特集「こどもの日に考える。こどもの居場所支援」中室牧子×白井智子×荻上チキ×南部広美【コロナ以後、社会をどう設計していくか?】

荻上チキ・Session~発信型ニュース・プロジェクト Podcast①
3 Dec 202347:05

Summary

TLDRこのスクリプトは、TBSのポッドキャスト「プジ荻上」が放送した「子供の居場所」に関する特集を要約しています。コロナ禍後の社会設計と子供の日を契機に、経済的困窮やいじめ、虐待、不登校などの問題に直面する子供たちへの支援が議論されています。慶應義塾大学の中室子教授やNPO法人新公益連盟の白井智子代表理事が、子供たちが安全に過ごせる「第3の居場所」の重要性と、フリースクールやオンライン教育の活用について語り、多様な視点から子供たちの将来を考える社会的意義を探求しています。

Takeaways

  • 📢 この番組は、TBSラジオのニュース番組「プジ荻上」で放送された「コロナ以後の社会設計」に関する特集です。
  • 👶 子供の日を機に、子供の居場所と支援がテーマのセッションが行われ、子供たちが安全に過ごせる環境を広げる取り組みが紹介されています。
  • 🏫 子供たちの経済的困窮やいじめ、虐待、不登校など多様な問題が存在し、特に小学生に対する支援が中高生に比べて手薄だとの指摘があります。
  • 🤝 この企画は、企業やNPO、行政、国際機関など国内外の様々な組織とコラボレーションして、社会課題の解決に取り組むものです。
  • 👩‍🏫 ゲストの中室子教授は、教育経済学を専門に、子供たちの学力や認知能力、非認知能力の決定要因を研究しています。
  • 📊 教育分野では、データから規則性を探る社会科学的研究が重要で、成功談に基づく偏った見方보다は具体的なデータ分析が求められています。
  • 😷 コロナ禍において、学校が子供たちの状況変化を発見する機能が低下し、困難を抱える子供たちの早期発見と支援が難しくなっています。
  • 🌐 SNSの普及により、子供の困難が外から見つけにくくなり、子供たちの第三の居場所の重要性が高まっています。
  • 🏢 日本財団は、子供たちが安心して過ごせる第三の居場所を作る取り組みに力を入れており、地域社会やNPOとの連携が促されています。
  • 🏫 フリースクールやスマイルファクトリーなどのプロジェクトは、学校に通えず、または通うのが困難な子供たちに対する支援として、地域とのつながりを強めています。
  • 📚 NPO法人新公益連盟の白井智子さんは、子供の居場所作りや政策提言活動を行い、教育機会加工法の重要性とその現場への浸透を訴えています。

Q & A

  • このトークセッションのテーマは何ですか?

    -このトークセッションのテーマは「コロナ以後の社会をどう設計していくか」に焦点を当てており、子供の日を機に子供の居場所について考える特別セッションとなっています。

  • なぜ子供の日を特別に子供の居場所について考えるのか?

    -子供の日は子供たちの存在や役割を再確認する日であり、彼らの居場所について考えることで、社会が子供たちをどのように支援できるかを探ることができます。

  • 子供たちが直面する困難にはどのようなものがありますか?

    -経済的困窮、いじめ、虐待、不登校、ヤングケアラーなど、様々な困難に直面する子供たちがいます。

  • 子供たちの基本的な居場所はどこですか?

    -子供たちの基本的な居場所は学校と家庭ですが、これらの場所から逃げることが難しいため、第3の居場所が重要視されています。

  • 日本財団は子供たちが安心して過ごせる環境を広げるためにどのような活動に力を入れていますか?

    -日本財団は子供たちの第3の居場所を広げるための活動に力を入れています。これは、いじめやSNSの問題など、現代社会の変化に対応する取り組みです。

  • ゲストの中室子さんはどのような研究をされていますか?

    -中室子さんは教育経済学を専門としており、子供たちの学力や認知能力、非認知能力の決定要因などの分析を行っています。

  • NPO法人新公益連盟の白井智子さんはどのような活動をしていますか?

    -白井智子さんはNPO法人新公益連盟を代表し、子供の居場所に関する政策提言や社会課題解決に取り組む活動を行っています。

  • トイボックスとはどのような活動でしたか?

    -トイボックスは、不登校や引きこもり、発達障害などの課題を抱える子供たちの支援を20年間続けてきた活動であり、地域のニーズに応じた多様な支援を提供してきました。

  • スマイルファクトリーとはどのような活動ですか?

    -スマイルファクトリーは、学校に行きづらい子供たちが一日中過ごせる場所を提供し、出席日数も在籍校と同等に認められる形で、子供たちの居場所を提供する活動です。

  • 教育機会加工法とは何ですか?

    -教育機会加工法は、不登校の子供たちや多様なバックグラウンドを持つ子供たちに対して、適切な教育の機会を供給する法律であり、2016年に制定されました。

  • NPOが行う実証研究の目的は何ですか?

    -NPOが行う実証研究の目的は、現場の取り組みをデータに基づく分析を行い、より効果的な支援方法を見つけ出し、政策立案や制度改革に繋げることです。

  • デジタルツールを活用した教育支援の利点は何ですか?

    -デジタルツールを活用することで、人手不足の状況を緩和し、より多くの子供たちと接触し、早期に課題の発見や支援を行うことができます。

  • 地域の公園や図書館などの施設は子供たちにとってどのような役割を果たしていますか?

    -地域の公園や図書館はデータに現れにくいが、子供たちの居場所としての役割を果たしており、予防的な介入や支援の場として重要です。

  • 予防的な介入を行うことの重要性とは何ですか?

    -予防的な介入は問題が発生する前に早期に特定し、支援を行うことで、本人や行政のコストを低減し、効果的な支援が実現されることを意図しています。

Outlines

00:00

📚 子供の居場所と社会支援の議論

第1段落では、荻上セッション上と南部ひろみが生放送で行う「ThePainTHETHEシリーズ」の特集メインセッションについて紹介しています。このセッションは、コロナ禍後の社会設計と子供の居場所について考えるテーマであり、企業やNPO、行政機関とコラボレーションしてお届けしています。現在、経済的困窮やいじめ、虐待、不登校、ヤングケアラーなど、さまざまな困難に直面する子供たちが多く存在すると触れています。また、子供たちの第3の居場所を提供する取り組みについても言及されています。

05:02

👨‍🏫 教育経済学と子供の支援

第2段落では、慶應義塾大学総合政策学部教授の中室子さんがゲストとして登場し、彼女の専門である教育経済学と、子供たちの学力や認知能力などの決定要因を分析する研究について語ります。中村さんは、教育分野でのデータ分析の重要性を強調し、コロナ禍が教育や子供たちに与える影響についても議論しています。

10:03

🏠 子供の第3の居場所の重要性

第3段落では、子供たちが安全に過ごせる環境である第3の居場所の重要性が強調されています。NPO法人新しい公益連盟代表理事の白井智子さんが、トイボックスという活動を通じて、不登校や引きこもりの子供たちへの支援について語ります。また、地域との関わりやスマイルファクトリーという新しい支援形式についても紹介されています。

15:05

🌐 オンライン教育の可能性

第4段落では、オンラインでの教育支援の取り組みが紹介されています。NPO法人語りが経済産業省の未来の教室実証事業で、オンラインを活用した不登校児童の支援に取り組む様子が語られます。オンラインを通じて、より多くの子供たちと接触し、早期の課題発見や支援が可能になるという利点について触れています。

20:06

📈 データ活用による支援の効率化

第5段落では、データの活用が教育や福祉分野での支援効率化にどのように貢献できるかが議論されています。中村さんは、行政が保有するデータを活用し、早期に特定の子供たちを支援する取り組みについて語ります。また、予防的な介入が問題解決に必要なコストを低減できると指摘しています。

25:08

🤝 地域との連携による支援の拡充

第6段落では、地域との連携が子供たちへの支援にどのように役立つかが語られます。白井智子さんは、フリースクールを通じて地域の方々と協力し、子供たちの居場所を作る取り組みについて話します。地域の方々が子供たちを支援することで、子供たちの自己肯定感が高まり、地域との絆が深まることが強調されています。

30:08

📚 教育機会加工法の重要性

第7段落では、教育機会加工法の重要性と、その法律が浸透していない現状について議論されています。白井智子さんは、不登校の子供たちや外国人の子供たちにも教育の権利があることを強調し、法律の改正と実効性の確保を訴えています。また、NPO法人新しい公益連盟が行う政策提言活動についても紹介されています。

