#100分de名著 “野生の思考” 第4回 「野生の思考」は日本に生きている #Eテレ
Summary
TLDRレヴィストロースが日本の文化と自然との深い繋がり、特に職人たちの働き方や日本料理の美しさに注目。彼は日本の高度な科学技術と並行して生き残る野生の思考を評価し、日本が過去の伝統と現代の革新の間で保つた独一無二のバランスを称賛する。
Takeaways
- 🌟 レヴィストロースは日本を深く愛し、何度も訪れ、日本の文化に触れています。
- 📚 著者は日本が野生の宿を持ちながら、高度な科学文明を築いた国であると驚きました。
- 🎶 音楽がスクリプト全体に繰り返し流れ、アムビエントな雰囲気を醸し出します。
- 💡 礒野佑子司会は、レヴィストロースの「野生の思考」を紹介し、その日本の文化への影響を語ります。
- 🌿 レヴィストロースは、日本での仕事人们的生活や職人たちの働き方について調査を行いました。
- 🏗️ 彼は、日本人が働ることを、西洋的な働き方とは異なる、自然との親密な関係に基づに捉えていると感じました。
- 🎨 ポイエーシス(創造的な技)を持つ職人たちが、素材の本质を取り出すことで、機能的で美しい作品を作り出していると述べました。
- 🌾 レヴィストロースは、日本人が自然を人間化した例として「里山」を挙げ、その美しい風景に対する敬意を表しました。
- 🍣 日本料理の美しさと、自然の素材を最小限の調理で並べる方法に、レヴィストロースは感銘を受けました。
- 🐟 築地市場の見事なレイアウトと、自然物が集められ、美しく整理されている点に注目しました。
- 🌏 レヴィストロースは、日本文化が野生の思考と科学技術が共存する稀有な文化であると結論づけ、日本の伝統と革新のバランスを保つことが人類全体にとって学ぶに値する例であると強調しました。
Q & A
レヴィストロースはなぜ日本を何度も訪れましたか?
-レヴィストロースは日本をこよなく愛し、全国各地をくまなく巡った結果、様々な日本文化に触れ、日本の独特な文化と自然との関係に感銘を受けました。
レヴィストロースが日本で最も注目されていたのはどのような時期ですか?
-レヴィストロースが日本で最も注目されていたのは1977年に恵比寿と初来日した時です。当時、日本の思想界で最も注目されていたレヴィストロースは人類学者やフランス文学者にシンポジウムに招かれました。
レヴィストロースは日本の職人たちについてどのように考えましたか?
-レヴィストロースは日本の職人たちが自分の対象物である自然と共に工作することで、素材の本質を取り出す方法を追求していると感じました。彼らは工具や技術を自分のために使い、自然の目的を外に取り出して役に立つ用具に変えていると考えました。
レヴィストロースは日本料理についてどのような見解を持っていますか?
-レヴィストロースは日本料理のおいしさと美女にず6分割趣味という特徴に感銘を受けました。特に刺身は自然の素材を最小限の調理で並べ、味が混ざり合うことを嫌い、食べる人が口の中で行うという点に注目しました。
レヴィストロースは日本の哪个市场について特に感銘を受けましたか?
-レヴィストロースは東京の築地市場について特に感銘を受けました。市場には野菜から海産物までが集められ、無雑作のようで見事にレイアウトされていることに驚きました。
レヴィストロースは日本文化の何について「稀有な文化」だと結論付けましたか?
-レヴィストロースは日本文化が野生の思考と高度に発達した科学技術が同居した稀有な文化だという結論を付けました。過去への忠実と科学技術がもたらした変革の狭間で、日本だけがこれまであるしの均衡を見いだすのに成功してきました。
レヴィストロースは日本の自然と人间の関係についてどう考えましたか?
-レヴィストロースは日本人が自然と人間を分割することなく、仲間のように感じながら文化を築いてきたと考えました。自然がやってることを人間がやっていることのとつながりを作り出すことで、自然は人間に単純に敵対するものではなく、兄弟同士に近い関係にあると見なしました。
レヴィストロースは日本の里山についてどのように述べましたか?
-レヴィストロースは日本人が弥生時代から稲作を始め、水田を作るために土地を平らにしましたが、自然を人間の目的のために制圧したものではないと考えました。自然の持つ自発性を生かしながら最適の環境を作り出す努力によって、美しい里山が生まれたと考えました。
レヴィストロースは日本社会のどの側面について「これは世界中の人類が学ぶに値する一例」だと言いましたか?
