「収益性と社会的価値を両立」チームラボの事業構造が参考になる
Summary
TLDR動画をご覧いただきありがとうございます。本日は、YouTube番組「夜明け前のプレイヤーズ」で、成田裕介さんとチームラボの井俊幸さんの対談が興味深かったので紹介します。チームラボはアートやクリエイティブな会社と見られがちですが、売上の7割以上は受託事業によるものです。この安定したキャッシュフローがアート活動を支えているのです。井さんの哲学は経済合理性のないことを追求し、独自性と競争力を持つことです。エヴァンゲリオンの制作会社と似た構造で、堅実な事業と夢を追求する事業が相乗効果を生んでいます。
Takeaways
- 🎥 チームラボはアートとクリエイティブな会社として知られていますが、売上の7割以上は住宅事業から来ています。
- 🏢 チームラボはANAやリソナ銀行など有名企業のアプリ開発など、堅実なキャッシュフローを持つ事業を運営しています。
- 🌐 チームラボのアート作品は世界中で高く評価されており、イーロンマスクさんも訪れたとされています。
- 💡 チームラボのアート作品は、住宅事業の安定した収益を基に徐々に発展させてきたとされています。
- 🏠 井子さんが出演した「カンブリア宮殿」では、住宅事業がアート事業の基盤となり、徐々にアートの割合を増やしてきたと語られています。
- 🎨 チームラボのアート作品は国内外で評価されており、村上孝志さんによって海外での人気が出始めたとされています。
- 🤔 アート界隈からは賛否両論があるとされているものの、ビジネスとして堅実なキャッシュフローと社会的なインパクトを両立していることが強調されています。
- 💼 チームラボのビジネスモデルは、堅実な事業と社会インパクトのある事業を組み合わせたポートフォリオ型であり、外部出資に頼らず自己資金で運営されています。
- 💡 経済合理性にとらわれず、独自性や唯一無二性を持つことを大事にし、競争力を高めるためのアプローチがチームラボの強みとされています。
- 🌟 チームラボは日本の文化や歴史を踏まえたクリエイティブなコンテンツを世界に発信する企業として、他の企業や起業家に模範となる存在とされています。
- 🔮 テクノロジー分野だけでなく、AIを活用してクリエイティビティを拡張し、独自の作品を作り出す時代が到来するとの展望が示されています。
Q & A
チームラボの収益構造について説明してください。
-チームラボの売上の7割以上は住宅事業によるとされています。彼らはANA、リソナ銀行、MUFG、ヒルズ、ケンタッキーフライドチキンなど、様々な企業のアプリ開発を行っており、その堅実なキャッシュフローがアート作品の制作に資しています。
チームラボのアート作品はどのようにして世界中で評価されるようになったのですか?
-チームラボのアート作品は、現代アーティストの村上孝志さんに注目され、海外での展示に招かれるようになり、世界的に人気を得ました。彼らの施設には外国人の10人に1人が訪れていると報告されています。
チームラボの事業の歴史について教えてください。
-チームラボは当初、ほぼ100%の住宅事業から始まり、徐々にアート事業の割合を増やしていきました。彼らのアート作品が海外で評価されるようになり、国内外で高い評価を受けています。
チームラボのビジネスモデルの何が素晴らしいと言えるでしょうか?
-チームラボは堅実なキャッシュフローを生む事業と、大きな社会的なインパクトをもたらす事業を組み合わせたビジネスモデルを持っており、これにより外部出資に頼らずに自己資本で活動を行っています。
チームラボのビジネスモデルに似た例として何が挙げられますか?
-エヴァンゲリオンの制作会社、株式会社カラーからてが不動産事業を行っており、そのキャッシュフローがアニメの制作を支えています。これはチームラボのビジネスモデルと似た構造を持っています。
チームラボのアート作品はどのような特徴がありますか?
-チームラボのアート作品は、技術と芸術の融合で、多くの人々を魅了しています。彼らの作品は独自性や唯一無二の魅力を持っており、世界中で高く評価されています。
チームラボの成功はどのように他の企業や起業家に影響を与えていますか?
-チームラボのビジネスモデルは、堅実なキャッシュフローを持つ事業と社会的なインパクトのある事業を組み合わせた成功例として、他の企業や起業家に模範となる存在となっています。
チームラボはどのようにして日本の文化を世界に発信していますか?
-チームラボは独自のアート作品を通じて日本の文化を世界に発信しています。彼らの作品は日本の歴史や文化を踏まえ、世界中の人々に対して日本の美しさと創造性を伝えています。
チームラボのビジネスモデルはテクノロジー分野の企業にとってどのような教訓がありますか?
-チームラボのビジネスモデルは、テクノロジー分野の企業にとって、堅実なキャッシュフローを持つ事業を構築しつつ、独自のビジョンを実現するビジネスを追求することが重要であることを教えてくれます。
チームラボの成功はどのようにAI技術の進歩と関連していますか?
