【水素】川崎重工が水素の低コスト化に成功!水素社会で日本を救う!【日本の凄いニュース】
Summary
TLDRこの動画は、川崎重工が水素社会の構築に向けて行っている取り組みについて解説しています。世界で注目され、脱炭素社会を実現するための次世代エネルギーとして、水素の供給や輸送、使用に関するサプライチェーン全体を扱う川崎重工の力強さを強調しています。2022年2月25日に、オーストラリアで製造された水素を世界初の液化水素運搬船「水素フロンティア」が日本に運んだという実証実験の成功を紹介し、水素の将来性を語ります。また、水素の製造コストや輸送技術の難しさについて触れ、川崎重工がこれらの問題に取り組んでおり、将来的には水素の価格を大幅に下げることの可能性についても述べています。さらに、水素を発電に活用し、環境問題と安全保障問題を解決する水素の力についても語ります。
Takeaways
- 🚢川崎重工が開発した世界初の液化水素運搬船「水素フロンティア」が、オーストラリアから日本に水素を運んだ。
- ♻️水素は二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーであり、日本の国家戦略に組み込まれている。
- 🚗水素は燃料電池車(FCV)やトヨタの開発中の水素エンジン自動車、発電燃料などに利用される見込み。
- 📈日本政府は2050年までに水素の利用量を10倍に増やす目標を掲げている。
- 💰水素の製造にはまだコストがかかるが、技術の発展により将来的には国内での安価な生産が可能になる。
- 🌐水素は世界中のどこからでも製造可能で、クリーンで貯蔵もできるため、エネルギー安全保障の問題を解決できる。
- 🔬川崎重工は、低品質の石炭から高純度の水素を製造する技術を開発し、二酸化炭素を回収・埋めること計画。
- 🧊水素をマイナス253度で液化して運ぶ技術を川崎重工が開発し、長距離輸送の難題を解決。
- 🚢将来的には大型運搬船を用いて水素の運搬コストを大幅に削減し、世界中の水素を安定的に輸出可能に。
- 🔋水素は発電に使われ、車や船などのモビリティ分野で活躍し、環境問題と安全保障問題を解決する。
- 🌟川崎重工は水素のサプライチェーン全体をカバーし、2050年には2兆円規模の市場を目指している。
Q & A
川崎重工がどのような役割を果たしているのですか?
-川崎重工は水素のサプライチェーン全体に力を入れており、水素を製造、運搬、貯蔵、使用するプロセスに大きな貢献をしています。また、水素がエネルギーの主役になるという確信を持ち、様々な実証実験を行っています。
水素が注目される理由は何ですか?
-水素は二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーであり、脱炭素社会の実現において期待されています。また、世界中のあらゆる場所から製造することができ、あらゆるエネルギーから製造できるという柔軟性があります。
水素フロンティアとは何ですか?
-水素フロンティアは、川崎重工が手がけた世界初の液化水素運搬船で、オーストラリアで製造された水素を日本に運んだ実証実験を行いました。
日本政府は水素の将来についてどのような目標を掲げていますか?
-日本政府は2050年までに水素の利用量を現在の200万トンから2000万トンに増やす目標を掲げており、脱炭素社会の実現に向けて積極的に水素の活用を推進しています。
水素を製造する際の課題は何ですか?
-水素を電気分解して作り出すプロセスにはコストがかかります。そのため、国内で水素を生産できる環境が整うまで、輸入によって安価に手に入れることが考えられます。
オーストラリアから水素を輸入した理由は何ですか?
-オーストラリア南東部のビクトリア州には、国際的に取引されておらず値段が非常に安い低品質な石炭があります。川崎重工は、この石炭を利用して高純度の水素を製造し、輸出しています。
水素を液化して運ぶ際の技術的な課題は何ですか?
-水素を液化するにはマイナス253度の低温が必要なため、高い断熱技術が必要です。また、長距離の輸送は技術的に難しく、実用化が難しいとされています。
川崎重工はどのようにして水素の運搬コストを下げようとしていますか?
