【バベルの塔とは?】本当にあったの?神様が怒って壊した?なぜ?高くしすぎたから?ノアの方舟とも関係?そもそもどこに建っていた塔なの?【ブリューゲル1世】
Summary
TLDRこのビデオ脚本では、オランダ画家ピエール・ブリューゲルの「バベルの塔」について詳細に語られています。脚本は、ブリューゲルの作品とその背景にある旧約聖書の物語を掘り下げ、小学生の研究プロジェクトや時代の建築技術、さらには16世紀後半の宗教改革とオランダ独立戦争の影響についても触れています。また、脚本はアントワープの画家たちがこのテーマに何らかの批判的視点を持っていた可能性についても示唆しており、興味深い歴史的・文化的分析が提供されています。
Takeaways
- 🎨 スクリプトでは、オランダの画家ピエール・ブリューゲルの「バベルの塔」という作品について深く掘り下げた議論がされています。
- 🖼️ 「バベルの塔」はロッテルダムのボイマンス・ファン・ベルリン美術館にあり、別称で「バベル」と呼ばれている作品です。
- 🌐 スクリプトでは、小学生の研究プロジェクトが紹介され、バベルの塔に対する子供の視点が描かれています。
- 📚 旧約聖書の創世記からバベルの塔の物語が語され、神が人々の言葉を混乱させることで塔の建設を中断させたとされています。
- 🏛️ スクリプトでは、古代バビロニアの建築と文化がバベルの塔のイメージに影響を与えた可能性について触れられています。
- 🤔 スクリプトは、バベルの塔の物語に対する様々な解釈や見方、そしてその背後にある歴史的なコンテキストを探求しています。
- 🏗️ 16世紀の西洋絵画におけるバベルの塔の表現は、技術的进步とともに変化しており、螺旋階段などの特徴が明確になっています。
- 📖 スクリプトでは、特定の時代や地域、特にアントワープの画家たちがバベルの塔をどのように描いてきたかについて分析されています。
- 🔍 フィリピン2世の統治下のスペインとオランダの戦争が、アントワープの画家たちに与えた影響がバベルの塔の絵画に対する視点に反映されている可能性について触れられています。
- 👨🎨 ピエール・ブリューゲル1世の「バベルの塔」は、その正確さとレベルの高さから多くの画家に影響を与え、参照される作品となっています。
- 💬 スクリプト全体を通して、バベルの塔は人間の傲慢や集団的な愚かさ、そして神の懲罰を象徴する物語として語られています。
Q & A
脚本中提到的「やばい」作品とは何ですか?
-「やばい」作品とは、オランダの画家であるブリューゲル1世が描いた「バベルの塔」を指しています。
「バベルの塔」はどこに展示されていますか?
-「バベルの塔」はオランダのロッテルダムにあるボイマンス・ファン・ベルリン美術館に展示されています。
脚本で言及された「ダイバーベル」とは何ですか?
-「ダイバーベル」とは、ブリューゲル1世の「バベルの塔」の別の呼称であり、大きさや詳細な描写が特徴です。
脚本で触れられた「バベルの塔」のサイズは何ですか?
-「バベルの塔」のサイズは、114×155cmで、縦横半分の面積にすると60×74.5cmになります。
2017年に日本で展示された「バベルの塔」ポスターを見て、何を感じたと言われましたか?
-ポスターを見て、小さくても大きな作品だと感じたと言われています。
脚本で紹介された小学校6年生の自由研究は何について行われた研究ですか?
-それは「バベルの塔」についての研究で、小学生が建築に興味を持ち、徹底的に調べた結果を発表したものです。
「バベルの塔」についての研究で、何が素晴らしいと評価されましたか?
-研究では2枚の絵画の存在を知り、絵画の細かい部分まで上手く描写し、バビロニア時代まで遡った点が素晴らしいと評価されました。
脚本で触れた「バベルの塔」の物語は、どこの聖書に記載されていますか?
-「バベルの塔」の物語は旧約聖書の創世記に記載されています。
脚本で説明された「バベルの塔」の物語のポイントは何ですか?
-物語のポイントは、人々の傲慢さではなく、神様が人々の言葉をバラバラにすることで、彼らが力を合わせて悪を働くことを防いだ点にあります。
脚本で言及された「バベルの塔」の建築技術について、何が示唆されていますか?
-脚本では、レンガやアスファルトを使用した建築技術が示唆され、メソポタミアの建築技術との関連が指摘されています。
脚本で紹介された飛鳥さんの研究で、何が目的とされていますか?
