まなキキ・ラジオ(第一部・無印) 第2回 Dパート::「Learning Crisisとは何か」後編(2)
Summary
TLDRこのスクリプトは、教育の形と中身に関する議論を通じて、学校教育の役割とその限界について深く掘り下げる。オンライン教育の強制化とそれに伴う先生たちの威厳の失墜、子供たちへの影響が議論の核心。参加者は、学校が社会再生産のシステムとして機能し、文化に色濃く影響を与えること、また教育における「形」の重視が生じる社会の要求に警鐘を鳴らしていると感じている。彼らは、教育における真の価値を見つめ直す必要性を呼び掛ける。
Takeaways
- 🔔 ベルの音が大きいので、ボリュームに気をつけること。
- 📽️ 後編の動画は元々2話構成で、屋内と屋外の撮影を計画していたが、後編(1)が長すぎたため、後編(2)に分けざるを得なかった。
- 😂 撮影中、子供たちが公園で遊んでいる姿が偶然映り込み、面白い映像になった。
- 👀 子供たちが撮影を熱心に見ていたため、カメラに向かって話している自分たちはそれに気づかずに進行していた。
- 🌳 木漏れ日の光が綺麗に反射されていたため、視聴者の注意が散漫になったことがあった。
- 🧢 撮影時に帽子をかぶっていたが、途中で脱いだため、日差しが強く顔や目を保護する効果を実感した。
- 🎬 動画制作は予期せぬ偶然の要素もあり、結果としてシュールな映像が出来上がった。
- 📚 学校の役割や機能についての議論があり、教育は社会を再生産するシステムであるとの意見が出た。
- 🌐 学校のシステムや内容は文化によって異なり、それぞれの社会の価値観が反映される。
- 🧠 オンライン授業やCOVID-19の影響で、教育の重要性や教師と生徒の信頼関係について考える必要があると強調された。
Q & A
このビデオの後編(2)はどのようにして計画されたのですか?
-後編(1)が予想よりも長くなって30分を超えたため、後編(2)を作る必要性が生じました。最初から屋内と屋外のシーンしか計画していましたが、偶然の出来事から公園での撮影に至りました。
公園での撮影は最初から計画されていたのですか?
-いいえ、屋内と屋外のシーンしか最初の計画には入っておらず、後編(1)が長くなってしまったため、公園での撮影に至りました。
子供たちは撮影にどの程度関与していたのですか?
-子供たちは撮影に関与していたものの、具体的な内容は計画されていなかったため、彼らが自由に動くことが予想されていました。
撮影中に子供たちはどのように反応していたのですか?
-子供たちは最初は非常に真剣に撮影に関与していたとのことです。彼らは笑いを我慢して、撮影に協力してくれました。
M先生は撮影中に子供たちが自然と集まった理由についてどう思いましたか?
-M先生は子供たちが勝手に集まったことを認め、彼らが撮影に興味を持っていると感じています。
撮影中に目立った光の反射はどのようにして捉えられましたか?
-K原先輩は木漏れ日の光が非常に美しく反射されていたことに注目し、それが何度も見直した理由だと述べています。
撮影中の日差しはどのように影響を与えましたか?
-日差しは非常に強力であり、M先生は帽子を脱いでからその影響を実感しました。撮影後に首や肩がヒリヒリと痛むようになりました。
撮影内容はどのようにして観客に理解されるようになったのですか?
-DJSは自分のセリフに集中していたため、シュールな画ができあがったと感じています。M先生はその映像がすごいと感じました。
学校の教育内容はどのようにして文化的に反映されているのですか?
-DJSは学校のシステムがその国の文化を反映していると述べており、例えば日本の学校では道徳教育が非常に重要視されている点に注目しています。
学校はどのようにして社会の再生産システムとして機能するのですか?
-学校は社会が求める人間像を最も色濃く表していると考えられており、教育内容は社会の価値観を形作る上で重要な役割を果たしています。
COVID-19の影響で学校の教育にどのような変化が生じたのですか?
-COVID-19の影響で急速にオンライン教育に移行したことで、先生たちの威厳や子供たちの信頼が失われるとの懸念がありますが、実際にはそんなことはないようです。
このビデオの後編(2)のテーマは何ですか?
