【Z世代は社会の写し鏡】日本に蔓延する不安ビジネスの正体/社会はZ世代化している/ラインは重い/友達と違ってたら嫌/いい感じに怒ってほしい/消えるブラック、消えない不安/テーマパーク化する大学
Summary
TLDRこのトークでは、Z世代の特徴と彼らが社会に及ぼす影響について掘り下げています。大学のテーマパーク化、若手社員の不安型離職、そして成長に対する社会的期待が彼らの行動に与える影響を分析。また、不安を利用したビジネスや、SNSを通じた若者の集団的行動、そしてそれらが社会全体に及ぶ影響についても触れています。Z世代は社会の変化を映し出す鏡であり、彼らの価値観と生活様式は、ビジネスや教育、更には社会のあり方にも大きな影響を及ぼしています。
Takeaways
- 🏫 大学が「テーマパーク化」を進んでおり、学生と保護者への対応がビジネス的になっており、不快な要素を排除し、楽しい環境を提供しようとしている。
- 📚 Z世代は社会の変化を反映しており、彼らの行動や価値観は、現代のビジネスや社会構造に大きな影響を与えている。
- 🤔 不安は根拠のない感情であり、ビジネスで利用されることが多く、若年層の不安を利用したビジネスが蔓延している。
- 📈 SNSは若者の間で監視システムのように機能しており、クラスターやグループ分けが明示化され、若者の生活に大きな影響を与えている。
- 📱 SNSは企業によって提供されるサービスであり、消費者調査に基づいて提供され、ビジネスロジックに基づいて運営されている。
- 👨🏫 大学教育は高校化していると指摘され、保護者からの要求に応える必要性があるとされ、その影響で教育環境が変化している。
- 🛍️ 不安を利用したビジネスは、若手社員の不安型離職を例に、上司や管理職に対する不安をビジネス化し、新たな市場を生み出している。
- 🎢 テーマパーク化された大学は、学生が嫌なことなく楽しむことができるように作られているが、それによって現実的な問題や課題が排除される可能性がある。
- 🔗 Z世代とビジネスの関係は密接で、彼らのニーズに合わせた製品やサービスが供給され、マーケットイングの偏重が見られる。
- 💡 成長と成長実感は異なる概念であり、現代社会では即時の成長実感を求める傾向があるが、実際の成長は長期的なプロセスである。
- 🔄 不安は連鎖的に拡散される可能性があり、若手社員の不安が上司に影響を与え、管理職の役割に対する不安も生じる可能性がある。
Q & A
「Z世代化する社会」という本のテーマは何ですか?
-「Z世代化する社会」という本は、Z世代の特徴や行動様式が社会全体に与える影響と、それに対してビジネスや教育、管理がどのように変化しているかを探求しています。
大学がテーマパーク化しているという指摘はどういう意味ですか?
-大学がテーマパーク化しているということは、大学が保護者や学生の要求に答えるように管理され、不快な要素を排除し、安全で快適な環境を提供しようとしていることを指しています。
若手社員が不安型離職を選ぶ主な理由は何ですか?
-若手社員が不安型離職を選ぶ主な理由は、成長できる環境がなく、将来に対する不安があるためです。上司や組織に対する不満も一因です。
SNSが若者の生活に与える影響とは何ですか?
-SNSは若者の生活に深く関わっており、彼らのコミュニケーションスタイルや情報収集方法に大きな影響を与えています。また、SNS上での情報や評価が彼らの自己認識や行動に影響を及ぼしているとされています。
不安を利用したビジネスの例として挙げられたものは何ですか?
-不安を利用したビジネスの例として、就職活動のアドバイスや商品、サービスの販売が挙げられます。これらのビジネスは、若者の不安を利用して商品やサービスを宣伝し、購入を促進しています。
「成長実感」とは何を指す言葉ですか?
-「成長実感」とは、個人が自分の成長や進歩を実感できる瞬間や経験を指します。社会は、短期間にわたっての成長や成果を求める傾向にあるとされています。
若者が求める「楽しいこと」は何かをビジネスでどのように活用するべきですか?
-ビジネスでは、若者が求める「楽しいこと」を理解し、そのニーズに応じた商品やサービスを提供することが重要です。また、楽しい体験を提供することで、顧客のロイヤルティを高めることができます。
「不安」はなぜビジネスに利用されやすい性質だと考えられるのですか?
-「不安」は根拠のない感情であるため、他人に植えつけやすく、ビジネスが顧客の不安を利用して商品やサービスを宣伝し、需要を生み出すことができます。
「モバイルプランナー」という仕事が学生に人気だった理由は何ですか?
-「モバイルプランナー」という仕事が学生に人気だった理由は、就活のためのインターンとして参加できることや、自分の成長につながると感じることが挙げられます。
「不安」を解消するためにビジネスが行うことの限界とは何ですか?