-飛鳥さんの研究の目的は、「バベルの塔」について徹底的に調べ、コンクールでの発表を目指すことです。
Outlines
🎨 バベルの塔のアート作品と小学生の探究
この段落では、オランダのロッテルダムにあるボイマンス・ファン・ベルリン美術館に展示されているバベルの塔という作品について紹介されています。また、小学校6年生の自由研究が話題で、バベルの塔に興味を持ち、建築に情熱を燃やした小学生の探究活動が紹介されています。
📖 旧約聖書のバベルの塔物語と解釈
旧約聖書におけるバベルの塔の物語が説明され、人々が天に届く塔を建てることによって神が怒り、言葉をバラバラにすることで人々の集団を散らすとされる出来事が語られます。その背景には、傲慢や集団の力を超える行為に対する神の怒りが考えられますが、具体的な神の感情は聖書に明記されていません。
🛕 古代バビロニアのジグラットとバベルの塔
バビロニア時代のジグラット神殿とその影響について触れられ、バベルの塔のイメージ源として考えられている点が説明されています。また、ユダヤ古代史におけるバベルの塔の意味や、ノアの洪水後の人々の行動とその背景にあるトラウマが塔の建築の動機となっている可能性についても言及されています。
🏗️ 建築技術とバベルの塔の表現
1370年と1430年の絵画におけるバベルの塔の表現が比較され、その時代の建築技術や絵画技術の進歩が語られます。また、階段やウインチ、滑車などの技術の導入がどのように塔の建築に影響を与えたかについても説明されています。
🗝️ 螺旋階段の導入とバベルの塔のイメージの変化
16世紀のアントワープの画家たちがローマで学んだ建築技術をどのようにバベルの塔の絵画に取り入れ、その影響がどのように画家たちの作品に表れたかについて語られます。また、その時代のヨーロッパにおけるバベルの塔のイメージがどのように変化し、螺旋状の塔として描かれるようになったかについても触れられています。
🏛️ 宗教改革とバベルの塔の象徴
16世紀後半のオランダにおける宗教改革と80年戦争の背景が、アントワープの画家たちによるバベルの塔の絵画に対する象徴的な意義を探求します。カトリック教会の腐敗とプロテスタント画家たちの視点から、バベルの塔がローマの象徴として捉えられ、その意図的な表現が作品に反映された可能性について考察しています。
🖌️ アントワープの画家たちとバベルの塔の絵画
アントワープの画家たちがバベルの塔の絵画をどのように創作し、その中での独自の表現や技術的な正確さについて語られます。また、マルテンとルカス・ファルケンボルフ兄弟をはじめとする画家たちが、バベルの塔の絵画を多数描き、そのうちのいくつかの特徴的な作品が紹介されています。
🔍 バベルの塔の絵画における神の欠如と考察
16世紀後半から17世紀初頭にかけてアントワープで作られたバベルの塔の絵画において、神様が描かれていないという点が指摘され、その理由について考え探されます。また、その時代の絵画の中で神様がどう捉えられ、表現されたかについての考察が行われています。
Mindmap
Keywords
💡バベルの塔
💡ブリューゲル
💡創世記
💡建築技術
💡宗教改革
💡80年戦争
💡アスファルト
💡アントワープ
💡螺旋階段
💡プロテスタント
💡フィリピン2世
Highlights
今日のトピックはブリューゲルの「バベルの塔」という絵画作品に焦点を当てた議論です。
バベルの塔はオランダのロッテルダムにあるボイマンス・ファン・ベルリン美術館に所蔵されています。
作品のサイズは114×155cmで、縦横半分にされた1/4の面積に相当します。
2017年に日本で展示され、東京都美術館でポスターを見かけた際の衝撃について触れています。
小学校6年生の自由研究でバベルの塔についての素晴らしい研究が行われている旨が紹介されました。
研究者は小学校1年生時にバベルの塔を見て建築に興味を持つきっかけとなったと語っています。
バベルの塔の絵画は2枚存在し、その1枚が日本に来日している旨が説明されています。
バベルの塔の物語は旧約聖書の創世記に由来し、神様による怒りと塔の破壊が描かれています。
バベルの塔の物語は人々の傲慢と神様による罰として解釈されることがありますが、聖書にそのような記述はない旨が指摘されています。
バベルの塔の絵画は、16世紀のアントワープの画家たちによって多数描かれ、その中でもブリューゲルの作品が特に優れている旨が評価されています。
