AEでエフェクトをいじるときのコツ
Summary
TLDRこのビデオスクリプトでは、エフェクトのコンポジションに関する技術的なアドバイスが提供されています。主なポイントとして、エフェクトがどのように動くかを明確にし、視覚的に影響を与える感を出す方法が強調されています。また、エフェクトが歪みや光の影響を受ける様子をリアルに表現し、視聴者の想像力を刺激することが重要だと述べています。さらに、具体的なエフェクトの作り方や使用するツールについても紹介しており、映像制作を目指す人々に役立つ情報を提供しています。
Takeaways
- 🔥 エフェクトのコンポジットで重要なのは、キリッとさせることと影響を与える感を出すこと。
- 👀 キリッとしていないと、動きの方向が読めず視覚的な楽しさが減る。
- 🎨 白い線を残すことで、動きの方向が分かりやすくなる。
- 🔍 情報量を残して想像力を刺激することが重要。
- 🔥 影響を与える感を出すには、物理現象を映像に盛り込む。
- 💡 炎の中での歪みを再現することで、現実感が増す。
- 🖌️ グローや描画モードの使用に注意。白飛びしないようにする。
- 🔄 トンカーブで白い筋を調整し、動きの流れを維持する。
- 🎥 下地を黒くすることで、どんな背景でも炎の見た目をキープ。
- 🌟 エフェクトは主役を引き立てるためにあり、埋もれないようにすることが大事。
Q & A
エフェクトのコンポジットとはどのような作業ですか?
-エフェクトのコンポジットは、映像制作においてエフェクトを他の映像と合成する作業です。この作業では、エフェクトが自然に見えるように調整し、全体の調和を図ることが必要です。
エフェクトのコンポジットで気をつけるべきポイントは何ですか?
-エフェクトのコンポジットでは、「キリッとさせる」ことと「影響を与える感」を出すことが重要です。前者は動きの方向性やエフェクトの形が明確になるように、後者はエフェクトが周囲の環境に与える影響を表現することです。
白い線が追えるという視覚的な特性とは何ですか?
-白い線が追えるという視覚的な特性は、人が白い線のような明確なエッジを追いながら物事を理解する傾向があることを指します。エフェクト制作においては、このような視覚的な特性を利用してエフェクトの動きを明確にし、観者の理解を助けるために使われます。
エフェクトに影響を与える感を出すための具体的な手法は何ですか?
-エフェクトに影響を与える感を出すための手法として、物理的な現象を再現するアプローチがあります。例えば、熱によって物が歪む様子をエフェクトに加えることで、エフェクトが周囲に与える影響を表現します。
グローをかけすぎるとどのような問題が起こりますか?
-グローをかけすぎると、エフェクトが白飛びしてしまい、見た目が悪くなりがちです。そのため、グローの強さを調整し、適切な量に抑えることが重要です。
エフェクトのコンポジットで使われている「V」とは何ですか?
-エフェクトのコンポジットで言及されている「V」とは、エフェクトの中心となる要素やキャラクターを指しています。この要素を際立たせるために、エフェクトの調整が行われます。
セイバープラグインとは何ですか?
-セイバープラグインは、エフェクト制作に使われるフリーのプラグインです。光のバリアのようなものを貼り付けたり、オーラを作成する際に利用されます。
ディスプレイスメントマップとブラー合成を組み合わせることでどのような効果が得られますか?
-ディスプレイスメントマップとブラー合成を組み合わせることで、熱の歪みのような視覚効果をエフェクトに加えることができます。これにより、エフェクトがよりリアル하게見えるようになります。
エフェクトとマスクを組み合わせて何を表現できますか?
-エフェクトとマスクを組み合わせることで、エフェクトの一部のみを表示したり、特定のエリアにエフェクトを限定することができます。これにより、より細かいコントロールができ、エフェクトの表現力を高めることができます。
映像制作においてエフェクトのコンポジットはなぜ重要ですか?
