新型コロナウイルス感染症対策の文理融合研究-ウィズコロナ社会の展望 #3 研究成果報告2【京都大学 - RIETI 共催シンポジウム】

rietichannel
15 Jan 202348:34

Summary

TLDR本発表では、増田氏が長浜で行われた第2期調査の結果を報告しました。調査は感染者数の把握と迅速な特定を目指し、抗体検査を実施。特に山本先生と長尾先生の支援を受け、血液検体を用いた解析を行いました。調査の結果、感染経験の有無やワクチン接種回数に基づく抗体の生成状況が明らかになり、特に感染予防と個人の行動変容との関係が強調されました。今後の感染症対策に向けた包括的な研究の重要性が再確認され、今後の調査計画についても言及されました。

Takeaways

  • 🔬 この発表では、長浜市の調査結果に基づく研究が紹介され、抗体検査や社会調査を通じて、COVID-19パンデミックへの対応を検討しています。
  • 📊 研究は、感染者数を迅速かつ正確に把握することの重要性と、感染予防に役立つソーシャルキャピタルや行動的社会的ネットワークの信頼の重要性を強調しています。
  • 🙌 研究の大きな目標は、専門性を持つ研究グループを形成し、将来の感染症対策に向けた包括的な研究を行うことです。
  • 🧬 高精度の抗体検査手法を用いて、京都大学病院の医療従事者や長浜港放送関係者ら600名以上が対象となり、血液からの検査が行われました。
  • 💉 第2期の調査では、唾液から血液への移行が行われ、さらにはPBMC(単球)の凍存も行われ、将来の細胞培養や使用を可能にしています。
  • 📚 研究は、ワクチン接種の種類や回数、性別比、年齢層など、参加者の概要を詳細に分析しており、これに基づく時系列の解析が可能となっています。
  • 🛡️ ワクチンの接種は、発症や重症化を防ぐためのものであり、感染を完全に防ぐワクチンではないことが示唆されています。
  • 🌡️ 抗体検査では、IgGとIgAの抗体濃度が測定され、これにより感染歴やワクチン接種の影響を評価することができます。
  • 📉 研究結果から、ワクチン接種回数と抗体濃度の関係、感染歴のある者の抗体濃度が高いことが明らかになりました。
  • 🔄 感染歴のある人々の抗体濃度が減少するまでの期間や、ワクチン接種後の抗体濃度の持続期間などのデータは、今後の研究で重要になるでしょう。
  • 🔑 発表の最後に、今後の課題として、ミクロン株などの変異株に対する抗体検査の開発や、社会的心理的な観点からの調査の重要性が示されています。

Q & A

  • このスクリプトはどのような内容についての報告ですか?

    -このスクリプトは、長浜の調査結果に関する報告で、特に抗体検査や感染者数の把握、感染予防に影響する社会的な要因について説明しています。

  • 研究の大きな目標は何ですか?

    -研究の大きな目標は、今後の感染症の拡大を抑えるために、エビデンスに基づくアドバイスや政策提言に活用できる包括的な研究を行い、感染者数を迅速かつ正確に特定する方法を開発することです。

  • 抗体検査とはどのような検査ですか?

    -抗体検査とは、感染したことがあるかどうかを調べる検査で、血液中の抗体の有無や濃度を測定することによって、過去に感染していたかどうかを判断します。

  • ワクチン接種の回数と抗体価の関係について説明してください。

    -ワクチン接種の回数が多いほど、S1やRBDに対する抗体価が高くなる傾向がありますが、接種回数と抗体価の関係は単純な比例関係ではなく、接種後の経過時間も影響します。

  • 感染歴のある人といない人在抗体価の違いはどのようになっていますか?

    -感染歴のある人はN抗体が高く、感染歴のない人や不明な人のN抗体価は低い傾向にあります。これは感染歴のある人が実際にウイルスに感染していることを示唆しています。

  • ワクチン接種後の抗体価が減少するのはどうしてですか?

    -ワクチン接種後、抗体は一定のスピードで血中から減少していきますが、記憶細胞が残っているため、再感染時には迅速に抗体が作られます。

  • ワクチンの接種はなぜ重要だと考えられていますか?

    -ワクチン接種は、感染症の流行を抑制し、発症や重症化を防ぐために重要です。特に、RNAワクチン技術は将来の感染症対策において、迅速なワクチン開発に欠かせないものとされています。

  • 感染歴が不明である人たちはどのようにして感染歴を特定するのですか?

    -感染歴が不明である人たちについては、抗体検査を通じて感染歴を特定することができます。N抗体が陽性である場合は、感染歴がある可能性が高いと判断されます。

  • ワクチンの接種回数と感染リスクの関係について説明してください。

    -ワクチンの接種回数は、感染リスクを下げる効果があります。特に3回目以上の接種は、抗体価が高くなることで、感染症の予防に役立ちます。

  • 抗体検査の感度と特異度とは何を意味していますか?

    -抗体検査の感度とは、実際に感染しているときに正しく陽性と判定する能力であり、特異度は、実際に感染していないときに正しく陰性と判定する能力を指します。

  • ワクチンの接種と感染歴の関係について、このスクリプトからどのような結論が得られますか?

    -このスクリプトから、ワクチン接種は発症や重症化を防ぐ効果があることがわかりますが、感染歴がある場合でもない場合でも、十分な抗体価が得られない可能性があることが示唆されています。

Outlines

00:00

📊 長浜の調査結果報告

増田氏は、長浜の調査結果と第2期の報告を行い、山本先生と長尾先生の支援に感謝を表します。研究の意義は、感染者数の把握と迅速かつ正確な特定方法の開発であり、社会科学的調査も感染予防に大きな影響を与えていると指摘。研究の目標は、将来の感染症対策に向けたエビデンスに基づくアドバイスや政策提言の活用です。

05:01

🧪 抗体検査と研究方法の紹介

第2期の調査では、1100名の交際検査が血液検査によって実施され、細胞を凍らせたライブラリーを作成しています。また、社会科学的な調査も行われ、時系列の解析が可能に。参加者の概要とワクチン接種の種類、回数などが紹介され、採血は台風による中止や変更があったと報告されています。

10:01

🛡 ワクチン接種と感染歴の自己申告

参加者のワクチン接種状況と感染歴の自己申告が分析され、ワクチンの種類や接種回数が詳細に報告されています。感染歴があるかどうかに応じて、抗体検査の結果がどのように変化するかについても触れられています。

15:02

🧬 抗体検査の種類と分析

抗体検査の種類と分析方法が説明され、IgG、IgA、IgMの役割やワクチンの種類に応じた抗体反応についても議論されています。また、Sタンパク質に対する抗体の分析結果が示され、感度と特異度に基づく閾値の設定が決定しています。

20:03

📈 ワクチン接種と抗体反応の関係

ワクチン接種の回数と抗体反応の関係がグラフで示され、特にS1、RBD、Nに対する抗体の変化について詳細に分析されています。接種回数が多いほど抗体反応が高くなる傾向があり、感染歴のある人と無しの人での抗体レベルの違いも報告されています。

25:04

🔍 抗体検査の結果と分析

抗体検査の結果が分析され、感染歴がある人と無しの人、または不明な人の抗体レベルの差が指摘されています。また、ワクチン接種が終了してからの時間が経過するときの抗体価の減少傾向についても考察されています。

30:05

📉 感染歴と抗体保有率の関係

感染歴がある人と抗体保有率の関係が調査され、感染歴がある人がより高い抗体保有率を示していることがわかります。一方、ワクチン接種済でも抗体価が低いケースについても触れられ、感染後の抗体形成の重要性が強調されています。

35:06

🏥 ワクチン接種後の抗体価の変化

ワクチン接種後の抗体価の時間による変化が考察され、感染歴がある場合とない場合の抗体価の差が指摘されています。また、ワクチンの種類や接種回数と抗体価の関係についても分析が行われており、感染後の抗体形成の効率についても議論されています。

40:06

🤔 ワクチン接種の長期効果と対策

ワクチン接種の長期効果と今後の対策について議論され、変異株に対するワクチンの重要性や、ワクチン接種からの経過時間の公表の重要性が問われています。また、ワクチンの種類や接種回数と感染歴の関係についても考察され、今後の研究の方向性が示唆されています。