-「不安」を解消するためにビジネスが行うことの限界は、不安が普遍的な感情であり、完全に排除することはできないことです。また、不安を利用するビジネスが社会全体に与える影響も考慮する必要があります。
Outlines
📚 Z世代と現代大学の変貌
第1段落では、Z世代が大学教育の変化を反映しているという視点から話が進んでいます。大学はビジネス化し、保護者からの要求に応える形で管理が強化されていると指摘。また、若手社員の不安型離職に関する議論も紹介され、上司に対する不安が最も大きいとされる理由について触れられています。
🤳 SNSと学校が映すZ世代の姿
第2段落では、SNSと学校がZ世代の生活に与える影響が分析されています。SNSは若者のツールとして位置づけられ、学校内での使い方とその変化、そしてそれがビジネスに与える影響が考察されています。SNS上での若者の振る舞いは、彼らの生活スタイルや価値観を反映しており、ビジネス戦略にも反映されていると指摘しています。
🏰 大学のテーマパーク化とその影響
第3段落では、大学がテーマパーク化しているという観点から分析が行われています。大学は保護者からの要求に応えるため、不快な要素を排除し、安全で快適な環境を提供しようとしていると述べています。しかし、その結果、学生たちは不快な体験を避けられる一方で、現実社会での対処能力が低下する懸念があると警告されています。
🚫 不安の社会化とその管理
第4段落では、不安が社会化され、ビジネスとして管理されている現状が議論されています。不安は根拠のない感情であり、ビジネスがそれを利用して若者を扇動している例が挙げられます。また、不安を利用したビジネスの手法として、就活ビジネスでの不安の刺激や、消臭剤のCMにおける不安の煽り方が紹介されています。
📉 若年層のビジネス参加とその影響
第5段落では、若年層がビジネスに参加し、その影響が分析されています。モバイルプランナーという仕事が学生に人気だった時期があり、その背景には就職活動の不安が関係しているとされています。しかし、そのビジネスの実態はマルチ商法に近いものであり、学生たちは怪しいビジネスに加担する原因を探していました。
🤔 成長と不安の葛藤
第6段落では、成長と不安の葛藤が深掘りされています。成長に対する社会的期待と、個人の不安感がどのように絡み合ってビジネスに影響を与えているかが議論されています。不安はビジネスに利用されやすい性質を持っているとされ、例えば就活や消臭剤のCMなどでの活用が紹介されています。
🔗 不安の連鎖と社会の影響
第7段落では、不安が社会全体に及ぼす影響が考察されています。若手社員の不安型離職が進む中で、上司や管理職にも不安が伝播し、管理方法に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。不安は連鎖的に広がり、社会のさまざまな層に影響を及ぼしていると強調されています。
🛍️ Z世代のマーケットインとビジネス戦略
第8段落では、Z世代を巡るマーケットイン戦略とビジネスの向き方について話が進んでいます。Z世代特有のニーズに合わせたビジネス戦略の重要性が強調され、顧客中心の思考にとらわれすぎず、ビジネス自体の強みを活かした製品提供が提唱されています。また、不安に対するアプローチもビジネス戦略の1つと位置づけられています。
Mindmap
Keywords
💡Z世代
💡不安
💡テーマパーク化
💡成長実感
💡SNS
💡ビジネス化
💡不安型離職
💡顧客思考
💡マルチ商法
💡ファブリーズ
Highlights
Z世代は社会の変化を反映しているという視点から、大学教育やビジネスのあり方について考察している。
大学は保護者からの要求に応える「サービス提供者」として機能していると指摘する。
若者たちが抱える不安は、ビジネスとして利用され、不安型離職などの社会現象が生み出されている。
SNSは若者の間で「監視システム」として機能しており、クラスター分けが明示化されている。
不安は根拠のない感情であり、ビジネスでその不安を利用して消費者を動かそうとする試みがある。
Z世代は社会のデオドラント化、つまり不快なことを排除するビジネスの傾向を指摘している。
若手社員の不安は、上司に対する不安が大きいとされ、管理職にも影響を与える。
成長と成長実感の違いについて議論され、短期間に成長を実感する社会の要求が問題視されている。
不安を煽るビジネスは、若手社員だけでなく、上司や更に上層にも影響を及ぼしている。
Z世代のビジネスに対するアプローチは、マーケットイングに偏りがちで、プロダクトアウトの視点が求められている。
モバイルプランナーのビジネスモデルが、学生を怪しいビジネスに巻き込む原因となっている。
不安ビジネスは社会で許される範囲内であるが、その限界が曖昧であることが問題となっている。
成長を求める社会の要求と、実際の成長の実感との間にはギャップがあると指摘。
Z世代は社会の構造によって形作られており、その影響は若手社員だけでなく更に広がっている。
ビジネスにおける顧客思考の限界と、自分たちが提供できる価値の重要性が強調されている。
不安は普遍的な感情であり、ビジネスでそれを利用する際には注意が必要とされている。
Transcripts
Z世代は社会の映し鏡である大学もすごく
高校化してるというかやっぱりそれは管理
したがってるんですね保護者さんであると
かご家庭の要求に答えるビジネスにおける
まサービス提供者とお客様の理屈だと思う
んですねそれがテーマパーク化する大学今
社会で求めれてる成長実感というのは
まさに今この瞬間明日今年今日あの実感が
あるかどうかを通てるわででこれは
はっきり言ってしまうとないんですよそう
するとま成長と成長時間を取り違えること
でやるべきこととか目が変わってくるあと
例えば若手社員がまそれこそ成長ができる
か不安だからやめたがってるっていう話に
おいて僕がま言い方悪いですがすごくよく
できてるなと思ったのは不安型離職によっ
て1番不安になるのは上司なわけですね
上司をターゲットにしたビジネスにもでき
ちゃうわけですね
さんこんにちはピボットの野島ですえ今回
のピボットトークはZ世代化する社会え
こちらの本を紹介しながら著者にお話を
伺ってまいりますえZ世代化する社会ま
これだから若者はとか言ってしまうあなた
えそしてそういう言葉を何度か言われた
ことがあるなという若い方えさらにはです
ねなんとなくいつも不安でえ行きづらいな
と感じているあなたにも見ていただきたい