アントワープの画家たちはローマでの修行を経て、バベルの塔の絵画に影響を受けています。
バベルの塔の絵画は、当時の宗教改革や政治的背景にも関連していると分析されています。
バベルの塔の建築構造や材料について、画家たちの知識と誤解が反映されている旨が議論されています。
バベルの塔の絵画における螺旋階段の描写は、実際には建築上不可能であることが指摘されています。
アントワープでのバベルの塔の絵画の多数の生産は、フィリピン2世の政治的圧力に関連している可能性がある旨が示唆されています。
多くの画家がバベルの塔を独自の解釈で描き、その多様性がある旨が強調されています。
バベルの塔の絵画における神様の姿が描かれていない点に疑問が投げかけられています。
飛鳥さんの研究は、バベルの塔に対する新たな視点を開くことができた旨が評価されています。
最終的に、バベルの塔の絵画は、時代の精神や画家たちの個人的な感情を反映していると結論づけています。
Transcripts
[音楽]
はい今日は何をやりましょうかねこれは
やばいですか何がやばいですか
すごい作品ですよちょっと引いているん
です聞いてるブリューゲル1世
[音楽]
違うパ
ターン
に来たからねもう1問あるんだよこちらが
オランダのロッテルダムのボイマンス
ファンベルリン美術館というところにある
やつで通称バベルと呼ばれるやつ
があるということなんだよこちらがその大
バベルこれはウィーンの美術師美術館に
ある作品なんだけれどもねダイバーベルっ
ていうぐらいでこっちが114×155だ
から1m14×1m55でこれは
ちょうど縦横半分で面積にした1/4
ぐらいなんだよ60×74.5これ
2017年に日本に来たんだけど東京都
美術館でその時見たポスターだけ見ます
ちっちゃいって驚く
も大きく見える作品なんでねこれ2枚あり
ますよこれもうどちらももう大傑作と言っ
ていい作品なんですけれども今日は
ブリュゲンの場面の塔のあれをしたいと
言ってたからさ俺ちょっとネットで見たら
さ面白いもん発見してさなんかさ
令和4年度
去年の調べる学習コンクール」っていうの
で
教育長所をとってた小学校6年生のこの
自由研究が素晴らしいんだよバベルの塔
って何だろうって
小学校明日香さんって人なんだけど
ちょっと個人情報だ
隠しておくけどこの飛鳥さんはだねなんと
小学校1年生の時に東京都美術館に来た
このバベルの塔を見たんだってそれが
きっかけに建築が大好きになっちゃったん
だって
それで私がね建築好きになるきっかけのね
このバベルの塔についてねコンクールを
きっかけに
徹底的に調べてみたいと思いますこの
研究を始めたんだけどさすごいんだよこれ
ものすごくちゃんとやってんだよちゃんと
ほら2枚あることも知ってるよ飛鳥さんは
絵も上手いしねもうバビロニアまで
遡って
絵も上手いんだよすごいんだよこれ
でちょっとさこれは俺たちもうかうかして
られないぞということでこんなちょっと
飛鳥さんを見習ってですね
我々もそもそもバベルの塔って何だよって
どっから始めてみたいと思うんですけども
[音楽]
売谷はバベルの塔ってどういう
認識何これどういう話
旧約聖書の話ですよね
[音楽]
で神様が
怒って
塔を
破壊する
してしまって
みんな死んでしまうみんな死んでしまうの
みんな死んでしまうの
話
あの一般的にはそんな感じで人間が5万人
も手に届くような高い塔を建てようとした
から神様が怒ってその塔を壊したみたいな
人間が喋れなくなるんじゃなかったでした
喋れなくなるの
[音楽]
バラバラにさせられちゃったってそうなん
だよ
ということですよねそれであのいろんな
ところに散らばったって話なんだけどこれ
さ
旧約聖書ではさ
創世記なんだけど
塔を壊されてないんだよ
と壊されてないんだよこれ
旧約の
創世記の11章がバベルの党なんだけど
この世界中は同じ言葉を使って同じように
話していたと東の方から移動してきた人々
は親鸞の地に平野を見つけそこに住み着い
た
彼らはレンガを作りそれはそれをよく
焼こうと話し合った石の代わりに2年賀を
漆喰の代わりにアスファルトを用いた彼ら
はさあ天まで届く塔のある街を建て有名に
なろうそして全治に散らされることのない
ようにしようと言った
主は下ってきて人の子らが建てた塔のある
この町を見て言われた
彼らは一つの民で皆一つの言葉を話して
いるからこのようなことをし始めたのだ
これでは彼らが何を企てても妨げることは
できない
我々は下って行って直ちに彼らの言葉を
