【貴乃花光司】「自分の屍だけは誰にも見られたくない」“不審続き”の人生とは

RED Chair
11 Mar 202330:11

Summary

TLDR貴乃花光司は、昭和生まれの伝統的な価値観を持つ人であり、相撲界での厳しい修行と人生の難所に立ち向かう姿勢を語りました。自身の屍を誰にも見られたくないという強い意志を持っており、相撲部屋での厳しい稽古や兄弟との絆、そして恋愛や結婚といった人生の大きな選択についても深く考えています。また、テレビに映ることで変わった視線を向けられることに苦しみながらも、テレビ出が嫌いになる理由を語りました。さらに、相撲界での競技経験や、武蔵丸さんとの対決を振り返り、引退の決断を下した理由についても語りました。人生の岐路に立たされた経験から、自分自身をより深く知り、新たな人生を歩む決意を示しました。

Takeaways

  • 🎭 貴乃花光司は、昭和生まれで昔風な人間であり、相撲部屋で育った経験から、精神的な支えとしての相撲文化を大切にしています。
  • 🏆 彼は中学生の時に全国的な大会で優勝し、それが入学前に高校の相撲部の監督から注目され、入門を決意する契機となりました。
  • 😔 入門後は厳しい稽古と生活で息つく暇がなく、兄弟二人ともに社会人としての扱いを受け、可愛がられることはなく、厳しい環境でした。
  • 🤔 彼は相撲に対して切実な好きを持っており、父親の意志とは裏腹に、テレビで応援していた経験もあります。
  • 👨‍👦‍👦 兄弟喧嘩は日常茶飯事であり、兄弟関係は他人と同じくらい距離感がありましたが、共に入門することで同じ空間で学ぶことができました。
  • 📺 テレビに映ることで、周りの目が変わり、人前に出ることが嫌いになり、マスコミに追われるようになった経験があります。
  • 🎎 結婚は心のつながりだけでなく、政治的な側面もあると感じ、現代の結婚には深い意味があると語りました。
  • 🤼‍♂️ 相撲は体力だけでなく、技術や精神的な力が求められる競技であり、無差別級の土俵での対決は非常に厳しいと感じています。
  • 🏆 22歳で横綱になれた経験は慣れであり、父親の夢を継承した役割を果たしたと感じています。
  • 🤕 引退は膝の痛みと身体的限界を認識し、编み認識戦後に決断しましたが、引退の瞬間は満足感を感じず、粘り強く最後までいきたいという気持ちでした。
  • 🔥 人生は想定外のことが多く、自分自身として生きるために必要な犠牲をすることがあると彼は学びました。
  • 🌱 生まれ変わっても、誰かになりたいと答えず、全く記憶のない人になりたいと述べ、自分の名前や戦いの記憶など何もない、まっさらな目になることを望んでいます。

Q & A

  • 貴乃花光司は何者ですか?

    -貴乃花光司は、日本の元大関力士で、昭和生まれで育ったとされています。

  • 貴乃花光司は相撲部屋で育った経験から何を感じていますか?

    -相撲部屋で育った経験から、修行していた時のような気持ちになれると感じています。また、力士としての厳しい指導を受け、厳しい環境で生き延びる毎日を経験しました。

  • 貴乃花光司は兄弟喧嘩についてどう思っていますか?

    -兄弟喧嘩は日常茶飯事であり、試練の始まりだと思っています。兄弟は他人との関係の始まりであり、重要な意味を持っています。

  • 恋愛と結婚について貴乃花光司はどのように語っていますか?

    -恋愛は出会いによって共感し合うこともあるが、破壊的なものもあると感じています。結婚は心のつながりよりも政治的な側面が強いと感じており、成仏したいと考えています。

  • 貴乃花光司はYouTubeで何を見ていますか?

    -貴乃花光司はYouTubeで乃木坂46の動画を視聴しており、相撲部屋で育った経験から、修行していた時のような気持ちになれると言っています。

  • 貴乃花光司は自分の子供についてどう考えていますか?