45:07

🔚 研究の意義と今後の展望

研究の意義と今後の展望が語られ、ワクチンの接種が発症や重症化を防ぐ上で重要な役割を果たしていることが強調されています。また、感染歴の有無やワクチンの種類に応じた抗体価の変化についても分析され、今後の研究課題やワクチン接種の戦略が議論されています。

Mindmap

Keywords

💡抗体検査

抗体検査とは、血液中に存在する抗体を検出することで、過去に感染していたか、ワクチン接種の効果を評価する医療検査です。本视频中では、抗体検査が行われ、感染者数を把握するために重要な役割を果たしていると説明されています。

💡ソーシャルキャピタル

ソーシャルキャピタルは、個人や集団が持つネットワーク関係や信頼など、社会的なつながりに基づく資本を指します。视频中では、ソーシャルキャピタルが感染予防に大きな影響を与えるとされ、社会的なつながりが健康に関する行動に関連していることが強調されています。

💡ワクチン接種

ワクチン接種は、病原体に対して免疫を獲得する予防接種のことを指します。视频中では、ワクチン接種回数と抗体レベルの関係が調査されており、接種回数が多ければ多いほど抗体レベルが高くなる傾向があることが示唆されています。

💡COVID-19

COVID-19は、2019年から世界中で流行している新型コロナウイルス感染症の正式名称です。视频中では、COVID-19のパンデミック対策として、感染者数の把握や抗体検査の開発が重要であると語られています。

💡統計学

統計学は、データの収集、分析、解釈を通じて現象を数量的に理解する学問分野です。视频中では、統計学的な知識が抗体検査の解析や、感染症対策の研究に欠かせないものとされています。

💡社会心理学

社会心理学は、個人の心理的状態や行動が社会環境や他の人々とどのように相互作用するかを研究する学問です。视频中では、社会心理学的な調査が行われ、人々の行動変容と感染予防との関係が探求されています。

💡集団免疫

集団免疫とは、一定割合の集団が免疫を持つことで、感染症の流行を抑制する現象です。视频中では、ワクチン接種により集団免疫が形成されるプロセスが考察されており、感染予防に役立つ潜在的なメカニズムとされています。

💡PCR検査

PCR検査は、病原体のDNAを増幅し、その存在を検出する診断方法です。视频中では、PCR検査や抗原検査を通じて、COVID-19の感染歴がある人々が特定されていると報告されています。

💡免疫応答

免疫応答は、人体が病原体に対して防御機構を活性化し、感染を排除または抑制するプロセスです。视频中では、ワクチン接種後の免疫応答が抗体レベルの高さと関連しており、感染症対策における重要な要素であることが示されています。

💡変異株

変異株とは、もともと存在するウイルスから基因的な変化を起こし、新たな特性を持つウイルスの亜種です。视频中では、変異株に対するワクチンの有効性や、新たなワクチン開発の必要性が議論されており、感染症対策における重要なトピックとなっています。

