【なぜ働いていると本が読めなくなるのか】発売後10万部/文芸評論家 三宅香帆/本を読むためリクルート退職/疲れた身体がスマホを求める/働きながら本を読むコツはカフェとiPad【PIVOT TALK】
Summary
TLDRこのビデオ脚本は、現代社会で働く人々が本を読むことが難しくなる背景とその理由について掘り下げる内容です。社会の変化や働き方改革、そして個人のアイデンティティに対する考え方など、多角的な視点から議論が展開されます。脚本は、読書の重要性と、日常生活におけるワークライフバランスの重要性を再確認し、豊かな生活を送るためのアイデアを提供します。
Takeaways
- 📚 現代の働き方では、必要な情報以外を排除し、ノイズを減らす傾向があるが、本はその逆で多様な情報を提供する。
- 🔍 読書は、仕事と比べて徐々に非効率的でノイズだと思ってしまう現代社会の特徴である。
- 🎯 過去には本や読書は出世に必要なものとされていたが、現代ではメールや営業などの行動がより重要視される。
- 🤔 読書が減少する理由は単純に時間の不足ではなく、仕事と比較して読書が提供する価値が薄れていることに関係している。
- 👥 社会構造の変化により、個人は自分の目標に向かって行動することが求められるようになり、そのために必要な知識を集めることが重視される。
- 📈 現代の社会では、個人の成功は自己実現のために必要な行動に依存しており、それにより読書は次要化されている。
- 👓 過去の文学作品はエリート階層の価値観を反映していたが、現代の文学は個人の内面や自己啓発に重点を置いている。
- 🌐 グローバル化やデジタル技術の発展により、個人の選択肢が増加し、自分の好きなことに基づくキャリアを選ぶことができる。
- 🏠 ワークライフバランスは単に仕事と休息のバランスではなく、仕事と私生活の両方を充実させることができる社会を作ることが求められている。
- 🌟 読書は趣味として残り、深い思考や広い知識を提供する媒体としてこれからも重要である。
- 📖 本の未来性は、社会の変化や個人の価値観に応じて変わり続けるが、多角的な視点や深い洞察力を提供する能力を持続する。
Q & A
なぜ働くと本が読めなくなると言われるのか?
-働くことで欲しい情報以外の情報が本に入ってきてノイズになるため、必要な情報だけを効率的に求める現代の働き方に合わなくなっているとされています。
本の中で「ノイズ性」とは何を指しているのか?
-「ノイズ性」とは本の中で不要だと思われる情報や知識が含まれている状態を指しており、それによって本の価値が下がってしまうとされています。
日本人はなぜ本を読むようになったのか?
-昔は本や共用が出世のために必要なものとされていたため、学歴や教養を身につけることで出世が期待できました。
現代の読書環境にはどのような特徴があるのか?
-現代の読書環境は、インターネットの普及により情報が迅速に入手可能で、本を読む必要性が問われているという特徴があります。
本の中で提唱されている「働きながら本を読むコツ」とは何なのか?
-帰宅途中のカフェで本を読むことやiPadを活用することで、日常生活から離れた場所や時間で本を楽しむことができるとされています。
本を読むことの重要性はなぜ高いとされるのか?
-本を読むことで新しい知識や文脈を獲得し、自分の中の世界を広げることができるとされています。
現代の社会において、なぜ本が「不思議なメディア」と見なされるのか?
-NetflixやAmazonのように自分の好きなものだけを選ぶ時代において、本を読むことは自分の好き以外の知識を摂取する不思議なメディアになるとされています。
「自己実現」を追求する現代社会において、本はどのような役割を果たすとされていますか?
-自己実現を追求する現代社会では、本は個人のアイデンティティや目標達成への道を開くための知識や刺激を提供する役割を果たすとされています。
本の中での「成功感」とはどのようなものか?
-「成功感」とは、社会に関する知識や自己実現を通じて得られるものであり、個人の範囲や自分の部屋、推しと私しっていう非常に個人的な行動からの社会への復帰を意味するとされています。
本の中の「新しい読書論」とはどのようなものか?
-「新しい読書論」とは、現代の働き方や社会環境に適応し、本を読んで得られる知識や楽しみ方を新たに考え直すアプローチを指しています。
本を読まなくなる原因は単に時間がないだけではなく、なぜそうなるのか?
-時間がないだけでなく、働くことで必要な情報以外のノイズを取り入れる本が不要になり、そのノイズを排除する働き方への適応が読書の減少にも寄与するとされています。
本の中で提唱されている「働き方改革」の意義とは何なのか?
