絵で見る〈ゴシック〉ってなに?ルネサンスもゴシックから生まれた!【美術様式シリーズ・ゴシック絵画編】
Summary
TLDRゴシック様式は12世紀から15世紀にゲルマン民族独自の建築・美術様式として発達した。特徴として縦に長く、リブボールト、フライングバットレス、ステンドグラスなどを用い、内部は石の森のよう。装飾が過剰で怪物图形が好んで使われる。19世紀にゴシックリバイバルが起き、現在でもゴスロリなど影響が残る。
Takeaways
- 😊 ゴシックはゲルマン民族の独自の様式で、特徴は縦に長く、リブボールト、フライングバットレス、ステンドグラス等がある
- 👍 ロマネスクからゴシックへの移行期に活躍したのがアバイルのシュジェール
- 🌳 ゴシックの内部は「石の森」のようで怪物像がたくさんある
- 🖼️ ゴシック時代にはステンドグラスが主流で板絵が発達した
- 🔥 1300年頃にジョットが登場し、人物表現が格段に進歩した(ジョット革命)
- 💡 その後イタリア絵画の影響を受けた国際ゴシック様式が北ヨーロッパ各地に広まった
- 🎨 ファン・エイクらフランドル派の画家たちがゴシック様式の頂点を描いた
- 🏰 19世紀にゴシック建築復興運動がイギリスやスペインで起こった
- 🔎 ゴシック小説も19世紀にイギリスで流行した
- 💙 ゴシック的なものへの嗜好は広く人間の美意識の一部としてある
Q & A
ゴシック様式の特徴を教えてください。
-ゴシック様式の特徴は、縦に長く伸びた空間、フライングバットレス、ステンドグラス、内部が石の森のような空間、装飾が過剰、怪物の像が多いなどです。
ゴシック様式はどの民族の様式ですか?
-ゴシック様式はゲルマン民族や北欧の民族が生み出した独自の様式です。ギリシア・ローマの真似ではなく、ゲルマン民族自身の文化です。
ゴシック様式はいつ頃から発達しましたか?
-12世紀前半から15世紀初めにかけてゴシック様式が花開きました。特に13世紀にジョットという画家が現れ、絵画表現に大きな影響を与えます。
ゴシック教会では画家が困ることは何ですか?
-ゴシック教会ではステンドグラスが多用されるため、壁面を描くスペースがほとんどない。したがって画家は仕事ができなくなって困っていました。
板絵が発達した理由を教えてください。
-ゴシック教会には壁画を描くスペースがないため、携帯できる板に絵を描いて教会に置いていました。そのため板絵が発達しました。
「国際ゴシック様式」とは何ですか?
-13世紀のジョットの描き方が広まった絵画様式のこと。ジョットの人物表現などをゴシック教会の絵画に取り入れた様式です。
ゴシック様式末期を代表する画家は誰ですか?
-15世紀初頭のヤン・ファン・エイクがゴシック様式の頂点とされています。ファン・エイクは油彩画の技法を確立し、ゴシックとルネサンスの橋渡し的な存在でした。
19世紀のゴシック復興運動の背景を教えてください。
-イギリスでは1829年にカトリック救済法が制定され、中世カトリックへの回帰がうながされました。その結果ゴシック様式への関心が再燃したのです。
ゴシック小説とは何ですか?
-19世紀のイギリスで流行した、ゴシック的な怪奇趣味を反映した小説ジャンルのこと。フランケンシュタインなどが有名です。
「ゴシック的」なものの魅力は何だと思いますか?