-後編(2)のテーマは教育・社会の形と中身に関するディスカッションです。
Outlines
🎥 動画制作の裏話と偶然の出来事
第1段落では、動画制作の裏話が語られています。屋内と屋外の2話編成しか計画していなかったものの、後編(1)が長くなりすぎたため、後編(2)に分けざるを得なくなったという経緯が説明されています。公園での撮影は当初から計画されていたわけではなく、偶然のひょうたんから決まったとされています。子どもたちが動画に集中してみて、その様子が非常に面白かったと語られています。また、M先生は笑いが止まりませんでしたが、話者自身は後ろに子どもたちがいたため、集中して撮影することができたと述べています。
🏫 学校の役割と教育の社会的な意義
第2段落では、学校の役割と教育の社会的な意義について議論されています。オンライン期間中は、子どもたちが塾や家庭教師を利用できなかったかもしれないが、学びを進め続けることが期待されていました。学校が再開された際には、学校が持つ本質的な意味や機能について問われることが多かったとされています。教育は社会を構成する一員として、子どもたちにどのようなビジョンを与えるかという点に重点が置かれています。また、学校のシステムが文化的に異なる国々でどのように色濃く現れるかについても触れられています。
📚 教育の形と内容、そして社会への期待
第3段落では、教育の形と内容、そして社会への期待が議論されています。日本の学校は、知識の習得を優先し、時間割や規則正しく時間を守ることを重視していると指摘されています。しかし、その結果、社会が外形を正しく守ることを重視する人間を求めているという矛盾が生じていると感じています。教育は生きるための知恵や社会へのコミットを学ぶシステムとして成り立っているが、何のために学ぶのかという本質的な視点が失われないように注意する必要があると警告されています。
👨🏫👩🏫 教育者と生徒の信頼関係、そして教育の危機
第4段落では、教育者と生徒の信頼関係、そして教育が直面する危機について語られています。COVID-19の影響でオンライン教育が急速に普及し、教育者たちはその中で何を大切にし、どのように学びを提供するかについて悩んでいます。信頼関係が壊れたわけではなく、生徒たちは依然として教育者を尊敬しているとされていますが、教育の質や目的に対する疑問が生じ始めていると感じています。教育者たちは、学びの重要性を伝えるだけでなく、その意義を信じて受け止めてもらえるように努力しなければならないと示唆されています。
Mindmap
Keywords
💡伝説
💡シナリオ
💡公園
💡シュール
💡教育・社会の形と中身
💡異形の学校
💡面子
💡Learning Crisis
💡道徳
💡ソーシャルサイエンス
Highlights
動画の後編(2)は屋内と屋外のシーンのみを想定していたが、後編(1)が長くなりすぎたため、公園での撮影に変更となった。
最初から公園での撮影を計画していたわけではなく、偶然のひょうたんからコマ的な感じで撮影に臨んだ。
子どもたちが最初は撮影に集中していたが、徐々に先生の後ろにいることに気づき、笑い始めた。
M先生は子どもたちが勝手に来てきて驚いたが、それで笑える状況だと思っている。
DJSは自分のセリフを喋っているだけで、周囲の状況にあまり注意を払えていなかった。
K原先輩は動画を何度も見返しており、光の反射が素晴らしかったと感じた。
M先生は日差しが強かったことに気づき、帽子の脱がれたことで顔を防ぐアイテムの重要性を再認識した。
DJSは光の反射が視界に影響を与え、テカりが目立つと感じた。
K原先輩は動画の内容に集中できなかったが、M先生は訓練の動画として大事なことを聞き逃さない訓練を積むと語った。
DJSは教育・社会の形と中身についての議論をしたいと述べ、学校の役割について考えを共有した。
M先生は学校が社会をつくる構成員として、子どもたちにどのようなビジョンを与えるかについて考えを述べた。
DJSは学校のシステムが文化を反映しており、国によって異なると語った。
学校が再開された際、日本の学校は知識教育を優先し、規則正しく時間を守ることを重視した。
DJSは学校が社会の再生産システムとして、どのような人間を育てたいかを表していると指摘した。
M先生は面子や外形を守ることの重要性が、社会が求める人間像を反映していると語った。
H松は先生たちの威厳が失われているかもしれないと心配を表明し、学校システムの維持について考えを共有した。
DJSはオンライン教育による影響について、信頼と関係の変化について考えを述べた。
先生方や教員が教育に対する信頼と応えをどのように提供できるかについて、DJSは自覚的で自生的であるべきだと述べた。
Transcripts
(ジングル ♪〜) ベルの音が大きいことがありますので、 ボリュームにお気をつけください。
はい、では次はいよいよ、 おそらくまあ伝説になるであろうですね 後編(2)の方に行きたいと思いまーす。
本当にこれすごい面白い映像になってましたよね。 私笑いこらえるのが大変だったんですけど 最初から狙ってたんですか?