-チームラボの成功は、AI技術の進歩によってクリエイティビティが拡大される可能性があることを示しており、AIを活用して独自のアート作品を作成することができる時代が到来しています。
チームラボのビジネスモデルを参考に、新しい起業家はどのようなアプローチを取るべきですか?
-新しい起業家は、チームラボのように堅実なキャッシュフローを生む事業を構築し、同時に独自のビジョンや社会的なインパクトのある事業を追求するアプローチを取るべきです。
Outlines
😀 チームラボの収益構造とアート作品の紹介
第1段落では、成田裕介さんがMCを務めるYouTube番組「夜明け前」での井俊幸さんとの対談が紹介されています。対談では、チームラボの売上7割以上が不動産事業によるとされており、その堅実なキャッシュフローがアート作品の創造に寄与していると説明されています。チームラボは世界中で評価されるアート作品を制作しており、その成功は国内外で高い評価を受けています。また、企業の歴史や収益性のある事業を通じて社会インパクトのある事業に取り組むというビジネスモデルの素晴らしい点を強調しています。
😀 チームラボのビジネスモデルと創造性へのアプローチ
第2段落では、チームラボのビジネスモデルが今後の企業や起業家にとって模範的であると述べています。チームラボは日本初のクリエイティブな価値を世界に発信する存在であり、テクノロジー分野だけでなく、日本独自の歴史や文化を基にしたコンテンツを発信することが重要だと指摘しています。さらに、生成AIの登場により、クリエイティビティを拡張し、独自の創造的な作品を作り出す時代が到来しているという視点も紹介されています。堅実なキャッシュフローを持つことの重要性を再確認しつつ、独自の価値観を追求することがビジネスの1つの選択肢として面白いとしています。
Mindmap
Keywords
💡チームラボ
💡収益構造
💡アート作品
💡ビジネスモデル
💡キャッシュフロー
💡社会的なインパクト
💡堅実な事業
💡世界的な評価
💡経済合理性
💡クリエイティブ
💡AIの活用
Highlights
成田裕介さんがMCを務める番組でチームラブの井俊幸さんとの対談が行われた。
チームラブの収益構造が興味深い話題となった。
チームラブはアートとクリエイティブな会社として知られており、売上の7割以上は住宅事業による。
チームラブはANA、リソナ銀行、MUFGなどからのアプリ開発を行っている。
堅実なキャッシュフローがあるおかげでアート作品に取り組むことができる。
チームラブのアート作品は世界中で高く評価されており、イーロンマスクさんも訪れた。
チームラブは住宅事業から徐々にアート事業の割合を増やしてきた。
現代アーティストの村上孝志さんにチームラブのアート作品が評価され、海外での人気が出た。
アート界隈からはチームラブの作品に対する賛否があるという。
ビジネスとして堅実なキャッシュフローを生む事業と社会的なインパクトを産む事業を組み合わせた構造が素晴らしい。
チームラブの事例は他の企業や起業家にとって参考になる。
チームラブは経済合理性と独自性、唯一無二性をバランスよく追求している。
チームラブの競争力の一つは経済合理性のないことを追求するイデオロギー。
チームラブは日本の文化を踏まえたクリエイティブな作品を世界に発信している。
テクノロジー分野以外にも日本独自の歴史や文化を発信することが重要である。
生成AIの登場により、クリエイティビティを拡張し新しいアート作品を作り出す時代が到来している。
堅実なキャッシュフローを生む事業を持つ上で、独自の戦略を追求することが面白い選択肢になる。
Transcripts
えいつも動画を見てくださってありがとう
ございます本日はですね夜明け前の
プレイヤーズというですねまイエ大学のま
成田裕介さんがMCを務めていらっしゃる
番組がYouTubeで流れてきてまして
チームラブの井俊幸さんとの対談でま
チームラボの収益構造みたいな話があって
ですねその部分が非常に興味深かったので
皆さんに紹介をさせていただければという
風に思いますまず何が面白いかって言と
ですねチームラボって一般的にはアートと
かクリエイティブな会社だっていう風に
思われてると思うんですけどでまそれは
それで事実なんですけどもただ一方でこれ
は番組の中でまいのこさん自身が
おっしゃってることですけどま売上の7割
以上はあの住宅というかまS事業の売上で
ちらっと調べてみたところANAとか
リソナ銀行
MUFGヒルズケンタッキーフラウツキ
などのアプリを開発してるとでこういった
ま自宅事業の堅実なキャッシュフローが
あるおかげでこういったアート作品に
取り組むことがまできているとチームラボ
のこのアート作品私実際会場に行ったこと
はないんですけど調べているとですね大日
外国人の10人に1人がチームラボの施設
に訪れてるだとかイーロンマスクさんだと
かがお子さんを連れていらっしゃってると
かですねすごいなというので世界的に評価
されるプロダクトではあると思うんですよ
ねもう実績すでに
こういった収益性のある事業がある上で
