【馴れ初め 感動】バスで席を譲った美人女性はまさかの相手だった。人妻感を醸し出す彼女が「お礼させてよ♡」【朗読】
Summary
TLDR主人公は29歳の独身男性で、控えめで遠慮深い性格のために恋愛に失敗続き。ある日、バスで美しく細い腕の女性と出会い、子供がいる母親だと思い込んだ。しかし、後に出版社で彼女と再会し、社長の崎原のぞみさんであることが判明。のぞみさんは夫を亡くして一人で娘を育てており、主人公は彼女を支持し、会社と家族を支えるようになる。物語は、仕事と家庭のバランスを探求する中で、愛と勇気、そして新たな家族の形を描く。
Takeaways
- 🚌 スクリプトの冒頭では、主人公がバスで突然の揺れに巻き込まれ、美しい女性の荷物とぶつかってしまいます。
- 👜 女性は子供の母親であり、荷物が散らばった際には主人公が一緒に拾う手伝いをします。
- 🌟 女性は社長の崎原のぞみさんで、主人公は彼女に再会し、会社での共事が始まります。
- 📚 主人公は本を読むことが大好きで、小規模な営業会社で働いていたものの、リストラされた後、出版社に転職します。
- 💼 主人公は会社での業績悪化により解雇され、職業安定所での手続きを経て、出版社の求人を見つけ出します。
- 🎓 大学を卒業して田舎を離れた主人公は、両親がなく、叔父の家に下宿して育ちました。
- 👶 のぞみさんは娘を持ち、夫は亡くなっています。会社は亡夫が作ったもので、スタッフは全て女性に変わっています。
- 💕 主人公はのぞみさんに好意を持ち、告白するも、彼女は現在誰とも付き合えないと拒否します。
- 🏠 主人公はのぞみさんの家を訪れ、彼女が子供を持つことを知り、家族を形成する決意を固めます。
- 📈 のぞみさんとの関係が公表され、会社は家族有給制度を導入。売上も増やし、会社はより明るくなっていく。
- 👨👩👧👦 3年が経過し、主人公はのぞみさんとの結婚生活を楽しんでおり、娘の小学校入学式に参加しています。
Q & A
主人公は何歳で何を職業していますか?
-主人公は29歳で、元々は営業の仕事をしていました。
主人公はなぜ転職を決意しましたか?
-主人公は業績悪化によるリストラで解雇され、それから転職を決意しました。
主人公が入社した出版社の名前は何ですか?
-主人公が入社した出版社の名前はハーモニー出版です。
崎原のぞみさんはどのような人物ですか?
-崎原のぞみさんは出版社の社長で、主人公が入社した際に最初に出会い、後に恋愛関係に発展します。
主人公がバスで出会った女性は誰でしたか?
-バスで出会った女性は、後に社長である崎原のぞみさんでした。
崎原のぞみさんは結婚していますか?
-崎原のぞみさんは結婚していますが、夫は亡くなっています。
崎原のぞみさんは会社をリニューアルした理由は何ですか?
-崎原のぞみさんは夫が作った会社を引き継いでリニューアルし、女性として社長をすることに対するスタッフの反感に挑みました。
主人公は崎原のぞみさんに対してどのような感情を抱いていますか?
-主人公は崎原のぞみさんに対して恋愛感情を抱いており、告白する場面もあります。
崎原のぞみさんの娘はどのような子ですか?
-崎原のぞみさんの娘は3歳くらいで、母親に似てとても可愛い子です。
主人公と崎原のぞみさんは最終的にどのような関係を築きますか?
-主人公と崎原のぞみさんは最終的に恋愛関係に発展し、一緒に娘を育てることに決めます。
物語の最後、主人公はどのような決心をしましたか?