35:10

🛡️ 孤独孤立対策への取り組み

第8段落では、孤独孤立対策が重要な課題であることが強調されています。白井智子さんは、NPOが行政や政治家に向けての情報提供の役割を果たし、政策や法律の立案に貢献する必要性を語ります。また、孤独孤立対策においては、民間と公的な機関の連携が不可欠であると指摘しています。

40:11

🌟 NPOと行政の協力による社会支援の進化

第9段落では、NPOと行政の協力が社会支援の進化にどのように貢献しているかが議論されています。白井智子さんは、NPOが行う実証研究や政策提言の重要性を強調し、孤独孤立対策や教育機会加工法の改正など、具体的な取り組みについて話します。また、予算や人手不足の課題にも触れています。

45:13

🏢 教育予算と社会支援の強化

第10段落では、教育予算の強化と社会支援の充実が求められる現状が語られます。中村さんは、教育や福祉分野の人手不足を解消するための対策の必要性を指摘し、データの活用や予防的な支援の重要性を再確認しています。また、図書館や公園など、データに現れないが子供たちにとって重要な居場所についても触れています。

Mindmap

Keywords

💡不登校

「不登校」とは、学校に通学しない子どもたちの状態を指します。ビデオでは、不登校の子どもたちが直面する課題や、彼らに対する支援の重要性が議論されています。例えば、ビデオでは不登校の子どもたちが経済的困窮やいじめ、虐待などの問題に直面していることが述べられています。

💡子供の居場所

「子供の居場所」とは、子どもたちが安心して過ごせる場所のことを指します。ビデオでは、家庭や学校以外に、子どもたちが安全を感じられる第三の場所の存在が重要だと主張されています。例えば、NPOが提供するフリースクールやコミュニティセンターなどが、子供の居場所として機能することが示されています。

💡支援

「支援」は、子どもたちが直面する問題に対処するために提供される援助を意味します。ビデオでは、経済的困窮やいじめ、虐待に直面する子どもたちへの適切な支援が議論されています。支援は、彼らの状況を改善し、将来に向けた道を開くための鍵となります。

💡第三の場所

「第三の場所」とは、家庭や学校に加えて、子どもたちが集まり、安心して過ごせる場所のことを指します。ビデオでは、日本財団がこのような第三の場所を提供することを目指していると紹介されており、その重要性が強調されています。

💡NPO

「NPO」とは、非営利組織の略で、社会的課題を解決するために活動する民間団体を指します。ビデオでは、NPOが不登校やいじめなどの問題に取り組み、子どもたちへの支援を行っている例が挙げられています。

💡教育機会加工法

「教育機会加工法」とは、日本の法律で、子どもたちが適切な教育を受ける権利を保障するもので、2016年に制定されました。ビデオでは、この法律が不登校の子どもたちへの支援に向けて重要な役割を果たしていると説明されています。

💡孤独孤立

「孤独孤立」とは、孤立した状態で生活することによって生じる社会的な問題を指します。ビデオでは、コロナ禍により孤独孤立が増加しているとされ、その対策が議論されています。

💡デジタル教育

「デジタル教育」とは、デジタル技術を活用した教育のことを指します。ビデオでは、オンライン教育が不登校児童の支援に役立つかという観点から取り上げられています。

💡社会課題

「社会課題」とは、社会全体で直面している問題を指します。ビデオでは、子どもたちの不登校や孤独孤立などが社会課題に挙げられ、これらの問題に対処するための取り組みが議論されています。

💡予防

「予防」とは、問題が発生する前に介入し、その発生を防ぐことを指します。ビデオでは、子どもたちの支援においては予防が重要であり、問題が発生する前に早期に特定し支援を提供することが求められています。

💡リモート

「リモート」とは、遠隔地から行うことを指し、ビデオではゲストがリモートで出演し、遠隔地からのコミュニケーションの重要性が強調されています。

💡コミュニティ

「コミュニティ」とは、地域や共同の興味を持つ人々が集まって形成される社会的な集団を意味します。ビデオでは、コミュニティが子どもたちの居場所として機能する可能性が議論されています。

