【感動する話】会社の１０周年記念パーティ会場に行くと私の席だけなかった→幹事の自称高学歴部長「中卒の低学歴の席はないから帰れw」私「わかりました」→７分後、私が社長の娘と知った部長がｗ【いい話・朗読】
Summary
TLDR物語は、裕福な家庭で育ったミカという女性を描く。父の会社で働きながら、動物愛と独立心を持ち、社長令嬢であることを隠して社会人として成長。職場での嫌がらせに耐え、ついに社長の娘であることを公にして正義を貫く。そして、結婚を機に夢を叶え、動物保護施設を開く決意を固める。家族の支えと自身の勇気で、希望に満ちた未来を歩む姿が印象的な一冊。
Takeaways
- 😀 主人公ミカは裕福な家庭で育ち、動物に強い愛情を持ち、マイペースな性格を育てられました。
- 🏢 ミカは父の会社で働き始めましたが、最初は自分のキャリアとしてではなく、急遽欠員が出たための期間限定での就労でした。
- 🤝 両親はミカの個性を尊重し、勉強は苦手でも動物との交流能力を認めて育てました。
- 👨👧 兄と主人公は対照的な性格で、兄は勉強好きで経営に興味があり、父の会社を継ぐことを中学生の頃から考えていたと述べています。
- 👩💼 ミカは会社で嫌がらせを受けていましたが、周りの人たちと良好な関係を築き、特にタヤとの関係は信頼と愛情に満ちています。
- 💼 父との約束により、ミカのポジションに人を入れることで、彼女は自分のキャリアに進むことが期待されています。
- 🎓 ミカの学歴は高くないが、動物との交流能力は高く、会社での人間関係も徐々に向上しています。
- 🐴 動物保護施設でのボランティア活動を通じて、ミカは動物たちへの愛と癒しの力を感じ、動物たちと深い絆を築きました。
- 💔 会社の部長である志村からの嫌がらせに苦しんだが、ミカはその経験を乗り越え、自信を獲得し成長しました。
- 🎉 父の会社の10周年記念パーティーで、ミカは社長の娘であることを公にし、嫌がらせを受けたことも明らかにしました。
- 💍 結婚式の準備が進み、ミカとタヤは夢のような牧場での結婚式を計画しています。
- 🏡 结婚後、ミカは動物保護施設を開くことを決意し、貯金と父からの支援で実現を目指しています。
Q & A
ミカさんはどのような家庭で育ちましたか？
-ミカさんは父親が社長である裕福な家庭で育ちました。両親からたっぷりの愛情を受け、マイペースな性格で育てられました。
ミカさんは父の会社でどのようなポジションにいますか？
-ミカさんは父の会社のポジションに限定期間で入ったとありますが、具体的ポジションは明記されていません。
ミカさんはなぜ父の会社で働くことになったのですか？
-父の会社で急遽欠員が出たため、期間限定で働くことになったと記載されています。
ミカさんの本当の夢はどのような仕事ですか？
-ミカさんは動物に関わる仕事を夢見ていましたが、父の会社の状況で働くことに。
ミカさんは会社でどんな扱いを受けていますか？
-会社では社長の娘であることが秘密にされており、周りから変な目で見られることを避けています。
ミカさんは会社でどんな問題に直面しましたか？
-志村部長から嫌がらせを受け、学歴を理由に侮辱的な扱いを受けたと記載されています。
ミカさんは10周年記念パーティーで何を発表しましたか？
-ミカさんはパーティーで社長の娘であることを公表し、1年来の嫌がらせについて話し、会場に謝罪を求めたとあります。
ミカさんの結婚計画はどのようなものですか？
-ミカさんは馬がいる牧場での結婚式を計画しており、その後動物保護施設を立ち上げることを決意しています。
ミカさんの父親はどのように彼女の発表に反応しましたか？
-父親はミカさんの発表を支持し、志村部長を解雇する決定を下しました。
ミカさんは今後どのような生活を送りたいと思っていますか？
-ミカさんは恵まれた環境に感謝し、自分たちのために使わせていただきながら、動物たちに還元していきたいと思っています。
Outlines
😌 裕福な家庭からのスタート
物語の主人公であるミカは、父が経営する会社を持つ富裕な家庭で育ち、両親からの愛情に包まれマイペースな性格を育てた。動物に関わる仕事に興味があり、父の会社で急遽欠員が出たため、期間限定で働くことになった。しかし、周りから変な目で見られないように、社長の娘であることを秘密にしている。
🐎 動物との出会いとボランティア活動
ミカは高校進学を断念し、競争馬牧場でのボランティア活動を始めた。馬に深い興味を持ち、動物との出会いが彼女の長所だと両親が認め、学歴にとらわれず、動物に関わるイベントに参加することを奨励された。その後、動物保護施設でボランティアを始め、動物たちと心を通わせることができた。
💼 父の会社での挑戦と人間関係の悩み
父の会社で働くことで、ミカは人間関係の悩みに直面する。学歴のないことが部長から嫌みを言われ、仕事に集中することが難しい状況に陥る。しかし、動物たちへの愛情が彼女を支え、自信をつけ始めた。会社での人間力の向上や、父との約束が彼女を励まし、自分の意見を言うことができた。
💍 婚約者との出会いと支え
ミカの婚約者タヤは、同じ会社で働いており、動物好きで共通の趣味を持つ。タヤはミカが社長の娘であることを知っており、その秘密を守ってくれる。ミカはタヤの存在が大きな支えであり、会社での人間関係の悩みにも一緒に立ち向かう。
🎉 10周年記念パーティーの波瀾
父の会社の10周年記念パーティーに向けて、ミカは美容室でのメイクやドレスの準備を整える。パーティー当日、招待されていないことに気づき、志村部長との間の緊張が生じる。しかし、タヤと父親のサポートで、自信を持って会場に入ることを決めた。
😡 嫌がらせの結果と父親のスピーチ
パーティーで父親は会社への感謝の言葉を述べ、家族の重要性を強調した。突然、スペシャルゲストとしてミカが紹介され、会場に驚きの歓声が起こる。ミカは緊張しながらも父の方向を見つめて歩み、自信を持ってステージに立つ。
