【知らないと詐欺にあう?】「コロナ前の経済に戻った」「給与は上がらない」の報道はウソ?メディア情報の真実を見抜く“正しい情報収集方法”4つのポイント(経済アナリスト・森永康平)【NewSchool】
Summary
TLDRこのビデオスクリプトでは、日本の経済成長の停滞とその背景について分析しています。30年間同じ成長を続けた国々が戦争や内乱を経験している中、日本の経済状況は安定していると指摘しています。経済に関する知識の欠如や誤解は危険であり、外部環境を無視した計画は成功しないと述べています。また、経済政策の理解が不足していると指摘し、国民が経済状況や政策を理解することが重要だと強調しています。経済アナリストの森永康平氏は、マクロ経済の理解を深めることで、経済成長の鍵を握ることを提唱しています。
Takeaways
- 📈 スクリプトでは、日本の経済成長が過去30年間でほとんど変化がないという奇妙な状況が指摘されています。
- 💡 経済に関する知識がないと非常に危険で、半端な知識を持つと詐欺などに陥りやすいと強調されています。
- 🏦 外部環境を無視して独りよがりの計画を立てても成功しないというメッセージが伝わってきます。
- 📊 データを見ることが重要で、複合的な視点がなければ経済全体を理解できないと述べています。
- 👦 小学生レベルの理屈がわからない人が経済政策を決めているため、経済成長が見られないと分析しています。
- 🏠 経済に関する知識がないと、家を買うときや転職活動、事業開始時にうまくいかない可能性があると警告しています。
- 🌐 マクロ経済は為替や金利、物価、失業率など、国民一人一人に関係する重要な概念であり、理解を深めるべきだと提案しています。
- 🤔 メディアの報道は必ずしも正確ではなく、一度の報道だけで判断するのは危険で、一次情報に目を向けるべきだとアドバイスしています。
- 📊 データそのものは嘘をつかないが、解釈する人が誤解を招くことがあると指摘しています。
- 📉 2020年の消費増税が日本のGDPに大きな影響を与え、その後の経済復旧はその影響から回復していると見なされるべきだと説明しています。
- 📈 経済が回復しているかどうかを判断するには、単純な数字の比較ではなく、経過を継続的に観察することが重要だと主張しています。
Q & A
日本の経済成長が過去30年間で停滞している理由は何ですか?
-日本の経済成長が停滞した理由は、戦争や内乱などの政治的、社会的な要因があると説明されています。また、経済に関する知識の不足や政策の失敗も影響しているとされています。
経済に関する知識がない状態はなぜ危険ですか?
-経済に関する知識がない場合、詐欺や不適切な投資に巻き込まれるリスクがあります。また、事業の開始や資金調達の際に適切な判断を下せないことがあり、失敗する可能性が高まります。
マクロ経済とは何を指し、なぜすべての国民に関係があると言えますか?
-マクロ経済とは、国内総生産や為替レート、金利、物価、失業率などの経済全体を指します。国民はこれらの要素に直接または間接的に影響され、家を買う際の金利や物価の変動などが日常生活に関係しています。
経済情報を正しく理解するためには、どのようなアプローチが重要ですか?
-経済情報を正しく理解するためには、一次情報に直接アクセスし、データをグラフ化して分析することが重要です。また、メディアの報道は一部だけを切り抜いていることがあるため、元の情報源を確認することが求められます。
森永康平経済アナリストはどのような活動を行っていますか?
-森永康平経済アナリストは、メディアで活躍しながら、自身の会社マネーで金融教育や企業への戦略立案を行っています。また、ビジネスパーソンや事業責任者に対してマクロ経済の理解を促進しています。
GDPの推移を分析する際に注意すべきポイントは何ですか?
-GDPの推移を分析する際には、特殊なイベント(例:消費税の引き上げ)の影響を考慮に入れ、その前後を比較することが重要です。また、数字だけでなく、その背景や要因も理解することが必要です。
企業の倒産件数が不況時に減少する理由は何ですか?
-企業の倒産件数が不況時に減少する理由として、政府による無担保無利子の融資支援があることが挙げられます。これにより、資金繰りが維持されるため倒産を回避できる企業が増えています。
経済データをグラフ化する際に注意すべきことは何ですか?
