【社長に直撃】リクシル、改革の山場はこの1年!?【経済記者インサイト】(2024年4月22日)

テレ東BIZ
22 Apr 202414:24

Summary

TLDR長屋裕子がリクシルの株価動向と業績について解説。リクシルは業績が厳しく、2019年3月期には最終赤字に転落。2024年3月期も需要の停滞により最終赤字が見込まれる。株価も同様に厳しい状況で、競合企業と比較して大きく下落。経営権争いや経営難も株価に影響。一方で、瀬戸社長は業績の厳しさに危機感を示さず、事業利益と税引前利益の差異を指摘。リクシルは構造改革を進め、買収による負債を整理中であり、金利の変動にも対応策を講じている。今後、海外事業の撤退や人員構成見直しが業績に影響を与える見通し。

Takeaways

  • 📉 リクシルの株価は厳しい状況にあり、競合企業と比較してさらに下落していることがわかります。
  • 📈 リクシルは業績が厳しいものの、構造改革を進めており、将来的な業績回復に向けて取り組んでいます。
  • 🏢 過去の買収による減価償却費や利払費が、リクシルの財務状況に大きな影響を与えています。
  • 💼 瀬戸社長は、業績の不振が投資家からの厳しい視線の主因であり、競合企業に比べて厳しい状況にあると語りました。
  • 📊 EBITDA(税引前利益に減価償却費を加えた指標)を用いてリクシルの本業の収益力を評価すると、競合企業よりも低いことが明らかになります。
  • 💹 リクシルは業績の変動幅が大きく、良い時と悪い時の業績差が競合企業よりも顕著です。
  • 🌐 金利の変動がリクシルに与える影響について、日本の金利上昇と海外の金利低下を考慮すると、財務的な負担は心配していないとのことです。
  • 🔄 リクシルは海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを進めており、構造改革に注力しています。
  • 💬 瀬戸社長は、業績が芳しくないことと事業利益と税引前利益の大きな差が、投資家の不安の原因であり、誤解を解く必要があると述べました。
  • 💰 リクシルは適切な自己資本比率を維持し、金利変動に対応する姿勢を示しています。また、買掛金の管理にも注力しているとのことです。
  • 🚿 国内事業の回復が重要であり、水回り事業の強化が今後の業績を左右する可能性が高いとされています。

Q & A

  • リクシルの株価が下落している背景に何がありますか?

    -リクシルの株価が下落している背景には、業績の厳しさがあります。特に2019年3月期には521円の最終赤字に転落し、イタリアの顕在子会社のペルマステリーザが手掛けた工事の損失などが原因です。また、経営権を巡る対立も株価を下げた要因の一つです。

  • リクシルはどのような構造改革を進めていますか?

    -リクシルは、海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを含む構造改革に取り組んでいます。アメリカの壁パネル事業の子会社の解散を発表し、構造改革に関する費用が今後の業績に影響を与える可能性があります。

  • リクシルの業績が厳しい状況にある理由は何ですか?

    -リクシルの業績が厳しい状況にある理由は、売上高がピークに比べて下落していることと、最終損益が2019年3月期には赤字に転落したことが挙げられます。また、事業利益と税引前利益の差が大きいことも要因です。

  • リクシルの今後の業績を左右する要素は何ですか?

    -リクシルの今後の業績を左右する要素は、構造改革の進捗と国内事業の回復です。特に水回り事業が主力で、新製品の狙いや業績回復の見通しが重要です。

  • リクシルの株価が低い理由として、市場から求められている改善点は何ですか?

    -リクシルの株価が低い理由として、市場から求められている改善点は、ROE(自己資本利益率)の低さです。また、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回ることで、株価が割安と評価されている状況があります。

  • リクシルの配当政策はどのようなものでしょうか?

    -リクシルは、配当を比較的高く支払う傾向にあります。これは、会社の財務状況を良好に維持しながら、投資家にリターンを提供する戦略の一環です。

  • リクシルの競合他社と比較して、どのような業績の変動がありますか?

    -リクシルは、競合他社と比較して業績の変動幅が非常に大きいとされています。良い時と悪い時の業績差が大きく、投資家の期待と不安を左右することがあります。

  • リクシルのebitdaはどのような指標ですか?