-「働き方改革」は、単に労働時間を減らすだけでなく、働く人々に生き方や自己実現の機会を提供し、仕事と趣味、育児、介護など、多様な生活の場面で自己を表現できる社会を作ることを目指しています。
Outlines
📚 読書と労働の葛藤
この段落では、現代の働き方と読書との関係について議論されています。読書はノイズ性があり、必要な情報以外も得てしまうという特徴があるとされています。しかし、現代の労働は効率を重視し、不要な情報はノイズとして感じられる傾向があります。また、過去には本を読むことが出世のために必要でしたが、現代ではメールや営業などの行動が重要視されています。この変化は、読書が労働と直接関係を失う原因となり、読書量の減少につながっていると指摘しています。
🌐 インターネットと本の関係性
段落2では、インターネットと本の異なる情報収集の方法が比較されています。インターネットは特定の情報を見つけることに特化していますが、本は意図しない情報や文脈を提供するという利点があります。しかし、現代の労働環境では、個人のニーズに応じた情報収集が重視され、本のようにノイズを含む媒体は避けられる傾向があります。この段落では、本の持つノイズを排除し、労働効率を高める現代の傾向に疑問が投げかけられています。
🏠 帰宅途中のカフェでの読書
この段落では、帰宅途中のカフェでの読書が、働く人々の生活リズムの中で読書時間を確保する方法として提案されています。カフェでの読書は日常生活から離れた場所で行われることで、読書へのアプローチが楽しく、効果的になるという利点があるとされています。また、iPadでの読書が通勤や寝る前の時間帯で行われやすく、読書の機会を増やす助けになっていることも触れられています。
🎨 趣味と仕事のバランス
段落4では、趣味や文化活動が仕事に劣ることなく重要な人生の一部であると示されています。本を読むことや他の趣味を楽しむことが、働く人々の生活に欠かせない部分であり、労働時間の減少にもつながるとも述べています。また、本を読むことは自分の知りたいことや文脈を深める上で重要であり、社会を理解するための手段として役立つと強調されています。
📚 読書の歴史的変遷
この段落では、日本人の読書習慣の歴史的変遷が議論されています。昔は本を読むことがエリート階級の特権であり、出世のために必要とされたとされています。しかし、現代では読書は労働とは直接関係がなくなり、メールや営業などの行動が重視されています。この変化は、自己実現のための行動指向の時代的到来と関連していると分析されています。
🌟 個人のアイデンティティと成功
段落6では、現代社会において個人のアイデンティティは多様化しており、趣味や文化活動が重要な要素となっています。成功は単に労働を通じてのみ実現されるものではなく、個人の目標や趣味を通じても築かれることが示されています。また、労働時間の減少と働き方改革が、個人の生活の豊かさに寄与するとも述べています。
📖 現代の読書に対する視点
この段落では、現代の読書に対する視点が議論されています。本を読むことは、労働や趣味など、人生の他の要素とバランスを取るべきものであるとされています。また、読書は社会を反映し、良い生き方を見つける手段として重要であると同時に、本を読まない問題が社会に与える影響についても触れられています。
Mindmap
Keywords
💡読書のノイズ性
💡自己啓発書
💡労働と読書の関係
💡情報の選択性
💡文化的アイデンティティ
💡ワークライフバランス
💡自己実現
💡新自由主義社会
💡文化的消費
💡労働時間の減少
Highlights
読書が減少する現象は、現代の働き方と情報収集の特性に深い関係がある。
本は「ノイズ」を伴う媒体であり、現代社会では不要な情報が排除される傾向がある。
日本人の読書習慣は、時代の変化と共に大きく変わっており、昔は出世のために必要だった。
現代の社会では、メールや営業などの行動が読書より出世に重要視される。
ゲスト三宅かほさんは、本を読みたいという欲望が働いていると感じ、会社を辞めて作家になる。
読書は「ノイズ」を伴うが、それによって新しい知識や文脈を獲得できる。
現代の労働環境では、個人のアイデンティティが仕事に依存する傾向がある。
読書は趣味として楽しむべきであり、社会の反映として価値がある。
2000年代以降、自己啓発書が流行し、行動重視の考え方が蔓延している。
新自由主義の影響で、個人は自分の人生を自分で築く必要がある。
現代の社会では、NetflixやAmazonのように自分の好きなものだけを選び、ノイズを排除する傾向がある。
自己実現のために働くことの重要性が、国や地域のために働くことと比べて高まっている。
現代の労働環境では、自分の好きなことに基づく仕事を選ぶことが推奨される。
本を読むことは、個人の豊かさを増やすための重要な趣味の一つである。
日本人の読書習慣の変化は、社会構造や働き方改革と密接に関連している。
現代の労働時間は過去に比べて減少しており、働き方改革の成果が一部社会に反映されている。
働き方改革後の社会で、人々は仕事と趣味、育児、介護など、多様な領域で自己実現を目指している。
社会全体の働き方改革が進展すれば、読書を含む多様な趣味が楽しめるようになる。
Transcripts
このなぜ働いてると本が読めなくなるのか
これなんでなんですか自分がこう想像した
なんとなく欲しい情報以外の情報が本では
手に入るところがすごく特徴的だと思って
いて読書のやっぱノイズ性だと思っていて
欲しい情報ばっかりこう手に入れていくっ
ていうのが働き方の今のすごく特徴だと私
は思うので欲しい情報以外の情報を連れて
くる本っていうのがなんかノイズばっかり
でこのノイズいらないんだけどなっていう
風になるほどっちゃうのが理かなと昔は
やっぱりこう本とかあと容っていうものが
出世のために必要なものとされていたん
ですよねそれがやっぱり時代を減るにつれ
て特にこう読書が出世と関係なくなって
いっていっぱいメールを打つとか営業
いっぱい営業するとかそういうこう行動の
方があの出世に必要なものっていう風に
なってくるとやっぱり読書はどんどん労働
と会していくんだなって思います