いやね、あのね、まあ正直なこというとですね いわゆるこれ動画の方は2話編成ってことだったので 屋内と屋外ってことしか考えてなかったんですよ。
ところが。後編(1)が長くなりすぎちゃって 30分超えちゃったので、もう無理だな、 後編(2)にいくしかないな、シナリオもあがってないし
みたいな感じになっちゃったわけですよね。
そこでどこで撮ろうかなと思って、 もうこれ撮り直すとすると子どもたちもある程度出て…動いてくるだろうとね
公園でいっぱい遊んだ りするだろうと。 あ、そしたら思い切って 公園で撮っちゃうっていうのも
ありなのかなって思ったって意味で。 まあけっこうこれはね、 最初から狙ってたというよりは、
ちょっとね、偶然っていうか ひょうたんからコマ的な感じでね、 でもなんか 子どもたちむっちゃみてたよね、最初ね。
ほんとよく先生、笑わないでやれるなぁと思って
びっくりしました。
あれね、M先生は笑えてくると思うんですけど 私は分からないんですよ。 だって、自分の後ろにいるから、みんな。
あんなにガチで見られているとはね
全然思ったかったので 私は無人のカメラに向かって やってるだけなんですから…。
(H松)いや私、だってあれ…
子供雇ったのかと思いました、 なんかラムネとかあげて。
(M先生)やってきたんだよみんな、勝手に(笑)
(H松)なんかまいたわけではないんですよね(笑)
(DJS)なんか話聞いてんだよね。
(H松)そう、すごい聞いてるから(笑)
(DJS) だから、できあがって見たら こんなに聞いてるの!? みたいな感じだったんですよ。
あのね、なんかやってる音とかも 喋ってたりするとね全然わかんない。 そういうのも入ってるから。
(M先生)そうなんですね (DJS) そう、私だから一生懸命自分のね
セリフを喋ってるだけなので、 それであんなシュールな画ができちゃったんですよね
(M先生)すごいなと思いましたよ
(K原先輩)あのちょっとお伺いしてもいいですか?
(DJS)あっはいなんでしょう
(K原先輩)あのー私もあの動画… (DJS:K原さんの質問、こわいからなあ)
何度もみかえしたんですが。
(H松)また推理をするためってことですかね!?
(DJS)また推理かよ!
(K原先輩)いろいろ気になるところが あったなぁと思いまして。
(M先生)あのやっぱみんなね、気になるかなとちょっと思いましたよね。
ちょっと子供に目がいっちゃって 気が散って内容が頭に入ってこないとか っていうのもあったかもしれないですね。
(K原先輩)うーん あのそれもそうだとは思うんですけれども
私が気になったのは光ですね。
(DJS)えっ!?え、テカリ?
(K原先輩)光です。ひ、光、、、
(H松)光って言ってますよ、光って
(K原先輩)あの、木漏れ日の光? 木漏れ日の光がすごくあの綺麗に
反射されていて すごい、あの素敵だなって思って 何回も見返しをしたんですけども、
ちょっとあの、 しばらくその動画の方を見つめてしまって、
授業に集中できなかったんですけれども そういう私はどうすればいいでしょうか?
(M先生)あの時本当に天気が良い日で 途中まで先生も帽子をかぶっていたので、
帽子の効果って本当に日差しから顔を防いで、 日差しから目を防いでくれるって言うので、すごい
本当に便利なアイテムなんだなーって 思ったんですけど、 帽子途中で脱がれたじゃないですか。
だからあの時初めて こんなに日差しが強かったのかってことに気がついて
私もその撮影日陽だまりの中でやっていたので その後すごい日に焼けちゃって
首とか肩とかがずっとヒリヒリしてたんですよね。
(DJS)それはつまり、、 テカって眩しかったって言いたいわけですね?
