【未解決になりかけた事件】たった一つの嘘から始まった冤罪事件【八海事件】

世の中の闇
11 Sept 202011:54

Summary

TLDR1951年、山口県で金銭目的の強盗が冤罪事件に発展しました。吉岡昌は早川宅に侵入し夫婦を襲撃、17000円を奪いましたが、証拠を残して逮捕されました。吉岡は共犯者をでっちあげ、友人5人が逮捕されます。警察の強要により虚偽の自白をした彼らは有罪判決を受けましたが、真実を求める弁護士の尽力により、最終的に無罪が証明されました。この事件は日本の刑事司法の問題点を浮き彫りにしました。

Takeaways

  • 🗓️ 事件は1951年に山口県熊毛郡お坊村で起こり、吉岡昌が早川家を襲撃して金を奪った。
  • 💡 吉岡は金銭的困りから犯行を計画し、早川家をターゲットにした。
  • 😨 犯行の際、吉岡は緊張から焼酎を飲み、早川夫妻を襲撃した。
  • 👣 犯行現場には吉岡の指紋が残された焼酎瓶が発見され、捜査が開始された。
  • 🔍 捜査陣は単独犯ではなく複数犯による犯行と推測し、吉岡に共犯者を供述させるように迫った。
  • 🤥 吉岡は虚偽の共犯者を供述し、友人5人を巻き込み、彼らは自白を強要された。
  • 👤 aさん(主犯格)は過去に窃盗歴があり、警察からの信頼は薄かった。
  • 🕵️‍♂️ 警察の取り調べで、4人は自白を強要され、嘘の供述を認めた。
  • 📚 真実を追究した弁護士昌稚ひろ志先生が本を出版し、aさんの無罪を主張した。
  • 🎥 事件をもとにした映画「真昼の暗黒」が公開され、社会に大きな注目を集めた。
  • 🏛️ 裁判所は長い年月を経て、1968年に4人全員に無罪判決を言い渡した。

Q & A

  • 1951年、吉岡昌が犯した事件の種類は何ですか?

    -吉岡昌は、早川家を侵入し、早川夫妻に襲いかかった強盗事件を犯しました。

  • 吉岡昌が犯行を計画した動機は何でしたか?

    -吉岡昌は金を奪うために犯行を計画しました。彼はその時に金が必要で、それを用意する手立てがなかったためです。

  • 吉岡昌が犯行に使った嘘とは何でしたか?

    -吉岡昌は取り調べで単独犯ではなく、5人の共犯者がいると嘘をつきました。その5人は実際には存在しませんでしたが、彼の友人たちであり、吉岡が無関係にしようとした人物でした。

  • 吉岡昌が犯行時に誤って残した証拠は何でしたか?

    -吉岡昌は犯行時に持ち歩いていた焼酎の瓶を早川家の台所に置いてきていました。その瓶から犯人である吉岡の指紋が検出されました。

  • 吉岡昌がなぜ友人たちを共犯者としたか説明してください。

    -吉岡昌は自らの刑が軽くなるかもしれないと考え、友人たちを共犯者とした供述をしてしまいました。彼らは吉岡が犯行に至るまでの経緯に関与していたためです。

  • 警察による取り調べにおいて、吉岡昌以外の4人はなぜ自白を認めたのか?

    -警察による自白の強要と膀胱加重、睡眠不足など厳しい取り調べに耐えられず、4人は嘘の供述を認めてしまいました。

  • 裁判でaさん4人はなぜ有罪判決を下されたのか?

    -彼ら4人は吉岡昌の嘘に沿った供述をしてしまったため、裁判で有罪判決を下されました。また、日本の刑事裁判における有罪率が非常に高いことも理由の一つです。

  • 真樹先生が出版した書籍とその影響を教えてください。

    -真樹先生は「裁判官という本」を出版し、aさんの無罪を訴えました。その影響で、事件は大きな注目を集め、後に映画「真昼の暗黒」も公開されました。

  • 最高裁判所が無罪判決を言い渡した経緯を説明してください。

    -真樹先生の尽力と弁護士の昌稚ひろ志先生の助力により、最高裁判所は17年もの歳月を経て、4人全員に無罪判決を言い渡しました。

  • この事件から学べる教訓は何ですか?