Highlights

「プジ荻上」プロジェクトと「荻上セッション」で、コロナ以降の社会設計に関する議論が行われている。

子供の日を契機に、子供の居場所と支援の在り方が議論されている。

経済的困窮やいじめ、虐待、不登校、ヤングケアラーなど、子供たちが直面する様々な困難が語られている。

日本財団が、子供たちが安心して過ごせる環境を広げる取り組みが紹介されている。

学校と家庭以外で子供たちを支援する「第3の居場所」の重要性が強調されている。

慶應義塾大学の中室子教授が、教育経済学の観点から子供たちの学力や非認知能力の決定要因について話している。

教育分野でのデータ分析の重要性と、成功体験談の偏りについて触れている。

コロナ禍で学校の機能が低下し、困難を抱える子供たちの発見と支援が難しくなったと指摘されている。

NPO法人新しい公益連盟の白井智子さんが、トイボックス活動と地域との関わりについて語っている。

フリースクール「スマイルファクトリー」の取り組みが紹介されており、学校に行かずとも安心できる場所を作る活動がある。

不登校の子供たちに対する社会の偏見と、フリースクールの役割について議論されている。

教育機会加工法の重要性と、不登校の子供たちに対する多様な教育の場所の提供について触れている。

オンライン教育の活用が、地域の離れた場所でも支援の手が届く可能性を示唆している。

行政とNPOの連携が、効果的な子供支援の鍵であることが強調されている。

教育予算の不足と人手不足を解消するための対策の重要性が語られている。

データ分析を活用した早期支援の重要性と、予防的な介入のコスト効率について触れている。

図書館、児童館、公園などの施設が子供の居場所としての役割を果たしていることが示唆されている。

予防的な支援のためには、行政による外出支援主義の重要性が強調されている。

NPOの現場活動と政策提言の役割が、社会課題解決に向けた重要な視点であることが語られている。

Transcripts

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TBS

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Podcast発信型ニュース

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プジ荻上

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チキッション発信型ニュースプロジェクト

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荻上セッション上と南部ひろみが生放送で

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お送りしていますここからは特集メイン

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セッション今日のテーマはこちらです

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ThePainTHETHEシリーズ

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コロナ以後社会をどう設計していくか

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メインセッションディスカッション

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モード子供の日に考える子供の居場所

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支援コロナ以降の社会をリスナーの皆さん

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ととに考えていくシリーズコロナ以後社会

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をどう設計していくかこの企画はみんなが

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みんなを支える社会を目指し企業やNPO

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行政国際機関などとともに国内外様々な

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社会課題の解決に取り組む日本財団との

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コラボレーションでお送りしています今日

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は子供の日ということで子供の居場所に

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ついて考えます現在経済的困窮を始め

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いじめ虐待不登校ヤングケアラーなど何ら

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かの困難に直面する子供は学年の3人に

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1人とされてい

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ます子供の居場所は基本的にには学校と

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家庭が主でなかなかそこから逃げたり困難

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だと声をあげることは難しくまた特に6歳

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から12歳程度の小学生の支援が中高生

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などに比べて手薄だとの指摘があります

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そこで日本財団は子供たちが安心して

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過ごせる環境である子供の第3の居場所を

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広げるための活動に力を入れています現在

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はロナやスマホなどSNSによる

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コミュニケーションも多く外から子供の

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困難が見つけにくいとの指摘がある中子供

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たちの第3の居場所をどう作ればいいのか

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今日は子供の日に子供の居場所について

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考え

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ますではゲストをご紹介しましょう

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リモートでご出演いただきます慶王技術

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大学総合政策学部教授の中室子さんです

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よろしくお願いしますよろしくお願い

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いたしますはいお願いしますさて中村さん

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普段はどういった研究をされてるんですか

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はいあの私の専門は教育経済学と言いまし

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てあのま主に修学期の子供たちのあの

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データを使ってあの経済学の理論や方法を

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使いながら子供たちのその学力の決定要因

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だったりとかあるいは認知能力という風に

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言われるあのま自精神とかやりにく力とか

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金蓮性とかですねまそういったはい非認知

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能力のあの決定要因みたいなことを分析し

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ていますうんまあのこの教育という分野は

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本当にいろんな方がいろんな意見を述べる

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わけですけれどもそれのうち何がどう聞く

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のかどう聞かないのかそうしたものを

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データで見ていくというのは中村さん

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とても大事ですよねそうですねあのま皆

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さんですねよくそのあの非常に成功された

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方の体験談っていうの信じてしまう傾向が

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あって例えば東大にお子さんを入れたとか

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ですね自分の子供はいま慶に入れたって

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いうようなエピソードがですね語られる

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ことがあるんですけれどまそういうこう

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極めて優れた人のま成功担っていうのはま

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再現性が低いということもあって私たち

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社会科学の研究者はですねやはりその規模

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の大きな代表性のあるデータの中からま

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どういう規則性があるのかっていうことを

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ま見出そうとしていましてまそういうもの

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を近年ではエビデンスなどという風に言っ

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たりするんですよねはい根拠論といった

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意味ですねはいはいあのそうした中そのそ

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このコロナの影響というのは教育や子供

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テーマにまいろんなところで研究されてる

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と思いますけれども特に中村さんが注目を

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してるような影響などはありますかそう

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ですねさっきあの南部さんからも話があっ

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たんですけれどもま13ぐらいの子供が何

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らかの困難を抱えるという風に言われて

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いるで学校っていうのはこれを発見する

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非常に重要な機能を果たしていたと思うん

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ですよね子供たちが普段と様子が違うとか

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席してしまってるうん

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にしているとかまそういうことを発見する

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ために重要な能を果たしてきたんです

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けれどもまこの中でですね臨時急行がつい

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だり分散登校になったり家庭学習をする

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ことになったりま色々その状況の変化が

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あってですね困難を抱えてる子供たちを

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こうスピード感を持って発見をして支援に

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つげていくっていうことがやはりどうして

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も難しくなってしまった側面があるかなと

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いう風に思いますでその意味では今日お

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うんにあるようなこう居場所ってすごいね

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大切なことだなと思ってるんですよねええ

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まこれまではその教育であるとか成長の

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主な場はま学校それから家庭などが割と

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注目されてきたわけですけれどもあの3番

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目の場所や関係性というものがより注目さ

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れるようになってきた昨今ですこういった

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ような傾向については中村さんどう感じに

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なりますかそうですね私はこれは非常に

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重要なことだという風に思っていまして

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これも先ほどご紹介があったようにですね

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問題が学校にあったりとか学校における

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こううんだっったり人間関係の問題にあっ

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たりあるいはその家庭における貧困だっ

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たりですねまご両親のその病気とか

