【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
Summary
TLDRこのスクリプトでは、経済や株式市場に関する情報の発信の重要性が議論されています。間違った情報や過度に自信に満ちた発言は危険であると示唆され、専門知識を持つ人々が正確な情報を提供することが求められる点に重点が置かれています。また、株価の変動やバブルのリスク、投資における長期的な視点の重要性についても触れられています。SNSの普及が情報のフィルターリングを難しくし、投資家は冷静に判断する必要があると強調されています。
Takeaways
- 🗣️ 五藤さんが多くの質問に答えた印象。
- 📉 トランプが大統領になったら株価が暴落すると言われていたが、実際には経済や株価が上がった。
- 🧐 経済について曖昧な知識で間違った情報を発信する人が多い。
- 📊 金融商品は普通の商品市場とは異なる性質を持つ。
- 📈 多くの人が株を買い切ると、その後の追加の買い手がいなくなる可能性がある。
- ⚠️ 世の中がユーフォリア状態になっている時こそ注意が必要。
- 📉 株価が下がる可能性について、慎重な見方を持つことが重要。
- 🧩 金融市場ではプロでも予測が難しいことがある。
- 📅 長い目で少しずつ積み立てることが大切。
- 🔍 最近の市場の動きは過去数年間と比べても珍しい動きをしている。
Q & A
トランプ大統領の登場と経済、株価の関係についてどう考えていますか?
-トランプ大統領の登場は経済や株価に大きな影響を与えました。彼が選ばれた時には株価が暴落するとの予想もあった反面、実際には経済が好調になり、株価も上昇しました。
経済や株価に関する誤った情報の発信についてどう思いますか?
-誤った情報の発信は問題です。専門知識がない人が無闇に発言すると、人々を誤解させることがあります。正確な情報を提供することは重要です。
グローバル経済指標に注目する理由は何ですか?
-グローバル経済指標は、世界経済の動向を理解する上で重要な目安です。米国だけでなく、他の国々も注目しています。
専門家の意見と一般大衆の意見の違いは何ですか?
-専門家の意見は、豊富な知識と経験に基づくため、より深い分析が可能です。一方、一般大衆の意見は、表面的な情報や感情に基づくことが多いかもしれません。
株価の変動はどのように予測されるべきですか?
-株価の変動は、過去の傾向や経済指標を参考に予測することができますが、常に変わりやすい市場であるため、確実性はなく、リスク管理が重要です。
SNSが株価や経済に対する人々の反応に与える影響とは何ですか?
-SNSは人々の反応を集約し、拡張するフィルターとして機能します。しかし、一方で、過度な楽観主義や悲観主義を助長することもあります。
バブル経済のリスクをどのように管理すべきですか?
-バブル経済のリスクは、適切なリスク管理戦略を用いて管理する必要があります。市場の過熱を認識し、冷静に分析することが大切です。
株式市場における「買い」と「売り」の関係について説明してください。
-株式市場では、買いと売りは相関関係にあります。買い注文が増えると需要が高まり、価格が上昇します。逆に、売り注文が集中すると供給が过剩になり、価格が下がります。
為替相場の変動はどのように影響を及ぼすと思われますか?
-為替相場の変動は、国際的な取引や投資に大きな影響を与えます。相場の不安定さは、企業の収益や投資家の戦略に直接かかわるため、注意が必要です。
経済予測における「確実性」の意味は何ですか?
-経済予測における「確実性」とは、将来の経済状況を正確に予測できるという保証を指します。しかし、経済は多面的な要素に影響されるため、完全な確実性は存在しないと考えられます。
投資家として、長期的な視点を大切にすべき理由は何ですか?
