関西私鉄でJR西日本の「ICOCA」を導入せず「PITAPA」にした理由を徹底解説【ゆっくり解説】

ゆっくり鉄道博物館
28 Jul 202320:46

Summary

TLDRこのスクリプトは、日本のICカード乗車券の歴史とその発展について詳しく解説しています。スイカカードが導入されてから、ICOCAやPiTaPaなどのカードが登場し、関西圏と関東圏の鉄道会社の異なる発展形態が明らかになります。スクリプトでは、ICカードの相互利用の進展や、プリペイド方式と後払い方式のICカードの比較など、日本の交通ICカードの多様性と利便性の向上を追跡しています。また、全国でICカードが共通利用できるようになった背景や、それによって生じた新たなニーズや問題点にも触れています。

Takeaways

  • 🎉 ICOCAは2003年にサービスを開始し、今年で20周年を迎えます。
  • 🚄 JR西日本のICカード乗車券であるICOCAは、関西圏だけでなく全国で利用可能です。
  • 💳 PiTaPaは関西の大手私鉄が導入したICカードで、後払い方式の特徴を持っています。
  • 📈 スイカカードは交通系ICカードの中で最も早く導入され、発行枚数も最も多くなっています。
  • 🔄 ICOCAとPiTaPaは2006年に相互利用が可能となり、利用者の範囲が広がりました。
  • 📱 磁気式のプリペイドカードとICカードの違いは、利用者の使い勝手に大きく影響しています。
  • 🚉 自動改札機の導入時期の違いが、JRと私鉄が別々のICカードを導入する理由の一つでした。
  • 💡 ICOCAの導入により、関西圏でもICカードの利用が広がり、鉄道会社の枠にとらわれず棲み分けが形成されました。
  • 📊 PiTaPaの会員数はICOCAやスイカカードに比べて少なく、普及率の違いが明らかです。
  • 🛂 全国相互利用サービスの開始により、ICカードは1枚で全国の鉄道やバスを利用できるようになりました。
  • 🔗 関西と関東のICカード事情は大きく異なります。関西ではプリペイド式がICOCA、後払い式がPiTaPaと棲み分けられています。

Q & A

  • ICOCAの導入から20周年を迎えた年は何年ですか?

    -ICOCAは2003年にサービスを開始したため、20周年を迎えたのは2023年です。

  • スイカカードが導入された年は何ですか?

    -スイカカードは2001年に導入されました。

  • ICOCAの名前の由来は何ですか?

    -ICOCAの名前はICオペレーティングカードの略で、また関西の方言で「行こか」を意味する言葉と共に成っています。

  • PiTaPaカードの導入元はどこの企業ですか?

    -PiTaPaカードは関西の大手私鉄が導入したものです。

  • PiTaPaカードの名前の由来は何ですか?

    -PiTaPaカードの名前はポストペイIC4タッチ&ペーの略で、タッドタッチするだけでスピーディーに利用できるというキャッチフレーズがあります。

  • ICOCAとPiTaPaカードの利用方法にはどのような違いがありますか?

    -ICOCAはプリペイド方式で事前に金額をチャージし、改札を通過することでチャージされたお金が使われる方式です。一方、PiTaPaは後払い方式で乗車前や改札を通った時点ではお金のやり取りは発生せず、後日銀行などの口座から引き落とされる方式です。

  • PiTaPaカードの導入により関西の私鉄が抱いた問題とは何ですか?

    -PiTaPaカードは後払い方式であり、クレジットカードのように申し込みと審査が必要であり、発行されない場合もあるため、利用者のハードルが高く、普及しにくかったという問題がありました。

  • 関西の鉄道会社がICOCAを導入しなかった理由は何ですか?

    -関西の鉄道会社の歴史的成り立ちや経営方針の違い、相互直通運転が行われていないこと、また、自動改札機の導入時期の違いなどが理由として挙げられます。また、ICOCAを導入する際には、既存の自動改札機の更新などコストがかかることも理由の一つです。

  • 全国の交通系ICカードが相互利用できるようになったのはいつですか?

    -全国の交通系ICカードが相互利用できるようになったのは2013年3月23日です。

  • ICカードの全国共通利用が求められた背景には何がありますか?