🗣️ 正義の声と社会人としての成長
ミカは1年間、嫌がらせを受けながらも我慢していたが、パーティーでついにそれを打ち明ける。父親のスピーチを受け、同僚の前で自分の立場や経験を語り、正義の声を上げた。その勇気は周囲に称賛され、社会人としての成長を象徴している。
🏆 社会への挑戦と将来の夢
嫌がらせ事件を乗り越えたミカは、父親の支援を受けて動物保護施設を立ち上げる決心をした。結婚を機に、夢を叶える準備を進め、社会への挑戦に積極的になっている。恵まれた環境を活かし、動物たちに恩返しをすることを目指している。
🎶 自己肯定感と社会への還元
ミカは社長令嬢であることを肯定し、自信を持って人前で話すことができた。動物保護施設の立ち上げのために、貯金していた資金を使い、父からの支援もあり、夢を叶える準備が整った。恵まれた環境を活かして、社会に還元する決意を固めた。
Mindmap
Keywords
💡社長令嬢
💡マイペース
💡動物愛
💡ボランティア
💡嫌がらせ
💡社会人
💡秘密
💡自信
💡結婚式
💡動物保護施設
Highlights
ミカは裕福な家庭で育ち、マイペースな性格を育てられました。
父の会社で働くことになったが、動物に関わる仕事を夢見ています。
会社で秘密裏に働くミカは、社長の娘であることを周囲に知られずにいます。
ミカは父との約束で、次の人事でポジションに人を入れることを期待しています。
子供の頃から動物好きで、勉強よりも動物との触れ合いを大切にされました。
高校進学を断念し、牧場でのボランティア活動を始めました。
馬に興味を持ち、ボランティアを通じて馬とのつながりを深めました。
動物保護施設でのボランティア活動で、傷ついた動物たちの癒しに力を注ぎました。
会社での人間関係が苦手でしたが、動物を愛する人々と心を通わせることができました。
会社での嫌がらせに遭いながらも、自分の意見を言う勇気を持ちました。
10周年記念パーティーでの嫌がらせ事件が、ミカの忍耐の限界に触れました。
父親のスピーチで、会社での嫌がらせ行為に対する姿勢が明らかになりました。
ミカは社長の娘であることを公にし、嫌がらせを曝しました。
嫌がらせを経験し、それから立ち直るミカの成長が描かれています。
結婚式の準備が進み、夢のような牧場での結婚式が実現しました。
動物保護施設を立ち上げる決心を固め、貯金と父の支援で実現に向かっています。
恵まれた環境に感謝し、自分たちが持つ恵みを社会に還元する決意を表明しました。
社長令嬢であることを前向きに受け入れ、自信を持って人とのコミュニケーションを行います。
Transcripts
00:01私の名前はミカ父がいくつか会社を経営し
00:06ていて社長令嬢なのでとても裕福な家庭で
00:10のびのびと育てられたおかげなのかとても
00:14マイペースな
00:16性格だけどそんな私を否定することなく
00:20両親はたっぷりの愛情で育ててくれた今は
00:25父の会社で働いているけどそれまでは
00:28ずっと動にる仕事をしていてそろそろ自立
00:33もしないといけないと思い就職をすること
00:37に動物に関わる仕事に着く予定だったのだ
00:41けど父の会社で急遽欠員が出たため期間
00:46限定で父の会社で働くことになっ
00:50た周りから変な目で見られたくないので私
00:54が社長の娘だということは秘密にしていて
00:58ごく一部の人しか知ら
01:01ないみかおはようパパ
01:05おはよう仕事はどうだもうすぐ1年経つ
01:09なさすがに慣れたし周りのみんなも優しい
01:14から楽しんでるよそうかそうかそれは安心
01:19だなあちゃんと約束忘れないでよね
01:25もちろんだよ次の人事でちゃんと人を
01:28増やしてかがやめられるように
01:32する父との約束は次の人事移動で私の
01:37ポジションに人を入れることだった
01:40引き継ぎまで完了したら晴れて私の役目は
01:44終わり自分の好きな仕事をする予定
01:48だ父の会社とはいえ実際就職をして終える
01:53として働いてみて私にはあまり会ってい
01:57ないなと思ったので今度は自分で起用
02:01しようと思っているそのための準備もし
02:05たいので早く人事の時期が来ないかなと
02:08待ち望んでい
02:10た両親は昔から私が動物が大好きなのを
02:14知っていてたくさんの動物たちと触れ合わ
02:18せてくれた私は子供の頃から勉強に興味が
02:23なく小学生の頃からテストの点数は悲惨な
02:27ものだったただどんな動物とでもすぐに
02:32仲良くなる私を見た両親はこれが私の長所
02:36だとすぐに認めてくれで勉強について
02:40うるさく言われたことは1度もなかった
02:43その代わり長所を伸ばすべく動物に関わる
02:48イベントや場所には時間を作って私に体験
02:53としてプレゼントしてくれてい
02:56た私には肉上の兄がいて
03:00兄は私とは真逆で勉強が大好き経営にも
03:05興味を持っていて中学生の頃には自分が父
03:09の会社を継ぐと言っていたので父も会社は
03:13兄に任せるつもりで安心していたのもある
03:16と
03:17思う本当にのびのびと自由に育ててもらっ
03:22たそんな私は義務教育はなんとか我慢して
03:27通学したものの唯一のストレスが学校だっ
03:31たみんなと同じでなきゃいけない
03:34プレッシャーが辛かったのだ子供の頃の私
03:38は人間関係を気づくのが本当に下手で動物
03:43とばかり時間を過ごしていたそんな私は
03:48両親に高校には進学したくないと泣き
03:52ながら訴えた両親は驚くことはなく私を
03:57なめて話し始め
04:01高校には行かなくてもいいことだけど学ぶ
04:05ことはやめないと約束してほしい