-レヴィストロースは日本社会が過去の伝統と現在の革新の間の得難い均衡を保ち続けられる側面について、「これは世界中の人類が学ぶに値する一例」だと言いました。日本の人々がこの均衡をいつまでも保ち続けられるよう願うことで、人類全体が学ぶに値する一例を提供すると考えました。
レヴィストロースは日本の職人たちが「ポイエーシス」としてどのように表現されたのですか?
-レヴィストロースは日本の職人たちが「ポイエーシス」として、自分の対象物である自然にwisdomやplanを押し付けて変形するのではなく、受動的に本質を取り出して作ることで機能的で美しい作品が完成すると表現しました。
レヴィストロースは日本の文化と自然の関係についてどう感じましたか?
-レヴィストロースは日本の文化と自然の関係について、日本人が自然を人間化しているのではないかと考え、自然を人間化しているものの例として里山に注目しました。日本人は自然を人間化しながら文化を築いてきたと結論付け、自然と人間が仲間同士であると感じるという日本独自の文化を感じました。
Outlines
レヴィストロースと日本との出会い
レヴィ ストロースは日本を愛し、何度も訪れました。彼は日本文化に触れ、日本の自然との関係に感銘を受けました。彼は日本が野生の思考を持ちながら高度な科学文明を築いた国であることに驚きました。この動画では、レヴィ ストロースの見た日本文化とその影響について紹介します。
レヴィ ストロースの日本観察
レヴィ ストロースは日本の職人たちの働き方について熱心に観察しました。彼は、日本人が働ることを西洋的な働き方とは異なる形で捉えていることに興味を持ちました。彼は、職人たちが素材の特性を活かして美しく機能的な作品を作り出す「ポイエーシス」を見つけました。レヴィ ストロースは、日本が自然と人間を仲間のように感じて文化を築いてきたと結論づけました。
自然と日本の関係性
レヴィ ストロースは日本人が自然を人間化しているという観点に注目しました。日本人は自然を人間化し、共に文化を築いてきたと彼は分析しました。彼は、日本の里山風景が自然と人間が仲間同士であることを示していると述べ、日本が自然を形勢く方法を通じて文化的に美しさを生み出していると評価しました。
日本料理と自然の関係
レヴィ ストロースは日本料理のおいしさとその美しさに感銘を受けました。特に、刺身などの日本料理が自然の素材を最小限の調理で並べ、見た目も美しく整理されていることに注目しました。彼は、日本の市場で見られる自然物との整然とした配置が日本料理の美しさを生み出していると述べました。
日本の文化と野生の思考
レヴィ ストロースは、日本が野生の思考と高度な科学技術が同居した稀有な文化を築いていると結論づけました。彼は、日本が過去の伝統と現代の革新の間で平衡を保ち続けることができていると評価し、これが世界中の人類が学ぶに値する一例だと述べました。また、日本の文化が無意識的に作られたものであることを強調し、この貴重な文化を大切に守るべきだと言いました。
Mindmap
Keywords
💡レヴィストロース
💡野生の思考
💡日本文化
💡自然との関係
💡職人
💡文化
💡科学技術文明
💡劳动
💡築地市場
💡自然の人間化
💡ポイエーシス
💡文化保護
Highlights
レヴィストロースが日本を訪れ、日本の文化に触れ、野生の思考を研究
日本は野生の宿を持ちながら高度な科学文明を築いた国であることにレヴィストロースは驚き
レヴィストロースが日本各地を巡り、日本人の自然との付き合い方について感銘を受ける
レヴィストロースが職人たちの働き方について調査し、日本独特の労働の概念を発見
日本における「劳动」の概念が西洋と異なり、自然との親密な関係を重視
レヴィストロースが古代ギリシャの「労働」の言葉普拉クシスとポリエイシスを引用し、日本的工作に対する理解を示す
レヴィストロースが日本職人の仕事に対する熱心な観察を行い、職人たちの美しさと機能性を評価
レヴィストロースが日本風景「里山」に注目し、自然と農耕の共存を評価
日本人が自然を人間化し、その過程を通じて自然と人間が仲間同士になるというレヴィストロースの見方
レヴィストロースが日本料理のおいしさに感銘し、自然の素材を最小限の調理で並べた日本料理の美しさを分析
東京の築地市場にレヴィストロースが感動し、自然の素材が美しく並べられた市場の景観を評価
レヴィストロースが日本文化を、野生の思考と高度な科学技術が同居した稀有な文化と結論づける