混乱させ
互いの言葉が聞き分けられるようにして
しまおう
主は彼らをそこから全地に散らされたので
彼らはこの町の建設を辞めた
こういうわけでこの町の名はバベルと呼ば
れた主がそこで全地の言葉を
混乱カッコバラルさせまた主がそこから彼
らを全地に散らされたからであると
この話のポイントは皆さんが後から
思い出したように
傲慢で罰せられたというよりは
神様が人間の言葉をバラバラにしたって
いうところがポイントなんですよ実は
バベルの塔のポイントは一つのところで力
を合わせると
ろくなことをしないからっていうことなん
だけれどもね言ったようにその結果言葉が
通じなくなって
町の建設を辞めたから当は壊されてなくて
単に放置されてるんだよでこの話なんだろ
うっていうことなんだけどねで創世記って
紀元前の6世紀ぐらいいわゆるあの
バビロン捕囚の時代に
書かれたと言われてるんだよ
バビロン捕囚っていうのはイスラエルが
バビロニアのネブカドネダル2世に
侵略されてでバビロンに連れて行かれて
奴隷にさせられてた時代
イスラエルの歴史の中の苦難の時代と言わ
れるんだけれどもその時代の前後に書かれ
たと言われてるんだよだから多分バベルっ
ていうのはバビロンのことだろうとで通っ
ていうのは当時メソポタミア系メール系の
人たちがよく立ててた
ジグラットっていう神殿があるわけだよ
これ再現なんだけどバビロンにも
絵手紙暗記っていう
ジブラッドがあって今も遺跡で後しか残っ
てないんだけどこれがだいたい再現予想な
のねこんなある種のピラミッド的な神殿
これを立ててたとのシュメールの国家伝統
的にねこれイスラエルの
異教の神を祀る神殿じゃあこれがバベルの
塔のまあイメージ源になったのではないか
という風にも言われてるんだよねでさっき
聖書に東の方から来た人々ってあった
でしょそれはやっぱりバビロニアのこと
言ってるんじゃないかと石田ですか東の方
から来た人たちじゃない人々それから石の
代わりにレンガ漆喰の代わりに集まると
いう言葉があったでしょこのレンガと
アスファルトを使うっていうのは
メソポタミアの後方なんだってでユダヤ
イスラエルは石と漆喰なんだって
そういうこともあってこれはだから
バビロニアのことを言っとるんじゃないか
とでまぁそこでこう引っ掛けてこの
混乱っていうのがねバダルっていう言葉だ
から言葉を生み出したのがバベルになった
この飛鳥さんは何でバダルがバベルになる
んだって
ダジャレじゃないでしょうか
同じようなダジャレで和やかな人が多い
から名古屋になったというのがあります
みたいな
面白かったんだけどまあこの
ジグだとねこれがバビロニアのジグザット
がモデルになったんじゃないかと言われ
てるんだけれどもここでさ神様何を怒った
のかっていう話なんだよ
だからその点まで届く
党を立てた傲慢を
怒ったとは
聖書に書いてないんだよ
[音楽]
神様を主に何を怒ってるんだっていう話で
この話の肝はささっきも言ったように言葉
を通じなくしたっていうことなんだよ言葉
を通じなくしたこととそれからその結果
各地に散らばったっていうことなんだよね
でもう一回聖書を見ると
党を立てようって言う時にさあ天まで届く
等のある街を建て有名になろうそして全知
に散らされることのないようにしようって
言ってるだろうこの
民はだからこの
塔を建てた目的は町を発展させてそこに
集まって
あちこちに
散らばらされることのないようにしようと
で神様はそれはあかんって言って言葉を
乱して全地に散らばらせたんだよこの
旧約聖書の話を
読むとここで言ってるのはそういうことな
んだよそのみんなが集まる
街を作ってあちこちに行かないように
しようとしたことに対して神様が怒って
言葉を通じなくさせていろんなところに
散らばらせたっていうそれ考えると1か所
に集まることが悪いっていう
そうなると何がそれの何がいけない90が
罪と
でなるでしょでそこでなんだけどこの
バベルの塔の話の前にあるのはノアの洪水
なんだよ
それこそ人類がふざけたことばっかりやっ
とるからつって
洪水で
滅ぼしたわけやないその時にノアの一族と
動物たちだけを助けて
箱舟で
助けたわけでねだからその後の世界にノア
の子孫たちのわけだよな1回洪水で全部
ノア以外は全部やられてるから
助かったの
助かったのはその後の神社はノアの子孫
っていう
その時に神様が洪水が
終わった後に運命をふえよ地に見てよって
いう有名な言葉を言うわけだよそれでまあ