ねはいえ本日のゲストをお呼びしましょう
文芸評論家の三宅かほさんですよろしくお
願いしますよろしくお願いしますはいこの
本もう書店になかったですもう全く
見つからないとは売れすぎてしまってああ
本当に私もあの品切れって本で存在するん
だと思ってすごいびっくりしましたあ
からっぽなんですよ書店がやっと見つけた
本をここに置いてるんですけどありがとう
ございますまやっぱタイトルがもう刺さり
まくるというか私本当初めてですけど読む
前にインタビューのアプを入れちゃいまし
たあそうあのはい結構本当に早い段階で
あのお話いただいてすごいびっっくりし
ましたはいはいあの元々文章読ませて
いただいたんですけどさん書かれてるこの
本なぜ働いてると本が読めなくなるの
かっていうのはま相当深いとこ行くん
だろうなて勝手に想像して今日呼びしたん
ですけどもちろん今日のために読んできた
んですけど本当にこれ面白くてえあの
ピボットトってビジネスパーソンを見てる
んですけどなんで我々働いてるんだろうっ
ていう仕事論としても刺さりまくるので
今日ちょっと色聞いていきたいと思います
よろしくお願いしますよろしくお願いし
ますあの3つに分けて聞きたいんですが1
つはまま本当ビッグクエスチョンなぜ働い
てると本が読めなくなるのかってのをもう
最初聞きますはいで2つ目ま日本人と読書
というか結構これ深い問があってうんま
もちろん仕事が忙し忙しいからみんな読め
ないんですけどずっと日本人って忙しかっ
たよねっていうまちょっと歴史的ななんで
日本人って本を読むようになったのかって
いうのが2つ目で3つ目はまこれからの
読書というかうんうんうんまそもそも今本
を読む必要があるのかとかですねあと結論
部分で私ちょっと実は三宅さんに疑問を
持ってることあるのでそこも聞いてみたい
なと思いますまず1個目このなぜ働いてる
と本が読めなくなるのかこれなんでなん
ですか実はですねあの私本っていうメディ
アってすごくあの今の時代だともうすごく
特徴的なものになっていると思っていて
その特徴が何かって言うと自分がこう想像
したなんとなく欲しい情報以外の情報が本
では手に入るところがすごく特徴的だと
思っていて例えばこの本だとなぜ働いてる
と本が読めなくなるのかっていうタイトル
だけ見ると例えばまスマホとかこう帯にも
あるしなんか本働いてる時と本読む時の
なんか脳の使い方とかの脳価格の本なのか
なっていう風に想像される方も
いらっしゃったりとかなんかもっとこう
ダイレクトに働いてると本が読めなくなる
理由をなんか知りたいって思う人に対して
実はこの本明治時代の働き方の話から
始まるんですですはいそれてなんかえ私は
今働いてる自分のなんか読めなくなる理由
を知りたいのに明治の歴史えなんでなん
でっていう風にちょっとこう想像して
なかった情報が入るじゃないですかそれっ
て私は読書なやっぱノイズ性だと思ってい
てはい自分が知りたかったこと以外のこと
が本の中には入っているっていうのが
やっぱ本の特徴だなと思っててでも働い
てるとやっぱりすごくこう自分の欲しい
情報を調べてでそれを元に自分の行動を
変えてだったり欲しい情報ばっかりこう手
に入れていくっていうのが働き方の今の
すごく特徴だと私は思うのでまそういう
意味でやっぱりこう働いてるとなんか
欲しい情報以外の情報を連れてくる本って
いうのがなんかノイズばっかりで結構
やっぱ働いてるとこのノイズいらないんだ
けどなっていう風に思っちゃうっていうの
が理由かなと思っいやそういう風に読書と
か本を定義した人初めて聞きました
素晴らしいですねことでいでも使って
くださいけですねあのそれを本の中でも図
にした箇所があってですねま見事なあの
分類なんですが情報っていうのは知りたい
ことで知識まつまり今三宅さんが
おっしゃった本を読むことというのは
ノイズが入ってくるってこなんですねはい
やっぱりインターネットで例えばなんか
こう調べたいことを調べたりとかあとま
YouTubeでこう調べたいことを
ちょっと調べてみたりも同じだと思うん
ですけどやっぱりインターネットってこう
情報のもう知りたいことをど真ん中の情報
をひたすら検索するっていうことにたけ
てると思うんですよでも一方でやっぱり本
は知らないことのこう周辺にあるいろんな
文脈だったり自分は知りたくないと思って
たけどあ意外とこういう情報も自分は
面白いと思えるんだっていうようなま
ノイズに当たる部分っていうのが入って
くるっていのがま知識であったりま共用
だったり本の良さかなと私は思うんですよ
なるほどそうすると今はノイズをなぜ
受け入れたくないんですかねこの本の中で
も書いていると特に今の働き方って
やっぱりもうみんながみんな同じ働き方を
していないのでもう個人にあった情報を
ひたすら得てそれを元に自分の行動を変え
たりま仕事のこう例えば新しい仕事を
生み出したり連絡したりそういう風にこう
情報を得て自分の行動を変えるっていう
サイクルがすごく仕事の場で重視されがち
だからかなって思いますねなるほどじゃ
それと同じノりで本を読んでしまうと逆に
そうじゃないノりのノイズが入ってくる
はいちょっと否反応を示すいうことそう
ですね単純な答えだと時間がないからだっ
て思うんですけどそうじゃないんですね
時間がないから本読めないんじゃないかと
思うんですけどそうなんですよ時間がない
なら本読めないならなんかでも
YouTubeとかTwitterとかあ
今なXかXとかだらだら見ちゃう時間とか
ありませんか確かにま昔だったらパズドラ
とかやったりしてるんで確かに10分15
分いくつか時間ありますよねそうなんです
よねま私みんな結構例えば好きなライブの
コンサートとかまライブだったり
コンサートだったり結構いけたりするじゃ
ないですかでもそれってなんでじゃあ本は
読めなくてパズドラできるのかって言うと
やっぱりパズドラだったりYouTube
だったりライブだったりっていうのは自分
の欲しいものしかないっていうなるほど
うんまTwitterタイXのタイム
ラインとかももう自分のこうフォローし
てる人の情報しかないっていうのがま
やっぱりノイズ性のなさでそれだったら
