壊れた景気先行指数!米経済はリセッションなしで逃げ切れるか?
Summary
TLDRこの動画では、日本の株式市場と経済に関する分析が行われています。アメリカのダウ平均がダブルトップの状態になり、景気の怪しい動きが見られる中、長期金利と短期金利の逆転(逆イールド)が1年半以上続いていることから、景気交代のシグナルが壊れた可能性について検証しています。また、日本の長期金利が急上昇し、キャリートレードの影響が示され、市場のリスクが高まっていると指摘されています。さらに、ダウ理論に基づく輸送株とダウ平均の相関係数を分析し、市場の不一致を示唆。投資家は資金管理に注意を払う必要があるとアドバイスがされています。
Takeaways
- 📉 アメリカのダウ平均株価がダブルトップの形になっており、経済の怪しい動きが見られる。
- 🔢 長期金利と短期金利の差が逆転し、逆イールドが発生している。これは景気後退の前兆とされていた指標である。
- ⏳ 逆イールドが発生してから1年半以上が経過してもリセッションは起きておらず、市場はこのシグナルが壊れたと感じ始めている。
- 💡 投資家はFRBが将来的に利下げすると予想し、短期金利が下がる可能性があるため、長期債に興味を持ち始めている。
- 🌐 アメリカの経済リセッションが来ないかどうかは不明が、市場は現在リスクオンモードで資金が流入している。
- 📊 景気先行指数も信頼性が失われ、マクロ経済指標が機能していないとされている。
- 📈 SP500とそのイコールウェイト指数の比較から、市場の一部の銘柄に資金が集中していることが読み取れる。
- 🚂 ダウ理論によると、ダウ平均が上昇している場合、輸送株指数も上昇している必要がある。しかし、輸送株はその動きと一致していない。
- 🗼 日本の長期金利が急上昇しており、これは市場のリスクオン姿勢を反映している。
- 🌐 世界的にインフレが上がっており、これはアメリカ経済に影響を与える可能性がある。
- 📚 投資家は注意を払うべきで、市場は非常に危険な状況に来ていると感じるべきである。
Q & A
アメリカのダウ平均がダブルトップとはどういう意味ですか?
-ダウ平均がダブルトップと表現されたのは、株価が過去の最高値を2回目更新したことを示しており、市場において上昇リミットが見えなくなっていると感じる状況を指しています。
逆イールドとはどのような現象ですか?
-逆イールドとは、一般的に長期金利と短期金利の差がマイナスになる現象です。これは経済の後退を予測する先行指数として注目されていますが、常に正確なシグナルとは限りません。
逆イールドが発生してからリセッションが発生するまでの期間はどれくらいですか?
-逆イールドが発生してからリセッションが発生するまでの期間は、過去の例では大体1年から1年半程度と言われていますが、今回はすでに1年半以上経過しています。
景気の先行指数として注目されているものは何ですか?
-景気の先行指数として注目されているものは、長期金利と短期金利の差、製造業の平均就労時間、Conference Boardの景気先行指数などがあります。
アメリカの経済リセッションは来るでしょうか?
-アメリカの経済リセッションが来るかどうかは不明ですが、逆イールドが発生していることや市場の動向から見ると、一部の人々はリセッションが来る可能性があると警戒しています。
投資家が長期債に興味を持つ理由は何ですか?
-投資家が長期債に興味を持つ理由は、長期金利が安定した利回りを提供するためです。また、将来FRBが金利を下げると予想される場合、長期債の価値は上昇する可能性があります。
市場におけるリスクオンモードとは何を指しますか?
-リスクオンモードとは、投資家がリスクを取り入れた投資を行うようになる状況を指します。これは経済が良くなったり、市場が上昇する兆しとされることがあります。
ダウ平均とダウ輸送株指数の違いは何ですか?
-ダウ平均は工業株平均を示すものに対して、ダウ輸送株指数は輸送業界の株価を集計したものです。ダウ理論によると、経済が良好であれば両者とも上昇するべきですが、不一致が見られることもあります。
日本円の動向がアメリカ経済に与える影響とは?
-日本円の動向は、キャリートレードという現象を通じて世界経済に影響を与えることがあります。円安が進むと、日本からの資金が海外への投資を増やすことで、世界市場の動向に影響を及ぼすことがあります。
最近の市場において重要なリスク要因は何ですか?