その言葉に始まるいろいろこういうことを
しなさいこういうことをしなさいっていう
契約をノアと結ぶんだよお前たちがこれを
守ってる限り私は二度と洪水を起こさな
いって
いうわけだよでこの一箇所に集中しようっ
ていうのは地に見てよっていう神様の契約
に違反しとるんじゃないかと
神様人間を全地球に散らばらせようとした
のにこいつで集まって暮らそうとしてると
それがいかんのじゃないかと
だから言葉を見出してあちこち1日黙ら
せるようにしたんだと神様の意志は人間が
全知に散らばることがあるとそれに反抗し
て1か所にこんなところに住もうとしたの
が
遺憾のだという解釈が
一つの解釈解釈があるわけですよ
ちなみに明日香さんもその解釈をどっと
出よう
集まって下して何がいかんのやって思うか
もしれないけどこの聖書のあれを読んで
くる限りまあそういう解釈は成り立つんだ
よそうでなきゃこう散らされることのない
ようにしようとかって言ってさそれに対し
て神様が怒って言葉を生み出して全知に
散らしたんだからじゃあこの集まったこと
が悪いんじゃんっていうそういう
解釈が
成り立つわけですよ
聖書だけ読んでるとだから塔を建てた傲慢
とかどうこうっていうのは
あんまし関係ないんだよ
選手だけ読んでるとじゃあみんなが知っ
てるようなその天まで届いた回答を立てて
5万だみたいな話っていうのはどっから出
てきたんだっていう話じゃん
[音楽]
これがねまたあれなんですよあの
フラビウスヨセフのユダヤ古代史っていう
本なんですよ
これはあの紀元前1世紀95年ぐらいに
描かれた本なんだけどあれですよ新約聖書
には出てこないヘドディアの娘の名前が
佐渡めだっていうのが書いてあるのはこの
本なんですよ
サロメの名前の出店の本なんですよ
またお前かって感じなんですけどもこの
ユダヤコ大師によるとバベルの塔の意味
ずいぶん違っててまずこれを建てさせたの
はノアのひ孫なんだよノアのひ孫で
競争な体力を誇る月面日の寝ブローです
月面
津田の皮が厚い
俗にあの二室でと呼ばれる人なんねこの2
プロで嘔吐も呼ばれる俺がこの塔を建て
させたとで建てた
理由がねなぜこれはノアのひ孫だろう
洪水が来ても
溺れないように高い
塔を建てたっていうことになってるんだよ
先祖のトラウマが先祖のトラウマででだ
からアスファルトを使ったのも水に強い
からだっていう
解釈なんで漆喰より
洪水が来てもね届かないと作ってね神に
復讐するのだって言ってるだけに無料でが
なかなか神様が怒ったと
だからこのユダヤコ大臣の解釈は1箇所に
集まったことが行われてるんじゃないんだ
よやっぱ高いとを立てて
洪水に対抗そのような神様水届かねえ
ぞって言おうとしたっていうことがで怒ら
れてるんだよそれでまあ巫女の予言の言葉
を借りてねだから神様はこの塔を風を
吹き付けて倒したと
神様がどう倒したっていうのはここで出て
くるんだよ
聖書ではない
聖書ではないんだよそれでまあ言葉を
生み出して言葉を通じなくさせたのは
散らばらせるためというよりもこういう
不遜な行いができなくするようにそうし
たっていう
我々が現在知っている通説っていうのは
旧約聖書創世記者よりも
むしろこのユダヤ子大臣の言ってるわけだ
よそしてそれは我々だけじゃなくても
ブリューゲルの時代にはそういう考えに
みんな
場面の塔といえばそういうもんとして考え
ていたということなんでねだからこの大
バベルの方のここにいるのは二室出なんだ
よ
[音楽]
の一行がここにいるんだよ
バベルの塔の上には普通は大概この2部の
女王の一行が書かれるんだよこの人が建て
させたんだよ
このユダヤコ大地で言われてるで洪水に
なっても使わないんでここ
ねそういう話なんですよでそれは分かった
んだけど
通って別にみんな丸くねえじゃん
ジグだったって四角いじゃないで四角い塔
だっていっぱいあるじゃないですか
資格が立てやすいですわねだからやっぱ
西洋絵画でも
古くはねバベルの通って
四角い塔が書かれてたんですよ
これ
[音楽]
こちらこれで古そう
これはね
1370年だねドイツで書かれた世界年代
記っていうのに出てくる絵なんだけれども
狭いだろう
どうやってどこに階段があるんだろう
みたいなはしごでも一人登るのがやっとだ
3人もここにいるんだよちょっと
窮屈です
大変だよこれで当時としてはこれで
12345
階建てでも十分高いんだよ
でこれねバベルの東海があってバベルがと
呼ぼうかこのバベルがあってこの時代から