    -リクシルのEBITDA(税引前利益に支払い利息減価償却費を加えたもの)は、企業の本業における収益力を把握できる指標です。これは、設備投資やM&Aなどの減価償却費が多い企業において、営業利益が押し下げられることを防ぐことができます。

  • リクシルの過去の買収が持続的な問題となっていますが、それはどのように影響していますか?

    -リクシルの過去の買収は、持続的な問題となっています。買収資金を借入れ金で賄ったため、利払費の負担が重く、事業利益を押し下げることがあります。また、買収による資産の整理が難しく、構造改革が求められています。

  • 金利の変動がリクシルに与える影響は何ですか?

    -金利の変動はリクシルの事業面にも影響を与えます。しかし、日本の金利上昇に比べて海外の金利が下がることで、財務的な負担は心配していないとされています。また、金利上昇による負債の借換えによる影響も小さいと見ています。

  • リクシルの自己資本比率はどのような水準を目指していますか?

    -リクシルは、自己資本比率を35%程度を目指しています。これは、無借金という状態を目指すだけでなく、危ない状況を避けるための水準です。

  • リクシルの国内事業の回復に期待される理由は何ですか?

    -リクシルの国内事業の回復に期待される理由は、水回り事業が主力であり、新製品の狙いと業績回復の見通しがあるからです。また、構造改革による組織的な見直しが行われており、その効果が今後の業績に反映される可能性があります。

Outlines

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📉 リクシル株価の動向と業績

リクシルは株価が下落しており、業績も厳しい状況にある。2018年3月期には過去最高の利益を記録したが、2019年3月期には521円の最終赤字に転落。2023年3月期からは再び下落し、2024年3月期には2期連続の最終赤字が見込まれる。競合企業と比較して厳しい業績となっており、株主総会での経営権争いや新旧CEOの対立も影響を与えた。

05:02

📈 経営効率改革と金利の変動

リクシルは経営効率改革を進めており、ROEやPBR、PERなどの指標から市場からの期待と現状のギャップが伺える。金利の変動にも注目し、日本の金利が上昇する一方で海外金利は下がるという状況が財務面に与える影響を解説している。また、過去の買収による減価償却費や利払費の負担を抱え、構造改革を通じて事業の見直しが行われている。

10:03

🌐 海外事業の構造改革と国内事業の重要性

リクシルは海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを進めており、これらは業績に大きな影響を与える。日本の金利上昇に対しては、負債の大部分が固定金利で借り換えが進められているため、財務的な負担は懸念されていない。一方で、国内事業の回復が注目されており、水回り事業が主力となっており、その復調が期待されている。

Mindmap

Keywords

💡日経平均株価

日経平均株価は、東京証券取引所で取引されている一部の優良株を対象とした株式指数です。動画では、新年度に入ってからの株価の動向が話題で、売りに押される場面や中東情勢の影響が説明されています。

💡リクシル

リクシルは、動画で説明されている企業で、株価が下落している銘柄の一つです。業績や構造改革、競合企業との比較などが、リクシルの現状を理解する上で重要な要素となります。

💡構造改革

構造改革とは、企業が持続的な成長や利益の向上を図るために行う組織的な刷新活動です。リクシルは、業績の悪化を受けて、海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを行っており、これらが今後の業績に大きな影響を与えるとされています。

💡業績

企業の業績とは、売上高や最終損益などの数値指標を意味します。動画では、リクシルの業績が厳しい状況にあるとされており、2018年3月期には過去最高の利益を記録したにもかかわらず、2019年3月期には大幅な赤字に転落したと説明されています。

💡競合企業

競合企業とは、同じ業界で事業を行っている他社を指します。動画では、リクシルの競合として比較される企業と業績や株価の動向を比較し、リクシルの状況を分析しています。

💡金利

金利とは、貸し借りの利率を意味し、企業の財務状況や投資家の投資判断に大きな影響を与えます。動画では、日本の金利上昇がリクシルの財務負担に与える影響について説明されており、また海外金利の動向も注目されています。

💡自己資本比率(ROE)

ROEは、企業の自己資本による利益率を示す指標で、株主の見返りとして重要な役割を果たします。動画では、ROEが8%を基準とし、リクシルのROEが低く、市場から改善を求められている状況が触れられています。

💡PER(株価収益率)