そして読んでいただきたいえ内容となって
おりますえゲストはこちらの方ですえ東京
大学大学院経済学研究家の講師船翔平さん
ですよろしくお願いしますよろしくお願い
いたします改めてこの本なんで書こうと
思ったんですかというのを伺いたいんです
が実は経済学研究家講師ということですが
経営学のご専門なんですよねなんでそんな
専門家の方がこの本を書こうと思ったん
でしょうか1つはま私あのまプライベート
なことですけどもあの大学の部活を卒業し
た後にまコーチみたいなことを何年かやっ
てる時にやっぱりその大学生ぐらいの年の
人たち若い人たちとしててやっぱり何かが
違う何か噛み合ってないでそれが何で
起きるんだろうってことをまずっとなんと
なく考えてたっていうことがあってでそれ
がま大学の先生っていう職業になってで
さらに学生と改めて接する中でまだんだん
クリアになってきたとつまりそうするとま
いわゆるZ世代に当たるような人たちの
なんか行動特性みたいなものが私の中で
見えてくうんでかつまそれ自体は今まで
あの世の中にたくさん本とかあの論考とか
出てると思うんですけども私自身がその
企業の組織とかビジネスっていうものを
研究してる中でこれ多分そういうものと無
関係じゃないなとむしろものすごく強く
影響してるんだろうなとでそういう風に
考えるとそういうビジネスのあり方とか
会社組織のあり方がまZ世代やZ世代に
触れ合ってる人たちに何か影響を与えて
るってこと自体は結構ありそうでないと
いうかあまり世の中で言われてないことに
感じたのでまそれを何かその表現というか
あのえまとめておきたいと思ったのがこの
本を作ったきっかけになりますなるほどえ
ではですね前半ではえZ世代化する社会と
はこの大枠を伺いますえそしてアプリ検定
公開の後半ではですねZ世代化するこの
社会の中で私たちはどう生きたらいいん
ですかとまアドバイス含めてあの分析含め
てお話を伺えたらと思いますお願いします
改めてこのZ世代化する社会という題名な
んですがこの本の冒頭にも後半にも
メタファーでえ書かれた答えが書いてあっ
たんですねでそれが私の中で非常に印象的
だったので1度読ませていただきますある
村で若者だけに感染する病が発見された
若者が次々と病気にかかっていくそれを見
てお偉いさんや親族はこれだから若者は
若者の生活がたんでるんじゃないかえ昔は
こんなことはなかったなどと若者を責め病
の原因を若者の支出に求めるところがこの
病気は若者であるほど早く感染するという
だけで実は全ての年齢層に感染するもので
あったかして村は老若なにこの病気に犯さ
れていくのだったと改めてこのメタファー
の意図とその研究の取材から見えてきた
もの教えていただいてもよろしいでしょう
かままず若者自身を観察とか分析すること
で例えばこういう理由でこういう風にし
てるんだろうとか例えばなかなかその主体
性がないって言われるのは周りを気にして
いるからだっていうのますごくシンプルに
考えるとそういうことが起きてるとしてま
それが若者の中でそうであるのは間違い
ないとしてそれは例えばいわゆる大人と
いうか若者以外はそうじゃないのか
あるいはそうじゃない人はまそうである人
を批判できるかって考えると多分大して
大人も変わってない部分があるむしろある
意味で大人の真似してるような部分って
いうのもありんだろうと例えばまいくつか
の本ではなかなか最近の若いえ若手社員
っていうのはあの都合の悪いことなかなか
報告できないとすごくギリギリないと報告
できないって言われるんですけどもじゃ
それは上司とか大人はちゃんとしてるの
かって言うとまやっぱりうっと言葉に
詰まっちゃうというかで多分何か同じ構造
とか同じま社の構造がそこに影響してると
考えると実はそういう意味で変わらない
とそういう意でまZ世代とそれ以外の人た
我々は同じであるとただまおそらく若者の
方がよりえ鋭くそこに反応しているうんと
いうこととま若者をターゲットにしてま
ビジネスとかが展開されているのでまそこ
に違いが現れているだけでそういう意味で
同じだというようなイメージではい書いた
ものですZ世代は社会の映し鏡であ
るっていう言葉がまさにそれを表してるの
かなとも思ったんですけれどもじゃあその
Z世代を知ろうとその社会を知るためにも
その世代を知ればいいじゃないかという
ことでえキーワードがSNSと学校そして
それらを支配するビジネスというものが
あの著者にあったと思いますこれらについ
ての現状を教えてくださいそうですねま
もちろんこれはあのユーザーであるあの
若者にま聞いた話であるとかそういう意味
ではまあ第3者的に見たものではあるん
ですけどもまそのSNSっていうのがもう
まさにザ若者というか若者ツールであって
まどこに行ってもその言われるような象徴
的なもののは間違いないと思いますけども
まとはいえだんだんその使われ方が変わっ
ていったりとかあるいはやっぱりそういう
意味では想像性があるんだと思うのは
やっぱり若者独特の何か理由とか合理性が
あってこう使うってものがあるとで例えば
私が知る限り今のま小中構成っていうのは
やっぱりそのどっぷりSNSに使っていて
で1つの特徴がやっぱり例えば家に帰って
も同じようであると例えば友達関係に悩ん
でいるま人がいてその人が学校を離れれば
息がつつけるかというとやっぱり常にSN
でもま監視されてるような状態があるとま
これは1つの例ですけども例えばある親子
さんに聞いた話ではま子供のクラスライン
があるんだけどもま晩に数百件ぐらい来る
んだとうんでしかも例えばそれに1つ1つ
見たとかリアクションしたとかそういう
ことが次学校で話題になるので見てないと
話題についていけないってことになるわけ
ですよねで親子さんとしてはやっぱりそれ
をいかに引き剥がそうかとも思っているん
だけどもなかなか子供がそこまで入り込ん
でるとそこにから引きせないでかつそれは
まどんどん先鋭化していくというかま
ちょっと言い方は良くないかもしれません
けどもそのいじめのためのツールとしては
やっぱものすごく向いてる確かに部分が
あるのでやっぱりそのSNSとかその学級
単位で使われてるコミュニティから離れ
られないっていうのが1つの特徴うんだと
は思っていますうんうんなんかSNSって
どっちかというとなんコミュニケーション
のツールとかま繋がるツールみたいな風に
大枠として理解してる人って多いと思うん
ですけど実際に使っていて若い世代は監視
システムとして使ってるんじゃないかと
なんかそこの個分析についてもより詳しく