    -この事件から学べる教訓は、警察による誤った推測や自白の強要が大きな影響を及ぼすこと、そして真実を追究する弁護士や弁護士の努力が冤罪を打ち消すために必要であることです。

Outlines

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😐 吉岡昌の冤罪事件の始まり

1951年、山口県熊毛郡お坊村に住む22歳の吉岡昌が、金儲けのために早川家を襲撃し、早川夫妻を殺害した事件が発端となりました。吉岡は噂に従い、早川家に潜入し、犯行に及ぶ前に焼酎を飲み、タンスの中から17000円を盗んだ後、逃走しました。事件が発覚したのは、早川さんに借金を返すことが予定されていた隣人が家を訪れた朝9時頃。警察による捜査で、吉岡が犯行時に持っていた焼酎瓶を発見し、その指紋から吉岡を逮捕。取り調べでは、吉岡が単独犯であると主張しましたが、捜査陣は複数犯による犯行であると推測し、吉岡に共犯者を供述させるよう迫りました。

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😔 吉岡昌による誤った自白と共謀者の供述

吉岡昌は取り調べ中に、友人5人を共謀者として供述し、彼らにも逮捕を招致しました。供述の根拠は、吉岡が彼らと酒を飲んだ後、車をひっくり返してしまったことと、その後の謝罪のために同行したことです。しかし、彼らはアリバイがあり、吉岡の供述を否定しました。しかし、捜査の圧力と取り調べの過酷さから、彼らは嘘の自白をしました。この誤った自白により、彼らは有罪とされましたが、後に裁判で真実が明らかになり、無罪判決を言い渡されたことがあります。

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😡 裁判の誤りと真実の追求

吉岡昌の誤った自白により、5人が共謀者として有罪判決を受けるに至りましたが、後に真実は明らかになり、無罪判決が下されました。裁判の過程で、警察による取り調べの強要や自白の強要が明らかになり、彼らの無辜が裁判で認められるようになりました。真実を追求した弁護士や裁判官の努力により、彼らの名誉は回復し、17年間の長い裁判戦を経て、最終的に無罪判決が確定しました。この事件は、警察の誤った推測と裁判の過程における問題点に光を当て、社会に大きな影響を与えました。

Mindmap

Keywords

💡冤罪事件

これは、実際に犯罪を犯していないのに、誤って犯罪者とされ、有罪判決を受けた事件を指します。このビデオでは、1951年に起こった事件が冤罪事件として描かれており、その原因や影響について詳細に説明されています。

💡取り調べ

取り調べとは、警察や検察官が容疑者に対して、証言や供述を得るために行う質問のプロセスです。ビデオでは、取り調べの中で行われた誤った推測や自白の強要が、冤罪を生む原因の一つとして触れられています。

💡自白の強要

これは、容疑者に対して自白を強制する行為を指し、ビデオでは警察による取り調べ中に自白を強要する行為が、誤った自白や冤罪を生む原因として批判的に取り上げられています。

💡誤った推測

警察や検察官が、証拠に基づいて犯人を特定する過程で誤った結論に達することです。ビデオでは、誤った推測が冤罪事件の原因となり、その影響が深遠であることが強調されています。

💡アリバイ

アリバイとは、容疑者が犯罪が起こった時刻に別の場所にいたことを証明することです。ビデオでは、アリバイが認められても、取り調べの圧力により誤った自白を引き出される例が示されています。

💡無罪判決

無罪判決とは、裁判所が被告人に対して犯罪を犯していないと判断し、有罪判決を下さないことを指します。ビデオでは、長い裁判の末に無罪判決が下された過程が描かれています。