    -子供については、他人と同じだと感じていますが、生まれ変わった場合やその前の自分が子供だったり、兄弟だったりする可能性があると風に考えています。

  • 貴乃花光司は自分の人生に何を感じていますか?

    -自分の人生には、不心続きと感じています。予想していたものとは全く違うものを学ばせてもらったと述べています。また、自分の人生を49点と評価し、残りの1点を誰にも見せずに最後まで生きることができたら貰えると願っています。

  • 貴乃花光司は引退を決断した理由は何ですか?

    -引退を決断した理由は、編み認識戦での膝の痛みであり、肉体の一部を失っているため、天候の変化などにも敏感になってしまい、日常生活に支障が出てきたためです。

  • 貴乃花光司は将来の抱負についてどう考えていますか?

    -将来の抱負については、生まれ変わっても全く記憶のない人になりたいと述べています。また、自分の名前でなく、全く別の名前を持つ人として生きたいと願っています。

  • 貴乃花光司は相撲に対する考え方をどのように語っていますか?

    -相撲は神事が土台であり、競技としての側面も非常に高く、礼節と作法が大切だと考えています。また、相撲は無差別級の世界で、体力差があってもすぐに負けてしまう可能性があると語っています。

  • 貴乃花光司は自分の人生をどのように振り返っていますか?

    -自分の人生を振り返ると、いろいろなことが終わってしまったと感じています。また、報道によって自分の人生や家庭が脅かされたと感じていないと述べています。

Outlines

00:00

😀 自己の屍を守りたいという気持ち

第1段落では、自分の屍を他人に見られたくないという気持ちについて語られています。また、幸せを求める気持ちは全くないという。その後、貴乃花光司という人物が紹介され、昭和生まれの人間であるとされています。語彙に対する連想を尋ねられると、様々な言葉に対する連想が語られ、弟子や子供、他人などについて考えが深く掘り下げられています。また、宝物、生活、恋愛、結婚などの言葉に対する連想もあり、それぞれの言葉に対して独特の視点が示されています。

05:02

😉 政治的な現代の結婚とYouTube

第2段落では、現代の結婚が政治的な側面を持っており、成仏したいと思う人のためのものだと述べています。また、YouTubeを通じて見られる乃木坂46の動画を見て、相撲部屋で育った経験が彼に与える影響について語られています。さらに、自分の性格や子供時代について語り、兄弟喧嘩やテレビに映ることに対する気持ち、相撲への愛着などについても触れています。

10:02

😌 相撲部屋での生活とデビュー

第3段落では、自身の相撲部屋での生活が語られており、兄弟が相撲部屋に入門し、厳しい稽古の中で生き延びる日々について述べています。また、兄弟が入門したきっかけや、相撲への情熱、そしてデビューのきっかけなどについても語られています。さらに、相撲部屋での生活の中で感じる過酷さや、兄弟同士の絆についてのエピソードも紹介されています。

15:04

😔 マスコミに追われる日々

第4段落では、マスコミに追われる日々について語られており、デートなどのプライベートな時間を持ちづらかったり、マスコミの追跡によって生活が変わっていく様子が描かれています。また、テレビに映ることに対する気持ちや、相撲力士としてのプレッシャー、期待に応えるために抱える苦悩などについても触れられています。

20:06

😣 引退を決断するまでの心の旅

第5段落では、引退を決断するまでの心の旅が語られており、横綱になれた経験や、同時代の力士たちとの対決、そして引退を決断する瞬間の気持ちについて述べています。また、相撲としてのキャリアを通じて学んだことや、相撲の重さと尊さについての考えなどについても語られています。

25:06

😢 人生の振り返りと願い

第6段落では、人生を振り返りながら、自分の生き方を語られています。また、人生の最期について語り、自分だけが知るべき秘密を持ちたいという願いが示されています。さらに、生まれ変わった場合の希望や、自分の名前や存在意義についての考え方などについても深く掘り下げられています。

Mindmap

Keywords

💡相撲

相撲は、日本の伝統的な力比べの競技で、このビデオでは相撲に対する個人の情熱や遺産を表しています。登場人物は、自らの生涯や家族との関係を通じて相撲との深い結びつきを語っています。彼の父親も力士であり、相撲は彼の生活の多くの部分に影響を与えていることが語られています。