Highlights

長浜の調査結果報告を行い、第2期の抗体検査結果を紹介。

山本先生と長尾先生による抗体検査の支援に感謝の意を表す。

感染者数把握の重要性と迅速かつ正確な特定方法の開発必要性を強調。

ソーシャルキャピタルと行動的ネットワークが感染予防に大きな影響を与えることを指摘。

包括的な研究を行うために学生的な研究グループの立ち上げが目標となっている。

今後の感染症対策に研究結果がエビデンスに基づくアドバイスに活用できることを期待。

京大病院の医療従事者や長浜港放送関係者を中心とした600名以上の抗体検査実施。

第2期調査では唾液から血液への移行と採取方法の変更を実施。

血液からPBMCを凍らせ、細胞を培養して使うことができるライブラリーを作成。

ワクチン接種回数と種類の分布、感染歴の自己申告データをまとめたスライド紹介。

抗体検査におけるIgG、IgA、IgMの種類と役割についての解説。

ワクチン接種が誘導する抗体と感染によって得られる抗体の相違点について説明。

S1、RBD、N抗原に対する抗体の測定結果とその分析。

ワクチン接種回数と抗体価の関係、および接種後の抗体価の減少傾向について。

感染歴のある人と無関係の人間で抗体価の差異が明らかになった。

ワクチン未接種でも抗体が検出された人物の特殊な事例を紹介。

感染後の抗体価が低かった事例とその可能な理由について。

ワクチン接種後の抗体価と感染歴の関係、および集団免疫の達成度について。

社会科学的な調査と抗体検査の結果を組み合わせた分析の重要性。

今後の研究計画とワクチン接種後の抗体価の時系列データの収集の意義。

質問コーナーでワクチン接種の長期的な効果と定期的な接種の必要性について。

ワクチン接種後の経過時間と感染の関連性、および公表の重要性について。

Transcripts

play00:00

兄弟の増田でございます私の方は今日は

play00:04

ですねあの

play00:05

長浜の

play00:07

調査の結果

play00:08

第2期調査ですねの結果の報告をさせて

play00:11

いただきますであのお話し始める前にです

play00:15

play00:15

今山本先生から方法論それからあの

play00:20

測定のまああの解析のですねまあいろいろ

play00:24

play00:25

統計学的な人について話がありましたけど

play00:27

play00:29

長浜の

play00:30

検体を用いた

play00:32

抗体検査もですね

play00:33

全面的に

play00:35

山本先生と

play00:36

長尾先生お二方にですね

play00:38

支援していただきましたまずあのそこでお

play00:41

礼をまず先に申し上げたいと思います

play00:44

play00:45

前のあの

play00:47

シンポジウムとちょっとダブルところも

play00:49

ありますけども今回の研究の意義をもう

play00:53

一度

play00:54

復習も兼ねてまとめたものであります

play00:56

コビドのパンデミック対策にはですね

play00:59

やはり感染者数を把握するということが

play01:02

非常に大事でありましてそのためには

play01:05

感染した人を迅速かつ

play01:07

正確に特定するための

play01:09

発生の開発が

play01:11

必要であることは

play01:12

言うまでもありませんそれに加えてですね

play01:14

最初に皆さん先生から少しお話ありました

play01:17

けどもやはりあのいわゆる社会科学的な

play01:21

調査によるですね

play01:23

ソーシャルキャピタルの

play01:25

情報ですね行動であるとかですね

play01:28

活動社会的ネットワーク確かに信頼こう

play01:31

いうのがですね

play01:33

感染とかですね

play01:34

感染予防にですね大きく影響していること

play01:37

play01:37

明らかでありますのでこの流行とですね

play01:41

個人の行動変容との関係を知るということ

play01:43

play01:44

改めて大事なことでありましてこのような

play01:47

包括的な研究を行うためには

play01:49

学生的な研究グループを立ち上げて

play01:52

専門性を補完し合うような

play01:54

質の高い研究が必要であるということが

play01:56

今回のですね研究を始めた大きな目標に

play02:00

なりますで最終的なゴールはですね

play02:03

今後コビトに限らずですね信仰最高感染症

play02:07

というのが

play02:09

蔓延してくることは十分に期待されます

play02:10

からその

play02:12

対策においてですねこういう研究の結果が

play02:15

エビデンスに基づくアドバイスであるとか

play02:18

政策提言に

play02:19

活用できたら

play02:21

今後のですね

play02:23

感染症の

play02:25

拡大を

play02:26

抑えることができるんではないかという

play02:27

ことであります

play02:29

それであの

play02:31

まあこれ今回の概要ですけども

play02:35

山本先生からの説明がありましたけども

play02:38

京大利益パスする研究所で

play02:40

国際的な共同研究組織して

play02:44

医学それから社会科学を

play02:47

融合した

play02:49

総合的な

play02:50

解析を行うということでありますで

play02:52

パステルのマイケルホワイトが

play02:55

確立した高精度の

play02:58

抗体検査の

play03:00

発生法を利用するとそれから

play03:04

利益で

play03:04

作成した

play03:05

質問より社会的

play03:07

社会科学的な調査を実施するということで

play03:09

ありますで

play03:12

京大病院の医療従事者

play03:13

を中心とした

play03:16

600名それから

play03:17

長浜港放送のですね1100名これは

play03:21

第2期でありますけれども

play03:23

第2期で1100名の

play03:24

交際検査を実施いたしました

play03:27

第2期はですね

play03:28

第1と何が違うかていますと代金の時は

play03:31

ですね

play03:32

ちょうどあの去年の

play03:34

夏前でありましてまだですねまあ

play03:38

ソーシャルディスタンシングであるとか

play03:40

ですねあの密を避けるとかそういうことを

play03:43

ですねかなり厳しく

play03:46

守っていた頃でありまして

play03:48

参加者を読んで

play03:50

人とこの集めて採決をするということが

play03:54

ですね

play03:54

極めて難しかったんですねですので

play03:57

採血をした

play03:59

血液検体ではなくて

play04:02

唾液の抽出

play04:03

最終キットですね

play04:06

play04:06

家庭に送って

play04:08

唾液を

play04:10

提出してもらって

play04:12

唾液で測ったということがあります

play04:14

山本先生の研究は最初から

play04:16

血液でされてますので

play04:18

結果として

play04:20

第1回目第2回目第3回目の調査が

play04:23

比較できる

play04:24

わけですけども

play04:26

私どもの長浜の研究は第1期はですね

play04:30

唾液であったとで第2期が今回血液でやり

play04:34

ましたのでそのままですねその値を比較

play04:37

するというのは難しいということになり

play04:39

ますでどうしてかというと唾液はですね

play04:41

まあ言っても交代の

play04:44

量も少ないということと

play04:46

不純物も多いということでやはりどうして

play04:48

も汗がですね

play04:49

データが

play04:50

綺麗に

play04:51

取れないというような問題もありました

play04:54

これは

play04:56

後々にはですね

play04:58

唾液と台駅の調査の結果を何らかの方法で

play05:01

比較することはもちろん可能であります

play05:02

けども今回

play05:04

発表はですね

play05:05

第2期の調査に限らせていただきますで

play05:09

第2期ではですね今申し上げたように採決

play05:11

しましたから

play05:13

全員からですね

play05:14

血液から

play05:16

pbmc

play05:18

単価球ですねあの血液の中に入っている

play05:21

リンパ球を含むようなですね

play05:23

白血球の

play05:26

細胞をですね

play05:29

生きたまま

play05:30

凍らせてそれでまた

play05:32

研究所必要な時にですねそれを

play05:35

回答して

play05:37

細胞を培養して使うというようなことも

play05:39

できるように

play05:41

ライブラリーを全員から作りましたで

play05:43

1100人全員のですねまあちょっと言葉

play05:47

play05:48

正確ではないかもしれませんけども生きた

play05:50

血液が

play05:51

フリーザーの中に残っているという

play05:53

状況であります

play05:54

play05:55

統合的な解析を進めていくということで

play05:57

あります

play05:58

でこれがですね今私が口で説明したような

play06:02

ことをもう一度理解したものであります

play06:04

けども

play06:05

第2期ここですねあの2022年の8月

play06:09

から9月に

play06:10

渡ってですね

play06:11

交代検査を

play06:13

血液を用いて行いましたで

play06:16

社会科学的な

play06:18

調査も同時に

play06:19

実施しているわけで

play06:21

社会科学的には調査はですね

play06:23

特にそのマテリアルに

play06:26

制限されることがありませんから1回目の

play06:29

去年の

play06:30

調査ですね

play06:33

去年の調査と2回目の今年の

play06:36

調査でですねまあ時系列の解析が行えると

play06:39

いうことになりますそれはひろつ先生が私

play06:42

の後に発表されると思いますで

play06:45

山本先生も少しお話しされてましたけども

play06:48

病院でのですね4回目の調査であるとか

play06:51

長浜での3回目の調査というのを

play06:55

現在計画しているところであります

play06:59

まずあの研究参加者の概要とワクチン接種

play07:02

回数種類をまとめたのがこのスライドに

play07:05

なります

play07:06

参加者はですね

play07:07

合計で1103人でありまして

play07:10

男女比がだいたい1対2ぐらいで

play07:14

採血はですね

play07:15

8月の20日から

play07:16

9月の3日までの2週間の間にですね5日

play07:21

採血病を設けまして1日200数十名の

play07:24

採決を行ってまいりました

play07:28

低い日もありますけどもこれだけの人数の

play07:32

参加者が集まってくださったということ

play07:33

ですで

play07:35

本来従来あのもともとはですねもう少し

play07:37

あの集まってくださる予定でありまして

play07:41

実は採血病8月のですね

play07:43

2日間設定してあったんですけども

play07:47

ちょうどあの台風でお水でですね

play07:49

長浜市の川が氾濫したということで急遽

play07:51

中止になりましてそこで予約されていた方

play07:54

がですね

play07:55

他の検体採取日ではなかなか都合がつか

play07:58

ないということで

play08:00

ドロップされた方が数百人おられて

play08:02

結果として

play08:03

1103人集まったわけですけどもまあ

play08:06

ちょっと数がですね減ってしまったという

play08:08

のが残念なところですで

play08:11

右にはですねワクチンの接種回数と種類を

play08:14

示してあります1回

play08:16

接種から4回接したこの回がちょっと

play08:19

間違ってますけども4回接種まででですね

play08:22

ファイザービヨンテックのワクチンそれ

play08:24

からモデルなのワクチンそれから武田が

play08:27

[音楽]

