理系と理系を目指すすべての人へ! 理系の歩き方 第4回
Summary
TLDR東京大学医科学研究所の佐藤慶教授が、新型コロナウイルスに関する研究を紹介。研究は、ウイルスと宿主間の相互作用を理解し、新型ウイルスの発生メカニズムを解明することを目的としている。特に、野生動物から人間に移ったウイルスに焦点を当て、One Healthという概念を提唱。gtopJAPANというグループを立ち上げ、異例のスピードで論文を発表し、世界から注目を集めている。感染症の研究は、未来のパンデミックに備える上で不可欠であり、研究者たちの責任感と努力が社会に貢献している。
Takeaways
- 🧬 佐藤慶教授は、東京大学医科学研究所で、ウイルスとシステム総体を組み合わせて理解することを目的とした学術分野の創生を目指しています。
- 🌐 新型コロナウイルスは、2019年末に中国の武漢で現れ、山奥に生息していたコウモリから人間に移り、世界中で感染が広がったとされています。
- 🔍 佐藤教授は、エイズウイルス研究をしていたが、その研究でも野生動物から人間にウイルスが移るメカニズムを探求しており、新型コロナの研究にもその視点を取り入れています。
- 👨🔬 研究者が協力して、新型コロナウイルスの変異株や病原性、ワクチンの効果などを研究し、gtopJAPANというグループを通じて速やかに成果を発表しています。
- 🌍 アメリカやヨーロッパではロックダウンが行われ、研究が制限される中でも、協力体制を通じて多くの論文が発表され、科学者たちは世界中で協力して研究を進めています。
- 🛡️ 研究者はBIOSセーフティレベル3の特殊な部屋で新型コロナウイルスの研究を行い、感染予防のために厳格な装備を着用して実験を行っています。
- 🤝 研究者は協力して一つのテーマを分担し、多くの著者で構成される論文を発表することで、研究の進展を促進しています。
- 🌟 オープンサイエンスとして、研究者たちは研究成果を秘匿せずに、速やかに情報を共有し、世界中の共同研究の雰囲気を築いています。
- 🔮 将来の研究では、新型コロナの起源やウイルスの移行メカニズムを明らかにし、次のパンデミックに備える体制を維持することが目標とされています。
- 💪 gtopJAPANのメンバーは、モチベーションを維持し、疲れないよう楽しく研究することで、持続可能な研究環境を築きたいと考えています。
- 🌱 佐藤教授は、若い世代に研究者としての道を選ばれるよう、科学者としての夢や感染症研究の重要性についてアピールしています。
Q & A
佐藤慶教授の研究分野は何ですか?
-佐藤慶教授の研究分野は、ウイルスとシステム総体としていくつかの学術分野の創生を目指しています。
エマージングウイルスとは何ですか?
-エマージングウイルスとは、新たに誕生し、人間に感染する可能性があるウイルスのことです。
新型コロナウイルスはどこから来たと言われていますか?
-新型コロナウイルスは、中国の山奥に生息していたコウモリから人に移ったと考えられています。
エイズウイルスはどのようにして人間に感染したとされていますか?
-エイズウイルスは、アフリカの山奥に生息していたチンパンジーから人に感染して生まれたとされています。
ワンヘルスとはどのような考え方ですか?
-ワンヘルスは、人間だけでなく、家畜や野生動物など全ての生き物が健康に暮らせることを目指す考え方です。
gtopJAPANとはどのようなグループですか?
-gtopJAPANは、新型コロナウイルスの変異株の性質や病原性、ワクチンの効果などを調べるため、若手研究者が立ち上げたグループです。
新型コロナウイルス研究において、アメリカの研究者たちはどのように協力していましたか?
-アメリカの研究者たちは、ロックダウンの中でも制限の中で協力し、一つのテーマを分担して研究を進めていました。
新型コロナウイルスの実験はどこで行われますか?
-新型コロナウイルスの実験は、BIOSセーフティレベル3という特殊な部屋で行われます。
佐藤慶教授の研究室では、どのような研究をしていますか?
-佐藤慶教授の研究室では、新型コロナウイルスの起源を明らかにするために、動物から人に病原ウイルスが移るメカニズムを研究しています。
感染症研究の重要性はどのように評価されていますか?
