【灼熱】なぜ太陽は酸素がほとんど無い宇宙で46億年燃え続けられるの?

宇宙の語り部 ゆめちゃんねる
8 Apr 202424:23

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、太陽がなぜ燃え尽きずに輝いているのかという科学的な仕組みを探求します。太陽は核融合反応により、膨大な熱と光を放出し、地球をはじめとした太陽系の生命を育み続けています。太陽の内部では、水素がヘリウムに変換され、その過程で質量が失われますが、太陽の巨大な質量により、まだ長い間輝き続けることができます。しかし、太陽も最終的には水素を使い果たし、赤色巨星へと変化し、最終的には惑星状星雲を形成し、白矮星へと進化すると言われています。

Takeaways

  • 🌞 太陽は約46億年間、地球を育む光と熱を絶やさずに提供してきました。
  • 🔥 太陽の内部で起こる核融合反応は、水素がヘリウムに変換され、膨大な熱と光を生み出しています。
  • 🌡️ 太陽の表面温度は約6000°で、中心部分は約1500万度と非常に高いです。
  • 🚀 太陽は太陽系の中心に位置しており、半径は地球の約109倍、質量は33.3倍の巨大な天体です。
  • 🌌 太陽は核融合によって自ら光を発しており、他の恒星も同様の仕組みで輝いています。
  • 🔬 太陽は実際に燃えているわけではなく、核融合反応によるエネルギー生成が原因で燃えているように見えると言われています。
  • ⚛️ 核融合反応は原子の質量の軽減に起因しており、E=mc²の原理によりエネルギーが放出されています。
  • 🌐 太陽は主に水素で構成されており、内部で核融合が起こることで毎秒400万から600万トンの質量が失われています。
  • 🌀 太陽風は太陽から放出される電気を含んだ粒子のガス(プラズマ)であり、地球にも影響を与えることがあります。
  • 📉 太陽は現在約477億歳であり、主計劣性として約100億年間は活動を続けると予想されています。
  • 🌑 太陽が赤色巨星に変化し始めると、膨張し地球に影響を与える可能性がありますが、これは約50億年後の出来事です。

Q & A

  • 太陽がなぜ燃え尽きずに輝いているのか科学的な理由は何ですか?

    -太陽は内部で核融合反応が起こっており、水素がヘリウムに変換される過程で放出されるエネルギーがその輝きを維持しています。

  • 太陽の半径は地球の約何倍ですか?

    -太陽の半径は地球の約109倍です。

  • 太陽の表面温度と中心部の温度は何度ですか?

    -太陽の表面温度は約5700°C(600°は誤り)で、中心部は約1500万度です。

  • 太陽が持続的に光と熱を放出するメカニズムについて説明してください。

    -太陽は主に水素から成り、その内部で核融合反応が起こり、水素がヘリウムに変換されることで膨大な熱と光が生み出されます。

  • 太陽が燃えているという表現はなぜ一般的に使われていますか?

    -太陽は実際には燃えていないが、核融合反応によってエネルギーが放出される様子が燃えているように見えるため、比喩的に燃えていると表現されることがあります。

  • 核融合反応で生み出されるエネルギーの大きさの理由は何ですか?

    -核融合反応では、原子の質量の差がエネルギーに変換され、アインシュタインの質量エネルギー等価式E=mc²により、小さな質量の変化でも大きなエネルギーが生み出されるためです。

  • 太陽の内部で最も核融合反応が起こりやすい水素の種類は何ですか?

    -太陽内部で最も核融合反応が起こりやすいのは重水素や三重水素と呼ばれる、より重い水素です。

  • 太陽が1秒間に失う質量はどれくらいですか?

    -太陽は1秒間に約400万から600万トンの質量を失っています。

  • 太陽の現在の年齢と、主計劣性として活動できる期間はどれくらいですか?

    -太陽の現在の年齢は約47億歳であり、主計劣性としておよそ100億年間活動できると言われています。

  • 太陽が赤色巨星に変化し始めるまでの時間と、その後の変化について説明してください。

    -太陽が赤色巨星に変化し始めるまでには約50億から60億年後に、水素が使い果たされるとヘリウムが核融合反応を起こし、膨張を続けます。最終的には惑星状星雲となり、中心に残った部分は白色星となります。

  • 太陽の光が地球に与える影響が増すと、地球の未来はどうなるでしょう?