💡横綱

横綱は相撲の最高位であり、このビデオでは、横綱としての地位がどのようにして彼の人生に責任と名誉をもたらしたかが描かれています。彼は22歳で横綱に昇進し、それに伴うプレッシャーと期待についても触れています。

💡弟子

弟子とは、師匠から教えを受ける者を指します。ビデオでは、弟子が師匠の「生き写し」としてどのように育てられるかについて述べられており、相撲界での師弟関係の深さが強調されています。

💡家族

家族は、ビデオ全体で重要なテーマです。登場人物は、家族との関係、特に父親との関係を通じて自分のアイデンティティと相撲への道を形作っていることを語ります。家族は彼にとって重要な支えであり、同時に葛藤の源でもあります。

💡生産

この文脈での「生産」とは、人間関係や生活を形作り出すプロセスを指します。ビデオでは、恋愛が相互理解や破壊をもたらす過程として「生産」として描かれています。

💡結婚

結婚は、ビデオで複数の角度から触れられています。結婚は「成仏」するものと表現され、伝統的な意味合いと現代の政治的な側面が混在していることが示されます。

💡孤独

孤独は、特に彼が感じている兄弟との関係を通じて語られます。兄弟は「他人の始まり」と表現され、彼が人生で経験した試練と孤独感を象徴しています。

💡幸せ

幸せに対する考え方はビデオで何度も触れられており、登場人物は幸せを追求することを拒否し、現状を受け入れることで内面の平穏を見出しています。彼にとっての幸せは、将来的なものではなく、目前の生活に価値を見出すことです。

💡試練

試練は、登場人物が人生の中で直面する様々な困難や挑戦を指します。これらの試練を通じて彼の成長や変化が描かれています。

Highlights

もう屍は自分の屍だけは誰にも見られたくないです、寝取られたくないです。

貴乃花光司は昭和生まれで、昔ぽい人間だと自覚している。

横綱、国士、才能、生まれつき、稽古、歴史、家族、弁当、兄弟、孤独、子供、他人、弟子、生き写し、マスコミ、土台、幸せ、人生、怖いもの、己、YouTube、地域社会、宝物、生活、公開、破壊、恋愛、生産、結婚、成仏、怪我、教訓、相撲国歌など、様々な単語に対する連想が紹介される。

弟子は生き写し、子供は他人と感じることが意外性に富む。

宝物が生活と表現されたが、10年後の生活を考えていることが示唆されている。

兄弟が孤独と感じることが、試練の始まりだと語られている。

恋愛は生産、結婚は成仏と表現され、人生観が独特であることが示されている。

YouTubeで乃木坂3というグループの動画を視聴し、相撲部屋で育った経験が彼の影響を与えている。

幼少期は大人しかったが、環境によって騒がしくなることもあると述べている。

相撲好きであるが、父親の意志を受け継いでいるわけではなく、自分の意志で相撲を選んだ。

テレビに映ることで、周囲の見方が変わり、人前に出ることが嫌いになり、孤独を感じた経験がある。

8歳の頃に父親が引退し、自宅が相撲部屋になることで不自由な気持ちを抱いた。

相撲部屋での生活は厳しく、息つく暇もないほどの稽古だったが、耐え抜いて成長した。

デートの経験は少なく、記憶に残っているデートはなかったと語っている。

マスコミに追われる生活の中でも、土俵が彼の精神的支えであり、何事にもこの場で決着をつけるという考え方を持っていた。

22歳で横綱になれた経験は慣れていたが、初日の土俵での敗北からいつでも引退できると感じた。

引退を決意したのは、编み認識戦で肉体的な限界を感じ、自分が持っている力で戦えるとは思えなくなったから。

人生を振り返り、50年間の経験から得た教訓や学びを語っている。

生まれ変わっても、誰かになりたくない、全く新しい自分でありたいという想いを述べている。

無知という言葉を選んで、自分の名前とは別に、新たな自分を意味するものを欲しがっている。

Transcripts

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もう屍は自分の屍だけは誰にも見られたく

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ないです

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ねそうですか誰にも看取られたくない

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寝取られたくないです

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どうせここまで来たなら最後までこのまま

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でいってやろうという気持ちでおりまして

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そこに幸せを求めたいとは

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微塵も思わないですね

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[音楽]

