Fooocus 2.2.0 Update – Prompt Array | Metadata | & More! (Stable Diffusion)

Summary

この動画は、Focus更新プログラムの重要な変更点について説明しています。主な変更点は、出力ファイル形式の選択肢が増えたこと、Loraのオン/オフ切り替えが簡単になったこと、Loraの重み付け範囲が拡大されたこと、中間結果の非表示オプションが追加されたこと、固定シードでの連続生成がしやすくなったことなどです。また、プロンプトにおける配列入力のサポート、メタデータの画像への埋め込み機能、モデルとLoraのパスを複数指定できるようになった点も紹介されています。これらの改善により、ユーザーの利便性が大幅に向上したことがわかります。

Takeaways

• 📌 このビデオでは、Focus更新プログラムの重要な改善点について説明しています。
• 🖼️ 新しい出力フォーマット(PNG、JPG、WebP)がサポートされるようになりました。
• ✅ LORAsのチェックボックスが追加され、簡単にオン/オフできるようになりました。
• ➕ デフォルトのMax LORAsの重みを+/-2を超えて設定できるようになりました。
• ⭐ プリセットを使って設定を保存・変更することが推奨されています。
• 🚫 「disable intermediate results」を有効にすると、複数画像の生成中に完了した画像が表示されなくなります。
• 📝 「disable seed increment」を有効にすると、配列プロンプトを使って同一シードで複数の画像をレンダリングできます。
• 💾 「save metadata to images」を有効にすると、メタデータが画像に保存され、後で設定を復元できます。
• 📂 モデルとLORAsの追加パスを設定ファイルに追加できるようになりました。
• 📝 設定ファイルの変更は、プリセットを使って行うことが推奨されています。

Q & A

この動画では、どのようなアップデートについて説明されていますか?

この動画では、Focus (AI画像生成ツール) の新しいアップデートについて説明されています。特に、要求の多かった重要な改善点に焦点を当てています。

新しいアウトプットフォーマットはどのようなものですか?

以前はPNG形式のみでしたが、新しくJPGとWebPの出力フォーマットがサポートされました。これにより、ファイルサイズを小さくすることができます。

LORAsを有効/無効にする新機能について説明してください。

LORAsの横にチェックボックスが追加され、LORAsを簡単に有効または無効にできるようになりました。これにより、LORAsの重みを0にする必要がなくなり、より手軽に切り替えられます。

最大LORAs重みの設定範囲が拡張されたのはどのような理由からですか?

一部のLORAsが+3や-3などの高い重みを必要とするため、従来の範囲では不十分でした。この変更により、そうしたLORAsを完全に活用できるようになりました。

プリセットの作成方法について説明されていますか?

はい、プリセットの作成方法が簡単に説明されています。config ファイルを直接編集するのではなく、プリセットを作成して設定を変更することが推奨されています。

新しい「disable intermediate results」機能の目的は何ですか?

この機能を有効にすると、複数の画像を生成する際、現在生成中の画像のみが表示され、完了した画像はプロセス終了までサイドに表示されなくなります。

「disable seed increment」機能と新しい配列プロンプトの関係を説明してください。

この機能を有効にすると、同じシードで配列プロンプトを使って複数の画像を生成できます。これにより、色やテキストの変化のみを比較することができます。

メタデータの保存機能についてどのように説明されていますか?

生成した画像にメタデータ (使用した設定など) を埋め込むことができるようになりました。この機能は長らく要求されていましたが、プライバシーの観点から搭載が遅れていました。

複数の場所にあるモデルやLORAsをどのように扱えるようになりましたか?

config ファイルにパスを追加することで、複数の場所にあるモデルやLORAsを登録できるようになりました。この変更により、より柔軟な運用が可能になります。

この動画全体を通して、どのような主なメリットが強調されていますか?