-最近の市場において重要なリスク要因としては、逆イールドの長期化、ダウ平均とダウ輸送株指数の不一致、キャリートレードの規模の拡大などが挙げられます。これらは市場の不安定化を招く可能性があります。
Outlines
📉 アメリカ経済のリセッションは来るのか?逆イールド現象の分析
この段落では、アメリカの経済状況と景気の先行指数として注目される逆イールド現象について解説しています。逆イールドは長期金利と短期金利の逆転を指し、過去には景気後退の兆しとされていました。しかし、近年は逆イールドが発生してもリセッションが起こらないという異常な状況が続き、市場の信頼を失う声も出てきています。また、投資家の動向や資金流入についても触れており、アメリカ経済がリセッションに直面しているかどうかを検証する議論がされています。
💼 投資家心理と市場動向の変化
第二段落では、投資家心理と市場動向に着目して分析しています。逆イールドが発生してもリセッションが訪れないという異常事態が続いていることから、投資家はリスクオンモードに切り替わり、資金を積極的に市場に投入するようになっています。ETFや年金基金への資金流入のデータも紹介されており、投資家のリスク回避からリスクへの積極的な姿勢への変化が伺えます。
📊 過去の事例から見る逆イールドとリセッションの関係
第三段落では、過去の事例を通じて逆イールドとリセッションの関係について掘り下げています。逆イールドが発生してからリセッションが起こるまでの期間について、過去のデータからパターンを探求しています。リーマンショック時の例から、逆イールドが長期にわたって解消されなかった場合にもリセッションが訪れることがあることを指摘しています。
🏭 ダイバージェンスと経済指標の分析
第四段落では、市場におけるダイバージェンスや経済指標を分析しています。SP500やイコルウェイト、ダウ平均などの指数を比較し、市場の不均衡を指摘しています。また、ダウ理論に基づく輸送株と工業株の相関性も考察されており、経済指標が景気動向を予測する上で役立つことを強調しています。
📈 日本の長期金利とキャリートレードの影響
第五段落では、日本の長期金利の動向とキャリートレードの影響について解説しています。日本の長期金利が急上昇し、過去の水準を超える可能性があることから、キャリートレードが崩壊するリスクがあると警告しています。また、為替市場の動向にも触れており、円安が進むことで日本の金融当局が懸念していることも紹介されています。
🚀 経済のジェットコースター性とリスク管理の重要性
最後の段落では、経済のジェットコースター性とそれに伴うリスク管理の重要性が語られています。経済は大きな動向を持っており、事前に兆しが見えている場合でも、市場はそれに気づかないことが少なくありません。そのため、資金管理やリスクを取る際の注意点についても言及しており、投資家には警鐘を鳴らしています。
📚 新著の発売と投資家へのメッセージ
最終段落では、新しい書籍の発売に触れ、投資家へのメッセージが込められています。書籍は発売前から大きな注目を集めており、多くの予約が入っていると報告されています。作者は読者のおかげで新しい知見を得られると感じており、投資家に先見性とリスク管理の重要性を再確認するよう促しています。
Mindmap
Keywords
💡逆イールド
💡景気の先行指数
💡ダウ平均
💡リスクオンモード
💡キャリートレード
💡ダブルトップ
💡QE
💡インフレ
💡ETF
💡景気後退
Highlights
5月30日という日付で今年の半分が過ぎようとしているが、アメリカのダウ平均がダブルトップになり、怪しい感じになっている。
アメリカの景気について話すが、長期金利と短期金利の差が逆転し、逆イールドが起きてから1年半以上立っているが、リセッションは起きていない。
逆イールドが景気交代のシグナルとして考えられていたが、今回もリセッションは起きていないため、市場はその信頼性を疑い始めている。
10年金利と2年金利の差がマイナスになると逆イールドが発生し、過去にはリセッションが1年半後に発生する傾向があった。
投資家がFRBが利下げするのを待ち、短期金利が下がると予想し、長期金利が下がる一方で短期金利は上昇する。
市場はリセッションが起きると予想しているが、逆イールドが発生して2年近く経ってもリセッションは起きていない。
過去の例から見ると逆イールドが発生してからリセッションが起きるまでに時間がかかる例もある。