-バランスの取れたルネサンス様式を美しいと感じるのと同じように、装飾過剰で怪奇なゴシック様式にも美意識があると思います。個人の中に両方の美意識が共存していることがあると思います。
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Highlights
Gothic architecture emerged in 12th century as a Germanic style distinct from ancient Greek/Roman influences
Characteristics include tall vertical structure, flying buttresses, stained glass windows creating a forest-like interior
Decorative excess, mystical/demonic figures appeal to Germanic cultural roots
Transcripts
このゴスってのもこれゴート族だから別の
言葉で言とゲルマン風の様式っていう意味
なんだよこれ言葉をこの一般に広めたのは
ジョルジョバザーリあはっきりディスって
んだよ界で番で秩序な
様式これノートルダムの中ですけどねま
こんな感じですよ
こう先頭アとリブボルトがありますよとで
外から見るとこうフライングバットですが
やたら横に出てるからすぐわかるでやたら
縦に長いで中入るた後やたらステンド
グラスが多いそれはこのゲルマン民族の石
の森文化っていうのがついに形になった俺
はだからゴシックは石の森って言ってんだ
よ石の森小太郎先生と覚えてくれって言っ
てんだけどもう石でできた森みたいなんだ
よ
です
[音楽]
ねそれからパリのノートルダムには
ゴシックのもう1つの特徴もよく現れてる
んですよでも入り口皆さん絶対あのパリ
観光いかいた方はご覧になってると思い
ますけれどもこんな感じなわけです
よどうですかみんな遠めに見てるから気が
つかないけど近くに行くとこんな感じなん
ですよこれ全部人ですよねこれ天使だと
思うよ彫刻ほこれはあのフランスの歴代の
王様
ふだったりいろんな成人だったり天使だっ
ここはもう最後の審判ですよこれパっと見
ど谷さんスペインの人だからもう慣れ
ちゃってるでしょこういうのもう過剰だと
思わないでしょあ印象印象ですか印象
めちゃくちゃ過剰です過剰過剰だけどあの
谷のフり谷のルーツのさサラマンカって
こういうのこういうのだけま見れちゃっ
てる慣れちゃってるんだけど普通の人は
これを過剰と見るよそうですね過剰だと
思いますてこんなびしりなんだってもう
あのどんだけやねんっていうもう装飾方な
んですよこれまたあのバザーリのいう無
秩序なんですよそんなにお金置く場所が
あるともうなんかが置いてるですようん
うちの事務所みたいなあ確か
に収集がつかないこれバザーリに怒られる
だろうちの事務所とかはやバルバーリって
言われちゃうどういう気持ちでこういう風
に過剰になっちゃったんですかあの森だ
からもう森の葉っぱぐらいの森がわさわさ
どんどんどんどんこうなってっちゃっんだ
よゴシックも時代重ねるとシンプルが嫌な
んですシンプルが嫌なんだ森だ
から答えは森ですね森ですよそれはやっぱ
あのギシみ海と違いますからバーっと
広がって海じゃないですか森でいろんな
ものにこう囲まれてないと落ち着かない
ですよもう逆に森の暮らしはそうなんです
ねでこの過剰性ねこれこれゴシの大きな
ポイントの1つなんですよでもう1つは
はいもう1このノートルダムのファサード
よく見るとこれだけでもあれなのに
ちょっと端の方を見るとです
ね橋の方をよく見てくださいよ角の
方なんかうんうん可愛い子たち
がいっぱいいますね怪物だらけなんですよ
はい方で全部怪物がってるんですようんも