play08:28

作ったですね

play08:30

DNAワクチンのノーマボックスという

play08:32

ワクチンを施設された方が

play08:35

各々この数おられましたでノヴァバックは

play08:38

ですね今も申し上げたように組み換え

play08:41

DNAのワクチンだというふうに理解して

play08:43

ますけども

play08:45

多少ですね

play08:46

ワクチンと

play08:47

違うところがありますので

play08:49

そういう方が2人おられましたけども今回

play08:51

はこの2人の方は解析から覗いて111人

play08:56

の人の解析をいたしました

play08:59

で1101年の人のですね

play09:02

接種回数の分布を見てみますと

play09:05

全然摂取してないと

play09:07

未摂取さがですね43人1回だけが7人2

play09:12

回だけが93人3回が598人で4回が

play09:16

360人ということで

play09:19

ほぼですね

play09:21

第3

play09:23

回以上を取るとですねまあ

play09:26

113人の中ので1位の中のですね

play09:30

87%が3回以上

play09:33

接種をされているということになります

play09:37

で年齢送別でですね

play09:40

ワクチンどれぐらい打ちましたかという

play09:42

情報とそれからまあ摂取してから最後に

play09:45

摂取してからですねの経過日数の文法を見

play09:48

たのがこの

play09:50

表とグラフでありますけども

play09:53

ご覧になって分かるようにですね

play09:55

下見ていただいたらわかるんですけども1

play09:58

回打った人世界2回言った人といえばです

play10:01

ねあの最近になって1回言った2回打った

play10:04

ではなくてですねもう

play10:06

本当に

play10:07

ワクチンが

play10:08

打てるようになった時に言ってですねその

play10:11

後続けて何回も打つということをされてい

play10:13

ない人でありますから12回目の人はです

play10:16

play10:17

ワクチンを打ってからの

play10:19

採決までの経過時間がですね

play10:22

2780日が咲いて立っているという方の

play10:26

コンピュレーションになりますこういう人

play10:27

がここの7と93を足してですね100人

play10:31

いらっしゃるわけですから全く売ってない

play10:33

人が43人これは先ほど述べた通りです

play10:37

年齢ごとに見てみますと

play10:41

若い人がですね

play10:42

ワクチンを打たなかったり1回2回打った

play10:44

人が少し多いかなというふうには見えます

play10:46

けどもまああのだいたいにおいてですね

play10:50

あの3回4回が多かったということで

play10:53

あまりばらつきにですね

play10:55

優衣さんがないようにも見受けられます

play11:00

で今度はですね

play11:03

質問表によって

play11:05

自己申告をしてもらった

play11:07

感染歴がありますかありませんかという

play11:12

データをまとめたものでありまして

play11:14

質問はですねコビット19にサーズ2に

play11:18

感染しましたかしていませんか

play11:22

わからない言いたくないですかというこの

play11:23

3つのですねあの

play11:25

選択ができるんですけども

play11:27

感染歴がありはですね

play11:29

基本は

play11:30

PCRとか抗原検査をして

play11:32

陽性であったそしてあるいは病院にですね

play11:36

行ったとかですねまああの保健所に連絡し

play11:39

たとかそういう方がですねおられまして

play11:43

それが全体の68に

play11:46

そういう感染力がありというふうに

play11:48

おっしゃった方がおられますで感染歴なし

play11:51

がですね1008人ですねで

play11:54

わからない言いたくないという生き方が

play11:56

ですね25人おられましたでこの感染時期

play12:00

のある人のですね

play12:02

文法を見てみますと

play12:04

αとかデルタですね

play12:06

要するに

play12:07

去年流行ったようなものでですね

play12:09

感染した人はまあ合計して6人で大多数が

play12:13

ですね

play12:14

帯広に感染をしている人でありますそして

play12:18

感染からの日数にしてもですね

play12:20

多数の人はですね

play12:22

BA1が流行りだした

play12:23

頃に

play12:24

感染をした人ということが

play12:26

以降に感染したということになりますから

play12:29

感染してからの経過日数は

play12:31

200230日がMAXで

play12:34

ごく最近に感染されたような

play12:37

BF5に感染されたような方も

play12:39

いらっしゃいますただこのBF5Ba2

play12:42

BA1がですねこれは日本でですねこう

play12:45

いうのがまあ

play12:46

したというところでこの

play12:49

数字をですね

play12:50

合わせて切ってありますからあの何に感染

play12:53

したのかということはもちろん正確に把握

play12:56

はできていませんだいたい

play12:58

感染したのがいつ頃だからこれだろうなと

play13:00

いうふうな

play13:01

感じになってますまあデルとαはおそらく

play13:05

正確に

play13:06

取れているとは思いますけどもウイルスの

play13:08

時代のタイプを解析したわけではありませ

play13:09

play13:12

でちょっと抗体検査にの話に入る前にです

play13:15

play13:16

交代の種類について

play13:18

少し解説をしておきたいと思います

play13:20

山本先生も

play13:21

IGGIGAIGMのことをお話しました

play13:24

けども人の

play13:26

体の中というか

play13:28

脊柱動物の体の中にはですねもともと

play13:32

B細胞がですねいろんな抗体を

play13:35

表面に持って

play13:36

血中を流れてるんですねでこれはどんな

play13:39

外敵が入ってきてもまあ対応できるように

play13:42

というのでそういう抗体を準備してあり

play13:44

ますただし

play13:47

抗体が

play13:48

病原体と結合する

play13:50

力というのはそんなに強くありませんで

play13:53

結合する力が強い抗体はですね一旦B細胞

play13:57

play13:58

抗原を認識して

play14:02

IGMの形のですね

play14:04

抗体を出しているB細胞から

play14:07

文化成熟をして

play14:09

IGGであるとかigaであるとかですね

play14:11

こういう抗体の

play14:14

作るような

play14:15

細胞になって

play14:17

作られる抗体は

play14:18

極めて

play14:20

交代のですねあのアフィニティというか

play14:24

結合力が高くて

play14:26

生体防御の役割になるようなものであり

play14:28

ますけども

play14:30

IGMの抗体はですねまあ弱くくっつく

play14:33

ぐらいで最初に何か怪しいものが来たか来

play14:36

たぞというのを知らせるぐらいの役割の

play14:39

交代だと思ってくださいまあそれで

play14:41

山本先生のお金の話にもありましたように

play14:44

IGMはもう測らないということで私たち

play14:46

もかからずに起きましたで

play14:49

IgGとIGAですけども

play14:51

IGGはですね

play14:54

血中に非常にたくさんあるんですね

play14:56

血中の抗体の75%がIGGだと言われて

play14:59

まして

play15:00

非常にですね

play15:01

ウイルスとか最近に結合する能力が高い

play15:04

抗体でありますで一方igaというのは

play15:07

ですね

play15:09

血液中にも多少はあるわけですけども

play15:11

15%ぐらいあるんですけども

play15:13

主にですね

play15:15

長官とかですねまあ粘膜の組織ですねに

play15:18

存在してまして年末から最近ウイルスの

play15:21

侵入を防ぐという役割をします

play15:24

IG

play15:28

Eはもう

play15:29

直接今回関係ないから説明はいたしません

play15:31

でこれでわかるようにですね

play15:34

IgGという

play15:35

ICTというのはですね

play15:37

感染後に

play15:38

ウイルスが体の中に入ってきた時に

play15:42

防御する抗体でありますでigaというの

play15:45

はですね

play15:46

ウイルスが入るところ

play15:48

鼻の粘膜であるとか喉とかですねそういう

play15:51

ところにあって

play15:52

ウイルスの侵入を防ぐものなんですねで

play15:55

今回のワクチンがですね

play15:57

IGGを誘導するような

play16:00

ワクチンなんです実はですから

play16:02

感染を防ぐものではなくて

play16:05

病気の発症であるとか重症化を防ぐ

play16:08

ワクチンであるということをもう一度

play16:10

申し上げておきたいと思いますですので

play16:13

感染を防ぐということにですね

play16:16

