絵で見る〈ゴシック〉ってなに?ルネサンスもゴシックから生まれた!【美術様式シリーズ・ゴシック絵画編】

山田五郎 オトナの教養講座
16 Feb 202428:36

Summary

TLDRゴシック様式は12世紀から15世紀にゲルマン民族独自の建築・美術様式として発達した。特徴として縦に長く、リブボールト、フライングバットレス、ステンドグラスなどを用い、内部は石の森のよう。装飾が過剰で怪物图形が好んで使われる。19世紀にゴシックリバイバルが起き、現在でもゴスロリなど影響が残る。

Takeaways

  • 😊 ゴシックはゲルマン民族の独自の様式で、特徴は縦に長く、リブボールト、フライングバットレス、ステンドグラス等がある
  • 👍 ロマネスクからゴシックへの移行期に活躍したのがアバイルのシュジェール
  • 🌳 ゴシックの内部は「石の森」のようで怪物像がたくさんある
  • 🖼️ ゴシック時代にはステンドグラスが主流で板絵が発達した
  • 🔥 1300年頃にジョットが登場し、人物表現が格段に進歩した(ジョット革命)
  • 💡 その後イタリア絵画の影響を受けた国際ゴシック様式が北ヨーロッパ各地に広まった
  • 🎨 ファン・エイクらフランドル派の画家たちがゴシック様式の頂点を描いた
  • 🏰 19世紀にゴシック建築復興運動がイギリスやスペインで起こった
  • 🔎 ゴシック小説も19世紀にイギリスで流行した
  • 💙 ゴシック的なものへの嗜好は広く人間の美意識の一部としてある

Q & A

  • ゴシック様式の特徴を教えてください。

    -ゴシック様式の特徴は、縦に長く伸びた空間、フライングバットレス、ステンドグラス、内部が石の森のような空間、装飾が過剰、怪物の像が多いなどです。

  • ゴシック様式はどの民族の様式ですか?

    -ゴシック様式はゲルマン民族や北欧の民族が生み出した独自の様式です。ギリシア・ローマの真似ではなく、ゲルマン民族自身の文化です。

  • ゴシック様式はいつ頃から発達しましたか?

    -12世紀前半から15世紀初めにかけてゴシック様式が花開きました。特に13世紀にジョットという画家が現れ、絵画表現に大きな影響を与えます。

  • ゴシック教会では画家が困ることは何ですか?

    -ゴシック教会ではステンドグラスが多用されるため、壁面を描くスペースがほとんどない。したがって画家は仕事ができなくなって困っていました。

  • 板絵が発達した理由を教えてください。

    -ゴシック教会には壁画を描くスペースがないため、携帯できる板に絵を描いて教会に置いていました。そのため板絵が発達しました。

  • 「国際ゴシック様式」とは何ですか?

    -13世紀のジョットの描き方が広まった絵画様式のこと。ジョットの人物表現などをゴシック教会の絵画に取り入れた様式です。

  • ゴシック様式末期を代表する画家は誰ですか?

    -15世紀初頭のヤン・ファン・エイクがゴシック様式の頂点とされています。ファン・エイクは油彩画の技法を確立し、ゴシックとルネサンスの橋渡し的な存在でした。

  • 19世紀のゴシック復興運動の背景を教えてください。

    -イギリスでは1829年にカトリック救済法が制定され、中世カトリックへの回帰がうながされました。その結果ゴシック様式への関心が再燃したのです。

  • ゴシック小説とは何ですか?

    -19世紀のイギリスで流行した、ゴシック的な怪奇趣味を反映した小説ジャンルのこと。フランケンシュタインなどが有名です。

  • 「ゴシック的」なものの魅力は何だと思いますか?

