【保存版】株で絶対覚えておいた方がいいPER/PBR/ROEの関係性やデュポン公式

聞いてわかる投資本要約チャンネル
28 Feb 202418:15

Summary

TLDRこの動画では、株式投資における重要な指標であるPBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)、ROE(自己資本利益率)について解説しています。特に、PBRが低いことが何を意味するのか、またそれが投資判断にどのように役立つのかを分かりやすく説明。2023年の証券取引所によるPBR改善要請の背景や、企業の価値と株価の関係性に深く迫ります。さらに、PBR、PER、ROEの関連性やそれぞれの指標が投資家にとってどのような意味を持つのかを、具体的な例を交えて詳しく解説しています。投資初心者でも理解しやすいように、これらの指標の基本から応用までを丁寧に説明し、賢い投資判断のための知識を提供しています。

Takeaways

  • 😀 PBRが低い=割安株というわけではない。ROEが低い場合は真の割安とは言えない。
  • 😊 PBRはPERとROEの積で表される。PER低下はROE上昇が割安感を生む。
  • 🤔 バリュートラップに注意。割安でも正しく評価されるタイミングが不明確な場合がある。
  • 😯 日本企業の半分近くがPBR1倍割れ。世界的に見ても決して高すぎる水準ではない。
  • 😎 PBR低さの原因を因数分解することで投資判断が深まる。単純比較に陥らないことが大切。
  • 🧐 PERは株主の投資回収期間を示す。金融相場から業績相場にかけてPER低下する傾向がある。
  • 😃 ROEは稼ぐ力。デュポン分析で利益率・資本回転率・レバレッジの3要因に分解できる。
  • 🤨 ROE向上のための自社株買いや配当増加は一時的。本質的解決策とは言えない場合も。
  • 😮 2023年、証券取引所のPBR改善要請が行われた。日本市場の構造改革の兆しか。
  • 🧐 持続可能な企業経営を考える上でROEは極めて重要な指標。株主は経営戦略を注視したい。

Q & A

  • PBRとはどのような指標ですか?

    -PBRとは株価純資産倍率のことで、1株当たりの純資産に対する株価の割高割安度を示す指標です。1倍を切ると割安とされます。

  • PERの計算式は何ですか?

    -PERの計算式は「株価÷1株当たり当期純利益」です。投資した資金がどれだけの期間で回収できるかを示します。

  • ROEを向上させる方法を教えてください。

    -ROEを向上させるには、利益率を高めたり、資産の回転率を上げたり、レバレッジを高めることが考えられます。ただし一時的な対策になりやすいので、本質的な改善が重要です。

  • 金融相場から業績相場への移行時、PERはどう変化しますか?

    -業績の改善に伴い、分母の1株当たり利益が拡大するため、PERは低下する傾向があると考えられます。

  • PBRが低い理由をどのように判断するのが良いでしょうか?

    -PBRをPERとROEに分解し、PERが低いかROEが低いかを判断することが有効です。ROEが低い場合、本当に割安か不明なので注意が必要です。

  • 自社株買いや増配はROE改善に有効ですか?

    -自社株買いや増配は一時的にROEを改善できますが、長期的な改善策とは言えません。状況によっては逆効果の場合もあるので注意が必要です。

  • VALUETRAPとは何でしょうか?

    -実力以下で取引されている割安株に陥る落とし穴のことです。割安さの是正時期が不明なので、注意が必要です。

  • PBR1倍を下回るとどういうことになるのでしょうか?

    -解散した場合の純資産価値の方が高いことを意味します。ただし実際には解散しないので、必ずしも割安とは限りません。

  • ROEを向上させる上で大切なことは何でしょうか?