    -太陽の光が増すと、地球は徐々に熱くなり、約5億年後には海が完全に蒸発してしまう可能性があります。さらに太陽が赤色巨星に変化し始めると、地球は引き寄せられ、最終的には太陽の一部になる可能性があります。

Outlines

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🌞 太陽の輝きと核融合反応

太陽は地球をはじめとする太陽系の天体に光と熱を提供する重要な存在です。太陽は内部で核融合反応を起こし、水素がヘリウムに融合することで膨大な熱と光を生み出しています。太陽の表面温度は約6000°で、中心部は1500万度に達するほど高温です。太陽は地球の約109倍の半径と33.3倍の質量を持つ巨大な天体であり、太陽系の中心に位置しています。

05:04

🔬 太陽内部の核融合とエネルギーの生成

太陽内部では、重水素や三重水素が核融合反応を通じてヘリウムと中性子に変換され、質量の軽減に伴いエネルギーが放出されます。このプロセスはアインシュタインの質量エネルギー等価式E=mc²によって説明され、太陽が持続的に光と熱を放出するメカニズムを説明しています。太陽の内部では1秒間に800kmの速度で原子が飛び回り、膨大なエネルギーを生み出しています。

10:04

🌌 太陽の質量損失と太陽風

太陽は核融合反応と太陽風の影響で質量を徐々に失っていますが、その量は全体に対する比率が非常に小さいため、太陽はまだ長い間核融合反応を続けることができます。太陽風は太陽から放出される電気を含んだ粒子のガスであり、太陽の質量損失に寄与しています。太陽風は人工衛星や無線通信に影響を与えることがあると共に、オーロラの発生にも関与しています。

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📈 太陽の年齢と未来の変化

太陽は現在約47億歳であり、主計劣性と呼ばれる星の進化の段階にあります。太陽は約50億年前に誕生し、現在では安定した状態でエネルギーを生成しています。将来的には太陽は水素が不足し、核融合反応を続けることができなくなり、赤色巨星へと変化し始めます。その後、惑星間成運と呼ばれる状態を経て、最終的には超新星爆発を起こし、ガスとチの姿に戻ることが予想されています。

20:09

🌍 地球の未来と太陽との関係

太陽が老化し始めると、地球にも大きな影響が及びます。太陽の光の強度が増加すると、地球は徐々に熱くなり、生命が住むことが困難な環境となる可能性があります。さらに、太陽が赤色巨星へと変化すると、地球はその膨張によって引き寄せられ、最終的には太陽の一部となる可能性があります。太陽の光と熱の恩恵に感謝する一方、地球の未来についても深く考えることが求められます。

Mindmap

Keywords

💡太陽

太陽は太陽系の中心に位置する巨大な天体で、地球をはじめとする惑星に光と熱を与えている。このビデオでは、太陽がなぜ燃え尽きずに持続的に光と熱を放出できるのかを探求しており、太陽の核融合反応がその理由であると説明しています。

💡核融合反応

核融合反応とは、原子核が融合し新しい原子核を形成する過程で、太陽の内部で起こる現象です。太陽の中心部で水素の原子核が融合し、ヘリウムの原子核とエネルギーを放出します。このビデオでは、太陽が持続的に光と熱を放出するメカニズムとして核融合反応が取り上げられています。

💡質量損失

太陽は核融合反応によって毎秒400万から600万トンの質量を失っていますが、それでも太陽は非常に大きな質量を持っているため、非常に長い期間、エネルギーを生成し続けることができます。ビデオでは、太陽の質量損失がどのように太陽の未来に影響を与えるかについて説明しています。

💡太陽風

太陽風とは、太陽から放出される電荷を帯びた粒子のガス(プラズマ)の流れであり、太陽の質量損失の一因です。ビデオでは、太陽風が地球に与える影響や、オーロラの発生に寄与するなど、太陽風の性質と影響について触れています。

💡主序星

太陽は現在主序星と呼ばれる状態で、核融合反応によって自ら光と熱を発している星です。ビデオでは、太陽が主序星としてどれくらいの期間活動できるか、またその後の変化について説明しています。

💡赤色巨星

赤色巨星は、太陽が将来迎えるとされる星の進化の段階で、内部で水素が使い果たされ、外層が膨張し表面温度が低下する状態です。ビデオでは、太陽が赤色巨星に変化する過程と、それが地球に与える影響について述べています。

💡惑星状星雲

惑星状星雲は、恒星が終焉を迎えた際に起こる現象で、恒星の外層が宇宙空間に放出され、中心には白矮星が残る状態を指します。ビデオでは、太陽が惑星状星雲を形成する過程について触れています。