ずっとなんだけどそういう聖書の物語を書
くっていうことと同時にその時々の建築
技術を書く
絵なんだよ
なんかね面白いんだよその
頃石どうやって釣り上げてたのかとか
わかるんだよねこの子はもう基本的にも
人力なんだよね
もうこの
で上げられる以上の石はあげられないって
ことだよねこっちでほらしっくり寝てて
みたいなこっちで石切っててみたいなだ
から
四角い塔なんですよ
神様見て怒っている
ね
1370年ぐらいでこれよりちょっと後に
書かれた絵で今度はね1430年の
フランスで書かれたベッドフォード工の
自動書っていうのがあるんだけれどもそれ
に出てくるバベルの塔こんな感じですよ
やっぱり四角い
自動車自動車ってアワーっていう英語で
言うとアワーとかアワーブックとかアワー
ズっていうやつで1日のどういう時間に
どういうお祈りをするかっていうのが入っ
たまあそのお祈りの文句が入った本なんだ
けどこういう綺麗な挿絵で金持ちは
ものすごいこのきれいな挿絵で語った豪華
な自動車を
持ってるもんなんだよ
お祈りのための本なんだけどもうほとんど
アクセサリーというか
財産としてのベリー校の意図も華麗な児島
っていうのが
いとも華麗なっていうぐらいだからいとも
華麗なやつとかあるんだよこれはベッド
ほどこの自動車なんだけどそれに出てくる
場面の塔なんだけどこれねウインチと滑車
が導入されて
ほらこれでもう神様怒って天使たち使わし
て
崩しにかかってるから落ちてんだよ上の
下の方全然そんなの知らないで一生懸命
ベンチで仕上げてるんだけどねこのわずか
60年ぐらいの間でちょっと多少技術が
ウインチと会社が導入されたとかってある
んだけどあとポイントはこの
螺旋階段なんだよね
それで
ブリューゲルの方でも一応打線なんだよ
バベルの塔といえば螺旋みたいなイメージ
確かにあるでしょだけどこれ見てわかる
ようにかなってまだ唖然である必要はない
んで今日は
じゃあいつどうして場面の塔は
螺旋の塔として描かれるようになったかっ
ていうとこれは結構いろんなところに出て
くるんだけれどもイラクのねマルイアミナ
レットっていうのがあるんだよミナレッ
トってあのイスラムのモスクについてる党
のことねあのハギアソフィアなんかでも
こんな鉛筆みたいないっぱい立ってる
じゃんいろんな形の塔があるんだよその中
でこの丸井屋モスクの皆でとってのはこれ
なんだよ
[音楽]
でしばしばこれがバベルの塔のモデルって
言って
解説されてるんだよここがモスクなんだ
けどねモスクの前にボーンと立ってんだ
けどこれが新型のバベルの塔の
原型だって言われて飛鳥さんもそう書い
てるんですけどこれはねだけど実は怪しい
よ
[音楽]
まあこれで9世紀ぐらいにはできているん
だけれどもこれの情報がそのヨーロッパに
伝わっているという確証ないんだよね
の形とかそれがなぜ十字軍もここまで行っ
てないしね
[音楽]
バグダッドのちょっと北なんでこれ
さん建築的にはさっきの13世紀の
四角よりこっちの方が難しそうに見える
技術全然上ですから
全然全然
比べ物にならないぐらい上ですからこの
当時は
ありますよでもこれを
ヨーロッパの人たちが知ってたという確証
ないんだよね
確証ないしいや別にね
螺旋で書くのにねこれ見てもわかるように
事を登ってくっていうの考えた時当の中の
階段って大概螺旋になってるからそれが外
に回ってくるっていうのはこれ普通自然な
考えとして出てくるんじゃないのという気
はするんですよで
ブリューゲルのこれに限って言えばねこの
螺旋動向っていうことよりも螺旋自体はだ
からもう普通にあると考えとしてじゃあ
なんで丸くなったのかっていう話なんだ
けどそれはこれじゃなくて
こっちですよと
ローマの殺すよ一応それはあすかさんも
これとこれからこうなりましたって
書いてるんだけどこれこっちはいらないと
思うね
いやこっちこっちはだって
証拠ないんだもんこれとこれでもこれに
なるも
んこれをどうやって高くしていこうかなっ
てなった時に当然こう打線にしてくって
いう発想は出てくると思うんですよこれね
見てるブリューゲル1世は
1551年から54年
頃までイタリアに今修行に行ってたという
これはまあだいたい確定なんでちょっと
時期は前後あるけどそれでまあ当然
ローマで見てるんですよ
で帰ってきてからまたローマの風景って
いうのが
ベルギーオランダで人気だからそれは版画
にして
版画がよく売れたんだよねで
版画でも
書いてるわけですよ
