【売上高10倍、営業利益率5割:一休のデータドリブン経営】顧客行動データが肝/データドリブンがなぜうまくいかないか?/成功例はZOZO/データドリブンのステップ/日本と米国の差【一休・榊淳社長】

PIVOT 公式チャンネル
28 Feb 202433:25

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、データドリブン経営に焦点を当てています。ゲストとして一級社長の坂木氏が登場し、新しい本「データisボス」について話しています。彼は、データがビジネスにおける重要性と、どのようにして顧客行動データが経営戦略に役立つかを詳しく説明しています。また、データドリブンなアプローチが企業の成長にどのように貢献するか、具体的な例を挙げながら解説しています。このビデオは、データを活用してビジネスを成長させる方法に関心のある経営者やマーケターにとって非常に有益です。

Takeaways

  • 📈 データドリブン経営はビジネスの中心であり、市場が成長していない中でも競争優位を築くことが可能。
  • 🔍 データを活用することで、少ない資本と人材で成長を達成できる。
  • 💡 データは顧客行動を深く理解するための鍵であり、顧客理解が戦略の成功に直結する。
  • 📘 「データisボス」という書籍が、データドリブンのアプローチを紹介し、実践へのきっかけを提供。
  • 🚀 坂木氏は、データサイエンスとビジネスの融合を通じて、顧客中心のサービスを提供。
  • 🤖 データドリブン経営は、技術だけでなく、ビジネスの課題解決にも焦点を当てる。
  • 📊 データの活用は、ビジネス人材とデータ人材の連携が重要であり、そのギャップを埋めることが課題。
  • 👥 データドリブンの成功は、組織文化としてのデータ利用の普及に依存する。
  • 🌐 データドリブンはグローバルな競争においても重要であり、日本企業が追いつくためには積極的な取り組みが必要。
  • 📚 データを「酸素」のようにみんなで共有し、全員が利用する文化を作ることが、データドリブン経営の本質。

Q & A

  • 坂木さんのキャリアについて教えてください。

    -坂木さんは、金融工学を大学院で勉強し、その後銀行でデリバティブトレーディングに携わりました。その後、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学びました。BCGでコンサルタントを経験し、最終的にピボットに入社しました。データサイエンティストとビジネスの両方の経験を持っています。

  • データドリブン経営がビジネスのど真ん中であると言う意味は何ですか?

    -データドリブン経営では、顧客行動データが重要な役割を果たします。顧客の心理を表現するデータを分析することによって、顧客理解が深まり、より良い戦略を立案することができます。ですので、データドリブン経営は、ビジネス全体の中心となる考え方と言えます。

  • データドリブン経営を成功させるためのステップは何ですか?

    -データドリブン経営を成功させるためのステップは、1)データの整備、2)組織としてデータ活用の共通理解を作ること、3)データの見える化、4)顧客理解の深化、が重要だと指摘されました。この順序を踏んで、組織全体でデータドリブンの実践を進めることが鍵となります。

  • ピボットアプリの業績はどうでしたか?

    -ピボットアプリの業績は非常に好調で、2022年3月期の売上高は350億円、営業利益は180億円で、営業利益率は約50%にもなっていました。これは市場の成長以上の急成長を示しています。

  • データドリブンのビューティーとは何ですか?

    -データドリブンのビューティーとは、市場の成長に関係なく競争優位を築くことができること、人件費等のコストを抑えながら成長できること、時間とともにリピーターが増えて利益が福利的に上がっていくことが挙げられました。これらが、データドリブン経営の強みであると指摘されています。

  • データサイエンティストと経営者の協働のポイントは何ですか?

    -データサイエンティストと経営者の協働のポイントとして、経営者がデータサイエンティストの話をある程度理解し、方向付けをすることが重要だと言及されました。単にレポートを受け取るだけでは不十分で、サイエンティストの言葉を理解し、適切な指示ができることが協働の鍵となります。

  • データドリブン経営の本質とは何ですか?

    -データドリブン経営の本質は、データを「酸素」のように捉え、組織全体で共有し活用することにあります。データは、みんなで共有すべきもので、見れば見るほど価値が下がることはありません。このような考え方が経営の本質的な部分を占めるべきだと指摘されています。

  • グローバル企業がデータドリブン経営を進めるなかで、日本企業はどうすべきですか?

    -グローバル企業は世界規模でデータを活用しているため、日本企業はすぐには追いつけません。まずは国内市場で勝つことを目指し、そこで勝てるようになった上で、徐々に国際展開を見据えるべきだと指摘されています。国内外の市場を分けて、段階的にアプローチすることが重要です。

  • データドリブン経営のカルチャー作りには何が重要ですか?

    -データドリブン経営のカルチャー作りには、データを社内で共有し、ファクトベースでディスカッションすることが重要だと指摘されています。ピボットでは、社員が毎週データを分析してレポートをする習慣を持つことで、データドリブンなカルチャー作りを進めています。

  • データドリブン経営の本では、どのような主張がなされていますか?

    -データドリブン経営の本では、ビジネス視点でデータ活用を考えることの重要性が主張されています。また、データドリブン経営はテクノロジー企業だけの話ではなく、あらゆる業界で適用できるビジネスの話であることが強調されています。

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