-映像制作においてエフェクトのコンポジットは、映像に魅力や臨場感を加えるために非常に重要です。適切なエフェクトのコンポジットにより、映像の物語性や表現力を高めることができます。
Outlines
🔥 エフェクトのコンポジションのポイント
この段落では、エフェクトのコンポジションにおける2つの重要なポイントが説明されています。1つはエフェクトが明確であること、つまり動きの方向性やベクトルが読める状態にすること。2つ目は影響を与える感覚を出すこと、つまり物理的な現象を映像に盛り込むことです。白い筋のようなものを残すことで、動きの方向性や影響を視覚的に表現することが重要です。また、グロー効果の乱用を避け、適切なコントラストとマスクの使用を通じてエフェクトの説得力を高める方法も紹介されています。
🌟 エフェクトとの馴染みと主役の際立ち方
第2段落では、エフェクトとの馴染みと主役の際立ち方を強化するテクニックが語られています。交際を使用することでエフェクトと背景との調和を図り、ディスタントグラデーションプラグインを利用して3D空間での馴染みを再現しています。また、セイバープラグインを使用して光のバリアを作り、エフェクトと主役の間の差別化を図ります。主役が強調されるように色を変えるなどの視覚的な調整を通じて、エフェクトに飲み込まれずに際立つようにすることがポイントです。
👀 視覚的な訴求とエフェクトの説得力
最後の段落では、視覚的な訴求とエフェクトの説得力について話されています。人間が白い線を追うように視覚的に訴える情報を持つことが重要であり、エフェクトは嘘をつくことがあるが、説得力を高めるために現実の物理現象を表現することが求められます。ディスプレイスメントマップとブラー合成を組み合わせることで熱の歪み効果を作り出し、エフェクトの立体感と説得力を高める方法が紹介されています。最終的には、エフェクトが映像にとまりをつけ、主役を際立たせるためのテクニックに焦点を当てています。
Mindmap
Keywords
💡コンポジット
💡エフェクト
💡影響を与える感
💡白い線
💡グロー
💡加算合成
💡ディスタントグラデーション
💡セイバー
💡ディスプレイスメントマップ
💡ブラー合成
Highlights
エフェクトのコンポジットで気をつけることは「キリッとさせる」と「影響を与える感」の2つ
動きの方向が読めないとイメージがつかみにくい
白い線を追うようにすることで動きの方向性が読みやすくなる
映像に物理的な現象を盛り込むことで説得力が高まる
グローをかけすぎるとエフェクトが白飛びしないように注意が必要
エレメントを加えることで炎の表現を豊かにする
白い筋が重要な要素として存在感を保つ必要がある
下のベースを光らせることで炎の立体感を出す
ゲーム実装上、炎の色と軌道を一定に保つ必要がある
Vの照り返しを受けたような光を重ねて主役を際立たせる
交際を用いてエフェクトの馴染みを作る
ディスタントグラデーションプラグインを使ってエフェクトと馴染みを作る
セイバープラグインを使って光のバリアのような効果を作る
色を変えることで主役を強調する
ディスプレイスメントマップとブラー合成を組み合わせて熱の歪み効果を作る
エフェクトは嘘でも説得力を持たせるために現実の物理現象を表現する
映像制作に挑戦してみることを勧める
Transcripts
フェクトのコンポジットっていまいなのは
分かるけど何を直していいか分からないっ
ていうことありませんかねそういった方は
きっと役に立つと思いますではやっていき
ましょうちびでエフェクトのコンポジット
で気をつつけることは僕は2つですえ
キリッとさせるってこと影響を与えてる感
を出すっていうことですねではキリッとさ
せるっていうのと影響を与えてる感という
この2つを画像で一旦説明したいと思い
ますでキリッとしてないと何がいけないか
というと動きの方向が全く読めないという
ことなんですねどういうことかと言います
とこの炎がですねどういうようなベクトル
で動いてるのかっていうのが視線が読め
ないんですねどこにどう行ってるんだろう
とえイメージがあんまりつかないというの
がキリっとしてないものの悪さだと思い
ますこっちはあのキリっとしてる方なん
ですけれども人間の目っていうのはえっと
白い線っていうのを追うようにできてるん
ですねえっと例えばここに大留している
白い線というのがきっちりと見えてると
思うんですけどもこれによってですねあ
きっとこういう風に動いたのかなとかこれ
はなんかこっち側に膨らむように動いてる
のかなとかこれはこっち側に動いてるなと
かこの炎もこっち側からこういう風に吹い
てるのかなとか正しいかどうかっていう
より想像の余地が残るということなので見
ててすごい楽しい想像力が書きたてられる
なのでえっとこの情報量を残してあげるえ
この白い筋のようなものを残してあげると
これはどのエフェクトにおいても非常に
重要なあの項目になってくると思います
ぶちゃ影響を与えてる感ということについ
てなんですけれどもま炎なんか非常に
分かりやすいんですがえすごい熱いものを
通して物を見た時って歪んでますよねそう
いった物理的に私たちが目目で知っている