-感染症研究は、パンデミックや感染症の発生に備える上で非常に重要であり、研究費や人材育成にも力を入れて行われています。
研究者としてのモチベーションは何ですか?
-研究者としてのモチベーションは、社会に役立つ科学的な実験データを提供し、不安感に駆られた社会に対して事実に基づいた情報を提供することです。
Outlines
🧬 新型コロナウイルス研究とワンヘルスの重要性
東京大学医科学研究所の佐藤慶教授が、新型コロナウイルスに関する研究とその起源について語ります。彼の研究室では、ウイルスとシステム総体を理解することが目的で、エマージングウイルスの誕生仕組みを解明しています。2019年末に中国の武漢で現れた新型コロナウイルスは、山奥に生息していたコウモリから人間に移ったと考えられています。また、エイズウイルスもアフリカのチンパンジーから人間に移ったウイルスです。これらの事例から、野生動物と人間の接触がウイルス移行のリスクを高めると学び、ワンヘルスという考え方を取り入れて、すべての生き物が健康に暮らす世界を目指すことが重要だと述べています。
🛡️ 研究者による新型コロナウイルスへの対応
新型コロナウイルスに対する研究者の実態と対応について触れられています。特に、佐藤教授は、治療法がなく致死率が高い初期のウイルスに対処するために、特殊なBIOSセーフティレベル3の部屋で実験を行いました。彼は、エイズウイルス研究の経験を活かし、新型コロナウイルスに取り組み、2020年のパンデミック中でも研究を進め、世界中の研究者と協力して情報を共有しました。また、gtopJAPANというグループを立ち上げ、異例のスピードで論文を発表し、世界から注目を集めました。
🔬 研究者としてのモチベーションと未来への視点
研究者としてのモチベーションや将来の展望について語られています。佐藤教授は、高校生の時に研究者になることを決め、自分の好きなことを仕事にできるという点に魅力を感じました。彼の研究室では、新型コロナの起源を明らかにし、次のパンデミックに備えるための体制を維持したいと述べています。さらに、コンソーシアムとして新しいウイルスに対して迅速に対応できるよう、体制作りを進めています。研究者としての責任感と、社会に貢献することの重要性が強調されています。
🌐 科学者としての社会貢献と夢
科学者としての社会貢献と夢について語られています。佐藤教授は、生命科学に興味があり、未曾有の危機にあって科学者として活躍したいという夢を持っていました。彼は、感染症の研究が重要であると感じ、新型コロナウイルスが発生したことでその重要性が社会に認識されたと喜んでいます。また、研究者として、社会に正確な情報を提供し、不安を緩和することが大切だと考えています。彼は、将来的には、感染症研究に携わる若い研究者を育てることが、科学者としての貢献の1つだと述べています。
📰 メディアと研究者の役割
メディアと研究者の役割について触れられています。SNSや情報発達の中で、正確な情報を提供することの重要性が強調されています。研究者たちは、専門的な知識と実験データを活用して、社会に事実に基づく情報を提供することが求められています。この番組は、産経新聞社と理系人材の就活を支援するアカツキが提供しており、若手研究者や技術者向けのイベントを紹介しています。
Mindmap
Keywords
💡エマージングウイルス
💡ワンヘルス
💡新型コロナウイルス
💡バイオセーフティレベル3
💡gtopJAPAN
💡オープンサイエンス
💡変異株
💡パンデミック
💡エイズウイルス
💡協力
Highlights
新型コロナウイルスの研究で注目される東京大学医科学研究所の佐藤慶教授がゲスト
佐藤教授の研究室はウイルスとシステム総体医学を理解することを目指している
エマージングウイルスの誕生仕組みの解明が研究室の主な研究テーマ
新型コロナウイルスの出現は2019年末の中国武漢で報告され、起源は諸説あります
有力説では、新型コロナウイルスは中国の山奥に生息するコウモリから人間に移ったと考えられている
佐藤教授はエイズウイルスの研究も行い、同ウイルスも野生動物から人間に移ったとされる
野生動物と人类的接触が増加することで、未知のウイルスが人間に感染するリスクが高まっている