-物語の最後、主人公は崎原のぞみさんと一緒に娘の成長を見守り、愛していくことを決心しました。
Outlines
🚌 突然のバスの揺れと女性の出会い
主人公はバスの中で突然揺れに遭遇し、美しい女性とぶつかってしまいます。彼女は子供の母親のように見え、荷物が散らばる中でおもちゃやお菓子が見つかります。主人公は彼女が独身ではないかと妄想し、後に再会する。主人公は29歳の独身男性で、控えめで遠慮深い性格から女性に積極的になれない傾向があります。彼は本を読むことが大好きで、小規模な企業で働いていますが、給料は少なく、業績悪化でリストラの可能性があることを知ります。
📚 本好きの主人公と転職の決断
主人公は大学を卒業して田舎を離れ、叔父の家に下宿しながら働いています。母の保険金で生活しており、仕事は営業でしたが、特に成績は良くありませんでした。リストラにより解雇され、職安へ手続きに行くことになります。彼はこれから何を目指すべきか考え、自分のやりたいことから仕事を選ぶことを決め、ネットで求人情報を探します。出版社の求人を見つけ、面接を受けることに。
📖 出版社での新しいキャリアのスタート
主人公は出版社で採用され、研修のために早めに呼ばれます。社長の崎原のぞみさんと出会い、彼女は社長でありながら部下に指示を入れる姿を見ます。社長は社員に社長と呼ばせることを禁じ、フレンドリーな会社を目指しています。主人公は社長の魅力に惹かれ、仕事に取り組むことになります。
🍽 ランチでののぞみさんとの交流
主人公はのぞみさんとランチに行くことになり、彼女は社員に社長と呼ばせることを禁じていることを知ります。彼女はとても笑顔が素敵で、主人公は彼女に惹かれます。ランチ中、のぞみさんは主人公に食べ物を多く頼み、体力勝負の仕事であることを強調します。また、バスでの出来事を思い出し、秘密にすると約束します。
💌 バレンタインのプレゼントとのぞみさんの秘密
主人公はバレンタインデーにのぞみさんからチョコをもらいます。これは彼女が子供と一緒に作ったもので、温かい家族の味がします。ホワイトデーには、のぞみさんにクッキーと手袋を贈ります。告白を試みるが、のぞみさんは今は誰とも付き合えないと拒絶します。しかし、告白したことが嬉しかったと伝え、主人公は気持ちがすっきりします。
🏠 のぞみさんの家での告白と真相
告白失敗の翌日、のぞみさんは休んでおり、主人公は書類を届けるために家に向かいます。薬局で風邪薬を買いに行く途中、熱で苦しむ子供とのぞみさんを目撃します。のぞみさんは子供の母親であり、夫は亡くなっていることを知ります。彼女は会社を引き継いで、スタッフを揃えたが、女性として社長をすることに抵抗がありました。
👨👧👦 家族の形とのぞみさんの挑戦
のぞみさんは娘が3歳で、夫が亡くなってから1人で頑張ってきたことを語ります。彼女は前会社のスタッフを引き継いで、新しい会社を作りました。しかし、女性として社長をすることに抵抗がありました。それでも、のぞみさんは会社を続けたかったと、娘の写真を見ながら語ります。
💑 結婚と幸せな家族の形
主人公はのぞみさんと結婚し、娘と一つの家族を作ります。のぞみさんは会社を成功させ、子育てと仕事を両立しながら働いています。主人公はのぞみさんと一緒に娘の成長を見守ることを誓い、家族の幸せを大切にします。のぞみさんはまた、子育てをしながら働く女性のベストセラーを書き、多くの人々に励ましを与えます。
Mindmap
Keywords
💡リストラ
💡婚活
💡転職
💡出版社
💡バレンタインデー
💡ホワイトデー
💡母性
💡シングルマザー
💡会社文化
💡家庭
Highlights
主人公は突然の揺れに巻き込まれ、バスの中で美しい女性とぶつかり合う出来事に遭遇。
女性は子供の母親であることが暗示され、主人公は彼女が独身ではないと思い込む。
主人公は29歳の独身男性で、控えめで遠慮深い性格を持ち、恋愛に失敗していることが明かされる。
主人公は小規模な営業会社で働いていたが、給料は安く、読書が趣味だった。
会社でのリストラにより主人公は失業し、職業安定所での手続きを始める。
主人公は自分のキャリアを再考し、自分のやりたいことを見つける決断をする。
ネットで出版社の求人を見つけ、本好きである主人公は応募する。
主人公は出版社の面接を受け、社長の崎原のぞみと再会する。
社長のぞみは会社をリニューアルし、スタッフを揃え直した過去があることが明らかに。