景気先行指数も景気交代に入る前に下がる傾向があるが、今回もそれが働いていない。
経済指標が働いていないかもしれないと投資家が考え始め、マクロ経済の理解が失われつつある。
資金流入が増加しており、投資家はリスクオンモードに入っている。
SP500とSP500イコールウェイトの比較から、市場の一部の銘柄に資金が集中していることが分かる。
ダウ平均とダウ輸送株指数の相違から、景気が良好であると判断されるべきではない。
日本の長期金利が上昇し、市場の流動性が大きく影響を受けている。
キャリートレードが進行中で、日本の金融当局が懸念を表明している。
アメリカの株価指数が表面上では高いが、実際の状況は良くないとの見方がある。
経済や株式市場はジェットコースターのように、大きな動揺があると説明されている。
投資家は資金管理に注意し、リスクを取りながら市場に参加するべきとアドバイスされている。
6月17日に本が発売され、事前予約が可能である旨がアナウンスされている。
毎月発行されるノートでは、知性学から相場分析、指標解説まで幅広く解説されている。
Transcripts
[音楽]
おさんオン
ライン皆さんこんにちはメルハバ探えみ
チャンネルようこそMCのひろこです5月
30日ということでもうね来月から6月え
今年の半分が過ぎようとしているわけです
けれどもいよいよアメリカのダウ平均が
ダブルトップみたいな形になってきて
怪しい感じになってきましたねそうですね
うんはい今日のテーマは今日のテーマはね
実はねアメリカのま景気についてお話しし
たいんだけど実はですねはい景気の先行
指数の1つとしてされているこのえ長期
金利と短期金利のはいはいま逆転逆
イールドとか逆イールドですねうんの
えがもう起きてからはですね彼これもう1
年半以上実はそうだいぶ立ちますよね立っ
てますはいはいえじゃ景気交代来
るっていうシグナルだったはずですよね
そうそうなんですよ2年近くですね続いて
いてえうんもうまだリセッション起きない
のこれ普通だったらあの発生してからはま
大体1年とか1年半ぐらいで起き
るっていう風にされていたんですけど今回
はですねそうはなっていないのでうんこれ
も壊れたんじゃないかとあなるほどていう
風にみんなそう思い始めてうん思い始めて
てえちょっとその検証をですねしたいと
うんなるほどはいアメリカのリセッション
は来ないのかどうなのかこの辺り今日は
えみさんにしっかりと教えていただきたい
と思いますこの番組は岡さんオンライン
パードバイおさん証券の提供でお届けし
ますはいでは早速教えてくださいうんはい
まずですねえこれがあの長期金利と短期
金利の差としてま最もよく見られるもの
10年金利と2年金利の差ですねうんでえ
当然ながらあのえ2年金利の方大きくなる
とこの差がマイナスになりますよねこれが
逆イールド発生した曲前ま一応これはい
あの昔から機能はしてるって言われている
んですがま89年からですねこれ取って
みるとま確かにその逆イールドが発生して
からはいまあ1年え1年半後ぐらいにま
このリセッションこのグレイの部分ですね
が発生するとはい確かにパターンとして
パターンとしてはですねえそういうこと
ですでえただしえこれ1回解消しないと
いけないですねああ1回プラスにてから
そういうことですでなんでそもそもこう
いうことが起きているのかって言うとこの
長期金利と短期金利の差がはいえマイナス
になるもつまりえ逆転すると長期金利と
短期金利の差っていうのはねということは
ま今もそうなんですけどま実際見てみると
実際そうなんだけどはい
えなんなんでこういうことを起きるかて
言うとよく考えて欲しいのはま例えばね今
え普通のまアメリカのTビルとかですね
短期祭っていうのはえアメリカの長期祭
例えば10年祭ってにま
4.6えより高いです5%取れるわけそう
なんですよ短い方が高いのおかしいよねっ
ていうそうま普通に3ヶ月入れたらもう
5%以上取れるわけなんですよでえま普通
にそう考えた場合にはこれ永遠に続くんで
あればそうした方がいいよねずっとねはい
だけどなんでこういうことがそもそも論と
して起きてるのかっていうとはいみんなが
投資家さんていうのはもうもうしばらくし
たらあのもう景気が悪くなってFRPは
利下げするだろうとはいはいああはいそう
なった場合にはこのいわゆる短期祭のえ2
回りっていうのは一気にうんえ1%まで