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[音楽]

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[音楽]

play00:50

貴乃花光司は何者ですか

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昔っぽい人間です

play00:58

生まれは昭和で

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昭和の人に

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育てられたという人間だと思います

play01:10

目を閉じていただいてこちらがお伝えする

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単語に対し連想するものをお答えください

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横綱

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国士

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才能

play01:24

生まれつき

play01:27

稽古

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歴史

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家族

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弁当

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兄弟

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孤独

play01:39

子供

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他人

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弟子

play01:45

生き写し

play01:48

マスコミ

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土台

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幸せ

play01:55

人生

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怖いもの

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play02:03

YouTube

play02:05

地域社会

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宝物

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生活

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公開

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破壊

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恋愛

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生産

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結婚

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成仏

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怪我

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教訓

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相撲国歌

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ありがとうございます以上です目を開けて

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ください

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ちょっと

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意外な連想フレーズばかりで

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弟子は生き写しとおっしゃっていて子供は

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他人だとおっしゃっていたんですけれども

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身内って町の繋がった子供っていうのは

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意外と他人

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っぽくてで他人もともと血のつながりの

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ない

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弟子というのが本来の

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血統という部分を受け継いでいくもので

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ひょっとしたら

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生まれ変わったりとかまたその前とかが

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自分の子供だったのかもしれないなという

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風に思います

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宝物が生活というのは今の生活ですかそれ

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ともいつかの生活ですか今の生活ではなく

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だいたい10年後以後の生活

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を考えていました

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どこまで生きたとしても10年後に生きて

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いなかったとしてもその10年以後生活

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宝物として生活していくという

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気持ちです

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兄弟が孤独というのはどういうこと

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でしょうか兄弟はもうよく昔から言った

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他人の始まりとまさに私がこれまで生きて

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きた中で

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戸籍上の

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意味合いもそうでない意味合いも含めて

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試練の始まりという風に思います

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恋愛が生産結婚が成仏というのもすごい

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フレーズを言われたなと思うんですけれど

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恋愛は出会った方によってもお互いが共感

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するまた

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破壊していくものもあるかと思うんですが

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それぞれが生まれてきた

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道のりで出会うということは一つには

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円だけでは語れない何か

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宿命的なものがあって

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こう不幸と

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合わせ

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持ちながらも2人でお互いがお互いの人生

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観を生産していくものだと思います

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結婚は

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心のつながりというよりも

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政治的な

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面が

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深いのが一つに現代の

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結婚のような気がしますので

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これは

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成仏したいくものだろうと考えられます

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過去の結婚も含めて

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そのような感じがします

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インターネットそのYouTubeとかを

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ご覧になったりするんですか

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乃木坂

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3って言いますよね

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をYouTubeで背景します私が

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相撲部屋で

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育った

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身でありますのでなんか自分が修行してた

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時のような気持ちにいい気分で戻させて

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くれるのが私の中では実は

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そこにあります

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拝見してますと名もないところからその

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技能を買われて世に出てきて

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10代の頃から

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ダンスや歌の

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修行されてきっとそれ以前に

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礼儀作法所作をものすごくしつけられて

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いる人たちなんだと思いますその仕草所作

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っていうのが

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そのYouTube見てますと現れてきて

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それぞれの

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子たちが

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しつけられて体に軸を蓄えて本当に力士は

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それその軸で

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鎧をこうまとっていくような

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可愛い一枚ずつ強くしていくような感じな

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んですが

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ぶつかり合いにも耐えてっていう

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そんな

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身近に感じて見てしまいます

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横綱で国司とおっしゃってたんですけれど

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も相撲では国家とおっしゃってましたよね

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我が国に生まれ育った方々の

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精神的な支えであるものが土俵の文化だと

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思っております

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それと力士というのが

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刀を

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持たない

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裸の

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力びとであるという風に

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育てられましたので

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それはずっとその

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心持ちは持っていたいなと思って

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[音楽]

