How To Choose Your Cab IR

ML Sound Lab

18 Nov 202221:35

Summary

TLDRこの動画では、Ammo Sound LabのMikkoがギターキャビネットIR（インパルスレスポンス）の選び方について解説しています。IR選びの際に重要なポイントは、高周波数のロールオフであり、それがギターサウンドに与える影響について詳しく説明しています。複数のキャビネットのIRを比較し、どのキャビネットが最もバランスの取れた心地よい高音を持っているかを示し、最適なIR選びの方法を伝授。特に「Anger」と「Mofo」のIRが優れていることを強調し、音作りにおいてIRがいかに重要かを説いています。

Takeaways

😀 ギターキャビネットIR（インパルスレスポンス）の選び方を見直すことが重要。
😀 高域のロールオフがギターサウンドに与える影響は非常に大きい。
😀 IRを選ぶ際、アンプ設定よりも高域のロールオフが優先されるべき。
😀 高域ロールオフは2kHz以上で滑らかで心地よいものを選ぶべき。
😀 22種類の4x12ギターキャビネットIRを比較し、最も滑らかな高域を持つものを選出。
😀 アンガーIRは、マイクの位置に関係なく非常に心地よい高域ロールオフを持つ。
😀 ヴィンテージキャビネット（PR855など）は、特にマイクを中心に近づけると高域が不快になることがある。
😀 Marsh Mofo IRは非常にバランスの取れたモダンな音色で、1kHzから滑らかに高域がロールオフする。
😀 グリーンバック系のIRは、高域のロールオフが早く、ミックスで使いやすい。
😀 IRの選択が音作りにおいてアンプ以上に重要である場合が多い。
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Q & A

インパルスレスポンス（IR）とは何ですか？
-インパルスレスポンス（IR）は、ギターキャビネットの音響特性をデジタルデータとして再現するための技術です。IRを使うことで、実際の物理的なキャビネットを使わなくても、同様の音を得ることができます。
ギターキャビネットのIRを選ぶ際に重要なポイントは何ですか？
-ギターキャビネットのIRを選ぶ際には、特に高域のロールオフに注目することが重要です。理想的なIRは、2kHz以上から徐々に高域がスムーズにロールオフする音を提供します。
高域のロールオフが重要である理由は何ですか？
-高域のロールオフは、ギターの音の中で最も鋭く耳に響く部分です。この部分が過剰に強調されると、耳障りな音になりますが、適切にロールオフされた音は心地よく、ミックスに溶け込みやすくなります。
なぜ、IRの選択はアンプ設定よりも重要だと言えるのでしょうか？
-IRはギターのトーンを決定づける最も重要な要素です。アンプの設定は調整可能ですが、IRの高域ロールオフは変更できないため、良いIRを選ぶことで理想的なトーンを作り出すことができます。
どのIRキャビネットが最も優れていると評価されていますか？
-この動画では、特に「Marsh Mofo」と「Anger」のIRキャビネットが高く評価されています。これらのキャビネットは、非常にスムーズで心地よい高域ロールオフを持っており、トーンが非常にバランス良く仕上がります。
動画で紹介されている、特に問題のあるキャビネットはどれですか？
-動画で紹介された「PR855」や「Pre-Roller」キャビネットは、マイクをセンターに置いたときに高域が非常に不快に響くため、注意が必要です。これらはキャビネットの位置やマイクの使い方に慎重さが求められます。
マイクの位置はIRキャビネットの音にどのような影響を与えるのでしょうか？
-マイクの位置はキャビネットの音に大きな影響を与えます。例えば、マイクをセンターに近づけると高域が鋭くなり、外側に置くと暗く、より落ち着いた音になります。最適な位置を探し出すことが良いトーンを得るために重要です。
「アンガー」と「モーフォ」のIRキャビネットの違いは何ですか？
-「アンガー」は高域が非常にスムーズで、明るさを調整しやすいのに対し、「モーフォ」はより現代的でシャープな高域のキレを持っています。両者は異なる音楽的表現を得られるため、用途に応じて選択できます。
ギターのトーンを選ぶときに、IR以外のどんな要素が影響を与えますか？
-ギターのトーンには、アンプやエフェクターの設定も影響を与えますが、IRが最も重要な要素であるため、良いIRを選べば、アンプやエフェクターが異なっても優れた音が得られます。
最も効果的なIRの選び方についてアドバイスはありますか？
-最も効果的なIRの選び方は、まず高域ロールオフが滑らかで心地よいものを選び、その後、音の明るさやトーンのバランスを確認することです。また、マイクの位置や他のキャビネット設定を調整して、最適なサウンドを得ることが大切です。