    -バランスの取れたルネサンス様式を美しいと感じるのと同じように、装飾過剰で怪奇なゴシック様式にも美意識があると思います。個人の中に両方の美意識が共存していることがあると思います。

Outlines

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<paragraph1>のタイトル

<paragraph1>の要約

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<paragraph2>のタイトル

<paragraph2>の要約

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Keywords

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Highlights

Gothic architecture emerged in 12th century as a Germanic style distinct from ancient Greek/Roman influences

Characteristics include tall vertical structure, flying buttresses, stained glass windows creating a forest-like interior

Decorative excess, mystical/demonic figures appeal to Germanic cultural roots

Transcripts

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このゴスってのもこれゴート族だから別の

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言葉で言とゲルマン風の様式っていう意味

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なんだよこれ言葉をこの一般に広めたのは

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ジョルジョバザーリあはっきりディスって

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んだよ界で番で秩序な

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様式これノートルダムの中ですけどねま

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こんな感じですよ

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こう先頭アとリブボルトがありますよとで

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外から見るとこうフライングバットですが

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やたら横に出てるからすぐわかるでやたら

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縦に長いで中入るた後やたらステンド

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グラスが多いそれはこのゲルマン民族の石

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の森文化っていうのがついに形になった俺

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はだからゴシックは石の森って言ってんだ

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よ石の森小太郎先生と覚えてくれって言っ

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てんだけどもう石でできた森みたいなんだ

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です

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[音楽]