    -一時的対策ではなく、収益力そのものを高める本質的な改善が必要です。単純にレバレッジを高めるだけではリスクも増えます。

  • 利益率と資産回転率、どちらを重視するかの考え方を教えてください。

    -ブランド力向上で利益率重視もありですが、薄利多売での回転率重視も成り立ちます。状況に応じた戦略が必要です。

Outlines

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📈 PBRの解説とその重要性

本段落では、株価純資産倍率(PBR)の概念について解説し、2023年に証券取引所からのPBR改善要請があった背景とその影響を紹介しています。PBRは、株価と純資産の比率を示し、1倍未満であれば割安とされます。解散価値割れ(株価が純資産価値よりも低い状態)は、理論上企業が解散した方が価値が高いという状況を示します。しかし、企業は通常、長期間にわたって事業を継続することが前提であるため、実務上はこの指標が直接的な影響を及ぼすことは少ないです。それでも、PBRは企業の価値評価において重要な指標の一つとして扱われ、特に割安な株を見つけ出すための手がかりとして利用されます。また、PBRの計算方法や、それが低い理由についても深掘りしています。

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🔍 PBR低下の原因と株式投資への影響

この段落では、PBRが低い場合にそれが投資家にとってどういう意味を持つのか、またその原因について詳しく説明しています。特に、ROE(自己資本利益率)が高いにもかかわらずPER(株価収益率)が低い場合、これらの指標が結果としてPBRを低くする原因となり得ることを指摘しています。このような状況は、企業の収益力が株価に十分反映されていない「お宝銘柄」の存在を示唆しており、投資家にとっては魅力的な投資機会となり得ます。しかし、同時に「バリュートラップ」に陥るリスクも指摘しており、割安に見える株が実際には価値の再評価が難しい可能性があること、またその割安さがいつ正しい評価に修正されるか不確実であることを議論しています。

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📊 ROEの詳細解析と経営効率の重要性

ここではROEに焦点を当て、その計算方法と経営における意味合いについて詳細に解説しています。ROEは企業の資本効率を示す指標であり、高いROEは効率的な経営を反映します。また、デュポン分析を通じてROEを利益率、資産回転率、財務レバレッジの3つの要素に分解し、それぞれの要素が企業の経営効率にどのように影響を与えるかを説明しています。さらに、利益率の改善、資産の効率的な利用、適切なレバレッジの活用がROEを向上させる方法として提示されています。この部分では、投資家だけでなく、経営者やビジネスプロフェッショナルにとっても有益な情報が提供されています。

15:04

🔖 経営戦略としてのROE改善策

最終段落では、ROE改善のための具体的な戦略について詳述しています。レバレッジの増加、有効資産の効率的な活用、自社株の買い戻しや増配などの手段を通じて、短期的にも長期的にもROEを改善する方法を探求しています。ただし、これらの手法が一時的な効果に留まるリスクや、企業の実質的な価値向上とは異なる可能性も指摘しており、株主としてはそのような戦略が本質的な企業価値の向上に寄与しているかを慎重に評価する必要があることを強調しています。また、最後には著者の新刊紹介とチャンネルへのフォローを促す呼びかけで締めくくられています。

Mindmap

Keywords

💡PBR

株価純資産倍率のこと。企業の株価が純資産に対してどの程度割高または割安かを判断する指標。ビデオではPBR1倍割れ企業が多い現状と、PBR割安の原因をPERやROEとの関係から分析している。

💡PER

株価収益率。株価が1株当たり利益に対して割高または割安かを判断する指標。ビデオではROEとPBRの関係式からPERを分析し、PER低下が金融相場から業績相場への移行を示唆する可能性があると説明している。

💡ROE

自己資本利益率。企業の稼ぐ力や効率性を測る指標。ビデオではDuPont分析を用いてROEを3要素に分解し、ROE向上の方法を説明している。

💡割安株

実力以上に株価が低く評価されている銘柄。PBRやPERが低いことが割安さの判断材料となる。ビデオでは割安株選びのポイントとして、割安の原因や改善見込みを分析する必要性を説明している。

💡バリュートラップ

割安株の落とし穴。実力以下で取引されている銘柄を買うが、正しい評価に修正されないまま放置されるリスク。ビデオではROEは高いがPERが低い割安株にもこのリスクがあると警告している。