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あるいはまネグレクト虐待みたいなことに

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あった場合その他に助けを求めるところが

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どこかっていうことがやっぱり子供たちに

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は分からないと思うんですよねでそういう

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時にその駆け込み寺的にですねあのま支援

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を求めることができるっていう場所がま

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身近にあるっていうことはとても重要な

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ことだという風に思いますうんその場所は

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ま例えば学童であったりフリースクールで

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あったりあるいはまままた別の友人関係は

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オンライン上かもしれないいろんな関係性

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というのはこれ人によって違いそうですが

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中村さんは最近の議論の中でどんな関係性

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に特に注目をしてるなどはありますかそう

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ですねやはりですねその子供たちがその

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信頼関係を気づきながら相談でき

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るっていうことがま非常に重要なのかなと

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いう風に思ってるんですねでまあの

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いろんな取り組みが行われてるんです

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けれどもやはりこの教育とか福祉の業界で

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も人手不足って長であいあましてなかなか

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その手が届かないいうところがある対面で

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ですね信頼関係を気づくのがなかなかこう

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難しくなってくる特にコロナではですね

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対面で合うって難しくなってますのでま

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そんな中ですねいろんなNPOが例えば

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オンラインであのまシェア型でその教育や

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福祉に携わる人たちを派遣するっていう

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ような動きをしているところもあってあの

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私はこういうのは非常にあの着目をして

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注目をして見ているところですうんが民間

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ベースでも行われてるという指摘もあり

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ましたではここでですねえNPO法人新

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公益連盟代表理事の白井智子さんにえ先日

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インタビューを行いましてその模様をこれ

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からお聞いただきたいと思いますえ白井

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さんは以前はトイボックスという子供の居

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場所を作る活動されていて今はまた別の

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代表として子供の居場所に緩和するような

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政策提言も行っていますえその活動内容に

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ついて伺いましたトイボックスの活動は

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どういったものだったんでしょうかはいま

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そちらはえ主にですねあの不登校とか

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引きこもりとか発達障害とかまいろんな

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課題を抱えていてなかなか学校に通い

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づらいというようなお子さんたちの支援を

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もうずっと20年ぐらいそちらのトイ

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ボックスというところでえ続けていました

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ま当時は不登校ってこの国でいないことに

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なってたんですね完全に無視をされていた

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という状況の中でえ例えば大阪府のうん

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らしだったりとかあのそういう市長さんが

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ですねまこのままではいけないということ

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で例えば廃校を使ってえフリースクールま

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あの関西一円から学校にえ行きづらい子供

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たちが通ってきてそこでだったらま楽しく

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学べるということでえいわゆるスクール

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スクーリング活動をやっていたりとか

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あるいはえお隣の箕面市というところでは

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放課後の居場所ですねえ子供たちが放課後

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に集まってきてえそこであのはいあの活動

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していたりとかあるいはえっと地さんにも

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お世話になったんですけれどもあの

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いわゆる東北の震災後の福島県南相馬市

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っていうところでもはいいわゆる放課後の

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やっぱり子供たちま特に色々課題を抱えて

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いてなかなか他では居場所ができづらいと

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いう子供たちの居場所を作って活動してい

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たりとかそういうようなはいまいわゆる

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本当に課題と戦う子供たちのための居場所

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を作るとまそれが子供たちていうところ

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どんどん広がっていって子供から大人まで

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というところの居場所作りになっていっ

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たりとかあるいはま不登校というところ

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から始まって色々えあの発達障害とか

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あるいは貧困だったりとかあるいは虐待を

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受けていたりとかまいろんなあの課題を

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あのと戦う子供たちへの活動っていう形で

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広がっていったっていう20年間でした

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うんなるほどさはあの元々の活動の中でも

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あのうちはこれをやりますみたいなものを

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決めるのではなくてんはいたとか地域の

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ニーズを組みとってじゃあそれもやり

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ましょうあれもやりましょうとあのかなり

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こう手を広げながら模索しながら活動され

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ていらっしゃいますよねはい今日は

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とりわけその子供たちの居場所についての

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話伺いたいんですがあの特にその先ほど出

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てきた池田市との関わりではそのスマイル

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ファクトリーという活動をされて

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いらっしゃいますこのスマイル

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ファクトリー一体どういった活動なん

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でしょうかはいはいあそうですねまこれは

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あのいわゆる本当に学校に行きづらい子供

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たちがあの

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ま学校に行かないでま例えば家にずっとい

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ましたというようなお子さんも

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いらっしゃればあま行けなくなっちゃった

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まいろんな事情があってね例えばいじめ

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られたっていう子もいますし学校と

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トラブルがあったっていう子もいますし

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あるいはあのま色々それこそいわゆる発達

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障害とかいういうものを持っていて学校の

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勉強にまどう頑張ってもついていきづらい

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とかあるいは集団の中でえ合わせて生活を

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していくっていうことは不得意だとま自分

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合わせて生活をしていくってことは不得意

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だとかいうようなお子さんたちがですね

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あのま1日その学校の代わりにそこで

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過ごしてでま今はもうそこでの出席って

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いうのもいわゆる在籍校での出席と同等に

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認められるようになりましたというところ

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でそこで1日過ごしてでえっとまそこから

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またあのはい機構とまいわゆるダブル

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スクールというか両方に席を置いてると

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いう形になりますのでえスマイル

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ファクトリーに通って元気になってでもう

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1回学校に戻っていくっていうようなお子