    -ICカードの全国共通利用が求められた背景には、複数の鉄道会社を利用する際に複数のカードを持ち分ける必要がなくなり、便利さが高まったことです。また、ICカードはケースから取り出さなくても使えるため、手間が少なくなります。

  • ICOCAカードの記名式と定期券の導入が盛んになったのはいつ頃からですか?

    -ICOCAカードの記名式と定期券の導入が盛んになったのは2010年代半ばから後半頃からです。

  • 関西の鉄道会社のICカード事情と関東のICカード事情の違いは何ですか?

    -関西の鉄道会社のICカード事情と関東のICカード事情の違いは、関西では鉄道会社の枠にこだわらず、プリペイド式はICOCA、後払い式はPiTaPaという棲み分けがなされているのに対して、関東ではJRがSuica、私鉄がPASMOという棲み分けがなされている点です。また、関西の鉄道会社の歴史的成り立ちや鉄道の経緯が関東とは異なっています。

Outlines

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🚄 ICOCAの誕生と関西のICカード事情

この段落では、ICOCAの20周年とその由来について説明しています。また、関西の私鉄が独自のICカードであるPiTaPaを導入した理由や、ICOCAが全国的に展開された経緯についても触れています。スイカカードの普及や、ICカードの利便性と導入の背景が焦点です。

05:02

📅 ICOCAとPiTaPaの歴史的経緯

第2段落では、ICOCAとPiTaPaが導入されるまでの歴史的背景が語られています。JR西日本と関西の私鉄が別々のカードを導入した理由、自動改札機の導入時期の違い、そしてICOCAとPiTaPaが相互利用できるようになったプロセスが詳述されています。

10:02

💳 PiTaPaの後払い方式とその意義

この部分では、PiTaPaが後払い方式で導入された理由と、それが持つ意義について解説されています。また、PiTaPaの導入により発生したコスト削減の効果や、利用者の受け入れ方についても触れています。

15:04

🔄 ICカードの全国共通化と利用者の反応

第4段落では、ICカードが全国で共通利用できるようになった背景と、そのことによる利用者の反応が説明されています。時期カードとICカードの使い方の相違点や、ICカードの全国共通化が求められた理由についても議論されています。

20:04

🌐 关西と関東のICカード事情の比較

最後の段落では、関東と関西の鉄道会社の歴史的経緯や、ICカードの導入状況の比較が行われています。また、鉄道会社の枠にとらわれず、プリペイド式はICOCA、後払い式はPiTaPaと棲み分けられた現状についても解説されています。

Mindmap

Keywords

💡ICカード乗車券

ICカード乗車券とは、自動改札機などにタッチするだけで改札を通過できる便利な交通系ICカードです。スイカは2001年に導入され、2021年時点で発行枚数が8700万枚を超え、交通系ICカードの中で最も多くなっています。

💡ICOCA

ICOCAは、JR西日本が2003年に導入したICカード乗車券で、全国の主要な交通系ICカードの中ではSuicaに次いで2番目の導入となりました。ICOCAの名前はICオペレーティングカードの略で、関西の方言で「行こか」を意味する言葉としても知られています。

💡PiTaPa

PiTaPaは、関西の大手私鉄が2004年に導入したICカードで、ポストペイIC4タッチ&ペーの略称です。後払い方式となっており、乗車前や改札を通った時点ではお金のやり取りが発生せず、後日銀行などの口座から引き落とされます。

💡相互利用

相互利用とは、異なるICカードが相互に利用できるサービスのことです。2006年1月にICOCAとPiTaPaの相互利用が開始され、jr西日本の駅でPiTaPaを使用したり、阪急などの駅でICOCAを使用したりできるようになりました。

💡スイカ

スイカは、交通系ICカードの中でも非常に早く導入され、発行枚数が最もも多いICカードです。スーパーアーバンインテリジェントカードの略で、スイスイ行けるカードという意味も持っています。

💡プリペイド式

プリペイド式とは、ICカードにあらかじめ金額をチャージしておき、改札を通るとチャージされたお金が使われる方式です。ICOCAやスイカなどがこれに当たります。これに対して、PiTaPaは後払い方式となっており、銀行口座から後日引き落とされます。

💡後払い方式

後払い方式は、乗車前や改札を通った時点ではお金のやり取りが発生せず、後日銀行などの口座から引き落とされる方式です。PiTaPaはこの方式を採用しており、クレジットカードのような仕組みになっています。