社長のぞみは結婚していないが、3歳の娘がいるシングルマザーであることが語られる。
主人公は社長のぞみに告白し、彼女と娘を愛する覚悟を表明する。
社長のぞみは主人公の告白に応じ、二人は付き合うことになる。
会社は家族有給などの制度を導入し、より明るく支え合える職場になる。
のぞみさんは子育てをしながら働く女性のベストセラーを書く。
主人公はのぞみさんと娘の成長を見守り、家庭を大切にする決意を新たにする。
物語の最後、主人公は家族と共に幸せを感じ、両親が天国で見守っていると信じている。
Transcripts
[音楽]
うわ急に揺れが来たバスで俺は女性と
ぶつかってしまっ
たごめんなさいこちらこそすみませ
ん女性は美しく細い腕で大きな荷物を持っ
ていて中身がそこら中に
散らばる荷物を一緒に拾っていると
おもちゃやお菓子などが
見当たるきっと小さい子供でもいる母親な
んだろうなと俺は少しがっかり
するこんなに綺麗な人が独身なわけもない
かそんな変な妄想をしてしまってい
たしかし数日後俺は彼女に再び会うことと
なる
ああなたは先日のお礼させて
よ彼女に言われまさかあんなことになると
は俺の名前は金田周一29歳の独身で彼女
もいない控えめで遠慮深い性格のせいか俺
は女性に対し積極的になれ
ない友達に女性を紹介されることもあるが
肝心な時に自分の気持ちを伝えられず結果
振られてしまうそんな生活だっ
た友達曰女性は告白するタイミングが大事
と言うけど女心は分からない女性に対する
思いやりの心が俺の中で欠けているのかも
しれ
ない大学を卒業し就職した企業は小規模
だったが働きやすい環境だった
休みも多くその分給料は安かったけど俺は
本を読むことが好きで存分にはまることが
できる昔から本を読むことが好きな俺は
時間を忘れ何もなければ1日中読み
続けるこの職場の良さはそんな俺に読書の
時間をたくさん与えてくれていたの
だ酒もあまり読まない俺は週末は本で新刊
を買っては休みの日を過ごしてい
た友達は陰キャな男なんて言っていたけど
俺はそんなの気にならない本はいろんな
世界へ連れて行ってくれるし俺はいろんな
主人公に
なれる俺は多分現実とかけ離れた世界で
自分の妄想に浸るのが好きなん
だろう小説から古代文学とにかくたくさん
の本を読んで
いるそんなある日俺は天気を迎えてしまう
ことに
なる俺の会社は月に1度業績会議が行わ
れる月刊収益の発表もあるが気合を入れる
集会みたいなもの
だ営業会社なので社君を言いながら声出し
する伝統行事みたいなものだっ
たしかしその日の業績会議はいつもと
雰囲気が違うような気がし
た会議室に入ろうとすると入り口でジムの
女性に止められた今回は面接形式で1人
ずつ呼ばれたら中に入るように指示を
受ける今までこんなことはなかったので
少し気持ちが
ざわつく俺は呼ばれるまで廊下の長い椅子
で待っていると順番でで名前を呼ばれ
た呼ばれた後部屋から出てきた人たちが心
なしか肩が落ちたように見えているのは気
のせいか表情が硬いような気がして
た俺も順番になり呼ばれ社長と業務が目の
前に座り書類を眺めて
いる大変申し訳ないが業績の悪化で
リストラをしなくてはいけなくなった
そそんな首ってことですか最善を尽くした
が申し訳
ないそれは会議なんかではなくリストラ
候補者への通知を表すものだっ
た俺は大学を卒業し田舎を離れ1人暮らし
をしていたが両親はい
ない父は幼い頃に多していて俺は顔すら
覚えていなかった
母は俺を女で1つで育ててくれて体調を
崩し俺が高校の時病気で多し
たそれからは叔父の家に下宿して大学を
受け
た叔父は優しくいい人だったが俺はおばと
は昔からあまり面識がなかったこともあり
家にいるのが苦しくてたまらなかっ
ただから大学も都内の大学を受け叔父の家
から出てい
た不興中の幸いに母の保険金もありお金に
困ることはないだから仕事を辞めても実家
に帰ることはできないの
だ業績の悪化でのリストラにより解雇に
なった俺はとりあえず職安へ手続きに
行く今まで当たり前と思っていた仕事が急
になくなるとなんだかやる気が失せた気分
だった手続きをしながら俺は今まで会社で
何に貢献してきたのか
考え直すしかし思い当たることもなくただ
自分がゆりある暮らしをするために業務を
こなしていたそれ以外何も思い浮かぶこと
はなかっ
た最終職の手続きを取り就職活動に入る
ことになったが俺はこれから何を目指す
べきなのか考え