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小さい頃はどんな性格の子供でした

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意外となんか大人しくその

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環境に左右されやすく

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騒がしい

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友達がいますとそこにどっぷり使っていく

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静かなお友達がいて

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読書をしてますとまたその読書にどっぷり

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使っていくそんな

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幼少期だと思いますわりと相手に合わせる

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タイプだったんですか

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合わせてしまうと言いますか

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合わせられるという大層なものではなくて

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少しでもいいなと思うと本能的に入り込ん

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でしまうような気がします

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幼稚園とか小学校でお友達と喧嘩したりと

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いうことはあまりなかったそうですねで高

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学年ぐらいからちょっと体が大きくなって

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きたのでどちらかというとドラえもんの

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ちょっとジャイアン風に周りからは移った

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かもしれないんですが

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高学年までは本当にこうどちらかというと

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大人しい感じの

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兄弟喧嘩もしなかったですか

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兄弟喧嘩は

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もう

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四六時中じゃあそれは日常だったんです

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日常でした

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子供の頃から相撲は好きでしたか

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その好きでした

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切実な

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内情を抱えた好きですというのが先代の

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父親が

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戦わざる

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を得ない

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職業といった

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本音で言えば

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やめてほしいというような家の中で体を

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酷使してきてる

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ものを治療してる姿を見て育ってしまい

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ましたので

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骨身に通じる痛みなんだろうなというのが

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ありました

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それでもやっぱりテレビを見て

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応援はなさっていたんですよね正座して手

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を合わせてみてました

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お父様が有名な力士だったことで何か特別

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扱いをされたり

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友達の家とはちょっと様子が違うなと感じ

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たりはしていましたか

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私自身は一般家庭で

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育ってるとしかいまだに感覚はないんです

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が家族の一人としてテレビに

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映ることがあったりしますと

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もう学校に行くともう

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友達の目線が変わってしまっているという

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のを感じたので

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ものすごく人前に出るのが特にテレビに

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出るのがもう嫌いで嫌いで仕方ありません

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でした

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昨日出てたね見たよとかっていうのも言わ

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ない気を使ってる友達の姿も

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居心地が悪くて

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こんなにテレビに出るって事は

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こんなに人を変えてしまうことなのかなっ

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ていうのが

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幼少の頃に感じました

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[音楽]

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8歳の頃にお父様が引退されて

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藤島部屋を起こされて自分の家が相撲部屋

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になるっていうことで不自由を感じたこと

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はありましたかただの自宅が県相撲部屋に

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なったということで一つ運命

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づけられた私の人生に関わってきてしまう

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環境で生活し始めたという感じでした

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小学4年生の時にわんぱく相撲で優勝され

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ていますけれども4年生の時に優勝して

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しまったという感じですその優勝しただけ

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でひょっとしたら

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一人っ子でしたら

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終わってたと思いますそれがまああの兄弟

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兄の方が中学校に進学校に進んでそこが

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当時で全国1位の相撲部ところに入部を

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決まって入ったということで

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当時のその監督に私はまだ入学もしてない

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んですが中学校もどこ行くかも決まって

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ない状態で目をつけられたと言ったところ

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15歳の時に

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各界入りを決められたのはどんなきっかけ

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があったんですか中学3年生の時にその

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いわゆる当時で言うと中学横綱って全国

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中学チャンピオンですねもうこれをそれ

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だけがその

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母校にタイトルが

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持っていなかったということで

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必ず私が取るという

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監督の期待であったんですが予選の

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2回戦で

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負けてしまいまして

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こんなんで

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先生たちを裏切って俺の人生終われないっ

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て言ったところになってしまって

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結局

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反対を押し切って入門に

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至ることになります

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恩師も反対されたんですかもう大反対です

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絶対行かせないっていうのが

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ご両親は

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寝耳に水って言った状態でした

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[音楽]