-川崎重工は、大型運搬船を用いて運搬コストを3円台に抑えられると見込みています。さらに、複数の大型運搬船を用いることで2円台にまで引き下げることができるとされています。
水素が将来的にどのような役割を果たす見込みはありますか?
-水素は発電の燃料として活用されるだけでなく、車や船などのモビリティ分野でも使用される見込みです。また、2030年代には水素の価格がさらに下がり、世界中から輸入できるようになる見通しです。
グリーン水素とは何ですか?
-グリーン水素とは、再生可能エネルギーから水素を作る技術です。コストを下げることにより、将来的には大きな力となりえると期待されています。
川崎重工は水素の発電技術についてどのような開発を行っていますか?
-川崎重工は水素を燃焼させて発電させる技術を開発しており、2018年に世界で初めて市街地で水素100%発電に成功しました。今後、多くの電気を供給できるような製品を展開していく予定です。
水素社会の実現によって、日本の外交的な立場はどのように変わりますか?
-水素社会の実現により、日本は天然ガスや石油などのエネルギーに依存しなくなり、外交的な立場が強化される見込みです。また、エネルギー安全保障の問題を解決しうる水素は、世界中の人に貢献することが期待されています。
Outlines
🚢 世界初の液化水素運搬船「水素フロンティア」
川崎重工が手がけた世界初の液化水素運搬船「水素フロンティア」が、オーストラリアから日本に液化水素を運んだという話題。この船は、水素を液化することによって運ぶことで、水素燃料電池自動車(FCV)やトヨタが開発中の水素エンジン自動車、さらには発電燃料などへの利用が期待されています。日本政府は2050年までに水素の利用量を10倍に増やす目標を掲げており、脱炭素社会の実現に向けて水素が注目されています。川崎重工の橋本社長は、水素が将来のエネルギーの主役になると確信しており、その理由は水素が世界中のどこからでも製造でき、またクリーンで貯蔵可能であることにあると語っています。また、水素の製造過程で発生する二酸化炭素を炭鉱に近い海底に埋める計画も紹介されています。
🌏 水素の将来性と川崎重工の役割
水素の将来性と、川崎重工がそのサプライチェーン全体をカバーし、水素社会を推進する役割について説明されています。川崎重工は、水素を製造し、運搬し、活用する技術を開発し、水素を発電に使用することで、環境問題と安全保障問題を解決する可能性があります。また、水素の運搬コストを下げることが、水素の普及に向けて大きな意味を持つとされています。2030年代には、水素の価格が大幅に下がり、世界中から輸入が可能になる見通しが示されています。さらに、川崎重工は、ロケットの液化水素燃料のシステムを提供し続けてきた経験から、その技術とノウハウを水素フロンティアに生かしています。
Mindmap
Keywords
💡水素社会
💡脱炭素社会
💡水素フロンティア
💡水素燃料電池自動車(FCV)
💡水素エンジン自動車
💡液化水素
💡二酸化炭素排出
💡エネルギー安全保障
💡グリーン水素
💡断熱技術
💡水素エンジン
Highlights
川崎重工が作る水素社会についてお話しします。
水素は二酸化炭素を排出しない次世代エネルギーです。
川崎重工は水素のサプライチェーン全体をカバーしています。
日本が世界に先駆けて水素社会を形成しつつあります。
オーストラリアで製造された水素を世界初の液化水素運搬船で輸送しました。
水素は燃料電池自動車や発電の燃料として期待されています。
日本政府は2050年までに水素の利用量を10倍に増やす目標を掲げています。
川崎重工の橋本社長は水素がエネルギーの主役になると確信しています。
川崎重工は水素の製造・輸送に高い技術を持っています。
水素を製造する過程で発生した二酸化炭素は回収して海底に埋める計画です。
大型運搬船で水素の輸送コストを大幅に削減する計画です。
水素フロンティアは75トンの水素を運搬できる実証実験の船です。
川崎重工は水素を燃焼させて発電する技術を開発しています。
水素に関する技術は高い断熱技術を必要とします。
2050年には水素市場が2兆円規模になる見通しです。
Transcripts