(M先生)いや、そうではないですよね。
なんか気が散っちゃったっていう、、、
(DJS) 皆さんひどいですよね、 この人たちほんとにね。
(M先生)気が散ってしまうというK原さんの悩み、
どうしたらいいのかって いうことだったと思うんですけど、 あれはすっごい訓練の動画でもあると思いますね。
どんな状況でも大事なことを聞き逃さない訓練を 積むための貴重な経験だと思って あの動画を見て本当に大切なことを
内容としてお話ししてたと思うんですけど、 子どもたちのはしゃぎっぷりとか 日差しの問題とか
そういったことに気をとらわれずに よく聞くっていう訓練が
すごいできる、 そういう意味でもいい動画だったなと思います。
(K原先輩)なるほど、 まだまだ私は修行が足りなかったということですね。
(M先生)お互い頑張っていきましょう。
(K原先輩)そうですね
はい、ということで いい加減に内容にいきたいと思うんですが!
みんな多分内容忘れちゃってるんで、 もう一回言いますね。
内容は、教育・社会の形と中身という 内容だったんですよ、あの動画は。
どの辺がそれぞれ気になったか、 というのをまた例のごとく ディスカッションしていきたい
と思うんですけど じゃあ 、M先生どう思われました?
えっと私はですね、 先ほど異形の学校になってしまっているって 話もありました。
実際、このオンライン期間というか 休校期間中は通える子どもたちは塾に
行ったり家庭教師の人には来てもらえなかったかもしれないけど何らかの方法で それぞれ
学びを進めていたのかもしれない、 どんな学びかはさておいて 何かをやっていたかもしれない。
で、いずれにしても学校が再開されて 限られた条件ではあるものの
それでもやっぱり学校は存在し続けるわけなので 何かしらはやっていかなきゃいけない。
そこで問われてくるのは、 やはり学校が持つ本質的な意味とか 機能の部分なのかなって思うんですよね。
やっぱり先生の映像とかを見ていて、 学校ってものがどんな役割を持つのかっていうのは その後の社会をつくっていく
構成員として子どもたちにどんな風に育ってほしいのかとか そういうビジョンみたいなものを それぞれがどう捉えているかっていうことを
どう反映する場として機能させるのかっていう ことになってくるのかなって
いうふうに思って・・・ なんか感想みたいになっちゃったんですけど。
(DJS) いやいやでも、本当にそうだと思いますよ。
それはね、あのね、私も結構いろんな学校、 色んな日本限らず世界の学校みたいの少しね、
学校に行くの結構趣味だったりするので、 大学も含めいろいろ見させてもらって、 学校って本当にね、
その国じゃないですね、文化。 文化が現れるよなあーと思うんですよね。
学校のシステムがね、たとえば633・・・ 6334制とかそういうシステムじゃなくて
中身がすごいカラーが現れるなーって 思ったりするんですよ。
だから学校で教えていること たとえばそれこそ医学であったりとか、
数学であったりとかということ代表にね、 あと社会学・・・社会学はね世界・・・ 国によって全然違うと思う。
日本の社会学はまだすっごい独自だと思うんだけど、 まぁでも他の経済学にしろ基本的にそんなに、
結局最後、内容に差があるわけではなくて、 まぁそれは、そうのはずですよね、
国によってサイエンスというか学問が 違ったらおかしいので これは人類としてですね
基本的普遍的な知を扱っているはずですから。
でもやっぱり学校は全然中身が違うんですよね。
それぞれの社会の色があらわれている。
やっぱり、2つの意味合いで そういうことが言えるのかなというふうに思うんですけど
まず1つはですね、この私たちの学校というものが 自分たちがこう・・・サイエンスを扱うんですよ、
学問を扱うわけですけど、 この学問をこの文化は
このカルチャーはそれをどう考えているのかということが色濃く出るんですよ。
大事だと思っているか科目はすごいちゃんとやるし、 大事だと思っていない科目は
超なんかまあいいやみたいな感じでね、
日本とかねやっぱすごい大事だと思ってるのは 道徳とかね、
すごい力入れてやってるんですよね。
こんなに丁寧にやる必要があるのかというか、 こんなに丁寧に道徳を教えて