💡金融相場

景気後退期の株高と呼ばれる現象。金利下落による PER上昇で株価が上がる。ビデオでは業績相場への移行時に PERが低下する傾向があると説明している。

💡業績相場

景気回復期の株高と呼ばれる現象。企業業績の回復により株価が上がる。ビデオでは金融相場から業績相場への移行時にPERが低下する傾向にあると述べている。

💡DuPont分析

ROEを利益率、総資産回転率、レバレッジの3要因に分解する手法。ビデオではROEの向上方法をDuPont分析で説明している。

💡自己株式消却

会社が保有する自社の株式を消却することで発行済株式数を減らし、1株当たり利益を押し上げること。ビデオではレバレッジを利用した一時的なROE改善策の1つとして紹介している。

💡配当性向

配当総額が当期利益に占める割合。高配当性向はROE低下要因となるため、ビジネス成長段階では低めが望ましいとビデオでは述べている。

Highlights

PBRは株価純資産倍率で、割安か割高かを判断する指標

PBR1倍割れは解散価値割れを意味し、割安だと評価される

ただしPBR割安でもROEが低い場合、真の割安とは言えない可能性が高い

ROE高くてもPER低い銘柄は、高収益力が反映されておらず割安

割安銘柄にはバリュートラップのリスクもあり、いつ評価されるか不明

PBRを理解するには、PERとROEの関係も考える必要がある

ROE上昇がPERの割安感を高め、魅力的な銘柄にする

金融相場から業績相場への移行時、PERが下がる傾向にある

ROEを分解すると利益率、回転率、レバレッジの影響がわかる

利益率アップは品質改善、コストカットで実現できる

回転率アップは薄利多売型ビジネスや資産の有効活用で実現できる

レバレッジアップは借入や自社株買い、増配で実現できるが一時的

負債や自社株の利用はROE改善策としてリスクもある

ROE改善の方法を状況に応じて吟味することが大切

PER、PBR、ROEを関連づけて深く理解し、投資判断能力が向上する

Transcripts

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本日は株式投資でよく使われる株価指標で

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あるPERやPBRそしてROEの特徴や

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関係性についてまとめていきたいと思い

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ます投資初心者の方でも分かりやすいよう

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にそれぞれの指標の関係性なんかもね

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こんな感じで使で説明していきますので

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是非聞いていただけると嬉しいです実は

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過去作った動画のリメイクなんですけどね

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急に作りたくなったんでちょっと作って

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いきますまずはこの部分PBRからですね

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株価純資産倍率別名解散価値とも呼ばれて

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います計算式はこちら1株あたり純資産分

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の株価この図もねちゃんと文子の株価が上

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になるように分母の純資産が下になるよう

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にというように配置をして図してみました

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このPBRはま特に2023年あたりから

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急に話題にも上がるようになりました昨年

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当初がねあの異例ですよ証券取引所が企業

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に対してPBR改善要請をするという異例

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のことが起きて本当にねこのpvr割安な

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企業どうにかしようみたいな話ですごく

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話題になった1年でしたまそんなPBRは

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ま1倍っていうのは1つの基準値として見

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られてますね1倍を切っているとま特に

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割安であると言われたりしますというのも

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1倍を割れていると解散かち割れま仮に

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解散して純資産を処分した場合その純資産

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の価値の方が今市場で取引されている株価

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による時価総額よりも高いということに

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なるんで価値を生み出すために企業活動し

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てるのにさ今すぐ解散した方が残る価値

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多いよねっていうそういう状況になっ

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ちゃってることを解散価値割れっていう風

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に言うんですけどま実際は企業は

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ゴーイングコンサーンで永続的に事業を

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継続し続けるっていうのが大前提として

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存在しているのでそういう解散するとかが

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ない前提で企業っていうのは存続してるの

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でま実務上あんまり意味のない話と言えば

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そうなんですけどあくまで計算上株価割り

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安にされてるよねっていうことで言われ

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ますねでしかも仮に1.0倍だたとしても

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それでも割安だと考えられますというのも

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企業の持ってる価値って純資産の価値だけ

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じゃないですよねそれプラスお金を

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生み出す事業という装置もあるわけじゃ

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ないですかそのお金を生み出す事業という

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装置が将来に渡って収益を生み出し続ける

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その将来に期待される価値も含まれた分

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企業価値として反映されているべきなん

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ですよなので1.0だとしても純資産を

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ただ放っておいて持ってるのと同じ価値

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っていうだけで事業という価値が反映され

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ていないので1.0でも割安なんですよ

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そう考えると1倍割れって相当割安な株価

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になってますよねそんなPBR1倍割れの

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企業なんですけど日本のプライム市場の中

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では2022年末で47%もの企業が約

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半分ですねPBR1倍割れ解散価値割れて

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いたという状況でしたそして2023年の

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3月に当初の要請っていうのが出たのも

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効果があって2023年末には44%まで

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解散価値割企業が減りました2024年

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時点ではもうちょっと減っているんじゃ

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ないかなと思われますそれでもまだまだ

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世界的に見れば決して割高ではないと思い

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ます30数年前のね日本株のバブル崩壊

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前夜っていうのはほぼ0%だったんでどん

