【生命保険】民間の医療保険は入る必要あるのか？【がん保険】

高須幹弥（高須クリニック）

17 Nov 202316:10

Summary

TLDRこのビデオでは、民間の医療保険の必要性について議論しています。日本の公的医療保険システムの強みを強調しつつ、民間保険の加入が一種のギャンブルであるとの見解を示しています。特に、収入が十分で貯蓄もある人は民間保険に加入する必要がないと主張。また、保険会社がいかに利益を上げているかについても触れています。健康保険が十分に提供されている現状では、民間保険に頼らずに、投資や貯蓄に資金を回すことが賢明であると結論づけています。

Takeaways

📊 民間医療保険の加入率は65.7%であり、多くの人が加入しているが、個人的には入らない方がいいと述べています。
💰 収入が十分で貯蓄がある人は保険に入らなくても問題ないと考えられています。
🏥 収入が高くない人や貯蓄がない人は、保険に入っておく方が得だと考慮すべきです。
🎰 保険はギャンブルと似ていると述べ、保険会社はビジネスとして安定して利益を得ています。
💡 日本の公的な医療保険システムは非常に優れており、特にアメリカと比べて優位だと述べています。
🏢 高額療養費制度があるため、大病気や長期の入院・手術で必要な費用がカバーされます。
💼 企業従業員には商業手当て金が支給される場合があり、給料の2/3相当が受けられる可能性があります。
🧮 障害年金は障害が残った場合に受けられるが、加入が必要不可欠な条件が設けられています。
🏥 民間保険のメリットはなく、公的な保険だけでも最低限の医療が受けられると述べています。
🛏️ 個室ベッド代の差額を民間保険でカバーする必要はなく、必要な医療は受けられると述べています。
📈 先進医療は効果が高く、保険でカバーされる可能性があるが、受けられる人の割合は低く、必ずしも効果的ではないと述べています。

Q & A

民間の医療保険に加入する必要があるのですか？
-個人的な意見ですが、収入が十分で貯蓄も十分ある人は保険に加入する必要はなく、万が一の時も自分の貯蓄から支払うことができます。一方で、収入が高くなく貯蓄もない人は保険に加入しておく方が得になる可能性があります。
日本の公的な医療保険システムはどのようなものですか？
-日本の公的な医療保険は非常に優れています。特にアメリカなどと比べると、非常に良い制度とされています。また、高額療養費制度があり、収入に応じて自己負担額が決まります。
民間医療保険のメリットは何ですか？
-民間医療保険には、個室での入院や先進医療の受診など、保険料を支払うことで追加で受けられるサービスがあります。ただし、その必要性は個人によって異なります。
貯蓄型保険と掛け捨て型保険の違いは何ですか？
-貯蓄型保険は保険料を積み立てて将来に備えるもので、一定の条件で元に戻すことができます。掛け捨て型保険は、支払った保険料が何もない場合でも戻らないタイプです。貯蓄型保険は長期的な見通しで見れば損にならないという点で優れています。
保険会社はなぜ儲かっていますか？
-保険会社は、保険料を集めて投資信託などを行うことで儲かっています。また、保険加入者のうち病気にかかる人が少ないため、保険会社はその差額を利益として儲かっています。
保険に加入しなくても、万が一の時のためにお金を貯蓄するのはどうですか？
-保険に加入しなくても、自分の貯蓄から万が一の時のためにお金を支払うことができます。また、積み立て型的貯蓄や投資を行うことで、保険料を支払うよりも得になる場合があります。
民間医療保険の加入は、収入や貯蓄によってどう変わりますか？
-収入が高く貯蓄がある人は保険に加入する必要がなく、逆に収入が低い人は保険に加入することで、万が一の時のために備えることができます。
保険会社はなぜ生命保険や宝くじと同じだと言えるのですか？
-保険会社は、保険料を集めてその一部を保険金として支払うことで儲かっています。これは宝くじや競馬と同じく、多くの人が参加しているが、特賞は限定的な数に限られているという点で似ています。
健康を維持するために何をすべきですか？
-健康を維持するためには、食事をバランスよくとり、運動を定期的に行い、十分な睡眠をとる、ストレスを減らすなどが必要です。これらのことに気をつけることで、病気にかかる確率を下げることができます。
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民間医療保険の加入を検討する際、何を考慮すべきですか？
-民間医療保険の加入を検討する際には、自分の収入や貯蓄、健康状態、保険料の額、保険の内容や条件などを総合的に考慮すべきです。また、保険会社が提供するサービスや特典も検討する必要があります。
保険会社が宣伝する際によく使われる手法は何ですか？
-保険会社は、テレビCMやネット上などで宣伝を行い、芸能人や実際に保険に加入して良かったという人の話などを使い、保険に加入することがどれだけ重要かという印象を与えています。
保険会社が儲ける理由は何ですか？
-保険会社は、保険料を集めてその一部を保険金として支払うことで儲けています。また、保険会社は多数の従業員を抱え、高級ビルを所有し、有名な芸能人を使った宣伝にも力を入れています。
保険に加入する前に何を検討すべきですか？
-保険に加入する前に、自分の収入や貯蓄、将来の見通し、保険料の額、保険の内容や条件、保険会社の評判などを検討すべきです。また、保険に加入するメリットとデメリットを比較検討することが重要です。