レヴィストロースが日本の過去の伝統と現在の革新の間のバランスを評価し、人類の学ぶべき一例として挙げる
レヴィストロースが日本の職人たちが持つ「ポイエーシス」の存在を日本文化の核心として指摘
レヴィストロースが日本の自然と人間の関係を、兄弟のような関係だと表現し、自然を単に敵対するものではなく、仲間同士であると結論づける
レヴィストロースが日本の文化を、自然の人間化の過程で作られた美しい風景や文化遺産を通じて評価
レヴィストロースが日本の市場における自然の素材の整理方法を、自然界の分類と同様の美しさと効率性を指摘
レヴィストロースが日本の文化を、過去の忠実さと科学技術の革新の間で見いだされた希少な均衡を保つことが重要であると強調
Transcripts
ああああああ
野生の思考の著者レヴィストロースは日本をこよなく愛し
何度も来日しています
全国各地をくまなく巡ったレヴィストロースはさまざまな日本文化に触れました
[音楽]
そして日本人の自然との付き合い方に感銘を受け日本は野生の宿を持ちながら高度な
近代科学文明を築いた犬な国だと驚くのです
100分 de 名著日本の中に今も生きる野生の思考をひも解きます
[音楽]
ああああああ
me
[音楽]
100分 de 名著司会の礒野佑子です順位からです
今回はレヴィストロースの野生の思考をご紹介していますがいよいよ最終回です
これまでいかがでしたかなんかねよっぽ野生の思考のことばっか考えてましてね
例えば野生の思考をもとにしたダイエット本が出たら僕は買うなと思ってね
8枠カロリー進行3ではずっとあ
て科学的なアプローチをだいぶ済むでしょ
もし野生の思考もとに上手な者ができたら長く続けられるんじゃないかと思ってね
みんな痩せなりそうですよね色んなことを考えておりますはい
指南役は明治大学野生の科学研究所所長の中沢新したんですよろしくお願い致しますし
ます
lady ストロースがとても日本
が好きだった聴覚ですねまあいろんなとこを見て歩いて
結構感動をしてるんですよねでまあいろいろところでその日本とは何かってことで語っ
てんだけどこんなにその科学技術が発達した国でまぁ自分の考える野生の思考っていう
ものがあの
いろんなところにこう随所に今も生き残ってる世界っての珍しいって言って
観察
楽しんでるんですよもうちょっと誇らしい気もしますねえ
ではレディストロースが見た日本を見ていきましょう
恵比寿とロースが初来日したのは1977年
69歳の時でした
当時日本の思想界で最も注目されていたレヴィストロースは人類学者やフランス文学者
にシンポジウムに招かれたのです
me
レヴィストロースは日本滞在中東京や大阪など大都市だけでなく
ローソンや漁村の人々を
伝統産業で働く職人たちの世界に触れることを希望しました
この時のレヴィストロースの研究テーマは労働の概念
北陸関西沖縄などの地方都市でフィールドワークを行い多くの職人たちの働き方を調査
したのです
[音楽]
私は
働くということを日本人がどのように考えているかについて貴重な教授を得ました
それは西洋式の生命の内部出演の人間の働きかけではなく
人間と自然の間にある親密な関係の具体がたということです
他の面では
ある種の能の演目でのように
ごく日常的な仕事にし的価値を付与することによって
それらを減少しています
lady ストロースはフランス語で労働に当たることが
トラヴァイユを日本語の働くという言葉にうん約できないと考えていました
トラバ会はぶー2勉強など辛いことという意味を持ちます
労働概念の研究の中で古代ギリシャでは働くことを暗くしすと
おいエイシスという2つの言葉で表現していることを知ります
プラクシスは実戦と訳され人間が自分自身の目的のために二物を使用するという意味で
用いられました
一方ポリエイシスは事物をそれ自体の目的のために作り出すという意味があります
つまり自分の目的のために変形して使うのではなく土や木など自然物の中に隠されて
いる目的お外に取り出して役に立つ用具にしたと
いるという作業であり野生の思考に基づくと考えたのです
[音楽]
ん
ポイエーシスはやネギ宗吉の称えた
人間に通じます
[音楽]
人間品は職人たちが自分の対象物である
知恵や土にプランを押し付けて変形するのではなく受動的に本質を取り出して作ること
で機能的で美しい作品となります
me
日本の職人の中にポイエーシスが生きているはずだと考えたレヴィストロースは職人
たちの仕事を熱心に観察したのです
