【日本と中国】妙佛DeepMaxさんからのお題!人民元安と円安の違いについて!
Summary
TLDRこの動画では円安と人民元安についての話題が取り上げられました。円安は日本のGDP成長を促進する一方、国民にはあまり恩恵が及ばず、賃金上昇に繋がりにくい点が指摘されています。中国では資本移動を制限しているため、通貨安が資金流出と金融不安に繋がるリスクが高いとされています。日本と中国では通貨安の影響や背景が大きく異なることが強調されました。動画ではこのような複雑な経済状況について詳しく解説されています。
Takeaways
- 📉 円安はGDPの成長率を伸ばす傾向があり、マクロ経済的に良い影響がある。
- 🏭 円安は日本の製造業や輸出企業にとって有利である。
- 💼 日本は対外準資産国であり、円安により海外投資からのリターンが増える。
- 📈 円安になると日本株が上昇しやすくなる。
- 👥 円安のメリットが企業に偏り、国民は恩恵を受けにくい。
- ⚖️ 円安メリットが広く国民に行き渡る仕組みが必要。
- 📊 大きな為替変動は企業にとって不安定要因となる。
- 🚗 日本は自由な資本移動と変動為替相場制を採用しているが、中国は管理相場制。
- 💸 中国は資本移動を制限し、人民元の下落による資金流出を防いでいる。
- 🌐 中国と日本では通貨安の意味合いや影響が大きく異なる。
Q & A
円安と円高のどちらが日本経済にとって良いとされるのですか?
-円安の方がGDPの成長率が伸びる傾向があり、マクロ経済的には良いとされています。特に製造業を中心とした輸出企業が多いため、円安のメリットを受けやすいからです。
円安がGDPの成長に寄与する理由は何ですか?
-円安になると、日本の輸出企業の利益が増加しやすくなり、また日本が海外に投資している資産からのリターンが円ベースで増えるためです。
円安のメリットを受けるのは誰ですか?
-主に企業と一部の資本家が円安のメリットを享受しています。一方で、一般国民は賃金が上がらず、輸入物価が上昇するため生活が苦しくなる傾向があります。
円安と円高のメリット・デメリットについての意見が分かれる理由は何ですか?
-円安はマクロ経済的に良い影響を与える一方で、所得格差が広がるため、どちらが良いかは政治的な視点や個人の立場によって異なります。
日本銀行の金融政策は円安にどう影響していますか?
-日本銀行は円安のメリットが賃金上昇につながるのを待っており、それが確実になるまで緩和的な金融政策を続ける方針です。
中国の人民元安と日本の円安の違いは何ですか?
-日本は自由な資本移動と変動為替相場を採用している一方で、中国は資本移動を制限し、管理変動為替相場を採用しています。このため、人民元安は資金流出や金融不安のリスクが高いです。
中国が資本移動を制限する理由は何ですか?
-中国は資金の流出を防ぐために資本移動を制限しています。2015年の人民元ショックの際には、資金流出が大規模に起こり、外貨準備を使って支える必要がありました。
人民元安が中国に与えるリスクは何ですか?
-人民元安は大量の資金流出を引き起こし、金融不安に繋がる可能性があります。中国当局はこのリスクを警戒しており、資本移動を制限しています。
日本と中国の通貨安の影響を比較するとどう違いますか?
-日本の円安は主に輸入物価の上昇や国民の生活への影響が中心ですが、中国の人民元安は資金流出や金融不安といった深刻なリスクを伴います。
為替相場の大きな変動が企業に与える影響は何ですか?