-長期的な視点を大切にすることで、短期的な市場の変動やショックから離れ、より健全な資産形成が可能です。短期的な利益にとらわれず、将来を見据えた投資戦略を立てることが重要です。
Outlines
🤔 経済予測と専門家の視点
前半では田さんが五藤さんに多くの質問を投げかけ、経済や株価に関する情報の信頼性について議論しました。トランプ政権の影響や、金融商品の市場特性についても触れました。専門分野での正確な情報発信の重要性を強調し、断定的な発言が誤解を生むリスクについても言及しました。また、SNSでの情報拡散が市場に与える影響についても議論しました。
📉 バーショックと市場のリスク
2003年のゴールドマン入社時の状況や、VAR(Value at Risk)モデルについて話しました。短期的な市場動向に基づくリスク管理の危険性を指摘し、長期的な視点でのショックが発生する可能性を説明しました。老後の資産形成の重要性や、社会の仕組みを理解した上での資産形成のアプローチについても述べました。
Mindmap
Keywords
💡株価
💡金融商品
💡トランプ
💡バブル
💡VARショック
💡経済予測
💡SNS
💡資産形成
💡断定口調
💡ユーフォリア
Highlights
五藤さんの意見は、経済や株価に関する誤った情報の発信が多かったと指摘しています。
金融商品市場は一般の商品市場と異なる点について語られており、何でも喋れる人には怪しいと警告されています。
専門分野を持つ人々が経済についてぼやけていることに対し、正しい情報を発信することが重要だと述べています。
1人の人間があらゆる情報を整理して伝えることは難しいと示唆されています。
株価や経済の動向を予測することの困難さと、過去の予測が正確でなかった例が挙げられています。
SNSのフィルター効果がユーフォリアを助長していると指摘されています。
株価上昇時の注意喚起と、潜在的な売り重の強さが語られています。
投資のリスク管理と、過去の経験から学ぶことの重要性が強調されています。
株式市場の変動が過去数十年の経験から外れていると分析されています。
投資の際には焦らず、長期的な視点を持つことが勧められています。
需要と供給のバランスが価格形成に影響を与えることについて説明されています。
金融市場における買いと売りのサイクルが、市場の変動に寄与していると語られています。
過去の市場の動向を分析し、リスク管理の重要性を再確認しています。
投資における過去の関連性に習慣づけが危険であると警告されています。
老後の資産形成が切実であり、適切なアプローチが求められていると述べています。
社会の仕組みを理解し、資産形成に繋げることが重要だと強調されています。
Transcripts
前半はやっぱ田さんからこう五藤さんの方
にお聞きしたいことをたくさん話された
印象だった五藤さんの方からあのもし
なんか改めてちょっとお聞したいことが
あったらぜひぜひちょっとお話しいただけ
たらなというもしトランプなったら株価
暴落するみたいなこと言われてましたよね
少なくとも経済とか株価めちゃくちゃ
上がりましたし間違った情報発信してる人
って結構多いんですよあ金融商品って普通
の商品市場と違うんですよね何でも喋れ
ちゃう人って怪しい
たさんは何かグローバル指標米国だけで
なく注目されているいやでも五藤さんが
これ本当にプロというかずっと見
てらっしゃるのでや僕そうこ大事だと思う
のが自分の専門分野それぞれあってで経済
のことてなんとなくみんなこうぼやっと
知ってるからそれっぽいこと言って間違っ
た情報発信してる人って結構多いんですよ
わかんないこともこうなんですよって言っ
ちゃうと信じちゃうからあ定長じゃないと
なかなか響きづらかったりするので無理し
て断定口調でいう人いますよねでも経済
ってそんな単純じゃないし1人の人間でも
あらゆる情報を整理してきちんと言える
のってまチャットGPTだと言えるかも
しれないですけど1人の人間の音声無理
ですから何でも喋れちゃう人って怪しい
だった方がいいですよねあの結構テレビと
かでも
あのなんかこうすごい無しぶりの質問とか
されてきたりするんですけどのいいや答え
られませんとか年末の日経平均はいくら
ですかとかって聞かれると答えませんと
かって言ってるとこいつ使えねえなと思っ
て将来使われなくなるリスクがあるんです
けどそこで使われたいと思って必死に答え
てるともう自分のなんて言うんですか尊厳
とか長い目でのブランドがどんどん崩れて
いくのでいや答えられませんダメだったら
も仕事キャンセルしもいいですみたいな
感じで言ってますいや素晴らしいって言っ
てもま私も日経新聞の頃年末の日経金
いくらですかていろんな人に聞いてたん
ですけど
はいあうんでいくらなんですか
2分かんないですけど一応年始ぐらいに
言われた時はあのいくらとか分かんない
ですけど今年はどっちかていうと上がる
可能性高いと思うしバブルの高値は抜く
可能性そこそこどっかであるんじゃない
ですかぐらいの感じで言ってたんですけど
もうこの12ヶ月あっという間に来ちゃっ
たんでこっから先はよくわかんないです
あとはまあもう責任放棄みたいになっ
ちゃいますけどトランプになったからと