働いてても手に入れられるのかなって思い
ますねなるほどうんそうするとまあ予の
時間も私たちはノイズがない情報とかを
仕入れたがっているとでノイズが受け入れ
られない社会っていうのはこれは誰が悪い
んですかそ個人が悪いのか社会が悪いのか
どっちが悪いんですかうんうん私はもう
社会だなってすごくこの本の中で言い切っ
ていてやっぱり社会のこう歴史の中でもう
どんどん働き方や社会構造がそういう働き
方を個人に求める社会になっちゃったんだ
なって思いますなるほどでもちょっと
面白いなと思ったのがこのの図式で言うと
一見そのノイズがない情報ばっかり仕入れ
てる人をくさす本なのかなと思ったんです
よねだから本を読めみたいなでもままず
面白かったのは宮宅さんって元々
リクルートにいたんですよねはい実は
リクルートであの会社員としてやっており
ましたなのでその働いてる人の気持ちも
分かるしあと本を読みたいからリクルート
やめたんですかうんそうなんですよあの私
はあの本が元々好きであの京都大学で文学
研究を勉強してたんですよですごく
やっぱり本付けの生活というかま文学付け
の生活を送ってたんですけどそっから
リクルート就職して自分があんなに本好き
だったのに読めなくなるっていうのが衝撃
的でこんなに本が好きな自分が読めなくな
るってことは多分個人の問題じゃなくて
社会の問題だって思ってでその上でなんか
もうま働くのはすごく楽しかったです会社
はいい場所だったんですけどちょっと
やっぱもっと本読みたいなと思って会社め
ますって言いましたねあすごいですねいや
初めて聞きました本読みたいから会社
やめるなかなかない発想というか多分もし
このあの当時の上司がこの動画見たらえ
そうだったのって言われると思いますあ
それ言ってないんですかあ本が読みたい
からとは言ってなくてなんて言ってやめた
んですか私はあの専業作家になるのであの
本書きたいんでやめますって言ったんです
けど実は読みたい方が強かったなるほど
じゃ今日は数年ぶりに本心を告白してる
わけはいちょっと常子見てますか多分見
てるとリクドの方も結構見てくださってる
のではい見てると思います見てたら許して
くださいなんかコメント欄に書いてくれた
でもだからその働いてる人の気持が分かる
というかその人たが本読めないことくして
ないっていうのがすごいいい本だなと思い
ましたねうんそうですね私はあの本読み
たくない人にあの読んで欲しいとあんま
思ってなくて読みたいけどなんかやっぱり
こう気力がなかったり働いてて疲れてたり
こう本を読むことあとちょっとサボってる
んじゃないかみたいな罪悪感を持ってる人
にいや今の社会はこうなってるからあなた
の罪悪感はこうなってるんですよってこと
を伝えたいだけなんですようんうん
なるほど後半でもその読書の方法とはコも
伺いたいんですけどちょっと先取りし
ちゃうと本の中でもですね働きながら本を
読むコツが載ってるんですけどこの6つ
どれがおすめですかねこれをさえやれば
働きながらでも本を読めるっていうコツだ
と思うんですがああそうですね私はあの丸
3番のですね帰宅途中のカフェ読書は結構
ガチンコにお勧めしたいですあはい私も
あの会社員時代にやっぱりすごく忙しく
なってあとその当時ま兼業もすごくしてた
のであのやっぱり本読めないって思った時
があったんですけどもうそのカフェとかに
行ってここの時間は読手をするなんか時間
なんだっていう風にちょっとこう体を
切り分けるじゃないですけど日常生活から
離れたところであ今本読む時間なんだって
思うとなんかすごいこう読むのも楽しく
なりますし読めるなって思うのでま
ちょっとこう帰宅途中にやっぱカフェに
よって本読むみたいなことをなんか
ちょっと習慣にしてみようともしできる方
はお勧めしたいですなるほどiPadを買
うってのどういう意味ですかあiPadは
私こう革命だと思って大学院生の時は
ずっと神派だったんですよあの本はなん
ですけどiPadを買ったことによってで
通勤電車でも読めますしあとiPadって
こう寝っ転がりながら読めるんですよだ
から寝る前にちょっとこう読むとかもでき
ますしちょっと紙でなんかこう読みたい方
も今なんかてて読めないなっていう時
iPadを買ってみるとあこんなに電車で
読める読めるんだってなんか驚くと思い
ます確かに私ももうほとんどiPad読ん
でるんですけどま隙間時間とかで読めます
よねうんはいなるほどあとなんかあります
かもう1個ぐらいああとやっぱり書店へ行
くっていうのはすごいお勧めしたくて
さっきiPadお勧めしたばっかりなん
ですけどiPadでちょっとこう本に慣れ
てきたなと思われた方は是非あの身近な
大きい本屋さんにぜひもしある方は言って
ほしいなと思っていてうんやっぱり書店に
行くとあこういう本今読みたいんだ自分と
かなんか気になるタイトルで今のこう精神
状態が分かるというかなんかすごくあこう
いう本自分読みたかったんだなっていう風
にこう好奇心をすごく刺激されるので書店
に行くことはすごくお勧めしたいですね
うんなんかこれを見るとすぐできそうなん
ですけどそもそもの疑問として本ってなん
で読まなきゃいけないんだと思いますか私
はやっぱりなんか例えばこう世界でなんか
例えば戦争が起こってるとしてそのことを
をなんでこの戦争起こってるのか知りた
いって思った時にインターネットの情報だ
とその戦争が本当に起こってる理由である
歴史だったりあるいはその宗教対立だった
りっていうとこまではカバーしきれてなく
てなんか今の戦争がなぜ起こっているかの
理由しか例えば手に入らなかったりはい
すると思うんですよねで私はいつも
やっぱり自分が本当に知りたいことが何か
ていうのは案外分かってないなってすごく
思っていてそういう意味で本読むとあ自分
は知りたいって知らなかったけど知り
たかったんだみたいなそういう新しい
やっぱり知識だったり文脈っていうのが得
られるので自分の中にこう文脈を増やす
みたいな意味でも本読むってすごく自分の
こうやっぱ世界を広げてくれるし一方で
やっぱり本当に知りたいことは何かって
いうことも分からせてくれるなって思い
ますねなるほどま例えば今だとまガザと