たこのままただ指示された仕事をして人生
を全頭できるのだろう
か俺は29歳でここで転職をすると生涯
仕事できる会社を選ばないといけないと
思ったのだどの求人にも年齢制限はない
もののやりたいことよりやれることを選ぶ
しか選択はない俺は一度自分が何をしたい
のか
考え直しこれから先目標を持たなければ
いけないと強く思っ
た俺には何ができるのかではなく俺がやり
たいことを仕事にしたいと思ったの
だそれから数日俺はネットでいろんな仕事
について考えてみた何か技術を持っている
わけではないし経歴は大卒だが俺は文系だ
からできることも限られる資格などを持っ
ているわけでもなく前の会社は営業だった
が特別成績が良かったわけでも
ない控えめで遠慮深い性格が邪魔して
クロージングの時相談がまとまらないのだ
営業マとして誇り高くなんてこともなかっ
た
正直求人の少なさにだんだん俺は焦り始め
て
いるそれでも毎日検索を続けていると職安
では出なかった求人の案内を見つけ
た俺は何か興味がある仕事はないかとその
ページを開い
たするとそこには出版社の求人掲載があっ
たの
だ俺は思わずその求人に食るように見つめ
た
あなたは本が好きですか本が好きな人募集
と書かれてい
た正直この会社に入りたい俺は電話し面接
のアポを取ることができ
た数日後俺は面接を受けることができ帰り
に本屋にでも行こうと思いバスに乗っ
た平日の昼までバスは買い物帰りの主婦
などが多くの乗っている後ろの方の席が
空いていたので俺は座席に座っ
た普段あまりバスに乗ることがないので窓
に流れる景色がなんだか新鮮だっ
たしばらく乗っているとだんだん乗客が
増えてき
た俺が外を眺めているとバス停にまた新た
な乗客が乗って
くるすると俺の前に腰が曲がった女性が
立っていたので俺は席を
譲るその女性は丁寧に辞儀をして席に座っ
た昼間は多いなと思いながら入り口を見る
ととても綺麗な女性が乗ってき
たその女性はとてもスタイルが良く大きな
トートバッグを持って
いる席が空いていないので後ろの方まで
歩いてきたが辺りをキョロキョロしながら
俺の横に立っ
た30代だろうか美しいが少しやれている
ようにも
見える化粧もせず眼鏡をかけた彼女のこと
がなんとなく俺は気になってい
たしかし次の瞬間バスが動き出し急に揺れ
たことで彼女はバランスを崩したあ
う急に揺れが来たバスで俺は女性と
ぶつかってしまうごごめんなさいこちら
こそすみません彼女は持っていたバッグを
落としてしまいそこら中に中身が
飛び出す俺は急いで拾うのを手伝っ
たそこにはお菓子や小さい子が遊ぶ
おもちゃなどがある俺はその時この女性が
結婚し子供がいるのだろうと思っ
た確かにこれだけ美人で結婚をしていない
なんてありえない
か俺は少し寂しい気持ちになった期待して
いたわけではないが俺も子供が好きだし
結婚したいななんて考えることも
あるこんな素敵な人が妻だったらどんなに
いいだろうと勝手に妄想して
たそれからしばらくして俺は出版社から
連絡があり採用された
まさか採用されるなんて思っていなくて
本当に
嬉しい本に囲まれこれから仕事ができるの
かと思うととてもウキウキしてい
たしかしこの時の俺は出版社の過酷さ
なんて全く知らなかったの
だ俺は突き始めから出社することが決まっ
たが研修のため早めに会社に呼ばれた研修
室と書かれた場所に
俺はドアをノックするすると中から女性の
声が聞こえたお疲れ様研修の方かしらああ
はい金田週1と申します今日からよろしく
お願いしますまだ他の社員が来てないから
その辺に座って待ってい
て彼女はそう言いながら座って本を読んで
いるその時俺は前にバスで見た女性だと気
がついたんだああのもしかしてこの間バス
でえバスえいやあのお見かけしたような
そうだったバスはよく乗っているから俺は
彼女を意識していたからかすごく覚えてい
たが彼女は覚えてはいないよう
だなんだか少しショックだったが俺はそれ
以上彼女に話しかけることができない思い
は心の中に伏せておこうと思っ
たしばらくして神字架と部長が部屋に到着
し俺の書類を見ながら今後の話を
始める彼女は部長の話を聞きながら少し
指示を入れている女性なのに部長に指示を
入れるなんてもっと偉い人なんだと思っ
た一通りオリエンテーションが終わり
最後に彼女は俺の目の前に立っ
た今日からこの会社のために頑張って
いただきたい私は社長の崎原のぞみ
ですこの言葉に俺は驚愕してしまい言葉が