PERは、企業の今後の成長期待を示す指標で、株価と1期間の純利益の比率を意味します。動画では、リクシルのPERが高く、投資家が企業の将来性に期待を捨てていることを示していると説明されています。

💡PBR(株価純資産倍率)

PBRは、株価と純資産の比率を意味する指標で、株価が企業の純資産価値に対してどれだけ高評価されているかを示します。動画では、リクシルのPBRが1倍を下回っており、株価が割安であると評価されている状況が紹介されています。

💡配当

配当とは、企業が利益の一部を株主に分配することです。動画では、リクシルの配当政策が財務状況を良好に保つ上で重要な役割を果たしているとされており、配当の重要性が強調されています。

💡EBITDA

EBITDAは、税引前利益に支払い利息減価償却費を加えた指標で、企業の本業における収益力を把握することができます。動画では、リクシルのEBITDAと事業利益の比較が行われ、過去の買収による影響が分析されています。

Highlights

足元日経平均株価は新年度に入った駅出しで売りに押される場面があり、中東情勢の影響でディスクオフから売られている場面が目立っています。

リクシルという企業の株価が下落しており、競合企業であるデナと比較されることが多いです。

リクシルの業績が厳しい状況にあることが1年前比べて明らかになり、2023年3月末の値動きを比較して分析しています。

リクシルは新商品発表会を開き、構造改革の進捗や復活の鍵について瀬戸社長に話を聞きました。

リクシルの業績と株価の確認から、競合に比べて厳しい状況が分かります。

経営効率改革としてリクシルは構造改革を実施しており、その見通しを直撃しました。

国内事業が業績回復に重要であり、新製品の狙いについて聞きました。

リクシルの強みとなっている水回り関連の事業が復調する時期が問われる点について解説します。

リクシルの10年間の売上げ高と最終損益を確認し、2018年3月期に過去最高を記録しましたが、2019年3月期には最終赤字に転落。

リクシルは業績が厳しいと株式市場から厳しい視線を受けており、10年間の株価推移をまとめました。

新旧CEOによる経営権を巡る対立があり、株主総会で大接戦を繰り広げたという事態になりました。

瀬戸社長は経営者として株式の評価に対してコメントすべきではないと考えています。

リクシルの業績が厳しい要因の1つは競合に比べて業績が厳しいことにあると思います。

リクシルの他社との最終損益を比較し、会計基準の違いを考慮して分析しています。

ROE自己資本利益率という企業を比較する指標を用いて、リクシルの業績を評価する。

PBR株価純資産倍率がリクシルだけが1倍を下回っており、PER株価収益率が高いと投資家の期待を捨てているとされます。

リクシルの配当政策が強みとされており、高配当が続いています。

瀬戸社長は業績が芳ばしくない点を認めていますが、事業利益と税引前利益の差が大きいと説明。

ebitDA税引前利益に支払い利息減価償却費を加えたものと位置づけ、企業の本業収益力を把握できる指標です。

リクシルは過去の買収による減価償却費や利払費の負担が重く、金利の上昇にも影響を受けています。

リクシルは海外で不採算事業の撤退や人員構成の見直しを行っており、構造改革に取り組んでいます。

構造改革の進捗が今後の業績に大きな影響を与えるとされています。

リクシルの国内事業が回復の鍵となり、水回り事業について解説します。

Transcripts

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こんにちはマーケット担当の長屋裕子です

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足元日経平均株価は新年度に入った駅出し

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売りに押される場面やま中東情勢で

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ディスクオフから売られている場面が

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目立っていますまそうした中同じように

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株価が下落している銘柄の1つがリクシル

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ですまいろんな出来事あったのでこの社名

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聞いて皆さんどう思うでしょうかまこちら

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リクシルの競合として比較されることが

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多い等々とデナそして日経平均株価の

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値動きを比較したものですま1年前

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2023年3月末の割ねを100とした

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場合の値動きをこちらまとめたんです

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けれどもま等々もあんまり良くない値動き

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の中リクシルの株価がより厳しい状況に

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あることが分かると思いますこうした株価

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の動きになっている背景の1つには

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リクシルの業績があると思います私は先日

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リクシルが開いた新商品発表会に合わせて

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瀬戸社長にお話を聞く機会をいただきまし

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たま時間が短かったのでいつものように

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細かくは聞けていないんですけれども

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リクシルが今進めている構造改革の目処や

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復活の鍵について直撃しましたま今日は

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瀬戸社長のインタビューを交えながら

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リクシルの現状をお伝えします伝える

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ポイントは4つですまずはリクシルの業績

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と株価を確認しますま競合で比較すると

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厳しい状況が明らかになりました2つ目は

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経営効率改のために実施しているのが構造

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改革ですこの見通しを直撃しましたま

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そして3つ目は業績を回復させる上で重要

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になるのが国内事業なんですけれども先日

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発表した水回りの新製品の狙いについて

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聞きまし

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たそして最後は反転構成の時期について

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ですま強みとしている水回り関連の事業が

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復調する時期はいつと見ているのでしょう

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かまこれら4つのポイントでお伝えします

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まずは業績ですこちらに10年間をまとめ

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ました売上げ高はピークに比べてわずかに

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落ちていまして注目していただきたいのが

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最終損益です2018年3月期は過去最高

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撃を記録しましたが翌年の2019年3月

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期には521円の最終赤字に転落しました

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これはイタリアの顕在子会社のペルマステ

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リーザが手掛けた工事の損失引き当て金と

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いった減損損失の形状などがきましたま

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その後少しずつ業績は回復してきているん

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ですけれども再び2023年3月期から

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落ち込み始めています2024年3月期は

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海外を中心に需要の停滞が続いているため

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2期連続の最終現役となる見通しです業績

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がこれだけ厳しいと株式市場も厳しい視線

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を向けますまこちらに10年間の株価の

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推移をまとめました2017年はを超えて

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いたんですけれども業績が厳しかった

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2018年は大きく落ちていますまたこの