下がるかもしんないし0%に落ちるかも
しれない短期金利っていうのはフェデラル
ファンドレート政策金利に釣れるからそう
そういうことですそういうことですで一方
ではい今10年祭4.6で買っとけばそれ
をもうロックするからその10年間はい
うん4.6の利回りを10年間固定する
ことができるインカム原因ですねインカム
もうそうだから美味しいですよねもちろん
当然ながらうんでこれこういうような原理
が働くからこそみんなが長期祭が欲しく
なっちゃって長期祭の金利が利回りが
下がるはいで短期祭は需要がちょっと少な
いってことそういうことですで短期サの
利回りっていうのは逆に上昇するとまこう
いうことなんですよつまり目先
リセッションが起きるかどうかで
リセッションが起きるとえFRBっていう
のは利下げするだろうと利下げしてしまう
と今短期で買っているものていうのははい
もうあの過に買う時はもう同じ金利で
見つからないかもしんないし利回りが
大きく下がる可能性があるからあの長期で
あの安心したいんであれば今のうち30年
歳とか10年祭に入れておくといいとで
これはその通りですもう心理として私も今
普通に考えてたらこんな何が起きるか
わからないような状況であの先行きがね
知性学リスクもあるしはいまそれ10年歳
とかおいしいよねだって4.6%くれんだ
もん毎年ね今買っとけば利回りが4.6%
だから
でまあの大きく金利が下がったら価値も
上がるわけだ
はいがに昇する能ありわかりませんけど
はいうんただまあの少なくとも逆イールド
が発生しているとこは市場は目先ははい
うん景気は交代するだろうと思ってる思っ
ているうんただしかしですねこれはもう
すでに逆イールドが発生したからこれ発生
したの2022年の秋なんですよはい発生
したからもうすぐ今年の秋までもこれがが
回収しなければ2年近2年ですねはいで
さらにえこれさっきも言ったように1回
これ解消してからも時間がかかってるじゃ
ない過去の例見てみるとそうですね解消し
てから景気こなくして景気交代うんそう
うんだから一部ではこれがうんワークし
なくなったんじゃないかとうんうんはい
うんという風に言われてるんですねつまり
役イールドドっていうのはもうその景気の
先行指数としては使えないとうんうんいう
風にですねはいってるがいでもう1つです
ね実は同じことが言われているのははい
これなんですよこれもえ今度
カンファレンスボードの景気先行指数で
はいでこれも複合指数なんでまあのえ金融
経の指数を3つ入れてえっと非金融経の
指数主に製造業とかですね製造業のる平均
あのま就労時間とかを入れたもの7つで
トータルで10個で複合を作はいますで
これもかなりあの信頼度の高いものでで
過去に例えばですね景気先行がこうやって
大きく下がった局面っていうのはこう必ず
景気交代に入ってるんですよはいでさらに
景気交先行指数なんで景気交代が終わる前
にこれが上向くんですリバウンドはいそう
だから例えばこれがリーマンショックの時
なんですけど傾向体終わる前にこれ
リバウンドしてるんですねはいはいうんで
今回のこのケースはこれ見て欲しいんだ
けど結構ねリーマンショックほどの期間で
はないものの
うん本来であればこのりでね景交代に入っ
てるはずなんですよアメリカ経済ははいで
すでにこれだってリバウンドしてるしてる
んだよねもうだからこの間に警交代あった
のかないよねだからこれもワークしなく
なったんじゃないかとそう見えますねこれ
そう見えている少なくともでそうなると
はいまそもそも論としてもうマクロ経済と
か経済指標そのものがもうわからワークし
なくなっちゃってはいもうこれはもう
あまりにもお金をすりすぎたせいでもう
私たちがもうワンダーランドに今
たどり着いた可能性があるんじゃないかと
まで言っている人たちがいますなるほどで
当然ながらこのえ心理センチメントって
いうのは投資家さんにも影響を与えていて
今年に入ってからはかなりリスクオン
モードになってきたんですよはいアメリカ
の投資家さんですねはいでこれ見てみると
これがあのへのこの資金流入ですねこれ
あの一応ETFとえっと年金ファンドへの
資金流入ですあのえっとアクティブのあの
全部投資信託とかそう投資信託とあの年金
ファンドに資金で見てみると2021年が
やっぱ1番あの大きくてまこれ確かにその
パンデミックの翌年で株がものすごい勢い