出なかった俺は社長を知らずにこの会社に
入社していたのだ知らなかったとはいえ
始まる前にあまり話さなくてよかったと
ほっとし
たそれからなく業務が始まった俺が務めた
ハーモニー出版は人数も少なく小さな会社
だだから担当から編集までそれぞれが一気
に担当するのでとても
忙しい最初は覚えることしかできないので
それぞれの担当に俺は同行する仕事から
始まっ
たこの会社は社長でも部長でもみんな同じ
業務をこなしているのだその分
チームワークはすごい会社でスタッフは
みんな仲が良かっ
た最初は何をしていいかわからない俺だっ
たが同行先でメモを取り熱心に仕事を覚え
た中には俺が前から読んでいる本の作者
などにも会え俺はとても充実した生活を
送って
いる前よりいろんな分野の本を読むように
なり勉強をし続けた自分が興味があること
を仕事にできこんなに楽しいものかと思っ
てい
たそんな中俺はのぞみさんと同行すること
になった彼女は他の人よりも会話にたけて
いるのでそれをよく見るように部長から
アドバイスをもらった一緒に同行すること
で考えが分かることもあるからしっかり
勉強するように言われ
たのぞみさん本日はどこよろしくお願いし
ますほら顔がこってるわよ担当さんに会う
のは笑顔が肝心だから笑っ
てのぞみさんは社員に社長と呼ばせること
を禁じていた担当からすると会社の仕組み
なんて関係ないしのぞみさんは
フレンドリーな会社がいいと
言い張るだからみんな名前で呼ぶようにし
ているの
だそれにしてものぞみさんは本当に笑顔が
素敵な女性だ俺は彼女の顔を見るたびに
どんどん引き込まれるようだったこれだけ
魅力的な女性に俺は今まで出会ったことは
ないいつもそう思ってい
たもうお昼過ぎたわね遅くなっちゃった
けどご飯食べて車に戻ろう
か午前中の同行が昼過ぎまで長引き時間は
もう15時になっているのぞみさんに誘わ
れ近くの定食屋に行くことにし
た好きなもの頼んでいいわよ今日は私が
奢るからすみませんではそばを何遠慮して
いる
のそばならここは天ぷらそばがいいわ
よのぞみさんは俺がオーダーを遠慮して
いると思ったのか天ぷら定食付きのそばを
注文し
たもちろん少し遠慮したところもあるが俺
はあまり食事をたくさん食べないしかし目
の前にはいつもなら1日分くらいの量を
乗せたお染が運ばれてきたさすがにこの量
は食べれないだろうと思ったがせっかくの
気持ちなので頑張って食べる食べても食べ
ても減らない大然にのぞみさんが顔を見て
話しかけるあれ一君は少食なのだめよ
この仕事は体力勝負だからとにかく食べ
ないとそう言いながらのぞみさんのお染は
どんどんしかが減って
いくのぞみさんはすごく体が痩せている
こんなに食べれるなんてどこに入るんだと
俺は不思議に思っ
たそれとさ1つお願いがあるのよどうした
んですかこの間バスであったこと内緒にに
してほしいのああやっぱりのぞみさん
分かってたんですかあの時は会議室にいつ
他の人が来るか分からなかったから知ら
ない顔してごめんねいえ事情も知らないの
に俺が勝手に話しかけたので申し訳あり
ませんでもあの時は一緒に拾ってくれて
とても助かったわありがとうそんなの当然
ですよバスが揺れたとはいえぶつかって
すみませんでした
お礼させてよえそそんなお礼だ
なんて軽くウインクしたのぞみさんは
とても可愛くてキラキラして
見えるしかし彼女は結婚しているし子供も
いる淡い期待をしてはいけないと俺は自分
に言い聞かせ
たそして次の日俺はまたのぞみさんと同行
することになり朝直接担当卓で待ち合わせ
し
たおはようスケジュール変わってごめん
なさいねあいえ俺も会社に行くよりここに
直接の方が近いので助かりましたそれから
これお礼ねピンクの放送士に包まれた箱を
のぞみさんに渡される俺はバスのお礼を
すぐ持ってきてくれたんだと遠慮なく
もらった楽しみだっったがなんだかとても
ウキウキして家に帰るまで中を見るのを
やめ
たその日は仕事も忙しく家に帰ると疲れて
すぐ寝てしまった俺気がつくと夜中の3時
だった風呂にも入っていないし食事もして
いない俺はふとのぞみさんからもらった箱
を思い出しバッグから取り出した中を
開けると折り紙でおられたハートの
メッセージカードが添えられチョコが入っ
ていた
そのチョコは子供と一緒に作ったのか
ちょっと不器用な感じがしたでもすごく
嬉しくて幸せな気分に
なるカレンダーを見るとちょうど2月14
