【日本の闇】なぜ日本の所得税の税率は"いびつ"なのか？税率23%に潜む闇を税理士が解説！

大河内薫 / お金の教育

15 May 201905:51

Summary

TLDRこの動画では、日本の所得税の税率に関する誤解や不公平について深掘りしています。特に、累進課税制度における税率の跳躍、例えば20%から突然23%への変更が不自然であり、これが公務員や官僚に有利なように設計されている可能性があると指摘しています。視聴者に対して、税制を理解し賢く生きる選択肢を提示し、ルールを作る側になるか、賢く生き抜くか、もしくは海外へ逃げる選択肢を考えるよう促しています。税制に関する深い洞察を提供し、視聴者に積極的に考えることを促す内容です。

Takeaways

😀 所得税の税率は超過累進税率で、年収に応じて段階的に税率が上がる。
😀 195万円までの所得には5%の税率が適用され、それを超えた部分にのみ高い税率がかかる。
😀 よくある誤解は、税率が上がると全額に新しい税率が適用されると考えることだが、実際には段階的に課税される。
😀 所得税の最高税率は45%で、高額所得者には非常に負担が大きい。
😀 23%の税率が突然現れる部分に疑問を呈しており、税率設定に不自然な点があると感じている。
😀 23%の税率は年収1,000万円前後に適用されるが、このゾーンには官僚や公務員が多いため、特別な配慮がされている可能性がある。
😀 官僚や公務員がこの税率のゾーンに長期間とどまりやすいことが、税率設定に影響を与えているかもしれない。
😀 23%という中途半端な税率の設定には、税制を作る側が自分たちの利益を守るために調整した可能性があると指摘している。
😀 日本の税制に対して批判的な立場を取っており、税制改革や改善の必要性を強調している。
😀 視聴者に対しては、税制を理解し賢く生きることを推奨しており、無知でいることが最も危険だと警告している。

Q & A

日本の所得税制度はどのような仕組みになっていますか？
-日本の所得税は超過累進税率を採用しており、年収に対して段階的に税率が適用されます。所得が高くなるほど税率も上がり、最も高い税率は45%です。税率は5%からスタートし、段階的に7つのステージが用意されています。
所得税の税率表における誤解とは何ですか？
-多くの人は、所得が次の税率のステージに進むと、全体の所得にその税率が適用されると誤解しています。しかし実際には、超過累進税率では、基準額を超えた部分にのみ高い税率が適用されます。
195万円を超えると税率が10%に上がるのですか？
-195万円を超えると、次の税率10%が適用されますが、全体の所得ではなく、195万円を超えた部分にのみ10%の税率が適用されます。
税率が突然23%に上がることについて、どのような疑問が持たれていますか？
-税率が20%から突然23%に上がることに対し、なぜ中途半端な数字が使われているのか、特に疑問が持たれています。この不自然な変化について、実際には官僚や公務員の給料に関連しているのではないかという指摘があります。
税率23%のステージはどのような年収層に該当しますか？
-税率23%のステージは、課税所得が695万円を超えて900万円未満の人々に該当します。この年収層は、給与年収が約1000万円前後になるため、特に公務員や官僚に多く見られると考えられています。
なぜ税率23%が意図的に低く設定されたと考えられるのでしょうか？
-税率23%が低く設定された理由として、官僚や公務員がこの年収層に多く、税率を低く設定することで彼らを有利にしているのではないかと考えられています。
「ルールを作る人間が自分たちに有利なルールにした」という指摘について、どのように考えていますか？
-この指摘は、税制が実際に政府の官僚や公務員といったルールを作る立場の人々に有利に設計されている可能性を示唆しています。彼らは自身の利益を守るために税率の設定を行っていると考えられます。
日本の所得税制度における「闇」とは何を指していますか？
-日本の所得税制度における「闇」とは、特定の税率設定が不自然であり、それが特定の社会層に有利に働くように仕組まれているという点です。特に税率が不合理に感じられる部分に問題があると指摘されています。
どのように税制の不正を改善すべきだと考えられますか？
-税制の不正を改善するには、税率や税制の設定をより透明にし、公平性を確保することが重要です。社会全体で税制に対する理解を深め、ルール作りに積極的に関与することが求められます。
日本における税金の問題に対して、どのような選択肢がありますか？
-日本における税金の問題に対して、主に3つの選択肢があります。1つ目はルールを作る側に回ること、2つ目は税制を理解して賢く生活すること、3つ目は海外に移住することです。さらに、最も危険なのは何も知らずに搾取されることです。