[音楽]
me
なんか西洋建築がその形の石材をコンクリートで型にはめて作るのに対して
例えば日本の古い木造建築が何十年経つとこの木が講師になってこうはまりますって
いうことを計算して作るみたいなそういうさあ何ですかねこちら
ですねデコンプラッシュの方行為する人間が自分の目的のために物事を使用する竹丸
物事が持っている
あの特製の光沢がどうのとか
肌合いがどうとそういうことは全部目的のためには消しちゃうわけですね
ところが分シスってのはもう一つのやり方に職人と芸術家なんです
で職人はものを作れ的例えば時を作り的
土の特性を生かしながらこれを火にかけたときどういう色を出すかとか硬さはが
どうなるかとかいうことを考えながらいつもその素材の特性
素材がこうしたいだろうなって思っているだろう
ものを引き出してくるっていう風に表現するようになります労苦を
のためにやるにアクセスモノを作る仕事自体が喜びだっていうところに労働の概念を
変えて来たかったんですよ
それで日本へ来たときは是非とも職人の世界を知りたいって言っていろんなところ職人
さんと会ってその結果
まあレヴィストロースは高度な科学技術文明を持ちながらそこにこのポイエーシスが
働いているその野生の思考を組み込んでいる文明がまさにここに
きてるってことに大変喜びをもって観察
続けたです
トラバーへは
苦痛みたいな意味も要するにこれだけ苦しいことを言っするかわりにお金がもらえ
るっていう
まさに今の言葉で言う労働っていう感じで
昔の職人さん達って自分が大工さんであることに対するプライドとかそれ以外をやら
ないということが自分なんだっていうなんかの
ちょっと台
彼のために嫌なことをやるのとはなんか違う側面が確かにありますね
キリスト教はヨーロッパ入ってくるとますますこの
とらばーゆっていう意味が強くなってきて人間は罰を受けて現在を抱えた村だから神
から罰を受けて
バズを受けて労働にあの星を出さなければ
いけないって考え方がやっぱり定量に流れてった
さあでそれはもう資本主義になってもあの労働っていう概念の中に行きちゃうわけです
ね
で自分があれやりたいこれやりたいということを労働時間の間は全部抑えるわけでしょ
あの自分に命ぜられた仕事をあの
労働時間なに働くと賃金が得られるってこれが近代の労働の概念だったわけだけど
だけどこれを人類の長い歴史の中で見てそんな考えで労働してたなんて聞いたことあり
ませんよっていうのがあのいる
未開社会の人たちの考えでもあるし
これがものづくり日本て初のないか本当の深いところにある根幹な感じはしますね
レヴィストロースは日本人と自然との関わり方に注目し日本人は自然を人間化している
のではないかと考えます
そして自然を人間化しているものの例として
里山に注目しました
電影
日本人は弥生時代から稲作を始めましたが
水田を作るには土地を平らに鳴らさなければなりません
ある意味大きな自然破壊を行ったとも言えます
しかしレヴィストロースは水田が米を作るという人間の目的のために自然を制圧した
ものではないといいます
自然の持つ自発性を生かしながら最適の環境を作り出そうという努力によって作られて
きたと考えたのです
こうして美しい里山が生まれたのだと明らかにしました
イェイ
[音楽]
日本人が
ある時は自然
ある時は人間を優先し
人間のために必要なら自然を犠牲にする権力は自らに与えず
おそらく自然と人間との間に
雪然とした区別が存在しないことによって
説明されるのかもしれません
自然と人間は
きなこを通じ合った仲間同士なのですから
レヴィストロースは日本人は自然と人間を分割することなく仲間のように感じながら
文化を築いてきたと結論付けるのです
ん
me
わーなんか日本人の我々が3脅すようなことを
見つけますねつけますね
自然がやってることがまるで人間がやっていることのとつながりを作り出す
この自然の人間化の過程を通じてあの子
自然は人間に単純に敵対するものではなくて
兄弟同氏に近い関係があってだがあるときは自然を立てるし
で人間を立て
なきゃいけないとか人を立ててくれよっていう対応して育って長いことを自然を造形し
てきてそれが例えばの日本の里山風景なんていうのはあれはあの自然のがの要求を随分
入れているんですよね
で端にあるは人間がたくさんお米を収穫するためだけに作られた
osho じゃなくなるって言うそれの日本の風景との作ってきたわけでそれを見て
ますねかよね
日本人はこの自然の人間かが