伊東中太の建築かよっていうぐらいうん
ちょっと分かりませんけど知らないはい
あの日本の伊藤中太っていうあの明治時代
の建築家がいるんですよ平安神宮とか湯島
展示とかやった伊藤中太の建築には必ず
怪物が吉島天人いましたいるだろはいあの
あと一橋大学の金松行動とかにもいるしさ
ダビとかにももう怪物がいたら伊東中太だ
と思えっていう人がいるんだけどはいそれ
はやっぱりこのゴシックから伊藤中太学ん
でるんだよそうなんですねこれだから司法
を守るかのように怪物がやたらいるこの
怪物趣味うーこれがまたゴシックの大きな
特徴の1つなんだよふ怪物だの妖精だの
ここキリスト教会ですけどっていう感じな
んだ
ようんそれまずいって思われる人はい
なかったんですないんですよもうあのこう
ゲルマン的なゲルマンケルと森にはほら
怪物がたくさんいますからそうなんです
ね怪物好きなんですよでそれもうキリスト
教に無理やり入れちゃってるからこれは
もう悪魔の部類ですよってつってああ悪魔
って言っちゃえばうん悪って言っちゃえば
もう悪魔に全部入れちゃうからあの
ゲルマンケルト的な妖精とかあれねそれで
日本のさ神社と同じでさ毒を持って毒を
セスじゃないけどさあのごず
天皇とかもさ本当は怖い神様が守って
くれるようになるじゃん菅道もそうじゃん
天人様とかももうそれ的な感じでこの角を
守ってんだよこいつらがふ真なんですね真
なんだよこれ真けっていう概念がそもそも
キリスト教的におかしいんだけどおかしい
んだけどそれはもうゲルマンケルトのあの
信仰とキリスト教が集合しちゃってんだよ
うんでさっき谷がフライングバットですが
あ雨が流れてくって言ったけどそうなんだ
よ雨が流れてくじゃん
はいだからその先には全部ここいつ
がこいつの口から雨が吐き出されるんだよ
いやセンスありますよねあるかねいや
面白い発想ですよねこういうのをダーゴイ
ルって言うんだよああゴシ建築にくっつい
てるこの雨の先にくっついててる怪物これ
でもこれがさ全部にくっついてるからさ
うんなかなかにうるさいぞそうでしょう
うんこのノこここに全部くっついてるから
ガーゴオイルがあ実はいるんですねいるん
だよここになかなかにうるさいこれ
ノートルダムの金の映画だともう
キャラクターになってるなってました
ガーゴイルたちがあとこいつもこいつも
よくガゴイルって言われるんだけどはい
それは正しくないんだよねガーゴイルは
やっぱこの甘いのおおやつでこいつはね
シメルって呼ばれてるんだけどキマイラだ
よねま怪物だよねこれよく出てくるよね
こいつうんこれまさに角でこうなんか
守り神みたいな感じで鬼門封じみたいな
感じで角にいるんだよこいつらうん見張っ
てるんですねうんみんなここで写真撮る
とこだよこいつと一緒にあ大きいんですか
これの人間よりひまちっちゃいぐらいだよ
結構あるんですうん俺もこいつにこうやっ
てる写真あるよああ大きい一緒に並んで
取れる並んでうんだからここここ手すりで
ここにこのぐらいの感じで人が立つから
へえみんなあのノルダムの塔登ると必ず
ここで写真撮るよへえ角度によっては
なんかあのこっちにエフェルト映ったりと
かするからだゴシックっていうのは縦に
長い石の森でやたらごちゃごちゃ装飾が
あるそして怪物が
大好きこれを覚えといてたいなこの怪物
好きなあのゴシック精神っていうのがま
特にほら北の方ではボスとかに受け継がれ
ていくことになるわけですようんでそれが
わりの言うところの何モス要素うん怪物的
とうん呼ばれる遊園にもなっていくわけ
ですけどもまボスっていうことでねま
ようやくちょっと絵の話になってきたん
ですけど絵の話もしとかんとあかんかなと
思うんでしときたいんですけど
[音楽]
もちょっと戻ってさっきのピサの
ロマネスクのピサ大聖堂のえ内人ですね最
のある1番奥のとこを見てくださいこんな
感じですよさっき言ってにここにあの
ガリレオランプが下がってんだけどねここ