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時リクシルではもう1つ大変なことが起き

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ていましたまそれが新旧CEOによる経営

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権を巡る対立ですま株主総会で大接戦を

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繰り広げるという事態になりましたま結果

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として当時会社側と対立していた瀬戸市が

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現在も社長の座についていますけれども

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こうした経営の困難は株価を下げましたま

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ただ営のが収束したこともありまして株価

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は2021年から少しずつ回復してきてい

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て再び3000台をつつける場面もあり

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ましたただその後業績の不調に伴って株価

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下落していまして足元では2000円前後

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で取引されていますま特に最近の値動きを

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見ると最近お伝えしていた日本の株高の波

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に乗れていないことがよく分かると思い

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ますまこの株式市場の評価について瀬戸

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社長はこのようにしていました経営者って

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基本的には株式の評価に対して株式のを

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どう評価されるかってことに関してあの

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コメントしちゃいけないと思ってるんです

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よで多分それが常に正しいからって意味な

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んですであのいろんな意味でその株価って

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構成されてると思うんでだからそういう

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意味でそのそれがどうであるかっていう

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あのことに関してはなかなか言いにくい

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ところまもちろんあるんですただ私前の

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その物太郎って会社経してた時もあのその

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基本的にはあの常にあのもっともっとやれ

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るって思って経営して

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てて今回もそういう意味ではその確信って

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のはあまり変わらないですね投資家の皆

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さんはこのコメントをどのように受け止め

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ますでしょうかま個人的に株価が厳しい

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要因の1つになっているのは競合に比べて

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業績が厳しいことにあると思いますこちら

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はリクシルの他等等や臨内の最終損益を

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まとめましたただ会計基準が等々や内は

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日本基準リクシルはイファースなので単純

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比較でないんですけれども等々やり内は

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こう業績の変動があまりないことが分かっ

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ていただけるかなと思いますまこれは投資

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会にとって安心ですよねま一方でリクシル

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はいい時はですね等々や林内を上回るほど

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いいんですけれども悪い時は2者を大きく

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下回っていまして変動幅が非常に大きい

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です2024年3月期も2社に劣って

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しまうのが気になるところですこうした

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状況は企業を比較する指標にもれています

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ま例えば株主のお金を使ってどれだけ効率

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的に稼いだかを表すROE自己資本で益率

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これは8%が1つの基準とされているん

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ですけれどもま臨内も基準に届いていない

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んですがリクシルはそれ以上に低くてです

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ね市場からすると改善を求めたくなる水準

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ですま他にここ最近話題になることが多い

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PBR株価純子3倍率はリクシルだけが1

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倍を下回っていて株価が割安という評価に

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なっていますま一方でPERこれは株価

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収益率ですまこれは企業の今後の成長期待

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を示していてこの数値が高いと投資家が

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期待を捨てることの現れとされるんです

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けれどもまこれはディクシーがずに抜けて

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高いですよねまこれはリクシルの配当も

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関係しているのかなという風に思ってい

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ますどの会社も配当成功高いんですけれど

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もリクシルは本当特に高いですまこうした

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状況について瀬戸社長はこのように話して

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いました

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1番多分不安に感じられてるとこは当社の

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業績が芳ばしくないっていうところに関し

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てそのその全体とのレベルととの比較で

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どうとかってそこが多分1番重要な

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ポイントだと思うんですよただここは結構

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皆さん誤解されてるかもしれないなと思っ

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ててで一応結構そのプロの投資家なんか

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分かってると思うんですけど当社は事業

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利益のレベルとそれからイビのレベルの差

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がすごく大きいんですよであの要はあの

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多分事業利益のレベルで言った時その競合