「ワンヘルス」という考え方で、人だけでなく家畜や野生動物も含めた全体の健康を目指すことが重要
gtopJAPANという若手研究者のグループが新型コロナウイルスに関する異例のスピードで研究を進めている
新型コロナウイルスに関する論文が多数の科学誌に掲載され、世界中で注目を集めている
アメリカやヨーロッパではロックダウンが実施され、研究活動に制約がかかった
日本では制約が少なく、協力して研究を進めることができた
新型コロナウイルスはBIOSセーフティレベル3の特殊な部屋でしか実験できない
佐藤教授は新型コロナウイルスに関する実験を行ない、自身もバイオ4の部屋に入る必要があった
研究者同士の協力が重要で、gtopJAPANはその一例として多くの成果を出している
新型コロナウイルスは呼吸器のウイルスであり、感染経路が特定されていないため怖いと感じた
2020年のパンデミックで世界中の研究者が協力し、オープンサイエンスが進展した
新型コロナウイルスの起源を明らかにし、次のようなパンデミックを防ぐ方法を探求している
gtopJAPANは今後も新型コロナ変異株の研究を続け、次のパンデミックに備える体制を維持したい
研究者として、社会に役立つ情報提供ができたことでやりがいを感じた
感染症研究の重要性が高まり、研究費や人材育成への注目が集まっている
Transcripts
[音楽]
全体に
未来
異邦人
[音楽]
理系の歩き方
[音楽]
本日のゲストは新型コロナウイルスの研究
で世界中が注目する東京大学医科学研究所
教授
佐藤慶さんです
僕の研究室はウイルスとシステム総体とし
て理解することを目的とした学術分野の
創生を目指しています
[拍手]
エマージングウイルスが誕生する仕組みを
解明することです
まさに新型コロナなんかはエマージング
ウイルスの最たるもので
2019年末に中国の武漢という街で突然
出てきたウイルスですけどそれはどこから
来たのかっていう話は諸説ありますけど
一番まあ有力だと考えているのが中国の
山奥に
暮らしていたコウモリから人に移ってきた
だろうと言われてですね
あとは僕がその新型コロナ研究をする前に
やっていた研究がエイズウイルスの研究な
んですけどエイズウイルスもアフリカの
山奥に暮らしていたチンパンジーが持って
いたウイルスが人に写って生まれたと言わ
れているのでそういう野生動物人は開拓
することによって人を設置することは
なかった動物と人は設定を持ってしまう
ことによって非常に移ってきてしまうと
いった病気が進行ウイルスになります
[拍手]
ざっくり言うと人も家畜とか動物
野生動物も平和に暮らせる未来
いろんなウイルスエマージングウイルスが
出てきて問題になったことによってできた
考え方なんですけど
1ヘルスっていう考え方があってどういう
考え方かというと人だけが健康な世界って
いうことを作るのは難しいのでというのも
エマージンググリスっていうのはだいたい
こう家畜とか野生動物から人に移ってきて
生まれるものなんですよねなのでそう
考えると
健康な人の社会を作るには人だけじゃなく
て家畜とか
野生動物とかそういったものを含めて全て
の生き物が
健康に暮らせるということを目指すという
考え方はワンヘルスっていう考え方なので
そういうことに向けての研究をしていき
たいと考えてます
[拍手]
エマージンググイルっていうのがいつどこ
からという形でやってくるかわからないと
いうことですね新型コロナに関しても
まさかそういうウイルスが突然入ってくる
とかもしれない思ってみなかったと思い
ますしエイズウイルスに関しても私が
チンパンジーそういう率を持ってると誰も
知らなかったのでいつどういう形で人に
スピードオーバー別の種から別の人に
移ることをスピードオーバーと言うんです
けどそういうスピードオーバーとイベント
がいつどこで起きるかわからないと予測が
つかないということが一番難しいところ
です
2021年1月
新型コロナウイルスが猛威を振る中
佐藤けいさんの声掛けで集まった若手研究
者による立ち上がったグループ
gtopJAPAN
新型コロナウイルスの変異株の性質
病原性や電波力ワクチンの効果などを調べ
異例のスピードで論文を発表し多数の科学
雑誌に掲載されるなど世界中から
注目が集まっています
アメリカとかヨーロッパの