にある壁側これチマブエうあのジョットの
師匠のはいチマブエのしかもこれモザイク
です
ええあのフレスコじゃなくてモザイクの
こういう絵がからもういっぱい液がうわ
大きいんですねこれうんこれこれが
ロマネスクの内人はいゴシックのパリ
ノートルダムの内人こうですうんステン
バー
ねさてここで問題
ですこのロマネスクの教会に比べて
ゴシックの教会画家にとって困ることが1
つあります何
[音楽]
でしょう絵がないうんとなぜだから
ステンドグラスにステンドグラスになっ
ちゃはい画家にとってはつまり絵を描く
スペースがないんだよそうですね仕事が
できないですねうんあのこれなんでかね
はいデンマークはいデンマークだけはここ
に絵を書くっていうえええすごいここに絵
を描いた教会ってのがなぜか電マークに
あるんだよでほとんど見えない
よでまたほらだから細かい絵描いてるから
ほとんど見えない普通はだからないんです
よ絵画とかないんですよステンドグラス
ばっかりなんですようんですねうんおい
おいって俺たち絵描く場所ないようになっ
ちゃったんですようん困りますねねで
そんなこともあってかだからゴシックの
時代の特にそのまゴシック建築が多い北
フランスやドイツや
する密がはいいやあといわゆる
板絵多郎ですね
はい今もキャンバスが当たり前だけど昔は
板に書いてたじゃん板絵はいそれが発達
するんですようんだからここ壁が書くとこ
ないから仮に裁断側を書いて置くんですよ
ああ板に書いたさサダがをここに置くわけ
ですよついたてのようについたてのように
はいはいだから壁画よりも板と密画が発達
するんですよこの時代すごくでそれがどの
ぐらい発達してったかってことなんです
けど
[音楽]
ねじゃその車本の装飾がさし絵で見てみる
とゴシックの初期の社本社本はもうあの
ロマネスクの時代からあるからねこれが
えっとね
1195年ぐらいに作られただからもう
ゴシックの初期に作られたこれアンジェ
ビュルジェの紙片って言われてんだけども
アンジェビュルジェって要するにインゲ
ボルクなんだけどデンマーク工場のインゲ
ボルクっていう人がフランスの高校の
フィリップ2世のあの先になってインゲ
ボルクフランス語読みにされちゃって
アンジェビルジって言われちゃってんだ
けどうんその人の持ってたこのお祈りの
あの旧約聖書の紙片の文句が書いてある
やつの挿し絵なんだけどこれを見るともう
ロマネスクの時代と大して変わりないんだ
よこれ背景はもう緊迫でえ1個になっ
ちゃってもうなんか正教系のイコみたいな
記号的で平面的な人が書かれていて
ロマネスク時代の社本とねそんなに大きな
変化はないんですよはいこれがだから
ゴシック初期の状態なわけですよはい
ところはこれそれが14世紀に入ってえ
1323年から26年ぐらいにこうジャン
ピュセルというもこの辺から名前が分かる
ようになってくるんですよ作者のうんパリ
のえその差し装飾密画の画家がいたんだ
けどジャンピュセルがその総画を書いた
ジャンヌヴェルビルの自党書いうやつが
これなんですけどねうんこれのまちょっと
小さいからあれなんですけどよく絵を見て
いただくとこれとはもう確実に違うんです
よあの陰影とかそうなんですよ違うでしょ
あとこのなんつうの建物の書き方とかに
延近法的な表現がちょっと出てきてるん
ですようんそうですね奥行がありで人物の
陰影とか人物の個性とかま例えばここの
なんか天使の飛び方とかのこういう動きと
かうんこれがもうちょっと格段に違うん
ですようん1段1段ギアが違うんですよ
この100年ででこれが13世紀のま初頭
になるとこういう感じになってくるほ
じゃあ13世紀の初頭に何がありました
かっていうことなんですよ西洋海外で大変
な人が登場したんですよジョットっていう
人なんですよあああはジョットにボンド
ネっていうイタリアのフレンツのはい画家
がうん出たんですよ
これ俗にジョット革命って言われるんです