💡超新星爆発

超新星爆発は、恒星が寿命を終えた際に起こる大規模な爆発現象で、恒星の残骸がガスや塵の形に散布されると同時に、エネルギーを放出します。ビデオでは、太陽が超新星爆発を起こすことが想定されるプロセスについて説明しています。

💡アインシュタインの質量エネルギー等価式

アインシュタインの質量エネルギー等価式 (E=mc^2) は、質量がエネルギーに変換される際の関係式であり、太陽の核融合反応で放出されるエネルギーの巨大さを説明するのに使われています。ビデオでは、この公式が太陽内部でのエネルギー生成を数学的に表す重要な役割を果たしていると述べています。

💡太陽の寿命

太陽の寿命は約100億年と言われており、現在太陽はその主序星の段階で、約50億年後には赤色巨星に変化し始めると予想されています。ビデオでは、太陽の寿命と、その変化が地球に与える影響について詳しく説明しています。

Highlights

太陽は燃え尽きない理由は科学的に解明された興味深い仕組みがある。

太陽は太陽系の中心に位置し、半径は地球の約109倍、質量は33.3倍。

太陽の表面温度は約6000°で、中心部は約1500万度。

太陽は内部で核融合反応が起こり、水素がヘリウムに変換され熱と光を生み出す。

太陽は古くから自然崇拝の一つとして、生命の源とされている。

太陽は燃えているわけではないが、核融合反応でエネルギーを生み出している。

核融合反応は原子の質量の違いからエネルギーが生まれる。

アインシュタインの質量エネルギー等価公式が核融合反応のエネルギー生成を説明している。

太陽内部で1秒間に800kmの速さで原子が衝突し、エネルギーが生成される。

太陽が1秒間に400万から600万tの質量を失うが、全体では小さな割合。

太陽風は太陽から吹き出す電気を含んだ粒子のガスで、地球にも影響を及ぼす。

太陽の年齢は約47億歳で、地球とほぼ同じ時期に誕生した。

太陽は主計劣性の状態で、およそ100億年間活動できると考えられている。

太陽が赤色巨星に変化するのは約50億から60億年後のことで、水素が不足するため。

太陽が赤色巨星に膨張し、最終的には惑星間成雲となり、中心に白色星となる。

地球は太陽が赤色巨星に変わるよりも前に、生命が住めなくなる。

太陽の光が地球に与える影響は、地球の環境が生命に適している理由。

太陽の輝きは1億年に1%ずつ増しており、地球は徐々に熱くなる。

Transcripts

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こんばんは夢

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ですあなたはなぜ太陽が燃え尽きないのか

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疑問に思ったことはありません

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か太陽が絶妙な光と熱を送り続けてくれて

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いるおかげで今この瞬間も私たちは生きて

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いられ

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ます地球が誕生してから46億年もの間

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太陽は1度も休むことなくを育む光と熱を

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与え続けてきまし

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たしかしそんな太陽が燃え尽きないのには

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科学的に解明された興味深い仕組みがある

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です今回は太陽が燃えつきない理由につい

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てお話ししていきたいと思い

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ますということでまずは太陽という天体に

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ついて紹介しますね

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太陽は太陽系の中心に位置する構成

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です半径は地球の約109

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倍質量は

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33.3倍でありとても巨大な天体

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ですそして太陽の表面温度は約600°と

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なっておりその中心部分はなんと約

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1500万度となってい

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ます太陽は表面と中心部で温度がかなり

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違うんです

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ねそんな太陽は地球をはめとした太陽系の

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天体に光と熱を与える重要な存在

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ですそのため地球では古くから自然崇拝の

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1つとして太陽を進行している地域も多い

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そうですまさに地球の生命の源とも言える

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太陽ですがなぜ強い光と熱を走っているの

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かご存知です

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かそれは太陽の内部で核融合反応が起こっ

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ているから

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です太陽はほとんどが水素などの期待で

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できたガスの塊であり水素が核融合反応を

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起こすことで膨大な熱と光を生み出して

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いるのです

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太陽の内部で何が起こっているのかもう

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少し詳しく見ていき

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ましょう核融合反応は水素の原子格が4つ

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融合することでヘリウムなどの原子核が

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作られること

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です太陽の中心部は鉄の20倍とも言わ

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れる密度がありそこでいくつもの水素の

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原子角が激しくぶつかり合うことで融合

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反応を起こし

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ますそしてその際に生まれたエネルギーが

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太陽を輝かせその熱と光がやがて地球にも

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届くんです

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ねこれが太陽が輝く仕組み

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ですちなみに太陽に限らず自ら光を発する

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構成は核融合反応によるエネルギーで輝い

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ているんです

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よそのエネルギーがあまりに大きく星その

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ものが燃えているように見えることから

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太陽の状態について燃えているという表現

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がされることもよくあります

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ねしかし科学的に言うと実は太陽は実際に

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燃えているわけではありません燃えると

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いうことはつまり燃焼するということ

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です燃焼は加年物と酸素天加減の3つの

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要素があることで成立する現象ですよ

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ね物体が酸化反応を起こすことで大きな熱

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と光を発するそれが燃焼という現象なの

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ですしかし太陽には酸素がなく核融合反応

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によってエネルギーを生み出してい

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ます太陽中心部は非常に密度が高ため爆発

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的なエネルギーを生み出すことができるの

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ですその様子が差ながら燃えているように

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見えることから太陽が燃えているという比

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的な表現も一般的になったんです

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ねでは核融合反応によってとても大きな

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エネルギーが生まれるのはなぜなの

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でしょう

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か太陽はとても大きな構成ですがや

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ヘリウムなどはとても小さな存在ですよ

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ね核融合反応によってエネルギーが

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生まれる理由はつり核融合前と核融合後の

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原子の質量に差が生まれるから

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ですつまり核融合反応を起こして軽くなっ