ニューヨークとかなんかはロックダウンで
完全人の行動を制限されたんですよね
でその時にそのある九谷大学の知り合いと
かに聞いたらとにかく本当にも厳格で一つ
の研究室には同じ時間に最大2人しかい
ちゃいけないとかお金決まっててなのでも
人もメンバー交代交代研究室に入れ替わり
たちから行くっていう形だったらしいん
ですよねそうなっても別に研究して進ま
ないわけででもその時の2020年の論文
ネイチャーとか
サイエンスとか雑誌を見ると論文バンバン
出てるんですよね
なんでかって言うとそういう制限がある中
で
研究所の教授同士が協力して一つのテーマ
を分担してやってたんですよね
なのでその時は論文の著者を見るとすごい
たくさんいますしでファーストオーサーっ
ていう人もこう並列の人は10人ぐらいと
かこれスポンディングをその責任調査と
いう人も普通の教授がなるもんですけど
それもまだ普通の研究室やってるのも10
人とかパッとできされているとかっていう
形でよくそのアメリカ人とかを自分勝手と
かで言いますけどそんな中でも彼はそう
いう人の中でできることを探して協力し
合ってたんですよね
翻って日本はそういう制約もなかったし別
にいろいろももちろん指導はありました
けどでもやっちゃいけないっていうのは
なかったので
ちゃんと降りてたしなのに成果出てないっ
ていう状況がすごくもどかしいものがあっ
たのでだったそのアメリカとやってること
を真似てこの訴訟を作って協力してやろう
という形ですればもっとうまくいくんじゃ
ないかっていうのが一つのきっかけであり
ますよね
当時は治療法もないその結構な致死率
もっと病気だったんですよねしかも
ウイルスの性質もよくわからないっていう
形だったのでこれ今もそうですけど新型
コロナウイルスっていうのはBIOS
セーフティレベル3っていう特殊な部屋
じゃないと実験できないですねでその性質
のわからないウイルスだったので僕が所属
する研究所も含めて多分ほぼ全ての日本中
の研究機関大学すべてでその研究に従事し
ていいのは教員か
研究員ポスト族だけだったんですね
そういう風になると僕の研究者がそんなに
大きくないのでその時2020年はそのの
枠を満たすら僕しかいなかったのでそう
なると僕が新型コロナに関する実験の医療
手続きをしながら僕自身がバイオ4の部屋
に入って実験しなきゃいけなかったですね
そこでちょっとまあきっかけがあって
大きい予算を割られたタイミングだったの
でその時に僕はもともと専門知識いた
エイズウイルスの研究から新型コロナの
研究を始めて
バイオセクシーレベル3の部屋で実験をし
てるっていう知り合いが何かいたのでそう
いうところで声をかけてもう一緒に協力し
てやんないかっていう声掛けをして始め
たって最初に立ち上げた時なんかも
寄せ集めていったら悪いですけど
一緒にやる人って手を挙げた人が入ってる
感じだったのでこののこう
適材適所というか見つけてじゃあ僕がこれ
やっても決まって
でだんだんそういう形でこうやっていく
うちにここが足りないからここの人員を
増やそうとかこういう風なテーマのデータ
がいるからこういうような実験ができる人
を入れようとかっていう形で
輪が広がっていった感じですかね
そういうのはすごくいいメンバーに恵まれ
たと思いますね
部屋自体が
陰圧っていうと中の空気が絶対とても
穏やかになっててでドアが20扉になって
てで中に入る時には新型コロナの場合には
大ベックという全身につなぎみたいなやつ
を
してマスクをしてやんなきゃいけないって
いうやつです
ね
2021年の初め頃そのGTB
japants始めた頃なんかは
それに加えてさらにあのポジティブ
プレッシャーマスクってこう頭からかぶっ
て
管をついてこう電源がついててそのかぶっ
た中を陽圧にしてこう中の空気が出るって
形にして絶対外の空気を吸わないってやつ
まで被ってやってました
[拍手]
僕も元々イギリスの研究やってたのでその
怖いウイルスっていう感じのものは使う
ことには
慣れている方だと思うんですけど
でもまあコロナウイルス呼吸器のウイルス
なのでどういうことをした感染するの
かっていうのがよくわからなかったので
hivAGSっていうのは血液が感染する
ので触っても感染しないし手袋してます
けど触っても完成しないしとか飛んじゃっ