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に比べて決して自できる数字ではないけど

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その言びのレベルでいくと競合であの競合

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と比べてもあのま首レベルの数字なんです

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よねで要はどういうことかって言うとその

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キャッシュで出ていかない費用がすごく

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あるあの原価の償却の例えば知的資産で

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あったりとかあのまその買った時のその

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あのいろんなあの評価に対するもものがあ

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だそういう意味で言ったら作られるその

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必要な原子はたっぷりあるんですよ悪い

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状況の時でもだからあの僕はそのまどう

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いう風に見るかっていうそのいろんな考え

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方あるけど基本的にその言いびが十分に

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あってでそこから十分その投資もできてで

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そのま税金も金利も払ってそれからあの

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さらにあのま我々結構配当はいいと思うん

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で配当成功はいいと思うんでその配当を

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大きく払うっていうことをしてっても十分

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その良くしてくあの会社の財務状況よくし

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てくことはできると思うんですでその1番

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のポイントはその我々の場合その表面に

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見えてる利益と居の差が大きいってこと

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ですねうん瀬戸社長が言っているebit

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DAとは税引前利益に支払い利息減価償却

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費を加えたものになりますま本来減価償却

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費は営業利益から引かれますま設備投資や

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M&Aなどで減価償却費が多い企業って

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いうのは営業利益が押し下げられることが

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多いですまそのためebitDAを見ると

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企業の本業における収益力を把握できると

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いう特徴がありますリクシルはebit

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DAを日本基準の営業利益に相当する事業

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利益に減価償却費を加えたものと位置づけ

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ていまして営業利益と見比べたのがこちら

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になります2024年3月期は第3市販期

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決算までしか出ていないので9ヶ月の累計

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になるんですけれども瀬戸社長の言葉通り

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大きく違うことが分かりますまこうした

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厳格償却費の元になっているのが過去の

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買収なんですけれどもリクシルは買収資金

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を借入れ金で賄ったためこの利払費の負担

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が結構重重いんですねまそうした中で日本

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では先日マイナス金利が解除されて久し

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ぶりに金利のある世界が戻ってきましたま

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リクシルにとって金利の上昇は事業面にも

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影響を与えていてそれについては動画の

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後半でお伝えするんですけれどもまず財務

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面での金利上昇の影響はこのように語って

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いました実は日本の金利が上がるけど海外

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金利下がるんですよねうんでその海外は

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その我々の場合はそのまある程度

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ヨーロッパはヨーロッパで有料でで

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アメリカドルで借りたりとかしてる部分

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っていうのは向この金利なんですよねで

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そうやって考えると向こうの金利が下がる

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率ってあのまそれこそ0.25%刻み場合

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によって1%とか2%とかを1年2年で

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あの下がることもあるわけですね実際今回

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ヨーロッパなんか4%1年間で上がった

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わけですけどだ逆に言うとそれが下がる

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ものとそれから日本が上がるのは今度

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0.1%とか0.2%とかっていうんで

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あの実はその全部のそのでのその金利負担

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は減るんですよねうんあの減る見込みに

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なるんですよであともう1つはそのまこれ

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からじゃ日本がガガ上がってくかってそれ

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はなかなか難しいとは思うけどあの仮に

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あったとしてもその我々が今持ってるその

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負債ってのはあのきちんとそのまあ大体

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その5分割から7分割ぐらいされてて毎年

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こうそういうとこをあの少しずつこう

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借り換えてってるわけですだから例えば

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今年0.1%日本の金上がったから

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0.1%まま上がるわけではなくてその

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1/50.1%上がるでまた来年そのまた

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0.5%上がんだったら0そんな上がる

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わけないと思うけど0.5%上が

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るっていう風にあるんでそういう意味で

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言ったら十分今のそのインフレ環境感の中