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ご自宅の3階から2階の相撲部屋にお

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引越しされてどんなお気持ちでした

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ふるさとということがもう

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消滅したと言った

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ところだったと思います同じ家の中でも

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ホームシックになったりとかなりました1

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ヶ月ぐらいは

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布団の中で

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シクシク泣いてたと思います

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お兄様と一緒に入門されて良かったなと

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思う点はありましたかはいまだお互い10

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代でしたけれども社会に出るということは

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一つにその家の中で守られてたとしても外

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1歩出ればもう社会人扱いであるという

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ことをお

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互いが同じ空間で学べたっていうのは

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とてもいいことだったと思います

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入門当時

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兄弟子から

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可愛がりのようなことはありましたか

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元々

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先代の師匠の指導が

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毎日もう

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可愛がりを超えたような

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厳しさだったので

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特にこう私個人を集中してってことはなく

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てみんながこう常に

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師弟の間柄で

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可愛がられてるような状態でしたどんな

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過酷さなんですか

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息つく暇がないその稽古の指導の仕方で

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その行き着く暇のないところで呼吸を

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しっかり

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呼吸をしながらなんとか生き延びて

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るっていうような毎日ね結構あのやっぱり

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5年10年一緒に生活する中でやっぱり

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途中で

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田舎に帰る人たちも増えて

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そこで私が

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故郷が消滅したのが良かったんだと思い

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ます帰る場所がないはい

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休みは全くゼロですか

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ゼロです

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初デートとかいつ頃なんでしょうか

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記憶を正せばその

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まともにデートをしたっていう記憶が

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あるようでないです中国

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178ぐらいだったと思います

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ねどんなことだったかどこに行ったかも今

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も思い出せないっていう感じですかねでも

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それはなんとなく覚えてますちょっと言え

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ないっていう感じですかね

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本当に心に残る思い出で

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その頃からマスコミにすでに追いかけられ

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ていたと思うんですけれども当時の出来事

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で特に記憶に残っていることありますか

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常に取られているというのは感覚はあった

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んですけれども

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そこまでその私生活までそんなにこうつい

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て来られて

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取られることはないだろうなっていう

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そんなぐらいの浅地でおりましたので

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ただそういう生活の方も

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取られるようになっていくとそのなんか変

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な要らぬ知恵が生まれてきて

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こそこそ生きてた

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方がいいのかなーなんて思いながらでその

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17の頃にその本当にデートと言える

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デートできたのが

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ひょっとしたら最初で最後だったかもしれ

play16:37

ないですそうですはいコソコソせずに

play16:40

デートできたの

play16:43

はいじゃあ大事な思い出ですね重いでです

play16:46

ねそれがあるから

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少々のことがあっても

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耐えられるような気もしますあの2人で

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鮮度に横たわって

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遊んで

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心の支えですね

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青春っていうことになりますかね青春です

play17:07

ね本当に

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絶対一度きりの青春がそれが1時間数時間

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だったとしても

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生涯続く青春

play17:19

だと思います私にとっては

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[音楽]