本当に倫理的な人間になるのかなんて疑問に思うくらい 丁寧にやったりとかしまして、
でもこの日本がね道徳でやってることを、 アメリカとか ソーシャルサイエンスの中身でやったりするんですよ。
市民教育とかねそういうものとかですね
こういうのってやっぱカラーが現れるよなって。 アメリカのソーシャルサイエンスって やってすごい市民教育っていうのは凄い
きれいに出てるよなあって思ったりしまして、 イギリスとかもそうなんですかね。 シチズンシップみたいなのが出てるな、
結構面白いなと思って。 こういう中身の部分をどう考えているかというのは文化によって違うなというのがあるんですね。
あともう一つね、これは動画の話もいいましたし、 かつここの節、(2)の3より
さらに後ろの(2)の5のあたりでも話すと思うんですけども、
やっぱり学校、教育というものは社会にとって、これは第一話でも言ったかな、
社会にとってのやっぱりある意味再生産のシステムでもありますし、 学校がどういう子どもたちをね、
どういう人間にしたいのかということを 最も色濃く表しているんですね。
その社会は、その文化は、 どういう人間を求めているのかということなんです。
今回日本の学校が一番最初に取り戻そうとしたのは 何かというと、
やっぱりちゃんと指導要領を終わらせること、 つまり知識をちゃんとやっておくってことを優先したんですよ。
例えばいろんな関係性であったりとか そういったものの教育よりもね。
あと時間割とか規則正しく守らせること、 これ実はね、時間割をやれといった人は誰もいなくて、
いわゆる学習計画をね、 計画的な学びをやりましょうっていうことの 案内をして、
実際そういう話 そういうプリントを配った学校も沢山あったんですよ。
でもやっぱりね、時間割に行き着いちゃうんですよ。 日本の学校ってね。
つまり規則正しく時間を守ると、 この時間これで過ごすということを
そういうことをできる人間が欲しいってことを 表してしまったんじゃないかな
つまり私たちは、中身ではなくて形を取り戻すって 私はビデオで言いましたけど
つまり形を取り戻すというのはどういうことかというと 形を守ることを重視するんですね。
外形を正しく守ることを 重視するという人間をこの世界で、
この社会は求めてしまっているって事を表してしまったんじゃないかなって思ったんですよね。
これは・・・あっどうぞどうぞ。
(M先生)面子ってやつですね。
(DJS)そう!まさにそんな感じだよな。
(M先生)なんかガッカリしちゃう
それがね、やっぱりね、今まではでもいろんなね やっぱ中身も大事よねとかね、
人との触れ合いも大事よね、とか みんな言ってたわけですよ。
言ってたんだけど、やっぱりいざ危機に直面して 追い詰められると出てしまうんですよね。
その辺あたりが、やっぱりLearning Crisisってことね。
(M先生)なんか先生の話を聞きながら、 全然関係ないんですけど、
北斗の拳を思い出しちゃって。 北斗拳とか意思送電じゃないですか。
で死に物狂いで師匠は弟子に教えていくわけですよね。だから狼の子…
(DJS) 群馬っぽい話題ですね〜
(M先生)言っちゃった!(笑)
狼の子だって生き抜いていくために子供たちが、 動物だってみんなそうですけど
本当に必死で 命がけで 教えるじゃないですか。
元って、元々はそういうことじゃないですか。
学校って生きるための知恵とか 社会にどうやってコミットしていくのか
っていうことの学びを合理的に システマティックに多分教えるシステムとして
もしかしたらできたのかもしれないですけど、 なんかそもそも何のために学んでたのかって
生きていくために学んでいるんだけど それがどういう生き様なのかっていうのは
なんかちょっと北斗の拳で申し訳ないですけど
(DJS) いやいや、 修羅の国出身としてよくわかりますよ。
(M先生)あのはい、アマゾンというかなんというか いろいろ危険と隣り合わせの暮らしですからね。
(DJS) 別に某県をディスるという意味合いは 全然ないんですけどね。
でも本当にね今おっしゃったことそうで、 やっぱりこういうときにね、
まさに危機に直面したからこそ、
露呈するものがあって、 もっと違う学びは絶対あったと思うんですよね。
そこに至れなかったというのは相当ショックで