この動画では、長年要望されていた機能が実装されたことで、ユーザーの利便性が大幅に向上したことが強調されています。ツールの柔軟性と効率性が高まったと言えるでしょう。

Outlines

00:00

👨‍💻 Focus 更新で追加された主な新機能

この動画では、Focus の最新アップデートで追加された主な新機能について説明しています。まず、画像出力形式として PNG に加えて JPG や WebP が選択できるようになりました。次に、Loras のチェックボックスが追加され、Loras の有効/無効を簡単に切り替えられるようになりました。また、Loras のデフォルト最大重み付けが +/- 2 を超えて設定可能になり、高い値の Loras の活用が可能になりました。さらに、複数の Loras を使用できる上限値を増やすこともできます。

05:01

🔧 その他の新機能と設定

この動画の後半では、その他の新機能と設定変更方法について説明しています。新しい「disable intermediate results」と「disable seed increment」の設定が追加され、中間結果の表示方法やシード値のインクリメントをコントロールできるようになりました。また、テキストプロンプト内で配列構文を使って、一度に複数のバリエーションを生成することが可能になりました。さらに、画像メタデータの保存機能が追加され、画像生成時の設定を画像に埋め込むことができるようになりました。最後に、モデルとLoras の複数のパスを設定ファイルで指定する方法を紹介しています。

Keywords

💡出力フォーマット

画像の保存形式のことを指します。スクリプトでは、従来のPNG形式に加え、JPGまたはWebPを選択できるようになったことが説明されています。PNG形式は無損失で高品質ですが、ファイルサイズが大きくなる傾向があり、JPGやWebPはファイルサイズを小さくできる代わりに、多少の画質劣化があります。ユーザーの用途に合わせて選択できるようになったことが、この新機能の主なメリットです。

💡Aura

画像生成AIモデルにおける、追加の制御用パラメータのことを指します。Auraを有効/無効化することで、画像生成の細かな調整が可能になります。スクリプトでは、Auraのオン/オフを素早く切り替えられるようになった点が、この更新の改善点として挙げられています。複数のAuraを使用する場合には、この機能が便利だと説明されています。

💡最大/最小重み

Auraの強さを調整するための数値のことです。従来は-2から+2の範囲に制限されていましたが、この更新により、その範囲を広げることができるようになりました。詳細ツィーカーなどの一部のAuraは、これまでの範囲を超える値が想定されていたため、新しい範囲設定により、そうしたAuraを最大限活用できるようになりました。

💡プリセット

設定を保存して後から呼び出せる機能のことです。様々な設定を試行錯誤する際に、プリセットを使えば設定の切り替えが容易になります。スクリプトでは、設定ファイルを直接編集するのではなく、プリセットを使うことが推奨されています。プリセットを使えば設定ファイルが上書きされるリスクを回避できるためです。

💡デバッグ機能

プログラムのエラーを発見・修正するための機能です。このソフトウェアでは、複数の画像生成時の中間結果の表示/非表示や、シード値の固定/増分を選択できるようになりました。中間結果の表示はユーザーエクスペリエンスに影響し、シード固定は同一の設定で違う画像を生成する際に使えます。

💡配列プロンプト

プロンプトに組み込む新しい書式のことです。中括弧{}内にコンマ区切りで複数の単語やフレーズを入力することで、それらの組み合わせで画像を生成できます。例えば{赤,青,緑}のTシャツを着た人物のイメージを、赤、青、緑のTシャツの3種類で生成できます。この新機能により、ワイルドカードを使うよりも柔軟で直感的にバリエーションのある画像を生成できるようになりました。

💡シード固定

通常、異なる画像を生成する際にはランダムなシード値が割り当てられますが、この機能を有効にすると、同じシード値を使い続けることができます。配列プロンプトと組み合わせると、設定を変えつつほぼ同一の背景で異なる被写体を生成できるので、違いを比較しやすくなります。シード固定なしだとランダム性が高く、画像間の差が大きくなります。

💡メタデータ保存

生成した画像にその設定情報を埋め込む機能です。これにより画像からその生成条件を読み取り、後からその設定を再現できるようになります。従来はこの機能がないため、設定を手動で記録する必要がありましたが、この新機能で作業効率が上がります。プライバシー保護の観点から任意で有効/無効を選べます。

💡パス指定

モデルやAuraのファイルパスを指定できるようになった機能です。これにより、複数の保存場所にあるファイルをまとめて使えるようになります。スクリプトでは設定ファイルにパスを追加する方法が説明されており、この機能でファイル管理が容易になります。

💡更新の必要性

スクリプト全体を通して、この回のソフトウェア更新が、長らく要望されていた機能改善を実装したことが強調されています。ユーザーからのフィードバックに基づいて使いやすさが向上し、柔軟性と生産性が高まったことが、この更新のメインメッセージといえます。定期的な改善は、ソフトウェアを進化させ、ユーザーニーズに応えていくために重要です。

Highlights

The Focus update introduced important improvements that have been requested for a while.