日だ女性から初めてのバレンタインの
プレゼントは温かい家族の味がし
たそれからしばらく俺は他のスタッフと
投稿し独り立ちし
た相変わらず毎日で会社にいる時間も
ほとんどなく出先ばかりだからのぞみさん
と話す機会もほとんどない状態だったやり
始めたばかりで仕事になれるまでは
とにかく懸命に頑張ろうと思ってい
たそれから1ヶ月ほど経ち久しぶりに仕事
が早く終わったので新刊でも買って読もう
と街へ出たすると聞き覚えのある声が
聞こえ俺は立ち止まり目をこらした通りの
少し向こうから主人の村木さんが俺の
大好きな作家さんと歩いていた俺が目で
追っていると村木さんが気がつき声をかけ
てくれた一君何しているんだい仕事が早く
終わったから本でも読もうと思ってそれ
ならこれから一緒に来ないか先生と食事
するん
だ少し離れた場所で作家の先生はは軽く俺
に釈をした嬉しいです俺先生の大ファンな
のですごくいい人だし話を聞いて勉強する
といいよ俺は村木さんの廃炉で大好きな
先生と食事をすることになったこんな機会
はめったにないのでテンションが上がる俺
祖がないように配慮しながら先生の過去
作品で盛り上がっ
た盛り上げてくれてありがとうなああいえ
いえ俺大好きな作家さんだからテンション
上がってしまって週1君はよく勉強してい
るって先生褒めてたぞありがたいお言葉
です俺と村木さんは先生と別れバーで
飲み直していた村木さんは主任で今まで
何人もの担当さんと仕事しているが2人の
食事は未だに緊張するらしい今夜は俺がい
たことで場が和んだととても喜んでくれて
い
たそういえば周一君が入社してから1度も
一緒に飲んだことなかったなあみんな
忙しい会社ですからね仕方ないですよ正直
入社した時はこの業界を知らない子が入っ
てきてびっくりしたけど俊一君は本当に
飲み込みが早くて助かるよえいえ俺なんか
まだまだでただから本が好きだからすごく
やりがいを感じていますそれならよかった
そういえば独身なんだろうこんなに忙しい
んじゃ彼女怒るんじゃないのかい彼女
なんて言いませんよ持てないしそうなのか
い清潔感があって高成年だし持てると思う
けどなそれに出会いもありません
から村木さんは結婚してもう子供も3人
いるが俺とは2歳しか変わらない早くに
結婚して今の仕事に着いたことで家にも
あまりいないので寂しいと言われる
らしい確かにこの仕事をしていると家族の
ことを考えることなんてできないけど俺は
家族の話を村木さんに聞きながらやっぱり
欲しいなと思う仕事が終わって冷たい部屋
に帰るのはやはり寂しいものだ癒の家庭が
あれば疲れもまた変わるのではないか
そんなことを考えてい
たでもそう考えるとのぞみさんはすごい
ですよねのぞみさんの動きは俺たちより
激しいからなとても家庭を持った奥さんっ
て感じじゃないですよねえ奥さん誰がえ
のぞみさんですよ結婚してますよねうん
のぞみさんは独身のはずだがえそうなん
ですか俺はてっきり俺が入社してから
そんな話聞いたことないよそうかあ俺勝手
に勘違いしていたのかん何かあったのかい
あいやいやこっちの話
です結婚しているとばかりを思っていた俺
は急にテンションが上がり持っていた
ビールを飲み干した明日はちょうど
ホワイトデーだしギリチョコだったにせを
礼をしないとそんなことを思いながら心の
高なりを感じる俺のぞみさんのことを
やっぱり好きになっているのだと実感して
い
た次の日俺は朝から担当と打ち合わせをし
会社に戻る時にプレゼントを買いに行った
ホワイトデーは何を返すのかもわからない
ので店員さんに進められクッキーを購入
プラスで贈り物をすることを教えられ手袋
も買っ
た前にのぞみさんと話した時冷えしだと
聞いていたので似合いそうな色を見つけた
店員さんに包んでもらい俺は会社へと急い
だ会社につきのぞみさんの姿を見つけたが
さすがにみんながいる前では渡せない俺は
こっそり手紙を渡し仕事帰りにのぞみさん
を待つことにした
俺は昔学生の頃1度だけ同級生に告白した
ことがあるその時も学校の帰りに図書室へ
呼び俺は彼女に告白したその子は半年後
ぐらいに両親の都合で引っ越したので
あまり長くは続かなかった恋愛でも俺に
とってはとても素敵な淡い恋の
思い出久しぶりに女性を呼び出し告白する
なんって心がなんだかはちきれそうな緊張
だった仕事が終わり誰もいなくなった会社
で俺とのぞみさんは2人きりになっ
たのぞみさんお時間すみません実は