うないとレヴィストロースは言ったわけなんですけれどもそれをご表す絵がこちらです
河鍋暁斎の封竜蛙大合戦の頭なんですよね
よく見てみるとカエルが木の葉っぱを鎧にしてあの
結構さなだまほの世界を感じるんですよね
こっちには対象外ってそれで水鉄砲を飛ばしていくわけですね
これは大阪城に逮捕売ってるようなのでここまですごい
自然の人間花の会があっての世界の v 例がないんですよね
今も例えばポケモンなんてある
ハァーありますけれども野生のポケモンっていうのがいきなり飛び出してくればそれを
ボールの中に閉じ込めてあの薄して自分の仲間にするわけですね野生が要するに自分の
中に取り入れられるってその時野生のモンスターとして出てくる姿はまさにこの自然
の人間かとしてあの描かれるんですね
例えばゆるキャラって言われてるよな子だったり9羽だったりする子しかも
厳しいね動物じゃなくて自然が持っている柔らかさ優しさっていうのを造形してきて出
てくるしかもそれを我々のあの
をこれがシンボルで擦ってやるあのせるすですよね
自然のものが人間の世界に容易に入ってくるし
人間はまた自然の世界の中でこう今コミュニケーションが容易に取れるっていう
でこの感覚はおそらくかつては世界中の人類が持っていたんだけど受給席から近代工業
化が進み始めるとこの
世界観とはどんどん否定されてきて夜パの形は自然と人間は分割
代分割しなきゃいけないんで自然は科学技術文明のための利用すべき対象になっている
わけですよね
ところが明治になって近代科学文明取り入れても日本人はこの
自然と人間が子分代分割できるって考え方を受け入れられなかったんですね
この分けることできないっていう感覚があ
もうコンテをしゃべるともうレビスが言っている通り自然と人間は基本頃のシェアの
知れた仲間同士なんだからっていう感覚を消すことがなかった文明
しかもあの高度産業社会っていうのはおそらく日本だけなんだと思いますよ
さらにリリースとロースは日本
に滞在中病院にも深く関心を寄せていきます
lady ストロースは日本料理のおいしさにも感銘を受けます
中でも気に入っていたのは刺身でした
ん
そして日本料理に美女にず6分割趣味という特徴があることを見出します
例えば刺身は自然の素材を切っただけで調理せずそのままの状態で並べていますが
魚は混ざらないように配置されます
日本人は味が混ざり合うことを嫌い
混ぜ合わせは食べる人が口の中で行います
素材を分割してレイアウトする revision イズムが日本の料理を美しくして
いるというのです
そして自然の素材を最小限の調理だけで並べる日本料理は自然の人間かであると分析し
ました
さらにレヴィストロースは日本料理の食材が並ぶ市場にをこのディ美女にずむが働いて
いることに気づきます
感銘を受けたのは東京の台所築地市場でした
築地市場には野菜から海産物までありとあらゆる自然物が集められそれらが無雑作の
ようでいて見事な当選を持ってレイアウトされていると驚くのです
エビやカニの赤魚の青や赤や銀など
色彩の配置は日本料理と同じように
美女に図6によって美しく整理されています
[音楽]
自然の人間かを表現した日本料理や市場に感銘したレヴィストロース
日本文化は野生の思考と高度に発達した科学技術が同居した稀有な文化だと結論付ける
のです
[音楽]
過去への忠実と科学と技術がもたらした変革の狭間で
おそらく
全ての国の中で日本だけがこれまであるしの均衡を見いだすのに成功してきました
日本の人々が
過去の伝統と現在の革新の間の得難い均衡をいつまでも保ち続けられるよう願わずには
いられません
それは
日本人自身のためだけではありません
人類のすべてが
学ぶに値する一例を
そこに見いだすからです
[音楽]
当時子を観劇したのがディ上ニーズも分割紗紀ということでしたけど
日本料理の美しさというのはディビジョンリズムで出てきていう
例えば中国料理でもフランス料理でも材料ごたまぜにするじゃないですか
でところが日本料理の場合は海から取ってきた
素材を発起
に包丁さばきを入れるだけであの
皿に並べていくしかもこれを消して混ぜ合わせないで見た目にも大変美しい
つまり自然界がやってるのと同じ腫の分類と同じことをあの子の皿の上でやってる
いる特に
築地市場なんかの場合は海から持ってきた災害がまるでそこに海があるかの5足
美しく並べてしかもそれを寿司屋に運んだりするとそこで包丁技によって
があの切り分けられて美しく並べられるんでそこでも