ても別にこう飛沫感染もしないので分かっ
てたんですけどその呼吸器のウイルスだと
どういう操作で感染者がよくわかんなかっ
たのでそこは結構
怖かったですしちゃんと指導を受けて
覚えてからやりました
[拍手]
ね一番大きいところは2020年の時のが
すごかったですけど
パンデミックで
日本は日本ロックダウンなかったですけど
欧米大都市はロックダウンが起きてる中で
世界中の研究者頑張って研究してたんです
よねで普通そういう生命科学の研究
成果ってすごく秘匿性が高くて例えば
タンパク質の構造を溶けましたっていう
情報がすごく貴重なものなのでその論文に
出るまで
隠すってことが普通なんですよね他の研究
室で言うなとか
研究室の中でもこの情報は他の人言うなと
かっていうことも結構よくあるんですよね
それをもうお惜しみもなく構造解けたら
そういうふうなことを情報すぐ
Twitterに載せるとかでもう世界中
で共同研究してる感じな空気があったん
ですよね世界中で協力してその
パンデミックという道の元戦うんだって
いう感じの空気はすごくあったので
よく言うとその最近言われるようなその
オープンサイエンスという感じの
研究が本当に今状態化したかというところ
がありました
[拍手]
ね難しいですよね
ひと手間大きい話としては日本に限った話
をするともう5月8日にふるいに帰ると
いうことが決まっているのでそれを持って
社会はどう変わっていくのかっていう
ところもありますし
五輪にしたからといってウイルスが
なくなるわけではないので分類が変わる
だけであってそれに対する対策が変わる
だけなので
グリーン車から終わりということは消せ
ないということですよね
あとは
研究して立場からするとこれからもそう
いうウイルスと
宿主人のいたちごっこっていうか私変異株
出てくるとそれに対して免疫ができてその
変異なくなってそうなるとその
免疫が逃げる新しい変化が出てきてって
いうのはたちが起こってるんですけどそう
いうのはこれからも続くのでそういう時に
どういう風な変異株が出てくるかという
ことはまあわからないと
特にそういうオミクロンのいろんなやつが
できるって事はまた違って最初にお肉が出
てきた時とかデルタ株が出てきた時とか
全く性質が違う株が突然ポンって出てくる
可能性もあるのでその後に
病院制が弱くなってるとは限らないので
突然病原性が高いものが出てきた時にどう
備えるかとかっていうこともありますし
ちょっとまだまだ
終わったことにするには早いんじゃない
かって気がします
[拍手]
ね僕の研究室で今も始めてることとしては
新型コロナの起源を明らかにしたいと思い
ますねもともと僕が新型コロナ研究やる前
はイージスの研究やってたんですけどその
時からそのスピードオーバーっていうその
動物か人に病原ウイルスが移ってくるって
メカニズムを明らかにしたいということが
トピックなんですよねそういうのは新型
コロナは全く同じでイギリスの場合には
チンパンジーが人にどうやって移るかって
いう話だったのが新型コロナの場合には
そこを盛りから人にどうやって移ってきた
のかって話なのでそこのメカニズムという
のは分かればそれこそあの次の
パンデミックを防ぐという方法にもなるか
もしれないですし新しい
治療法を開発につながるかもしれないです
しそういうのが一つ大きなトピックとして
やっていきたいというのも一つです
あとはコンソーシアムとシナリやっていく
かというところに関してはこれも折々に
コアメンバー集まってどうするって話をし
てるんですけど
新型コロナ変異株の研究はこれからも続け
ましょうという話をしてるんですけど
それでも大きい重しとしての目標としては
次のパンデミックに備えられる体制は維持
したいっていうその次に何かあってもg2
Bジャパンがいるから大丈夫みたいな感じ
の組織を維持できたらいいなっていう話は
してます
ただそのために何をするかっていうとが
難しいんですけど今考えてるのは
新しく出てきたウイルスはもう全部やろ
うっていう話をしてます新しい病院ですと
かいろんなも出てきたそれに関してパッと
こういうもですっていう風にでき
るっていう
ような体制を作れたらいいよねっていう話
をしてます
僕が思う一番
研究を進める上で難しいのって