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た質量の分だけエネルギーが発生し

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ますここであれ水素って1番軽い元素の

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はずではと思った方も多いのではない

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でしょう

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か太陽内部で最も核融合反応が起こり

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やすいのは重水素や3重水素と呼ばれる

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重い水素なの

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です普通の水素と重水素の違いは陽子と

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中性子の数

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ですまず普通の水素ですがこれは原子角に

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用紙がが1つだけ存在する状態

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です一方の重水素は原子角に容子と中性子

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が1つずつ存在し

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ますそして三重水素は原子角に要子が1つ

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と中性子が2つとなっているの

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ですその重水素や三重水素がぶつかって核

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融合反応を起こすことでヘリウムと中性子

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が生まれるということです

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ね10水素と30水素よりもヘリウムと

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中性子の方が軽いので軽くなった分が

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エネルギーに変換されるの

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ですわずかな質量でも多くのエネルギーを

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生み出すことはアインシュタインが発見し

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た公式でも明らかにされてい

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ますその公式がこちら

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ですこの公式のMは質量Cは光の速さEは

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エネルギーです

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ねつまりエネルギーは質量と光の速さの2

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乗をかけた数値になるということ

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ですCに当てはまるのは光の速さの定数で

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ある2億

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1997

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19万20SU約30万kmを指す数値

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ですね

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このとんでもない数値がさらに二乗される

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ことでMに当てはまる質量がとても小さい

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ものだったとしてもEがとても大きな数値

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となるの

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ですこの式で物質が消滅する時に膨大な

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エネルギーが発生するということがよく

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わかりました

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ね太陽内部では水素の原子が1秒間に

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800kmという速さで飛び回り原子同士

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が衝突することで常に膨大なエネルギーが

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生まれ続けてい

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ますそのエネルギー量は水素1Tで石油

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2000万Tを燃やした時と同等の

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エネルギーを生み出すと言われているの

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です太陽が生み出すエネルギーは私たちが

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想像しているよりもはるかに大きなものな

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んですね

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そしてそんな太陽が燃え続けていられるの

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はその質量とエネルギーのバランスの良さ

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が鍵となり

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ます先ほど太陽はほとんど期待でできた

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構成だということをお話ししました

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ね太陽を構成する原子のうち73%が水素

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とされてい

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ます太陽はほとんど水素でできている構成

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なのです

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そんな太陽内部では核融合反応が起きて光

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と熱が発生するたびに毎秒400万から

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600万t以上の質量が欠損していると

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言われてい

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ます太陽の表面で観測されるフレアや

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プロミネンスといった現象も核融合反応に

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よるエネルギーの放出の結果を来る現象な

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んですよ

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フレアは太陽の一部で起こった爆発による

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先行現象でプロミネンスは太陽コロナに

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存在する進行色の高温な期待のことです

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ねつまり太陽は私たちの知らぬ間に常に身

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を削って輝いていたの

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です太陽の質量が常に減り続けている

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なんてびっくりですよね

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では太陽はこのまま核融合反応を続けたら

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なくなってしまうのではないでしょう

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か太陽の水素が不足したら核融合反応は

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できなくなりますよ

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ねそのような心配はないのでしょう

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か結論から言うと確かに太陽はいずれ水素

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を失うことになり

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ますでも今はまだ大丈夫です

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それはなぜかと言うと太陽の内部全体で核

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融合反応が起きているわけではないから

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です太陽は全体が赤く燃え上がっている

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ように見えるため常に太陽の全体で核融合

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反応が起こっていると思いがちですが実は

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そうではありませ

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ん太陽はその質量のうちごくわずかな領域

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でエネルギーを作り出しています

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膨大なエネルギーを常に生み出し続けてい

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ますがそれも太陽の中ではごく一部の

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出来事なんです

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ねそんな太陽の質量は先ほども紹介した