特化してワクチンを作ろうと思うとこれは

play16:19

IGAをたくさん作らせるようなワクチン

play16:22

にしないといけないので

play16:24

例えば

play16:24

花の粘膜にですねコスプレーのようなもの

play16:27

でサッと

play16:28

を吹きかけるとかですねそういうワクチン

play16:30

も実際に

play16:31

世の中にはあるんですけどもそういう方法

play16:33

play16:34

誘導しないといけません

play16:37

でサウスオブツールのですね

play16:39

構造とこう

play16:41

抗体検査の概要についてあの少しあの

play16:44

山本先生から

play16:45

文章で説明もありましたけどもサーフ交通

play16:48

ってこんな形をしていてテレビでもよく皆

play16:50

さんご覧になるから

play16:52

ご存知だと思いますけども

play16:54

Sタンパクというのがですね表面にこう

play16:56

いうふうに並んでるんですねこれスパイク

play16:58

タンパクと言いますで

play17:00

RNAワクチン今回のモデルナットですね

play17:03

ファイザービヨンテックのワクチンはこれ

play17:05

に対する抗体を作らせる

play17:07

ワクチンなんですねですから

play17:09

ワクチンを打つとこういうところに

play17:11

抗体ができるわけですで

play17:13

山本先生から3種類ありますよと説明が

play17:15

ありましたけども1つはこのSタンパクト

play17:18

play17:19

全体に対するワクチンそれから

play17:21

Sタンパクの中でですね

play17:24

体の中の細胞の

play17:26

誕生転身変換酵素にの

play17:29

受容体と靴つまりウイルスが体に

play17:33

細胞に取り込まれるときは細胞の表面の

play17:35

何かにくっついて入っていくわけですけど

play17:37

もそのくっつく相手が

play17:39

A2リセプターというこの

play17:42

感情停止にコンバーチングエンサムの

play17:45

受容体なんですねでそこのところのがまあ

play17:49

ここにあるわけですけどもそこに対する

play17:52

抗体も

play17:53

当然できるわけですそれから

play17:57

山本先生からNとEという説明がありまし

play17:59

たけどもこれはですね

play18:01

入居キャプシードタンパクと言ってこの

play18:04

ウイルスの中にですね

play18:06

キャプシルの中にあるタンパク質に対する

play18:09

抗体であります

play18:11

それから

play18:12

Eはですねエンベロップというとウイルス

play18:14

をご包んでいるこの

play18:16

キャプシールの表面に出てきてるような

play18:18

タンパクに対する

play18:20

抗体なんですねですからここで大事なこと

play18:22

play18:23

ワクチンを打ってできる抗体は

play18:26

Sに対するこういう抗体であって

play18:29

NとかEに対する抗体はワクチンでは誘導

play18:32

できないということですここをまず

play18:35

ご理解いただけたいいただきたいと思い

play18:37

ます

play18:42

play18:43

多数の抗体はですね

play18:44

先ほどの山本先生の話とちょっと重複し

play18:46

ますけども

play18:48

Sに関してはS1s2からrbdという3

play18:51

つの抗体がありますそして

play18:54

エンベロップのところの抗体とそれから

play18:58

抗体があります

play18:59

S1s2rbdEMでありますそして

play19:05

ワクチンを打った時に誘導されるものに

play19:08

対してはこの

play19:10

上の3つですねこれに対する抗体を見れば

play19:13

いい

play19:14

感染に関してはこの下の2つの

play19:17

タンパクトに対する抗体を見ればいいと

play19:18

いうことになります

play19:23

でまずですねこれは

play19:26

全員の検体を用いて

play19:28

S1s2rbdそれからenそれに加えて

play19:33

山本先生少し話し合いました季節性の官房

play19:35

のコロナウイルスの4つが入ってますよと

play19:38

いう話でしたけども今回はこれは使えませ

play19:41

んでしたあのー

play19:44

SUSCOB2に対する抗体だけ

play19:46

抗体を調べるということでこの5つを

play19:48

テストしてみましたで途中でですねあの

play19:52

主役の

play19:53

ロットが変わりますバッチが変わりました

play19:55

から

play19:56

主役のバッチ感でですね何か

play20:01

差が出てきてないか

play20:02

主役に依存する差が出てきてないかという

play20:04

こと

play20:05

みたいのがこのスライドで

play20:07

ドロットのDとEという2つの主役を使い

play20:10

ましたけどもまあ要するにDを使ってて

play20:13

途中でなくなったから主役新しい試薬で次

play20:15

からはやったということですけども特に

play20:17

大きな差はもちろんありませんでここで見

play20:19

play20:20

ご覧いただいてわかることはですねこのS

play20:23

1

play20:23

rbdはこういうふうに

play20:25

非常に綺麗なコプラットができてますけど

play20:27

play20:28

S2はですねなんとなくこうガタガタし

play20:30

てるでどれぐらいの数字かというとですね

play20:34

rbdとかS1はですね数万のところまで

play20:36

こうずっと

play20:38

上がってるんですけども

play20:39

S2がですね一番から下の方に軍港して

play20:42

いるとだからまあ要するにS2の

play20:45

感度というかねが少し

play20:47

低いなということがまあこれから見て

play20:49

取れるんですけども

play20:51

EとNに関しては

play20:53

Eはまあ

play20:55

割とシグナルが低くてですね

play20:57

数千のところにとどまるようなこういう

play20:59

感度のものでありまして

play21:01

Nは結構上がる人は上がっているなという

play21:03

のが見て取れますで私たちは今回の解析で

play21:06

はこのS1と

play21:08

rbdとNこの3種類を

play21:11

使うことにしました

play21:12

繰り返しますけどもS1とrbdがあれば

play21:15

ウイルスに対して

play21:16

感染している場合それからワクチンを打っ

play21:19

た場合にこの抗体ができるわけです

play21:21

Nは

play21:22

ワクチンを打ってはできませんませんから

play21:24

感染している人を見るための抗体だという

play21:26

ことであります

play21:28

でこれはですねワクチンの接種回数と

play21:31

iggの抗体化まあigaとigcとが

play21:35

ありますけども今回私がお話をさせて

play21:38

いただくのはより高体価がですね高い

play21:42

IGGに限ってお話をしますで

play21:47

ワクチンの接種回数とですねiggの抗体

play21:50

化を見たのがこのグラフでありまして

play21:52

摂取してない人1回2回3回4回と

play21:55

それぞれ並べてあります見るところ

play21:59

S1とですねrbdは

play22:02

接種回数が多いことですね

play22:03

ワクチンの抗体化は高くなっていますただ

play22:06

これはですね何

play22:09

回も打てば

play22:10

宅配がたくさんできるということではなく

play22:13

てですねまあ4回言った人はごく最近に

play22:16

ワクチンを打ってるわけですから

play22:19

抗体ができてから

play22:20

抗体が

play22:21

減っていくまでの時間が短いということが

play22:25

主な理由であろうというふうに

play22:27

考えられます

play22:28

で1回2回のところはですねやはり1回の

play22:32

人は低い

play22:33

議会の人がまあ高いという傾向はあります

play22:35

けどもこれはですね

play22:37

先ほどグラフでお見せしましたように1回

play22:39

だけ打った人っていうのはもう打ってから

play22:41

300何日400日

play22:43

経ってるわけですから当然のことなら

play22:45

抗体化は低くなるということでありますで

play22:52

Eでありますエンベロップでありますけど

play22:54

もこれは先ほども申し上げたように

play22:57

接種回数とは関係ない

play22:59

感染をしたら

play23:00

増えるものだというふうに

play23:02

申し上げましたけども

play23:04

接種回数が上がっていくんですね

play23:07

少しずつこう上がっていってるんですね

play23:08

ただあの

play23:10

利用としてはですね

play23:11

非常に少ないということがあっておそらく

play23:13

これは何を何を意味しているものでもなく

play23:15

てですねまあいいというこの

play23:18

検出のエピトークがですねあまり

play23:21

適切に

play23:26

感度得意の問題の色々ありますけど制度

play23:28

よく働いていないんだなということが

play23:30

分かりますで一方Nはですねやはり

play23:34

ワクチンを

play23:36

ワクチンの回数とは関係ないんですけども