特定の人である時もだし組織としてもです
けどやる気がない人がいる場合ですよね
自立ジャパンの場合はみんなやる気あるの
でやる気をけしかけなきゃいけないって
いう仕事はないのでそういうのは別に
そんなにこう組織運営するとかって別に
行くじゃないですよねみんなやるけど
モチベーションさえあれば
なんとかなるんじゃないかなと思います逆
にそういう腐っちゃったりすると難しい
かなっていうところありますけど
ずっとここ出してきて結構みんなも疲れて
きてるしその使い方もやっぱこう研究して
の違うので今後どうするかっていう話を
こまめにしたのは一つ理由があって左右
から大丈夫ですかというところと今後どう
いう風なテンションでやっていきますかと
いうことに関しては結構お金こまめにこう
確認をしながらやってるところあるので
そこで疲れちゃってやる気なくなっちゃう
のが一番困るので
楽しくやれるような感じの空気を作って
保っていけたらなっていうのがあります
けど
はい
これは今でも覚えてますけど高校生の時に
理系文系を決めるとかっていう時のことも
含めて将来どういうふうな職業を目指す
かっていうことを考える時期だと思うん
ですけど
その時に
僕は山形
田舎の生まれなのでそういう社会の仕組み
とか知らなかったというのもあるかもしれ
ないですが山形じゃないかもしれないです
けどもあってすごいなんでかわかんない
ですけどすごいざっくりした2つの
職業誌が世界ないと思ってて
サラリーマンをするか
研究者するかっていう道しかないと思って
ますね
でその日どっちがいいかっていうのでその
時にあの思ったのがサラリーマンでは
どんどん
楽しくないことを仕事としてやる人たち
らしいとそうなると
1週間7日間あるとして月曜から金曜平日
5日間働かなきゃいけないとすると
1週間の7/7はやりたくないことし
なきゃいけなくてで週末の7/2だけ好き
なことができるという職業だと
それで研究者っていうのは自分の好きな
ことをまず突き詰めてやっていく職業だと
考えると
人生を7分のって考えるとサラリーマンに
なると人生の7分の5は好きでもないこと
に時間潰さなきゃいけないと
好きなことは22/7しかできないって
いう人生ちょっとおかしいんじゃないかな
と思って
それだったら好きなことを仕事にしてそう
すればその7/7も自分の好きなこと
できるし週末も好きなことできるし7/7
で自分の好きなことができる人生になるん
じゃないかと思って志した
記憶がありますね当時あの僕高校生の時
ってちょっとヒトゲノムが読まれるかどう
かっていう時期だったんですよねなので
結構新聞の一面とかに普通にこう生命科学
バイオテクノロジーに関する記事が載って
たのでそれ読んでたんですけど生命科学の
研究にすごく興味があったっていうところ
と
あとは
もうちょっと前の中学生とかの時だと思う
んですけどそういう
漫画とか
歌います20世紀少年とか
あとは本とかもまあそういうサスペンス系
SF系の本とかあと映画とかでも人類
滅亡系の
病原帯が出てきてっていう話にはすごい
惹かれたんですよね
なのでそういう本を読む本とか
漫画とか映画とかを通してそういうこう
未曾有の機器とかパンデミックというよう
な状態になった時にその最前線で戦う
もちろん大体主人公はあの
科学者なのでそういう時に最前線に立って
こう奮闘するっていう姿に憧れを持って
そういうものは憧れですよそういうふうな
職業とそういうのがいいなと思ってって
いうのはあります
まあ子供ながらにそういう時に
活躍できる人になりたいと思ってても違い
ましたけどそういうの現実に本当に怒
るっていうことはとは思ってないですし
その時にそういう本当にそういう研究に
携わる立場にいるようになってると思って
なかったので
まあまあそういう中で一応これは僕はそう
でしたし多分gtobJapanの
メンバーも共通したところとしては
やっぱりウイルス学者っていう立場なので
あればそういう
未曾有の危機の時にウイルスが原因の溝の
危機の時に何もしないというわけにはいか
ないんじゃないかっていう
責任感というか
教授みたいもあったんですよねなのでそれ
何とかしなきゃいけないっていう中で
基礎技術学者という形でお医者さんでは
ないので実際に患者さんの助けとかでき