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ねそれからパリのノートルダムには

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ゴシックのもう1つの特徴もよく現れてる

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んですよでも入り口皆さん絶対あのパリ

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観光いかいた方はご覧になってると思い

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ますけれどもこんな感じなわけです

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よどうですかみんな遠めに見てるから気が

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つかないけど近くに行くとこんな感じなん

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ですよこれ全部人ですよねこれ天使だと

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思うよ彫刻ほこれはあのフランスの歴代の

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王様

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ふだったりいろんな成人だったり天使だっ

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ここはもう最後の審判ですよこれパっと見

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ど谷さんスペインの人だからもう慣れ

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ちゃってるでしょこういうのもう過剰だと

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思わないでしょあ印象印象ですか印象

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めちゃくちゃ過剰です過剰過剰だけどあの

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谷のフり谷のルーツのさサラマンカって

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こういうのこういうのだけま見れちゃっ

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てる慣れちゃってるんだけど普通の人は

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これを過剰と見るよそうですね過剰だと

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思いますてこんなびしりなんだってもう

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あのどんだけやねんっていうもう装飾方な

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んですよこれまたあのバザーリのいう無

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秩序なんですよそんなにお金置く場所が

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あるともうなんかが置いてるですようん

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うちの事務所みたいなあ確か

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に収集がつかないこれバザーリに怒られる

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だろうちの事務所とかはやバルバーリって

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言われちゃうどういう気持ちでこういう風

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に過剰になっちゃったんですかあの森だ

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からもう森の葉っぱぐらいの森がわさわさ

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どんどんどんどんこうなってっちゃっんだ

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よゴシックも時代重ねるとシンプルが嫌な

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んですシンプルが嫌なんだ森だ

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から答えは森ですね森ですよそれはやっぱ

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あのギシみ海と違いますからバーっと

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広がって海じゃないですか森でいろんな

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ものにこう囲まれてないと落ち着かない

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ですよもう逆に森の暮らしはそうなんです

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ねでこの過剰性ねこれこれゴシの大きな

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ポイントの1つなんですよでもう1つは

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はいもう1このノートルダムのファサード

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よく見るとこれだけでもあれなのに

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ちょっと端の方を見るとです

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ね橋の方をよく見てくださいよ角の

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方なんかうんうん可愛い子たち

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がいっぱいいますね怪物だらけなんですよ

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はい方で全部怪物がってるんですようんも

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伊東中太の建築かよっていうぐらいうん

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ちょっと分かりませんけど知らないはい

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あの日本の伊藤中太っていうあの明治時代

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の建築家がいるんですよ平安神宮とか湯島

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展示とかやった伊藤中太の建築には必ず

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怪物が吉島天人いましたいるだろはいあの

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あと一橋大学の金松行動とかにもいるしさ

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ダビとかにももう怪物がいたら伊東中太だ

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と思えっていう人がいるんだけどはいそれ

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はやっぱりこのゴシックから伊藤中太学ん

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でるんだよそうなんですねこれだから司法

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を守るかのように怪物がやたらいるこの

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怪物趣味うーこれがまたゴシックの大きな

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特徴の1つなんだよふ怪物だの妖精だの

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ここキリスト教会ですけどっていう感じな

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んだ

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ようんそれまずいって思われる人はい

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なかったんですないんですよもうあのこう

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ゲルマン的なゲルマンケルと森にはほら

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怪物がたくさんいますからそうなんです

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ね怪物好きなんですよでそれもうキリスト

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教に無理やり入れちゃってるからこれは

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もう悪魔の部類ですよってつってああ悪魔

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って言っちゃえばうん悪って言っちゃえば

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もう悪魔に全部入れちゃうからあの

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ゲルマンケルト的な妖精とかあれねそれで

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日本のさ神社と同じでさ毒を持って毒を

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セスじゃないけどさあのごず

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天皇とかもさ本当は怖い神様が守って

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くれるようになるじゃん菅道もそうじゃん

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天人様とかももうそれ的な感じでこの角を

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守ってんだよこいつらがふ真なんですね真

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なんだよこれ真けっていう概念がそもそも

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キリスト教的におかしいんだけどおかしい

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んだけどそれはもうゲルマンケルトのあの

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信仰とキリスト教が集合しちゃってんだよ

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うんでさっき谷がフライングバットですが

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あ雨が流れてくって言ったけどそうなんだ

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よ雨が流れてくじゃん

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はいだからその先には全部ここいつ

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がこいつの口から雨が吐き出されるんだよ

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いやセンスありますよねあるかねいや

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面白い発想ですよねこういうのをダーゴイ

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ルって言うんだよああゴシ建築にくっつい

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てるこの雨の先にくっついててる怪物これ

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でもこれがさ全部にくっついてるからさ

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うんなかなかにうるさいぞそうでしょう

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うんこのノこここに全部くっついてるから

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ガーゴオイルがあ実はいるんですねいるん

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だよここになかなかにうるさいこれ

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ノートルダムの金の映画だともう

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キャラクターになってるなってました

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ガーゴイルたちがあとこいつもこいつも

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よくガゴイルって言われるんだけどはい

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それは正しくないんだよねガーゴイルは

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やっぱこの甘いのおおやつでこいつはね

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シメルって呼ばれてるんだけどキマイラだ

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よねま怪物だよねこれよく出てくるよね

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こいつうんこれまさに角でこうなんか

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守り神みたいな感じで鬼門封じみたいな

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感じで角にいるんだよこいつらうん見張っ

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てるんですねうんみんなここで写真撮る

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とこだよこいつと一緒にあ大きいんですか

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これの人間よりひまちっちゃいぐらいだよ

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結構あるんですうん俺もこいつにこうやっ

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てる写真あるよああ大きい一緒に並んで

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取れる並んでうんだからここここ手すりで

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ここにこのぐらいの感じで人が立つから

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へえみんなあのノルダムの塔登ると必ず

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ここで写真撮るよへえ角度によっては

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なんかあのこっちにエフェルト映ったりと

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かするからだゴシックっていうのは縦に

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長い石の森でやたらごちゃごちゃ装飾が

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あるそして怪物が

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大好きこれを覚えといてたいなこの怪物

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好きなあのゴシック精神っていうのがま

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特にほら北の方ではボスとかに受け継がれ

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ていくことになるわけですようんでそれが

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わりの言うところの何モス要素うん怪物的

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とうん呼ばれる遊園にもなっていくわけ

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ですけどもまボスっていうことでねま

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ようやくちょっと絵の話になってきたん

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ですけど絵の話もしとかんとあかんかなと

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思うんでしときたいんですけど

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[音楽]

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もちょっと戻ってさっきのピサの

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ロマネスクのピサ大聖堂のえ内人ですね最

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のある1番奥のとこを見てくださいこんな

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感じですよさっき言ってにここにあの

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ガリレオランプが下がってんだけどねここ

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にある壁側これチマブエうあのジョットの

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師匠のはいチマブエのしかもこれモザイク

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です

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ええあのフレスコじゃなくてモザイクの

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こういう絵がからもういっぱい液がうわ

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大きいんですねこれうんこれこれが

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ロマネスクの内人はいゴシックのパリ

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ノートルダムの内人こうですうんステン

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バー

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ねさてここで問題

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ですこのロマネスクの教会に比べて

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ゴシックの教会画家にとって困ることが1

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つあります何

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[音楽]