play23:39

例えば

play23:40

0回の人って結構多い人がいたりするん

play23:42

ですねでこれはですねあのまあ後でお話を

play23:46

しますけどもまああの

play23:48

要するに感染がある人がですねの中でが

play23:51

必要も売ってない人ってまあ結構いるわけ

play23:53

でまあそういうのを反映してるだけで

play23:55

基本はですね

play23:56

摂取回数とは関係ありません

play24:00

で今度は自己申告でですね感染している

play24:03

感染してない

play24:08

自己申告でですね感染していました

play24:11

感染歴ありますありませんそれから

play24:14

言いたくないあるいは

play24:15

不明ですと

play24:16

言った人で見てみますけども

play24:19

Sはですね

play24:20

当然感染をしていようがしていないがです

play24:22

ねもちろん感染をしたら

play24:24

Sの抗体Sに対する抗体できますけども

play24:26

ワクチンによってもできますから大きな

play24:29

ですね

play24:30

差は

play24:31

オペレーションごとにはサブ

play24:33

ポピュレーションでは見られませんでEも

play24:35

まあちょっとこのEはもう使わないので

play24:37

あまりにも触れた今日はくれませんけども

play24:39

Nを見るとですねやはり感染した人って

play24:42

いうのはNの抗体がかなり上がってると

play24:44

いうことが分かりますで

play24:47

感染してない人は低いんですけども

play24:49

アンノーンですね

play24:50

言いたくないあるいは

play24:52

不明の人もですね

play24:54

感染してないですよと言った人よりも

play24:55

ちょっと高めの傾向がありますここはまた

play24:58

結果を見ながら説明します

play25:00

でまぁ私たちは

play25:02

山本先生から説明があったようにですね

play25:03

あの感度得意度を判定するのにまああの

play25:08

閾値を決めるんですけども私たちが今回の

play25:12

ですねスタディで

play25:14

得られた

play25:15

数値はですね

play25:17

Sを使ったS1を使った時にはですねまあ

play25:20

感度が99%で

play25:23

得意度がですね

play25:24

98%ぐらいだとでrbdは

play25:28

感度が99

play25:29

特異度が95%ぐらいでNは

play25:32

先ほど山の先生とまあ同じようなあれです

play25:34

けども

play25:36

SはS1rbd比べてですねやはり下がり

play25:39

ますしながらですね

play25:42

感度

play25:43

91%

play25:45

得意度がですね89%ぐらいのところまで

play25:49

十分に

play25:50

得られましたのでこれを使って

play25:52

判定をしていくということにいたしました

play25:56

でまずは

play25:58

Nに対する抗体のデータから最初にお見せ

play26:01

します

play26:02

感染をしたかしてないかということであり

play26:04

ますで感染歴ありなし不明でですね

play26:08

Nの値というのはこういう風なボックス

play26:10

プロットになりますけども

play26:12

閾値をですね

play26:13

477というところで切る

play26:17

先ほどの

play26:18

感度得意度が得られるところであります

play26:19

けどもそうするとですねまあ見ていただき

play26:22

たいのはこの

play26:23

左のですね上の

play26:24

表なんですけども

play26:26

感染歴ありの人

play26:29

68人この人の中でですね

play26:32

N

play26:32

抗体が陽性の人が60人で

play26:35

陰性の人が6にいました

play26:37

イン性の人っていうのはこういう人たちな

play26:39

んですけども

play26:40

6人いましたで

play26:42

感染歴なし自分はかかっていませんという

play26:44

人の中にですね

play26:46

陽性の人が17人いたんですねこういう人

play26:48

たちですね

play26:50

で陰性の人が901人で不明の中にはです

play26:54

ね25人の中で陽性の人が10人いたと

play26:57

いうことはこの不明

play27:00

わからないまた言いたくないの中にですね

play27:02

かかったんだけどもそれを言いたくないと

play27:04

いう人が含まれているということを示す

play27:07

ものであります

play27:08

全体として

play27:10

190179人がですねまあ感染が

play27:14

抗N

play27:15

抗体から見たときに

play27:17

陽性であったという

play27:19

結果が得られました

play27:21

で接種回数で見るとですねまあ摂取して

play27:24

ない人のうちの32.6%が

play27:28

Nクォーターへ陽性だということが

play27:30

わかりましたあとはあまり

play27:33

摂取とですね何か

play27:35

紹介しているような

play27:36

結果はここではあまり見られていないよう

play27:38

に思います

play27:40

play27:43

感染している

play27:45

PCRによって感染あるいは広告編検査に

play27:47

よって感染が明らかになっているにも

play27:49

かかわらず陰性の人この人たちはどういう

play27:52

人かとつまり

play27:54

議員選手ですねどういう人かというのを見

play27:57

てみましたけども

play27:58

あまりですね何か

play28:03

綺麗な

play28:04

説明ができるわけではありません

play28:07

少しやはりこの辺の

play28:10

割とこのカットオフに近いところの人は

play28:13

ですねまあ徐々に抗体が減っているのかな

play28:15

play28:16

例えばこの300

play28:18

感染からもう1年以上経ってる人がですね

play28:21

3人いらっしゃいますけどもまあこういう

play28:24

人たちがですねまあこのカットオフより下

play28:27

に出てるというのは結局は

play28:30

感染してから抗体が徐々に減っていくわけ

play28:32

ですからそれを反映してるのかなという

play28:34

ふうにも思いますけども

play28:36

下の3人の人はですね

play28:38

非常に低い

play28:39

ところでですねどうして

play28:42

感染をしたということが

play28:44

確定しているのにNが低いのかということ

play28:46

は今のところは不明でありますこれは

play28:49

いろんな理由がありますねあのご判定と

play28:52

いうこともありますしあの

play28:55

獲得免疫がまああまり

play28:57

うまく

play28:58

免疫が獲得されなかったというようなこと

play29:00

もあると思いますけどもここにその原因を

play29:02

調べるのは諦めて難しいことです

play29:05

play29:06

次はですね今度はS1とrbdでまあ

play29:11

ワクチンの接種とそれから

play29:13

Sに対する

play29:14

Sタンパクに対する抗体ということで

play29:18

関連を見たのがこのスライドであります

play29:23

これはですね綺麗にこっちはある横軸

play29:27

rbd縦軸はS1ですけどもまあこの両方

play29:30

が陽性の人はですねこれはもうワクチンを

play29:33

接種して

play29:34

抗体がしっかりできている人にであります

play29:36

でそれに加えてですね

play29:39

片方が陽性の人というのがこここの2つの

play29:42

集団でありまして

play29:43

両方がまあいい性と判断されるとこの葛藤

play29:46

法を使うという生徒判断されるという集団

play29:47

がここにありますで1回目の接種の人を

play29:51

ですね全体の上に

play29:53

オレンジでプロットすると1回目の選手と

play29:55

バラバラと出てきます2回目の人はですね

play29:58

割とこの陽性のところにたくさん出てきて

play30:00

3回目になるとほぼ

play30:02

全員一人を除く全員が陽性4回目のやつ

play30:05

全員が陽性で

play30:06

シグナルの高いということになりますけど

play30:07

もこれは

play30:08

先ほども申したように最後の接種からです

play30:11

ね時間があまり経っていないから

play30:13

十分量の抗体が

play30:15

保持されているということになろうかと

play30:16

思います

play30:22

はいそれでですね

play30:25

次はですね

play30:31

ワクチンがを打っていない

play30:33

のにですね

play30:36

抗体が陽性の人は1人おられたんですね

play30:39

これはまあrbdの抗体陽性でSの抗体は

play30:43

まあこの買っとくから言うと一斉なんです

play30:45

けどこの人がどういう人かというのを

play30:47

調べるとですね

play30:48

実はこの人はワクチンを打ってないんだ

play30:49

けども

play30:51

N交代がたくさんあるということがわかっ

play30:53

てこれは感染危険性感染ですねいわゆる

play30:58

自分では気がついてないというのも感染し

play30:59

play31:00

SNが

play31:01

陽性になっている人ですから