💡全国相互利用サービス

全国相互利用サービスとは、2013年3月23日に開始された、全国の主要な交通系ICカードが相互に利用できるサービスです。これにより、スイカで関西の私鉄を利用したり、JR北海道の北風でJR西日本を利用したりできるようになりました。

💡定期券

定期券とは、一定期間内に何度でも乗降可能な鉄道の割引チケットです。ICカード化された定期券は、ケースから出さずに使えるだけでなく、紛失した場合には使用停止をかけ、再発行も可能となっており安心性も高まっています。

💡JR東日本

JR東日本は、日本の鉄道事業者の一つで、首都圏を中心とする地域で鉄道輸送サービスを展開しています。また、SuicaというICカード乗車券を導入しており、全国相互利用サービスの開始にも貢献しています。

💡JR西日本

JR西日本は、日本の鉄道事業者の一つで、関西地方を中心とする地域で鉄道輸送サービスを行っています。ICOCAというICカード乗車券を導入し、全国相互利用サービスにも参加しています。

Highlights

ゆっくり鉄道博物館へようこそ、ICOCAで行こかタッチして行こか、唐突になんだよしかも随分懐かしいCMのセリフだな。

ICOCAはサービス開始から今年でちょうど20周年。

関西の私鉄のICカードとしてPiTaPaが導入された。

ICOCAは導入当初は私鉄では使えなかった。

PiTaPaは後払い方式で、銀行などの口座から引き落とされる方式になっている。

PiTaPaの会員数は約330万人とSuicaやICOCAに比べて少なく、普及していない。

ICOCAとPiTaPaは2006年1月より相互利用が可能に。

関西の私鉄は歴史的な成り立ちや経営方針の違いから相互直通運転が少なく、サービス展開が難しかった。

PiTaPaは交通系ICカードとしては珍しく後払い方式に、利用者からの苦情が寄せられていた。

関西競技会はPiTaPaを導入することで、自動改札機などの更新コストを削減。

スルッと関西というシステムが1996年に導入され、自動改札機の更新を済ませていた。

JR東日本のSuica導入により、関西の私鉄はICカード乗車券の導入を検討しなければならなかった。

ICOCAとPiTaPaは2013年3月23日に全国相互利用サービスが開始され、全国の主要な交通系ICカードが相互に利用できるようになった。

ICカードの全国共通利用が求められた要因は、複数のICカードを使い分けるのではなく1枚で済む利便性。

ICカードの取り出さなくて良い特徴は、定期券の利用者にとって非常に重要。

ICOCA定期券のようなICカードは紛失しても使用停止して再発行が可能。

2014年にはjr四国の一部の駅でICOCAが導入され、JR四国は独自のICカードを導入していない。

関西では鉄道会社の枠にこだわらず、プリペイド式はICOCA、後払い式はPiTaPaという棲み分けがなされている。

Transcripts

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ゆっくり鉄道博物館へようこそ

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ICOCAで行こかタッチして行こか

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唐突になんだよしかも随分懐かしいCMの

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セリフだな

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ちなみに懐かしいと感じるのも無理は

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なくってjr西日本のICカード乗車券

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ICOCAはサービス開始から今年で

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ちょうど20周年なんだイコカってIC

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カードだということも関西のカードだと

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いうこともよくわかるとてもいい

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ネーミングだよねところで関西の私鉄の

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ICカードって何か知っているかな

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施設えーっと何だろうPASMOは首都圏

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の私鉄のICカードだよねそうだなまあ今

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はパスモで関西の施設に乗ることもできる

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けど関西の私鉄が導入したICカード乗車

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券はPiTaPaというんだ聞いたことは

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あるけどでもあまり馴染みはない名前だよ

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ねそもそも同じ関西の鉄道会社同士なんだ

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から

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ICOCAを使えばよかったんじゃないの

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そう考えるのはもっともだな今回は関西の

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JRとしてが別々のICカード乗車券を

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導入することになった経緯を見てみること

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にしよう

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[音楽]