ないですけどそういうできることの中で
何かできることないかという最善を尽くし
てきたというところだと思いますね
それは100%だと思いますね
むしろないと考える方が難しいと
思いますパンデミックっていうのは世界
規模のことなんですけどアウト
ブレイクっていうのは地域的な世界規模
じゃなくてもこうある地域で流行している
危ない
病気っていう感染症っていうものですけど
それで言うと人と基準として言えるのは
Who世界保健機関が公衆衛生上の緊急
事態ってフェイクってを出すかどうかって
いうの基準なんですよねそれを考えると
新型コロナももちろん出てますし最近でも
その後サルトでも出てるんですよね
ちょっと前の話に戻ると時間熱とか
新型インフルエンザの時とか確か僕の記憶
正しければ多分7回出てたんですよ最近ね
ちょっと7ヶ月のパンデミックにつながる
リスクがあったってことですし
それがこの新型コロナを機に今後一生起き
ませんってことはないですよ
[拍手]
ねほんとパンデミック始まってからもう3
年間に関してはもうほんと目の前の変異株
の解析のことでもモテ一杯
精一杯だったのであまり
将来の夢っていうこと言われても来ないん
ですけど
新型コロナの研究に関して今後も続けて
いきたいと考えてますし
夢じゃないですけど
達成したいという夢じゃないですけど
もし次にそういう感染症の有事が起きた時
にはすぐ対応できるというような形の体制
を作っていきたいなっていうのがある意味
夢かもしれないですね
[拍手]
すごいやばいと思いますね
やばいと思います
もうそもそももう大学院と博士課程進学し
たいと思ってる学生の数がものすごく減っ
てるですよね
なので
そもそも日本の基礎研究アカデミアという
のはそういう
博士課程に進学して研究者を志したいって
いう学生がいて成り立ってるのでそこはい
なくなってしまったそもそもその赤い目
やっていう世界自体が成り立たなくなって
しまうので
そこを何とかしないとちょっと音程まずい
と思いますね
やっぱり新型コロナのことがあったので
感染症研究の重要さってもみんな
理解してるじゃないですかなので感染症
研究に限ってはというか感染の研究に関し
てはすごく研究費もついてますし
人を育てなきゃいけないっていうことは
もうみんな分かっているので
[音楽]
一つモチベーションするにはいい
研究者分野なんじゃないかと思いますけど
ね新しい変異株っていうもう得手の試合も
出てきてこうみんながこらえて何なんだっ
ていう
疑問が
湧いたんですよね
なのでその時にこうまあSNSとか今すぐ
情報発達してるので好き勝手なこと言う人
はたくさんいるんですけど
根拠がある情報を出してはすごく難しいん
ですよね
そういう時に我々はそのウイルスが専門家
として実験もできるし情報も入るのでそう
いうことそういう
不安感に
駆られてる社会に対して
科学的な実験データ事実に基づいた情報を
できるだけ早く社会に提供すると
歓迎するという形で社会に役に立つという
方法もあるんだということを今回
理解できたのでそこはすごく
研究やってる上ではすごくやりがいがある
ところですよね
あんまり
研究者
がこう表に出て話しすることとあまりない
と思うんですよねそういう意味ではこう
もちろん何というか表出てくるってことは
感染症的に何か問題があるときだからって
いうのはもちろんあるので難しいですけど
ジャパンの活動とかが着目されて形とかで
もし人前でしゃべることとかあってという
ことがあればもっとこう
研究者実態みたいなものが一般の人にも
伝わるかもしれないですしそういうことも
これからは大事になってくるんじゃないか
なっていう
研究者っていうことをステレオタイプの
イメージじゃなくて
かもしれないですけどこれでもいけるんだ
よっていうのはちょっと励みになるのかも
しれないと思って
励みになったいいなと思ってところがあり
ますけどね
この番組は
産経新聞社と
理系人材の就活を支援する赤陸陸がお届け
しました
産経新聞社では
意向系学生若手研究者
技術者のための先端技術対象を開催してい
ます
詳しくは
概要欄からホームページをご覧ください
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