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さんもいらっしゃればまそのままずっと

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スマイルファクトリーに通い続けてまた次

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の新学先を見つけるとかっていうようなお

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子さんもいらっしゃいますねも本当にあの

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それぞれの使い方ずっと通い続けるという

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こともできるしま学校とこうあのダブル

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スクールで両方活用してっていうような形

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もできるしはい

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の特徴なうそういったあ何人ものおさん

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たちがそこを通過して羽ていったっていう

play11:39

ような感じですねうんあの私の子供も今は

play11:42

フリースクールに通ってますけれどもそう

play11:44

なんですねはいあのこれまで色々こうま

play11:47

思考錯誤とか模作をする中でやっぱその

play11:49

光栄のものだったりするとあのえ学校復帰

play11:53

支援みたいなものがまメインとなって様々

play11:56

な活動されていらっしゃるでフリー

play11:57

スクールはフリースクールでがやってる

play11:59

ところがほとんどなのであの例えば財政内

play12:01

に苦しんだりあれいは非常にこうカラフル

play12:03

なというか個性的な試みをしたりしてるん

play12:05

ですがこのスマイルファクトリーの場合だ

play12:07

と高折で民営なんですかそうなんですはい

play12:12

まそれのなんか走りみたいな感じですね

play12:15

はいあのいわゆる

play12:17

えっとま行政池田市っていうところがまあ

play12:22

当時本当に今でこそ教育機械加工法という

play12:25

法律ができてそういう学校に行っていない

play12:28

はい子供たちのこともちゃんと自治体も国

play12:31

も支援をしなきゃいけないっていう法律が

play12:33

できたんですがその当時っって本当に放置

play12:36

状態だったんですね全く不こっっていない

play12:39

ことになっていたという状況の中でえま

play12:42

2003年ですかもう今から20年前です

play12:44

よねその当時の市長さんがまこれではいけ

play12:47

ないっていうことで本当にあの先進的な形

play12:51

でま池出しではあのそれこそ廃校あの使わ

play12:56

なくなった公共施設を提供してんえそう

play12:59

いうフリースクールをやりますとそこに

play13:01

市街の方にも受け入れますとまそこは

play13:03

ちょっとあの市内の方と違って費用は

play13:06

かかってしまうんですが多種の方でも

play13:08

受けれますという形ででま

play13:12

あの赤字ではありますけども一応

play13:15

あのいわゆるお金も市の方からはいあの

play13:19

一定程度は出してというような形で20年

play13:22

前から運営してたとま本当に高説見え型の

play13:26

という形であの活動はいしていた走りと

play13:29

いう形になりますうんあの今赤字ではある

play13:32

けれどもという話ありましたがでもそ公設

play13:34

の場合ですとその建物であるとか土地

play13:37

つまり家賃があの補助がつくというような

play13:39

格好に近い運営ということになるのでそれ

play13:42

もあのフリースクールにとってはだいぶ

play13:44

経営面ではあのありがたいところではあり

play13:46

そうですねいですはいあのそういった意味

play13:50

でのあのま目に見えない補助というのも

play13:54

ありますしあとはやっぱり大とのこうあの

play13:58

しはいしっかりした連携があるという

play14:00

ところでま例えば市の教育委員会の方から

play14:03

臨床心理資産を派遣していただいたりとか

play14:06

ですねあるいは学校の先生ともすごく連携

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がしやすくてまその分だけ学校に復帰し

play14:12

たいという願いを持っているお子さんたち

play14:14

にとってはあの学校に戻りやすい環境を

play14:17

作りやすかったりとかいうようなことで

play14:19

やっぱりあの本当に20年前からそうやっ

play14:22

て大と連携ができたっていうのは非常に

play14:25

あのありがたいことだったなという風に

play14:27

思っていますうんはいまたあの学校ま元々

play14:31

学校だった施設を使うというのは何

play14:33

でしょうねこう学校に通ったという記憶の

play14:35

あるまはい通学してる子供たちとあしこう

play14:38

風景の共有をするような場面もあって思わ

play14:41

ぬ何でしょうねこう効果もありそうですね

play14:43

面白かったですねあの実はね最初はそれ

play14:46

こそえっと今はねあの旧不大小学校って

play14:50

本当に廃校になった学校でやってるんです

play14:52

がその前は池田市立山の家ってもう今

play14:56

なくなっちゃったんですけどまいわゆる

play14:58

はいあのみんなえボイスカウトとかが

play15:01

キャンプするような社会教育施設で始めた

play15:05

んですねでそこの場合は本当にねあの山の

play15:08

家だったのでま学校に対して拒否感を持っ

play15:11

てしまったお子さんもそこに来るとあ学校

play15:14

とは違う場所っていうのがもう本当に一目

play15:17

で分かるというところですごく入り

play15:20

やすかったっていうのがあってですねでも

play15:22

そこが老朽化したのとあもうキャパが足り

play15:24

なくなっちゃってうんうんこれではえっと

play15:27

あの全員をこう受け入れきれないという

play15:30

ところでそれで廃校ができた時にじゃそこ

play15:33

に映るってなった時に本当にねえっと1番

play15:36

は教育委員会の方々がすごく心配して

play15:39

くださったんですよね大丈夫でしょう

play15:40

かってみんなそのいわゆる学校っていう

play15:43

ところに今度通うことになるんだけれども

play15:46

あのそれでも大丈夫でしょうかっていう風

play15:48

に心配してくださったんですが蓋を開けて

play15:50

みたら誰もそれで拒否感持つこいなくて

play15:53

ですねま結局建物じゃないんだなっていう

play15:56

ことがすごくよくわかったとまそれよりも

play15:58

うんもやっぱりあのそのスマイルファクト

play16:01

リーっていうところであればま先生方が

play16:04

自分の見方だしであの仲間たちもいると

play16:08

生徒たちもあのちゃんと自分たちの仲間

play16:11

だっていうところでま仲間と一緒にこう

play16:13

そういうあの学校っていう施設に移るんで

play16:16

あれば全然問題ないよとまもっと言うとま

play16:19

例えば他人の先生とかもすごく訪問して

play16:23

いいんですかみたいな私嫌われてません

play16:25

でしょうかみたいな感じで皆さん結構遠慮

play16:28

されるはいことが多いんですけどあの自分

play16:30

がまそうやって安心安全だって思える居

play16:34

場所であれば全然ウェルカムなんですよね

play16:37

に面白いもんでその生徒たち同士であ

play16:39

オタクの先生はよく来てくれるねみたいな

play16:41

うちなんか全然来ないんだけどなんか

play16:43

ほったらかしなんだけどみたいなそういう

play16:44

会話してるぐらいではいあの自分の安心

play16:48

安全な場所ってのは逆にそうやって繋がっ

play16:50

てる先生には見てほしい自分が案内するよ

play16:53

ぐらいの感じであの喜んで待って

play16:56

るっていう感じがですねまほうん本当に

play16:58

やっぱり大事なのは自分が自分でいていい

play17:01

自分が自分のままでちゃんと承認され認め

play17:04

られるっていう場所そういうものがあるて

play17:06

いうことがすごく子供たちにとっては大事

play17:09

なことなんだなっていうことを本当に子供

play17:11

たちから教えてもらった感じでしたうん

play17:13

はいはいえ白井智子さんにトイボックスの

play17:16

活動の内容などについてお話を伺いました

play17:19

あのフリースクールを作ると言ってもあの

play17:22

様様々な居場所を作ることにも当然つがる

play17:24

が同時にそのえ民間とそれから公的な施設

play17:28

などがま共同して行うこともできるのだと

play17:30

またあのフリースクールはフリースクール

play17:32

学校は学校と分けるのはなくてダブル

play17:34

スクールという形で両方に所属をできると

play17:36

いう形を作るのも大事だったという話もさ

play17:38

れましたそうしたフリースクールが今度は

play17:40

地域とどういった関わりがあるのか白井

play17:42

さんが語っていますフリースクールなどま

play17:45

スマイルファクトリーなどの経験を通じて

play17:47

ま子供たちの居場所の課題と加えて地域で

play17:51

の課題というものはどういう風に繋がっ

play17:52

たりどういったものがあると感じですか

play17:54

本当にそういう意味でもその山の家って

play17:56

いうところから廃校がある不台っていう

play17:59

地域に移った時にですねま本当にその地域

play18:02

との繋がりっていうのは初めて意識し

play18:05

たっていうところが正直ありましたあの

play18:08

それまではやっぱりそれこそその法律でも

play18:12

もう不登校の子達て認められてなくてま

play18:15

あの本当にあり手に言うと差別を受けてい

play18:17

たんですねあのすごくそのただ学校に行か

play18:20

ないってことだけで否定されてあの学校に

play18:23

行くべきだろうというようなところであの

play18:26

すごくあのそういうことを言われ辛い思い

play18:29

をしたりとかていうこと子供たちが多かっ

play18:31

たので正直そのね山の家ってちょっとそれ

play18:34

こそ山の中腹にあるようなちょっと人と

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離れたところだったんでまそれもちょっと

play18:39

活用してっていうような形であんまりあの

play18:42

下界との繋がりって作ってなかったんです

play18:44

ねま例えば地域の方々がボランティアをし

play18:47

たいとかって言ってもちょっと私たちも

play18:49

怖くて合わせられなかったっていうところ

play18:51

がありましたでそこそれがあのそれこそま

play18:54

え法律ができるのと前後してその廃ができ

play18:57

たからま初めてまそれまでフリースクール

play19:00

作るって言ったらも反対運動しか受けた

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ことなかったんですけど初めてその不大

play19:05

っていう地域の方々から勇知を受けたん

play19:07

ですもう学校が空いたからとっても寂しい

play19:10

からどうしても来てほしいとで自分たちは

play19:12

そうやって傷ついた子供たちを受け入れる

play19:14

町になるから福祉の町になるからどうして

play19:17

も来てくれっていうことでそれこそその

play19:19

地域の長老の方々10人ぐらいに私囲まれ

play19:22

ましてはいはいあの自分たちが責任取る

play19:25

からっていうことで来てあの来てく

play19:27

れっていうこと

play19:32

供えるん

play19:34

だあできることないかもう本当に気づけば

play19:38

あの毎日どなたかその町の長老の方が

play19:41

なんか庭を掃除しに来てくれたりとか

play19:43

いろんな形でなんか関わりたいってこと

play19:45

やってくださったんでじゃああの1学期に

play19:48

1回交流会をしましょうとでま皆さんその

play19:51

街の方々がまその校舎ってそれこそご自分

play19:54

たちのお子さんやお孫さんを通わせた校舎

play19:57

なんですよねはいすごく大事に思ってらっ

play19:59

るってことでじゃそれを子供たと街の方と

play20:02

一緒に掃除をしてでそれであの子供たちが

play20:06

焼いたクッキーあの掃除した後に食べ

play20:09

ながら交流しましょうってことでやり出し

play20:11

たらもうすっごいその地域の方々が喜んで

play20:15

くださって子供たちがお礼状出すともそれ

play20:17

をずっと胸ポケットにねしまったままお

play20:20

じいさんあの歩いててでそれをなんか時々

play20:23

取り出して涙ぐんでらっしゃるぐらいもう

play20:25

本当にその孫ぐらいの感じでうんうんさん

play20:28

その地域の方が可愛がってくださってでも

play20:31

そうするとやっぱ子供たちとしても自分

play20:33

たちはこの地域に受け入れられて

play20:34

るっていうすごくその自己肯定感が上がる

play20:37

体験になるんですよねそういう意味であの

play20:40

本当にその理解をしていただいた上でま1

play20:42

個だけご理解をいただいたのはあの必ず

play20:45

その交流会の前に5分だけ時間くださいっ

play20:47

て言ってやっぱり子供たちが大丈夫そうに

play20:50

見えてても傷ついてる子供たちなのでって

play20:52

いうことで色々そのあの何かトラブルが

play20:55

あった時の対応だったりとかていうのは

play20:57

スタフにうん任せてくださいねっっていう

play20:59

ようなお話毎回同じ話ですけどって言って

play21:02

ま5分いただいてあのそういうはい前提を

play21:05

共有した上であの子供たちと接して

play21:07

いただいたんですけれどもそういった形で

play21:10

あの本当に地域と支えさせられるっていう

play21:13

ようなあのそういうような活動に広がって

play21:16

いくんだなっていうことをその不大地域の

play21:19

皆さんと一緒にこう感じさせていただい

play21:22

たって本当に一緒に作ってきた活動になり

play21:25

ましたうんうん

play21:26

うんはいえ白井智子さんのフリースクール

play21:29

を作るその実践の話伺っています中村さん

play21:32

この白井さんのお話どういう風にお感じに

play21:34

なりましたかそうですねあの白井さんが

play21:38

ですねそのまフリースクールを作る

play21:41

ファーストランナーとしてま様々な

play21:43

取り組みをやってこられたまそのお話を私

play21:45

も改めてお聞きしてあの非常にあの情熱的

play21:49

な取り組みであるし地域へのインパクトも

play21:52

大きいなという風に感じましたねうんまた

play21:55

このフリースクールこの法律を議論する

play21:57

まではどれだけ日本にフリースクールが

play21:59

あるのかなどデータも色々不足していたと

play22:01

いう実態もあると思いますそこは中村さん

play22:03

いかがでしょうかそうですねあのまずです

play22:06

ねその今不登校というのはま増え続けて

play22:09

いるわけです年間数万人のレベルで増えて

play22:12

いるで直近はま20万人ぐらいという風に

play22:15

言われていますけれども90日以下の長期

play22:18

欠席の子たちも含めればま30万人ぐらい

play22:21

はいるという風に言われているわけですよ

play22:23

ねでそもそもその原因がはっきりとしない

play22:27

ということうんがあります現その文科省が

play22:30

発表している不校の理由のアンケートでも

play22:33

その行政学校の回答と本人やその家庭の

play22:36

回答は全く違うものになっているという

play22:39

わけですですのでその子供たちがどんな

play22:43

ことをその必要としてるのかっていうこと

play22:45

はあまりそのよく分かっていないという中

play22:49

だったんだと思うんですねしかもその学校

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設置基準等々の様々なま規制もあってその

play22:55

フリースクールを作るのはま容易ではない

play22:57

いう中そうです

play23:05

ね後伺っていき

play23:10

[音楽]