ようんでジョットの師匠はさっきあのピサ
の聖堂のモザイク書いてたチマブエなん
ですねこれ前もこのチャンネルでやったん
だけど師匠のチブが描いた防指こんな感じ
なんですよ弟子のジョットが書いた生母質
こうなんですよ
う大きい変化が大きなもうこのチマブエは
やっぱりさっきのモザイクもそうなんだ
けど基本的にイタリアの場合ビザンチンの
影響がが強いからビザンチンのイコンぽい
絵を書いてるんだけど確実にルネサンスへ
の一方を踏み出したんですようんこの
ジョット革命っていうのが13世紀の初め
1300年頃にあるわけですよこの人が
3000と現れたわけはいでカラバッジョ
のさが出た時にカラバッジョのフォロワー
をカラバジェスキって言ったでしょああ
はいそ同じようにこのこの時代ジョッテス
と呼ばれるジョットフォロワーがいっぱい
出たんですよはいでまその1人があのシネ
マルティニっていうシエナ出身の画家なん
です
よ
この樹体告知で有名な人なんですけどね
これさ額がゴシックだろ額がゴシック以外
の何者でもないと思ってこのの作持ってき
たんだけどはい画はゴシックなんだけど
人物描写やなんかはは非常にあの陰影や
動きが出てきてるんですようんでこういう
そのジョット後の表現っていうのを国際
ゴシクって言うんだよへえこのシネ
マルティニは世界史で教皇のアビニオン
補修ってやっただろ教皇がフランスの
アビニオンにえ連れて帰れちゃうはいその
アビニオン教皇長で活躍したんだよシモネ
マルティニは呼ばれてはいでアビニオン
教長には結構各地から呼ばれた画家が来て
たわけだよはいでそのいう画家たちの間に
こういうジョット風の表現が広まってえ
前王に広まってくんだようんだこの
ゴシック末期のこの動きを国際ゴシクって
言うんだよへえ国際ゴシック様式ってのが
始まるんだよはいでそういうのを受けて
さっきのあのフランスの社本屋なんかも
どんどんそのが発達していってで最終的に
このランブール兄弟のベディコの意も豪華
なる自動書ふみたいなとこに行くんだよね
でちなみにこのベリコの意も豪華なる自党
書はなんかリクエストもあったんではい
次回やりますよあはいだからまそこであの
じっくりその国際ゴシ様式っていうのを見
てもらえると思うんだけどもまそういう風
に進歩していったわけですよでこのベリー
コっていうそのはやたら自動書いっぱい
作った人なんだけど6つも残ってるんだ
けどそのうちの1つには参加してたと言わ
れるのがファンエイクなんですようーんや
ファンエイクフーベルトファンエイクの
兄弟でそのファンエク兄弟たちがいわゆる
油絵の技法っっていうのを確立してこう
いう社本の細密画とそれからそのジョット
的なあ陰影表現人物表現を融合していく
わけですよねうんでもうそのゴシックの
時代をの最後を飾る頂点がやっぱりこれな
んですよケントの裁断がこれあの当
チャンネルで細かくやってますから見て
ほしいんですけどもここに至るわけだから
もうファンエイクはもうゴシック最後の
国際ゴシックと呼ばれる時代とだけどこの
辺もになってくるとちょっともうイタリア
のルネサンスと時代が被ってくるから初期
フランド派って呼ばれることもあるんだよ
うんだファンエイクぐらいからボスぐらい
までを初期フランドル派ってちょっと
イタリアさと時代的に被ってるから
フランドル派初期フランドル派って言うん
だけどそこに流れてる精神はもう完全に
ゴシックの精神なんですようんやっぱ基本
過剰だし縦に長いしまこれにはあんまり出
てこないけどあのファンエイクの最後の
審判とかボスのあの閲だの方とか見ると
怪物だらけだしみたいなうんそのゴス精神
っていうのは北方にルネサンス以後も脈々
と受け継がれていくわけですようんでま
このようにですねゴシックっていうのは
もうその名の通りゲルマン民族が自分たち
の様式なわけですよだからその後イタリア
の方がギリシャローマの復活ですよ
ルネサンスですよっていうのが期たりして
