【総合型選抜に強い異端の教育】岡田武史氏が高校を設立/大事なのは偏差値より修羅場/「遺伝子のスイッチ」が人を本当のリーダーに変える/素人だからできた教育改革
Summary
TLDRこの録画トランスクリプトでは、サッカー日本代表の元監督である岡田武史さんが、2024年に開校予定のFC今治高等学校について語っています。岡田さんは、AIやICTの発達によって、単なる知識やデータではなく、体験と経験から得られる本質的な能力が重要になると説いています。そのため、FC今治高等学校では、ゼミや野外活動、著名人による講義など実践的な教育プログラムを提供し、生徒一人ひとりの主体性と柔軟性、コミュニティ形成力を育成することを目指しています。
Takeaways
- 🏫 FC今治高等学校は従来の教育スタイルから離れ、体験学習を重視した新しい教育方針を取り入れている。
- ⭐ この学校の目標は、AIやICTの発達に伴い、知識だけでなく経験や直感力、適応力、主体性を備えた人材を育成することである。
- 🌳 屋外活動やプロジェクトベースの学習を通じて、生徒に困難や予期せぬ状況に立ち向かう力を身につけさせる。
- 🧭 リーダーシップよりもキャプテンシップ(みんなの主体性を引き出す能力)が重要視されている。
- ✨ 著名人を講師に迎え、生徒に多様な価値観や生き方に触れる機会を提供している。
- 🌈 異質な個性を認め合い、多様性を受け入れることで、強いコミュニティを形成することが目指されている。
- 🔑 入学試験では総合選抜が重視され、論文や面接、短期留学経験などが評価される。
- 💰 授業料は高めだが、奨学金制度もあり、経済的事情で入学を断られることはない。
- 🌟 岡田氏は生涯を賭けてこの学校の理念を体現し、映像でメッセージを残す予定である。
- 👪 保護者は従来の大学受験偏重から脱却し、子供の本当の願望を尊重することが大切である。
Q & A
岡田さんはなぜFC今治高等学校を立ち上げたのでしょうか?
-岡田さんは、従来の教育では社会の変化に対応できないと考え、実体験を重視した新しい教育を行うために、FC今治高等学校を立ち上げました。旧態依然とした教育にとらわれず、生徒一人ひとりの主体性を育てることを目指しています。
FC今治高等学校ではどのような教育がなされるのでしょうか?
-午前中に必修科目を終え、午後からは実践的な実習やゼミナール、体験学習が中心となります。座学だけでなく、野外活動やインターンシップなど、様々な体験を通して主体性や適応力を身に付けさせる教育がなされます。
FC今治高等学校の学費は高いのでしょうか?
-岡田さん自身も言うように、FC今治高等学校の学費は比較的高額です。ただし、将来的には寄付金などで学費を値下げし、経済的な理由で機会を失うことのないようにしたいと考えています。
岡田さんはFC今治高等学校にどのように関わっていくのでしょうか?
-岡田さんは生涯をかけてFC今治高等学校に関わっていく考えです。ビデオメッセージを残すなどして、自身の理念を後世に伝えていこうとしています。生徒たちに常にその思いを伝え続けることが岡田さんの役割です。
FC今治高等学校の一期生にはどのような生徒が集まっているのでしょうか?
-一期生には、生徒会長経験者から少年院経験者まで、様々な背景を持つ生徒が集まっています。岡田さんはこの多様性を評価しており、お互いの違いを認め合い、コミュニティを作っていくことを期待しています。
FC今治高等学校の卒業後はどのようなことが期待されているのでしょうか?
-FC今治高等学校では、大学進学だけでなく、起業や海外留学、地元就職なども視野に入れています。大切なのは、生徒一人ひとりが主体的に自分の進路を選び、社会で自立していくことです。
岡田さんはリーダーシップとキャプテンシップの違いをどう捉えているのでしょうか?
-岡田さんは、従来のリーダーシップよりもキャプテンシップの方が重要だと考えています。キャプテンシップとは、一人が先導するのではなく、仲間を巻き込みながらみんなで主体的に動いていく力のことです。
FC今治高等学校で重視されている「遺伝子にスイッチが入る」体験とはどのようなものでしょうか?
-岡田さんが言う「遺伝子にスイッチが入る」体験とは、過酷な状況に直面し、それを乗り越えることで得られる成長のことです。20泊21日の山岳ハイキングや無人島キャンプなどの過酷な体験を通して、生徒に心身の強さや適応力を身に付けさせようとしています。
岡田さんはなぜFC今治高等学校を立ち上げることができたのでしょうか?
-岡田さん自身が教育の素人だったからこそ、既存の概念にとらわれずに新しい発想ができたと考えています。教育に携わる人々は変革の必要性を感じつつも現状に縛られていましたが、岡田さんは既成概念がない分、新しい教育を実践できたのです。
FC今治高等学校の教育は親の期待にどのように応えようとしているのでしょうか?
-岡田さんは、親が本当に子供のために何が大切かを見失いがちだと指摘しています。単に大学に行くだけでなく、主体性を持って自分の進路を切り拓く力を身に付けることが重要だと考えています。親にも新しい視点から子育てを見直すことを求めています。
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