で上がってたんでただし2022年って
いうのはこれ見てくだめちゃめちゃ留出し
てるんです1回流出してたんですねこんな
にねそうですこれは相当流出してますし実
は去年も流出してるんですようんそうです
ねこうやって見るとうんそうマイナスなん
ですねしかし今年に入ってからはこれ
172ドルぐらい5月15日時点でえ資金
流入準流入ですねが入ってますまおそらく
この1320億ドルのうちえ2割下手し
たら3割わからないですけどが多分
ジャパニーズマネーだと思うあ日本のそう
2そう23マネええ本当はいはいでという
ことでまさっきも言ったにもうこの
センチメントもうこれはもう米国はもう
リセッションはないとそのもう景の先行数
とか製造業とか悪化してもリセッションに
はならないとはいいうもうワンダーランド
の世界に入ったということでも株が永遠に
これから上がりますよっていう
センチメントが今広がっているちょっと楽
的楽観的なねかなりねというような状況は
ありますではい確かに過去にえじゃあその
この長い期間ねま例えば今近くなんでま
300営業日とかま大体営業営業日で言う
と1年で営業日が200営業日ぐらいなん
でま1年半2年近くなんでま300営業日
以上にわってえその逆イルドが発生した
まま景気交代
って過去に起きなかった事例はあった
かって言うと実は10年2年ではあるん
ですあ10年2年はい10年2年ではあっ
たんですが
はい10年と3ヶ月っていうまこれあの
取り方は色々あります1番代表的な10年
2年ですけど10年3ヶ月で取る場合も
あるしこれは特にあのFRBの場合10年
3ヶ月見るんではいじゃその3ヶ月の方の
逆イールドこれですねはい短いかなり3
ヶ月って短い国際のそう短い国際でこれが
ま起きてからだからえま長い期間にわって
えま200日以上ですねにわってま景気
交代がうんなかったケースていうのは実は
リーマンショックはそうなんですよはあ
うんリーマンショックがかなりこれ実は
発生してからはこれが発生したの2006
年なんではい2006年から実際の景気交
が2008年のはいえま秋口なんで結構
時間があります今ほど長くはないけど一応
ねこれも時間はありますそうですね長さと
してはですねうんでもう1つはですねこん
だけ長かったのが1974年でであの時は
ちょっとここチャートにないんですけど
うんえその時も結構逆この10年と3ヶ月
が逆転してからはまあ200日以上経って
起きているけどえまそこまで深い
リセッションではない74年の
リセッションですねでもう1つは1929
年なんですよう大教皇だそうだからこの3
件だからこの長い期間にわってうんはい
あのええっとと逆イールドが発生したけど
その後リセッションが起きたケースはい
はいうんだから今みたいなケースっていう
のは過去に実は33回ぐらいあってはい
この10年と3ヶ月で見ると3回ぐらい
あって1929年と74年とまえっと
2008年でこのうち2つはかなり強い
はいま1つは大教皇って言われていてもう
1つはあの100年日度の切てリマン
ショックなんでというような状況なので
その意味ではま完全にこれが壊れたと言い
にくいはいまだそんなねまだわからない落
してはいけないかもそうまだわからない
ただしま確かに
あの当初の想定え的には確かにマクロ的な
予想っていうのは今回はあんまりワークし
てないのこれ事実ですよ少なくとも今まで
はワクしてないまこれはそうまあのもう
あまりにもお金を吸ってしまったがために
もうあのパンデミックでいろんなものが
壊れてしまっているはいえというのはある
ただまそのお金ってねどんなても永遠では
ないんだどっかでそこあのそこれあそそう
枯れる時はあるしまもう1つはやっぱり
そういうことやってるからこうインフレが
世界的にね上がったんですよねというよう
なだから状況なんですだから今回は米国は
リセッション米経済リセッションなしで
逃げきれるかどうかに関してははい私は
多分逃げきれないんじゃないかなと思って
はいます未だにね思ってはいますがただし
かなりですね私みたいに思ってる人が数が
少なはいましだんだんマイノリティにな
マイノリティでもう見ての通り市場も相当
リスクオンモードなのでそうですね資金が
入ってますもんねという状況でその相場も
見てみるとただね相場もちょっとねかなり
歪んでてはいはい例えばですねSP500
とSP500のイコルウェイト見てみると
このえっとSP500はオレンジですねで