イスラエルの話で知りたいのは結構
インターネットに情報がありますしじゃ
なぜなのかっていうのまいろんな人が説明
してますが今の説明ですはいですよねま
短期的にはあ10月7日にハマスが攻撃し
たからっていう以上なんですけどいやそう
じゃないまさにノイズがあるってことです
よね実はでもそこになんか例えばその攻撃
したっていうのになんか宗教が絡んでると
か国のその歴史が絡んでるってなんか知ら
ないと本当にその宗教とかにアクセスする
のってすごい難しいじゃないですか
インターネットってそういう意味でやっぱ
本読むとま1冊まるまるやっぱり宗教だっ
たり歴史だったりを解説してくれてるので
こういう背景があたんだていうのを実は
知り知ることがすごく効率的にできるん
ですよねさっきの図で言うとやっぱりこの
ノイズがある方が実は情報以上の文脈とか
うんいやそもそもこのピンポイントの情報
を自分は求めてなかったこっちだったん
だってことに気づくていうことなんですね
本当にそうだと思いますなんかやっぱ仕事
しててもなんか今の自分の仕事だけしてる
のとこう人の話を聞いて自分の仕事を相対
化するのってこう全然なんか仕事の価値
って違ってくるじゃないですかそれと同じ
でやっぱ今自分が知りたいことがどういう
文脈の中にあるのかっていうのを知った方
が知りたいこともより深く知れると思うん
ですよねいやすごいあの腹落ちしました
あのですねこの本を読んで花束みたいな恋
をしたの話ばっかじゃないですかはい本当
にあの映画花束みたよ恋をしたを見た時に
この本書こうって決めたんですはいなんか
2個テーマがあるぐらいのこれタイトルが
その映画花束みたいな声をした論でも全然
いけるそうですね裏テーマみたいなもです
ねとそれを読んで私衝撃を受けたんですね
で最初はま宮宅さんの本だし面白いだろう
なとで私読書論マニアなんでめちゃくちゃ
読んでるんであなんか新しい読書論を手に
入れたいと思ったんですけどそれも
面白かったんですけどやっぱりその花束の
話がすごい刺さったんですねで私も当時見
たんですけどまず1個目にあれはそのあの
時の恋愛映画って大体女性が病気になって
みんなね世界のどっかで愛を叫んだりする
んですけどそうじゃないとでももモヤモヤ
したんですねであとはそのまピボットとも
縁がある自己啓発本が結構出てきてま
ショールームの前田ゆさんの本とか出てき
てでそれをま主人公である麦ですかねあの
菅田正さんが読んでるとでちょっと馬鹿に
して描いてよでそうにやついてたんです
わかりますでそれをちゃんと擁護してるの
がすごいと思ってあ自分はこれを知りたか
んだと思いました嬉しい私あの麦君が
イラストレーターになりたいって思ってた
男の子がなんこうはいからそれこそ働き
始めて離れちゃってそれをね結構意地悪に
描いてる映画だと私は思っていて私は結構
あのカップルのどっちの気持ちも分かる
なってすごく思いましたしむ君みたいな人
にもう1回本を手に取ってもらえるような
本を書きたいなってすごく思っていてそれ
が本当にあのこの本の誕生のなんか1つの
きっかけではすごくあったのでなんか
やっぱり今働いてる人でオタ的うんに
すごく趣味にのめり込むっていうのが
なんか難しい時期って全然あるじゃない
ですかでオタ的にのめり込む時期もあれば
仕事にのめり込む時期もあってなんか
どっちもあるのが人生だし普通なのに
どっちかしかないのって私は結構おかしい
んじゃないかってすごく思っていて
やっぱりこう働いてるのが好きな時期も
あればま本読む余裕がある時期もあ
るっていうどっちもあるのが当たり前なん
じゃないかなと思うのでもう麦君に本を
読んで欲しくて書いたような本であります
なるほど
ちょっと視聴者見てない方のに説明してく
とま菅田正さんとま有村克さんだったがい
てますごい素敵なカップルでま終電を逃し
て知り合うみたいま典型的な恋愛がっぽい
んですけど大学のまそう本した感じなん
ですけどなんか就職しちゃうんですよね田
がま色々親に言われたりとかしてで就職し
た途端に2人はすごいカルチャーのそう本
がとか音楽が好きな豊かなカップルだった
に急に麦君関が本を読まなくなるとでそれ
にショックを受けて2人の関係もれていう
ストーリーですよねいやそうなんですで
そのム君が本とかやっぱ映画とか見られ
なくなって代わりに何をするかっていうと
もう虚の顔でパズドラをするシーンがあっ
てででもあのパズドラ的なものってすごい
私も覚えがあると思って1回その仕事が
忙しくなった時にアイドルの
YouTubeしか見られなくなった時期
があってでま本も読めるっちゃ読めるけど
今まで好きだった海外文学だったり古典
文学だったりを全然読めなくなってって
いう時期があったのでなんか麦君を見て私
やんって思いましたし同世代の友達もあの
もう全然本読めなくなってパズドラ
ばっかりやってるあのシーンが一番心に
刺さったってすごく言っていたのでまど
やっぱ世代の話なんだなってすごく思い
ましたうんむ君を批判する人はどう思い
ますかそうですねまでも麦君をなんか批判
したくなる気持ちも分からなくはないと
いうかやっぱりそういう人ってすごくその
文化に対して誠実であろうとすごく頑張っ
てる人だだと思うんですよねだからこそ
なんかム君みたいになん自己啓発症を
読み出す人をなんかすごくこうちょっと下
に見ちゃう人がいると思うんですけど私は
この本の中でも書いたんですけど夏目漱石
の小説とかにもそのちょっと自己啓発的な
ものを下に見る描写ってエリート階層が
ちょっと自己啓発を下に見るみたいな
シーンがあってずっと繰り返されてる構造
だなと思うので逆にそういう自己啓発書を
読む人っていうのはそれをなんか読んで
何かをまたそこで得ようと思ってるわけだ
からそこをそんなに意地悪に言わなくても
いいじゃんって私は結構思っちゃいます
うんその意地悪な人って今の社会で夏目総
のこれはま高等有名だと思うんですけど今
ってどういう人たちが下に見てるんですか
ねうんうんあ下に見てるかどうかは分から
ないですけどなんか私の周りだとやっぱ
ちょっとこうすごく自分が文学が好きだっ
たりあの映画が好きっていうことにすごく