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カードを自動改札機などにタッチするだけ

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改札を通れる便利なICカード乗車券だ

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けど

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ICカード乗車券と聞いて真っ先に

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思い浮かぶのは何かなそれはなんといって

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もスイカでしょまあそうだよなスイカが

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導入されたのは主要な交通系ICカードの

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中で最も早い2001年だ発行枚数も

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2021年時点で8700万枚に上ってい

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てこれも交通系ICカードの中で一番多い

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んだ

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登場の速さでも発行枚数の多さでもスイカ

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が一番なんだねなおスイカの由来は

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スーパーアーバンインテリジェントカード

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でスイスイ行けるカードという意味もある

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んだええ別にその由来に意義を唱える

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つもりはないけどまある意味緑の山手線

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から緑色で円形のスイカを連想したんじゃ

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ないのまあもしかしたらそっちの方が先で

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スーパーアーバンの方は後付かもしれない

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な何にせよ日本のICカード乗車券をこれ

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ほどに代表する存在になったから

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定着っぷりは相当なものだよな例えば四国

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のコンビニで店員さんにスイカでと言って

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も何それなんて普通は言われないもんね

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そしてスイカの導入から2年後jr西日本

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が2003年11月1日からサービスを

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開始したのがICOCAなんだ全国の主要

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な交通系ICカードの中ではjr東日本の

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Suicaについて2番目の導入となった

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ぞタッチしていこか

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ICOCAの名前の由来はIC

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オペレーティングカードの略なんだけど

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もちろん関西の方言で行こうかを意味する

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ICOCAにもかかっているんだうん本当

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に関西らしい名前だと思うよ

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ICOCAはjr西日本のICカードって

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ことは導入当初は私鉄では使えなかったん

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だよねそうだな関西の私鉄はどのような

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ICカードを導入したのかそれが次の話題

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になるぜ

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関西の大手私鉄は2004年に

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PiTaPaというICカードを導入した

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んだ名前の由来はポストペイIC4タッチ

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&ペーの役でタッドタッチするだけでパッ

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とスピーディーになんてキャッチフレーズ

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もついたんだこれも正式な由来と

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キャッチフレーズとどちらを先に思いつい

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たのか微妙な感じねってえポストペイ後払

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いってことそこがスイカヤコかパスモなど

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との大きな違いなんだ

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ICOCAとかはあらかじめICカードに

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金額をチャージしておいて

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改札を通るとそのチャージされたお金が

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使われるって感じだよねつまりプリペイド

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方式だよねこれに対してPiTaPaは

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乗車前や改札を通った時点ではお金の

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やり取りは発生せず後日になって

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銀行などの口座から引き落とされる方式に

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なっているんだつまりクレジットカード

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広い意味で言えばクレジットカードだなだ

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から

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ICOCAとかのように駅の窓口や券売機

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で気軽に発行することはできずクレジット

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カードのように

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申し込みをして審査を受ける必要があるん

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だ当然その人の経済事情によっては

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監査に落ちてカードが発行されないことも

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あるそれって人によっては結構ハードルが

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高いようなそうなんだよ後払い方式が

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大きく響いているのか2021年時点で

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Pitapaの会員数はおよそ330万人

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なんだスイカの発行枚数のおよそ

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8700万枚はおろか

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ICOCAの発行枚数であるおよそ

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2500万枚も大きく下回っているんだ

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難波から大阪へ行くのになんでクレジット

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カードを発行せなあかんねんて感じなん

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だろうねきっと一応保証金を予防すること

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審査が必要なくなるタイプのカードもあっ

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たんだけど2022年3月をもってピタパ

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は実質後払い方式一択になっているぞそれ

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にしてもどうして関西の私鉄はICOCA

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を使うことにしなかったのかなそれに

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PiTaPaを後払い方式にしたのはどう

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してかなよし次の話題はそれだな

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まずjr西日本と関西の大手私鉄が別々の

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ICカードを導入した理由だけどそもそも

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ICOCAとPiTaPaの前身となる

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カードもそれぞれが独自に導入していて

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別々だったんだよとなるとICカードも

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別々のものとなるのが当時としては自然な

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流れだったのね全身のカードというのは

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どういうものだったの次期方式の

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プリペイドカードだよ自動改札機の切符の

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投入口に放り込むとカードの残高から自動

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的に運賃が引き落とされるというものだな

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一定以上の世代の人なら

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テレホンカードの鉄道版と考えれば分かり

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やすいと思うぜわかりやすいかな

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テレホンカードって若い世代の中には使っ