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だけ割高になってたんだっていう感じです

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よねそう考えると今同じような株価になっ

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て全く同じようなPBRの水準に割高に

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なってるわけではないということは知って

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おきたいですねそれではこっからPBRを

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分解していきましょうPBRはPER下

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ROEという式に分解することができます

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まずえ1株当たり純資産分の株価っていう

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のがPBRでしたでPRっていうのが一株

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当たり当期準利益なんですねそして分子に

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株価かる一株あたり純資産分の一株あたり

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当期準利益これがROEだったんですね

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約分って言うんでしたっけ計算していくと

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え残るのが1株あたり純子3分の株価と

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いう式が残るのが分かるかとと思いますま

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よってPBR=PR下ROEこの式が

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成り立つとでこの式を見た時にまつまり

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PBRが低いっていうのはPERが低いの

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かROEが低いのかっていう2つの要因が

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考えられるわけですよねもちろん両方が

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低い場合もあるんですけれどもまここでは

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まずROEが低い場合を見てみましょう

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ROEっていうのは企業の稼ぐ力なんです

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ね後で詳しく見ていくんですがどれだけ

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企業が効率的に稼ぐ力があるかっていうの

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を見る指標なんですねどれだけの元手で

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どれぐらい稼げるかというところを見て

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いるのでこのROEが低いっていうのは

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ちょっと稼ぐ効率が悪いんじゃないかと

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見ることができるので割安であ

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るっていうのが妥当な理由で割安なんじゃ

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ないかと真の割安株とは言えないのじゃ

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ないかという可能性が高いんじゃないかと

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見ることができますその一方ですねこう

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いう銘柄もありますROEは高いんです

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経営の効率いいんです稼ぐ効率いいんです

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なのにPERが低いからこれの掛け算なん

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で結果的にPBRも結構割安に放置されて

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しまっているとそういう企業もね日本企業

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あるんですよROEはしっかり高いの

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にっていうこの場合高い収益力が株価に

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反映されていないお宝銘柄である可能性が

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あると考えられますPERっていうのはま

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要は投資家たちの期待値を表しますので

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期待感で上下するものなんですねなので

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場合によってはこの高い収益が評価されて

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ないんじゃないかそういう風に見ることが

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できますただしそれだけではねカナ市も買

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ではありませんここにvaluトラップと

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いう可能性もありますもうこれは割安株の

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罠みたいに訳すことができるんですけどま

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実力以下の株価で取引されている銘柄を

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買うvalu投資のま落とし穴みたいな

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ところで割安であるという評価自体は

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正しいんだけれどもじゃあその割安さって

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いうのはいつ是正されて正しい株価に修練

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していくんですすかっていういつの部分

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まではvalu投資では結構判断しにくい

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場合があるんですね1年先に正しく評価さ

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れるかもしれないし5年先に正しく評価さ

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れて株価が正しいとこに修練していくの

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かっていういつなのかは分かんないもしか

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したらずっと正しく評価されない可能性

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だってあるずっと実力以下の不当な株価で

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評価され続けるっていう可能性だってある

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わけです総理バリュートラップに陥ること

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はないのかっていうことも見なければいけ

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ませんまその辺りはねまあの先日PBRの

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書籍の解説とかもしてきたんですけどそこ

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でもあったようにやっぱりその企業の

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cfoなりIRの人とかがいかにまそう

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ですねそういう思考を持ってるか

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ファイナンス的な思考cfo的な思考を

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持ってるかどうかっていうところが株主に

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しっかりと評価されてもらえるかどう

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かっていうポイントになってくると思うの

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で株主としてはしっかりその割安さが是正

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される肩リストつまりきっかけがありそう

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かどうかっていう点も見逃せないところ

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ですねまこんな風に見ていくと単純に