💡自白

自白とは、容疑者が自らが犯罪を犯したと述べることです。ビデオでは、自白がどのように誤った裁判の根拠となり、冤罪を生む原因になるかが詳細に説明されています。

💡刑事事件

刑事事件とは、刑法に違反する行為に基づく事件のことであり、ビデオでは、冤罪事件が刑事事件として扱われ、そのプロセスと結果について触れられています。

💡有罪率

有罪率とは、裁判で有罪判決が下される割合を指します。ビデオでは、日本の有罪率が99.8%と高く、それが冤罪を避け難くしていることを示唆しています。

💡誤審

誤審とは、裁判所が被告人を誤って有罪と判断することです。ビデオでは、誤審が冤罪を生む原因として、その重大性と影響が強調されています。

💡検察官

検察官とは、公訴を起こす立場にある法的職種で、ビデオでは、検察官が冤罪事件のプロセスに関与し、その役割と影響が説明されています。

Highlights

1951年、山口県で冤罪事件が発生し、取り調べや捜査に問題があったことが明らかになる。

吉岡昌は金を奪うために早川家を襲撃し、誤解を招いた噂が犯行の動機となった。

吉岡は犯行時に焼酎の瓶を置き、その指紋が犯行につながった。

警察は吉岡を重要参考人として逮捕し、取り調べを開始した。

取り調べ中に吉岡は単独犯ではなく、架空の共犯者を名乗り出し、彼らを主犯格に仕立て上げた。

吉岡の嘘の供述により、無関係の5人が逮捕され、冤罪を告げた。

警察は自白を強要し、取り調べ中に睡眠を奪い、膀胱を加えた。

4人は自白を認め、起訴され、有罪率99.8%という日本の司法制度下で無罪を勝ち取ることが極めて困難だった。

aさんは弁護士の昌稚ひろ志先生に無罪を訴える手紙を送り、冤罪を証明するよう求めた。

真樹先生は裁判官として本事件の正当性を主張した書籍を出版し、社会的関心を集めた。

最高裁判所は事件の判決を破棄し、再審を命じた。

aさんの妻は彼のアリバイを主張し、後に偽証容疑で逮捕された。

aさんの妻はストレスからaさんのアリバイを否定し、彼は再び有罪になる可能性がでてきた。

1968年、最高裁判所は4人全員に無罪判決を言い渡し、17年間の裁判を結ぶ。

警察の誤った推測と自白の強要が、彼らと家族に大きな苦痛をもたらした。

本事件は日本の司法制度の問題点に光を当て、社会的な議論を引き起こした。

Transcripts

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1951年一人の男がついた嘘がきっかけで従来な冤罪事件に発展するという出来事が

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ありました

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またその中で行われた取り調べや捜査にはとんでもない問題が隠されていたのです今回

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はその事件についてまとめていきます1951年24jan 深夜

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山口県熊毛郡お坊村に住む22歳の吉岡昌は飲み屋で焼酎を飲みその足で早川送迎さん

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宅に向かっていました

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その目的は金を奪うためです当時吉岡には金が必要だったのですがそれを用意する

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手立てがなかったため犯行を計画したそうです本事件の被害者

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となった早川さんと吉岡とも面識はなかったのですがこの近辺で早川さん宅にはハワイ

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の親類から彼が送られてきている

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お金を貯めているなどといった噂が以前から飛び交っていました

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そしてその噂を真に受けた吉岡が早川さん宅をターゲットにしてしまったのです

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早川さん宅に到着した吉岡は何とかして闖入に成功します

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当時は今のような警備システムが整っておらず

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防犯意識が低い会に対しては容易にそうしたことができてしまいましたただこの時吉岡

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は極度の緊張状態にあったようでそれを紛らわすために酒を飲みながらタンスの物色を

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始め

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ますそんな中や主である送迎さんが物音に気がついて目を覚ましてしまいます

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そのことに気づいた吉岡はアニック状態となり

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早川さん夫妻に襲いかかりましたその後早く現場を離れなくてはならないとは設定た

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犯人はタンスにあった

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殿筋17000円を奪い取りそのままの

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勢いで逃走していますそれから2時間後の朝9時頃

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早川さんに借りていた重膜を返す予定があった隣人が早川さん宅を訪れたことで事件が

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発覚しました

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通報を受けた警察が駆けつけ捜査が開始されます

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現場には第三者による犯行であるという事実の発覚を遅らせるため

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に家の内側からすべての鍵をかけるなど吉岡が施した数々の偽装工作がありました

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しかしその程度のカモフラージュで捜査員の目をごまかすことはできませんでした

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捜査が始まった直後一部床下のいたが剥がされた痕跡があることさらにその地点の

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ちょうど真下に位置する床下には人間が張って進んだような痕があるということが判明

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しますまた部屋内には何者かが物色

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したような形跡も残されておりそのことから第三者による犯行であるとの結論がつけ

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られたのです

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偽装工作によって地震への疑いを逃れようとしていた吉岡でしたが彼は重大なミスを