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たことどころか見たことすらない人もいる

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のでは

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テレホンカードと同じであるいは現在の

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ICカードとは違って残高を増やすことは

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できなくって使い捨てのカードだったんだ

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それでその時期方式のプリペイドカードの

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頃からJRとしては別々のカードを使って

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いたのねjr西日本はJスルーカードと

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いって私鉄はスルッとというものだったぞ

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するっと関西というのはあくまでシステム

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の名前でカードの名前は私鉄各社が

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それぞれ決めていたんだ使っていた人には

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懐かしい名前で知らない人には何が何

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やらって感じでしょうねそしてジェイ

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スルーカードはJRのカードでJRと近鉄

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以外は利用できなかったんだ

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ICカード以前の時期カードがこのように

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JRとしてで分かれていたのはもちろん別

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の会社だからという要因も大きいけれど

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そもそも自動改札機の導入時期がJRとし

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てで全く違ったことも大きな要因だな

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なるほどjr西日本で自動改札機の設置さ

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れた駅が増えていったのは私鉄よりも大幅

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に遅くて1990年代後半のことなんだよ

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それじゃあ私鉄と足並みなんか揃えられる

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わけがないわねさてICカードの話に戻る

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けどまずはjr西日本が2001年5月の

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社長定例会見においてJスルーカードを

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ICカード化することを発表したんだそれ

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がICOCAというわけね一方私鉄の方は

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するっと関西を展開していたたするっと

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関西競技会がカードのIC化を2001年

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7月に発表したんだjr西日本のIC化の

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発表と時期は近いけどあくまで独自にIC

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化を行うつもりだったのねそして2004

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年8月1日にPiTaPaのサービスが

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開始された関西の私鉄のカードとは言って

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も当初利用できたのは

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阪急京阪能勢電鉄だけだったんだえかなり

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限定されているじゃないの一方関東で

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2007年にサービスを開始した

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PASMOは最初から関東の大手施設など

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23の鉄道事業者と31のバス事業者で

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使用できたこのことと比べると確かに当初

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からPiTaPaを導入した事業者は

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だいぶ限定的なんだだけどPiTaPaを

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導入する鉄道会社はもちろん増えていった

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んでしょその前にまずは2006年1月に

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ICOCAとPiTaPaの相互利用が

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始まったんだこれでjr西日本の駅で

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Pitapaを使ったり

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阪急とかの駅でICOCAを使ったり

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できるようになったぞ今では当たり前の

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ことだけどそういうことができるように

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なったのはこの時からなのねいやこの相互

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利用というのは現在の相互利用とも違って

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あくまでICOCAとピタパだけが相互

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利用できるということなんだ例えば

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jr東日本のSuicaで関西の私鉄に

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乗れるようになるのはだいぶ後のことなん

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だよ関西の私鉄や地下鉄でSuicaが

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使えないって例えば

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首都圏から出張で大阪に出てくる人にとっ

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ては結構不便だったんじゃないのおそらく

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な関西の私鉄の改札口にはスイカパスモは

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使えませんとはっきり掲示されていたりし

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たものだぜ自動改札機で止められた人が

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よっぽど多かったのでしょうね2006年

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には阪神

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難解などの鉄道会社でPiTaPaが

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使えるようになり2007年4月には近鉄

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にも導入されてようやく関西の大手私鉄5

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社が出揃ったんだ関東では全大手私鉄で

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利用できるパスモが半月前に登場して

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しまっていたぞリリースはパスもより3年

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も早かったのに

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展開の速度は鈍かったのね関西の私鉄は

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歴史的な成り立ちも経営方針もそれぞれ

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違う場合が多い関東と違って相互直通運転

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などもあまり行われていないから足並みを

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揃えてサービスを展開していくことが

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難しかったのかもしれないなそうだね

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そしてこれがICOCAの導入時点で関西

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の私鉄各社がICOCAを導入しなかった

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理由に繋がってくるのだろうな私鉄各社間

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で足並みが揃わない以上jr西日本と

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揃えることも難しいだろうし逆に

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jr西日本だってICOCAは自社単独で

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やりたかったことだろうなあくまで推測に

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はなるけどそうとしか思えないよねまあ

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足並みを揃えるのが難しいとかjr西日本

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は単独でやりたかったという理由は

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あくまで推測なんだけどそれとは別に関西

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の私鉄各社にはどうしてもICOCAを

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そのまま導入できないやむを得ない事情が

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あったんだよやむを得ない事情気になるわ

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ねその事情はPiTaPaが交通系IC

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カードとしては珍しく後払い方式になった

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理由にも深く関わっているんだ

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[音楽]