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PBR高い低いだけで見るじゃなくてどう

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いう理由でPBRが割安になっているのか

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それは改善される可能性があるかっていう

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風にすごく思考が因数分解されていてあの

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より考えが深まっていくと思いますので

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是非ねこのPBRがどういう仕組みになっ

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ているかっていうのを考えてみる参考に

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なればなと思います続きましてPERです

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ねこれ先ほど株主の期待値とかでえ上下

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するっていう話をしましたま基本的に低い

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方が割安に評価されていて高い方が割高だ

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よねちょとバブルなんじゃないみたいなえ

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使い方をしますまこちらもですねえ分母に

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え一株あたり準利益で分子に株価まこれも

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分子分母っっていう風な配置関係になる

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ように下は準利益上は株価っていう風に

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配置しておりますこれがPERですねで

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このPERは株主目線で見ると株価分のお

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金ってま投資した元でじゃないですかそれ

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を何年で回収できるのかっていう風な見方

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ができますというのも準利益って株主の

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ものなんですよね株主の利益であるこの準

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利益もらえるのって流し側面理論でいう

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1番最後なんですよ会社が売上高でお金

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いっぱい稼ぐじゃないですかで長そめの

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この上流からねどんどんそめが流れてきて

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まず最初に原料メカがお金を取ってくん

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ですよで次にえ反感費だからま従業員の

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給料を取られていったりとか店舗の電気代

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で電力会社にお金払ったりとかするわけ

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ですよで次に流れてきたものをえっと営業

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外費用でえ銀行さんとかに利息を払ったり

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するわけですよでま特別損失があったらえ

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あればそこでも払うわけですよでさらに

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税金も今度国に払わなきゃいけないわけ

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じゃないですかその残った最後まで

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ちゃんと残ってたら株主はようやく得

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られるわけですよ順番1番最後なんですよ

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ね株主って最後までそめ残ってるかどうか

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わかんないんですよそれぐらいのリスクを

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背負ってるんだ株主はその代わり調子が

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良かったらたくさん残ってたらいっぱい

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もらえるんですよただ不興で赤字とかに

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なったら株主のこのそ分は0ですよだけど

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赤字だとしても銀行から借り入れたお金と

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かって絶対返さなきゃいけないからどん

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だけ業績調子悪くたって銀行さんは

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しっかりと利息分確実に取れるし会社員

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だって会社の業績が悪いです給料今月は

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0円になりますなんてないわけじゃない

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ですかいくら成績悪くたって給料もらえる

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わけじゃないですか確実にその点株主は

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リスク背負ってんですよ一番最後なんです

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からというわけでねこの準利益って株主の

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ものなんですよね確かにねこの中から全部

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がね配当として我々の手元に行くわけでは

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ないま厳密には内部両法とかまそれは将来

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の株価の上昇につがったりもするんでま準

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利益が株主の利益としましょうその金額の

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何年分でえ株価回収できるのかっていうま

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そういう意味でねPRは数字が多ければ

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多いほど回収する期間が長い株価は割高だ

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少なければ少ないほどあ早く回収できる

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PR5倍だったらあ5年で回収できる割安

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だていう話になってくるわけですねで

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そんなPERはこちらの式に置き換える

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ことができますPER=

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ROEPBRまこれ先ほどの式の変形です

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ね先ほどPR下ROEでPBRだったんで

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まこの式のね両辺をROEで割ったとする

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ならばPR=ROEPBRになりますよね

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先ほどの式を変形しただけですでこちらに

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関してはまあの分母のROEの方が上がる

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じゃないですかでま分数なんで分母が

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上がれば当然全体の数値は下がるつまり

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PERが割安になるで割安感が大きくなっ

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てくれば当然買いたい人が増えて株価も

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上がるかもしれないということでまROE

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のね向上が割安感をもたらし投資家を

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引きつけやすくなると考えることができ

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ますまこれは直感的にもイメージ通りなん