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通り地球の

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33.3万倍もあり

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ますつまりまだまだ水素はなくなりませ

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んもし太陽がもっとエネルギーの生成率が

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高かったら

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もっと早くに水素が失われることとなって

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いた

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でしょうしかし太陽の質量が十分に大きい

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ため長期間安定してエネルギーを生成する

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ことができているのですとは言っても具体

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的に太陽の質量がどのくらい欠損している

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のか気になりますよ

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ね太陽が巨大な構成であるとはいえ1秒

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あたり400万から600万Tもの質量が

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失われているというのは私たち地球人から

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すると非常にスケールの大きな出来事の

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ように感じられ

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ますでも安心して

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ください太陽が1年で失う質量は全体の

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10兆分と言われてい

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ますたくさんの質量を失っていながらも

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割合で考えたらとても少ないものだったん

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です

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ね私たちが生きているうちに太陽から輝き

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が失われる可能性はほとんどなさそう

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ですしかし一方で確実に太陽は水素の割合

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を減らしつつあり逆にヘリウムの割合が

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増えていると考えられてい

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ますまた太陽が質量を損失する理由は核に

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よるものだけではありませ

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ん実は太陽風によっても質量が失われて

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いるん

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です太陽風というのは太陽から吹き出す

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電気を含んだ粒子のガスのことです

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ねつまりプラズマの流れのこと

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ですこの現象は太陽以外の構成でも

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ほとんどの星に見られ構成風と呼ばれ

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ますまた太陽風は私たち地球人にも時々

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影響をもたらし

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ます例えば大規模な太陽風が発生した場合

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人工衛生や無線通信などに障害が発生する

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ことがあるのは有名な話です

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ねあと寒い地域で見られる綺麗なオーロラ

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も実は太陽風によって作られるものなです

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よそんな太陽風は主に電子や用紙で構成さ

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れていてそのほとんどが水素イオン

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です太陽風の95%は水素イオンであり他

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はヘリウムや他のイオンや電子で構成され

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てい

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ます時速約150万から300万という

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ものすごいスピードで流れていると言われ

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これによって流出する質量は毎秒約

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150万Tとされてい

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ますこの太陽風による質量損失と核融合に

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よる損失を合わせるとおよそ6万Tの質量

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が失われているという計算になるのだそう

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です太陽の質量からするとビビたる量で

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あり寿命を大きく変えるものではありませ

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んがそれでも太陽が様々な現象によって

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質量放出をしていることは事実

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です太陽は年々わずかに質量をゆっくりと

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減らし続けているの

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ですでは太陽は今何歳であとどのくらい

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寿命があると考えられているのでしょう

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か太陽の年齢は現在約477億歳と言われ

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てい

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ます地球が約46億歳と推定されているの

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で太陽と地球は大体同じ時期に生まれた

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ことになります

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ねそして現在太陽は主計劣性と呼ばれる

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状態

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です主計劣性というのは星の進化の過程の

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1つ

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です今の太陽がどの状なのかを知るために

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太陽の誕生から現在までを見ていき

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ましょう太陽の原型が生まれたとされるの

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は今から約50億年前の出来事と言われて

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ます宇宙空間にガスや地が集まって円盤上

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になった渦が生まれたことが太陽誕生への

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第1歩

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ですそしてその中心に電子太陽と呼ばれる

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太陽の赤ちゃんが誕生しまし

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たやがて渦の中心に密度が増して温度が

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上がると核融合反応が起こり自ら光と熱を

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発する構成となったのですその後太陽は

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周りのガスを取り込みながらどんどん

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大きくなっていきまし

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たこうして現在太陽はは自ら光と熱を

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生み出す主計劣性と呼ばれる状態となった

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ですつまり現在の太陽の状態は人間で

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例えると働き盛りの大人といった感じ

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ですまさに現役バリバリの星なんです

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ねでは太陽は一体いつまで主計劣性として

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存在し続けることができるのでしょうか

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[音楽]