04:08とそして私は高校に行かず引退した競争話
04:14を飼育する牧場でボランティアを始め
04:18た私が馬に興味を持ち始めたのは中学に
04:22入った時に読んだ本の影響だっ
04:26た彼らは辛い思いをしてい人が分かると
04:30いうのだそして癒しの力を持っていると
04:36そんな不思議な力を持っている馬と接して
04:39みたいと思った私はワクワクしながら
04:43ボランティアを始めたそうすると想像以上
04:48に馬の魅力に取り憑かれてしまった馬は
04:53本当に不思議な生き物だ私が少しでも元気
04:57がないと寄ってきて優しい瞳で見つめて
05:01くれるまるで大丈夫と言ってるよう
05:06な私は馬と心で会話をするのが大好きだっ
05:11たそこで出会った人たちもみんな優しくて
05:16人間関係が下手くそだっった私でも馴染む
05:19ことができ
05:20た動物が好きな人たちとは心をかわすこと
05:25ができる
05:27らしいそこで3年間ボランティアをした後
05:31今度は動物保護施設でボランティアを始め
05:35た
05:36私そこには犬猫だけではなく鳥やいろんな
05:41珍しい動物たちが保護されていた事情は
05:46様々だったが傷ついた動物たちを見るのが
05:50最初は辛くてメンタルが折れそうになって
05:53いただけど当時一緒にボランティアをして
05:57いた人からこの子たちの傷ついた心を癒し
06:01て新しい家族を作ってあげるのが私たちの
06:06仕事と言われた時に傷ついてる子たちを
06:10見るのは辛いけどその先を見たら希望は
06:14たくさんあると思えるようになりこの仕事
06:18が大好きになっ
06:20た保護された時点でこの子たちは安全なの
06:26だそう思ったら全力でこのたちを守ろうと
06:30思えて自分から様々なアイデアを出したり
06:34積極性が出
06:36た私にとっては大きな出来事だっ
06:41た人に自分の意見を言うのがすごく苦手で
06:46何か言うと変わってると言われてしまって
06:49いた私はいつからか自分の意見を言うのが
06:53怖くなってい
06:55たそんな恐怖と漠然と戦っていたせいで
06:59気力がなくなり学校というものが嫌いに
07:03なってしまっ
07:05た別に嫌われたわけでもないし嫌がらせを
07:09されていたわけでもない周りもみんな
07:12優しかったのだが本当の自分を出すのが
07:16怖くて居心地が悪かっ
07:20たそんな私が自分のアイデアを出したり
07:25積極的に行動できるようになったのは動物
07:29たちのおかげ
07:31だ周りに何と言われようが動物をより良い
07:36環境に導いてあげるためだったら怖く
07:40なかっ
07:41たそこでは4年間働かせてもらったのだが
07:46だいぶ人間力が上がったと
07:48思う人と対等にコミュニケーションを取る
07:52ことを学び自分にかなり自信がつい
07:56た普通はみんなこれを学生時代に学ぶの
08:01だろうが私は不器用で少し時間がかかって
08:06しまったでも結果往来いつか自分で動物
08:12保護施設を運営したいと思っていたので
08:15社会経験も必要だし親からの自立も
08:19そろそろしたいと考えていたので社会に
08:23出ることを次の目標に定め
08:26たこれが冒頭に行った父親の会社への入社
08:31に至るまでの私の
08:34人生少し人とは違うけど両親に恵まれた
08:39おかげで人と違うことに対するトラウマは
08:43最小限に住み無事に社会人へと一歩
08:48踏み出し
08:49た今の職場もみんなとてもいい人で自分が
08:54やりたいジャンルではないけど毎日楽しく
08:57仕事をさせてもら
09:00もちろん新卒と同じ扱いで入社したので
09:04給料も全てみんなと同じ
09:07スタート社長の娘だからといって会社で
09:11優遇されることはないそもそも私が社長の
09:16娘であることを知っているのはこの会社で
09:20父とあと1人だけだ
09:23けど実はみんないい人なんだけど1人だけ
09:28すごくどく人がい
09:30て人間力が昔よりは上がったとはいえ
09:35まだまだ不器用な私はどう対応していいか
09:39分からずいつも困っている周りも気づいた
09:44時は私を助けてくれるのだけど1人の時に
09:48絡まれてしまうと黙って時が過ぎるのを
09:51待つしかできない父に告げ口するのもなん
09:56だかげないので黙っているのだけど
10:02みかお疲れ様先にラウンジ行ってるねお
10:07疲れ様うんすぐ
10:09行く彼は私の婚約者のタヤこの間高際1年
10:15記念日にプロポーズをしてくれて晴れて
10:19婚約したタヤとはこの会社に入社してすぐ
10:23に息統合して付き合い始め
10:26たお互い動物が大好きで私が安心して心を
10:32開ける相手なの
10:34だタヤは唯一私がこの会社の社長の娘と
10:39いうことを知っており周りにも黙ってくれ
10:43て
10:44いる父にも付き合ってすぐに挨拶に来て
10:48くれて関係は
10:51良好私と違って仕事もできるので上司から
10:55の評価も高いし自慢の婚約者
10:59だ私が変わっているところも含めて大切に
11:04してくれているので本当に
11:07ありがたい日々私もタヤに同じように接し
11:11したいと思っている
11:14あれみかちゃんどこ行くの
11:18あ志村部長お疲れ様ですお昼休憩に休憩
11:27ね君は定学歴で仕事ができないんだから
11:32休憩なんかしてないでもっと仕事頑張った
11:35方がいいんじゃない
11:36の
11:38あその
11:42はかゆもできないなんて本当に困ったもの
11:46だ