教えていただけますか監視という言葉は
ちょっと強くは感じるんですけどもでも
実質的にそこで行われてることがやっぱ
監視に近いと私は思っていて例えばそれ
こそ今の若者言葉で1軍2軍とかその
クラスカーストをすごく明示化するんです
よね陽キャ陰キャとかはいでつまりその
もう具体的に言葉でラベリングしてしまう
のでそこのどこに属してるかうんいうこと
がま彼ら彼女らの生き方にものすごく強く
影響してるはいでそれはもちろん20年前
も30年前もクラスの中になんというか
序列みたいなものとかグループ分けがあっ
たのは間違いないけどもそうやって言葉で
完全に決めてしまうラベリングしてしまう
ことにあんまり躊躇がなくなっていてかつ
そうなると自分がどこにいるかってことを
常に考えないといけないんでそれはSNS
ってまあげるツールにも下げるツールにも
なるから自分のクラスの中での立ち位置を
決めるための監視が常にま全員によって
行われてるというような状況なのかなとは
思いますねなんかそう聞いてしまうと
SNSってめちゃくちゃ怖いですねいや
怖いと思いますねうんまでもそれがじゃあ
Z世代だけに行われてることかというと
そうではないってことも事実なわけです
もんねまはいそうですねでこの今SNSと
学校の話もありましたがそれがビジネスに
まこの仕組みが反映されているというのも
著書に書いてあったと思うんですねそこに
ついても教えていただけますか1つは
例えばSNSSNSって言ってですねま
言ってますけどももちろん企業が提供し
てるサービスなわけですね一見すると
ちょっと高教材というかなんか公共
インフラみたいなイメージでSNSを語っ
てますけどもまあのやってる人たちは間違
なく営理企業なのでまそれも当然いかに
設けるかっていう仕組みでそのサービスを
作りますしかつやっぱり消費者調査を
すごく丁寧にしてるなと感じるのでまそう
いう風に使ってる人たちに対して何か倫理
的にブレーキをかけるというよりかは
どんどんどんどんそういう風に使って
もらおうっていう形のま努力をしていく
だろうとあまそうすると例えばSNS提供
者側にあのそれを望むことってなかなか
難しいかもしれないま例えば1つの例とし
て誹謗中傷みたいなことですごく問題念に
なってますけどもあれはおそらく1つのま
活性化材料にはなってるのであれを本気で
取り締まることにビジネス上のメリットが
ないとしたらそれ企業はやっぱやらない
わけですよねうんそういうま関係があるの
かなとつまりそのSNSにまあどっぷり
触れてるんだけどもそれは結局企業の論理
であの作ってるものだってのは間違いない
うんじゃその上で私たちは踊らされて
るってことですかまあまあそれももちろん
あると思います踊らされてるというかはま
我々のやっぱりこう欲望みたいなものって
あると思うんですねつまり例えばSNSで
ま気に食わないことを誰かにそのまそれ
こそ抽象したいとかなんかこの人を攻撃し
たいっていう気持ちがあった時になんか
それをこう解放してくれるツールというか
うんまそれはもちろんあの積極的にSN
SNS側が煽ってるわけではないとも思う
んですけどもでも一方でそういうことを
すごく簡単にさせてくれてしまうしまあと
はいわゆる証人欲求みたいなものやっぱり
得やすいのでま我々のそのうなるものを
なんとかみんな抑制してるものをなんか
こう他を外してしまうようなツールなのか
なという風には感じますね需要と供給がま
あってるってことですよねそうですねそう
ですまにで今大学でもあの教え
てらっしゃるということですけれどもこの
SNSと学校ビジネスの現状において大学
を見ていて思うことて何かありますかま今
あくまで私の視点ですけども大学もすごく
高校化してるというかやっぱりそれは管理
したがってるんですね大学側が大学側が
管理したがっているはなんでですかであ
そうですねそれは私の理解では保護者さん
であるとかご家庭の要求に答え
るっていうことがま必要だとこれまさに
あのビジネスにおけるまサービス提供者と
お客様の理屈だと思うんですよねあのま
大学って別にかつてはそう考えない人とか
ま今でもそう思ってない方も多いとは思う
んですけども例えば今の大学ってやっぱり
その生存競争とか少子化の中ですごく
厳しい部分があってまいかにビジネスとし
てあの存続させるかって大学経営まさに
稼げる大学っていう言葉がま昨今ちょっと
出てきましたけども大学経営をうまくいか
せるためには1番のスポンサーお客さんで
あるのはやっぱ学生とその親子さんなので
その方々にま不快とか不満のないように
その人たちの不安を解消するようにまん
大学を経営するとやっぱりこう管理をせ
ざるを得なくなってるうん例えばこれも私
個人としてはちょっとうと思ってしまうの
は今の大学って結構保護者会とか保護者
対応っていうのがすごくま丁寧にはなって
いてかつ大学の先生の主な仕事にもなって
たりするとへえ主な仕事になっちゃってる
んですかいやもう割と保護者対応って
すごく重要な仕事の1つですよっていうの
は全然あの会話の中身としては珍しくない
でまそうすると大学そのものがある意味
ビジネスかしてきてるのでそうするとま
管理とか監視をすごくガチガチにしている
しでそうするとまこれは学部とか学科にも
よるんですけどもクラスに近いものって
いうのがやっぱできていくのでま逆に
やっぱクラスって管理しやすいから採用さ
れてる仕組みなのでま大学でも実質クラス
みたいなものができてるとしたらやっぱZ
世代若い人たちからすればそれは逃れられ
なくなっている大学で変わるってことが
起きなくなってるんじゃないかなと私は
思っていますそれがチシにも書いてあった
テーマパーク化するす大学っていう言葉に
当たるんですかねあそうですねこのテーマ
パーク化っていう言葉えどういうことって
思う方もいらっしゃると思うんでそこに
ついても詳しく教えていただいていいです
か大学をテーマパークに例え
るっていうのはおそらく割と昔からあるま
日で1つはあの遊びに来てるみたいな話
ですねでもま正直なところ大学に遊びに来
てるのって昔からそうであってそれこそ今
のは4050ぐらいのでもあんまり変わら
ないとで実はそれより大事なところがあっ
てまテーマバークの特徴って何かって言う
と徹底的に不快なものをなくしてるあ全く
不安のない世界だって言うんですよね
例えばあるそのえ電話パクに書かれた本で
はまこれはちょっとま比となんですけども
まネズミの手って汚いから手袋をするよね