いろんな運動が起きるんだけど
ちょくちょくこのゴシック精神ゴス魂が
うん復活するんですよ
うん北の画見てるとここにゴス魂あるな
みたいなうんなちょこちょこ見られるん
ですよで19世紀特にイギリスで第5
シックリバイバルが起きるんですようーん
これあのロセッティの回にちょっと説明し
たんですけどもこれ1つの理由はイギリス
ね1829年にカトリック新と救済法って
いう法律が制定されんのよよ要すに
カトリック公認したのええそれまで
イギリス国協会でずっとあれだったでしょ
でカトリック公認してカトリックが復興
するんだよイギリスではいでそうすると
カトリックの教会って基本全部ゴシックな
んだようんはいその後イギリス国境になっ
てるからはいイギリス国境の教会は
バロックとかあるけどはいイギリスに残っ
てる元カトリックだった教会ってみんな
ゴシックなんだよだからなんいうの
イギリス人のメンタリティではその
カトリックイコール中世なんだよ
ああそれ以後イギリス国境になっちゃっ
てるからはいはいで大中性ブームが起きる
んだよメディーバルブームがだから
ロセッティの解説でも言ったんだけど
ラファエル全波って言うだろはいなんで
ラファエル全波って言ったかって言うと
要するにルネサンスの前にそれつまり
ゴシックだよゴシックの時代中世に帰ろう
じゃないかかとういう運動でもあったわけ
だよラファエル全波運動っていうのは
ゴシックが古くて遅れたものっていう
イメージではなくてうんルネサンスがあの
西洋美術をダメにしたんだとはいゴシック
の時代のねこういう射術性とかねあるいは
その職人性職人とアーティストが不可分
だった時代のああいう時代に戻ろうって
いうのがうんプレイラファエリ
ブラザーフッドの本来のあ趣旨だったんだ
すぐ忘れられちゃうんだけどその趣旨なだ
けどでもそれがどうして出てきたかて言う
とその頃イギリスは第5シックリバイバル
だったんだよ流行ってた流行ってただから
イギリスにあの特にロンドンにやたら立っ
てるゴシックの建築ってほとんど実は19
世紀に立ったネオゴシックなんだよへえ
それのもうさたるものが皆さんこれもこれ
なんだよウエストミンスター宮殿おこれ
19世紀に新しいネオゴシックの時代に
チャールズバリーっていう人が設計したま
色ウエストミンスター宮殿自体は昔から
あったんだけど火事で焼けてこゴシですよ
ほらこうツンツンツンツンツンツン
ツンツンしてんじゃんこれも針あの支えの
これねフライングじゃなくてイズのネオ
ゴシックねこここういう風にやしてなくて
なんだこうこういうのがこううんあの板
みたいなやつがこうなってだここが埋まっ
てるよでこんな長くなくてこのぐらいやつ
がこのぐらいのやつが出っ張ってるよ
へえこのぐらいの感じのやつがほうほう
ほうほうちょっとスタイルが違うんですね
うんのが多いんだ
けどビッグベンてここの金の名前だからね
た正しくはうんこの時計をビッグベンとは
呼ばないから
ねみんな時計がビッグベンととか塔が
ビッグベンって言ってるけどこれは
ウエストミンスタークロックですよビッグ
ベンはこの中にある金の番低音のでかい金
がビッグベンですよええ知らなかったです
知らなかったキンコンカンコーンかなんか
のコーンの音がビッグベンですよ
ええ知らなかっ
たまこう大ゴシックブームですよで同じ頃
にやっぱりほらゴシック怪奇好きだから
怪奇小説がブームになるんですよ例えば
あのメアリーシェリーの
フランケンシュタインとかあとブラム
ストーカーのドラキュラとかうんうんああ
いう小説のことを何て
言うほら何ですかゴシックロマンと言んだ
あそうなんですねああそうですか知ら
ゴシックロマン第ゴシックロマンブームが
へえ小説の世界でも起きるんですそなぜ
ゴシックロマンと言うかというとそういう
怪奇趣味がゴシックだからですよイギリス
でそういうイギリスで流行ったのイギスで