play17:36

世間の盛り上がりをどういう風に感じ

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てらっしゃいました本当に

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師匠が

play17:43

力士にスターはいらない

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職人であれっていう育て方をしてもらった

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もんですから

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騒げは騒がれるほどこうその気持ちは下火

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になって

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流行りとはちょっと逆行してたような気が

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するんですけど

play17:57

でも本人的にはその騒がれネタだけであり

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まして

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何にも本人は納得できてないんですね

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関税を目指すために足りないものだらけで

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とか私が求めた修行の世界観とはもう

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かけ離れてる

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その映像の威力っていうんでしょうかこう

play18:22

報道の威力って言うんでしょうかね

play18:24

恐ろしさを感じたのを覚えてます

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階段降りる映像が未だに出てしまうんです

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play18:31

あの時のこうフラッシュの光の凄さって

play18:36

いうのを

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恐れをなしました

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周囲の期待はどんどん大きくなっていき

play18:43

ますよねそれはプレッシャーにはなりませ

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んでしたそれもあのやっぱりこう部屋の

play18:49

雰囲気といいますか塩のおかげと言います

play18:50

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タガが緩むことなくバチッとしまってまし

play18:54

たので

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一方で大関昇進の日は

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婚約解消の会見の日でもあって

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どんなお気持ちだったのかなそうですよね

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なんかこう

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本当に私も短い人生でしたけど

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節目でいろいろありましたってもう言って

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亡くなっていければいいなと思うんです

play19:17

けど

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重なるって良いことあればそうでないこと

play19:22

は重なっていくっていうのがこれまでの

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人生観でつくづく感じますねあまりにも

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大きな騒動でご本人も困惑されたんじゃ

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ないかなとそうですね

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高額通り越して

play19:38

ますね本当に

play19:42

何やってんだろうなぁ俺って感じですよね

play19:47

本当の

play19:49

渦の中にいてそこからこう

play19:52

泳ぎ出そうとしてるんですけど一向に出る

play19:56

ことができない渦からはって言ったところ

play19:58

ですよね

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世間からの逆風は強くなったなという感じ

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はしましたありましたもうあの時は街歩い

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てても知らない一般女性の方から

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罵倒されたことも何度もありましたので

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ただ

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会ってそれだけのことをしたんだっていう

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ことこれも背負っていこうという風に考え

play20:20

ました

play20:22

自分のこういやそうじゃないんだよとか

play20:25

そういうことをどこかに言おうとは思わ

play20:27

なかったですか

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思わなかったですでそれも土俵というこの

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故郷的なものがあってくれたのは

play20:39

助かったような気もします

play20:40

何言われても何叩かれてもここでさえ

play20:45

這い上がればっていう感じでした

play20:48

[音楽]