コックっていう
刃元が出版社なまいてみればあるんだけど
ブリューゲルがあの若い頃よく仕事して
ここの刃元であのボスの
偽物とか書いてたんでそうなんですだから
この
ブリューゲルはよく知ってるんだよ
これなんか見るとこの建築方式は殺せよと
同じなんだよ
後でまたなんか見てみるとわかるんだけど
ねでこの時代の
ブリューゲルたちネーデルナントの画家の
多くはやっぱり
ローマに
絵の修行に行ってるんだよ多くはやっぱ
これを見てあの帰ってきてこんなの書い
たりしてるんでブリューゲルだけじゃない
んだよ
でこういう形の場面の塔が西洋絵画でいつ
出てくるかっていうとまさにこの時代なん
だよ
ブリューゲルの時代なんだよでしかも
圧倒的に
ブリューゲルがいたアントワープに集中し
てんのもうほとんどアントワープの画家な
んだよ
ネットでもバベルのとタワーオブ場面に
ペインティングとかなんかそんなんで
検索してみ出てくるへの作者ってほとんど
が8割9割方が16世紀後半から17世紀
前半にかけてのアントワープにいたことの
ある画家
なんだよね彼らの多くは
ローマに行ってこれを見てるわけ
なく
影響が影響があるあるのとでそれがこの
時代のアントワープで
突如としてこのバベルの塔の映画もう本当
に短期間に爆発的にたくさん
描かれてる
秘密を解く
鍵があるのではないかと思うのですよ
[音楽]
でこの時代ってどういう時代でしたっけっ
て話なんだよこの1500年代後半その
頃のこのブリューゲルたちが生きた
ネーデルランド今のオランダベルギー
あたりはどこが支配してましたかって
スペインハプスブルク家の一応
領土だったわけだよでそこで
宗教改革が起きちゃったわけだろで特に
オランダとかはゴンゴンプロテスタントに
なっていったわけじゃんで1556年に
スペインでは誰が即位しましたか
これ答えられないと恥ずかしいよ
全然自信ないですがなじみのある人だよ
馴染みのある人だよ
そうだよ
そうだよ
これはまぐれですフィリピン2世が即位し
てで寝れるとけしからんが出るわけだよ
ちょっとあの新曲たち
懲らしめにはいかんっていうのが出てで
パルマ湖っていうのが送り込まれてで
1568年からいわゆる80年戦争って
いうのが始まるわけだよ
俗にオランダ独立戦争とも言われてるんだ
けれども
最終的にそのカトリック権はベルギーとし
て残ってでプロテインさんの件がオランダ
になってその分裂していくわけだけど大変
なことになってるわけだよ
激動の時代で中でも激戦地になったのが
アントウェルペンなんだよアントワープな
んだよ
重要な公安としながらでちょうどその
オランダ側の信憑性力とこのベルギー側の
カトリック勢力ではこう
接するぐらいの
位置にあるじゃんだからアントウェルペ
ンってさアントウェルペンっていうのは
そのオランダ語風の呼び方じゃんあの
あそこ行くとさあとフランス語でアンベル
スって書いてある両方あるよ
だから激戦地になったで1585年に
スペイン軍に陥落するんだよスペイン軍が
アントワープを陥落させてで
プロテスタントだった
画家の多くはその時に逃げてるの
でそういう
画家たちがまたこぞってこれを書いてるん
だよ
これはもう俺の
推測なんだけどみんな
ローマでこれを見てるだろうでまあすごい
なあとは思うわけだよすごいなとは思うし
どう待ってこんなとこだよみたいなこんな
版画も入れるわけだよだけどこの時代年齢
なんとかで行った特にプロテスタントの
画家たちから見ると当時のローマでは
腐りきってるわけだよもうルネサンスの
あれで
みんなお金ガンガン使ってってねもう
腐敗しきったカトリックの総本山なわけだ
よでそこの象徴的な建物がこれなんだよで
これはさ
異教時代のローマの建物じゃだからなんか
おごり高ぶって腐敗した
ローマの象徴でもあるわけだよそういう
見えたと思うんだよまさにこういうバベル
の塔やなって的に見えたんだよでその
カトリックの総本山を背景にした
フィリピン2世がパルマコを送り込んで
ゴンゴン来るわけじゃ
んだからこの
フェリペ2世とパルマコーワゴンニムの出
なんだよ
総本山ローマの
腐敗の象徴がこれなんだよ
[音楽]
あったんじゃないかと思うんでそうじゃ
なければ
納得できないほど本当に大量の
場面の塔がこの時代のアントワープに集中
して書かれてんの
[音楽]
だからブリュエルだけじゃないんだよ無
条件で実はこの2枚以外にもバーベル書い
たと言われてるんだけどももうそんな