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じゃないでしょうかより効率的な経営が

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行われてえ株主から見ても魅力的になると

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でこのPRに関して補足なんですけどよく

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あの相場の4サイクルみたいな話で金融

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相場業績相場逆金融相場逆業績相場という

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言葉を聞いたことがある方も多いかなと

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思うんですけどその金融相場っていうのっ

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て不景気の株高って言われてるやつですよ

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ね不景気の時に金利がどんどん下げられて

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でその金利が下がったことによって将来へ

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の株価上昇への期待感が先行して業績が

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まだ回復してないのに株価ばっかり先行し

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て上がっていく時期それが不景の株高で

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金融相場に見られる株価の上昇って言われ

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てますよねでそこから業績相場その後で

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業績がついてきてえさらにまた株価が

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上がる業績相場が続くと言われるサイクル

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があるんですけどこの時のこの金融相場

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から業績相場への移り変わりについてです

play11:47

ねこの時に改善しているのって利益じゃ

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ないですか利益が大幅に改善する時期なん

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ですよつまりこのPERでいうところの

play11:57

分母がどんどん改善していくっていうのが

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金融相場から業績相場への移りつまりその

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時期のPERはどうなるかって言うと

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下がる傾向にあると考えられるんですね

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もちろん毎回その通りではないですよただ

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直近のそこの移り変わりで言うとそういう

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傾向はある程度見られたんじゃないかなと

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個人的にも感じてますまそういう風にま

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この金融相場と業績相場の移り変わ

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りってどのポイントが移り変わりなんだっ

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てこうぴったりここが映り変りってわかん

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ないじゃないですかわかんないけどその

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PERの動きを見てたらあもしかしてこの

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辺今そうかなっていうのが1個材料には

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なってくるんじゃないかなと思いますね

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続きましてROEですねえ自己資本当期準

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利益率ま自己資本利益率なんて言います

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けどこれは経営の効率性を表しますとどれ

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だけ効率的に稼げてますかっていう話でし

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たよねこれがえ自己資本分の当期準利益と

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いうことでまこういう式で表せますよと

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いうことですねまこのね純資産の部分は

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株主の価値分ですからそれをもでにどれ

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だけ稼げますかっていう話ですでこの部分

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に関しては今回えデュポン公式っていう

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ものをご紹介していきたいなと思います

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このROEを分解すると利益率かける回転

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率かるレバレッジという式に分解すること

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ができるのでえこの部分ですねまこれを式

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に落とすとこんな感じですね利益率って

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いうのが売上高分の当期準利益かる総子産

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回転率っていうのが資産分の売上高レバ

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レッジっていうのが自己資本分の総子算ま

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これを計算していけばこことここが消えて

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こことここが消えて自己資本分の当期準

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利益ではいROEになりましたよねという

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ことになるんでまこの3つに分解できます

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とそうなってくるとこのROEが高い低

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いっていうのを見る時にどの部分がこの

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企業は大事なんだろうとかもうこれね投資

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家だけじゃないと思いますよね普通に

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ビジネスの現場で会社の会議の中とかでも

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非常に大事な部分だだと思うんですけど

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ROEっていうのはもう絶対キーにな

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るって思われてると思うんですけどまそれ

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をこう分解した時にねROEの合い方も

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色々ありますよねま例えば利益率をね

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もっと改善できるようなビジネスになって

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いけばいいんじゃないかってなった時にえ

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例えばやっぱりブランド価値の高い企業に

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なっていくことによってよりそのブランド

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分高いえ価格設定とかもできるようになれ

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ば当然利益率って上がっていきますよね

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もしくはえコストカットをすることによっ

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て利益率を改善するっていうのもあると

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思いますではたまたですねこの総回転率の

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部分でROE改善することもできるんです

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これは例えば薄利タバ型のビジネスですね

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同じ総資産というものを使ってですね同じ