11:48ねこの意地悪な人は志村
11:52部長私の部の部長なのだが学歴のない私に
11:58いつもこうやって嫌みを言ってくる仕事が
12:02テキパキできるタイプではないので見てい
12:05てイラつくのかもしれない
12:07けどそれでも時間内に全ての仕事は終わら
12:11せているしミスもそこまでしていない学歴
12:16がないだけでこんなに意地悪を言われる
12:20なんて全く理不尽な
12:23世の中少しだけしょんぼりしてタヤのいる
12:27ラウンジへ向かう
12:29みかこっち
12:31こっちたくやお疲れ様どうしたさっきより
12:37元気なくなって
12:39ない志村部長にあっちゃっ
12:42てまた何か言われたの
12:46もう俺から一言言おうかあそれはやめて変
12:51にことを荒立てたくないから
12:55さはいつでも私の方でいて
13:00多分私が頼めば志部長と話してくれるとは
13:04思うけど父に心配もかけたくないしことを
13:08荒立てたくない私はいつも愚痴るだけで
13:12何か対処しようとはしなかっ
13:15たそういえば志村部長からのメール見た
13:20メールまだ見てないな志村部長からの
13:24メールなんて来てたか
13:26な社の10記念パーティーをやるらしくて
13:31部長が感じらしいよ記念パーティーかパパ
13:36は嬉しいだろう
13:38なミカがパーティーとか苦手なのは分かる
13:41けどさお父さんのために一緒に
13:45行こううんそうねきっともうすぐ代謝する
13:50と思うし今回は参加するわ決まり念のため
13:56俺に来てるメール転送しておくね
14:01ありがとう昼休憩が終わって席に戻り
14:05メールを確認する志村部長からメールの
14:09詳細メールは届いていなかったきっと一斉
14:14送信だから入れ忘れちゃったのかなと深く
14:18考えないようにしてタヤが転送してくれた
14:22メールを確認したパーティーは来月の
14:26土曜日会社の近のホテルが会場だった
14:31みんなドレスアップしていくと盛り上がっ
14:34ているので私も美容室を予約しようか
14:39なそんなことを考えながら仕事に
14:43戻るまだその仕事してるの早くしてくん
14:47ないかなあすみませんでもこっちは終わっ
14:53てるので
14:54どうぞ普通上司が欲しい順番に仕事回さ
14:59ない気が効かない
15:03ね次回からはそうします
15:06ねぐっと耐えて総返事をしたが教えて
15:11もらっていた優先順位通りに仕事をしてい
15:13たので疑問に思い仕事を教えてくれていた
15:17OJTに確認を取ったするとやはり私が
15:22やっている通りで問題はないとのこと確か
15:26に上手のやりやすい環境を作るのもできる
15:30社員のやることだとは思うけど今回は
15:34あまりに理不尽だったので腹が立っ
15:37ただから人間は嫌だ
15:40よデスクに戻り思わず1人でそうつぶやい
15:45てしまったやっぱり周りの人のように
15:49うまく立ち回れずうまく言い返したり丸く
15:54収めたりすることができない自分にも腹が
15:57立ってしまったのだ
16:00エミーお疲れメール見たあた転送
16:05ありがとうね見た
16:07よどうしたまた部長に何か言われたまあね
16:14私本当に人間が苦手だわ馬に触れ
16:20たいエミも人間だけどなじゃあ今度の
16:24デート上は行こうかえ行きたい行きたい行
16:28行きたい決まり
16:31ねたくや
16:34ありがとうといたしましてタヤは本当に私
16:40の扱いがうまいどうすれば私の気分を上げ
16:44られるか知っているし常に私が笑顔でいる
16:48ように心がけてくれて
16:50いる私がこんなに人に心を開くのが珍しい
16:55ので両親は最初は驚いていたが結果それが
17:00理由で婚約も大喜びしてくれ
17:04た会社にまだ婚約のことは伝えていないが
17:0910周年記念パーティーが終わったら部長
17:12を含む上司にも報告する予定
17:15だまた意地悪なこと言われないといいな
17:21なんてすぐにネガティブな気持ちが目を
17:25出して
17:26しまうその週はタヤが約束通り上場に連れ
17:32て行ってくれたやっぱり馬は
17:35素晴らしいとても癒されて早く動物と仕事
17:39がしたいと強く思ったその日の帰りはうち
17:43の実家で両親とタヤと夕飯を食べる予定
17:47だったので一緒に実家まで帰った
17:52ただいまお邪魔しますおお来たかた君
17:58わざわざ悪いねいやいや楽しみにしてまし
18:02たパパ今日出勤してたのいや休みだよ玄関
18:09に川口が置いてあるから
18:12ああ今日10周年記念パーティー用に
18:16スーツを買いに行っててねまたスーツ買っ
18:19た
18:20のまあまあ一旦中に入りなさい
18:24よ父は何かにつけてスーツを買う癖があっ
18:29て家のクローゼットが父のスーツで埋まっ
18:32ている記念があるとその記念を思い出に
18:37するために毎回違うスーツを着るのだこう
18:41いうところを見ると我が家は裕福なんだな
18:45とふ思うことがあるのだけど毎回スーツを
18:50買っていたらもったいないと思ってしまう
18:53私いつもブーブー文句を言って父になめ
18:57られて
18:59パパなん弱スーツ買えば気が済むの
19:03よ気が済むとかそういうんじゃないんだよ
19:07なあその時の記念なんだよ来たスーツを
19:12たまにクローゼットから出して思い出に
19:15浸るん
19:16だお前のお宮参りのスーツもまだ残ってる
19:21よそれ素敵ですねちょっとく
19:26よごめごめんでも思い出の写真みたいな