どころじゃなくみんな書いてんだよ
[音楽]
多分ね一番たくさん書いたのがねマルテン
とルカスのねファルケンボルフ兄弟って
いうファンファルケン
暴力一族っていうのはネーデルランドの
画家の有名な一族なんだけどそれの
マルテットルカスっていう兄弟がいて
アントワープ陥落した後ドイツに逃げた人
なんだけどいやただたくさん書いて
兄弟で特にお兄さんの中でこっち弟の方
弟を抜かすが書いたね
螺旋がよくわかるように
螺旋の入り口がはっきり書いてみました
みたい
なお兄さんの方の
作品マルテはね色んなバベルの塔書いてん
だよこれよく見るとここ
傾斜急すぎるだろう
ところほぼ直角に
垂直に
急すぎる
もうねどんどん
急なのを書いてってねついに
オーバーハングしてるんだよ
これ落ちるだろうここオーバーハングなっ
てるからねもうこれ建築家さんが見たら
生まれてはね
丸くなくてもいいよねっていう
のもありだよねって言ってますよ
言ってます
ねこの作品のねもう一つのポイントはね
ここでレンガ焼いてんだよね
[音楽]
レンが焼いてんだけどさ
漆喰なんだよね白くなってることがわかる
ようにでこの後もね全部漆喰なんだよでも
聖書にアスファルトって書いてあることは
みんな知ってるわけだよこの頃各国語聖書
も出てるから
多分年齢なんとの画家はアスファルト工法
を見たことがないんだよ
で年齢の半島の連中はイタリアの連中と
違ってレンガはよく知ってるわけだよ
オランダの建物見た方がレンガじゃん
みんな西ないからあっちの手打ちで
レンガには詳しいんだけどアスファルトに
は詳しくないんだよレンガで漆喰っていう
方がよく知ってる高校で書いてるんだよね
みんなねこれでパルケンボルフ
兄弟ね
あとね次ぐらいに多いのがね
ヘンドリックファンクェ3世っていう
画家なんだよこれもあのクレフ一族この頃
の
値段のがかかってだいたい一族で代々ガガ
だからね
職人的
職人の家が家からこれ面白いなここにこう
ジグザット的な導入会だが
丸くしましたみたいな
ファンクレール賛成でファンクラブ3世は
ね資格とが丸とかみんな言ってるけど両方
あったっていいじゃないか下が四角で上が
丸くてもいいじゃないか
もう行くが
みんなクレフェの絵はねこの資格と丸が
組み合わせるのが多いので手前のねこの道
がねだいたいてこのクロスしてこれで構図
作ってるっていうのが一族の特徴ですけど
ねこんな人もいますよっていうことですよ
ね他にもまあいっぱいこれは様子どもん
ペールっていう人の
書いた場面の塔なんだけどこれは
塔いっぱい建ってんだよ
子供通って
メインの塔に対して手前の方にもう
いっぱい立っちゃってるよみたいな
SFみたいな
これが様子どもんペールそれから
アベルグリーマーこれちょっと
ブリューゲルたちよりは20年ぐらい後の
世代なんだけども
アベルグにもこれはなんか
螺旋が急だよ
わかるか言ってる意味
螺旋が9人間がんの網で登れる角度って
こんなもんだろうこの
角度はきつい
ぞいろいろ矛盾の多い家だよこれはそう
やって見るとね
ブリューゲルの声がいかに正確かっていう
のが
際立つんだよね建築学的にも
伊達にこの飛鳥さんがこれを見て建築好き
になったわけじゃないんだよ
[音楽]
今までのところで何かお気づきじゃない
ですか
かつてのこの素朴だった時代のこの2枚に
比べてですねこの
16世紀17世紀初頭のアントワープで
書かれたバベルの塔には何かないものが
ないですか
[音楽]
これフィリピン2000円の
批判してるんだったら神様に怒られてた方
がいいんじゃないのと思うんだけど不思議
に神様に
答えてるのがないんだよ
と思って俺一生懸命探したら1個だけあっ
たんだよこれハウスボールっていうやつの
上で一応なんとなく雷が
一応ちょっと落ちてるっぽいんだよ
壊れてもいないんだよ
これが
特徴なんですよねでもこうやって見ていく
とまだ繰り返しになるけれどもこの16
世紀後半から17世紀初頭のアントワープ
で
鬼のように量産された一連のバベル化の中
でもやっぱり
ブリューゲンの場面の塔っていうのは
やっぱり
軍を抜いてね
レベルが高いんだよだから多くの画家は
やっぱりこれを参考にしてるっていう
ぐらいよくできてんだよこれで
ちょっとどうすごいのかを見ていこうと
思うんだけどもちょっと長くなったねここ
で
ちょっと一息入れさせてくれ
[音楽]
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