【負け続くグロース市場と4月以降の日経平均】日本株ストラテジスト・東野 幸利氏がチャート分析&投資戦略を解説/プライム市場と比較・中小型株は物色の広がりが必要/株価はGW前まで短期的なモメンタム変化も

日経CNBC
3 Apr 202409:15

Summary

TLDRこのスクリプトでは、日本のプライム市場とグロース市場のパフォーマンス比較が中心です。プライム市場は大企業を中心としており、グロース市場は小型企業に焦点が当てられています。最近ではグロース市場が相対的に劣っており、流動性の問題や海外投資家の関心の低下が指摘されています。しかし、プライム市場の上昇に反して、短期的な反動的な動向が見られ、今後の動きに注目が集まります。また、日経平均については、過去の高値から207ヶ月後の4月が注目され、市場の動向が分析されています。

Takeaways

  • 📉 グロース市場はプライム市場と比較して最近2年間で相対的に低いパフォーマンスを記録している。
  • 📈 2020年後半と2022年の特定の期間では、グロース市場が勝ったことがあるが、全体的にプライム市場が上回っている。
  • 💧 グロース市場の流動性が低く、海外投資家からの関心が低いことが原因で、市場の成長が滞っている可能性がある。
  • 🔍 プライム市場の株価が大きく動くことから、個人投資家が小型株への資金を滞としていることが示唆されている。
  • 📊 プライム市場の騰落レシは130を超えており、市場の注目を集めているが、まだ十分に安定していない。
  • 📉 グロース市場の騰落レシは100を超えていないため、市場への関心が低い状況が続いている。
  • 💡 物色的広がりはグロース市場が追いつくために必要であり、騰落レシの増加がその一つの指標となっている。
  • 📊 グロース250指数は、過去の平均を下回っており、2020年のコロナショックの影響が色濃く出ている。
  • 🔄 プライム市場とグロース市場は過去には連動していたが、今後は発想の転換が必要になる可能性がある。
  • 📈 日経平均は2007年の高値を中心として動いており、4月がその統制が収束するかもしれない重要な時期になる。
  • 🚀 4月以降、プライム市場の上昇によって蓄積された活力が、グロース市場にも影響を与える可能性がある。

Q & A

  • グロース市場指数とプライム市場指数の違いは何ですか?

    -プライム市場指数は日本の代表的企業を多く含み、一方でグロース市場指数は小型の成長企業を中心とした指数です。

  • 最近の2年間で、グロース市場指数はどのようにパフォーマンスを示しましたか?

    -最近の2年間では、グロース市場指数は相対的にプライム市場指数に比べて負けている状況が続きました。

  • 2020年と2022年の後半に起こったことは何ですか?

    -2020年と2022年の後半には、グロース市場指数がプライム市場指数に勝ったという局面が2四半期連続で起こりました。

  • グロース市場指数がプライム市場指数に負ける主な理由は何ですか?

    -グロース市場指数が負ける主な理由は、流動性の観点から海外投資家が入りづらいことや、プライム銘柄の値動きが大きくボラティリティが高いことが挙げられます。

  • 小型株への投資が滞っていると感じる理由は何ですか?

    -個人投資家が大好きな小型株への資金が滞っていると感じるのは、プライム市場の上昇や個人の便乗の停滞によるものです。

  • 最近のプライム市場の動向はどうですか?

    -最近はプライム市場が上昇しているものの、逆に下落した反動に過ぎないような上昇率にとどまっています。

  • 騰落レシの現在の状況を教えてください。

    -騰落レシは130を超える場面があり、上昇傾向にあるものの、まだ目立つ水準に達していない状況です。

  • グロース市場指数が追いつくために必要な要素は何ですか?

    -グロース市場指数が追いつくためには、物色の広がりが重要な要素となり、個人投資家の便乗が期待されます。

  • 日経平均の4月の市場予想について教えてください。

    -日経平均は4月に加熱感があり、ゴールデンウィーク前には上昇継続の可能性があるものの、短期的なモメンタム変化に注意する必要があります。

  • グロース250指数の過去1年間の動向について説明してください。

    -グロース250指数は過去1年間で、632ポイントからゆっくりと上昇し、一度75日戦を超え始めていますが、864ポイントを超えるまでは不安定な状況が続く可能性があります。

  • プライム市場とグロース市場の今後の関係についてどう考えていますか?

    -プライム市場が止まった場合、グロース市場が戻るという転換が起こる可能性があり、4月以降の動向に注目が必要な状況です。

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