そういう社会的インパクトのあるような
事業に取り組んでるという点でま非常に
事業の構造として素晴らしいなという風に
思ってですねカンブリア宮殿だとかにこの
井子さんが出演した時もですね住宅で10
年食いないだみたいな話があってま最初
からそのアートをできてたわけではないと
住宅事業ほぼほぼ100%で徐々に徐々に
小さく小さく本当にやりたかったであろう
アート事業の割合を増やしてきたっていう
のがおそらくはチームラボさんのこの会社
としての歴史だとは思うんですよねある
タイミングで現代アーティストの村上孝志
さんの目にチームラボのアート作品が目に
止まってまそれがきっかけで海外から人気
が出てあの海外の展示に呼ばれるようなっ
たと国内ではチームラボさんの作品につい
てはまアート界隈からはそのま賛否両論が
あるみたいでまそこについて私はちょっと
よくわからないので一旦はま議論しません
けどもまただ言えるのはこういった
ビジネスとして見た時に堅実なキャッシュ
フロー生む事業と大きな世界的な社会的
インパクトを産む事業ってのを1つの会社
でこうポートフォリオを組んでいるのがま
素晴らしいなというとことでしかもそう
いったまあ今のね立場になるまでに住宅で
このの10年食いつなぐというのがすごく
迫力があるというかうん誰もがこれは参考
にすべき事例であるなという風に思います
ね似た構造としてエヴァンゲリオンって
いうアニメがありますけどあの制作会社の
株式会社からっていう会社でもですね
エヴァンゲリオンを制作を進めるために不
動産事業が実はキャッシュカになってその
おかげでエヴァンゲリオの制作を続ける
ことができたみたいなことをアの監督と
いういう方がですねおっしゃっていて似た
構造ですよねこれはなので繰り返しになり
ますけども堅実な事業があってかつ自分
たちが真にやりたいような世界観を実現
する事業っていうのが両方あると外部出資
に頼らずに自己資金だけで自分たちの好き
なことを追求できるというのでま1つの
やり方として非常にまおすめであるという
風に思いますとこういったま経済合理性が
ないようなも儲からないことをや
りっていうのが実はすごく大事な気がして
いてですねやっぱり一般的に評価されるで
あろう基準だとかKPIみたいなものを
追いすぎると他の方々と同じような存在に
なってしまってですね自分自身のその唯一
無性みたいなものが損なわれてしまうよう
な気がしていてですねあえて全く儲から
ないことをやるっていうのが独自性だとか
唯一無理性だとか競争力につがるんじゃ
ないかなという風に思いますのでその点で
経済合理性のないようなことを追求するっ
ていうこのイコ代表のま思想だとか哲学
みたいなものが間違いなくチームラボの
競争力の1つでありますしかつまそういっ
た作品があるからこそ日本のまなたる超手
企業からうちの案件もお願いしますという
案件の依頼が来たりもしていると思うので
堅実なキャッシュフローむ事業と壮大な夢
のある社会的インパクトのあるビジネスっ
ていうのがまお互いすごく相場効果を生ん
でいるという意味でま非常にこれから企業
だとかあとは今起業している方に対して
模範的なベンチャーの1つだなという風に
思いますので1つ参考にしていただければ
という風に思いますチームラボて日本初の
まクリエイティブだとか文化的価値みたい
なものを世界にま発信しているという点で
ケな存在であると思うんですけど一般的な
スタートアップとかベンチャーの方々に
よくある価値観としてテクノロジーのま
分野で社会インフラになるようなものを作
るっていうのが1つあると思うんですけど
それはそれで重要な価値観であると思うん
ですけどもただ一方でテクノロジー分野の
インフラとかプラットフォームみたいな
ものを作るっていうもの以外に日本独自の
歴史だとか文化だとかそういったものを
踏まえたクリエイティブだとかコンテンツ
を世界的に発信していくくっていうやり方
が実はなん私としてはここから1つの事業
のあり方としていいんじゃないかなって
いう風に思ってまして特にそういった
クリエイティブだとかそういうアート
みたいなものって一般的には才能がある人
しかできないという風に思われがちなん
ですけどもチットGPTを始めとする生成
AIの登場によってですね実はそういった
クリエイティビティみたいなものもうまく
そういったAIの力を活用して自分自身の
能力を拡張することができればそういった
クリエイティブな作品みたいなものを
うまく作ることができるような時代になる
気はちょっとしているんで授業もですけど
クリエイティブな作品を作って世に出して
いくっていう行き方が今後主流になる気も
していてとはいやっぱり堅実なキャッシュ
を生む事業を作るっていうことの重要性は
変わらないのでそういったものを持った上
で自分だけの代表策というかそういった
ものを追求していくってのが1つの選択肢
になれば面白いなという風に思いますと
いうことですねはい本日は以上です
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