【9分で解説】介護職員のための個人情報及びプライバシー保護に関する研修
Summary
TLDRこの動画は、個人情報保護とプライバシー保護に関する研修内容を扱っています。介護サービスにおいて個人情報の適切な取り扱いやプライバシーの尊重がいかに重要かを説明し、具体的な対策や配慮点について解説しています。視聴者には個人情報の匿名化、問い合わせ対応、緊急時の情報共有などのポイントが紹介され、プライバシーを守るための注意点も述べられています。最後に、他の研修動画も用意しているので、チャンネル登録を促しています。
Takeaways
- 🎵 個人情報保護及びプライバシー保護に関する研修を行う。
- 👍 個人情報とプライバシーは繊細でデリケートな情報であり、介護を受けるために必要。
- 📜 介護サービスを利用するには、住所や家族構成など様々な情報が必要。
- ⚠️ 個人情報保護法は2003年に施行され、個人の権利と利益を保護するためのルール。
- 💻 個人情報は慎重に取り扱い、利用目的を明示し、不正な手段で取得しない。
- 🔒 個人情報を匿名化することや問い合わせに対する対応が重要。
- 🚨 緊急時にはルールの範囲内で情報を共有することが必要。
- 📂 個人情報は外部に漏らしてはならず、SNSなどでのやり取りも避ける。
- 👀 介護現場ではプライバシーに配慮し、ご利用者の羞恥心や自尊心に配慮する。
- 🔍 プライバシーに配慮した介護を定期的にチェックし、適切に対応することが重要。
Q & A
個人情報とプライバシーの違いは何ですか?
-個人情報は特定の個人を識別するための情報であり、プライバシーは個人や家庭内の私事、私生活、個人の秘密など、他者から鑑賞されない権利を指します。
個人情報保護法はいつ施行されましたか?
-個人情報保護法は2003年に施行されました。
介護を受ける際に提供する必要がある情報は何ですか?
-介護を受けるためには、住所、家族構成、世帯収入、生活歴、適用歴など様々な情報が必要です。
個人情報を取り扱う際の重要なポイントは何ですか?
-個人情報を取り扱う際の重要なポイントには、利用目的を特定すること、本人に利用目的を明示すること、利用目的外で使用しないこと、不正な手段で取得しないこと、正確かつ最新の情報を保つこと、漏洩や滅失を防ぐことが含まれます。
匿名化の具体例を教えてください。
-事例検討などで使用する場合、本名ではなく「A様」などに変えることや、住所についても「新潟市」ではなく「まるまる市」などに変えることが具体例です。
緊急時に個人情報を共有する場合のルールは何ですか?
-緊急時には、警察、市役所、民生委員などの公的な機関から求められた情報や災害事業者リストの共有、職場の緊急連絡網などの範囲内で個人情報を共有することが認められます。
プライバシーとは何ですか?
-プライバシーとは、個人情報の範囲を超えて、個人や家庭内の私事、私生活、個人の秘密などが他者から鑑賞されない権利を指します。
介護現場でプライバシーを守るための具体的な方法は何ですか?
-介護現場でプライバシーを守るためには、必要以上に肌を露出させないこと、排泄の匂いに配慮すること、ご利用者の話題を他のご利用者に話さないこと、声かけを慎重に行うことが重要です。
個人情報保護に関する研修の重要性は何ですか?
-個人情報保護に関する研修は、個人情報を適切に取り扱い、漏洩や滅失を防ぐために重要です。また、個人情報管理のための具体的な手法やルールを理解し、実践するためにも必要です。
介護サービスにおけるプライバシーの重要性は何ですか?