play20:58

22歳で横綱になられた時はやっと

play21:02

慣れたという感じでした最初初日の土俵に

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上がって

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負けるんですがその初日の動画が上がった

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時にですねこれでいつでもやめられるって

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思いました生

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意気な言い方すればもう役目は果たし

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たっていう

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やっぱりそのお父様の果たせなかった横綱

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になるっていうことが自分の役割だという

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ふうにはいなんかこう

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親子高として一緒にやってこれたそれが

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なんかこう源に源泉にあったような気がし

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ます

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同時代を共にされた武蔵丸さんと曙さんに

play21:38

ついてちょっとお話を伺いたいんです

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けれども彼

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らのパワーって言うんでしょうか

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底力っていうのはちょっとこう早々に

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私たち日本で育ったものが

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鍛え上げていっても

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よほどのこう視力を尽くして

play21:57

鍛錬し続けなければ

play22:00

叶う相手じゃないって言ったところがあり

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ます

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無差別級の土俵の世界では

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本当に体力差をまともに受ければすぐすぐ

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吹っ飛ばされて勝負終わってしまいますの

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play22:14

ほらいい経験させてもらいました

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改めて考えると無差別級というのすごい

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ことですよねこれ多分大相撲しか多分未だ

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にプロの世界って言うんでしょうかね職業

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としては存在しないんでしょうがだから

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神事とかスポーツですかとかよく聞かれる

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んですかもちろん神事が土台なんです

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けれども

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音を正すと本当に視力を尽くす

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競技という

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妄想を超えたもの

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絶える方が

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負けるといったところに

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礼節と作法ができてきてって言ったところ

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で今に繋がってるんだと思いますけど

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武蔵丸さんとのことで言うとやはり多くの

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人の心に残っているのが2001年の5月

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の取り組みだと思いましたけれども今

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思い出される時にどんな風景が頭に浮かび

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ますかああいう私自身が本当に人生の岐路

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に立つような切羽詰まった状態でもう

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まさしく

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相手も横綱ですから大変失礼な言い方なん

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ですがもう不足なしと相手に不足はなしと

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いったところであの思い出の一番がお互い

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できたということが

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私の中でも

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棺桶まで持っていける話だなというふうに

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思ってます

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痛みに耐えてよく頑張ったと小泉さんが

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おっしゃいましたけど

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膝の痛みというのはもう完全に治ってる

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ものなんですか今もですねもう取っちゃっ

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肉体の一部がないもんですから今も

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実はこうちょっと

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寒くなったりとかあとは夏場はクーラーの

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家ですとかそういうのちょっとでも風を

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浴びてしまうともうカチンと石ころになっ

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たような状態になってしまうので

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それだけ気をつけて

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編み認識戦で引退を決断されましたけれど

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もその日取り組みを終えてから心を決める

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までのことをちょっと振り返っていただき

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たいんですがもうあの引退の場所はもう

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本当にそれこそみっともないくらい

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慢心争いで最後はアミ錦とやって

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私も後ろに疲れてもう土俵出るような状態

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でしたのであれであもうこれでもう粘り腰

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持つ必要がなくなったって言った

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踏ん切りさせてくれた一番で引退に

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こぎつけられたって言ったところでした

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取り組みを終えてすぐにもう決断できたん

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ですかできましたこれは

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余地がないって言った

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周りの方には何時頃を伝えられたんですか

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朝方5時ぐらいに

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師匠に電話しましたですね今からちょっと

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大切なこと伝えに行きますよ

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じゃあ朝方5時まではお一人でちょっと

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いろんなことを思い出していたり

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こういう椅子に

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座って

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ずっと考えてましたです

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ね入門からの日々とかいろんなことを

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思い出してそうなんだと思います

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[音楽]

play25:33

こうやってこう今までの道のりを振り返っ

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ていくと本当にいろんなことが終わりに

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なって

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人生や自分の家庭が

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報道によって脅かされているなというふう

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に思いませんでしたか

play25:49

そうですね

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家族であろうが

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自分が自分として生きるためには

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離れていったものは

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もう仕方がないという気持ちで

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線引きだけはするようにしてます

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50年の人生を一言で表現するなら何に

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なりますか

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不審ですかね

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不審続きですかね

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考えていたものとは全く違う

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ものを学ばせてもらってきたという感じの

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不心続きでした

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ですね点数をつけるとしたら何点ですか

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50点には1点足りてない49点ぐらいな

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感じがします残りの1点は誰にも看取られ

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ないで最後一人でこの命を燃やし尽くせと

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追われたならば

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残りの1点は埋められるような気がします

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誰かに悲しまれたりとか泣かれたりとかし

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ながら別れのお経を唱えられたらその一点

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出せないままだと思っています

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もう

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屍は自分の屍だけは誰にも見られたくない

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ですね

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そうですかはい誰にも看取られたくない

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取られたくないです

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どうせここまで来たなら最後までこのまま

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でいってやろうという気持ちでおりまして

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そこに幸せを求めたいとは

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微塵も思わないです

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ねもう自分の人生の生きようとして生き様

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ではなく生きようとして

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素直に最後まで行きたいと思います

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どうせ一人ですから

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はい

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それでは最後の質問です

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生まれ変わったらもう一度

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貴乃花光司に生まれたいですかなりません

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[音楽]

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全く記憶のない人になりたいです

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誰だかわからないですけど

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[音楽]

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空の花はもういいですね

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ただの花っていうのは自分の名前であって

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自分の名前でないという感じでおりますの

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もう

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今度は全く別の自分の名前を持った

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人として

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[音楽]

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いられればなと思います戦いの記憶もない

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何にもない本当に

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まっさらな目には見えないものになりたい

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ですね

play28:41

ありがとうございました

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[音楽]

play28:52

[音楽]

play29:03

[音楽]

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何を書かれましたかはいたかという文字な

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んですが無知と読みまして

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尊いという意味もありますので無知という

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尊さを

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抱いていたいなと思って書きました

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偶然にも

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貴乃花の高になってしまうんですが

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で私の中ではタカは親から受け継いだだけ

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のたかでありまして

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下はまた同じく同じ字ですが高と

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貴乃花の鷹の意味を込めて親から受け継い

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だもので今後は誰でもない自分になりたい

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というのはこういうところこういう尊い

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ものに何か目には映りにくいものに

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[音楽]

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