だからこそのCrisis、 Learning Crisis というのはいうことが 出来ると思いますね。
(M先生)ありがとうございます
(H松)私もちょっと気になったことがあったので お聞きしたいんですけど
あのやっぱ、 大切にしたのはやっぱ教室だったり その今の学校のシステムというものとか、
その先生とかがもしかしたら 守ってこられた面子みたいなものを いかに維持、
今の状況を 維持するかということがあったんじゃないかなって
話し合ったと思うんですけど
でもなんか結局そういう手段が 目的に入れ替わったとしても なんていうか今の状況を見ると
先生というものの威厳は 失われちゃったんじゃないのかな
失敗だったんじゃないって思うところも あるんですけど 先生はと思われますか?その辺。
(DJS) あー私とかね、もう威厳ないよね、
こんなバーチャル背景の中でやっててね。
なんかでこう・・・ 一番眩しいところと自分の光が一致している みたいな感じの状態で
何を語るんだって言われたらその通りでね。
そういうことを言いたいわけですね、H松さんはね。
(H松)いや、そういう感じじゃないんですけど(笑)
すごい今までの、 だから学校っていうもののシステム守るんだったら
そこは考えればよかったんじゃないの って思うんですけどね。
(DJS) まあ難しいところがあるなぁと思うのは 現場なんかね、
私行かせてもらったり 見せてもらったりすると、
まあじゃあ ああいう動画で言うほどまで 綺麗にね、子供たちの信頼を失ったり
先生たちの威厳がなくなったりしてるのかと言われるとそんなことはないんです、やっぱり。
やっぱ子供たち先生のこと好きだし、基本的に。
で先生も子供達のこと好きで、
もちろん違う例もたくさんありますよ。 たくさんあるんだけどやっぱり 特に支援校の子供たちは
やっぱりすごいなんて言うんですかねこう
すごいそういうところはね、 私も支援校のお話とか聞かせてもらったりして
すごい大好きなんですけど
やっぱり人をね ちゃんと愛するっていうことに すごい長けている子供たちも結構多くて
そういった意味で言うと・・・ まあ違う子供たちも沢山いるんですけどね、
でもそういう意味で言うと、 別に全ての先生と子供たちの関係が 壊れてしまったわけではないし、
普通校とか一般校とかも、そういうところがあるのかなと思ったりするんです。
だからここはね結構大事な問題だろうな と思うんですけど
目に見えて関係が悪かったり、 目に見えて先生たちの権威が失墜する ということは多分ない。
でもこういうものっていうのは顕在化、 目に見える形じゃなくて だんだん積み重なるんですよ。
やっぱり今回先生方がね、 これはご自身たちが好き好んででは全くないんですけれども、
やっぱり こういうことやりますよっていったことが、 出来なかったりとか
ちょっと待っててねって言われて やっぱりなかなか答えられなくて、私もそうですけど
お返事もうすぐ書きますっていって なかなか書けていませんけど、
そういった感じで やっぱりちょっとずつ そこに積みたくなっちゃうんです。
でそれをやっぱり COVID -19のせいにしたりとか、
オンライン・・・急速な強制的な オンラインのせいにしたりということで
本当に解決できるのかということは、 私たち考えてみるべきだなと思います。
一番、Crisisのシリアスな部分が 学ぶということこそですね。
これが君に大事なんだ、あなたにこれが大事なんだ という風に言うということは
そういうことに対して信じてもらうしかない。
信じて、頑張って、それこそ若い青春をかけて その大事な時間を使って勉強するってことを
信じてもらわなきゃいけない。
そういったことの信頼に 私たち教師が教員がどれぐらい答えることができて
今いるのかっていうのは 私たちは一生懸命答えようとしてるんですが、これでも。
一生懸命本当に応えようとしてるんですけど、
まあ自分たちにとっても 自覚的でかつ自生的であるべきだなあと やはり思いますよね。
まなキキ・ラジオ無印第2回のDpart を聞き終わりましたら、 次はまなキキ・ラジオ無印第2回のEパート をお聞きください。
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