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ものを使ってより高い売上高を上げ

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るっていうのは回転が回ればいいのでま

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これは薄利タバ型ですねまこのイメージと

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対局なのがま先ほどの例えばハイブランド

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でね利益率が高いでも回転が多いわけじゃ

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ないっていうのとえ決して1個1個の利益

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率が高いわけではないんだけどたくさん

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回転して薄利たいで利益を上げていくって

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いうまこの2つって結構対象的なイメージ

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ですよねであとはこちら分母が総資産に

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なってますんで売上に貢献してない使われ

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てない資産を処分する有給資産を処分する

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ことによっても分母が小さくなるんで回転

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率上がりますよねていうことも考えられ

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ますでもう1つがえレバレッジの部分です

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ねここでもえROE改善することができ

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ます例えば借入れを増やす自社株外増配ま

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これも必要に応じてあの大事な部分だとは

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思うんですけれどもその当初の要請が出て

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PBR改善しなければいけないRO改善し

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なければいけないってなった時にただただ

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深い議論もなくあじゃあ自社株買しなきゃ

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あじゃあ増配すればいいんですかねみたい

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なそういう風にストレートにもうここに

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議論なしに行きついてしまうのはあんまり

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良くないっていうのもこないだの動画で

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あのPBRの逆襲という本の解説をした

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動画でも説明させていただいた通りで本当

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にそこはもうコ先のもみたいな感じですね

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でしかも一家性でしかないっていう純資産

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分の準利益なのでここの部分がこうね

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小さくなれば当然分母が小さくなるんで

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ROE改善するよねてなるんですけど

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それって一時的だし必ずしも本質的でも

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ない根本的な解決でもないよねていうま

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この負債の部分が多くなることによって

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事業規模が大きくなれば当然準利益が

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大きくなるんだけどでもそれってね借金の

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割合が増えたことによるレバレッジが

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かかったことでroeeしたでも負債増え

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すぎたらそれちょっとリスクも増えるよ

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ねっていうマイナス面もあったりとかあと

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はま増配ですねまこの純資産の中の一部

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切り取って株主にはい配当ですって渡し

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てるわけなんでそのねこっから配当の部分

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をたくさん出すことによってここが

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ちょっと減ってRO改善しましたっていう

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風にするのかあとま自社株買えですよね

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自社株買えすることによって自己資本の

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部分が減少することによってはいROE

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改善しましたよねっていうここの部分を

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減らす方法って色々あるんでですけどここ

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の部分を減らすことによってまこの

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レバレッジの部分が大きくなってROEが

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上がるというパターンもありますただし

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一時的な対策になる可能性もありがちなの

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で果たしてそれは長期的な改善と言えるの

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かどうかっていうのは怪しいとこでもある

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ま嬉しいんですけどね増配とか磁石部が

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上がるんでそん時株価ガって上がるんで別

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に嬉しいは嬉しいんですけどね普通に持っ

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てる会社がそれやってくれたら嬉しいん

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ですけどあの時と場合にもよると企業の

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フェーズによっては自社株外や増配が逆に

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マイナス強されることも十分にあるという

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感じですねはいというわけで最後ROE

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でしたはいというわけで本日の動画以上に

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なりますPERPBRROE使でなるべく

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分かりやすくまとめるという動画でござい

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ましたえ最後にお知らせさせてくださいえ

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2020年2月2日私の新刊が発売しまし

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た投資の名著50冊を1冊にまとめてみた

play17:48

という本ですえAmazon楽天全国の

play17:51

書店で公表発売中ですので是非えチェック

play17:53

していただけますと嬉しいですまたこちら

play17:55

のチャンネルでは再生リストで動画を

play17:57

ジャンルけおります自分にあった投資本

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だったりえ動画探してみていただければな

play18:02

と思いますえこちらのチャンネルでは個人

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の投資とかお金に関する情報を日々発信し

play18:07

ておりますのでこの動画面白かったら

play18:09

グッドボタンコメントチャンネル登録で

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応援していただきますと嬉しいです以上ご

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清聴ありがとうございました

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