-大きな為替変動は企業の事業計画に不確実性をもたらし、海外でのビジネス展開を慎重にさせる原因となります。そのため、大きな変動は好ましくないとされています。
Outlines
💡 円安と円高の影響について
ミヤホがデープマックスの動画でのテーマについて話し、円安と円高のどちらが良いかについて議論。円安がGDP成長に貢献する理由として、日本の輸出企業や大外準資産国であることを挙げる。また、円安が日本の株式市場に与える影響や、企業の利益が賃上げに繋がらない現状についても触れる。
🔍 円安のメリットとその限界
円安のメリットが企業や一部の資本家に集中し、一般国民には恩恵が届かない現状を指摘。政治的な対応の必要性を強調しつつ、円安の変動が大きいことのリスクについても説明。特に企業の事業計画に与える影響と、それに伴う慎重さが増すことを懸念。
📉 円安と人民元安の比較
中国と日本の通貨安の違いについて詳述。日本は自由な資本移動と変動為替相場を採用しているのに対し、中国は資本移動を制限し、管理変動為替相場を採用していると説明。2015年の人民元ショックや資金流出の脅威についても言及し、中国の資本移動規制の必要性を解説。
Mindmap
Keywords
💡円安
💡円高
💡GDP成長率
💡輸出企業
💡対外純資産国
💡実質賃金
💡金融政策
💡格差拡大
💡資本移動制限
💡管理変動為替相場制
Highlights
円安と円高どっちがいいのかという議論についての解説
円安になるとGDPの成長率が伸びる傾向がある
日本は製造業を中心とした輸出企業が多く、円安のメリットが大きい
日本は対外純資産国であり、円安になると利息や投資リターンが増える
外国人観光客が増え、株式市場が上昇しやすくなる
円安のメリットを享受するのは主に企業と一部の資本家で、国民には恩恵が少ない
円安で輸入物価が上がり、国民の生活が苦しくなる
円安のメリットを広く国民が享受できる仕組みが必要
円安が賃金上昇につながるのを日本銀行が待っている
大きな為替変動は好ましくなく、企業の事業計画に悪影響を与える
円安と人民元安の比較において、日本と中国の資本移動の違いについて説明
中国は資本移動を制限し、管理変動為替相場制を採用している
中国は2015年の人民元ショックで大量の資金流出が起きた
中国の資金流出の懸念が人民元の下落につながる可能性がある
日本と中国の通貨安の危機意識のレベルが異なる
中国は今後も管理変動為替相場制を続ける可能性が高い
Transcripts
[音楽]
はいモハッピーチャンネルですミヤホ
デープマックスさんが5月30日に出され
た動画でお題をいただきましたどういう
内容だったかと言いますと円安と人民原
Yesに関する話なんですがまずそもそも
円安と円高どっちがいいのかっていう話
それと今米ドルに対して円も人民元も
どちらも下落している中で中国で円安で
日本が終わったみたいな記事があって
そもそもどっちが終わっているんだみたい
な話ですこれについて私の考えをお話しし
ていこうと思いますまず円安と円高どっち
がいいのかっていう問題実は私はこれに
ついてどっちがいいのかってこれまで
あまり明確には言ってきていません分かり
やすい説明が求められていると思うんで
どっちがいいですって言った方が視聴者の
皆様的にも分かりやすいだと思うんですが
それでもあまりはっきりとは名言してき
ませんでしたなぜそうした答えをしてきた
のかを含めてお話ししていきたいと思い
ますまず事実として言えることとして円安
になった方がGDPの成長率としては
伸びる傾向があるというのは確かですで
GDPが成長してマクロ経済的に良くな
いってことはないわけですのでどちらかと
言えば円安になった方がいいっていうのは
否定できない事実ではあると思いますでは
なんで円安になった方がGDPが増えるの
か日本には製造業を中心とした輸出企業が
たくさんあるためそれらが円安のメリット
に繋がるというのはもう言うまでもないと
思いますが理由はそれだけではありません
先日もお話ししましたが日本は大外準資産
国です海外に対してお金を借りている分
よりも貸している方が多いわけでそうする
と円安になると円ベースで利息だったり