イコルウェイトははいえっと青の方です
イコルウェイトっていうのはあの皆さん
はい
え何かっていうとそのまあの同じ全てあの
過重えっと中に入ってる500車に同じ
ウェイトを与えたものなんですねうんま1
つはだから3月にどっちもP500も
えっとイコールウェイトも高な更新してる
んだけど足元ドはですね指数だけ高な更新
しててえそのイコルウェイトが下ってって
きてますねうんこれが1つだから大バジス
を起こしていてとなるとえどっちかという
とい数があの市場全体で強いというよりも
やっぱりあの一部の銘柄にお金があの
かなり集中してしまっているっていうのが
もうこれ実態なんですよねこれが1つ目の
ダイバージェンスですでこういう
ダイバージェンスが起きるとその後株結構
調整し大きい調整入ってくるんでちょっと
気をつけなきゃいけないのはこれが1つ目
のダイバージェンスでもう1つ目の
ダイバージェンスっていうのはダウの
ダイバージェンスでダウ理論の
ダイバージェンスですこれは多分前も指摘
したと思うはいですけどこれ上がですね
ダウ平均さっきおっしゃってたように
ダブルトップになってるでしょそうなん
ですよねであの下がですねえダウ輸送株地
ですああもっと景気にねこう左右される
やつですねそうですまダウ平均っていうの
皆さんあのご存知の通りこれ工業株平均な
んでうんあのえっと工業株平均でダウって
いうのは輸送株平均もありますでえダウ
理論ていうなダ理論によるとこのダウ平均
がつまり工業株平均っていうのは最高値を
更新してる時は輸送化指数も最高値を更新
しなければいけないうんうんもしそうじゃ
なかったらこれはただの登記だってことに
なるんですねなぜかと言うとまこれ考え方
が非常にシンプルでとても前あの100年
前からある話なんだけどはい非常に明確な
んだけどある国であの経済が活発であって
景気が良くなっているんであれば当然
ながら交通量が増えるよねそうです物量
輸送量が増える貨物量が増えるっていうま
そういう考え方ですねまこれはあのはい
あのどの国にも実は通用します中国とかで
もねあの同じえものがそのそうそうあり
ますのでまそういう意味であの見た場合に
はこれ全然輸送株だめじゃないですかそう
なんですよだから輸送株っていうのはね
これあの高値を今回ねコンファームして
ないんですよえ去年の9月に高値を更新し
てからはそこには近づけておらずダは
上がってても輸送株質っていうのずっと
これこうあの高値は更新しなかったんで
はいこののダイバージンスっていうのこれ
かなり危険なんですよだからここに来て
ダブルトップっていうのだからまある意味
だからなるべくきてるかもしれなるほど
かなり危険なはいこれが2つ目ですねはい
で3つ目の3つ目の多面かなこれがつ目の
多めは日本の長期金利ですはいああも
ちょっとスピード最近早い1.1までもう
来ちゃっ昨日ねえ今朝1.1超えたよねで
それでその後に日銀動いたか分かりません
けどあの1.え06まで下がっているけど
ただこれははいまこういううん皆さんあの
え大きくですねやっぱりそのえっと
え株にお金がまあのこんだけねリスクオン
になったお金が入ってたりとかある意味だ
からその全体的にねあのえ市場の流動性
っていうのはかなりやっぱジャパンが
大きいですしもう1つはやっぱキャリー
トレードなんですよ円安っっていうことは
縁売りでそこ他のものを買ってるそうです
でキャリートレードのまこれはちょうど
昨日ノート書いてるんであの為替関係でね
今回のテーマじゃないんで詳しく知りたい
とはぜひノあの読んでくださいあのだけど
何を言いたいかっていうとそのあのここ1
年間でもキャリートレードでも18%
くらい取れてるんですよあそんなに取れて
ない取れてますキリトレーダーはねでそう
考えたいありリスク18%ぐられてる
ものすごい今キャリートレードの全ですね
規模というのはそう膨らんでいてただこれ
が今の足元の円安を加速させていて足元の
円安があのものすごく今日本の金融当局が
懸念してるんですそうですよねはいであの
ここに来てやっとですねまこれ私以前から
ずっと忠告していて為替相場っていうの
為替市場っていうのなめちゃいけないんで
はいはいえなめるとかなり危険な止まら
なくなる止まらなくなっちゃうからそこに
ここに来てそのね意識し始めて前回もね
そのちょうど上田さんが北田総理に怒られ
たって誓られたって話をしてたんですけど