play31:04

感染によって

play31:05

rbd抗体がたくさん作られているという

play31:08

ことを

play31:09

示しているのだと思いますなぜS1が低い

play31:12

のかは

play31:13

わかりません

play31:15

play31:16

ワクチン接種済なんですけども

play31:20

抗S1

play31:21

forbdが低い人というのが5人

play31:24

いらっしゃるわけですでこの5人の人を

play31:27

ここの下で見てみますと

play31:29

接種回数が少ないんですねいずれも1回と

play31:32

か2回の人で

play31:34

接種後の

play31:35

経過日数がですね最低300にし程度で

play31:39

長い人なら40日経っているとこれはです

play31:42

play31:43

先ほどの山本先生の説明にもありました

play31:45

ように

play31:46

摂取してから時間が経ってるから

play31:48

抗体価が下がっているということを表し

play31:51

てるんだと思いますこういう人は特にそう

play31:53

ですねここのギリギリの人なんかはもう

play31:56

少し高ければこっちへ行くわけですから

play31:58

そういうことだと思いますただこの人の

play32:01

ようにですね

play32:02

全く何もない

play32:04

ほとんどもちょっと

play32:06

想像できないことですね低いという人も

play32:07

いるわけですでこういう人はおそらくまあ

play32:11

免疫でですねあのワクチンによる免疫が

play32:14

まあきっちりつかなかった人でなんじゃ

play32:16

ないかなというふうに考えてます

play32:19

はいそれからですね

play32:21

感染者のうちにですうちですね

play32:24

S抗体それからrbd抗体の両方が少ない

play32:27

という人が13いましたでここに当たる人

play32:32

なんですけど感染あり

play32:34

赤の人で

play32:36

両方の

play32:37

値が少ない人なんですけどもこの人たちは

play32:39

ですね見てみると

play32:41

接種してなくて感染した人が

play32:44

全員がそうだったんですねで

play32:47

摂取してなくて感染した人が14人います

play32:50

けどもそのうちの13人に関してはですね

play32:55

S1rbdの抗体がですね

play32:58

きっちりとこの閾値まで

play33:00

達するところまで行ってなかったという

play33:02

ことがわかりましたということはですね

play33:04

まあいろんな解釈ができますこれはまだ

play33:06

あのあまり素敵ですのでいろんなこと

play33:09

申し上げるわけにいきませんけども

play33:11

感染をしてできる抗体っていうのはですね

play33:13

やっぱりワクチンを打ってできる

play33:16

Sとかrbdの抗体よりですね

play33:19

によって

play33:20

導かれる抗体っていうのは

play33:24

低いんだなとつまり

play33:26

相当ワクチンというのはよく聞いて

play33:29

Sに対しての抗体がですね

play33:32

効率よく産生できるようになってるんだな

play33:34

ということが

play33:36

言えるんじゃないかのなと思っております

play33:40

play33:40

次はですねこのあのどれぐらい

play33:43

売ってからの日数でですね減少してくるか

play33:46

ということを見たものなんですけども一つ

play33:49

問題があってですねこのSの交代

play33:53

S1の項とRPGの抗体っていうのは

play33:55

先ほど上がプラットになってますよと話し

play33:57

たけどもしましたけども相当感度の移行

play34:00

タイヤですねちょっとシグナルが30な

play34:02

感じがしますからこのカーブがですね本当

play34:05

はもう少し落ちてくるんじゃないかとあの

play34:07

もう少し大優勝をして

play34:09

発生をやってみる必要があるのかなという

play34:12

ふうに思いますで基本的にはですね何回

play34:15

打ったか何回言ったかでですね

play34:17

ワクチンが

play34:18

抗体が減少するカーブの

play34:20

傾きが変わるということありえないんです

play34:22

ねそれは

play34:23

抗体が血中で分解されていく

play34:26

スピードの問題だから

play34:27

ワクチンの外出と違ってあるいは量と違っ

play34:29

て同じことなのでこのデータはですねまだ

play34:32

注意して扱う必要がありますですのでここ

play34:35

ではあまりこれに詳しいことは申し上げ

play34:38

ません

play34:38

で以上で私の発表なんですけどまとめると

play34:41

ですね

play34:42

末梢血を用いることで

play34:45

SタンパクS1およびrbdですね

play34:48

各タンパクNに対する抗体をまあ感度よく

play34:51

測定

play34:52

制度良く測定できることが

play34:54

わかりましたで今回のですね

play34:57

被験者の集団の1101人中ですね

play35:01

79人が

play35:03

ウイルス感染でしか得られない方N抗体が

play35:05

陽性でありましたでそのうち感染を自覚し

play35:08

ている人は

play35:09

60人です

play35:11

111

play35:13

MMに関してはですね

play35:15

感染歴が

play35:17

感染を自覚されてない方だったんですね

play35:18

それから

play35:20

感染歴があるにもかかわらず

play35:22

N交代が陽性の人が6人いて

play35:24

合計179人になるわけですけどもまあ

play35:27

そういう普及性感染によってですねまあ

play35:30

ウイルスが拡散しているということは

play35:34

世間では言われていることですけどそう

play35:35

いうことが

play35:36

起こっている可能性もあるなという

play35:38

示唆が得られたと思いますそれから末梢血

play35:40

のライブラリーを作ったということでこれ

play35:43

を使うことによってですね

play35:45

先ほど山本先生がおっしゃってたような中

play35:47

学校体の実験であるとかですねどういう

play35:51

抗体が作られたのかということをですね

play35:52

ここに調べることができるわけですで最後

play35:57

ワクチンを受けずに

play35:58

感染した人の大多数はですね

play36:00

感染後に十分なS1クォーター及び

play36:03

rbd工程が獲得できていなかったという

play36:05

これは大きなことだと思います

play36:08

感染を1回してどれぐらいの抗体ができる

play36:10

かというとですねそれは1回感染したら

play36:13

もう次は大丈夫だと思えるかどうかという

play36:16

ことにも関係してくるわけですけども

play36:18

あまりですね

play36:20

感染をして

play36:21

抗体ができてその抗体が十分十分本当に

play36:24

ワクチンでできる抗体のようにたくさん

play36:27

体の中に

play36:28

持つようなことにはなってないぞという

play36:30

ことも

play36:31

わかりました

play36:34

今後ですけどもパス

play36:37

部でですね今ちょうどおミクロン株に対応

play36:40

するような

play36:42

検査試薬を開発しているそうでそうすると

play36:44

ですねあの接種者がおミクロンに対する

play36:48

抗体もちゃんと作れているのかどうかって

play36:50

いうようなことも

play36:51

わかってくる

play36:52

可能性がありますのでこういうのを使って

play36:55

将来実験を進めたいというふうに思います

play36:57

それから3回目の抗体検査をやはりやる

play37:00

べきだと私は思ってましてこれは一つは

play37:02

ですね

play37:04

長浜では末梢血でやったのが今回最初です

play37:06

ので2回の時系列のデータが欲しいという

play37:09

ことそれから今感染者がどんどん増えて

play37:12

ますから

play37:13

集団免疫がどれぐらい確定されたかという

play37:15

ようなことを

play37:16

知るのにもですね時系列で解析をするのが

play37:19

大事かなとここを

play37:20

半年1年の間でどういうふうに

play37:23

感染者が増えるかということをですね

play37:26

水野も大事なことかなと思いますそれから

play37:28

もう一つは社会科学的な調整広瀬先生お

play37:30

話しされると思いますけどもあのだいぶ

play37:32

警戒感がいるやるとで意識の変化がある

play37:35

だろうというようなことをですね2021

play37:38

年の春夏それから今回の2022年の夏と

play37:41

もう一度2023年に比較することによっ

play37:46

てですね人の考えの変わり方とかですね

play37:48

行動の変わり方が

play37:51

わかるのかなというふうに思います

play37:53

長くなりました

play37:54

共同研究者の先生方一人一人お名前は

play37:58

読み上げませんけどもいろいろと

play37:59

ありがとうございましたそれから

play38:02

先ほどの山本先生のルミネクスの

play38:04

抗体検出装置はですね

play38:07

クラウドファンディングでたくさんの支援

play38:10

のをしていただきましてその

play38:12

[音楽]