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まずはPiTaPaよりも前に導入されて

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いたするっと関西だけどスルッと関西と

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いう名前のシステムが最初に導入されたの

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は1996年だったんだ私鉄各社はこの

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時期カードに対応するためにすでに自動

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改札機の更新などを済ませていたんだよ

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1990年代後半に自動改札機を更新した

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ばかりだったのねところが1999年に

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jr東日本がICカード乗車券を導入する

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と発表してしまったえするっと関西の

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サービス開始から3年しか経っていない

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じゃないjr東日本がICカードをやり

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ますと言っていてその後jr西日本も追随

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するのに関西の私鉄はやりませんという

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わけにもいかないとはいえICカード乗車

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券を導入するならばせっかく更新した

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ばかりの自動改札機をまた更新することに

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なってしまう時はバブル崩壊後の平成不況

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真っ盛りよね

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鉄道会社にとってはとても感化できる出費

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ではないわねさらにスイカのような

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プリペイド式ICカード乗車券を導入する

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のならば自動改札機以外に自動券売機や

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乗り越し生産機改札口にある駅員が扱う

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機会なども全て

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ICカードに対応したものに更新する必要

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があるんだ

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プリペイド式のICカードの導入って結構

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なコストがかかるのねというわけでするっ

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と関西競技会は関西の私鉄が今プリペイド

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式のICカードを導入することはコストが

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かかりすぎると判断したんだ

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プリペイド式のICカード乗車券の導入が

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事実上不可能ということねjr西日本の

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ICOCAをそのまま導入するなんてあり

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えなかったのかところが後払い方式のIC

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カードにすれば自動改札機に簡単な回収を

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施すだけで済むんだなるほどPiTaPa

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の導入にかかったコストはプリペイド式に

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していた場合のコストと比べて実に1/5

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で収まったというんだ相当なコストカット

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になったんだねそれにするっと関西つまり

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磁気式のプリペイドカードに対しては

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カードを見ても残高がわからないとか残高

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がすぐになくなって改札で止められて

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結局乗り越し生産の手間がかかるなどと

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いった利用者からの苦情が寄せられていた

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んだ次期プリペイドカードを使っていた人

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にしてみればあるあるな話よねたとえ乗車

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券がICカードに切り替わったところで

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利用者は残高の確認とかチャージなどと

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いった手間はかけたくないはずだから

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後払い方式の導入は利用者からも受け入れ

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られるはずだとするっと関西競技会は考え

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たんだ一理あるけど実際にはPiTaPa

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はあまり普及しなかったのよね

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競技会が考えたようなメリットが後払い

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方式にあることは間違いないしかし実績と

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しては先に述べた通りPiTaPaの利用

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者はICOCAなどと比べて大幅に少ない

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んだそれなら後払い方式のpitapaを

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利用したくない人や利用できない人はどう

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すれば良かったのかなそういう人は

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引き続きするっと関西を使ってもらおうと

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協議会は考えていたんだPiTaPaが

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登場した時点ではスルッと関西とピタパは

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共存することが前提だったんだよそれに

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jr西日本のICカードつまりICOCA

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と相互利用する構想も当初からやったぞ

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実際のところはどうなったのスルッと関西

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はPiTaPaの登場後も長年存続した

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ものの2018年1月31日をもって駅の

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自動改札機やバスでの利用を終了している

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ぜ確かに長年と言えるけど

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結局次期プリペイド式カードの歴史は

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終わったのねと思ったら

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阪急阪神能勢電鉄北大阪急行電鉄の4社は

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2017年4月にこの4社だけで使用

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できる

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阪急阪神能勢北9レールウェイカードと

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いう時期プリペイドカードを発売したんだ

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IC先生のこの時代にまさかの新しい時期

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カードこの4社では次期カードを支持する

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利用者が多かったそうで当面は次期カード

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を引き続き使えることになった関西の私鉄

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の事情は誠に複雑怪奇だわでもそれも長く

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は続かなかったんだその話は次に回そう

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[音楽]