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犯していましたなんと犯行時に持ち歩いていた焼酎の瓶を早川家の台所に置いてきてい

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たのですそして

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その瓶から犯人である吉岡の指紋が検出されました

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そこで警察が彼の周囲で調査を行ったところたちまち金に困っていたという事実も判明

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しますそこで捜査本部は直ちに吉岡を重要参考人として指名手配し事件から2日後の

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1951年1月26日

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柳井市内の遊郭で遊んでいた彼を逮捕しました

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吉岡は同日の取り調べに対して犯行を認め

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単独で行ったことだと主張していますそうして取り調べが始まることとなったのですが

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捜査陣は現場の様子などから単独犯の仕業ではなく複数犯による犯行であると推測して

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いましたそのため実際には存在しない共犯者の名前を吐く

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ように迫りますですがいない者はいないのです

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吉岡はそれからも単独犯であるとの主張をしたのですが担当した刑事はその主張を認め

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なおも共犯者を言えと攻め立てましたそんなことをしているうちに吉岡の中で次のよう

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な考えが浮かび上がりますここで単独犯だと

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いう主張を止めて関係ない人物を共犯者とし更にはそのうちの誰かを主犯格に

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仕立て上げれば自分の刑が軽くなるのではないか

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そうして冤罪をでっちあげることを決意した彼は友人だった当時24歳のレーさん23

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歳の b さん22歳の c さん21歳の d さん

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24歳のリーさんの計5人を共犯者とする供述をしてしまいました

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ここで気になるのはなぜこの5人が選ばれたのかという点ですが実は吉岡がアンコウに

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至るまでの経緯が彼ら5人に関係していたのです

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事件が起きる10日ほど稀吉岡と共犯にされた5人は一緒に酒を飲んでいました

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一通り飲んだ後6人はその足で女性のいる家に遊びに行ったのですがその道中

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酔ったままの吉岡は道端に寄せられていたに車をひっくり返してしまいますそしてその

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積んであった箱を道にまき散らし

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をしてしまったのです

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後日この子と紙車の持ち主に知られてしまいます

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すっかり酔いも醒めていた吉岡はその事実を聞いてうろたえてしまい後に共犯扱いする

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こととなる a さんらに同行してもらって謝罪へと向かいました

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しかし3車の持ち主は怒り狂っておりなかなか彼のことを許してはくれません

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そこで同行していた a さんが酒と料理を用意しそれをご馳走することで

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なんとか持ち主の機嫌をとろうとしましたするとその行動が功を奏し

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彼らは許してもらえることとなったのですそうして和解することとなったわけですが

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そもそもの原因は吉岡にありましたそのためこの和解にかかった鮭鯛などのお金を a

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さんは吉岡に要求しています

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ですが彼にはそのお金を返すだけの余裕がなく

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先延ばしにしていました a さんも最初は待つことにしたようですが

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2実たったところで痺れを切らせ吉岡に対して早く返すようにと厳しく迫ったそうです

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ところがこの時になっていても彼にはお金を返すあてがなく所持品やた

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商品を売るなどして返済に当てようとしたのですがたいした金額にはなりませんでした

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そこで自暴自気になった吉岡は酒におぼれ

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その勢いのまま犯行に及んでしまったのです

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もしかしたら吉岡の中で a さんが催促したせいで捕まったという筋違いな憎しみが

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生まれていたのかもしれません

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何にし

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4吉岡がついた嘘の供述によって a さんが5人は逮捕されることとなります

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もちろん彼らは吉岡の供述を否定するのですがアリバイが認められたイーサン一人を

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除いて

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a さん b さん c さん b さんの4人は容疑者となってしまいました中でも

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a さんは主犯格だとされてしまい

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実際に罪を犯した当の本人である吉岡は重版扱いとなったのです実は

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過去に例さんは窃盗を働いており広島刑務所で服役していたことがありました

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そのようにして前科者という肩書きがあった彼の発言に耳を貸す刑事はいなかったの

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です

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とはいっても彼ら4人にはアリバイがありましたそれなのにも関わらず

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取り調べ開始からしばらくすると4人全員が吉岡

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が語った嘘を肯定するような供述をし始めたのです

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この出来事の裏には警察による自白の強要がありました

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取り調べ中には膀胱が加えられ睡眠もろくに取らせてもらえなかったそうです