アイデンティティを持ってる人がやっぱり
その文学よりもこう自己啓発書とかの方が
売れてるけど文学の方が上だって思いたく
てちょっとこう攻撃しちゃうみたいな
ところはあるのかなと思いますねうん
なるほどあともう1個はその今昔でいう
文学って今だったらノートとかま
TwitterXみたいとかま
tiktokになってるってこともないん
ですかねはいああでもそれはあると思い
ますすごくノートみたいなものでちょっと
こう私的なものとかあとこうなんと言のか
な昔で言ったらまあ文学に当たるような
ものが生み出されてるっていうのはすごく
あると思いますうん分かりましたあのなぜ
じゃむ君が誕生してしまったかていうこと
ま誕生したかっていうかいろんな方があの
労働と読書で労働に集中するあまり読書が
できなくなったってことをこの本でもそ
歴史的に考察してると思うんですけど
ちょっとこの表を元にあの三宅さんにご
解説いただきたいんですがどうですかね昔
から日本人は本をどういう風に読んでたん
ですかあそうですね昔はやっぱりこう本と
かと共用っていうものがすごくそのまある
意味出世のために必要なものとされていた
んですよねまそれこそ夏目漱石の時代だっ
たりはもうやっぱり共用があることていう
のがエリート階層になることのまある種の
条件というかだったのでまその学歴がない
人も教養を身につければ自分たちは出世
できるんじゃないかこ立心出生が叶うん
じゃないかっていう風に思っていたのがま
教養だったり読書の正体だったなうんと
思うのでまそれがやっぱり時代を減るに
つれて特にこう読書が出世と関係なくなっ
ていってどんどんこう読書よりも例えば
いっぱいメールを打つとか営業いっぱい
営業するとかそういうこう行動の方があの
出世に必要なものっていう風になってくる
とやっぱり読書はどんどん労働と配りして
いくんだなって思いますねなるほどあの本
でも分析されてますが2000年代以降に
ま行動せよという自己圧もが溢れるんです
よねだから行動の時代に入ってってるって
ことなんですねはいそうなんですよねそれ
までは結構例例えばなんかこう精神的な
問題だったり心の問題だって言われていた
ことがなんか2000年代の本当自己啓発
書ではいきなりやっぱりもう気持ちよりも
行動が大事なんだっていう風に言われてま
でもなんか自分もやっぱり会社で働いてる
となんかやっぱり行動が1番大事というか
やっぱリクル時代そうでしたかな感じが
はいすごく思っていたのでまそれは私も
染まってるなてすごく思いましたいやいや
これはまピボットにブーメランとして帰っ
てくるんですけどあのやっぱり考えより
行動せよっていうのが今の時代の
メッセージだと思うんですよねでただ昔は
考えた方がより成功するっていう風になっ
てたわけですねなんで変わったと思います
かああそうですねやっぱり私はこの新自由
主義っていうのがすごく大きいなと思って
いてそれまではやっぱりこう国が成長する
とか会社がこう組織でこう成長することが
ま自分の出世にもつがっていたしま高度
経済成長期なんてもう国がなんだろう豊か
になれば自分も豊かになるのがセットだっ
たわけじゃないですかでも今ってなんか国
の豊かさとか会社の豊かさとやっぱり個人
の豊かさってちょっとこう分れていると
いうかやっぱ個人もどんどん転職していき
ますし個人で頑張ろう個人で自分の目標を
決めて自分だけの人生をこう頑張って歩ん
でいこうっていう風になるとまある意味
こう共用を例えば身につけて誰かと何か
知識をシェアするっていうよりはま自分
だけで自分の目標に向かって行動するって
いう方がま出世するのは当然なのかなって
思いますねうん本の中でもし太郎さんを
取り上げていてま要するに中高年男性ま
当時は中高年男性が多かったのでがシオタ
が好きだとというのもまさに魚上の雲じゃ
ないですけど日本が明治と共に歩んでいく
国が成長すると自分会になるからじっくり
考える方が大事だっったってことですでも
今国と個人がパキッと分れちゃってるって
ことなんですかそうなんですよねまだって
当時のあのそれこそ坂上の雲でやってる
行動なんてもう戦争で頑張るぐらいしか
はの戦略考えたりとやっぱりもう考えて
なんか自分の国の育を考えていったりとか
あと西洋とは何が日本は違うのかという
ことを考える方がまエリートの役目だった
んですよねでも今ってまそれよりもやっぱ
行動することが無限にあるじゃないですか
なんかいっぱい営業したりいっぱいメール
を打ったりというわけでそういう時代とは
全然なんだろう働くこと自体が違ってるん
だなって思いますね確かにあのそれこそ柴
太郎とかあの両馬行く読むとシンプルな
時代ですよねま行動イコールま普通に国の
ために働くことであとはじっくり考え
ましょうとでも今は果たして国のためなの
か地域のためなのか世界のためなのか
アジアのためなのか西川諸部のためなのか
あるいは個人の出演のためなのかいっぱい
なんて言うんですか選択肢があるんですよ
ね本当にグローバル化してってどんどん
どんどんなんか自分が組織のために頑
るっていう個人のためにこう自分の人生を
歩んでいくっていう風な時代になると
やっぱりこうなんか自分のじゃあ人生に
向けて頑張ろうみたいな話になるのでそう
なると行動が大事になってくるんだなって
思いますねうん面白いですねあとその
エリートに対する考え方もすごく変わって
きてるんですよねそうですねなんか
やっぱりこう昔はさっきあのおっしゃって
いただいたようにこう国のために頑張る
っていうのがみんなのま当たり前のこう
前提だったんですけど今ってこう仕事が
こうちょっとこう自己実現というか自分の
なんか実現のためにこう頑張るていのが
当たり前の時代なのでそういう意味で
やっぱ国のためにシンプルに頑張ってた
時代となんか自分のためにこう自分の目標
を自分で決定してそして行動しましょう
みたいな時代ではもう働き方のなんか
そりゃノイズも必要じゃなくなるよみたい
な大変な時代だなってすごく思いました
うんうん働くことはす過剰な意味を持っ
てる社会っていう意味ですかねうんあそう
ですね私がそれこそちっちゃい時にあの
流行った歳のタローワークっていうあ村上
