【切り抜き】建築家・隈研吾／「負ける建築」を目指す／70大阪万博への失望／アフリカへ民俗学の調査へ向かう学生時代／仕事のなかった40代の転機（再アップまとめ）

IMAGINE イマジン大学

9 Jun 202425:20

Summary

TLDRこの脚本は、建築家のキャリアと思想の変遷を追う物語です。メタボリズムの影響を受け、自然素材を用いた建築を目指し、日本とアフリカの遠隔地を訪れる旅から多くの教訓を得ています。特に、アフリカの集落調査で信頼と共同作業の重要性を学び、それを日本での実践に活かしています。バブル経済の破裂後は地方の仕事を通じて、自然素材へのこだわりと新しい建築の可能性を探求する道を模索しました。

Takeaways

🏛 スクリプトの主人公は、建築家として自分のスタイルを見つけるために長い道のりを経験し、自然素材を活用した建築を目指している。
🌱 主人公は、自然の原理に基づいた建築を模索し、特に木のような自然素材に将来性を見出している。
🎓 大学時代には黒川紀章のメタボリズム思想に影響され、自然と建築の融合を模索していた。
🌐 1990年代のバブル経済の崩壊後は、仕事が減少し、日本各地を訪れる機会が増えた。
🏞️ 高知県の湯原町での芝居小屋の保存や公衆便所の設計を通じて、地方のプロジェクトに携わるようになった。
🛠️ 建築現場で直接職人と交流することで、自然素材を使った建築の可能性を広げることができた。
👷‍♂️ 職人とのコミュニケーションが、建築の質感や独创性に大きく寄与すると感じた。
🌾 アフリカの集落調査で学んだことは、自然と調和した生活空間の創造に活かされると感じている。
🏗️ 建築家としての道は正解がなく、自分のスタイルを見つけるためには忍耐強く、長距離視えることが求められる。
🏅 建築の評価は短期的なものではなく、50年、100年後にその価値が認められることを目指している。
🔄 仕事の減少は、新しい挑戦や出会いに通じるチャンスであり、若い建築家にその意義を伝えたい。

Q & A

黒川紀章さんの建築思想は何に基づいていましたか？
-黒川紀章さんの建築思想はメタボリズムに基づいており、建築も生物のように新陳代謝を繰り替えて成長するべきだと主張していました。
大阪万博の何が話者の興味を引いたのですか？
-大阪万博では黒川紀章さんが3つまたは4つのパビリオンを設計しており、その中の一見を逃したくなかったという思いが話者の興味を引いたとされています。
1970年の夏に話者は何を感じ、どうして失望したのですか？
-1970年の夏、話者は大阪万博で黒川気象の建物を見てがっかりし、自然の原理に基づくはずの建物が鉄でできた巨大な怪物のように見えたため失望しました。
話者はなぜアフリカの集落調査を行いましたか？
-話者は新しい建築のヒントを発見するためにアフリカの集落調査を行い、自然素材を使った建築の可能性を探求したいと思ったからです。
アフリカの集落で話者はどのようなことを学びましたか？
-アフリカの集落では、自然素材を多様な方法で使用し、地面から自然に生えているような建築の配列方法を学びました。
話者はどのようにして信頼を築きましたか？
-話者は相手を信頼し、笑顔で接することで信頼を築きました。子供たちを味方につけ、ボールやライターを配って協力を勝ち取ったとあります。
バブル経済の崩壊後に話者はどのように対応しましたか？
-バブル経済の崩壊後は、仕事がなくなり、日本の地方を回り始め、新しいプロジェクトや仕事の機会を探しました。
話者はなぜ公衆便所の設計に取り組んだのですか？
-仕事がなく、公衆便所の設計が得意と自負していたため、その機会に取り組むことになったと話されています。
話者は若い建築家たちに何をアドバイスしていますか？
-仕事がない時にチャンスだと捉え、その時間を有効に使い、新しいスキルを学び、新しい道を模索することが重要だとアドバイスしています。
話者は自分の建築スタイルについてどのように考えていますか？
-話者は自然素材を使用し、未来性を感じる建築を目指していると述べており、50歳になってからその考えが定着したと言及しています。
話者は自分の建築に対する哲学は何だと述べていますか？
-話者は建築には正解がなく、自分のアイデアを追求し、それを信じて生きることが重要だと述べています。