19:31感じだと思ったら素敵だなと思っ
19:34てまさにさすがだな俺にしかわからない
19:39思い出みたいな感覚もあるんだよだったら
19:43せめてネクタイだけでもいいじゃない
19:47スーツ1着を毎回っ
19:51てエミにはまだまだ理解してもらえそうに
19:55ないなまあいいところで2人はパーティー
19:59に来るん
20:00だろもちろんですお父さんとの関係がバレ
20:04ないようにお祝いさせてもらいますそうね
20:09私たちの関係は会社で公認だけどパパと私
20:13の関係はまだ誰も知らないしちょっと緊張
20:17しちゃう同じ席に座るわけじゃないし笑顔
20:21で座ってれば大丈夫
20:23たこ君の言う通り変に意識しなくて大丈夫
20:27だタヤ君にフォローしてもらい
20:31なさいよろしくね
20:33た任せて楽しみだ
20:38な実家ではこんな感じでいつもタヤと父が
20:43タックを組んでしまい私の言分はほぼ通ら
20:47ないだけどこの2人のやり取りがとても
20:50自然でつい私まで笑顔になってしまい結果
20:56違う話に持ってかれ
20:58毎回着地点が全然違うことに後から気づく
21:03まそんなに対して話はしていないのでいい
21:06のだけど男の人って不思議だ
21:13わ10周年記念パーティー
21:16当日私は朝から美容院に行って珍しく
21:21メイクもしてもらった普段おしをするのは
21:25好きなのだがお化粧はくそで
21:29ファンデーションと口紅ぐらいで済ませて
21:31しまうのでたまにはこういうのもウキウキ
21:35していい
21:36感じた驚くか
21:39な美容室から戻ると父はまだ部屋着のまま
21:44くつろいでいたパパまだ部屋着じゃない
21:48時間大丈夫な
21:49の海たちより1時間ぐらい後に入るらしい
21:54から
21:57おお決まってる
21:59ぞ決まって
22:01るって
22:03ありがとう父は専属の運転手さんが迎えに
22:08来るそうで随分とのんびりしているよう
22:11だった私は慣れないヒールで会場に向かう
22:16ので若干早めに
22:18行動タヤと待ち合わせの駅までは30分
22:22くらいなのでさっさと着替えを済ませて家
22:26を出た
22:28たくやエミドレス似合うね今日はメイクも
22:33してるんだ
22:37可愛いありがとうなんか
22:42恥ずかしい普段の笑みも可愛いけどたまに
22:46はこういうのもいいよ
22:48な少し照れているタヤが可愛くてメイクの
22:53勉強もしようかななんて思ったり会社の人
22:57たがいるは手をついだりしない私たちなの
23:00でヒールでよろよろしている私を見てタヤ
23:05は苦笑いしていたせっかくのメイクで喜ん
23:09でもらったのになんか
23:13残念大丈夫か会場まで果たして
23:17歩く歩きたいでもそんなことしたら
23:21ストッキング伝線しちゃうし頑張り
23:25ますまだ人いないから捕まりな
23:29よ会場に着く前だけタヤの腕を借りること
23:34にしたああ
23:37情けなもう少し女子力磨きたいななんて
23:42ネガティブなことばかり考えていたらあっ
23:45という間に会場に
23:47到着エミ俺トイレ行ってくるから先に受付
23:51しておいてわかった受付を探してよろよろ
23:56しながら歩く
23:58私1番奥の部屋がうちの会社の会場のよう
24:03だった受付には幹事の部長ではなくホテル
24:07の人が立っていた名前を伝えて受付を
24:12しようとするとなんだかそわそわし始めた
24:15受付の人どうやらリストに私の名前が入っ
24:20ていないらしいすぐに確認いたしますと
24:24だけ言って走っていってしまった
24:28ついてない
24:30なあぼーっと受付で待っていると会場から
24:34部長とホテルの人が戻ってきたああこれの
24:39ことね気にしないで大丈夫これの席はない
24:43から気にしないでそれで中の座席数と
24:46リストの人数は合うはずだ
24:49からそう言って会場に早々に戻ろうとする
24:52志村部長と気まずそうに受付に戻るホテル
24:56の人私は一瞬何が起こったのか分から
25:00なかったが思わず志村部長を呼び止めたし
25:05志村部長うん招かれざる客が何の
25:10よ一体どういうことなんでしょうかどう
25:14いうことって私は真剣だし必死なのに
25:19ニヤニヤしながら答える志村部長私は
25:23苛立ちを抑えてこの状況を把握することに
25:28務め
25:29た受付のリストに私の名前がないのはなぜ
25:34です
25:35かそれはもちろん中中に席がないから
25:39だろうどうしてですかどうしても何も君も
25:44招待した覚えがないから
25:47な社員全員招待されているのにおかしく
25:52ないですかだって君招待メール受信してる
25:57の
25:58招待
25:59メール招待されている人には全員に今日の
26:04詳細が書いてあるメールを送信しているん
26:07だ君はそれを受信していないだろうなのに
26:12アホ面下げてのこのこ招待されてない
26:15パーティーに来ちゃうなんて恥ずかしい
26:19ね呆れてもも言えない
26:23よ何かの手違いで送られてきていないと
26:27持っていたメールは志村部長の恋によって
26:32送られていなかっ
26:33たそれを知った私はショックで過吸を
26:38起こしそうになるほど取り乱しそうになっ
26:41たがなんとか自分を正気に保ったこれは
26:46完全に嫌がらせ
26:49だでは
26:52なぜなぜ私は招待してもらえないのですか
26:58そんなことも分からないの分かりません
27:03はあ君と話してるとイライラするんだよ