New output formats like JPG and WebP were added in addition to PNG.

Checkboxes were added to easily activate or deactivate LORA without changing weights.

Max weights for LORAs can now go beyond +/- 2.

Presets can be used to modify config settings like max LORA weights and number of LORAs.

New option to disable intermediate results and only show the current generation image.

New option to disable seed increment, allowing generation of multiple images on the same seed.

Support for arrays in prompts, enabling generation of multiple unique images with variations.

Arrays in prompts can be used with disabled seed increment to compare variations on the same seed.

New option to save metadata to images, allowing easy reloading of settings from the image.

Metadata includes more information than the history log.

Multiple paths for models and LORAs can now be added to the config file.

Instructions on modifying the config file for presets and adding multiple paths.

Explanation of how arrays in prompts work and examples of their usage.

Recommendation to create and modify presets instead of directly editing the config file.

Transcripts

in this video I want to talk about the

new Focus update I normally don't cover

the updates but this made some important

improvements that have been requested

for a while and I felt it was worth

going over there are several small

changes that won't concern or even be

noticed by most but we do have a few

nice quality of life improvements that

we have been waiting for if you want to

look at the official release notes I

will leave that link in the description

and you can check those out on the

GitHub page now let's open up our focus

and go into the advanced tab first major

change is the new output format before

we only had PNG option but now you can

also select jpg or webp while we could

have a whole other conversation on which

one of these to use if you don't know

yourself then PNG will be fine unless

you are really concerned about file

sizes as it is a lossless format meaning

there is no compression jpg and webp are

compressed and will be smaller but lose

some detail and if you are downloading 6

gig models without concern then using

PNG will be fine moving on to the model

tab we will see checkboxes next to the

ls has been added now we can easily

activate or deactivate Aur without

having to remove it or turn the weight

to zero if we wanted to shut it off a

very helpful change when you want to

quickly deactivate and then reactivate

Aura without losing your weight settings

this could get tedious when dealing with

multiple luras when trying to test

things out now another change here is

the ability to have the default Max

weights for Laura's go Beyond positive

and negative2 most of the time you

wouldn't want to go beyond these numbers

but there are luras created out there

that do go higher a big example is the

detail tweaker Xcel it is designed to go

as far as plus or minus three so up

until now we couldn't utilize it

entirely but we will have to change

these settings ourselves manually in the

past I would change the config text file

directly but I would recommend creating

and making changes in presets only now

mostly because the config file

occasionally gets overwritten plus it is

good to leave the default settings alone

if you don't know about presets I will

add a video in the description showing

how to create those so I have my old and

new custom preset here which is just a

copy of the default settings with my

changes you can see some new lines that

I have added for the new min max Laur

settings we have these two lines here

just to make it easier you can copy

these lines from the config modification

tutorial text file in your focus folder

so you don't have to try to type them

out yourself once added you can put

whatever numbers you want I will use

four for now but if I encounter aura

that needs to go higher I can always

come back and change this there is also

this additional line here this allows us

to use more luras than the standard five

I have yet to use more than five but you

can easily add this line in too and

change the number to whatever you like

this line can also be found in the

modification text file now back in Focus

I want to go to the advanced Tab and

then into

debug down at the bottom we will notice

three new boxes disable intermediate

results will make it so when generating

multiple images you will only see the

image currently being generated and will

no longer see completed images on the

side until the entire process is

done this isn't something useful to me

but I suppose if you would rather see

the current Generation image in the full

window than this is for

you then we have disable seed increment

what this does is when generating more

than one image even on a fixed seed the

next image will go up a number in the

seed otherwise all the images will be

exactly the same so how can we use this

well that is where another new feature

comes in and that is the new support for

arrays how this works is similar to

creating mini wild cards inside the text

prompt so let's say we wanted four

pictures of a woman with four different

color shirts in one prompt so how would