海外に投資をしているものから入ってくる
リターンが増えますこれも円安のメリット
としては大きいです大外準債務国ですと
海外に対して借金の方が多いのでそういう
国は自国通過安になると利払の負担も増え
てしまいますしそもそも借金自体が増えて
しまう新行国がドル高で苦しくなる
パターンですが日本は大外準資産国ですの
でこの点において円安がメリットになり
ますこの他にも本日外国人が増えること
株式市場が上昇しやすくなることなど円安
のメリットは他にもありますなんで円安に
なると日本の株式市場が上がるのかと言う
と外貨建てで見た時に日本の株が安く
見えるというのもありますが上場企業に
おいては輸出企業など円安で恩恵を受ける
企業が相対的に多いということもあって
それも円安で日本株が上がりやすくなる
要因ですということでマクロ経済的に見る
と円安の方がメリットがあるというのは
事実ですただ難しいのがこの円安メリット
を誰が受けるのかっていう問題です日本で
はこれまで企業が円安で儲かっても全然
賃上げをしてこなかったため国民が
あんまり恩恵を受けてきませんでした
むしろ国民は給料が上がらないのに円安で
輸入物価が上がってむしろ生活は苦しく
なる実質賃金はずっとマイナスですよ
みたいな日本では解雇が容易ではないって
いうのもあって景気が悪くなった時でも雇
を守るため時も賃上げしづらかったりと
言ったことがあるわけですが結果として
GDPが成長しても国民はあんまり恩恵を
受けられないつまり円安でGDPは伸びて
も儲かっているのは企業と一部の資本家
だけで大多数の国民は苦しくなっていると
いうことがこれまでに起こってきたわけ
ですこの円安のメリットをなるべく広く
国民が教授できるような仕組みを作
るっていうのが政治に求められるわけです
がなかなかそれがうまくできてこなかった
というのがこれまでの現状です日本銀行は
この問題に対してそんなにできることは
ないんですが円安のメリットが賃金上昇に
つがっていくのを今慎重に待っていてそれ
が確かなものになるまで緩和的な金融政策
を続けていくと言っていますということで
結局のところ物価上昇率を差し引いて求め
られる実質賃金が下がっているという問題
だったり円安メリット多くの国民が教授
できていないというのも事実で格差が拡大
してしまっているだけだということで円安
が結局良くない方向につがっていると
捉える向きもあるわけです全体として伸び
ていることを良しとするのかそれとも格差
が拡大しているのを良くないと考えるのか
結局のところを政治的な考え方次第という
ことになりますですので私はあまり政治職
を出したくないというのもあってこの問題
に対してどっちがいいというのはあまり
明確には言ってきませんでした円安で大
企業が儲かればがいいみたいな考え方も
違いますがだからと言って円高にすべきだ
というサハの人たちの言っていることも
違う円安メリットがなるべく多くの国民に
生き渡るようなそんな仕組み作りをして
いくことっていうのが望ましい方向性なん
だろうと思っていますただ1つ言えること
は大きく変動することは好ましくないと
いうことは私は以前から言ってきている
ことです当然今みたいな大きな円安になる
と海外でビジネスをしようって決断する
企業が増えます海外でたくさんの費用を
かけて拠点を作ったりしてさあこれから
海外で稼ごうと思ったら今度は1ドル
100円まで延高になりましたみたいな
ことになるともう溜まったものではない
わけですそうなるともう事業計画が立て
られないますます企業は慎重になって
しまいますでいつもそうですがどっちかに
大きく動くと政治的な面もあって揺り戻し
が起こることも多くてそういう意味で今
みたいな大きな動きっていうのは私は
あまり好ましくないないと思っていますと
いうことでちょっと歯切れの悪い説明に
なったかもしれませんが円安と円高どっち
がいいのかこれに対する私の考え方につい
てお話ししましたでここから中国の原
Yesと比べてどうかということについて
お話ししていこうと思います年初から人民
源もタドルで下がっていますが日本円の方
がタドルで大きく下がっていますで中国の
方が日本をディスっている記事を出して