play38:14

技術的くださったですねお金の一部を

play38:17

利用して

play38:19

使わせていただいて最新の

play38:21

検出を

play38:22

購入させていただきました

play38:24

この装置ですね

play38:29

でこれ最後にサポートしてくださった色々

play38:32

play38:33

研究機関あるいは

play38:35

ファンディングボディの

play38:36

先生企業の方にお礼を申し上げたいと思い

play38:39

ます私の発表以上です

play38:41

ご清聴ありがとうございました

play38:44

松田先生お話ありがとうございましたそれ

play38:46

では質問でですね

play38:48

餌もございます

play38:50

嫁がさせていただきます

play38:52

松田先生

play38:53

以前

play38:54

7月に松田先生の講義を拝聴してから

play38:57

長期的に

play38:58

効力が続くワクチンはまだ出ていないと

play38:59

思っています

play39:02

質問がこのまま4から5カ月に1度の感覚

play39:05

でワクチンを

play39:06

打ち続けなくてはならないでしょうか2つ

play39:09

目の質問でまたこのままそのワクチンを

play39:13

接種続けること摂取をし続けることはいい

play39:16

ことなんでしょうか3つ目の質問で

play39:20

本日の工業受け最終ワクチン接種からの

play39:23

経過期間を

play39:25

公表することが重要なのではないでしょう

play39:26

かと

play39:27

同じ方から3も質問いただ思います

play39:30

松田先生の方からご回答をお願いいたし

play39:31

ますはいあのご質問ありがとうございます

play39:35

大変あの

play39:37

重要な

play39:38

質問だと考えますでまず1つ目にですね

play39:42

まあ長期的に効力が続くワクチンはまだ出

play39:45

ていないと思ってますというところであり

play39:47

ますけどもあの

play39:50

ワクチンというのはですねまあこれまで

play39:53

いろんな感染症に

play39:55

対して

play39:56

様々なワクチンが製造されてきたわけです

play39:58

けども

play40:00

ベストなワクチンというのは何かという

play40:02

ことを考えてみます

play40:04

ベストなワクチンというのはですねやはり

play40:06

あのウイルス感染の場合はウイルスその

play40:08

ものなんですねでなぜならば

play40:12

ウイルスそのものが感染するあるいは体の

play40:15

中に入ると

play40:16

ウイルスのいろんな部位に対して

play40:18

抗体ができますでウイルスのいろんな分に

play40:21

対するですね

play40:23

抗体を広く揃えた方が

play40:25

当然のことながら防御力がかかるわけです

play40:28

で例えば皆さん方1年に1回摂取される

play40:31

インフルエンザのワクチンはですね

play40:34

ウイルスそのものを

play40:35

不活化するつまり活性をなくするあるいは

play40:39

弱毒化して

play40:40

摂取しますで一方で今回のですね

play40:44

メッセンジャーRNAワクチンのように

play40:48

特定のタンパク質まああの今回の場合は

play40:51

Sタンパクとか

play40:53

スパイクタンパクトと言われているもので

play40:54

ありますけどもこれを利用するワクチンと

play40:57

いうのはですね今回が初めての試み

play41:00

メッセージRNAワクチンとして初めての

play41:02

試みで

play41:04

先ほどもしてインフルエンザ

play41:06

ワクチンに比べてですね

play41:08

当然のことながら

play41:10

光源の数が少ないわけですねですから

play41:13

ワクチンは

play41:14

ウイルスそのものを摂取するということが

play41:16

やはり

play41:17

免疫学的には大切なことではあります一方

play41:20

でですね今回

play41:22

突然2020年の1月ですかねに現れて

play41:27

相は何者だかわからないようなまあ怖い

play41:30

ウイルスだというふうに最初は考えてた

play41:32

わけでありましてそういうウイルスが感染

play41:35

した時にですねどういうことが起こるのか

play41:38

死ぬのかあるいは非常に重症化してですね

play41:40

いつまででも副作用が続くのかっていう

play41:43

ことがわからないところでですね

play41:46

不活化するっていうのはどこまで復活化し

play41:48

たらいいのだともしウイルスが残ってたら

play41:50

大変ですからそういうことをですね時間を

play41:53

かけて検討する

play41:55

余裕がなかったと私は思いますそれを

play41:58

考えるとですね一部であってもつまりS

play42:01

タンパクであっても

play42:02

ウイルスの重要な分野に対する抗体を誘導

play42:04

するような

play42:05

ワクチンを作って

play42:07

発症とか重症化を防ぐことがより大切で

play42:10

あったわけです

play42:12

play42:13

ワクチンの効果というのは抗体の量だけで

play42:15

は評価できません

play42:17

抗体の量が減るとですねいかにも

play42:20

ワクチンの効き目が薄れてきたというよう

play42:22

play42:24

誤った考えがあると思いますけども最も

play42:26

大事なのはですねそういう抗体を作る

play42:30

Bリンパ球がきちっと体の中に

play42:33

残ることなんですねでBリンパ球は

play42:36

相手を

play42:37

撃退するとですね

play42:39

体の中で休んでるんですねそれを記憶細胞

play42:41

というふうに呼びますけども

play42:44

抗体は一定のスピードで血中からなくなり

play42:46

ますけども

play42:47

記憶細胞が残っていると

play42:49

次に感染があった時に

play42:51

結合力の高い

play42:53

前の感染の時に

play42:55

きちっと準備した

play42:56

抗体をですね短時間で

play42:58

賛成することができるんです

play43:01

play43:02

質問に直接お答えするのはこれからです

play43:04

けども今後どれぐらいの感覚でワクチンを

play43:07

打つのかということを考えてみると

play43:10

例えば皆さん方インフルエンザワクチンは

play43:12

ですね1年に1回売っておられるわけです

play43:14

ねで

play43:16

冬に流行するからまあ冬が

play43:18

来る前に打つということになってますけど

play43:21

もこのワクチンはですねその年に流行する

play43:24

タイプを予測して

play43:26

秋ぐらいに完成するようにワクチンを作り

play43:28

ますでその予測が当たるとして当たらない

play43:31

としかあるんですね

play43:33

当然のことながら

play43:34

当たらない年はあまり効かないということ

play43:36

になりますで最近ではコロナが始まった

play43:39

2019年から20年にかけてのワクチン

play43:42

がですね

play43:43

非常に

play43:44

流行った株とフィットしていたつまり

play43:47

流行る株の予測が当たっていたと言われて

play43:49

てその時にですね

play43:52

インフルエンザがあまり患者で出なかった

play43:53

のは

play43:54

コロナがあるからマスクをしようというの

play43:57

で皆さん方マスクをして

play43:58

距離を取ったということだけで説明できる

play44:01

わけではなくですね

play44:02

ワクチンがうまく作用したことも1位に

play44:04

なってますつまりですねまあ1年3日

play44:07

ぐらいワクチンを打つということは

play44:09

皆さん方

play44:10

十分にこれまで経験されてきてあまり不

play44:13

自然にも思わないでやっていることになり

play44:15

ますで一度感染をするとですね

play44:19

先ほども申しましたように

play44:21

Sタンパクだけではなくいろんな工業に

play44:23

対する抗体が作られるのでそういう抗体を

play44:26

作るB細胞が

play44:28

体に残っている限りある程度の防御が可能

play44:30

であるわけですただそのB細胞はずっと

play44:33

眠った状態なので時々起こしてやることが

play44:36

大切だと

play44:37

言えると思います

play44:38

でもう一つですねその抗体だけで見たら

play44:41

いけないという一つの

play44:43

例としてですね

play44:45

抗体がただウイルスに結合するだけでは

play44:47

なくですねそのウイルスの中和をするよう

play44:51

な抗体つまりウイルスの

play44:52

働きを封じ込める抗体でなければ意味が

play44:55

薄いわけですでそれを確かめるためには

play44:57

実際にウイルスを用いた実験が

play45:00

必要なんですけどもまあそれは非常に手間

play45:02

がかかって

play45:03

危険性も伴うということで小さなですね

play45:07

数の

play45:08

検体を用いた実験を行われていますけども

play45:10

大規模な調査はまだ行われていないんです

play45:14

ねでそういうあたりが明らかになってくる

play45:16

とですね今回のワクチンの効果がどれ

play45:20

ぐらいあったのかということが

play45:21

正確に分かるようになりますただし

play45:24

疫学的には

play45:26

ワクチンを

play45:27

打つことによって発症重症化がですね

play45:30

非常によく防げたというデータがもう

play45:32

すでにありますのでやはりワクチンの接種

play45:35

play45:35

重要であろうというふうに考えます

play45:38

でまあこういうことを考えて1年に1度

play45:40

ですねまああの

play45:42

インフルエンザのワクチンを打つ時にまあ

play45:44

同時に摂取するとかですね時間を空けて

play45:47

摂取するというのは私はそんなに悪いこと

play45:49

ではないと思っています

play45:52

でもう一つはですね今回私たちが経験した

play45:56

ことでいろんな変異株が出てくるとで変異

play45:59

株が出てきてですね

play46:01

極めて病原性が高いようなものが出てきた

play46:04

場合

play46:05

過去にあったものではデータがまあそれに

play46:07

近いと思うんですけどもそういうものが出

play46:09

てきた場合はですねやはり

play46:11

すぐに準備するワクチンをすぐに準備する

play46:13

ということは極めて重要ですねで

play46:16

逆に言うと今回はそういう

play46:19

短期間でですね

play46:20

準備ができるような

play46:22

メッセージRNAワクチンを使ったわけ

play46:24

ですけども

play46:25

将来病原性の高いものが出てきて

play46:28

ワクチンをもう一度打つ方がいいと

play46:30

言った時にやはり期間が短くですね

play46:33

きちっと準備できるような

play46:35

RNAワクチンの技術はこれからの重要な

play46:38

予防法になるというふうに私は思います

play46:43

play46:44

もう一つですね

play46:47

質問で最終

play46:50

ワクチン接種からの経過時間を公表する

play46:52

ことが重要なのではないでしょうかという

play46:55

のがありましたこれはおそらく

play46:57

ワクチンを

play46:59

打ってから時間が

play47:00

開くと

play47:01

感染がしやすくなるんじゃないかという

play47:04

ことをまあおっしゃっておるのだと思い

play47:07

ますねで

play47:09

講義の中で申し上げたようにですねまあ

play47:11

あの

play47:12

ワクチン今回のワクチンはですね

play47:15

感染を予防するものではなくて

play47:18

発症や重症化を避けるものだということを

play47:21

まず理解いただきたいと思いますつまり

play47:23

ですね

play47:24

ワクチンを接種していても

play47:27

感染はやはりウイルスが人の体の中に入っ

play47:30

てくると成立する場合が多いんですねで

play47:33

そういうことで

play47:37

感染をしたということとまあワクチン接種

play47:40

からの

play47:41

経過時間との関係というのはなかから見る

play47:44

のが難しいですねでつまり

play47:48

重症化をしたか発症したかというような

play47:50

ですね

play47:51

細かな

play47:52

データが病院ベースで例えば集まっている

play47:55

とかですねそういうことがあると

play47:58

接種からの経過時間と

play48:00

発症の関係

play48:02

接種からの化時間と

play48:04

重症化の関係というような

play48:06

解析ができるわけですけどもまあ私どもの

play48:10

やった研究は

play48:12

地域住民にですねアンケートで聞くような

play48:15

研究でありますからそこまで厳密なですね

play48:17

臨床情報を集めた研究にはなっていません

play48:20

ですのでもちろん

play48:23

データはですね

play48:24

公表したいとは思うんですけどもまだその

play48:27

解釈はきっちりとできる段階でないという

play48:29

ことを

play48:30

ご理解いただきたいと思います

play48:33

松田先生ありがとうございました

Rate This

5.0 / 5 (0 votes)

Related Tags
抗体検査ワクチン感染症対策研究結果社会調査免疫応答PCR検査集団免疫ワクチン開発科学分析
Do you need a summary in English?