27:08話し方もおいし動きもとい察しも悪くて気
27:13が効かないだから低学歴なやつは嫌いなん
27:17だ今はその話関係ないですよ
27:22ね私はこの時点で悔しくて泣きそうだった
27:27がこの人の前で泣くのも尺なので必死に
27:31耐えたでもきっと涙目になっていたと
27:36思う関係終わりだよ我が者の10周年記念
27:42だぞ君みたいな中卒の定学歴がいたら
27:46恥ずかしいだろ社長だって優秀な社員だけ
27:50の方が嬉しいに決まっているんだ
27:53よ社長がそうおっしゃったんです
27:58話通しないなあだから察しが悪いって言っ
28:04たんだよ俺はね君と違って察しがいいから
28:09社長が俺に何を求めているかが分かるの
28:13中卒の定学歴の席はないんだよ帰り
28:20なさいわかりました納得はきませんがそれ
28:25が本当に社長の望みなんです
28:28志村部長を信じてよろしいんです
28:31ね社長が絡んだらやけに大人しくなった
28:35じゃん当たり前だろ後学歴で頭のいい俺を
28:40信じなさいさあ帰った帰っ
28:43た失礼し
28:46ます私はこみ上げてくる悔しさと涙を
28:50こらえるのに必死だった振り返り出口に
28:55向かって歩いてる間にボロボロと涙が
29:00溢れるたには連絡しておかないとどこに
29:04いるんだろうパーティー開始まであと7分
29:09すれ違ってもう会場入っちゃったか
29:13なパパ
29:17ごめん父の会社の記念パーティーなのに
29:20出席したら恥ずかしいと言われてなんだか
29:24父にものすごく申し訳なくなった私は
29:28社会人失格なんだ
29:31なこんな恥ずかしい娘で
29:34ごめん泣きながらそう思ったエミちょっと
29:39どうし
29:43た私
29:46私落ち着いて1回外に
29:50出よタイミングよくタヤと遭遇することが
29:54できて安心したのかさに涙が止まらなく
29:59なる外に出てタヤが買ってきてくれた
30:02飲み物を飲む過気味になっていた呼吸が
30:07少し落ち着いてから事情を全てタヤに話し
30:12たごめんなさいごめんね私やっぱり社会人
30:18としてダメ
30:20みたいエが謝ることじゃないだろうみんな
30:24はそんなこと思っていないしそもそもそれ
30:27が本当だったとしても部長がやったことは
30:30嫌がらせだよでもたも恥ずかしいでしょ
30:36こんな
30:37彼女彼女じゃなくて婚約者それに
30:41恥ずかしくなんて全くない自慢の婚約者だ
30:45よ
30:47た
30:50ありがとうパパになんて言きっとかかり
30:54するよねエミエミはパーティーに出席する
30:59よ俺に任せて
31:02え私あんなこと言われて泣かされて会場に
31:09どんな顔して入ったらいい
31:11か大丈夫安心していい方法があるその
31:16代わり約束して会場に入る時は自信満々で
31:22入ってくることだからトイレに行って
31:25メイクを直しておいで
31:27からううん分かっ
31:32たタヤに言われるがままトイレに向かう私
31:37開園まであと3分行きたくないが私はタヤ
31:43を信じている一体どうなるのだろう心臓の
31:48ババが止まら
31:50ない目の周りだけ簡単に化粧直しをして
31:54トイレの外に出ると
31:58パパエミ事情はた君から聞いたよ辛かった
32:04なもう大丈夫だ
32:06からお父さんには全て事情を話してある
32:10エミは名前を呼ばれたら会場に入ってきて
32:14約束を覚えてる自信満々で入ってくること
32:20Ok父が抱きしめてくれてまた泣きそうに
32:25なったけどせっかく直したメイクが台無し
32:28になってしまうので必死に耐えたタヤが何
32:34やら考えているようでわけがわからない
32:36けどとにかく2人の指示に従うことにし
32:43たパーティー開演
32:47えああ皆様お集まりいただき誠に
32:53ありがとうございます私今日の幹を務め
32:57させていただきます志村でございます会場
33:02の外で待機する私と父これから一体何が
33:07起こるのだろうと思ったら気がきじゃない
33:12それに中から聞こえてくる志村部長の楽し
33:16そうな声に寒気が
33:19する我が者皆様のご尽力のおかげ様で10
33:24周年を迎える運びとなりました
33:27日頃から優秀な社員の皆様に支えられ部長
33:32の私志村も大変充実した毎日を送らせて
33:37いただいており
33:38ます会場から拍手が送られるタはこれを
33:44どんな気持ちで聞いているの
33:46だろうこの後社長からの貴重なご挨拶が
33:51ございますなんと本日は社長のたってのご
33:56希望で急遽スペシャルゲストがいらして
33:59くださいますので皆様楽しみにしていて
34:03くださいでは社長の入場です皆様
34:09拍手再び会場から盛大な拍手が起こり父は
34:14会場へ入っていった1人会場の外に残され
34:19た私はますます不安になり足が
34:24震える大丈夫大丈夫
34:27絶対大丈夫
34:29私は自分のように大丈夫と唱えながらその
34:34時が来るのを待ったしばらくして父の
34:38スピーチが
34:39始まる志村部長の声と違って聞いていて
34:44とても
34:45落ち着く自分の父なのだから当たり前かえ
34:51皆様本日はお集まりいただきありがとう
34:55ございます
34:57このような会を計画して実行してくれた
35:01志村君も
35:02ありがとう今日は少しだけお話しさせて
35:07ください父が志村部長にうつらの感謝を
35:12述べている本心じゃないと分かっているの
35:15に胸がざわざわする何か意味があると信じ