play23:13

ます上セッション今日のメインセッション

play23:17

はコロナ後社会をどう設計していくか子供

play23:20

の日に考える子供の居場所支援をテーマに

play23:24

お送りしていますリモートでごいいている

play23:27

のは慶技術大学総合政策学部教授の中村子

play23:32

さんよろしくお願いいたしますよろしくお

play23:34

願いしますよろしくお願いしますそして

play23:36

事前インタビューでNPO法人新公益連盟

play23:40

代表理事の白井智子さんのお話をお伝えし

play23:44

ていますはいさて中村さんに先ほどあの

play23:47

日本の不登校に関する国のデータという

play23:49

ものがまだ脆弱だという話もありましたま

play23:52

この不登校の調査というのは文科省が取っ

play23:54

ている児童生徒の問題行動調査というのが

play23:56

ありましてまこれでいじめに関する調査も

play23:58

これで取ってるんですけどいじめ研究と

play24:00

いう観点から見てもとてもデータが貧しく

play24:02

てほとんど役に立たないという状況もあり

play24:04

ます中村さんから見てこの教育に関する

play24:07

データの取り方とりわけ子供の居場所に

play24:10

関するデータの取り方についてはどう感じ

play24:12

になってますかそうですねこれ実はですね

play24:15

その子供がま不登校になることで保護者の

play24:17

就労環境が変わってしまうご家庭もま

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たくさんあるということですのでまあの

play24:24

それが貧困など他の課題につながるケース

play24:26

もたくさんありますうんはいま不登校に

play24:28

ついては文科省という風に言われてはい

play24:30

ますけれども厚労省やま計算省の方でも

play24:34

あの見ていかなきゃいけないテーマがある

play24:36

そうなんですけどこの3章にまたがって

play24:38

バラバラに取り組んできて例えば実証研究

play24:41

のその結果であったりとか取得したデータ

play24:44

なんかを共有されていないというような

play24:46

問題があるんですねですのでデータを取る

play24:49

のもそうだしその結果を共有して課題系

play24:52

解決に向けてその共同したりするっていう

play24:55

こともその担当省庁でしっかりとを共同し

play24:58

てやっていただきたいなという風に私とし

play25:00

ては思っていますそうですねまデータを

play25:03

取って政策に生かしていくという動きも

play25:05

そうですし一方で現場はデータを取る以前

play25:08

のま必要だから何か場所を作るというよな

play25:10

活動も続けていくわけですねその白井智子

play25:13

さんの話先ほどからお伝えしています

play25:15

けれどもフリースクールにはとあの昔は

play25:17

反対運動があったんだという話もありまし

play25:19

たそこについてもさらに詳しく伺ってい

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ますお聞きくださいフリースクールを

play25:23

作ろうとすると昔は反対運動があったん

play25:26

ですかありましたうんはい私も住民住民

play25:31

投票までやっていただいたことありますよ

play25:32

へえはい半フリースクール反対って反対決

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があって追い出されましたされる沖縄県の

play25:39

とある町でははいもうそれは

play25:43

19908年とかのことなんでもう前の

play25:46

はい20世紀の話になりますけどはいま

play25:48

ギリ20世紀ですけどその反対フリー

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スクール反対運動の反対理由というのは

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主にどんなものがあったんですかはい

play25:56

えっとね1番はそれはえっと最初に私が

play26:00

沖縄にフリースクール作った時はですね

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あのま全国からその不登校の子供たちがま

play26:05

量も作ったんで引っ越してくるとでもう

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その当時は不登校イコール不良っていう

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レッテルを払れてですねはい不良が退去し

play26:14

て沖縄に押し寄せてくるっていうんででま

play26:17

すごくやっぱりショックだったのはえその

play26:20

反対運動の中心にいらしたのが学校の先生

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方っていうところでしたねうんはい不良が

play26:26

やってくると地にはい影響があるからって

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いうことでそれで反対をされてっていう

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もう本当にちょっとやっぱり不登校って

play26:34

いうだけでもまさに人権認められてない

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みたいなそういう世界がはいもう20世紀

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にはありましたうんはいま当然それは1つ

play26:43

のまバイアスというか偏見でもあったしで

play26:47

も仮に例えば飛行にあの触れているような

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あの子供たちであれば教育しなくていいの

play26:52

だっていうような考え方もそれも非常に

play26:54

こう差別的な考えですよねはいそうですね

play26:57

本当にあの実際にその1999年に最初の

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フリースクールを開校してまそれこそ

play27:04

えっとま不良の子もやってきましたとうん

play27:08

まあの本当にえっとずっと引きこもってい

play27:11

てあの地域では居場所がない子たちもやっ

play27:15

てきましたとでもそこであの本当にそのま

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私は一切前歴も効かないまそれこそ不登校

play27:22

してましたかとか少年院に行ってました

play27:25

かって聞かれて気持ちいい子って1人もい

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ないんでねんうんにはれまもう回人

play27:30

リセットていうとでその子のまあ強みだっ

play27:34

たりとかいいところを見つけて伸ばすとま

play27:37

そういうところでこう役割をあの見つけて

play27:40

もらうっていうような活動をしてたら

play27:42

まあまあ本当に全員あのすごく成長したと

play27:46

いうかやっぱり

play27:48

あのよくなくなりよくなりたくないこて

play27:52

1人もいないんだなっていうことを子供

play27:54

たちに教えてもらいましたまただ自がない

play27:57

からうんその自分なんかほっといてくれと

play27:59

か関係ねえだろうとかっていうようなその

play28:01

反発の言葉をま吐いてしまうだけでですね

play28:04

本当はあのちゃんと自分が信頼してもらっ

play28:07

てまっすぐに自分のいいところを見つけて

play28:10

もらってであの本当にまとにかく全肯定し

play28:15

たっていうことですねま色々その行動の上

play28:18

であそれは修正しなきゃいけないよって

play28:20

あのあなた人として素晴らしいけどその

play28:23

行動はちょっとやめなきゃいけないよって

play28:25

ことはもちろん言いますけうんうんうん

play28:27

ただ人としてあのどういうことをしようが

play28:30

私はあなたの見方だしまあの100%何を

play28:34

しようがあの絶対に味方でい続けますと

play28:37

あなたのことを愛し続けますというような

play28:39

あのそういう関係性を作るとま必ず答えて

play28:43

くれるものだなっていうのは本当にあの

play28:46

教えてもらいましたま今ここからもう何年

play28:50

経つんだ10年近ですよねはいそうもう今

play28:53

えっとその当時の子供たちがみんな今私の

play28:57

あのスタッフをしてくれていたりとかはい

play29:00

あるいはま自分の経験を生かして教育委員

play29:03

会教育委員会とかであのすごく活躍をして

play29:06

いたりとかあのま自分の経験を生かして

play29:10

いわゆる教育とかえ福祉の世界で活躍し

play29:14

てる子供たちが多いですね本当にあの

play29:19

ちゃんと機会さえあればそれから自分が

play29:22

安心安全に育てる場所さえあればもう必ず

play29:26

あの子供たちは打てば響くんだなっていう

play29:29

のもうん信じてますはいはいえ白井智子

play29:33

さんのお話を聞いていただきましたえ

play29:35

フリースクールを作ろうとすると反対運動

play29:37

というものが各地であったのだという証言

play29:39

もいただきました中村さんこういった歴史

play29:42

合改めてフリースクールの役割なとどう

play29:44

いう風な感じになりますかそうですねあの

play29:47

やっぱり日本は学校に行かなければあの

play29:52

選択肢がないっていうのは本当に良くない

play29:54

と思うんですよね海外ですと例えばはい

play29:57

ホームスクーリングであるとか

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オルタナティブスクールと言って学校が

play30:00

うまくいかなかったら他に選択肢がある

play30:02

わけですよねはいだからやっぱり他に選択

play30:05

肢を作ってくっていうことをもっと積極的

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にやらなきゃいけない白井さんのお話を

play30:10

聞いてて改めて思いましたねうんそうし

play30:12

たら場所支援のあり方なんですけれども今

play30:15

はあの地域の行政などもま様々な支援の形

play30:18

を模索したり行ってるような自治体もあり

play30:20

ますこういった動きについては中村さん

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いかがですかそうですね私がよく象徴して

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いるのだと埼玉県の戸田市がはい

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ワーニングforオールというNPO団体

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にあの委託をしてまハイリスク過程への

play30:33

アウトリーチをしてでそしてその支援拠点