りさんのそうですそうですあの本が引用し
てるんですけどあの本とかもこう自分の
好きをま仕事にしましょうみたいな本なん
ですうんうんYouTubeっぽいですね
あ確かに今思えばねYouTuberです
よねいやまさにまさになんかあれとかって
例えばなんか絵が好きな子はこんな職業が
あるよとかああそうやって引きますよね
確かそうですそうですなん恐竜が好きな子
はこんな職業があるよみたいななんか好き
に基づいた仕事分類だったですはい
あえなんか
エリートが軍隊に入るの別に軍隊が好きっ
ていうよりもそれが出コースだったわけ
じゃないですかなんですけど今はある程度
なんか数学とか好きだからなんか理系の
学科に行ってじゃあまそれを使えそうな
なんかアナリストとかになるかなとかま私
だったら本が好きだから文学部に行って本
に関われる仕事につつけるといいなとか
そういうこう仕事へのま自分の本当
アイデンティをこう確認してかつ仕事に
するみたいな時代なのでやっぱり仕事が
どんどん自己実現にもなってますしなんか
むしろこう自分の好きなこと仕事にして
ないとちょっとダメなのかなって思う方も
いるんじゃないかなって思いますねそう
いう社会だとやっぱ本って読みにくくなる
んですかねうんなんかやっぱりやりたい
ことをこう仕事にするっていう時代だと
じゃあ自分の知りたくないこととか好き
じゃないものへの拒否反応がどんどん大き
ああ面白いですねうんはいやっぱりなんか
今ってもうこうNetflixでも
Amazonでももう自分の好きなもの
だけを選べる時代じゃないですかはい
しかも1度選ぶとまたレコメンドされます
よねそうそうそうそうそういう時代だと
こうやっぱり仕事も自分の好きなもの1番
自分がいいものを選びましょうっていう
時代なのでそうするとその自分の好きな
もの以外のノイズが入ってくる読書って
いうのが意外となんかこう不思議な
メディアになってるなって思いますね確か
意味がわからないメディアになりますよね
なんでしなきゃいけないんだろうって風に
なりますよなんか明治時代の読書師を
読まされるとはって多分読書な方は思った
そうなんですよねはいまさか花束の映画
評論がこんなにスペースで逆れてると思っ
たんですけどでもそこが面白いですそう
それがやっぱ読書ノイズ性でもありま
面白いところでもありある人たちにとって
はこうちょっと邪魔な感じでもあるのか
なって思います結構朝鮮的な本なんですね
あそうですねなのでこの本でやっぱ本読む
楽しさを君に欲しいのでああじゃ麦君が
読めばいいんですかね成功ですそうですね
まあのすごく麦君的な最近本読めてないっ
ていう方に対して本読も楽しさってこう
いうところがあるよっていうのを言いたい
本ではあります三宅さんの信念として
例えばそれを本当に無に言いたいんだっ
たらこれを普通にツイートすればいいじゃ
ないですかああでもやっぱりこの本って
いうフォーマットが必要だと思ったのは
その方が伝わるからなんですかねあその方
が伝わるからですし私は人のはい欲望を
作りたいみたいなところがあって例えば
働きながら本を読むコツみたいなのを言っ
たとしても本当に本があ本が読みたいって
いう風に思わないと行動にはそれこそ映さ
ないと思うんですよねだから行動について
あの言ったとしてもそれこそまさっき言っ
てたようなこう自己啓発症的な行動こ
変えればいいんですよって言ったとしても
実はその同期というかこう本読みたいって
いう欲望がないと行動には結いないと私は
結構思ってるのでそういう意味でなんか
こうこの本を読んでもらうことを通して
なんか本を読みたいなって思ってもらえる
ようにできないかなっていう風に思って
書きましたああいいですね結構それは欲望
は乾期される気がしますあのこの本の中で
もたくさんの本が引用されててゆとか
コンビニ人間とかではいはいあのですね
結構まこういう人男性に多いんですけど
その最近の日本文学がちょっと小さい世界
を描きすぎなんじゃないか論ってのあるん
ですよねコンビニとか星とかまうん坂上の
雲みたいな国家とかじゃないじゃないです
かそうですねでもそういうことじゃないん
だよっていうのはこれ読んでわかりますよ
ね面白い嬉しいですそう感想いや私もあの
なんかしり太郎とか大好きなんですよ実私
萌えよ剣を読んで新鮮組にはいはまって
今日京都の大学に行こうと決めたそうそこ
まで余ったんですかはいなので大好きなの
であのすごいおっしゃってることすごく
分かるんですけどまでもそうですねやっぱ
どっちもまた別の楽しさがあるんだなって
いうのはすごく読んでて思いますしま
やっぱりだしあと柴り太郎的なものっての
はやっぱりこう60年代70年代の働き方
とすごくマッチしてた本でまおしゆとか
コンビニ人間は逆にこう令和の働き方と
すごくマッチした本だなって思いますあ
それはどういう意味ですかあそうですね
例えばなんこの本の中でまおしいの話をし
てるんですけどゆってあれ実は推しと
ひたすら自分の話をしてる話なんですよで
最後に推しの最後って自分はなんか推し
だけじゃ生きていけないんだっていうこと
にある意味気づくみたいなシーンが出て
くるんですけどそれってなんかすごい私は
今の時代的だなと思っていてなんか要は
推しだけじゃ生きていけないっていうこと
はなんか推しのこう周りとか自分の周りに
いるなんか社会を見ずに住んでたけど実は
見なきゃいけなかったんだって気づく物語
でもあると思っていてでそういう意味で
なんか例えば今の時代ってこう断捨離とか
すごく言われるじゃないですかいいって
断捨離とかも自分の部屋を綺麗にして外の
世界を無視しましょうていうある意味世界
観だと思うんですよねでもそうじゃなくて
なんか自分の部屋をもちろん綺麗にしたら
いいんだけどそれ以上に外の世界にも
やっぱりこう目を向けなきゃいけないん
だって気づくってのがやっぱ推しだったん
だなって思うのでそういう意味では今の
働き方とマッチしつつその先を見せて
くれる小説だなって思いますなるほど確か
にあの服を捨てるとした時にあのじゃその
服を回収する人がいたりとかあるいはその
服を捨てるがために労働時間が増えてま
ファストファッションみたいにどんどん