35:20て呪文を唱え続ける
35:25私私はこの会社以外にもいくつか会社を
35:29経営していますどの会社も皆様のご尽力
35:34なくしてここまで成長させることはでき
35:37なかったそのことに関して改めてお礼を
35:41言わせて
35:43くださいありがとうござい
35:46ますそれともう1つこの場で言わせて
35:50いただきたいことがありますそれは私は
35:54家族を何よりも大切ににしていること皆
35:59さんにも大切な家族友人恋人がいると思い
36:03ます絶対に大事にして
36:07ください私は私の家族なしでは絶対に
36:12こんな環境にいられません人を大切にし
36:16ない人は人からも大切にされません
36:21当たり前ですが最近それを忘れてしまって
36:25いる人がいますの
36:27会社のトップである私が改めてはっきり
36:31申したいと思い
36:33ます私は私の家族に大変感謝しています
36:39そしてその家族を守るためならばどんな
36:44ことでもし
36:45ますここで再び会場から完成と拍手が
36:51巻き起こる私は父のスピーチを聞いて
36:55とても感動していた感謝しているのは私の
37:00方だこんな変わり者の娘を大切に育てて
37:05くれて今度は私が恩返しをする晩なのに
37:10また迷惑と心配をかけ
37:13てありがとうございます皆さん会社の同僚
37:19も仲間です決して恋に傷つけてはいけませ
37:23んそんなことを私が見つけたら
37:27しっかりと処分を下しますいいですねでは
37:32今日は特別な日ですのである人物を紹介し
37:37たいと思います私が仕事を頑張れる言動力
37:42であり我が者でも急な決意に対応してくれ
37:46ている
37:47人この人なしでは今日を迎えられません
37:51でしたどうぞ中
37:55へ
37:57会場が
37:59ざわつくわれんばかりの拍手と
38:03完成そこに話しかけるように志村部長が
38:08マイクで話し始め
38:10たではご紹介させていただきます社長の娘
38:15さんの入場
38:17です会場のドアが開く私は係の人に促さ
38:22れるままに会場の中に
38:25入る足が
38:27震えて
38:28いる大丈夫大丈夫
38:32私は呪文を唱えながらタヤとの約束を守る
38:37ためしっかりと顔をあげてまっすぐ父の
38:42いる方向を見つめて歩き続けた
38:46あ
38:48え本日は急遽招きいただきありがとう
38:53ございますそして父を日頃から支えて
38:57くださっている皆様に改めて感謝申し上げ
39:02ます会場は驚きで然叫び声まで聞こえてき
39:07た仲良くしてくれている同僚は会いた口が
39:11塞がっていないタヤは誇らしげに頷き
39:16ながらこちらを見てい
39:19た皆様今まで黙っていてごめんなさいでも
39:24社長の娘ということを知らないのにとても
39:28よくしてくれる皆様のおかげで毎日楽しく
39:32お仕事ができていましたあまり器用でない
39:36私に根気強く色々と教えてくれたOJTの
39:41先輩含めただ1人を覗いた皆さんのおかげ
39:46で1年頑張れまし
39:49た頭を下げる前に志村部長の方を見る私が
39:55嫌みを言っていることも気づいているし
39:59まず社長の娘として入場したのが私である
40:03ことに腰を抜かして真っ青な顔をして
40:08いる話し始めて私は止まらなかっ
40:11た父も先ほど言っていました一緒に働く
40:16同僚は大切にするべきだと私もそう思い
40:21ます仕事とは1日の大半を過ごす場です
40:27居心地がよくあるべきだと私は思います
40:31ですがこの1年私は常に嫌がらせをされて
40:36いましたお祝いの場ですすみませんでも
40:41今日とうとう私の我慢の限界に達すること
40:45が起きたの
40:47です泣きそうになっている私に会場から
40:51頑張れという声がたくさんかかったあ戦い
40:56みんなにさらに背中を押され志村部長を
41:01さらす
41:03私私を中卒の低学歴と呼び間違ったことを
41:08していないにも関わらず常に文句を言い
41:12挙句の果てに今日のパーティーに私だけを
41:16呼ばなかった志村部長は
41:22う全く言葉が出てこない志村部長会場は
41:27静まり帰り私の言葉にみんな集中している
41:31父もこっちをまっすぐに見つめ好きに話せ
41:36と言っているようだったタヤは手を握って
41:41真剣にこちらを見つめて
41:43いるいきなり話せなくなりましたね私が
41:48もし社長の娘だと先に伝えていたら
41:53きっとあなたは私にこんな扱いをしなかっ
41:56たでしょうでも伝えなかったからこそ
42:01あなたの本性が見えまし
42:03たこうやって皆さんの前でお話しするまで
42:07に1年もの時間がかかってしまいましたが
42:10私はもう黙りません徹底的に戦わせて
42:15いただき
42:17ます会場がさらに静まり返った数秒後
42:23スタンディングオベーションが起こった
42:27今までみんな影で私を支えてくれていたの
42:31で事情は知っているこうやって声に出した
42:36ことに賛同してくれたの
42:39だた戦うって
42:43一体出るところにてますよそ
42:48そんな社長これはちょっとした誤解でその
42:55エミよく頑張ったなあとは私に任せ
43:00なさい今日はいつも通りに呼ばせて
43:04いただきますパパ10周年おめでとう
43:09会場はさらに盛り上がりエミコールが
43:14巻き起こった少し恥ずかしかったが
43:18青ざめる志村部長も見れたしパパの大事な
43:22記念パーティーにも参加できたし結果往来
43:28皆さん少しパーティーとはずれたスピーチ