Outlines

00:00

🗣️ 民間医療保険の必要性について

第1段落では、民間医療保険の入会について疑問を呈し、テレビCMで宣伝されている医疗保险のメリットと、実際に入っている人の割合について述べています。また、個人的な意見として、収入や貯蓄が十分であれば保険に入る必要はないと述べ、保険がギャンブルと似ていると見ています。日本の公的な医療保険システムは十分で、万が一の際にも十分な医療を受けられると結論づけています。

05:01

🏥 公的医療保険の優位性

第2段落では、日本の公的な医療保険の優位性を強調し、特にアメリカと比較して優れていると述べています。また、高額療養費制度や商業手当て金、障害年金などの制度について触れ、これらの制度があるからといって民間医療保険に入る必要はなく、むしろ積極的に貯金や投資をすべきだと主張しています。

10:02

🛏️ 個室ベッド代や先進医療について

第3段落では、民間医療保険が提供する個室ベッド代の差額や先進医療の特約について述べています。個室ベッド代は必要であれば自己負担で支払うべきであり、先進医療の受診率が低いことや、必ずしも効果が大きいとは限らないことを指摘しています。また、保険のギャンブル性と、保険料を積極的に貯金や投資に回すべき論考を展開しています。

15:03

💰 貯蓄型保険と掛け捨て型保険の比較

第4段落では、貯蓄型保険と掛け捨て型保険の比較を行っており、貯蓄型保険は掛け捨て型保険に比べて高額の手数料と低い利回りが特徴であると述べています。個人的には、保険に入るよりも、自分自身で投資信託やインデックスファンドに投資する方が得だと結論づけています。最後に、健康への投資や生活習慣の改善によって病気のリスクを下げることが重要であると強調しています。

Mindmap

Keywords

💡民間医療保険

民間医療保険とは、国家や地方公共団体が提供する保険以外に、民間企業が提供する医療保険サービスです。ビデオでは、入会する必要性について議論されており、個人の収入や貯蓄状況によって異なるとされています。

💡保険入ってよかった

これは、保険に加入することで得られたという経験者の声を指します。ビデオでは、保険のメリットをアピールするテレビCMやネット上の意見として触れられており、保険に加入することで安心感を得られるという側面が説明されています。

💡貯蓄

貯蓄とは、将来の必要に備えてお金を預けている状態です。ビデオでは、貯蓄がある人は保険に加入する必要がないと述べられており、貯蓄があるかどうかが保険加入の判断材料になるとされています。

💡ギャンブル

ギャンブルとは、結果が確定しないゲームや賭博を意味します。ビデオでは、保険に加入する行為がギャンブルに例えられており、保険料を払って万が一の病気に備えるという側面が強調されています。

💡公的な医療保険

公的な医療保険とは、国家や地方公共団体が提供する医療保険サービスです。ビデオでは、日本の公的な医療保険の優れたシステムが高く評価されており、民間医療保険に加入する必要性があるかどうかの議論の中で触れられています。

💡高額療養費制度

高額療養費制度とは、医療費が一定額を超えた場合に、その超過分を自己負担しなくても済む制度です。ビデオでは、この制度があることによって、民間医療保険に加入する必要性がないとする意見が述べられています。

💡商業手当

商業手当とは、企業が労働者に支払う、保険料の一部をカバーする手当てです。ビデオでは、商業手当がある場合、労働者が保険料の一部を負担しなくてすむという点が触れられています。

💡障害年金

障害年金とは、労働者が障害を負い、仕事を続けられない場合に、一定の年金額を受給できる制度です。ビデオでは、障害年金があることによって、保険に加入しなくても万が一の病気に備えることができるとする意見が述べられています。

💡生活保護

生活保護とは、生活に困窮している人に対して、国や地方公共団体が生活費を提供する制度です。ビデオでは、生活保護を受けることで医療費が無料になるため、保険に加入する必要がないとする意見が述べられています。

💡個室ベッド代

個室ベッド代とは、入院する際に個室を希望する際に追加で支払う費用です。ビデオでは、民間医療保険に加入することで個室ベッド代がカバーされる可能性があるが、その必要性について個人的な意見が述べられています。

💡先進医療

先進医療とは、最新の医療技術を活用した治療法を意味します。ビデオでは、民間医療保険に加入することで先進医療を受けられるというメリットが触れられており、その効果についても議論されています。

Highlights

民間医療保険について、入る必要があるかどうかを議論しています。

実際に調査すると、入っている人の割合は約65.7%です。

収入が十分で貯蓄がある人は保険に入らなくても良いと述べています。

収入が高くない人や貯蓄がない人は保険に入っておいて良いかもしれないと提案。

保険はギャンブルと同じであり、損をすることも得することもあると説明。

日本の公的な医療保険のシステムは非常に優れていると評価しています。

高額療養費制度があるため、大きな医療費がかかっても支障がないと述べています。

民間医療保険は、万が一の時のために保険料を払う必要があるという意見も述べています。

保険会社はビジネスとして儲かっていると指摘し、多数の従業員がいる大企業であると説明。

保険の宣伝が多く、テレビCMなどで有名な芸能人を起用していると触れています。

保険に入って良かったと感じる人の声が多く聞かれると述べています。

個室ベッド代の差額を民間医療保険でカバーするシステムもあるが、入る必要はないと主張。

先進医療特約を追加で支払って受けることも可能だが、効果が出る保証はないと述べています。

民間医療保険はギャンブルに近いと感じ、入る必要性は低くないと結論づける。

健康を管理することで病気になる確率を極端に低くできるとアドバイスしています。

貯蓄型保険は掛け捨て型プラス投資信託と比較して、効果が低いと批判しています。

保険代の代わりに、自分の健康や趣味への投資を勧めています。