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2003年にサービスを開始したい子は

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2004年8月1日からスイカとの相互

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利用を開始したぞjr東日本のSuica

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でjr西日本を利用できるようになった

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一方でjr西日本には乗れるけど関西の

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私鉄には乗れないという状況がこうして

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生まれたのね同じく2004年8月1日に

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はPiTaPaのサービスも開始されて

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繰り返しの説明になるけど2006年に

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ICOCAとPiTaPaの相互利用が

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開始されたんだ

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プリペイド式がいいという人はいこか

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後払い式がいいという人はPiTaPaと

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いう風に選べるようになったのねその後

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ICOCAは私鉄各社のICカードや

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jr東海九州のICカードとの相互利用を

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開始していったんだjr東海はTOICA

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jr九州はすごくね2009年には

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ICOCAの前身と言えるJスルーカード

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の利用が終了となった一方PiTaPaの

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方も利用可能な鉄道会社やバス会社を順調

play14:23

に増やしていった関西ばかりでなく静岡県

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を走る静岡鉄道などにも導入されたんだ

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PiTaPaも意外と手広いんだねそして

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時は流れて2013年3月23日この日は

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交通系ICカードの歴史においてとても

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重大な人位置付けられるんだ今から10年

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前か何だろう現在のように全国の主要な

play14:44

交通系ICカード全てが相互に利用できる

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ようになる全国相互利用サービスが開始さ

play14:50

れたのはこの日なんだよなるほどこれで

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ようやくスイカで関西の私鉄を利用したり

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jr北海道の北風でjr西日本を利用し

play14:58

たりできるようになったのねそうだなそれ

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にしてもICカードが登場する前はJ

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スルーカードみたいな時期カードを

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それぞれの鉄道会社が発行していたけど

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次期カードだった時代はこれらを統一して

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くれという声はあまりなかったんだよね

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まあそのように考えられるなでもその一方

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でICカードについては共通利用できる

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ようにしてという声が多くて実際に

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2013年からついに全国共通で利用

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できるようになったんだよねそうだな次期

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カードの時代には生まれなかったニーズが

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ICカードの時代には高まっててしまった

play15:31

のはどうしてかな

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普及率の違いも背景にあるかもしれない

play15:35

けれど個人的には次期カードとICカード

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の使い方の違いにあると思うぞというと

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以前は複数の鉄道会社を利用するときに

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それぞれのカードを所持する必要があった

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けど次期カードは複数所持していても

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かさばるものではないしそもそも改札機に

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投入するために

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財布やパスケースから出さないといけない

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よな確かにどうせケースから取り出さない

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とならないのなら取り出すカードを間違え

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さえしなければ

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複数を使い分けるのもそこまで不便では

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ないわねところがICカードはそもそも

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次期カードよりも厚みがあるし

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複数枚重ねてタッチするとエラーになって

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しまうだから

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複数のICカードを使い分けるのなら

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わざわざケースから取り出して使ったり

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別々の場所にしまっておいて

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鉄道会社に応じてタッチしたりする必要が

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あるよなそうか時期カードよりもIC

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カードの方が使い分けがだいぶ面倒なんだ