とそういうま表現が使われていてまでも
それは本当にそういう理屈があるらしくて
やっぱりテーマパークっていうのはその
楽しい円ためとかまみんなが喜べるような
ものって世の中にたくさんありますけども
あのものすごく丁寧に不快ものを排除し
てるんですねつまり絶対にそこに行ったら
楽しくしかならないように嫌なことが絶対
にないように作られているとうんでまそう
いう本当のテンマパークはものすごく
楽しいしまかつ結構お金がかかっちゃうん
ですけども大学もそういう風にあれとだ
この方たちはお客さんだからこのお客さん
たちが嫌なことは絶対しっちゃいけない
よっていうようなロジックがすごく大学の
中にもやっぱ生まれてきているこれがま
大学のテーマパ化かなとは思ってますね
うんままさにその
消費者になってしまっているZ世代って
いうことなのかもしれないんですけれども
改めてそこの問題点って何なんですか不会
を徹底的に排除するってこはやっぱかなり
難しいんですよねうんあのまヨナハじさん
ていう方が社会のデオドラント化っていう
表現を使ってるんですけどもまデオドラン
トってつまりま無臭であると匂いがないと
一切不快なものがないようにしようとでだ
からあの除菌のなんというかそういう製品
とかれんですけどもま除菌
って気のせいなんで実際には金は消えない
わけですよね消えた感というかまもちろん
例えば必要な金はま消毒できるとかあって
もま人間生きてる限り無臭にはならない
確かにだからいくらテーマパーク化を求め
たところでえ絶対そうはやっぱならない
なんであの有名なテーマパークが沿れるか
というとやっぱものすごいお金をかけてる
からであってでそれに対してものすごい額
のお金を取ってるからであってするにうん
として成立してるからそれができるわけで
あってま大学でそれは事実上できないよと
でまもう1つはやっぱりこう楽しいこと
だけやってても生きていけないっていうま
言ってしまえばあのシンプルな話ではある
んですけどもうんま例えば1つの例として
授業で注意するってことがものすごく今
センシティブにはなっててあのそれこそ
発音間違って直したらものすごいクレーム
が来るとかえどういうことですかああの
語学の授業でですね例えば発音が間違って
ますはいよて言ったらすごく起ると起こる
か生徒が徒学生側からそれこそま授業
アンケートとかもやっぱすごく丁寧にとっ
てるんですよでそれに対してあのこの先生
はすごく不快であるとかああのそういう
ことをま言ってくるわけですよねえそれお
客様かさせてしまってるのは誰なんですか
何が悪いんですか大学側がまずそういう風
にし出したっての間違いなくあると思い
ますうんでそれはなぜかと言うとおそらく
ま保護者の方の一部ではあると思うんです
けどもそれを求めているつまりまちょっと
も嫌なことがあればやっぱクレームをつけ
たくなるし本当に自分の子供がま大学で
ちゃんとやってるか不安だからそれを
ずっと大学に何かの形で確かめさせて
欲しいとそういう風に考えるとま主にその
大学側と保護者さんていう2社があるとし
たらまそういう意味ではそのZ世代本人の
意行に関係なくビジネス化していってるお
客様になっちゃってるっていうような感じ
ですねうーんでもこのタイトルで言うとZ
世代化する社会じゃないですか
この今のあの大学で起きてることって社会
で例えばどんな風に垣見えるんですかあで
も例えば今言ったような本当はお客様に
対して全く不快なことを与えてはいけな
いっていうのはうんまそんなになんという
か一般的な論理ではないというかまそう
いう風にビジネス側が考えるのは勝手だ
けども別にそうじゃなくてもいい場面で
あると思うんですようんうん例えばま飲食
店に行ってま待たされたとかまちょっと
汚かったとかまそれでも例えば美味しかっ
たとかまそういうことってあると思うん
ですけども例えばそれが一切自分たちに
とって不快なことがないように求めるま
ちょっとカスハラとかいう言葉もあります
けどもでもそれって割と普通にそれこそ
我々は重要してきてま我々もそういう意味
ではきっとわがままな消費者わがままなお
客様である側面ってきっとあるはずであっ
て確かでまそういう風になっていってるし
まZ世代の人たちはよりそういうことがま
むき出しになった社会構造の中で今暮らし
てるんだっていうことですかねうんわかり
ありがとうございますでその今話をして
いる中でもキーワードで不安って言葉何度
も出てきたと思うんですねえ著書にもあり
ましたがその不安を利用したビジネスが
かなり多くなっているそして若者を扇動
する成長っていう言葉もキーワードだよっ
ていうのを書かれてました具体的この2つ
について教えていただけますかそうですね
ま不安っていうのは例えば不安型離職って
いう言葉も出たりとかまいくつかのあの
ニュースとか報道とか本でうんはあのよく
使われるんですけどもま私自身が1つキー
ワードとしてたどり着いたとこでもあって
で実は不安っていうのはあの結構有名な
学者が昔から研究してるま有名なところで
言うと哲学者のハイデガーであるとかうん
えまえそういう人たちがやってる概念では
あるんですけどもすごくま共通点というか
特徴があってあの根拠がないんですよね
ほうこう言ってしまうとちょっとまはてな
な感じもするんですけども例えば今日家の
鍵閉めてきましたかって言われて確信を
持って閉めたっていう人あんまいないと
思うんですようんそうそううんうんでそう
意味ではやっぱ不安っていうのは根拠なく
あ閉めてないかもしれないとでもま大体の
人はそれをもっと根拠のない自信で上書き
してるというかま今日ぐらい閉めてなく
たっていいだろうとあるいはまあ大体いつ
も閉めてるから閉めてるだろうっていう
これまた根拠のない自信で上書きして生き
てるうんうんまでもそれが例えばあの人に
よってはコントロールできなくなってあの
不安がものすごくそのま大きな被害を
もたらすこともあるんだけどもま不安と
いうのは根拠がないんですねなのでこれは
実は他人に植えつけやすいうんこれは言い
方すごく慎重にする必要はありますけども
まビジネスに利用するにはものすごく
うってつけのあの性質を持ってるんですよ
ねうーん例えばどんなところでなんか使わ
れてるんですか例えばまま実態として本当
に今よく使われてると思うのはま就活
ビジネスであってうん例えば1年生の頃
から就活をしといけませんよという風に
実際にま就活業者の方が学生に言うわけ
ですよねでその時にま私が実際生で出会っ
た中では1年生の時からしないと隣の友達