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推測ではおよそ100億年にわって主計

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劣性として活動できると言われてい

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ますこれからもかなり長い間太陽は現在の

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状態を維持できると考えられているんです

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ねそして太陽が赤色去勢に変化し始めるの

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は今から大体50億から60億年後のこと

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だと言われています

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[音楽]

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この頃になると太陽の内部で水素が使い

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果たされほとんどなくなると考えられて

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いるから

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です太陽を構成する多くが水素と言われて

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いますがその水素がなくなったらどうなる

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と思います

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か太陽の内部で水素がなくなったら中心部

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にはヘリウムが溜まりますそうなった場合

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今度はヘリウムが核融合反応を起こし

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始めると言われているの

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ですすると太陽は核融合反応によって

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大きく膨張すると言われてい

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ますこれが星の外層が膨張して表面の温度

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が下がる赤色去勢と呼ばれる状態ですね

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温度が下がることで赤く見えることから

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赤色去勢と呼ばれ

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ですでは太陽が極限まで膨張したら今度は

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どうなるのでしょう

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か極限まで膨張した太陽は核融合反応し

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なくなると言われてい

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ますさらに膨張を続けたことで表面の重力

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が弱まり周りの待機やガスを引き止める力

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もなくなり

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ますこのような状態になると太陽の周りに

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ある待機が宇宙空間に放出され太陽の周り

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を漂うようになるの

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ですこの状態を惑星上成運と呼び

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ますこうして中心に残った太陽は自ら輝く

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ことができない暗い星白色星となるんです

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ねそして白色星と貸した太陽は最後に発を

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起こしガスとチの姿に戻ると言われてい

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ますこれが超神性爆発と呼ばれる現象

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です宇宙空間に漂う星はガスと散りの状態

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から始まり再びガスと散りに戻るという

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ことなんです

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ねこうして太陽は星としての一生を終える

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と言われていますがあくまで予想なので

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本当にそうなるかは分かりませ

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んもしかしたら何か違う最後を迎えること

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になるかもしれません

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ねではもし太陽が普通の星として一緒を

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終えるとした場合私たちが暮らす地球には

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どんな影響があるのでしょう

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か少なくとも太陽が赤色去に変わる50億

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から60億年後までは人類も地球で暮らし

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続けることができそうですよ

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ねしかし実は地球は太陽が赤色去勢に

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変わるよりも前に生き物が住める環境では

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なくなると言われています一体なぜなの

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でしょう

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か太陽の寿命はおよそ100億年とされて

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いますがその間に性質が変化していくから

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です

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その影響で現在太陽は1億年に1%ずつ

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明るさを増していると言われてい

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ますすると地球がどうなるか想像できます

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か光が増ということは厚さが増ということ

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ですつまり地球は太陽の光によって

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どんどん熱くなり

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ますそして現在から約5億年後には地球は

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太陽からもたらされる強い光と熱によって

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海水が完全に蒸発してしまうと考えられて

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いるん

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です現在からたった5%ほど太陽の光が

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強くなっただけで海がひがんてしまう

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なんて恐ろしいです

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ねこうして地球は増していく太陽の熱に

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よって熱せられていきます

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さらに太陽が赤色去に変化し始める頃には

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膨張した太陽に地球が引き寄せられ

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飲み込まれてしまうと言われてい

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ます地球の最後は太陽の一部になって

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終わると予想されているんです

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ねさて今回はなぜ太陽は燃え尽きないのか

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というお話でし

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たは核融合反応によって輝き質量が大きい

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ために燃料を使い果たすことな光と熱を

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発し続けることができるんです

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ねしかしいずれは太陽も水素を失い星とし

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ての最後を迎えることになると考えられ

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ます地球はそれよりもずっと前に太陽の光

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の影響を受け生命が住めない星とすかも

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しれませ

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んこうして考えると今の地球を取り巻く

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環境は奇跡だと思いません

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か太陽の光があと少し強かったら地球は

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生命溢れる緑の星になれなかったかもしれ

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ませ

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ん太陽から受けられる光の恩恵に感謝です

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ねそれでは今日のお話はこれでおしまい

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ですまたあなたとお会いしたいので是非

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チャンネル登録してください

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ねいいねもいただけたら嬉しくて動画制作

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がはっちゃい

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ます皆さんが良い夢を見られることを願っ

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てい

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ますまた次のお話でお会いしましょうお

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やすみなさい

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