新型コロナウイルス感染症対策の文理融合研究-ウィズコロナ社会の展望 #4 研究成果報告3【京都大学 - RIETI 共催シンポジウム】

rietichannel
15 Jan 202324:09

Summary

TLDR京都産業大学の広田茂氏が新型コロナ感染と行動変容に関する研究を紹介。研究は、生命科学と社会科学の融合を通じて、感染拡大に対処する行動変容を分析。長浜港や病院の被験者データを用いて、予防行動やワクチン接種前後行動の変化を調査。感染と行動変容、社会経済構造の関係を明らかにし、政策立案に役立てることが求められる。

Takeaways

  • 🎓 広田茂氏は京都産業大学のクリエイティブフェローであり、新型コロナ感染と行動変容に関する研究を行っています。
  • 🔬 研究は、松田先生や山本先生と共に、2016年頃に始まり、新型コロナの危機に直面して、生命科学と社会科学の融合研究を進めています。
  • 👥 研究対象は長浜港の職員と巨大病院の医療従事者で、それぞれ異なる時期にアンケートと抗体検査が実施されています。
  • 📊 行動変容の分析では、女性や高齢者、リスク回避度の高い人々の方が予防行動を実施していることが明らかになりました。
  • 😷 多くの人々がマスクを着用しており、その理由は同調圧力と自発的な感染防止の両方から来ています。
  • 🔍 第2回のWebアンケートでは、ワクチン接種前後での行動変容や感染予防行動について調査しています。
  • 📉 抗体検査とアンケート調査の結果には乖離があり、感染を自覚していない人々が多かったことが示唆されています。
  • 📈 ワクチン接種が進むにつれて、活動の頻度が増加したと答えた人々は少数であり、大多数は行動に変化を認めていません。
  • 🛡️ 日常的な予防行動の程度は減少傾向にあるものの、ワクチン接種が進んだ後もマスクの着用は緩和されていません。
  • 🏠 未就学児と同居している人々や在宅勤務経験のある人々は、感染していない傾向にあることが示唆されています。
  • 🤔 国のコロナ対策への評価と感染の関係について、2021年には高評価が感染リスクにつながっていた可能性があるという興味深い結果が出ています。

Q & A

  • 広田茂さんはどのような立場から新型コロナ感染と行動変容に関する研究を行っていますか?

    -広田茂さんは京都産業大学のクリエイティブファローで、新型コロナ感染と行動変容に関する研究を行っています。

  • 分離融合研究はいつ始まり、どのような背景がありますか?

    -分離融合研究は2016年頃に始まり、京都大学ゲノム文学センターの松田先生と経済研究所の矢野先生のイニシアティブによって開始されました。

  • 新型コロナ禊蔓が世界に与えた影響とはどのようなものですか?

    -2020年に世界が新型コロナの蔓延という未曽有の危機に直面し、生命科学と社会科学の融合的研究が必要になりました。

  • 研究対象の2つのグループとはどのような人々ですか?

    -研究対象の2つのグループは、長浜港の参加者と巨大病院の医療従事者の方々です。

  • 抗体検査とWEBアンケート調査の目的は何ですか?

    -抗体検査とWEBアンケート調査は、感染実態と人々の行動変容の状況を統合して分析するため行われています。

  • 行動変容の分析において、どのような結果が得られましたか?

    -行動変容の分析では、女性や高齢者、リスク回避度の高い人が予防行動を実施していることがわかりました。また、マスクの着用率が高い理由についても分析されています。

  • ワクチン接種が進んだ後の行動変容の傾向はどうでしたか?

    -ワクチン接種が進んだ後も、大多数の方は行動変容を緩和していないと答えていました。慎重な行動を続けている傾向があります。

  • 感染と行動変容、社会経済構造の関係を明らかにするために、どのような分析を行いましたか?

    -感染と行動変容、社会経済構造の関係を明らかにするために、軽症分析を行い、行動変容や社会経済的属性、リスク回避度、幸福度、信頼性などを分析しました。

  • ワクチン接種が完了した後も、人々は依然として慎重な行動を続ける理由は何ですか?

    -ワクチン接種が完了しても、新規感染者数の動向や緊急事態宣言などの発令状況を見て行動を続ける傾向があります。

  • 国のコロナ対策への評価と感染の関係について、どのような結果が出ましたか?

    -国のコロナ対策への評価が高い人が2021年の段階で感染している傾向があるという結果が出ました。しかし、第2回調査ではそのような関係は見られませんでした。

  • 研究の今後の展望や課題について教えてください。

    -感染と社会経済構造の関係については、まだわからないことがたくさんあります。具体的にどのような予防行動が感染を防ぐのに有効か、また、政策の評価と感染の関係についてもさらなる調査が必要です。

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