43:31でしたが不器用な娘です温かく見てやって
43:36くださいではこれで私の挨拶とさせて
43:40いただき
43:41ます父の挨拶終了後歓談タイムに入り
43:47ビュフェスタイルの夕食が始まった
43:50テーブルは片付けられスタンディング
43:53スタイルに変わったので私ははヒールを
43:56脱いで参戦パパとタヤと夕食を楽しんだ
44:02その間もいろんな人が声をかけてくれて私
44:07の勇気を称えてくれ
44:09た社長の娘という事実に驚いて話しかけて
44:14くれる人もいたけどいつも通りに接して
44:18ほしいとお願いしたああの社長大変申し訳
44:25ございませ
44:28君は一体何を勘違いしてるんだい
44:33え謝るのは私じゃないだろエミ
44:40だろう訳ございませんでし
44:45た私に謝るのは不服なようでかなりふくさ
44:50れた顔で謝罪をされ
44:52たと私は顔を見合わせ
44:56肩をめ
44:58た父は志村部長の態度が相当頭に来たよう
45:04でなんだねその態度は君は人間を対等に
45:10見ることができないのかえすみません
45:14申し訳ございませ
45:17ん珍しく声を荒げた父に驚き土座をする
45:22志村部長その様子を見て周りはクスクスと
45:27笑いながらカメラを向けていたこれが志村
45:32部長の人徳なのだろう誰も彼を庇うことは
45:36なく撮影した後はみんな夕食に戻っていた
45:42私もこれ以上志村部長と関わりたくないし
45:46顔も見たくないのでお代わりしに場所を
45:50移し壁際に並んでいる椅子に座った村部長
45:56は土下座したまま動かない君の処分は追っ
46:01て伝える覚悟するように社長首だけは首
46:07だけは勘弁して
46:10くださいそう言いながら泣村部長を残して
46:15他の社員1人1人に挨拶に回る父その後
46:21パーティーは無事に終わり帰宅することに
46:25もう父の娘であることを隠す必要が
46:28なくなったので帰りは父の車に一緒に乗せ
46:32てもらった足が痛くてもちろんたも一緒
46:38にパパた今日は本当に
46:43ありがとう
46:45私あんな人前で話せるなんて自分が信じ
46:51られ
46:52ないかっこよかったよ
46:54ああす立派だったすっかり成長しちゃった
46:59んだ
47:00なあ成長ってもうあらさ
47:04よ実はあの時タヤが直前に志村部長に社長
47:11が娘を連れてきたがっていると言ったのだ
47:14娘が私だと知らない部長は社長の言うこと
47:18ならなんなりとといった調子であの場が
47:22整ったのだっ
47:23たあの後父は志村部長を解雇することを
47:29決断やはり生きすぎた嫌がらせと学歴差別
47:33は許してはいけないとの判断だったこの件
47:37に関しては被害者が私じゃなかったとして
47:41も同じ決断を下していたと他の社員にも
47:45朝礼で話していてみんなこれを当たりにし
47:49てうちの会社は絶対に嫌がらせ行為を許さ
47:54ない場所だという認識を持ってくれたと
47:56いうことだっ
47:58た私は志村部長以外であんなに意地悪な人
48:03をこの会社で見たことがないので心配は
48:07ないと思う
48:08けどそれでも将来は分からない先輩になる
48:14今いる社員が徹底しないとまた被害者が
48:18出るかもしれないそれだけは絶対に避け
48:21なければならないこれを気に父はい会全て
48:26に嫌がらせ行為に関する講習と日本人には
48:32まだ馴染みが薄い差別というものを認識
48:35する大切さを教える講習を行うことにした
48:41特に役職についている人たちは徹底的に
48:45トレーニングし直すそう
48:47だそしてタヤと私は結婚式の準備に
48:52取りかかった家族だけで行う小さな式だが
48:58私の夢だったので完璧な場所を見つける
49:02ために何箇所も回ってどこもピンとこず
49:07落ち込む私にタヤがある提案をしてくれた
49:12それが最高に素晴らしいアイデアで私は
49:16泣いてしまったのだ
49:17がそのアイデアとは馬がいる牧場での結婚
49:22式だっ
49:24たこんなに私たちらしい場所は他にない
49:29そこから準備もどんどん進みあは本番を
49:34迎えるのみとなっ
49:36た結婚式が終わったら私は仕事を辞める
49:40ことを
49:41決昔からの夢であり目標だった動物保護
49:46施設を立ち上げる決心をし
49:49た今までこのために貯金してきたが結婚し
49:54て自立するのだから自分たちのために使い
49:58なさいと父が資金を苦めしてくれることに
50:01なり貯金の心配をせずに始められそうで
50:06ほっとして
50:07いるこれが当たり前じゃないことは理解し
50:10ているけど与えられた環境恵まれた環境に
50:15感謝しつつ生きさせてもらうそして自分が
50:21傷ついた経験を前向きに行かせるように
50:25これから一緒に働いていく巡業員の教育も
50:29しっかり頑張っていこうと
50:31思う今まで社長の娘であることをどこか
50:37隠している自分がいたけれど何かが
50:40吹っ切れ
50:42た社長令嬢であることを選んで生まれてき
50:45たわけではないんだし誰かを不幸にして
50:49いるわけじゃない恵まれている分を助けが
50:53必要な人たち
50:56動物たちに還元していけばいいのだそれに
51:00気づいたら気持ちがすごく軽くなり人と
51:04話すことも自信が持てるようになっ
51:08た私社長令嬢ですけど
51:13[音楽]
51:18何か
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