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でしょう絵がないうんとなぜだから

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ステンドグラスにステンドグラスになっ

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ちゃはい画家にとってはつまり絵を描く

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スペースがないんだよそうですね仕事が

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できないですねうんあのこれなんでかね

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はいデンマークはいデンマークだけはここ

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に絵を書くっていうえええすごいここに絵

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を描いた教会ってのがなぜか電マークに

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あるんだよでほとんど見えない

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よでまたほらだから細かい絵描いてるから

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ほとんど見えない普通はだからないんです

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よ絵画とかないんですよステンドグラス

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ばっかりなんですようんですねうんおい

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おいって俺たち絵描く場所ないようになっ

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ちゃったんですようん困りますねねで

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そんなこともあってかだからゴシックの

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時代の特にそのまゴシック建築が多い北

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フランスやドイツや

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する密がはいいやあといわゆる

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板絵多郎ですね

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はい今もキャンバスが当たり前だけど昔は

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板に書いてたじゃん板絵はいそれが発達

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するんですようんだからここ壁が書くとこ

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ないから仮に裁断側を書いて置くんですよ

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ああ板に書いたさサダがをここに置くわけ

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ですよついたてのようについたてのように

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はいはいだから壁画よりも板と密画が発達

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するんですよこの時代すごくでそれがどの

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ぐらい発達してったかってことなんです

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けど

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[音楽]