-経済データをグラフ化する際には、軸の選択、季節性の考慮、データの範囲や期間を適切に設定することが重要です。これにより、データの本当の意味を正しく理解し、誤解を避けることができます。
経済情報を分析する際に、なぜ仮説を立てながらデータを観察することが重要ですか?
-仮説を立てながらデータを観察することは、データの背後にある経済的要因や政策の影響を理解する上で有効です。これにより、予期しないデータの変化や矛盾を捉え、深い洞察を得ることができます。
経済分析における「一次情報」と「二次情報」の違いは何ですか?
-「一次情報」とは、直接データや報告書などの元の情報源からの情報であり、「二次情報」は、メディアやコメントなどで改変された情報です。一次情報を利用することで、正確な分析が行えるため、経済分析においては重要です。
経済分析において、なぜデータの矛盾を探することは重要ですか?
-データの矛盾を探することは、経済政策の不一致や予期しない経済現象を特定する上で重要です。これにより、経済の本当の状況を理解し、より適切な判断を下すことができます。
Outlines
🇯🇵 日本の経済成長の停滞
日本の経済が成長しない理由について、森永康平氏が解説しています。過去30年間、日本の経済成長は停滞しており、戦争や内戦が原因で経済が停滞している国と同じ水準にあることを指摘。データの重要性や、正確な経済知識がないと詐欺に引っかかる危険性についても言及しています。また、経済政策を決める人々の知識不足が経済の成長を妨げていることを強調しています。
💹 マクロ経済の重要性
森永康平氏は、経済アナリストとして経済の知識を広める重要性について話しています。特にマクロ経済の理解が重要であり、為替や金利、物価、失業率などが個々の生活にどれだけ影響を与えるかを説明。メディアが報じる経済情報には偏りがあるため、一次情報を自ら確認する必要性を強調しています。
📊 データの解釈と一次情報の重要性
日本のGDPに関する報道について、一次情報を確認する重要性を述べています。コロナ前の水準を回復したとする報道が事実であるが、その背後にある消費増税の影響を考慮する必要があると指摘。また、データをグラフ化して分析することで、経済政策の矛盾や意外な事実を発見する方法を説明しています。
📉 不況時の企業倒産件数の減少
企業の倒産件数がコロナ禍で減少した理由について解説しています。通常、不況時には倒産が増えるが、コロナ禍では中小企業救済のための無担保無利子の融資(00融資)が行われたため、資金繰りがつき倒産が減少したと説明。このような特殊事情を理解することで、経済データの異常を正しく解釈する重要性を強調しています。
Mindmap
Keywords
💡経済成長
💡マクロ経済
💡一次情報
💡GDP
💡経済政策
💡消費増税
💡データの解釈
💡企業倒産件数
💡金融緩和
💡00融資
Highlights
日本の経済成長が過去30年間で停滞しているという指摘。
経済成長が停滞している国々は戦争や内乱を経験していると比較。
お金に関する知識の欠如が非常に危険であると警告。
詐欺にかかるリスクがあると述べ、外部環境を無視する計画は成功しない。
経済政策の理解が不足していると批判、経済成長に影響がある。
経済に関する基本的な知識を広く知ることが重要であると強調。
森永康平氏が経済アナリストとしてメディアで活躍し、金融教育を行っている。
マクロ経済を理解することの重要性について提唱。
マクロ経済が国民の日常生活にどのように関係しているか説明。
メディアにおける経済情報の報道方法に対する疑問を呈し、一次情報の重要性を説く。
GDPの概念と日本の経済成長の実際を比較し、誤解を解く。
2019年10月の消費税引上げがGDPに与えた影響について解説。
経済成長の実際を理解するためには、巡航速度での成長を考慮するべきだと主張。
内閣府のホームページでGDPデータを確認する方法を紹介。
日銀の金融政策変更に関する誤ったメディア報道を指摘。
データの解釈と正しい情報収集の方法を説明。
企業の倒産件数が不況と矛盾するように減少している点を指摘。
ゼロ金利融資が企業倒産件数に与えた影響について解説。
経済データを正しく解釈し、経済状況を理解することの重要性について強調。
Transcripts
日本の経済が成長しないかって不思議です
よねやばくないですか日本とこの30年間
同じ経済成長だった国は戦争してるか内戦