流行ったけどもうゴシックロマンって今
もう普通普通名詞っいうか
うんジャンルとしてあります今今ゴシ
ロマン書いてる人もいますようんぐ
イギリス発症なんですねイギリス発生なん
ですよまあのもうちょっと前ので18世紀
のホレスウルポールっていう人が最初って
オトラント城期たっていうのが最初って
言われてるんだけどもまゴシックロマンの
ケフがあのアルジャノンブラックウッドと
かロード男性にとかもうゴシックロマンの
ケフはイギリスにあるんですよそれを
たどるとあの怪獣好きのご怪獣好きの
ゴシック精神に行くんですよええロさん1
個いいですかんすかあのそうすると
イタリアにはゴシ建築は少ないですか
少ない少ないあやっぱりそうなんです非常
に少ないあんまり受け入れられなかったん
ですねうんそんなにゴシックじゃない
ゴシックっぽいやっぱり結構流行したから
あるはあるんだけどそんなにゴシぽくない
フレンツのサンタマリアデルフィオーレ
ピサのシャトみたいな感じでこれあの金月
の金の塔なんだよねジョットがが設計した
と言われるジョットの小動ってのが立って
てそれがよくゴシックだって言われるんだ
けどえこんなもん北のゴシックから見たら
ゴシックのうちに入んねえよみたいなうん
ゴシなんだよでゴシがあんのはやっぱり
生ぜミラノとかあの北の方だけだよねうん
うんスペインには多いよ多いですね
スペインには多い特にカタルーニャとか
あのこっちが地中海要するにフランスに
近い方が多いんだよやっぱりフランス発症
だからゴシってあとロマネスクの
カテドラルにゴシ後から立てたりとかゴシ
が乗っかっちゃってたりそうですね合体し
てたりしますね元があのロマネスクの
ところにどんどん乗っけちゃってたりする
教会結構ありますようんそれドイツにも
結構あるこれ元ロマネスクだったんじゃ
ねえのみたいなやつが結構あるねうんうん
あのこのゴシック精神で言えやさ
カタロニアゴシックっていうのもやっぱり
19世紀にはい活したんだよ流行ったんだ
よカタロニアでもゴシリバイバルがあった
んだよはいそのさあるものがガウディ
じゃん思いましたガウディまさに森だなと
ゴシックなんだよあれガウディはもうだっ
てほぼほぼこれだろ
うんほぼほぼこれあれガウディはもう完全
にカタロニアゴシリバイバルの中から出て
きた人なんだよあリバイバルの時期がどこ
でもなんかこうイギリスでもイギリスでも
うんスペインでも席にはゴシック
リバイバルがあったんだようんだからこの
ように美術師におけるゴシックっていうの
はね12世紀のえ前半から15世紀の初め
にかけてまゲルマ民族が初めて気づいた
古代ギリシャローマの真似ではない
ゲルマン独自の様式であり美色であり文化
であるその特徴はやたら縦に長いとか戦闘
リブボールトとフライングバットレス
でその間を埋めるステンドグラスで内部に
入るとまるで石の森のようになった空間で
装飾過剰え射術的え怪物好きそういう特徴
のある美術様式なんだけれどもこのゴス的
なもっていうのはもうこの19世紀の
イギリスのゴシックロマンもそうだしま
今日のゴスロリに至る
までもっと広いで使われてるわけですよ
うんうんそのぐらいなんついうのかな人間
にとってそのバランスの取れたこういう
ルネサンスの建築を美しいと思うのと同じ
ようにやっぱこういうものを好むうん美識
というのもあるうんで意外にこれ個人の中
に両方あったりもするっていうことですよ
ね確かにそうですねはいということですだ
からまごっていうのはゲルマンの木の文化
とギリシャローマの石の文化が融合した
ものであるそれからゲルマンケルト的なご
親睦信仰とキリスト教が融合した神秘的な
石の森なんだよということを覚えておいて
いただければと思います面白い森ですよね
まさに森石野森石野森翔太郎さんで覚え
ました
はい
DET
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