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ねじゃその車本の装飾がさし絵で見てみる

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とゴシックの初期の社本社本はもうあの

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ロマネスクの時代からあるからねこれが

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えっとね

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1195年ぐらいに作られただからもう

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ゴシックの初期に作られたこれアンジェ

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ビュルジェの紙片って言われてんだけども

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アンジェビュルジェって要するにインゲ

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ボルクなんだけどデンマーク工場のインゲ

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ボルクっていう人がフランスの高校の

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フィリップ2世のあの先になってインゲ

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ボルクフランス語読みにされちゃって

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アンジェビルジって言われちゃってんだ

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けどうんその人の持ってたこのお祈りの

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あの旧約聖書の紙片の文句が書いてある

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やつの挿し絵なんだけどこれを見るともう

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ロマネスクの時代と大して変わりないんだ

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よこれ背景はもう緊迫でえ1個になっ

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ちゃってもうなんか正教系のイコみたいな

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記号的で平面的な人が書かれていて

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ロマネスク時代の社本とねそんなに大きな

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変化はないんですよはいこれがだから

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ゴシック初期の状態なわけですよはい

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ところはこれそれが14世紀に入ってえ

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1323年から26年ぐらいにこうジャン

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ピュセルというもこの辺から名前が分かる

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ようになってくるんですよ作者のうんパリ

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のえその差し装飾密画の画家がいたんだ

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けどジャンピュセルがその総画を書いた

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ジャンヌヴェルビルの自党書いうやつが

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これなんですけどねうんこれのまちょっと

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小さいからあれなんですけどよく絵を見て

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いただくとこれとはもう確実に違うんです

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よあの陰影とかそうなんですよ違うでしょ

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あとこのなんつうの建物の書き方とかに

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延近法的な表現がちょっと出てきてるん

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ですようんそうですね奥行がありで人物の

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陰影とか人物の個性とかま例えばここの

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なんか天使の飛び方とかのこういう動きと

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かうんこれがもうちょっと格段に違うん

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ですようん1段1段ギアが違うんですよ

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この100年ででこれが13世紀のま初頭

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になるとこういう感じになってくるほ

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じゃあ13世紀の初頭に何がありました

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かっていうことなんですよ西洋海外で大変

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な人が登場したんですよジョットっていう

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人なんですよあああはジョットにボンド

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ネっていうイタリアのフレンツのはい画家

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がうん出たんですよ

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これ俗にジョット革命って言われるんです

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ようんでジョットの師匠はさっきあのピサ

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の聖堂のモザイク書いてたチマブエなん

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ですねこれ前もこのチャンネルでやったん

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だけど師匠のチブが描いた防指こんな感じ

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なんですよ弟子のジョットが書いた生母質

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こうなんですよ

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う大きい変化が大きなもうこのチマブエは

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やっぱりさっきのモザイクもそうなんだ

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けど基本的にイタリアの場合ビザンチンの

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影響がが強いからビザンチンのイコンぽい

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絵を書いてるんだけど確実にルネサンスへ

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の一方を踏み出したんですようんこの

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ジョット革命っていうのが13世紀の初め

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1300年頃にあるわけですよこの人が

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3000と現れたわけはいでカラバッジョ

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のさが出た時にカラバッジョのフォロワー

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をカラバジェスキって言ったでしょああ

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はいそ同じようにこのこの時代ジョッテス

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と呼ばれるジョットフォロワーがいっぱい

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出たんですよはいでまその1人があのシネ

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マルティニっていうシエナ出身の画家なん

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です

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この樹体告知で有名な人なんですけどね

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これさ額がゴシックだろ額がゴシック以外

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の何者でもないと思ってこのの作持ってき

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たんだけどはい画はゴシックなんだけど

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人物描写やなんかはは非常にあの陰影や

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動きが出てきてるんですようんでこういう

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そのジョット後の表現っていうのを国際

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ゴシクって言うんだよへえこのシネ

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マルティニは世界史で教皇のアビニオン

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補修ってやっただろ教皇がフランスの

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アビニオンにえ連れて帰れちゃうはいその

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アビニオン教皇長で活躍したんだよシモネ

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マルティニは呼ばれてはいでアビニオン

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教長には結構各地から呼ばれた画家が来て

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たわけだよはいでそのいう画家たちの間に

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こういうジョット風の表現が広まってえ

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前王に広まってくんだようんだこの

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ゴシック末期のこの動きを国際ゴシクって

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言うんだよへえ国際ゴシック様式ってのが

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始まるんだよはいでそういうのを受けて

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さっきのあのフランスの社本屋なんかも

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どんどんそのが発達していってで最終的に

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このランブール兄弟のベディコの意も豪華

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なる自動書ふみたいなとこに行くんだよね

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でちなみにこのベリコの意も豪華なる自党

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書はなんかリクエストもあったんではい

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次回やりますよあはいだからまそこであの

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じっくりその国際ゴシ様式っていうのを見

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てもらえると思うんだけどもまそういう風

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に進歩していったわけですよでこのベリー

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コっていうそのはやたら自動書いっぱい

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作った人なんだけど6つも残ってるんだ

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けどそのうちの1つには参加してたと言わ