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こうした取り調べに耐えられなくなった4人は吉岡の話した

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うその供述を認めてしまいましたこの時の行動について a さん4人を間には

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取り調べの苦痛に耐えられず嘘の自白をしてでもそこから逃れようと思った本当のこと

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は裁判で話

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そこで真実が明らかになればいいという心理があったの

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です

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しかし4人が自白したことにより刑事事件として起訴されることが決まってしまいます

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日本の場合起訴された時の有罪率は99.8%です

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厳しい取調べを受けると冤罪なのにも関わらず本事件の4人のような考えで自白して

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しまう人がいます

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ですが起訴された時点で無罪を勝ち取れる確率はほぼありません

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実際第1回自白調書が取られた後に訪れた裁判官と検察官に対して a さんは強要さ

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れた自白であり真実は別にあるということを説明したのですがそれを聞き入れて

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もらえることはなかったのです

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こうして真実は隠されたまま5人が共謀して起こした事件という扱いで公判が行われて

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いくこととなります

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1953年6月2日山口地裁は主犯とされた a さんに対してして

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他4人に無期懲役を言い渡し翌年に行われた第二審では広島高裁が a さんにして

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吉岡に無期懲役

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b さんに懲役15年 c さんと d さんに懲役12年を言い渡しました

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維新に死んでは衣服についた血痕を証拠として取り上げられているのですがこの結婚の

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検査回答書も適当なもので改めて行われた試験では結婚かどうかさえ不明という結果が

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出されていますこのままでは有罪にされてしまうと考えた a さんは弁護士の昌稚

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ひろ志先生に手紙を書き

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冤罪を証明し

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てほしいとの旨を伝えました手紙を読んだ真樹先生はさっそく現地での調査を行い現在

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を確信したのです

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そこで先生は第二審から1年後の1955年に裁判官という本を出版しその中で a

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さんの無罪を訴えました

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また翌年にはこの本を原作とした映画

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真昼の暗黒が公開され本事件は大きな注目を集めることとなります

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しかしこれに対抗するようにして映画公開と同じ歳の1956年に大進担当裁判長で

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ある藤崎判事が八怪事件裁判官の弁明を出版し自身が担当した維新の正当性を主張し

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ました

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そして7年以上が経った1958年10月15日

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正木先生の尽力もあり最高裁判所はに身を判決を破棄し差し戻しとしたのです

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それまでの裁判で事件当時 a さんの内縁の妻だった m さんが彼のアリバイを

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主張していたのですが

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1958年11月10日に彼女は偽証容疑で逮捕されてしまいました

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m さんは a さんが逮捕されて2年経つと彼との未来はもうないのではないかと

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いう不安感に駆られ他の男性と結婚

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子供も授かっていましたしかしそうなってからも a さんの無罪を主張し続け

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法廷に立ち続けてくれていたのですそれに不快感を示した旦那さんとの仲が悪化し過去

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には日今まで経験した彼女でしたがそれでも a さんのアリバイは主張し続けました

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ですが逮捕勾留されて8日

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女子供を残してきていた m さんはその状況に耐えられなくなりついには a さん

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のアリバイを否定してしまいます

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これによってよりんは再び有罪になるかと思われましたが

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1959年9月23日に行われた第4芯で広島高裁は m さんの新証言を採用せず4

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人に無罪判決を言い渡したのです

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しかしこの判決に検察側が上告しその後も裁判は行われることとなりました

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それまで本当の犯人である吉岡は嘘の証言をし続けていましたが第3次上告審から a

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さんがは無関係

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自分の単独犯行とする内容の上申症計172最高裁などに出そうとしています

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ただこれら全てを服役していた広島刑務所が止めており

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届くことはありませんでしたそんな中でも真樹先生が弁護士が尽力し1968年10月

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25日第7新大惨事上告にて最高裁判所は4人全員に無罪を言い渡し

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17年もの長い歳月をかけて結審数

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いることとなったのです

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いかがでしたでしょうか本事件は警察による誤った推測から狂い始めました

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それなのにも関わらず自白の強要をし有罪率99.8%という肩書きのために彼らや

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その家族そして m さんを苦しめ続けた罪は重いです

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それではご視聴ありがとうございました

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