いってどういう世界になるかわかんない
ですよね8年前もトランプなったらこう
なるだろうって言われてた世界と少なく
とも経済とか株価はめちゃくちゃ上がり
ましたし事前に言われてたの時もし
トランプなったら株価暴落するみたいな
こと言われてましたよねなのでうんもう
本当に壮大な確実性ですよ
ね断定話とかファスト共有みたいなものも
含めてなんかこうそういうものに踊らさ
れいというかどういう風に向き合うと良い
のかまあでもあれですよねX
TwitterとかYouTubeとか
だけにベットしないってことですよねで
特に今みたいに株火炎安がはっきりして
くるとそれで儲かってる人の声がいっぱい
出てくるしその人たちのオラオラ感が
もっと強まってきますし逆にいやこれも
いよいよバブルだから気をつけた方がいい
よみたいな声ってかき消されちゃうんです
よねそうするともっとそうだ乗り遅れるか
もしれないみたいな感じで焦ってしまって
え行くわけですけどもでも世の中の人が
全員強気になって買いだ買だってなった頃
って大体もうピークになるんですよなんで
かって言うともう買いたい人買わなきゃ
いけない人買い切っちゃってるので追加で
買う人がもういなくなっちゃってるんです
ね何かだから逆回転のショックが起ったら
もう売る人がものすごく出てくる潜在的な
売り重がめちゃくちゃ強いのでま世の中が
ユーフォリアみたいになってる時はより気
をつけた方がいいしまそれは昔からそうな
んですけどSNSっていうフィルターが
あると余計それが拡張されてるような感じ
があるので気をつけた方がいいですよね
例えばえっと2022年って結構アメリカ
か下がったんですよねでも2021年ま
でってま今とちょっと近くてもう連日最高
ねSP500更新していてもうガー最強で
もうあの日本の遠預金してる人なんて常客
だみたいな感じであの煽られて黙って
積み立ててるだけでこんなになるのに
みたいな発言が多くてだいぶ極まってき
てるなっていう雰囲気はあったんですけど
まエテその後こ結構株が下がったりする
いうこともあるので
うん今がバブルとは言わないですけども
長い目で少しずつ積み立てするのはいいと
思うんですがその流れに常時て焦ったりは
しないっていうのは大事ですよねそなんか
そうですね価格って需要によって決まっ
たりするからみんなが買うと需要が上がっ
て値段が上がったりするて思うじゃない
ですかところが金融商品って今おっしゃっ
てたようにその必ず買った人はいつか売る
ことを目的に買ってるの
で普通の商品市場と違うんですよね
ゴールドマンに入ったの2003年だった
んですよはいでちょっとバーショックああ
小のですね時まさにその状況で金利が
すごい低くなってて債権日本国際がすごい
買われてる状況だったんですよねみんなが
買ってるからま上がってくんですけれど
保有してたら毎日ちょっとず儲かるとだ
からもうどんどんみんな買う買うわけです
よどんどんどんどんこうみんな買う量が
増えていってで最終的に何が起きたかって
いうとさっきのね五藤さんおっしゃってた
ようにもう買う人が新たにいなくなっ
ちゃってえ国際市場が暴落したとかって株
に比べて国際ってプロばっかりいるような
市場なんですよでプロばっかりいるような
市場でもそういうことが起きちゃうわけだ
からなおのことにわかで株に入っていって
え安くか高く抜けようっていうのはなんか
そうですねいや今のバーショックっていう
のはあのVARって書いてvaluアット
リスクっていうものなんですけどこう
難しい話するつもりないんですけどすごく
平たく言うとま最近1年とか2年とか場
にったら5年ぐらいの動き見たら世の中
って大体こんな感じだよねっていう風な
推測を立てるわけですよでこのまま行くん
だったらこれぐらい派手に暴れても大丈夫
だよねっていう風にやってるんですけど
あくまでそれ起こってるのってここ12年
とか3年の話であって何十年間に一度や
ショックって起こったりするんですよねだ
株に関してもこの11年見てるとめっちゃ
強いからまこんぐらいやってても全然
大丈夫でしょうて思ってても長い目で見る
ともっとやっぱショックが来てしまう
はっきり言って去年にの株式相場にしても
今年の株式相場にしても為替にしてもそう
ですけどねかなり珍しい動きをしてる時な
んですよこれが常に当たり前のことだと
思い込んででこの調子でやっていけばあこ
今年ま一気に3年前まで来たからこの調子
でいけば3年後には1億余裕でいくなと
かっていうような発想とかは極めて危ない
まある意味バーショックとちょっと似た
ようなリスク管理がその目先のあの過去の
関連に習っちゃうと危ないですよて
いう僕別にみんな投資した方がいいと思っ
てなく
てま半分反論になるかもしんないですけど
やっぱりその老後の資産形成って
めちゃくちゃ切実だと思うんですよね
えっと反応していですかはいその社会の
仕組みっていうのを学んだ上で資産形成の
話になるはいいこれなんかこうこ対立構造
になってますけどそうではなくてどういう
風なアプローチかっていうことで
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