が内定を持ってるのにえ自分が持って
なかったら嫌ですよねて本当に目の前で
言うわけですね不安になりますね不安に
なると思うんですよ間違いなくはいうん
そういう意味でやっぱ僕ビジネスが逆に
すごいなと思うのはものすごく顧客調査し
てるなとこの人たちがどこをど言われたら
嫌かっていうことをすごく分かっている
からそういう言い方をするでそうするとで
もやっぱ不安になるのでそうか何もしない
よりは1回戦の時にとかまず登録だけはと
か何かそのセミナーとか行った方がいいか
なとかそういうことにやっぱ不安になり
始めるんだうんうんうんあじゃそれで元々
そこに需要があったというものというより
かは需要を不安で生み出してるみたいな形
になってるまさにまさにそういうことです
ねあそれで言うと著書の中でファブリーズ
のとかもあったと思うんですよねそこに
ついても教えていただいていいですかま
ファブリーズってものすごくよくできた
製品いろんな意味でまマーケティングの
観点からしてもよくできていてまかつ
ずっとヒット商品であり続けてるんです
けどもそこの根本的に大事な1つはままず
あのCMとか広告でもあなたは臭いかも
しれませんよと匂いがしてるかもしれませ
んよってまず煽るわけですねでまそしたら
私なんかもううってなるわけですねうん
うんうん自分がそんなに臭くないとまあ
なんというか性別的にも年齢的にもそんな
に自信持って言えるわけではないのでまそ
したらファブリーズ買っておこうかて
例えばなるとはいでそうすると
ファブリーズを使って予防するようになる
んですけどもこの時実はファブリーズ買う
ことに対して原因が必要ないというか
そもそもま例えばお腹が空いたから
おにぎりを買って食べるうん自分がま匂い
に問題があるから消臭剤を買うっていうの
が普通のまビジネスより課題解決の仕方だ
としたらそこに原因としての匂いする必要
なくなってあとはその人うんが不安に思い
さえすれば何も臭くないのに買い続けて
くれるっていうことが起きるああ確かに私
もファブリーズ家に2本あるんですけど1
本は来客用の時をもう人が来た時に
とにかく自分の変な匂いがしない私が
気づかない匂いがしないために振りまくで
もう1個はあの何でし焼肉とか言った時よ
なんですけどなんか不安に狩られて買っ
てるんだなっていうの改めて感じましたね
ああなるほどなんか先ほどあったあの若者
がターゲットになっているっていう話で
ちょっと行くとえMBS私のフルスのあの
テレビ局なんですけれどもそこでの特集で
モバイルプランナーというお仕事が学生
たちに流行っているっていうものがあった
んですねでそれがちょうど著書にも紹介さ
れていてそこの分析が非常に面白いと思っ
たのでそこも教えていただけますかそう
ですねえっとこれ多少地域さはあるみたい
なんですけどもまモバイルプランナーって
呼ばれるものがえま2020年から去年
ぐらいまで結構流行っていた時期があって
ま少なくない学生がそこにま関わっていた
とでどういう風に関わってたかというとま
インターンていう形で関わってるんですよ
ねつまり例えばやってる人たちは1つは
就職に役立つとでこれはまどういう
ビジネスかと言とま本人も詳しく書いてる
んですけどもま一言で言うとマルチ商法に
近いものというか要するにまあんまり営利
性のないビジネスなんだけども携帯の契約
を買えないかっていう風にいろんな人に
営業をかけるで当然そのまそういう
飛び込み営業ってほとんど見込みのない
ものですしかつま学戦にそんなに営業力
って普通ないのでそうするとやっぱ友達に
対してビジネスを仕掛けるま例えばそれ
こそSNSを解してえ小学校中学校の友達
までもう何百人バーっと送るような人たち
がたくさんいたとでなんでこういうことが
起きるのかって言うとま1つびっくりした
のは例えば学生が怪しいビジネスに与する
きっかけって何なのかとうん例えばそれは
なんか繁華街とかで変なとこに出入りして
たとか例えば悪い先輩に誘われたとかま
よく思いつくかなと思うんですけども私が
調べた人はそうですGoogleからまあ
23タッチぐらいでたどり着けたとへえあ
このモバイルプランナーて仕事も含めそう
そうその人はま就活のためのインターンを
探そうと思ってまずまGoogle検索で
え長期インターンと入れるそしたらま長期
インターン用ののポータルサイトまこれも
別にまともなサイトというか普通のサイト
が出てきてそこでま例えば地域名とか営業
って入れると本当にこのモバイル
プランナー事業者が当時は出てきてたん
ですよねへえ長期インターンを調べてる人
たちがえ普通にそこにたどりつけてしまう
とまそうするとなんというかその善悪とか
良い悪いの判断っていうのがものすごく
難しいはい結局じゃあこれがなんで悪い
のって誰も言えないような状況があるんだ
とそうですね私実際この特集をした記者が
あの番組であのレポートをしてた時に
スタジオにいたんですけど最初にこれを見
て思った感想はなんでこの学生たちは
そんな危ないことするんだろうとかうん
なんかちょっとネガティブな感情を非常に
持ってしまったんですねただやってること
は自分の成長のためだしでその相手も
例えば営業した相手もそれでより良い
プランになってるのであれば何が悪いん
だっけっていうのはちょっと言語化でき
なくってうんなんか善悪私も未だに分かっ
てないですでそれはきっとものすごく曖昧
なものだしどの立場を取るかによってま
それこそあのいろんな意味でいろんな解釈
ができるまでも例えばいわゆる犯罪では
ないうんでも犯罪であるかどうかで
ほとんど決まってるってわけではなくて
世の中それでも例えばま就職活動で本当に
面接でこれを話して評価されるかって言う
と僕はちょっと微妙だと思うんですね
やっぱりやってることがそんなになんて
いうか質のいいことではないだろうとうん
でもそれをきっとあの島さんも迷われた
ようにどう言っていいかわからないから
かつそれこそさっきのテーマパークでその
こと言えるわけじゃないじゃないですかお
客様にお客様に対してあなたのやってる
ことはま良くないかもしれないよっていう
ことは今社会の中でものすごくま勇気が
いるというかハードルの高いことになっ
てるのでそうすると結局怪しいことになっ
ててもま誰も何も言えないていう状況が
あるとうんとま学生側は多分その社会の中
では一瞬あれこれっておかしいんじゃない
かっていう違和感を持てたとしてもまそれ
を直あの是正するチャンスがなかなかな