-介護サービスにおけるプライバシーの重要性は、ご利用者が羞恥心や自尊心を損なわずに安心してサービスを受けられることを確保するためです。プライバシーの侵害を避け、ご利用者の尊厳を守ることが求められます。
Outlines
📚 個人情報保護とプライバシーの重要性
この動画は個人情報保護とプライバシー保護に関する研修です。個人情報とプライバシーはデリケートなものであり、ご利用者は介護を受けるために様々な個人情報を提供しなければなりません。介護サービスを利用する際に必要な情報は多岐にわたり、個人情報保護法がそれを適切に守るために制定されています。個人情報は適切に取得され、利用目的が明示されなければならず、不正な手段での取得や漏洩を防ぐための対策が必要です。また、匿名化や問い合わせ対応、緊急時の情報共有など、個人情報を取り扱う際のポイントについても解説されています。
🔒 個人情報の管理とプライバシー保護
個人情報の取り扱いにおいて、他のご利用者や部外者の前で個人情報を話すことは禁じられています。施設外での情報漏洩やSNSでのやり取りも避けるべきです。データの押し出しも注意が必要です。プライバシーとは個人や家庭内の秘密が他者から侵害されない権利であり、介護現場では特に慎重に扱われるべきです。見守りや付き添いなどの介護業務では、プライバシーへの介入が必要となりますが、ご利用者の羞恥心や自尊心に配慮した対応が求められます。声かけや介護方法にも注意を払い、定期的にプライバシー保護の状況をチェックすることが重要です。
Mindmap
Keywords
💡個人情報
💡プライバシー
💡個人情報保護法
💡匿名化
💡利用目的の明示
💡不正取得の防止
💡緊急時の情報共有
💡羞恥心
💡自尊心
💡介護サービス
Highlights
個人情報保護及びプライバシー保護に関する研修の重要性を強調。
個人情報とプライバシーは非常にデリケートで繊細な情報であることを説明。
利用者は介護を受けるために個人情報を提供しなければならない現実を述べる。
個人情報保護法は2003年に施行され、個人の権利と利益を守るためのルールを説明。
個人情報保護法の基本原則として、利用目的を特定し、あらかじめ本人に通知することの重要性を強調。
個人データの正確性を保ち、漏洩や滅失を防ぐことの重要性を強調。
匿名化の重要性と具体的な方法について説明。
問い合わせに対する適切な対応方法を説明。
緊急時における個人情報の共有についてのルールを説明。
個人情報を外部に漏らさないこと、SNSなどでのやり取りを避けることの重要性を強調。
プライバシーとは個人情報の範囲を超えて、個人の秘密や私生活が他者から侵害されない権利であると説明。
介護現場におけるプライバシーの重要性と、それに対する配慮が必要であることを強調。
利用者の羞恥心や自尊心に配慮した介護を行うことの重要性を強調。
プライバシーに配慮した関わりを定期的にチェックすることの重要性を説明。
チャンネル登録と他の研修資料の活用を勧める。
Transcripts
[音楽]
はい皆さんお疲れ様です今回は個人情報
保護及びプライバシー保護に関する研修を
行っていきたいと思いますこのチャンネル
ではその他にもいろんな研修動画をご用意
しておりますのでぜひ宜しかったら
チャンネル登録お願いいたします
それでは個人情報とプライバシーについて
考えていきましょう
個人情報とプライバシーはとても繊細で
気づきやすいデリケートな情報です
ご利用者は介護を受けるために個人情報を
提供しなければなりません
そして
介護を受けるためにプライバシーを
さらけ出す必要があります
少し
極端な言い方になりますがご利用者から
すれば
羞恥心や自尊心を削りながら生きていると
いうことにつながると思います
サービスを利用するには住所家族構成世帯
収入生活歴適用歴など様々な情報が必要に
なります
介護を受けるということは他人の前で裸に
されたり1日に何度も下半身を見られたり
して
清潔を保ってもらわなければなりません
普段我々が当たり前にしていることでもご
両親からすればとても
傷つきやすい
デリケートな問題であると言えます
あなたがもしご利用者の立場であったら
それは当たり前のことだから
毎日のことだからと言われて
納得することができるでしょうか
またそれに
慣れていくことはできますか
個人情報保護法は2003年に
施行されました
個人情報は
介護サービスに限らず社会生活の中では
必要なものでありそれを
企業等が適正に取得し利用目的の通知等に
乗っ取り
適切に活用されれば私たちの暮らしは便利
になります
個人情報保護法は個人の権利と
利益の保護と個人情報の有用性の両面に
配慮したルールと言えます