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れるのがファンエイクなんですようーんや

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ファンエイクフーベルトファンエイクの

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兄弟でそのファンエク兄弟たちがいわゆる

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油絵の技法っっていうのを確立してこう

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いう社本の細密画とそれからそのジョット

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的なあ陰影表現人物表現を融合していく

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わけですよねうんでもうそのゴシックの

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時代をの最後を飾る頂点がやっぱりこれな

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んですよケントの裁断がこれあの当

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チャンネルで細かくやってますから見て

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ほしいんですけどもここに至るわけだから

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もうファンエイクはもうゴシック最後の

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国際ゴシックと呼ばれる時代とだけどこの

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辺もになってくるとちょっともうイタリア

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のルネサンスと時代が被ってくるから初期

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フランド派って呼ばれることもあるんだよ

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うんだファンエイクぐらいからボスぐらい

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までを初期フランドル派ってちょっと

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イタリアさと時代的に被ってるから

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フランドル派初期フランドル派って言うん

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だけどそこに流れてる精神はもう完全に

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ゴシックの精神なんですようんやっぱ基本

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過剰だし縦に長いしまこれにはあんまり出

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てこないけどあのファンエイクの最後の

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審判とかボスのあの閲だの方とか見ると

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怪物だらけだしみたいなうんそのゴス精神

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っていうのは北方にルネサンス以後も脈々

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と受け継がれていくわけですようんでま

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このようにですねゴシックっていうのは

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もうその名の通りゲルマン民族が自分たち

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の様式なわけですよだからその後イタリア

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の方がギリシャローマの復活ですよ

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ルネサンスですよっていうのが期たりして

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いろんな運動が起きるんだけど

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ちょくちょくこのゴシック精神ゴス魂が

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うん復活するんですよ

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うん北の画見てるとここにゴス魂あるな

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みたいなうんなちょこちょこ見られるん

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ですよで19世紀特にイギリスで第5

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シックリバイバルが起きるんですようーん

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これあのロセッティの回にちょっと説明し

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たんですけどもこれ1つの理由はイギリス

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ね1829年にカトリック新と救済法って

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いう法律が制定されんのよよ要すに

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カトリック公認したのええそれまで

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イギリス国協会でずっとあれだったでしょ

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でカトリック公認してカトリックが復興

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するんだよイギリスではいでそうすると

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カトリックの教会って基本全部ゴシックな

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んだようんはいその後イギリス国境になっ

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てるからはいイギリス国境の教会は

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バロックとかあるけどはいイギリスに残っ

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てる元カトリックだった教会ってみんな

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ゴシックなんだよだからなんいうの

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イギリス人のメンタリティではその

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カトリックイコール中世なんだよ

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ああそれ以後イギリス国境になっちゃっ

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てるからはいはいで大中性ブームが起きる

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んだよメディーバルブームがだから

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ロセッティの解説でも言ったんだけど

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ラファエル全波って言うだろはいなんで

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ラファエル全波って言ったかって言うと

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要するにルネサンスの前にそれつまり

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ゴシックだよゴシックの時代中世に帰ろう

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じゃないかかとういう運動でもあったわけ

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だよラファエル全波運動っていうのは

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ゴシックが古くて遅れたものっていう

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イメージではなくてうんルネサンスがあの

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西洋美術をダメにしたんだとはいゴシック

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の時代のねこういう射術性とかねあるいは

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その職人性職人とアーティストが不可分

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だった時代のああいう時代に戻ろうって

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いうのがうんプレイラファエリ

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ブラザーフッドの本来のあ趣旨だったんだ

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すぐ忘れられちゃうんだけどその趣旨なだ

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けどでもそれがどうして出てきたかて言う

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とその頃イギリスは第5シックリバイバル

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だったんだよ流行ってた流行ってただから

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イギリスにあの特にロンドンにやたら立っ

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てるゴシックの建築ってほとんど実は19

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世紀に立ったネオゴシックなんだよへえ

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それのもうさたるものが皆さんこれもこれ

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なんだよウエストミンスター宮殿おこれ

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19世紀に新しいネオゴシックの時代に

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チャールズバリーっていう人が設計したま

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色ウエストミンスター宮殿自体は昔から

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あったんだけど火事で焼けてこゴシですよ

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ほらこうツンツンツンツンツンツン

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ツンツンしてんじゃんこれも針あの支えの

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これねフライングじゃなくてイズのネオ

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ゴシックねこここういう風にやしてなくて

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なんだこうこういうのがこううんあの板

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みたいなやつがこうなってだここが埋まっ

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てるよでこんな長くなくてこのぐらいやつ

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がこのぐらいのやつが出っ張ってるよ

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へえこのぐらいの感じのやつがほうほう

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ほうほうちょっとスタイルが違うんですね

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うんのが多いんだ

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けどビッグベンてここの金の名前だからね

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た正しくはうんこの時計をビッグベンとは

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呼ばないから

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ねみんな時計がビッグベンととか塔が

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ビッグベンって言ってるけどこれは

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ウエストミンスタークロックですよビッグ

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ベンはこの中にある金の番低音のでかい金