ジャパン日本のすごいニュースへようこそ
今回は
川崎重工が作る水素社会についてお話しし
ていきたいと思います今
世界中で脱炭層を掲げて動いているところ
ですがそんな中日本
欧米中国が
国家戦略に組み込むなど最も注目を浴びて
いるのが
二酸化炭素を排出しない次世代エネルギー
である水素ですこの水素に関して
作る
運ぶためる使うなどサプライチェーン全体
に非常に大きな力を持つのが
川崎重工なんです今回は
川崎重工によって日本が世界に先駆けて
水素社会を形成することになるそんな
激アツすぎるお話をしたいと思います思い
のほか水素社会はすぐ近くまで来ていまし
たこのチャンネルでは
世界に誇れる日本のすごいお話などをお
届けしています日本が大好きな方は忘れ
ないうちにチャンネル登録お願いしますで
はいきましょう
2022年2月25日に
オーストラリアで製造された水素を
川崎重工が手がけた世界初の液化水素運搬
船である
水素フロンティアが日本に届けましたこれ
は
以前の動画でも軽くお伝えした実証実験
ですが
後半ではここからさらに進んだ
素晴らしいニュースもお伝えしますので
最後まで見ていただけると幸いですこの
水素フロンティアは
水素を液化することによって
運んでいるわけですがこれにより確保され
た水素は
水素燃料電池自動車FCVや
トヨタが市販化に向けて開発中の
水素エンジン自動車への利用はもちろんの
こと発電の燃料などへの利用が期待されて
いるんです
現在日本での水素の利用料は200万トン
程度ですが日本政府は2050年には10
倍の2000万トンに増やす目標を掲げて
いるんです
脱炭素社会の実現において大いに期待して
いることが
伺いますね
川崎重工の橋本社長は
水素がエネルギーの主役になると
確信しているということでしてその理由は
水素は世界中のあらゆるところから持って
くることができありとあらゆるエネルギー
から製造することができることが最大の
強みとしていますさらに
クリーンエネルギーでありながら
貯蔵することができることも大きな
ポイントです
世界中の人のエネルギー安全保障の問題を
解決しうるものですね
特に
ロシアウクライナ問題により天然ガスなど
のエネルギー不足に世界中が苦しんでい
ます天然ガスあるいは石油こうした
エネルギーを他国に依存してしまうという
ことはそれだけで外交上弱い立場になって
しまうわけです
資源に乏しい日本にとっては
水素社会を実現するメリットは
計り知れないものとなるわけですねその
ため
川崎中古は早くから
本命は水素だと見定めて
様様々な実証実験を行っているんです
しかしこれを聞くと一つの疑問が生まれ
ますいや最初に
オーストラリアから水素を輸入したと言わ
なかったがどこでも生み出せるなら輸入
する必要がないんじゃないかとこれに関し
ては
現段階での技術では
水素を電気分解して作り出すのにはコスト
がかかりますそのため
国内の至る所で水素を生産できる環境が
整い価格が抑えられるようになるまでは
輸入によって
安く手に入れる方がいいんです
実は
川崎重工とオーストラリアでこのたび構築
したサプライチェーンは
簡単から作られた水素なんです
買ったとは
オーストラリア南東部のビクトリア州に
豊富に眠る低品質です使いどころがない
石炭なんです
石炭なのに
水分や不純物などを
多く含んでいるためこれまで
国際的には取引されておらず値段がつか
ないほど安いと言います
の各端から水素を取り出すことは
非常に
難しいとされてきましたが
技術者たちが炉の内部の映像を
突きっきりで確認しながら最適な酸素量の
割り出しを続けるというやり方を用いて
さらに
水素を含むガスから
二酸化炭素や窒素などの不純物を取り除く
ことで
試行錯誤の末に純度
99.996%の水素を作ることに
成功しましたこれには
非常に高い技術が必要とのことです
水素を製造する過程で発生した二酸化炭素
は
商用化の際に回収して
炭鉱に近い海底に埋める計画ですそして
その水素を輸送するには
液化してマイナス253度で運ぶのがいい
わけですが
長距離の会場輸送は
技術的に難しいため
実用化は極めて難しいとされてきた技術
ですが
川崎重工は見事にこれをやり遂げました
当然これは