また目的外に使用されたり
詐欺や犯罪などにつながったりしないよう
にするためのルールでもあります
個人情報とは
我々の施設で言えば例えばご利用者個人
ファイルであったりパソコンにある写真
データお薬手帳やその他個人情報が記載さ
れているものが取り扱われています
つまり私たちは個人情報を取り扱い事業者
ということになります
個人の人格尊重の理念をもとに
慎重に取り扱わなければなりません
そのために利用目的を特定すること
あらかじめ本人に利用目的を明示すること
利用目的外で使用しないこと
不正な手段で取得しないこと
個人データは正確かつ3Cの情報を保つ
こと
漏洩や滅失を防ぐこと
個人情報管理のための研修を実施すること
が重要になります
個人情報を取り扱う際のポイントを解説し
ていきます一つ目が匿名化です例えば事例
検討らで使用する場合は本名ではなくA様
などに変えることができますし住所につい
ても新潟市と具体的に明示するより
まるまるしなどに変えることができます
2つ目が
問い合わせに対する対応です
施設にそちらに〇〇様はいらっしゃいます
かと
問い合わせの電話があったとします
この時は
むやみに明かしてはなりません
ご用件は何でしょうかどちら様でしょうか
とお聞きし
身元を欠かせない人にはお答えできません
としっかり伝えるようにしましょう
万が一親戚ですと言われた場合でもこちら
の把握してない親戚であれば
荷物引き受け人の方に直接確認をして
くださいとお願いするようにしましょう
3つ目が緊急時はルールの範囲内で共有
することです
警察から求められた情報市役所や民生委員
など公的な機関等からの求められた情報
災害事業者リストの共有
職場の
緊急連絡網などがこれにあたります
個人情報保護に関するまとめです
個人情報はご利用者にとっても私たち
施設職員にとっても大切なものです
有効に活用されるべきものです
個人情報は外部に漏らすことがあっては
なりません
ご利用者の情報を他のご利用者や部外者の
前では話してはいけません
施設外でご利用者に関する個人情報を話し
てはいけませんまた
SNSなどでやり取りをしないことも大切
です
個人情報が入ったデータを押し出さない
ことも
重要になります
次に
プライバシーについて考えていきます
プライバシーとは個人情報の範囲を超えて
個人や家庭内の私事私生活個人の秘密など
が他者から鑑賞
侵害を受けない権利のことを言います
ご利用者が日常生活や行動を他人に興味
本位に見られたり
干渉されたりすることなく安心して
過ごすことができることの自由です
集団生活の中では
プライバシーを守ることは簡単ではあり
ませんが少しでもご利用者が安心で快適に
過ごせることを考えていきましょう
介護現場におけるプライバシーについて
です
私たちは
プライバシーに回遊しなければ
介護サービスを提供することはできません
見守りや付き添い所在確認入浴
排泄
揚子観察など私たちの仕事はご利用者の
生活
プライバシーに回遊し介入しなければなら
ないことばかりです
ご利用者が重度化するほどプライバシーへ
の介入が必要になります
身の回りの動作が自立している状態から寝
たきり全解除の状態に近づくにつれて
プライバシーへ介入する必要性が増えて
いきます
介護するには
プライバシーに介入しなければならない
重度化すればできないことが多くなるか
仕方がない
だからといってご利用者の
羞恥心や自尊心に配慮しない介護を行って
はいけません
まずはプライバシーに介入していると自覚
することが大切です
排泄や入浴だからと声もかけずに
理由を脱がしてはいませんか
必要以上に肌を露出させてはいませんか
排泄の匂いなどに配慮できていますか
ご利用者の話題を安易に他のご利用者に
話していませんか
声かけはご利用者の
羞恥心や自尊心に配慮したものになってい
ますか
プライバシー保護に関するまとめです
介護の仕事は
プライバシーに介入する必要があることを
自覚しましょう
プライバシーに介入することが当たり前で
仕方がないことだからと何も配慮しない
介護を行ってはいけません
ご利用者プライバシーに関わることを他の
ご利用者にしないようにしましょう
ご利用者の羞恥心や自尊心に配慮した
声かけや介護を行いましょう
プライバシーに配慮した関わりができて
いるか定期的にチェックしましょう
今回の動画はこれで終わりになります
このチャンネルでは他にも多くの研修資料
をご用意しておりますのでぜひ施設の研修
などにご活用ください
もしよろしければチャンネル登録よろしく
お願いします
それではまた次の動画でお会いしましょう
お疲れ様でし
5.0 / 5 (0 votes)