現象っていうのをしっかりと映像の中に
盛り込んであげるということが重要です
この画像で言えばですねまこちら側って
いうのは炎の奥っていうのが見えなくなっ
てしまったりだとかこの辺とかもすごく
歪んでるなとかえそういったものを入れて
ありますでこちら側はえ素材を乗っけて
いるだけになりますので形に何かが影響
するとかえそういったことはないんですね
ただ色が重なっているだけといったものに
なってしまっているので説得力が違うので
影響を与えてる感ってのはこういうことに
なりますで動かしてみるとこんな感じです
ねあまり良くない例としてよくやりがちな
のがグローをすぐにかけてしまうっていう
ことあとは秒がモトですねこれを加算
スクリーンをすぐにかけてしまうとまこれ
はあんまり良くないですねあのやっても
いいんですけれどもまそれだけっていうの
はどんどんどんどんそれと白飛びしていく
しかないのでエフェクトイコールえグロー
をかけるエフェクトは加算にするみたいに
ちょっと固定管理に囚われてる人がこう
いう風なところにえ陥りがちかなというの
がえ自分の経験としてもありますねチビで
はグッドの方のコンポジットを見ていき
たいと思いますままずエレメントがあり
ますで炎の素材もこういう風にあるんです
けれどもグロを使っておりませんえまた
描画モードを通常で乗っけておりますえ
あまりチで黒を抜いてトンカーブをかけて
まコントラスト高くすることで白い筋が
よく見えるようにえ調整してますこの糸の
ような線がすごく重要ですのでこれが潰れ
ないようにっていのをすごく意識してます
でここにグロをかけてしまうともうこう
なってしまうんですねでこなにグロをこう
綺麗にやってもこの辺のラインっていうの
が全部死んでしまうのでえこれあんまり
良くなくてやっぱりこういう動きの流
れっていうのは絶対殺さないように意識し
てトンカーブで調整をしていますま
とにかくベタ面を作らないこういう白い筋
ですねていうのはすごくえ気をつけてます
チビでこの下のベースの方なんですが下の
方を光らせるえ方に回してるって言ったら
いいんですかね上は筋を作るVの裏側に
ある下側をえちょっと光らせるみたいなえ
イメージでサンドイッチをしてますえ今回
はあの色を濃くしたかったのでなんかこう
スカスカ感よりかは若干こう赤みを足して
え灼熱感のあるようなものにしてますで
1番下っていうのはもう黒いベースにして
あってこの黒いベースってのはえっと少し
ゲーム的な実装の都合があるんですけれど
もゲームでよくあるんですけれどもこの炎
がですね明るいところで起ころうが暗い
ところで起ころうが同じ色同じ軌道を
キープしなければいけないと言ったことが
ゲームの都合上あるんですね下敷きとなる
ベースってのを置いてあげてこうすること
で下が何色になってもこの炎の見た目が
キープされるといったことのためにえっと
こういうことをやっておりますび続きまし
てえっと影響を与えてる感ということなん
ですけれども炎の中ににVが存在している
わけですからまその炎の照り返しを受けた
ような光というのを重ねてあげてますM
バージョンを使ったのでまこのような素材
っていうのは簡単に用意することができ
ましたけれどもまアフターエフェクツだけ
でエフェクトを作っていくとなかなかこう
いう素材を用意するのは難しいかと思い
ますまそれでもですねできることっての
結構ありましてま1番シンプルなら交際
ですよね今回の場合だと交際だけで3つ
ぐらいかけてるんですね例えばこれですね
でこのブレンドというエフェクトを使って
ますえっとブレンドを使うとですねま分身
が作れるんですねで8番のエレメントが
分身して欲しいとでエフェクトとマスクに
えすることでエフェクトも読み取れるよう
になりますここ元々100なんですけども
0%にすることでえ今のような見た目って
いうのが作れるようになりますま100に
するとこうなんですけどもこれを0にする
となんかエレメントと同じものが複製さ
れるという感じになってますでこいつに
ですねえディスタントグラデーションま
これはフリーで配布されているえプラグ
インですけれどもレイヤースタイルの交際
内側にえかなり近いえ挙動をするものに
なってますでまちょっと余談ですけれども
レイヤースタイルってあんまり使いたく
ないんですよねあのエフェクトとうまく
共存できなかったりプリコンプを1回挟ま
なきゃいけなかったりするのでこの
ディスタントグラデーションていうのは
大変あの私は重宝しておりますでこれで
交際をつつけることによってえ炎との
馴染みを良くするとまこれはあの3Dで
言うとえフレネルとかあリムライトとか
そういったものの効果っていうのを疑似的
にエフェクトで再現してあげてるという
感じになってますチビでこれでも少し足り
ないなと思ったのでえ今回あのセイバーと
いうえこれもビデオパイロットから出てる
フリープラグインですけどもえマスクに
対してえLINEを描画してくれるという
ものを使ってます非常にこう綺麗に光って
くれるのでこれも使ってる人多いかなと
思いますマスクはですねこのエレメントを
ですねえレイヤーでえオートトレースと