いるという話です原安と円安これ下落幅
だけでどこ比較できるものではありません
日本は自由な資本移動と変動為替相場性を
採用している国である一方で中国は資本
移動を制限し為替は管理相場性を採用して
いる国です自動車の免許に例えると日本は
正規の免許を取得したドライバー中国は
仮面ドライバーみたいな感じです仮面
ドライバーはちょっとラインをはみ出し
そうになると助手席に座っている教官が
ブレーキを踏んでラインにしてもらえる
そうやって管理されている仮面ドライバー
みたいなものです正規のドライバーと仮面
ドライバー比較できますかっていう話です
で中国という国はなんで未だに仮面なのか
ま仮面仮面って言うとちょっと怒られそう
ですのでちゃんとした言い方で言うと資本
移動を制限し管理変動為替相場性を採用し
ているのかということです資本移動を制限
しているっていうのは簡単に言うとお金を
自由に海外に送ったりできないようにして
いるということですこれはこうした管理を
行わないと中国国内から資金留出が起きる
可能性があるということを中国当局が理解
しているからです2015年に起こった
いわゆる人民源ショックの時も実際に
凄まじい資金の流出が起こっていますで
中国は資本移動を制限しているんですが
人民権の国際化を進めるにあたって一部
自由な資本移動を認めている部分もあって
抜け道もできている状態になっています
2015年の時は当局が人民源の切り下げ
を行ったことをきっかけにそうした抜け道
から大量の資金留出が起こった金融当局は
こうした状況で人民源を支えるために
7000億ドル当時の金額でも8兆円もの
外貨準備を使ってこれを支えなければいけ
なくなりました実際にそんなに遠い昔では
ない時期にこうしたことが起こっていて
中国にとって資金の留出っていうのは今で
も現実的な脅威の1つになっています
じゃあなんで中国では資金留出が起こり
やすいのか規制しておかないとなんで資金
留出が起こってしまうのか日本では別に
資本の移動は制限されていませんが急いで
資金を海外に移さなければいけないとか
国民がそんなことを思っているわけでは
ないですが中国人は好きやらば海外に資金
を移したいと思っているこの辺りあんまり
YouTubeで言うと良くないかもしれ
ませんが要するに中国の人たちは海外にに
資産を移したいそういうニーズが常にあっ
てそういったところは日本とは全く置かれ
ている状況が違うということですこの辺り
はミホディープマックスさんの方がよく
分かっているかもしれません今日本では
新新サで国民が外貨建て資産を買っている
というようなことが起こっていてそれも
円安の要因になっているわけですが資金
留出が心配されたりこれによって金融危機
みたいなことが起こるようなことが心配さ
れているかというと全くそういうではあり
ません先ほど申し上げましたように輸入
物価が上がって国民の生活が苦しくなっ
たりとかそういうことはありますが
デメリットはそういうことにとまります
一方中国の場合は人民原発が起こるとまた
大量の資金流通が起きないか金融当局は
おそらくヒヤヒヤした状況で中国における
人民源の下落は資金留出そして金融不安に
つがる可能性がある問題ですですので日本
と中国でこの通貨安ということが全く危機
意識のレベルが違うというかやばさの次元
が違うというのが実情ですこうした為せを
巡る状況っていうのが中国では日本と
大きく違っていますし状況が大きく改善
することはおそらく当面ないと思いますの
で中国はこれからも仮面ドライバーであり
続けることでしょうというのが私の人民原
Yesと円安に関する見解ですということ
で今回はミヤホDEEPマックスさんから
頂いたお題にお答えししました日本と中国
通貨安の意味合いが全く違うということお
分かりいただけたと思いますこの辺り中国
の話ももう少し踏み込んだ部分については
ニコニコチャンネルの方でもやっています
のでよかったらそちらもフォローして
いただけると幸いですということで今後
ともどうぞよろしくお願いいたします
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