してるかおかしいでしょそれと
お金の知識はないっていうのは非常に
危ない話で中途半端に知ってたら知ってた
で逆に今度詐欺とかで引っかかるんですよ
資金調達しようとか新しく事業を始め
ようって思った時に外部の環境わからない
のに自分はこうしたいって
独りよがりな計画立てても絶対うまくいか
ないんですよデータ見てないですとか人間
じゃないと思うレベルでデータ便の
当たり前だと思ってる全部複合的見ないと
話にならないでしょうと
小学生レベルの理屈がわからない
簿記3級が受からないみたいな連中がマジ
で経済政策を決めてるから
経済が伸びない
経済って聞くとあまり自分に関係ないなと
思ってる方多いと思うんですけどもまあで
も経済のことよくわかってないとか
経済政策今何が行われてるっていうのが
分かってないと例えば家を買うとか
転職活動するとか自分で事業するっていう
時になかなかうまくいかない可能性がある
んですよねなので別に皆さんがエコノミス
とか
経済アナリストとかじゃなかったとしても
やっぱ経済のことはちゃんと知っておいた
方がいいというふうに思いますしその経済
がどうなってるかそしてその
経済状態を打開するためにどんな政策が
とられているかっていうのは
幅広く多くの国民が知っておくべきことだ
と思ってます
森永康平
経済アナリストとして各メディアで活躍
する傍ら自身の会社マネーで金融教育や
企業への戦略立案を行っている
そんな森永がビジネスパーソンや事業責任
者にしっかりと理解してほしいと提唱する
のが
マクロ経済だ
簡単に言うと我々を囲んでいる
経済的な環境全般をさせていて分かり
やすいところで言うと例えば
為替とか金利とかっていうこともマクロ
経済ですしちょっと難しいところに行くと
物価であるとか
失業率とかこういうものを全てがマクロ
経済という風に言っています例えば海外
旅行行く時は
為替が自分にも関係してくるし家を買うっ
てなると金利は住宅ローンとして関係して
くるしということで実はすべての国民に
関係のあるものっていうのがこのマクロ
経済なんですね
我々が日々テレビや新聞
ネットで目にする経済情報のほとんどが
マクロ経済に関するものだしかし
森永はその情報に関して
疑問を呈するニュースで報じられている
ことっていうのは全てが嘘だとは全く
勇気はないですけどもただやっぱ今の
ネットの時代っていうのは見られてなんぼ
っていうところがあるので結構切り取って
大げさに表現していたりとか
報道したいようなところだけを切り抜いて
いるケースっていうのがありますこれは
発信する側を僕らはコントロールすること
はできないので
鵜呑みにするんじゃなくてやはり一次情報
元のデータに当たって自分の目で調べて
いくとこういう癖をつける必要があるん
じゃないかなと思います
大事なのは一次情報を読み解くことそこで
森永が授ける4つのポイントがこちら
一つ目が
分かりやすい表現に騙されないということ
です
これも今のメディアを
活用して情報収集してる人たちは本当に気
をつけなきゃいけないことだと思います
その一例を
森永が解説するこの
グラフはコロナ前後日本のGDPの推移を
表しているこのタイトルに書いてあります
日本はすでにコロナ前の水準を回復したと
いう報道がよくなされていますじゃあこの
日本はコロナ前の経済水準を回復したと
いう表現が嘘かどうかというファクト
チェックをしてみたいと思いますそもそも
経済水準って何って話をすると
基本的に経済の
規模とか水準とかってメディアがいる時は
このGDPというものを使いますGDP
っていうのは国内総生産と呼ばれるもの
ですね
ちなみに日本は世界第3位の経済大国と
かって言いますけど何が3位なんだって
言ったらこのGDPの金額が3位だって
いう話ですでこのGDPの
水準を見てみましょう実学
ちなみこの報道がめちゃくちゃ出た時日本
はコロナ前の水準を回復したという報道が
やたらと出された時っていうのは2022
年の第3四半期です
ちょうどコロナが収まる直前ぐらいその時
の金額見てください
543.6兆円です
じゃあメディアが言うコロナ前ってどこな
の」って言うとだいたい2020年の日本
だと2月ぐらいからコロナが始まりました
からってことは2020年の第1四半期に
はもうコロナが始まっているという風に
考えるのでコロナ前っていうのは2019
年の第4四半期を指してるわけですね
