元々の
各部から20年間で半分になった最後の
10年間で少し上がっただけれども元々の
価格よりも低いところで終わったという
パターンです
ね毎月1万円積立てしますこのパターン
冒頭パターンと暴落パターンどちらの収益
が最終的に大きくなったんでしょうか
答えはこちら
です暴落が運用を好転させる場合があるん
です
ねこれが答えです最終的には暴落パターン
の方が収益が大きくなったんですね投資金
は合計600万円でした暴落パターンは
投資金を含めて
780円冒頭パターンは750万という
ことで暴落パターンの方が資産の額が
大きくなったんですね暴落するとなぜ資産
の額が大きくなるのかなぜ冒頭パターン
よりも大きくなるのかここにですね保有
数量という要素が関わってきます保有数量
が大きくなっていけばいくほど価格が
下がっていても利益が大きくなりやすいと
いうことですね保有数量は価格の水位と
同じくらい重要なん
ですこちらの通りですねえ2つのパターン
の累積の保有数量の水を見てい
ます最終的に暴落パターンは
984Gこのケースでありますとグムと
いう単位をあえて用いています暴落
パターンは最的に
984Gでした一方で冒頭パターンは
421Gでした半分以下だったんですね
冒頭したけれども保有数量は半分以下と
いうことなんですね基本的には収益は保有
数量をかける価格で計算をしますですので
価格がいくら上がっていっても保有数量が
効率的に増えていない場合は
価格が下がったケースよりも収益が大きく
ならないケースがあるんですね逆を言い
ますと価格は下がっているんだけれども
保有数量を効率的に増やしていったケース
の場合は価格が下がっても収益が大きく
なるケースがあるわけですつまり保有数量
をいかに効率よく増やしていくかここが
大きな大きなポイントなんですね
えこちらを見ていただきますと価格の下落
のタイミング
こそ購入数量を増やす後期チャンスなん
です
ねこちらがですね月々の購入数量を示して
い
ます冒頭パターンの場合は価格がどんどん
と上がっていったケースなわけですので
毎月購入できる数量というのは減っていく
ケースにありました毎月1万円投資をする
わけです金額が決まっていますそして価格
はその時によって変動するわけですが価格
が上がっていけばいくほど購入できる数量
は減るんです金額が変わらないわけですの
で価格が上がれば購入できる数量は減り
ますですので価格急当時月々の購入数量が
減ることになりますそして価格が高止まり
している期間というのは月々の購入できる
数量は低迷するわけですねそしてなお価格
が上がったこの期間においてはなお購入
数量が減ったということで冒頭パターンに
おいてはこのような推移を示していました
価格が上がれば上がるほど毎月の購入数量
が減っていったということなんですね全く
逆のケースで暴落パターンですね価格が
暴落しました0円にどんどんと接近して
いきましたこの状況においては曲線を描い
て毎月の購入数量は増えていくわけです
ですのでどんどんと大きくなっていきまし
たそして価格の長期低迷期間というのは
横ばいなわけですけれどもこの横ばいの
期間というのがなんと冒頭パターンの
およそ3倍もの購入数量がありました毎月
3倍の購入数量があったんですねここで
大きく差が出たわけですそして最後は価格
は上昇しましたのでこの局面においては
暴落パターンではありますけれども購入
数量は減っていったということですねま
これらの月々の推移を経て累積で見ていき
ますと冒頭パターンは暴落パターンの半分
暴落パターンは冒頭パターンの2倍の保有
数量になったということなんですね保有
数量かける価格で収益を計算しますどちら
が効率よく保有数量を増やすことができる
のかと考えますとやはり価格は暴落した方
が有利であると言えると思い
ますまこちらはですね補足なんですけれど
も0円に接近すればするほど曲線を描いて
購入できる数量が増えるということをここ
で示してい
ます例えば1万円だった価格が下がって
下がって下がっていう風に下がれば下がる
ほどなんですけどもこの条件に当てはめて
みていきますと購入できる数量は例えば
6500からが4500円に2000円
下がった場合はプ0.6gなんですけども
なんと4500円から2500円に同じ
2000円下がっているんですが今度は
プラ1.7gなんですねそしてもっと言い
ますと2500円から500円に下がった
ケースこの場合はなんとプ15.7Gなん
ですね下がれば下がるほど曲線線的に月々
の購入数量が増えるということをこの
グラフは示していますまこの部分もあり
ましてやはり今高い今どんどんと価格が
上がっている銘柄よりは価格が下がる銘柄
安くなる銘柄もっと言えば0円に接近する
ような銘柄このような銘柄がま今後ですね
えま月々えま購入するコツコツと買って
いく投資においではあ有利であると考えて
い
ますこちらですねえ効率化のコツなんです
けれども暴落は利用するものということ
ですねえ積み立て投資を効率化するために
はまずは暴落を利用するということですで
この暴落を利用することによって効率的に
保有数量を増やすそして最後の価格上昇を
うまく利用して収益を大きくするこの
ケースであればですねえ効率ができると
考えています単純に立投資の収益について
は保有数量をかける価格なわけですので
保有数量に関しましては価格の下落低迷を
利用すれば効率的に増やすことができると
いうことです逆言えば価格の上昇や急とに
ついては非効率的であると言えますそして
最後一定程度価格の反発が必要ということ
でまこれらの条件が合致すればですねえ
毎月買っていく全投資においては非常に
効率よくできると言えると思います冒頭し
ている銘柄価格がどんどんと上がっている
銘柄目立っている銘柄これが必ずしもえ
いいわけではないいうことをですねこの
資業は伝えてい
ますではえ関連する商品をご紹介いたし
ますえ初球え中級という風に分けてに見
ましたえ純金積み立てスポット購入ですね
投資信託においてはですねえ毎月え買って
いく設定ができますしえ国内のETF海外
のETFま様々ありますけれどもこれらは
ですねえ楽天証券の株というサービスをご
利用いただくことによって毎月の一定の
金額でえ購入する設定ができますので是非
ですねえまご活用いただければ幸いです
え今回は積立て投資川価格暴落がお好きと
題してお話をさせていただきましたまた
次回もどうぞよろしくお願いいたします
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