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への誘導っていうのをしてるんですよねな

play30:39

ので私はこうやって行政がですねその専門

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家を抱えているNPOと一緒に連携をして

play30:46

そのアウトリーチをすべきその対象者と

play30:49

いうのをデータできちんと特定をしながら

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必要に応じた支援をやってくっていうそう

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いうちょっと近代的なですねうんデタを

play30:57

生かしたその近代的な支援のあり方って

play31:00

いうのをもう少し広げていく必要があるん

play31:02

じゃないかなと思っていますうん先ほども

play31:05

あの中村さんが学校は教育だけの場じゃ

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なくて各家庭や各子供たちのま課題発見や

play31:11

え新しい何か支援につなげていく場所でも

play31:13

あるという指摘ありましたがそれを

play31:15

いわゆる第3の場所となるまフリー

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スクールやいろんなNPOが担う事例も

play31:19

あるということですかおっしゃる通りです

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ねあのそういうところは最近あのたくさん

play31:23

出てきています自治体の方はやはり

play31:25

人手不足でですねはいなかなかあの

play31:27

ちゃんと人を出せない児童相談所なんかも

play31:30

あの人手不足であるということが言われて

play31:32

いますがあの民間のNPOには専門家を

play31:35

抱えているところもたくさんありますし

play31:37

経験あるところもたくさんありますまこう

play31:39

いう風にですね制作のそのまセカンド

play31:42

トラックというかあのNPOに委託して

play31:44

くっていう形をですねもう少しあの広げて

play31:47

いければいいんではないでしょうかうんま

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セカンドトラック要はこの道しかないと

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いうか一本道ではなくて2つ目3つ目のま

play31:54

道などこう作っていく大事さということ

play31:56

ですかねおっしゃる通りですねうんこの

play31:59

セカンドトラック要はその2つ目以上のま

play32:02

2つ以上の道を作る際に最近だつとあの

play32:05

デジタルとかオンラインが着目されること

play32:07

多くありますこちらについては中村さん

play32:09

いかがですかそうですねこれは私が承知し

play32:11

ている取り組みですとですねNPO法人

play32:13

語りさんが今その経済産業省の未来の教室

play32:17

という実証事業の中でまオンラインを用い

play32:20

たあの不登校児童の支援というのをやって

play32:23

いますで先ほどもちょっとお話したんです

play32:25

けど自治体の方がやはりうん人手不足で

play32:27

ですね対面で子供たちを支援しようと思う

play32:30

とま例えば1日で車でえ5つの学校を回っ

play32:35

たらそれで終わりという風になってしまう

play32:37

ところがオンラインですとですね1人の

play32:39

支援員でま例えば1日に20個の学校と

play32:42

繋ぐことができるというような形でですね

play32:45

より多くの子供たちとコンタクトを取れる

play32:48

とでそういう風にコンタクトの回数をこう

play32:50

増やしていくことで信頼関係を築いてで

play32:54

その課題の発見っていうのをま早期にま行

play32:57

ていくというまそういうシェア型のオン

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ライン教育支援センター事業っていうの

play33:01

語りさんがやっておられるわけですけれど

play33:03

も私これやはりあの非常に期待をしてい

play33:06

ます特に地方ですとですねやっぱり参観

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地域にあるとかですね学校と学校の距離が

play33:11

離れているっていうことになりますとあの

play33:14

なかなか支援の手が届きにくいという

play33:16

ところもありますですのでこういった動き

play33:18

に非常に期待してるところですねうんうん

play33:20

うんそうした様々なNPOが今努力あれ模

play33:24

をしているという中で先ほどからお話を

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伺って井さんはえ以前はあの様々な現場で

play33:30

フリースクールの活動されていらっしゃっ

play33:32

たわけですけれどもさらにそういったえ

play33:34

スマイルファクトリーなどの現場から今度

play33:36

離れてさらにNP法人新攻撃連盟という

play33:39

ところの代表理事になっていますでこの新

play33:42

公益連盟というのは社会課題解決を行う

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120団体ありが仮名して政策提言とか

play33:48

社会にこうなってほしいと発信を行ってる

play33:50

んですねどういった活動なのかさらに白井

play33:53

さんに伺いました今特にどういった政策提

play33:56

ななっているんですかそうですねまあの

play33:59

それこそ子供関連で言うとま教育機会加工

play34:03

法っていうあのそれまでねえ不登校って

play34:07

無視されてたんですけどちゃんとそういう

play34:10

不登校の子供たちのことも支えなきゃいけ

play34:12

ないし逆に国とか自治体が多様な子供たち

play34:16

に対して多様な教育の場所っていうのを

play34:19

作らなきゃいけないっていう法律がま

play34:21

やっと2016年にできたんですね

play34:24

うんうんなんですけど残念ながらあの全然

play34:28

これが浸透してないんですよはい現場に

play34:32

あのいや放置国家ですよねっていうぐらい

play34:35

に未だにその法律があることを学校の先生

play34:39

も教育委員会も知らないっていう方が圧倒

play34:44

的に多くてですねで未だにあのお前ら学校

play34:48

行かないともう将来ないぞとか内神展に

play34:51

響くぞとかま全くその行きたくても行け

play34:55

ない子に対してまん全く意味のない脅しを

play34:58

かけてますます信頼関係が崩れて学校に

play35:00

行けなくなるっていう無限ループが未だに

play35:03

発生してるんですねうんなんでやっぱり

play35:06

そういうあのいわゆるえっと法律だったり

play35:10

とかっていうのもまあのちょっと詳しい

play35:13

こと言うとやっぱり理念法なので浸透し

play35:15

ないんだなっていうことがよくわかりまし

play35:17

た全く予算がついてなくてただなんとかす

play35:20

べきだっていう努力義務しか書いてないの

play35:22

でまそうするとやっぱり放置されてしまう

play35:25

とその法律うんなんでちゃんと予算を

play35:27

つつけるとまちゃんとそれを予算消化どこ

play35:31

の地方でもしなきゃいけないっていうこと

play35:33

で色々制度が動き出すんですけれどまそう

play35:36

いった意味でちゃんと制度があの実効性が

play35:39

あるものちゃんと動くようなものにし

play35:41

なきゃいけないというようなところでじゃ

play35:43

その教育機械確方法もちゃんとえ修正して

play35:47

改正して

play35:48

えしっかりま実質的な法律にしていか

play35:52

なきゃいけないっていう活動をしていたい

play35:54

とかですねま色々もうあの例えば民預金と

play35:58

いうような制度も動き出してまいわゆる

play36:00

その銀行で眠っていたお金っていうのを

play36:03

社会的な活動に今使えるようになったので

play36:06

それが本当にあの有効に使われるように

play36:09

ちゃんとチェックをしていくっていう形

play36:11

だったりとかあの本当にま滝に渡るところ

play36:15

でま特にえ大とやっぱり民間とが本当にえ

play36:20

連携をしてうん特にえ弱い立場にある方々

play36:24

を支えていくというようなこができるよう

play36:27

にていうことがあのはい中心になりますね

play36:31

うん特にあの教育機会確法に関してはま

play36:34

議論されてるさ中でま色々右曲節があって

play36:37

今の形になったわけですけれども元々は

play36:40

あのフリースクールも義務教育として

play36:42

認めようとかまいろんな論点がこう

play36:44

たくさん盛り込まれていたんですが結構

play36:46

こうコンパクトになった面がありますよね

play36:49

はいはいすごいあのいい言葉をおっしゃい

play36:51

ますねありがとうございますあの特に私も

play36:54

本当にそのホを作るにはまあのロビングと

play36:58

言ってあの議員さんの間をですね国会議員

play37:02

会館回って色々ご説明させていただいてで

play37:05

やっぱりま当時は本当にフリースクールと

play37:08

言ってもあの玉石今光というかうん

play37:12

クリティにもかなりばらつきがあったので

play37:15

ま最初はあのフリースクール自体に席を

play37:18

移してまそうすると当然予算ってつくので

play37:20

ねその子の教育費っていうのはちゃんと

play37:23

その子の元に行くって形ができるので当は

play37:26

そういううんを目指してたんですけれども

play37:28

まやっぱりあのいわゆるカルト団体が

play37:30

フリースクール称して子供たちを囲い込む

play37:33

というような事例もあったりとかいう

play37:35

ところでまだそれは時期上層だということ

play37:37

になってまそういう実質的な部分っていう

play37:40

のはま枝を削ぎ落とすことでなんとか成立

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させることができたっていう形だったん

play37:46

ですね本当にま枝を削ぎ落とした結果が

play37:49

もう本当に理念だけになってしまってあの

play37:52

私もそうやってロビングしながらもう最後

play37:55

なんかえこれって法律として成立させる

play37:58

意味ってあるんだろうかぐらいまで思う

play38:00

ようになっちゃったんですけどまただ

play38:01

やっぱりえっと成立してみたらですね理念

play38:05

法とはいえぱ法律ってメッセージだなって

play38:08

いうのもすごく思いましたそれまでま特に

play38:11

そのスマイルファクトリーに通っているお

play38:13

子さんたちだったりとか親子さんたちだっ

play38:15

たりとか本当にそのあのどうしてもその

play38:18

社会的なこう目っていうのが気になると

play38:22