いっていうのが現実のとこなのかなとは
うん思っていてですねそうですねなんか
これもあの例えばマルチ商法ってそもそも
違法ではないじゃないですか方法であると
ただその中で例えばすごい個室に閉じ込め
て相談しちゃうとかこう結構悪質な手を
使って強引にみたいなことが違法にな
るっていうだけでやってること自体は
間違いじゃないみたいな私たちも報道の
仕方をしたと思うんですよねでそれを見て
のやっぱりコメンテーターの人たちもこれ
の善悪よりかはその違法性についての議論
にはなるとなんかこのやってる皆さんへの
フィードバックをする機会ってないんです
よねうんうんどうしたらいいんですかね
本来は大学でまなんというかチプな道徳論
を語るべきではあるとは思うんですよね
そういうことはやってはははい
でもまそれこそビジネスの世界でそういう
もってなんとなく後ろに引っ込んでる部分
がある例えば先ほどの不安ビジネスでもま
私の本の諸表を書いていただいたま東京
大学の清水先生という方はすごく鋭いこと
をおっしゃってて何かっていうと不安
ビジネスは今の社会の中では割と許され
てる方のビジネスなんだとそれはなんで
かて言うと例えば今あのそれこそカジ労働
とかま残業に対してはものすごく厳しい
うんでとあるとかま環境荷ががかかる生産
体制の中で環境負荷をかけないってことも
すごく気をつけられててまそれこそ明治的
なペナルティとかえま課税とかがあると
うんそう考えるとま普通に考えるとあの1
年生に対してあの就活しないとあなたが
惨めな思いをするよっていうことはすごく
悪いことに思えるんだけどそういうものに
比べるとま社会の中でのなんていうか制約
がないのでみんなそっちに流れるとそう
ですねだこれも結局社会の中でこういう
制約をま我々がとあえて言うと我々が
やっぱ作れていないからこそもうその基準
がすごく曖昧になってしまってるっていう
のあると思うんですよねうんあすごく
分かりやすい分析ですねあの取材の中でも
あの学地家って何なんだろうっていう大学
生の素直な言葉とかあと成長をしたいから
もうこの仕事をしてたらあの自分の自己
成長に繋がったからとかまこういった言葉
が聞こえてきたと思うんですよねそのキー
ワード成長だと思うんですけど
そこについてはどう思ってますかそうです
ねま成長っていうのもすごく一般的である
と同時にやはり重要な概念ではあると思う
んですね例えばま私自身も例えば部活の中
でま頑張ろうとかあるいはま仕事をしてい
てまもっと自分にとっていい仕事がした
いって考えた時にそれはま自分自身が成長
したいってことでもありますしでこれは
先ほどの不安とやっぱりすごく結びつく
わけですね成長できてるか不安だしで成長
したいという不安でままさにさらに成長
できなかったらどうしようという不安
でもおそらくそれは自分の中にある限りま
そういう葛藤を経ながらやっていくものな
んですけどもまそれが例えば他者との比較
とかそれこそ不安には根拠がいりませんし
でさらに言うと成長実感っていう言葉が
最近よく使われるようになってこれまた似
てるようでま違っていてややこしいまそれ
こそあの今おそらく私の見立てでは成長
することそのものよりも実感することの方
に重きが置かれていてうんこれ何が違う
いうと1つはあのおそらく想定する時間軸
が全然違うんですねほうどういうことです
か例えばあの会社に入った時の成長って
いうのは僕は大体10年スパンぐらいで
しか見えないものだと思っているんですよ
ま少なくとも入社3年ぐらいではっきり
はいこの人は成長しましたねって言わる
ことってあんまないというかうんうん
ところがまあの1年目と2年目2年目と3
年目を比べてもまなんかそんなに変わって
ないんだけども1と10を比べると
はっきり変わってる多分成長ってその
ぐらいのスパンで捉えるものだと思うん
ですけども今社会で求めれてる成長実感
っていうのはまさに今この瞬間明日今年
今日あの実感があるかどうかを通ってる
わけでうんでこれははっきり言ってしまう
とないんですよ普通ないと思うんですねま
まさにテーマパークですよテーマパークっ
て行ったら常に刺激があるからずっとその
あ楽しいなっていう実感をま常に受け続け
られるそういう刺激のある場所だと思うん
ですけどもま会社って普通そうじゃないし
まそうである職場って多分すごく大変な
職場だと思うんですよ逆にそうするとま
いわゆるブラック化してしまうみたいな
ことも当然あるわけであってうんそうする
とま成長と成長時間を取り違えることで
やるべきこととか目的が変わってくる
そして本来的に成長実感っていうのは
少なくとも短期間とかその日々で得にくい
ものなはずなのでそれを求めてしまうと
やっぱりすごく迷うだから例えばその
インターンとかに熱中する人たちもある種
の成長実感を求めてやってるんですけども
なかなかそういうものってまえがいよと
いうのは言えると思うんですよねでも不安
なんですよま間違いないですあの私もま
転職してる身なんですけどそれはうん
もちろんあのこのピボットに声かけて
もらったっていうのが1つのきっかけでは
あったけれどもそれで思い立ったのは
やっぱり不安だったからだと思うんですよ
ねここにいて私の先は果たしてよそでこの
今培ってきたスキルは他のところて通じる
んだろうかとかなんかちゃんと前に進ん
でるんだろうかみたいなところをいつも
考えていたなっていうのは思っていてで今
転職転職って叫ばれてるのも私がよく聞く
理由としてはなんか今の場所だと成長し
てる実感がないからとかあると思うんです
よねうんで今のこれそれが答えだとしても
不安は消えないんですようんうんどうし
たらいいんですかまあのこれは本当にま
過去すごく有名な学者さんたちが挑んでき
てはっきり言って解決ないのでそうなんだ
までも例えばそれこそあの言ってしまえば
宗教とかの方がそれを真面目に考えてきた
と思うんですよねへえほ例えばま仏教とか
まキリスト教とかも基本的には不安の救済
というかま今不安であることに対してま
来世での救済を約束するとかあるいはま
仏教も基本的にはその不安っていうものが
かまあの苦悩とか煩悩みたいな言い方が
よりふさわしいと思うんですけどもそう
いうものがあるからそれをどうにか解決
しようとして考えてきた
でも例えば現代の我々ってまそういうもの
はちょっと遺しというかあんまりそういう
ものには信頼を置いてなくてむしろ我々は
こうあのビジネスそれこそあなたは不安
でしょと転職すればあなたもっとハッピー
になりますようんていう人たちがま今