いう機能があるんですがこのオート
トレースでワークエリアっていうものにし
てOKとやるとまこれが全フレームマスク
を作ってくれるのでまこれに対してセバを
かけてるといったものになってますVの
外側にま光のバリアみたいなものを貼る
ことによって炎と馴染ませるっていうより
かはと死人性を高めるっていうことがあり
ますこれがちょっと難しいところかもしれ
ないですけどあんまり炎に馴染みすぎても
いけないんですね一番見せたいのはこの
主役であるVなんですよこのvを際立た
せるためにエフェクトっていうのがあるの
でエフェクトに飲み込まれてはいけないん
ですねま指掛けは難しいんですけれどもえ
説得力は出しつつも埋もれないようにし
なければいけない強い光の中ににいてもこ
シは強調されるようなものっていうのを
入れるとえっと良いかと思いますまこんな
ようにえ色を変えるとかっていうのも
分かりやすいんですがまこれはこれで
ちょっと浮きすぎてるかなと思うのでま
同形色ではあるんだけれどもちゃんと主役
を助けてあげるような光っていうのを
落とし所としていつも自分は気をつけてい
ますチビでもう1個セーバーを使っており
ましてでセイバーのプリセットっていうの
があってでこれをあのコアとかバーニング
とかえファイヤーとかっていうのがあるん
ですよでこれが非常にまた使い勝手が良く
てですねまオーラなんか作る時はもう本当
にえこっから選んで色変えるだけで全然
いいんじゃないのというぐらい便利なので
ただあんまりですね全面に出てきてしまう
とですねセイバー感というかこのプラグ
インテレビなんかでもよく使われてますの
であセイバーのプリセットでやった値感が
あの出てしまうのでまちょっと気にしすぎ
かもしれないんですけれどもあのこのvの
後ろに下がってもらってですねちょっとし
たオーラみたいなえ感じで使ってますで
これで合わせるとまこんな感じでま
ゆらゆらとえ光の中を動いてるえものって
いうのが来ることができますこれを重ねる
とこんな感じになりますチビでは最後なん
ですけれども影響を与えてる感で僕が結構
好きな手法を紹介したいと思いますていう
のがえっとディスプレイスメントマップと
えっとブラー合成の組み合わせですねどう
いうことかと言いますとま
ディスプレイスメントマップは有名なんで
分かるかと思うんですがあるレイヤーを
参照してそのレイヤーの動きっていうのを
こう反映させるみたいなえエフェクトに
なってますで今回で言うとマップレイ
ヤーっていうのがあっ
てマップレイヤーっていうのでえっと4番
を指定しますで4番のレイヤーはどういう
ものかと言いますとこちらですねこの炎の
色情報とかを歪みに変換するみたいな感じ
になってますこのエレメントにかけてこの
4番をどかすと分かるでしょうか
4番の色情報や光の情報に応じてこういう
風に歪み方が変わるというものになって
ますはいこういうところもこの辺とか
すごく強い光があるのでまここはすごく
強めにぐわっと影響が出てるという感じ
ですねでこの辺のちょっとまだえ炎の色が
薄いところていうのはそんなに強く影響は
出てないでもこの辺はすごく強く歪んで
ますよねこういう感じではい
まこれを入れることによって歪み効果と
いうものを与えてますはいそうするとこう
熱の歪みというものが手軽に再現できると
思いますチビでもう1個ですね僕がよく
やるのがこのブラーなんですけれどもこの
ブラー合成というものですねでこれも
同じくですねブラーレイヤーっていうのを
どうしますかていうので先ほどと同じよう
に4番のレイヤーを参照して色が強く出て
たり光が強く出てる部分にのみえブラを
かけるとことをやってます
この炎をどかすと炎があったところがこう
いう風にぐわっと裏がかかるという感じ
ですねまあんまり強くかけすぎると立体感
のないものになってしまいますので角に
かけない方がいいかなとは思いますが炎を
通して見ているところてのがゆらゆらと
歪んでですねあなんか熱いものってこう
やって見えるよねっていうものの説得力が
出てるかと思いますのでえこの
ディスプレイスとブラ合成は有効かなと
思いますチビはいというわけでお疲れ様
でしたま人間の目っていうのはやっぱり
白い線を追うようにできてますのでそう
いった白い線っていうのを潰さないように
してあげるもしくはその方向がどこから
スタートしてどこが終わりなのかというの
をなるべく分かるように情報を残して
あげるというのが結構大事かなと思います
またですねエフェクトは嘘なんですけれど
もでも説得力を持たせるために現実にある
説得力っていうものをしっかりと表現して
あげることによってまとまりが出る映像に
なるかなと思いますのでコンポジター
目指してる方はですねこの2つエフェクト
はキリッとさせるっていうことあと影響
与えてるかしっかりと表現してあげ
るっていうことえこの2つに気をつけて
色々と映像制作やってみてはいかが
でしょうかというわけで最後までご視聴
いただきましてありがとうございました
またね
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