コロナ前の水準を見ると
540.7兆円ということになっています
なのでここで比較してもらえば確かに
540.7より
543.6の方が数字は大きいですから
確かにコロナ前の水準を回復したという
表現が
嘘ではないことはわかるかと思います
ただし
結局このコロナ前の水準を回復したという
いわゆる二次情報を見てしまうと僕らは
意思決定を誤ることになるということなん
ですね
それはどういうことかというと日本はもう
コロナ前の経済水準まで戻ったんだって
いう風に考えてしまうと日本の経済って
めちゃくちゃ良くなってきてるように感じ
ちゃうわけですでしかも数字を見ても確か
に嘘じゃないと
我々が気をつけなきゃいけないのは実は
ここにトラップが仕込まれていて
ここなんですよねこの下がりっぷり
2019年の第3四半期には
557兆円もあったのがなぜかたった3
ヶ月で20兆円弱GDPが失われてしまっ
た何が起きたのかっていうと2019年の
10月に
消費税を8から10%に上げたことによっ
てこれだけのGDPが落ちてしまったわけ
です
なので
日本以外の国はこの比較でOKだと思い
ますつまりコロナ前と今の水準を比較して
今の方が高いんだったらコロナ前を回復し
たから
経済は強いよねっていう分析はOKだと
思いますただ日本に関してはたまたまです
けどコロナ前のもう1個前の四半期に
消費増税というイベントが特殊院が起きて
しまっているので
元々の直近の経済の水準に達したって本来
判定するためにはこっから巡航速度で成長
してた場合を考えて560から570兆円
ぐらいこのレンジに来てれば日本経済は
完全戻ってきたという風な判断を本来はし
た方がいいだろうとただ二次情報は
切り抜きができちゃうからこことそこだけ
を確認して強いって言っちゃうけどそれだ
と我々の
判断は間違っちゃうわけですよね本当に
日本が強いんだったらこの水準になきゃ
いけない
情報を正しく手に入れるためにはやはり一
次情報を自ら確認することを
森永は進めている
では今回のGDPの場合どこで確認するか
というと内閣
府のホームページに行けば普通に出てます
内閣
府のホームページにこの四半期別のGDP
速報っていうのが3ヶ月にいっぺん更新さ
れるのでここをクリックすれば
PDFがここにありますけどこの下の方に
行くと
Excelのデータも載ってますんで
エクセルのグラフを
落としていただければ普通にダウンロード
ができます
では次にいかに二次情報を信用してはいけ
ないかその一例を紹介してもらう
去年黒田総裁日銀の黒田総裁が
まあちょっと知らない方もいるかもしれ
ないですけどもこの金融政策の修正を発表
しましたイールドカーブコントロールと
いういわゆるYCCと呼ばれるものを
見直しますっていうニュースが出ました
その時に多くのメディアは何を報道した
かついに黒田日銀が利上げをしたとか金融
緩和を解除したという報道していました今
ここに載ってるグラフというか表はあり
ますねこれ何かって言うと別れ僕作って
ないです日本銀行が日本銀行のホーム
ページに上げてた資料をそのままコピペし
てます
日銀が今回やりますと言ってこと国債の
買い入れ額を大幅に増額します月
7.3兆円買ってたの9兆円に増やします
と言っています明らかに金融緩和ですよ
これ関を強化してます
そして今まで10年債を買いまくってた
けどこれからは全ての年限を買います」
って言ってるわけだから今までこの10年
生だけピコッと押さえてたけど全部抑えに
行きますわという話をしてるわけですね
これが理解できてれば分かりますよね
利上げしてねえじゃんっていう話だし金融
緩和は解除どころはより強くしてるじゃん
ということに気づくわけです
でも恐ろしいですよね皆さんが知ってる
ような新聞大手の新聞社はほとんどこの
ニュースが出た時に黒田日銀利上げとか
黒田日銀金融緩和解除っていう
報道を普通にしてました
YouTubeとかをやってる金融系の人
たちはこれは再生数稼げるって事でこの
ニュースが出た瞬間YouTubeで上げ
た奴らいっぱいいるんですよ
つまりいつも皆さんに情報
提供してる連中ですら普通に日銀のホーム
ページに行ったら書いてあんのにこれを見
ないで多分新聞とかの報道を受けてえ黒田
さん緩和やめたのってなって
YouTubeにあげなきゃって言って
YouTubeに発信してるそれはこれ3
次情報なんですよ一次情報があり