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ねこれが私の考える

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ICカードの全国共通化が求められた要因

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だもちろん単純に共通化した方が便利だ

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からというのもあるだろうけどな

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持ち歩くICカードが1枚で済むならそれ

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に越したことはないわよね

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ちなみにICカードの取り出さなくて良い

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という特徴は地味に重要だと思うんだ

play16:43

昔々駅に自動改札機が導入されて乗車券が

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磁気式になった時

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定期券の利用者からは大いに不評だったと

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いうんだえーっとこれもケースから出さ

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ないといけないからかなそういうこと自動

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改札機がなかった頃の定期券は駅員に

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見せるだけで良かったしかしわざわざ

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ケースから出して

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改札機に投入しなければならなくなって

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しまったんだ確実に手間が増えてしまった

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わけねところが時代が進み定期券もIC

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カードになると再び定期券はケースから

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出さなくても良いものになったわけだ最初

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に私が再現したICOCAのCMでもパス

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ケースから取り出さずに使えることを

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大きくアピールしていたわね時代が一周し

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たのね

play17:24

便利になったのはそこだけじゃないぞ時期

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定期券は紛失した時に別人が拾って

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払い戻してしまう可能性があるからから再

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発行はできなかったんだ運賃が高額な

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鉄道会社の沿線では

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財布落としても定期落とすなと言われてい

play17:38

たわねなんでや北総鉄道関係ないやろそう

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かな今の話題には十分関係あるんじゃない

play17:44

のだけどICOCA定期券のようなIC

play17:47

定期券や定期でなくても記名式のIC

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カードならば

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紛失しても使用停止して別人による悪用を

play17:54

防止できるから再発行もできるようになっ

play17:56

たんだ

play17:57

ICか万歳だねICOCAなだけに最高か

play18:00

ええ

play18:01

ICカードの全国共通利用は2013年に

play18:04

成し遂げられたけどjr西日本と私鉄を

play18:06

連絡する

play18:07

IC定期券の発売開始が盛んになったのは

play18:10

2010年代半ばから後半なんだJRと

play18:13

私鉄をまたぐ定期券の利用者は

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結局その頃までは別々のカードを持つ必要

play18:18

があったのねそれから2014年には

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jr四国の一部の駅でICOCAが導入さ

play18:24

れたんだ相互利用とかではなくて

play18:26

ICOCAを導入したのjr四国は独自の

play18:29

ICカードを導入していないだからなそっ

play18:31

かというかそもそも自動改札機があまり

play18:34

導入されていないんじゃPiTaPaの方

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も2010年代に入っても順調に導入事業

play18:39

者を増やしていき2018年に

play18:41

PiTaPaの前身と言えるスルッと関西

play18:44

の利用を終了したんだその直前に導入され

play18:47

たという

play18:47

阪急とかの新しい時期カードはどうなった

play18:49

play18:50

結局2019年に自動改札機での利用を

play18:53

終了しているんだあっという間の利用終了

play18:56

IC化の波には勝てなかったのねところで

play18:58

Pitapaは後払い式だからこれで関西

play19:01

の私鉄独自のプリペイド式カードの歴史は

play19:04

終了したのかなそうなんだよだけど最寄り

play19:07

の駅が施設で

play19:08

プリペイド式のカードが買えないのは

play19:10

困るって人もいるんじゃないのそうだな

play19:12

おそらくそういう理由で阪急阪神能勢電鉄

play19:16

北大阪急行電鉄の4車は駅でのICOCA

play19:19

の発売を開始したんだ大手私鉄がJRの

play19:22

ICカードを発売するんだ関東だったら

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まず考えられないわね現在は近鉄南海京阪

play19:28

大阪メトロ近江鉄道の鉄道会社でも

play19:32

ICOCAを発売しているぞなるほどね

play19:34

関東ではJRはSuica私鉄は

play19:37

PASMOという棲み分けがなされている

play19:38

けど現在の関西では鉄道会社の枠には

play19:42

こだわらず

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プリペイド式はICOCA後払い式は

play19:44

PiTaPaという棲み分けがなされて

play19:46

いるのね関東と関西のICカード事情の

play19:49

違いがよくわかっただろう

play19:51

ICOCAとPiTaPaについて見てき

play19:53

たけどどうだったかな交通系ICカードが

play19:56

全国共通利用できるようになったおかげで

play19:59

ICカードってどれも同じようにも思える

play20:01

からスイカとパスモの関西版がICOCA

play20:04

とPiTaPaぐらいに思っていたけど

play20:05

実態は全然

play20:07

違うってことがよくわかったよ関東では

play20:09

私鉄が国鉄線の隙間を埋めるように発展し

play20:12

てきたけど関西では私鉄が最初から国鉄線

play20:16

に競争を挑んでいてそもそも

play20:18

鉄道の生まれた経緯が全然違うんだよな

play20:20

関東と関西では

play20:22

鉄道の成り立ちだけじゃなくて現在のIC

play20:24

カードの事情まで違っているのが

play20:27

興味深いと思うよさてこのチャンネルでは

play20:30

鉄道や交通に関する話題を解説形式で

play20:32

分かりやすくまとめていきます皆さんの

play20:35

チャンネル登録高評価が励みになります

play20:37

また他にも取り扱ってもらいたいネタが

play20:40

ありましたら

play20:41

是非コメント欄で教えてくださいそれ

play20:43

じゃあご視聴ありがとうございました

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