we write that using the new array

support we would type a woman wearing a

then for the colors we would would

create two brackets then write our four

different colors like this then end it

with two brackets and then type t-shirt

this can be two colors or as many colors

as you want you just need to enable

enough image generations to get all

iterations if you have four colors we

want four Images the other difference

between this and wild cards is this will

produce results in order of the input

with wild cards it will choose words in

a random order so doing it this way you

will always get a red green blue black

t-shirt in that order with this prompt

this can also be used multiple times in

the prompt such as this

prompt and make sure your image number

is high enough for the

prompt this will create 12 Unique Images

it might be confusing at first how these

generate but it will go blond Man red

brunette Man red then blond woman red

brunette woman red then blonde man gream

and so

on so you can create multiple unique

items this way very quickly without

having to create a wild card every

time and this isn't limited to single

words either you can use entire phrases

like this you just need to remember if

you have multiple combinations of arrays

that you will need to bump up the image

number uh to compensate if there are 10

possible images but I leave the image

number at two it will only ever show the

first two

combinations now getting back to the

disable seat increment setting with this

enabled it will allow you to use the new

array prompts and create all these

images on the same seat which is

beneficial when trying to compare the

differences without the image changing

too much now with all of these images on

the same seed we get very similar images

with just a shirt change it's not always

this similar but the idea is you are

seeing the same image on the same seed

with only the color

changed without this feature each of

these images are going to be the next

seed and you can see the differences are

more pronounced since they are different

seeds this setting really only works

with the array prompts right now as far

as I can tell even wild cards won't

change on the same seed you will just

get the same image over and over so keep

that unchecked

otherwise the last setting is the save

metadata to images this is useful if you

have been wanting your images to save

the info onto the PNG in order to easily

reload the settings you have used from

the image this was a feature not

included for a long time as the

developer didn't want it included to

protect data privacy of others but since

it was such an in demand feature it was

finally included as an option what it

does is very similar to the history log

but now it just attaches the information

directly onto the image itself so if you

have this enabled and create an image

you can now go to your input image menu

and you will see another new tab here

called metadata and you can load and or

drag and drop an image here as long as

it has metadata enabled you should see

this info with this you can apply the

metadata and it will load all the

settings used to create this

image this is just like using the

history log and using the copy to

clipboard pasting into the text prompt

then hitting load

parameters the metadata does hold more

information than the history log I have

noticed if you set custom steps for

something like lightning the history log

doesn't load that parameter but

otherwise is pretty similar so let's go

back to our preset documents and you can

see at the very very end we have three

new lines this is only if you want to

have metadata on by default same as

before you can copy these lines from the

modification text file have this set to

true and make sure not to capitalize it

metadata scheme is just the format which

it is saved keep it at focus in the last

line you can add a name if you want to

tag your Creations but keep it blank if

you are concerned about privacy you

actually can drag in an image created in

automatic 1111 or Forge to see the

metadata here but it won't be able to be

orted the last thing to mention is for

those who have models and luras in

multiple places you can now add all

those paths to the config

file to start this I will add a bracket

here then a

space add a parenthesis and paste in the

extra location for my

models add another parentheses a bracket

to close it and a comma also the back

slashes have to be double so you will

have to add those in and you can leave

it like this and it should work but if

you want it to look more organized you

can space some things out just hit enter

here and tab then go over here and hit

enter and

tab and then between the last

parentheses and bracket hit enter and

tab it's not necessary but makes it a

bit easier to read you can do the same

for the luras if you have extra in a

different location

too once you save that you can start or

refresh your focus and in the model tab

the new models from the secondary

Position will actually start at the

bottom of the list in case you can't

find them and I think that wraps this

one up guys hope this was helpful and if

you have any questions you know what to

do see you in the next one