位置情報読めないで発信しちゃった二次
情報がありそれを受けて3次情報で
YouTubeで配信しちゃったって人が
いっぱいいるわけです表面的な情報を
受け入れちゃダメよって言ってる理由は
まさにそれです
続いて
位置情報を読み解くポイント2つ目は
データは嘘をつくことはなくて
むしろデータを使う人が
嘘をつくっていうのがほとんどの計算で
まずは一次情報のデータを見るとただその
数字を並べてもよくわからないという方
いると思うのでその次にやることとしては
そのデータをグラフにしてみると
グラフにしてみると自分が思ってたことと
データにちょっと違和感があるなっていう
のが生じることってよくあることなので
その場合は何でそこに違和感があるのかと
いうところを調べていくと今の経済政策の
矛盾だったりとか
意外なデータの発見っていうことができる
かなと思います
[音楽]
経済を見ていくと不思議なことに一見する
と
矛盾するようなことが起きるということも
知っておいていただきたいと思いますこれ
今企業の倒産件数を示していますこっちは
いいですこっちの青い方だけ見てみて
ください
2019年の1月つまりコロナの前から見
てます
でこれ皆さん別に経済の知識がどれぐらい
あるかないかっていうのは関係なく
常識で考えてほしいんですけど
常識的に考えたら不況が起こると
企業の倒産は増えます
逆に後継機の時は企業の倒産は増えない
ですよね
景気がいいんだから
にもかかわらずちょっとその前提に立つと
このグラフって気持ち悪いなって思うん
ですよなんでかって言うとこの中2020
年に入ってから
倒産件数が減ってるんです
この中が不況じゃないってわけがない
でしょと
常識と真逆が起きてます不況なのに倒産
件数が減ってます
こういうところになんか違和感を感じれる
事っていうのがマクロ経済を見る時の
すごく大事なポイントです
なので今これをパって皆さんが見た時に
なんか棒グラフがあるなーとか
それぐらいしか受け止められてなかったら
それは多分やり直した方がよくてまずパッ
と見た時にとりあえず上下してますねと
増えたり減ったりしてますねこれぐらい
わかってほしいというところですけど次に
やるべきなのはそもそもこのグラフが何な
のかと
倒産件数ですねとじゃあ次に見るのは
やっぱこの軸ですよね
いつ増えてていつ減ってんのかっていう
ものを
季節性とかを考えてみてみるとそうすると
やっぱりなんとなく今言われてみて思うと
なんか2019年ってだいたい平均して
600から700ぐらいの水準だったのが
なんかやたら20年後半から水準が落ちて
きたなということに気づくと思いますそこ
でどんどん自分の中でデータを見ながら
仮説を立てていくんですねまず仮説の前提
にあるのは不況の時に倒産増えるという
当たり前の前提があって
あれでも不況になったよなこの中で何で
減ったんだっけっていうところにまず思考
を進めていかなきゃいけ
野球ちょっと早速聞いてみたいと思います
けどこの中で倒産件数が減った理由はこれ
だっていう
わかる方います
どうぞ
はいそうですね
中小企業救済の目的で行われた00融資だ
が2023年7月以降に返済が始まる企業
が増えていき年内にピークを迎えると言わ
れている
企業が倒産する条件というの知らない人
たちが多いです
よくある学生の間違いは赤字になると倒産
になると思ってる子いるんですけど
いやいやいやと上場企業で腐るほど倒産し
てあの赤字とかあるんですけどっていうて
か赤字なのに上場してるとこあるんです
けどっての考えると
企業が潰れる条件は赤字だからじゃなくて
資金繰りが
立ち行かなくなったら終わりだとで今お話
に上がった通り国がですねこのタイミング
で何をしたかっていうといわゆる00融資
無担保無利子の融資をしてくれたので
企業は経営が事業ができなくても資金繰り
はついたわけですね金融機関に行けばお金
借り入れたんでということで倒産件数が
減ったという特殊事情があったわけですな
のでこのグラフを見て不況でも倒産が減る
ことはあるんだではなくて何で減ったん
だっけっていうのを考えると
00融資があったからなんだって話になる
わけですが
こっからさらに思考を進めます
これが皆さんがcfoだったり新規事業の
責任者とはやらなきゃいけないことです何
かって言うと
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