オーストラリアにとっても中国以外に
エネルギー資源を
安定して輸出できる国ができるということ
で大きなメリットとなりますさてここから
はさらに未来の話をしたいと思います天然
ガスの時は
輸入すると言っても最初はとても高額です
でした
当時はこんな高いエネルギーが使えるのか
と疑問に思う方も多かったそうですでは
どうやってその価格を下げることに成功し
たのかこの答えは
至ってシンプルでして一気に大量に運ぶ
運搬技術と
液化して運ぶ技術がこの世界が直面した
難題を解決に導きました
ちなみに日本で初めて液化天然ガスを
運搬船で運んだのも川崎重工になります
橋本社長はこれと同じことを水素でも
起こせると話しています
水素は今現在では
ノルマル立方タイトルあたりでおよそ
170円かかっているんですそしてなんと
そのうちの
89円が
運搬コストなんですこの
運搬コストを商用化した際の大型運搬船を
使えばたったの3円台に抑えられるという
んですさらに
複数の大型運搬船を用いることで2円台に
まで引き下げることができるようになるん
ですもちろん
運搬後のコストも今後の技術革新と
需要創出によりどんどん下がっていくこと
が見込まれ2030年代には
現在の170円から30円程度にできると
いう見通しとなっていますそうなれば
オーストラリアと言わず世界中どこからで
も輸入することができるんです大型の水素
運搬船になると16万立方メートルおよそ
1万トンもの水素を運ぶことができるそう
です
水素フロンティアは
実証実験の船ですので
75トンほどし
運搬できませんがそれでも水素燃料電池車
1万5000台分の水素なので1万トンが
いかにすごい数字かがよくわかりますね
当然この水素運搬船の動力は
水素です
川崎重さんあなたが神か
川崎重工は
ロケットの液化水素燃料のシステムを
1987年以降今日に至るまで提供し続け
ていましてそして
蓄積されていった技術と設備とノウハウを
見事に生かしているというわけですねその
技術の中核は
断熱技術にあると言いますマイナス
253度に液化した水素をタンクに入れ
赤道を通って運搬するにあたり高い断熱
技術が求められるわけですが
水素フロンティアに実装されている断熱
技術は100度のお湯を入れて1ヶ月間
放置したとしてもその温度が99度に
保てるという
魔法瓶の究極ともいう驚きの保温性を持つ
んですそれでも無駄になりうる水素に関し
てはエンジンや発電ガスタービンという形
に使うことで一部の無駄もなく水素を活用
するということですそうして運び込まれた
水素は発電をメインに使用し車や船といっ
たモビリティなど
様々な場面で活躍するということです
川崎重工は水素を燃焼させて発電させる
技術を開発しているんです2018年には
世界で初めて市街地で水素100%
発電に成功まだ実証実験の段階ですが今後
は
多くの電気を供給できるような
製品展開をしていくということですこの
ように水素に関して
作る
運ぶためる使うこのようなあらゆる部分
までカバーしている企業は
世界に目を向けても存在しないとしており
世界中の広いサプライチェーンを築いて
いくことで2050年には2兆円規模の
ようにしていくということです日本政府と
してもこの頃には水素を5.5兆円規模で
取引することを目指して動いています
近い未来ですと2030年にはかなり
いろんなところで水素が使われて
身近な存在になる見込みのようですねそこ
からは
加速度的に進んでいくということです
環境問題と
安全保障問題を一気に解決するには
水素一択なわけですからかなり信憑性が
高い展望ですもちろん
他にもグリーン水素といって
再生可能エネルギーから水素を作る技術も
ありこれに関してもコスト面を今後下げて
いくことで大きな力となりますので
楽しみですねではご視聴ありがとうござい
ましたこの動画の感想や扱ってほしい
テーマがあればコメント欄までお願いし
ますここまで見ていただけた方は最後まで
見てやってわかるようにチャンネル登録高
評価をいただけると私
内定喜びますではまた次の動画もお楽しみ
にバイバイ
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