いうところですごくその自己肯定感が低い

play38:25

状態だっったのがはいあやっと国がま

play38:28

要するに多様な子供たちに対して適し教育

play38:31

をあの供給できてなかったんだってことま

play38:34

国が認めたっていうことですよねいう

play38:37

ところですごくもう目に見えて子供も親も

play38:41

元気になったんですよね堂々とあのする

play38:44

ようになったっていうところでまやっぱり

play38:46

すごく法律ってメッセージだなって思い

play38:49

ましたしま同時にまだからこそ本当にあの

play38:53

またそれをやってみてまたあの実際そう

play38:56

やって法律ができた結果やっぱりフリー

play38:58

スクールのあの質も非常に向上したという

play39:01

のもありますし学校との連携っていうのも

play39:04

進んだっっていうのがもこのあの5年余り

play39:07

の間にもうかなり実績は出てますのでで

play39:11

あればまちゃんと実質にあった形にまた

play39:13

法律を変えていくっていうようなことて

play39:16

いうのが必要なんだろうと思っています

play39:18

うん特にま不登校の子供たちあるいはそれ

play39:21

までその未修学だったま外国人の子供たち

play39:24

にも当然教育の権利があるだはいと強くっ

play39:27

た理念法というのはま日本の法大の中では

play39:29

とても新しいというか重要なものだったの

play39:32

でまそうしたようなその様々な制度も現場

play39:35

の声を組み上げながらこれからまどうすれ

play39:37

ば改正になるのかということも進めていき

play39:40

たいわけですねおっしゃる通りですでま

play39:43

あの今まではやっぱりNPOがえまそう

play39:46

いう自分たちの実績っていうのをこう法律

play39:48

にしてほしいとかシステムに生かしてほし

play39:51

いっていうのをずっと言っていった立場

play39:52

だったんですけれどもちょっと今また風が

play39:56

うん変わってきていてですねま例えば前の

play39:59

菅内閣で孤独孤立対策っていうのが重要

play40:02

ですというようなことになりましたとあの

play40:05

ま特にコロナでですねやっぱり孤独孤立の

play40:08

状態になってしまう人が増えてきていてと

play40:11

いうところでまそのための法律を作ったり

play40:14

とかあるいはえ大臣もまあの孤独孤立担当

play40:18

大臣というようなものをポストを作って

play40:21

そういう政策をこう推進してきますという

play40:23

ようなことをあの打ち立てたという時に

play40:25

ですねうんま例えば僚の方々もちょっと

play40:29

孤独孤立って言われても本当に何をどうし

play40:32

たらいいのかわからないというところで逆

play40:35

にそのえ官僚の方行政の方だったりとか

play40:38

あと政治家の方々もあの今までその孤独

play40:42

孤立対策っていうのをま意識せずともやっ

play40:44

てきたというNPOに対してですねあの話

play40:48

を聞かせてほしいとあの実際その最前線で

play40:51

人々を支えてきた方々にあのどうしたら

play40:55

そうそういう対策できるのかっていうこと

play40:57

を教えてほしいていうことで本当に来て

play40:59

くださるようになってですねま本当にその

play41:02

あの今までえ公民連携と言っていても

play41:06

やっぱりどうしても民間ってその行政の

play41:08

下受けみたいなそういう位置づけっていう

play41:11

のがま長いことあったんですけれどもはい

play41:13

今やっと本当にそこが一緒になって政策を

play41:17

考えていくとかあの法律を作っていくとか

play41:21

いうようなことが本当に大事ですねって

play41:23

いうことおそらく大の側でもの側でもあの

play41:27

すごく意識をし始めているタイミングか

play41:30

なっていうことを感じていますはいうん

play41:33

そうです

play41:33

ねはいえ白井智子さんのお話聞いて

play41:37

いただきましたまあの色々NPOの現場で

play41:39

活動するだけではなくてま社会の方を買い

play41:41

ないといけないよねっていう面もたくさん

play41:43

あるからそういた政策提言をしてるという

play41:46

話でしたで中村さんあのこうしたその

play41:48

NPOの活動の背景にもそしてえ公的な

play41:51

活動背景にも先ほどからあのずた中さんが

play41:55

いや東京期間は人手が少なくてっていう

play41:58

こと繰り返されるんですけどこれ人手を

play41:59

つつける予算がないというか教育予算の

play42:01

少なさもあると思うんですがそこはどう

play42:03

感じですかそうですねま根本的にきちんと

play42:07

その教育や福祉にもっとお金を張って

play42:10

もらいたいっていう気持ちはあるんです

play42:12

けれどもあの労働年齢人口があの減って

play42:15

いる我が国ではですね人手不足っってのは

play42:18

もう教育福祉の分野によらずもあちこちで

play42:21

起こってるわけですよね介護だったりま

play42:23

医療もそうですしまいろんなところで起っ

play42:25

てるはいでそういう風に考えると私は

play42:28

やっぱりもう少しその人手不足を解消

play42:31

できるような支援の必を上げていくための

play42:35

対策ってのも必要だなと思うんですよね

play42:37

はい例えばですけれどももっとしっかり

play42:40

データを使ってですね一体誰がその支援

play42:44

から取りこぼされてるのかとかどこに

play42:46

リソースが足りていないのかっていうこと

play42:48

をきちんとその特定をしてから支援を

play42:51

するっていうようなことをしないといけ

play42:53

ないわけですけれども今まだそのデうんが

play42:56

ないのでそういうこともわからないでなの

play42:58

でNPOがですねあのま様々な実証研究と

play43:02

いうなのもでいろんな取り組みをやって

play43:04

るっていうわけですけれどもまこれからは

play43:06

そうしたその実証の結果っていうのをです

play43:08

ね不省を超えてきちっと共有をしてま課題

play43:12

解決に向けてあのやっていかないといけ

play43:14

ないんじゃないかなという風に思います

play43:17

うんまた色々な現場とそれからあの研究者

play43:20

の方が共同してま実証をしようという風に

play43:23

言った時にどんなデータを取ればより

play43:24

進めるのかとかどこにどういった予算が

play43:27

必要なのかということをどう計算すれば

play43:28

いいのかこれも課題になりそうですが中村

play43:31

さんいかがでしょうかそうですね今私あの

play43:33

デジタル長の方で昨年の9月からデジタル

play43:36

エデュケーション統括という仕事をやって

play43:38

ましてそこではですねその行政が持ってる

play43:41

データっていうのを教育や福祉に関する

play43:44

データっていうのを連携してそういう子供

play43:47

たちをですねあの早期に特定しようという

play43:49

実証事業自治体さんと一緒にやってますま

play43:52

例えばなんですけれども経済困窮世帯の子

play43:55

うんたちがですねあの同時に不登校の課題

play43:58

を抱えてるとかあるいは発達障害の課題を

play44:01

抱えてるっていうようなことはあのよく見

play44:04

られていることなのであの例えば経済困窮

play44:07

と不登校みたいな感じでフラグがピンピ

play44:09

ンって立ったらですね正にソーシャル

play44:11

ワーカーの人が行ってその様子をお伺いし

play44:14

に行くだったりとかあるいはそのあの他の

play44:17

NPOの支援につぐっていうようなことが

play44:19

早期にできればあの問題の解決もあの早く

play44:23

できるんじゃないかなという風に考えて

play44:26

そうしたそのデータをフ活用したその教育

play44:29

やその福祉の支援っていうのをまやって

play44:32

るっていうところなんですよねうんそう

play44:34

するとそうしたデータとかいろんな状態を

play44:37

見極める力がま行政に出てくると窓口申請

play44:41

主義ではなくてあるその出張支援主義のの

play44:44

ことも可能にはなってくるということなん

play44:46

ですかおっしゃる通りですこういうので

play44:48

プッシュ型の支援とかアウトリーチなどと

play44:50

いう風に言っていてその支援をしてほしい

play44:53

という声を待つのではなくてうんの側から

play44:56

その支援をしていくっていうそういうこと

play44:59

がやっぱり大事なんですよねま数学期の

play45:01

子供や特に修学前の子供がですね自分が

play45:04

支援が必要だということを理解してそれを

play45:07

言語化して誰か他の人に伝えるなんてこと

play45:09

できるわけありませんからやはりその

play45:12

こちらからその困難の人たちをですね問題

play45:15

が起きる前に早期に捕まえに行って予防を

play45:18

するっていうことはこれから先その人手が

play45:22

足りない教育福祉の世界で非常に重要に

play45:25

なってくるとうん

play45:26

はいまたあの他にも例えば図書館児童館

play45:29

公園とか学童保育などなかなかデータに

play45:32

現れにくいけど居場所として機能してる

play45:34

場所おめぐる議論などについては中村さん

play45:37

今後どう注目されてますかそうですね公民

play45:39

館とかですねそういうのもまあのフル活用

play45:42

していくようにあのできればいいんじゃ

play45:44

ないかなという風に思いますねうんうんま

play45:47

そうした役割あのデータが取れてないから

play45:49

語れないことだけではなくて今ある現場の

play45:52

ニーズに対してま声を聞いていくことこう

play45:54

いったことは変わらず必要とななっていく

play45:56

わけですかはいおっしゃる通りだと思い

play45:58

ますなのでま声なき声をどうやって拾う

play46:01

かっていうこれが実はこのあの子供の支援

play46:06

の中で非常に重要なことなんだと思うん

play46:09

ですよねで先ほどもちょっと言ったんです

play46:11

けどもう1つ非常に重要な考え方はやはり

play46:14

予防ということだと思います問題が起こっ

play46:17

てから介入するよりも予防的な介入の方が

play46:20

本人にとっても行政にとってもコストが

play46:23

低くなるっていうそういう研究成果があり

play46:25

ます

play46:32

防的会をかけてくっていうこういう

play46:35

取り組みが大事だと思いますうんうんま

play46:38

そのためには繋がりとそしていろんな証言

play46:40

も必要となってきますね今日は事前

play46:43

インタビューでNPO法人新益連盟代表

play46:46

理事の白井智子さんそしてリモートで慶塾

play46:50

大学総合政策学部教授の中子さんにお話を

play46:54

伺いましたありがとうございましたり

play46:57

ありがとうございまし

play46:58

play47:04

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