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がビッグベンですよええ知らなかったです

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知らなかったキンコンカンコーンかなんか

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のコーンの音がビッグベンですよ

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ええ知らなかっ

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たまこう大ゴシックブームですよで同じ頃

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にやっぱりほらゴシック怪奇好きだから

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怪奇小説がブームになるんですよ例えば

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あのメアリーシェリーの

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フランケンシュタインとかあとブラム

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ストーカーのドラキュラとかうんうんああ

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いう小説のことを何て

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言うほら何ですかゴシックロマンと言んだ

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あそうなんですねああそうですか知ら

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ゴシックロマン第ゴシックロマンブームが

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へえ小説の世界でも起きるんですそなぜ

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ゴシックロマンと言うかというとそういう

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怪奇趣味がゴシックだからですよイギリス

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でそういうイギリスで流行ったのイギスで

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流行ったけどもうゴシックロマンって今

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もう普通普通名詞っいうか

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うんジャンルとしてあります今今ゴシ

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ロマン書いてる人もいますようんぐ

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イギリス発症なんですねイギリス発生なん

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ですよまあのもうちょっと前ので18世紀

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のホレスウルポールっていう人が最初って

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オトラント城期たっていうのが最初って

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言われてるんだけどもまゴシックロマンの

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ケフがあのアルジャノンブラックウッドと

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かロード男性にとかもうゴシックロマンの

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ケフはイギリスにあるんですよそれを

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たどるとあの怪獣好きのご怪獣好きの

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ゴシック精神に行くんですよええロさん1

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個いいですかんすかあのそうすると

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イタリアにはゴシ建築は少ないですか

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少ない少ないあやっぱりそうなんです非常

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に少ないあんまり受け入れられなかったん

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ですねうんそんなにゴシックじゃない

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ゴシックっぽいやっぱり結構流行したから

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あるはあるんだけどそんなにゴシぽくない

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フレンツのサンタマリアデルフィオーレ

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ピサのシャトみたいな感じでこれあの金月

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の金の塔なんだよねジョットがが設計した

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と言われるジョットの小動ってのが立って

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てそれがよくゴシックだって言われるんだ

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けどえこんなもん北のゴシックから見たら

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ゴシックのうちに入んねえよみたいなうん

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ゴシなんだよでゴシがあんのはやっぱり

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生ぜミラノとかあの北の方だけだよねうん

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うんスペインには多いよ多いですね

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スペインには多い特にカタルーニャとか

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あのこっちが地中海要するにフランスに

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近い方が多いんだよやっぱりフランス発症

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だからゴシってあとロマネスクの

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カテドラルにゴシ後から立てたりとかゴシ

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が乗っかっちゃってたりそうですね合体し

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てたりしますね元があのロマネスクの

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ところにどんどん乗っけちゃってたりする

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教会結構ありますようんそれドイツにも

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結構あるこれ元ロマネスクだったんじゃ

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ねえのみたいなやつが結構あるねうんうん

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あのこのゴシック精神で言えやさ

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カタロニアゴシックっていうのもやっぱり

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19世紀にはい活したんだよ流行ったんだ

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よカタロニアでもゴシリバイバルがあった

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んだよはいそのさあるものがガウディ

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じゃん思いましたガウディまさに森だなと

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ゴシックなんだよあれガウディはもうだっ

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てほぼほぼこれだろ

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うんほぼほぼこれあれガウディはもう完全

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にカタロニアゴシリバイバルの中から出て

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きた人なんだよあリバイバルの時期がどこ

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でもなんかこうイギリスでもイギリスでも

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うんスペインでも席にはゴシック

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リバイバルがあったんだようんだからこの

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ように美術師におけるゴシックっていうの

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はね12世紀のえ前半から15世紀の初め

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にかけてまゲルマ民族が初めて気づいた

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古代ギリシャローマの真似ではない

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ゲルマン独自の様式であり美色であり文化

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であるその特徴はやたら縦に長いとか戦闘

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リブボールトとフライングバットレス

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でその間を埋めるステンドグラスで内部に

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入るとまるで石の森のようになった空間で

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装飾過剰え射術的え怪物好きそういう特徴

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のある美術様式なんだけれどもこのゴス的

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なもっていうのはもうこの19世紀の

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イギリスのゴシックロマンもそうだしま

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今日のゴスロリに至る

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までもっと広いで使われてるわけですよ

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うんうんそのぐらいなんついうのかな人間

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にとってそのバランスの取れたこういう

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ルネサンスの建築を美しいと思うのと同じ

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ようにやっぱこういうものを好むうん美識

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というのもあるうんで意外にこれ個人の中

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に両方あったりもするっていうことですよ

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ね確かにそうですねはいということですだ

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からまごっていうのはゲルマンの木の文化

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とギリシャローマの石の文化が融合した

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ものであるそれからゲルマンケルト的なご

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親睦信仰とキリスト教が融合した神秘的な

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石の森なんだよということを覚えておいて

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いただければと思います面白い森ですよね

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まさに森石野森石野森翔太郎さんで覚え

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ました

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はい

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DET