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で行った時その価格にも転嫁できるしそれ

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からもしくはプロダクティビティを上げ

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るっていう経営努力でも吸収できるレベル

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なんですね日本の金利の上がり方はで一方

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で逆に海外の金利が下がること考えると

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その金利が増えたからってこの負担は全く

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我々としては心配してないですそでもう1

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つはその我々としてじゃ自己本をどの

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ぐらいで考えるかっていうその考え方まで

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いくとま我々ま常35%ぐらいを一応あの

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やろうと思ってるま要はその無借金っての

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も株とっていいことではないしうんまあの

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危ない状況なんのも良くないんで35%

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って言っててで実はあのこの2年間ぐらい

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の間まいろんな政府の要請とかもあって

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中小企業向けに対してあのま

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え我彼らあの彼らに対するそのま買掛金を

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ですね長くましょっていうそのまそういう

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意味で言ったらあのフェアトレード宣言

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っていうのをしててその負担だけで

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600億円ぐらい増えたりとかしたんで

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一時的に33%ぐらいまで落ちてますけど

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まこれは上がってきると思うんです

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ね日本の金利上昇幅に比べて海外の低下幅

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が大きいので財務的な負担は心配してい

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ないと語りましたま確かにECBの

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ラガルド総裁は6月の利下げ返しを期待さ

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せるような発言をしていましたまただ一方

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でFRBののパベル議長は利下げを始める

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時期の交代を示唆していますまここは少し

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戦略の見直しが必要かもしれませんさて

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減価償却費や利払費のもになっている過去

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の買収ですけれども今リクシルは海外で不

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採算事業の撤退や人員構成の見直しといっ

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た構造改革に取り組んでいますこれまでに

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アメリカの壁パネル罪の子会社の解散を

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発表しました1月に発表しました第3市販

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期決算ではこの構造改革に関する費用を第

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4市半期決算で計上すると言及していまし

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たこの構造改革の進捗が今後の業績に

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大きな影響を与えるのは間違いありません

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そこでこの進捗について聞いてみました

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今期ずっと構造改革やってらっしゃるじゃ

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ないですかあの今瀬戸さんから見た構造

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改革は何号目まで来てるという風に見たら

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よろしいんでしょうかあもうちょっとそれ

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は難しいですね答えあの要するに大きな

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あの資産として例えばペルマスリーザ

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みたいなところとかっていうそういうその

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資産でのの絶対レベルでの比較でいくと

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かなりも終わってるんですけどあの資産の

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整理っていうただそのやっぱりその簡単に

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は整理しにくいけどそれあのそこそこ

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やっぱりあのなんて言うんですかねあの

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会社としてはリゾスを食ってるっていう

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事業とかもやっぱあるしそれから構造改革

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っていうその大きな言葉でいくとその工場

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そのものをあのどこで何を作るかとかそう

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いうことも全部含まれてくんでまそう意味

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では

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その大きな会社の売却はほとんど終わった

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けどそのやらなくちゃいけないことはうん

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まこのま多分このこの1連が勝負こっから

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の1連が1番の勝負だっていういい方で返

play13:45

あの答えさせてもらっていいですか分かり

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ましたあの意味ではだから特装部分は

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だいぶね今期の4級で形状で終わ

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るっていう風に前もおっしゃっ

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てらっしゃいましたけれどもそのじゃ来期

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に関しては次にもうちょっと実務的な

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ところの革が進んでいくこねわかります

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ありそういうつもりですこの1年の

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取り組みが今後の業績を大きく左右しそう

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ですよねまさて海外は今改革の真最中です

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がもう1つ重要なのが国内事業ですそこで

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動画の後半では引き続き瀬戸社長の

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インタビューを交えながら国内事業の回復

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の鍵となる主力の水回り事業についてお

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伝えします

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