バレンタインのお返しをしようと思って
まあそんなわざわざ良かったのに手作りで
とても嬉しかったんです俺最初に会った時
実はのぞみさん結婚していると思っていて
まさかチョコをもらうとは思いませんでし
たギリでも嬉しかったあんな不格好な
チョコ恥ずかしいとは思ったんだけど礼し
たくてね最高でしたそれで俺ホワイトデー
なんかしたことなくて店員さんに選んで
もらったんですけど受け取ってください
本当にありがとう嬉しいわそれからこんな
こと言える立場ではないですけど俺のぞみ
さんが好きなんです付き合って
ください確かに私は結婚はしていないでも
ごめんなさい私今は誰とも付き合えない
の決して期待していたわけではないまだ
出会ってそして部下として働く俺をのぞみ
さんが好きになるとも思えないでも好きな
気持ちをどうしても伝えたい俺はそれが
達成できただけで満足だっ
た困らせてごめんなさいでも自分の気持ち
に正直になりたかったもので嬉しかったわ
本当に
ありがとう結局告白は失敗したけど俺は
気持ちがすっきりしていたしかしよく
考えるとすごく恥ずかしいことをして
しまったと家に帰って後悔してしまう明日
からどんな顔して会えばいいのか俺は悩み
ながらが寝れない夜を過ごし
た次の日会社に行くとのぞみさんの姿は
なかった事務員の子がちょうど急等室にい
たので聞いてみると今日は休んでいると
いう風引いたみたいという事務員は少し
心配して
いるそれというのものぞみさんは体が丈夫
であまり会社を休まない俺と初めて食事し
た時も体長管理の話をしていたしどうした
のかと思っ
たすると村さんが困った顔をして急等室へ
入ってき
た困った
なスマホを片手に画面を見ながら村さんは
1人で呟いている村木さんどうしたんです
かああ俊一君のぞみさんが電話に出てくれ
なくて俺も今聞きましたが風でお休みだ
そうですね
今に限ってのぞみさんのサインがいる書類
があるんだよでも俺これから出かけなく
ちゃいけないんだそれは困りましたねなあ
一君君今からのぞみさんの家に行ってくれ
ないかえ俺がです
か正直昨日告白して振られたこともあり俺
は会いづらかったしかし村さんは困って
いるしみさんのも心配だ俺は書類を
受け取りのぞみさんの自宅へと向かった
正直家に着くまでドキドキが止まらない
状態だどんな顔をして会えばいいのだろう
俺はそう思ってい
た会社から少し離れたのぞみさんの家まで
はバスに乗り移動する面接の帰りにこの
バスでのぞみさんに初めて会ったなと1人
で考えていた
あの時たまたま出会い2度と会うことは
ないと思っていたのぞみさんと仕事をして
いる人生は何が起こるかわからない俺は
そう感じてい
たバス停からすぐのところに郵便局があり
そこの角を曲がっていると薬局があった
電話にも出ないと村木さんも言っていたし
1人で苦しいのかもしれない俺はそう思い
薬局で風邪薬を買うことにし
たしかしどの薬がいいかなんてわからない
し病院にいるのかもしれない俺は店員さん
に風の時何を飲むのか聞くと栄養剤がある
と言われたのでそれを買った商品を選び
レジに並ぼうとするとバタバタと急いで
走ってきた女性にレジを取られてしまった
熱熱が下がる子供用の薬ないですか高くて
熱が慌てて店員さんに聞いている女性を
見るとそれはのぞみさんだっ
たのぞみさんどうしたんですか熱つって
子供のぞみさんじゃないんですか息を
切らし顔を真っ赤にしたのぞみさんは化粧
もせず焦っていてトレーナーにスリッパ姿
俺がいることに気がつきはっした顔を見せ
てい
たちょっとなんでここにいるのよ仕事き
さんに書類を頼まれて今からのぞみさんの
家に行こうと思っていてどうして一君には
見られたくないところばかりで遭遇するの
かしら時間がないからとにかく一緒に来
て熱さましを受け取ったのぞみさんは俺を
連れて走り出した俺はわけも分からず
のぞみさんの後をついていくすると俺は
のぞみさんの自宅に招かれたのだリビング
に通された俺は少し待つにのぞみさんに
言われた薬と溝を持ってのぞみさんは奥の
部屋へ入って行った誰かに話しかけている
がその声は子供に話しかけるような優しい
母の声に
聞こえる俺はのぞみさんがリビングに帰っ
てくるまで部屋の中を見ていると写真が
たくさん飾られているそこには3歳くらい
の女の子とのぞみさんの姿がある女の子は
のぞみさんにいて目が大きい可愛い子だっ
た子供がいたんだ飾られた写真を見ながら