ディビジョンニーズが働いてまるで首都の自然
があの寿司屋のカウンターの前にサッと出てきたように調理することを理想としている
その事に凄く驚いてるわけですね感動したし
海外の市場いきますとねそれ機能的だと思うんですけど頭を落としたり
様は焼き魚にするにはもういりませんということにか
にしては全部落としている形だったりとかするんですね
それに比べて日本の市場ってわりとまでのままのものを見せる
でそれが新鮮で採ってきたものですよっていうことを言うじゃないですか
でもね一方今コンビで何が売れているかといえばカット野菜が売れ憎しでカットして
いるもうあとは焼くだけの魚が売れる
わけじゃないですかもちろん機能的に便利なことはよくわかるんだけどもしかしたら
ウェ日ストロースの感動した部分とはちょっとそう花火が違う方向に進んで文化全体が
進んでいることは間違いないと思いますよね
築地の文化あれはまあうおおおお市場ですから
を中心にしてますから確かに市場機能は重要でこの市場機能っていうのはああいう豊洲
に移ってもそのまま運営することができるんです
ところが築地の文化ってのはその市場機能だけじゃなくてこの日食文化を中心にして
ありとあらゆる
ものを寄せ集めて一緒の巨大博物館のようにして作られた場所として機能してきた
それは集まり食材ということを通して日本文化はそこに結集してるわけでしょ
この血種したあのさせたものが
例えば所周辺の寿司屋さんに行ったり坂野につ
いて一番詳しく知っている人たちというのがそこにいる
それをどう扱ったらいいかという文化もあるこの築地文化そのものは移転できませんよ
って言う
やっぱり老朽化があったりしてそれは打つなうつの理由あると思うんですねその時に
その野生の思考
考えられるか考えられないかというとても経済だけとかあとたった3年先の効率化み
たい事だけを考えているとレヴィストロースはがっかりするだけのものになると思うん
ですねいます記事ってのが外国人観光客がたくさん見に来てるんですよ
直感的にわかってるんだと思います他の世界
ある市場とは違うことが起こっているっていう東京の文化っていうものが持って行った
ひとつの野生の思考の拠点の1つだったんですよ
築地ってはそのことをもう1回ね考え直す必要がある
最後にディストロースはこんな風に言っていました
日本の人々が過去の伝統と現在の革新の間の得難い均衡をいつまでも保ち続けられる
よう願わずにはいられません
それは日本人自身のためだけにではありません
人類のすべてが学ぶに値する一例をそこにに出すからです
この人倫のすべてが学ぶに値する1月天
移り日本人がそんなことを意識したわけでもないし
いわゆると頭の異種たちがそんなことを考えて作ったもんじゃないんですよ
みんなが無意識を寄せ集めてその
を文化を作り上げていってでそれが今まで生きてきた
それを生きさせる努力っていうのは別に日本軍かこういう特質と構造を持ってるから
これを大事にしましょうってことじゃなくて
無意識のままこれが俺の誇りなんだよ生き方の誇りなんだよっつって持ち続けてきたら
こんな貴重のもが残っちゃったってことでしょ
それをレヴィストロース書
水たっっ
でしかもこんな言葉を遺してくれたっていうのはちょっとねはありがたくてありがたく
てってあの
感動してるんでしょ
やっぱり中澤先生はこれを注いで書いて行きたいと思います想いをすごい僕はもう若い
頃から自分日本人でこの日本列島の先住民の子孫だと思ってます
その先住民の子孫が自分の世界について
民族史を書くあるいはその世界が持っている原理についてか
うっていうことは自分の子なんて言いますか
あの義務だなと思ってやってきましたですね
逆にあの時代の当たり前にその野生の思考が残っている
日本しか見たことないとむしろ気づかなかったりかけなかったりすること多いと思うん
ですね
でもそこも見た上で急速に失われている今も見てると僕欠けるような気がするんです
わかるからあれがないないっていうのはねあとこれがまだあるっていうこそからこれが
また新しく出てきたったのはそうですね
それぞスカイツリー尾根五重塔を叩かやり方で建てましたみたいこのがおそらくあの彼
が館新社日本のやり方の一つだと思うんですけど
なんかやっぱり続きが読みたいですねー
中澤さん4回にわたってどうもありがとうございました
楽しかっつ
[音楽]
[拍手]
[音楽]
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