世の中に溢れているうんでそれがもし本当
にお金で解決できるんだとしたらやっぱり
お金は使ってしまいますよねうんまつまり
ですね不安っていうのはらく普遍的でま
おそらくこれは何のなんというか気休めに
もならないんだけどもまココ東西誰もが
それこそお釈迦さんでも抱えてきたもので
あってまそういうものと向き合っていく
こと自体が大事なんだけどもままずそれっ
てビジネスにすごく活用しやすいんだと
いうことは抑えていく必要があってかつ
もう1つはこう不安があること自体は確実
なんですよねこうなんでまむしろなんて
いうか不安にすがってればずっとそれでま
エンジンがかかっていくというかそういう
側面もあるのでまそういうのはやっぱり
すごく奥の深い概念というかん
なんかが答え与えられるではなくてただ
それは度の問題でま誰しもえてるもんだ
からそんなもんだよっていう面もあります
しかつそれはあの悪い人から見たらいくら
でもこうどんどんどんどん増やしていって
でかつそれをビジネスにつげていくことが
できるってことはまもっと社会の中で知ら
れていいんじゃないかなとは思いますね
そうですね我々もいわゆるそれの消費者側
に回ってるんだっていう自覚をどこかに
持っとかないと言葉は悪いけどれちゃう時
だってあるかもしれないですねあの今の話
で言うとちょっと若い人たちに焦点が
当たっちゃってたなと思うんですけど逆に
年代が上の方々もこの不安と成長っていう
ところてなんか関係してる何かがあったり
するんですかこう社会現象として何かが
あるんですか例えば若手社員向けにその
転職意欲を不安を使って煽るていビジネス
は本当にま世の中たくさんうん例えば私も
実はSNSでそういう広告見たので
うんうんまさに自分が今研究してるやつ
だんだと思ってまクリックしたらまさに
そういうビジネスでもまそれクリックする
ともうそればっか出てくるようになるん
ですけどもでまでもそれって例えばま私
ぐらいの世代とかまそれこそ40前半ぐら
いっておそらくボリュームゾーンでもある
ので全くそのぐらいの世代の人にも無関係
ではないでまあ5060ぐらいになると
だんだん割合としては減っていくん
でしょうけどもそう意は若手社員だけの
ものではないですしあと例えば不安型離職
って呼ばれるようなうん若手社員がまそれ
こそ成長ができるか不安だからやめたがっ
てるっていう話において僕がま言い方悪い
ですけどすごくよくできてるなと思ったの
は不安型離職によって1番不安になるのは
上司なわけですよねほうこれつまり実は
上司をターゲットにしたビジネスにもでき
ちゃうわけですねつまり実は不安というの
はそういう意味で連鎖していて若手社員の
人があなたの部下が不安になってますよっ
て言えば上司も不安になれるじゃないです
かそしたらそこに猿が入ってどう
マネジメントしていくかっていうのもうん
できちゃうんだあそういうことですそう
いうことですねそういうことですってます
ねそうなんですよそうなんです
よだ全くそういう意味で若手だけが不安に
なっていてま我々はそうじゃないからま
この人たちをまそれこそなんか患者をどう
にかしてあげよって話ではなくてどんどん
どんどん連鎖してるし我々も全然無関係で
はないという構造があるはずなんですよね
ふなんかちょっと罰ゲーム化する管理職
じゃないですけどま若者も
その例えば不安型離職が進んでいる上司が
責められるああ上司って嫌だなそうは私も
なりたくないなってやっぱ思ってしまう
みたいな負の連鎖って絶対にありますよね
うん間違いなくあると思いますねうん
ありがとうございますでは改めてえっと
アプリ限定の後半に移ってですねえじゃあ
そのZ世代化する社会の中で私たちはどう
生きていったらいいのという話を伺いたい
んですがこの前半のまとめをまずお願いし
てもよろしいでしょうかこれ本当に何の
解決にもなってないっていう前提で皆さん
に必ずお伝えしたいのはま不安って根拠が
ないんでほどほどでいいよとそんなに不安
にならなくていいよとあの本当に不安に
ならないで欲しいっていうのを思ってい
ますはいで大体こういうこと言うと怒ら
れるというかまそれこそ学者がそんなこと
言うなよって言われるんですけどもでも私
が今言ったことぐらい皆さんが不安になっ
てることの根拠って多分ないんでその
ぐらいあやふやなものなんだと思っていく
べきですしうんあとまもう1つは例えばZ
世代との我々の関係みたいなとこに絞って
言うとあのこの人たちだけが特別でそれに
対してま何か対象療法をするっていうのは
計画で言うとまマーケットインというか
つまりそれこそお客様の思考に全て答える
とああところがこのお客様のニーズを捉え
てま分析してどういうものを欲しがってる
か見極めてでその通りのものを提供するっ
ていうのは実はあんまり付加価値がなかっ
たり結局似たようなものしか出てこなくて
お客さんうんちゃうとうんだから完全に
こっちに合わせるよりも自分たちに何が
できるかってことを先に考えてみたり
あるいはそういう意味ではあの完全にお客
様に合わせる必要はないよっていうのはま
ビジネス全般に言えることなのでそれはZ
世代っていうのがキーワードになってきて
も全く同じなんじゃないかなとは思います
ねああなるほどあの後半では是非その経学
視点のお話も伺えればと思いますよろしく
お願いしますよしお願いしますここであの
死体的に行動していくのが今まいい組織な
んだっていうのがもう次の世代の論調なん
だと私は思ってたんですけどちょっと違う
んですかいやあのはっきり言って違うと
思いますへえそうなんだあのはっきり言っ
て言われたことだけやってたらいい組織は
めちゃくちゃいい組織ですね組織として
かなりうまく回ってるはず脱満点人間思考
という言葉があの著書の中にも書いてあっ
て完璧なコミュニケーションを取れるって
我々自身が仮定してるんじゃないかなと
事前期待がある意味高すぎるそれこそま
不快や不安がないような職場であるとそれ
でいて成長が実感できてやりがいもあっ
てっていうようなあるわけないんですよ
すいませんお客さ思考で作るか自分たちが
作れるものとか作りたいものとかこれが
いいと思うものを作るかっていうま2つが
あって多分それこそZ世代を巡る話とか今
の世の中ってすごくマーケットインに偏っ
ていってる計画研究者の視点からすれば
もうちょっとプロダクトアウト的な方考え
ていいんじゃないう
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