俺はのぞみさんが戻ってくるのを待ってい
たしばらくすると部屋から出てきたのぞみ
さんは俺にコーヒーを入れてくれ
た写真見たでしょ私には3歳の子供がいる
の結婚はしてないんですよねそうよ私は
マザーなの娘が生まれる前に夫は亡くなっ
たわ会社の人は誰も知らないんですかえ
そうなの話していない話すとみんなに気を
使わせてしまう
からどうして1人で頑張ろうとするんです
かのぞみさんはフレンドリーな会社を作っ
ているじゃないですかみんなきっと力に
なってくれるのにそんな甘い話じゃないの
よ一君は最近入ったから知らないけど今の
会社は前とスタッフが違うの前今の会社の
前に別の会社があったんですか名前を変え
てリニューアルしたのよ前の会社は夫が
作ったもので亡くなった時スタッフは
みんなやめてしまったわやめたって旦那
さんがやっていた会社なんでしょう会社
自体は私が引き継いだんだけどまだ娘が
赤ちゃんでばかりしていたのそんなの
みんながカバーすればいいことじゃない
ですかそんな簡単な話ではなかったのよ
みんなは女である私が社長をすること自体
を嫌がった
のそんなそんなことっていくら今の社会が
男女平等って言っても認めてくれない人は
多いの
よのぞみさんは娘さんの写真を手に取り前
の会社のことを思い出しているようだ
でも私は今の会社をどうしても続けたかっ
ただから野望を変えスタッフも揃えそして
ベビーシッターを雇ったのでも今日はどう
することもできなくて俺に俺に相談して
くださいよ力になりますから実はねこの間
告白されて本当に嬉しかったのよそれは俺
のこと男としてちゃんと見てくれ
ということですかもちろんよ私もあなたの
ことを好きよだったらどうして俺と
付き合ってくれないんですか私には子供が
いるのよ普通の恋愛じゃないわそんなの
関係ありません俺は子供がいても丸こと
一緒に愛せます他の人の子供を一緒に愛し
てくれ
るっていうの俺は小さい頃に両親をなくし
寂しい思いをしてきましたずっと家族が
欲しかったのぞみさんと一緒にいれば娘
さんとも一緒にいられる俺には一気に家族
ができるんだ本当に私なんかと一緒にいて
くれるの俺は子供が大好きだしそれに
のぞみさんに似てすごく可愛い娘もできる
んだ幸せ
です今まで張り詰めていた感情が解けたの
かのぞみさんは俺に抱きつき泣き出した
旦那さんが亡くなってから1人で頑張って
きたこの何年かに苦労があったのは間違い
ない俺はのぞみさんをカバーし一緒に生き
ていくことを決めたん
だ俺たちは付き合うことになり会社では
みんなにこのことを発表したフレンドリー
な仲間を作りたいとのぞみさんが描いて
いる会社をもっと向上させるためだ会社の
中には子供を持つスタッフもいるが妻だけ
に任せるのではなく家族有給を作った今
まで仕事ばかりで家庭と過ごす時間がない
スタッフもすごく喜ん
だもちろんのぞみさんも今までより仕事の
幅を少なくし娘との時間もできるように
配慮それぞれがカバーすることで互いの
生活が前より楽になるシステムを作った
それにより前よりはかに過ごしやすく
明るい会社になり売上部数も増えた出版の
仕事が好きなのぞみさんだったが実は昔
から書くことも好きで最近は俺に仕事を
任せているそして娘と過ごしながら各方に
専念しているのだ子育てをしながら働く女
というベストセラーを書いたのもそれから
数年後のことだっ
たあれから3年が経ち今日は娘の小学校
入学式だとのぞみさんは2人で保護者席
から娘の成長した姿を見守って
いる今年の1年生は生徒数も増えたくさん
の保護者も集まっていた会場内でどの保護
者も自分の子が1番可愛いと思っているに
違いないざわつく会場の中娘は俺たちの方
を向いて手を振っている俺には幸せなこと
に愛する妻と愛する娘が同時にできた
今まで1人で過ごした寂しさはもうない
家庭は安らぎをくれる憩いの場所である
ことと愛する人がいることで何でも
頑張れることを知った俺はこれからずっと
のぞみさんと一緒に娘の成長を見守り愛し
ていこうと決めた1人ぼっちだった俺が
こんなに幸せになれたのも天国の両親が
見守っていてくれた俺はそんな気持ちで
いっぱいだった
今日もご清聴ありがとうございます今回の
お話が感動した面白かったと思って
いただけたら高評価チャンネル登録を
よろしくお願いします
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