どんどん遠いの人がすごい働かされてる
可能性ありますよねだからそこだけを見て
わかんないこと捨てたらその回収するいる
こですもうんそうですあとやっぱりその
こうあれ断捨りしてこう心がすっと気持ち
よくなるのってある意味例えば仕事のこと
だったり外の世界のことを自分の部屋とは
切り離して考えられるからだと思うんです
よねなるほどなんかこう今日嫌なことあっ
ても部屋がすっきりしてた自分の心が
すっきりしてたように感じるというかそう
いう意味でなんか外の世界と自分の内側の
世界はすごい分ける行為だなダシリってっ
て思うんですけどおしも同じようにやっぱ
推しとか自分と外の世界ってのすごい分け
てるのでなんかこう外側と内側をなんか
すごい分けたがる時代なのかなって思い
ますねまだ好きなものしか摂取しない
みたいな話だと思いますけどでも最後に
社会に戻ってくるとこあの小説の偉大な
とこなんですそうなんですそうなんです
まさになるほど今の話でちょっと面白いな
と思ったこの本も本の中に書いてあるん
ですが成功感がやっぱ社会に関する知識
だったのが先後までで今おっしゃったよう
に自分の範囲とか自分の部屋とか推しと私
しっていう非常に個人的な行動になっての
が現代っていうことなんですねそうだと
思いますすごくやっぱりま新自由主義社会
っていう風に言われるんですけどそういう
社会ではその個人で転職活動するとかま
個人で結婚するかどうかを決めるとか
なんか社会にこう言われて何かをするって
いうよりは個人で自分の人生をま家事を
切っていきましょうっていうことなので
そういう意味では自分に関する行動が
どんどん成功のために必要になるのはま
必然かなって感じですねうんでその必然の
中でそのこの方も社会に復帰せよって書い
てる本だと私思ったんですけどなんでまず
そそれの理解でいいのかっていうのとはい
なんでそう思ったのかを聞いてもいいです
かそうですねあの理解はすごくあっていて
私はこの本を自分たちの世代の働き方改革
の本にしたかったんですよすごくはいで私
は94年生まれなんですけど上の世代は
やっぱりこう働き方改革をなんかするのに
精一杯だった世代だと思っていてそうです
ねはいそれでみんな疲れちゃってそうそう
そうそうなんかとりあえず帰れみたいな
仕事は変わっていないが帰れみたいなはい
で家でカタカタやっそうそうそうそうでま
それですごい管理職のあの人々が疲れ
みたいな感じのが今までだったと思ってい
てでも私は働き方改革した後にじゃあ本当
に例えば本を読む余裕が自分の中にあるの
かとかその働き方改革で帰った後にじゃあ
何をするのかっていうことをもっとこう
豊かにしていって私はやっぱりこう働い
てることなんか仕事とあとま趣味だったり
あるいは育児だったり多分介護だったり
いろんなその仕事以外にやらなきいけない
ことてみんなあると思うんですけどそれの
なんかどっちもこうすごく楽しい世界が
いいんじゃないかなと思っていてなんか
仕事だけを頑張るとかあるいはま家事だけ
を頑張るとかじゃなくてなんかどっちも
できるような社会にしていかないとまなん
か働いてて楽しくなさそうっていう風に下
の世代に思われたくないなって思うので
なんかそういう意味ではこう仕事もなんか
本読むこともどっちも楽しめる社会って
いうのを作るのがまなんか自分たちの世代
のやるべきことかなってすごく思っていて
そういう意味でなんか最後働き方の話に
なってますねさっき三宅さんがおっしゃっ
た働き方改革に疲れちゃった社会で何を
作るか問題は非常に重要だと思ってまして
あのそもそも労働時間この中でも引用され
てましたけど1960年代は2426時間
が1人で2020年は1685時間で相当
減ってるじゃないですかで残業はダメでて
なったしま今もパワうん会社はあるかも
しれないけど少なくともそれはダメだよ
ねっていうコンセンサスができてみんな
そこでまヤオ力尽きたというかももうこの
ままじゃ次着くってなってで1個は
バックラッシュ起きてるんですよいや昔は
良かったと今のホワイトすぎる会社ぬるい
と昔のブラックを取り戻せていう勢力も
あるじゃないですかはいありますあります
どういう社会がいいと思いますかそのはい
あブラックを取り戻すと分かります言っ
てる方々は多分仕事ですごく自己実はい
知ってた方だと思うんです私で仕事ででも
自己実現するのはある意味その社会がそれ
を要請してたからだと思うんですよねで
仕事以外の実自己実現って実はいっぱい
あるじゃないですかま別にあの家庭のこと
でもいいです趣味のことでもいいですし
いろんな文化にこう携わることでも実は
仕事以外に楽しいこともあるのになんか
仕事しか自分のアイデンティティじゃな
いっていう風になっちゃうとたくさん働き
たいっていう風になるのは当たり前だと
思うんですけどやっぱいろんなところに
自分のアイデンティティを持って自己実現
をいろんなところでできる社会っていう方
が私は健全じゃないかなって思うんですよ
ねうんここでちょっとテーマ3に行くん
ですけどじゃあどうこれからの読書という
かどうしたらいいのかって話です私は
すごく三宅さんに賛成しつついくつか疑問
点があって1つははい文芸って社会を
すごく反映するものだと思っていてだから
面白いなって思ってるのでこの本を通して
日本のき方とかいい生き方みたいなのを
みんなにもっと考えてほしいなってすごく
思ってます空いた時間はあるんだけど本を
読まないってことはなんかそこにすごく
深刻な問題がある気がしてましてうん学校
とか仕事が自分のなんか本文だって思い
すぎるみたいなところが問題なんじゃない
かなと思っていてワークライフバランスっ
て言葉がありますけどそれってなんか
ワークのための休息をどうするかみたいな
問題って感じがするじゃないですかなんか
ワークもねライフもなんかどっちも大事だ
しどっちも本当はやるべきことなんだって
いう考え方広めていくのが大事だと思って
て本ってこのまま残ると思いますか本を
読むこととかって私すごい長く楽しめる
趣味だなってすごく思いますしなんか
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