まさにその通りなんですこれあの出てるん
ですあのもう報道でねはいはいえ光を受け
たとでえこういう状況なのでこれはつまり
え市場っていうのもこれが分かっていて
10年金利っていうのは高騰し始めている
でこれを
ま本来今までだったらこれを抑えるために
ま要はいわゆるQやってそうですねえ両手
間和作日銀が国際帰って潰すと潰すでも
それをもう今日銀がやってしまうともう円
がアンコントローラブルな状態
ジャパニーズ円がねに陥るとはあとなると
ですよえみさん円キャリートレード大前生
でもうみんな安い円の金利でね円借りて他
にてうんの延期に上がってくるとできなく
なっちゃうじゃないできなくなりますそう
だからこれはもうできなくなっちゃって
そうなると日本の投資家さんもだって地元
であの日本で2%3%取れるんだったら
うんあえてあのリスク取る必要ないよね
日本の年金ファンドとかもそうだし日本の
個人投資家さんもそうですはいそうなる
可能性はありますでこれははいちなみに
こんなに大きくねま1%まだ一応2012
年時点のねうんこのこのちょうどここね
1.1%200013年かな11年ですね
この水準だ2011年です2011年だ
もうはいもう2011年レベルまで今
上がっていてというのはえもうアベニュー
ミックス開始前のレベルですね異次元緩和
開始前のレベルもう異次元緩和の分を今
飛ばした感じです
でここからさらにあのどこにじゃ行く可能
性があるかっていうと2%ぐらいまで
上がる可能僕はあると見てるあ長期金利が
そう長期金利がで実際ちなみにあの
リーマンショックの前ちょうど2000
えっと7年えにはもう2パ行ってたんで
日本株はえ日本の長期金金だから今回も期
2%にタッチしてでそこでもうキャリー
トレードがもう完全にえ崩壊して終わって
それがみ今度アメリカのバブルを崩壊させ
てでアメリカのリセッションというのは
これで始まる可能性があるこの3つこの
方面ですねああなるほどあのこれは特に
日本というのは金利が上がるともうこれ
最後なんですよもう最後の砦なんで日本と
いうのははい日本が緩和やってるからその
お金でみんなリスク取ってジャパンマネー
です世界はジャパンマネーで上がってたん
ですねはいで今のまどれぐらいか分から
ないけど1兆ドルか1.5兆ルかっていう
あのえっとキャリートレードの規模ですね
まさらにそこに今複雑なあのレバレッジを
かけてるんではいはいま最近もう1つね実
はねもう僕4番目の青面って今日ちょっと
あのえ資料に書く暇なかったんですけど
言うとアメリカは今
えっと株のある株のもちろんそのそのえ株
とか一部の株をまとめたもののETFが
ありますよねでそのETFにかけるものも
出て出ていてあもうその派生商品が
いっぱいあるんですかそうそうそうそうで
これってね
CDスクエアってなったんですよあの
クレジットデットオブリゲーションあの
えっとリマショックの時つまりクレジット
デットアプリケーションっていうのはま要
は債券をまとめたものでその債券って要は
人が金利払ってできてるじゃないでさらに
それをそれにかけるものもあったんではい
それってもうちょっと何がこう複雑化して
てそうどこにリスク取ってるか見えなく
なって見えなくなってくるんでそれがもう
出てきちゃったんでもうもうものすごい赤
信号だな
は最ね思っている次第ではございますはい
アメリカのえ株価ですねインデックスも
表面的には高いけれどもま実態を見ると
あまり良くまもうすぐもうちょっと行くか
もしれないこの手のもっていうのはこれ
当然ながらそのえリーマンショックの時も
2006年から大体分かってたんですよ
これ不動産思が悪くなるとかねバーリー
さんなんかも2006年であれ立ててる
から自分のポジションねあの2年近く
かかってそのもまだまだ行っちゃったから
今回もねはいえまビディアなんかねあの
連日上がってるけどまああいうバブもう
バブルの末期少女なんですよ完璧にねはい
それしか上がんないですからねでただ
分からないこれはもちろんだからと言って
空売りしろっていうわけではなくてうん
あのまず個別株の空売りって元々やるべき
ではないで私の投資哲学としてはねえその
意味ではただしまこういうことが起きてる
ことぐらいは知っといた方がいいま今
ちょっとかなり危険なテリトリーに来て
るっていうことしたここからまずさらに上
に行く可能性はなきにしもあらずだけど
はいまかなり危険なテルトに来て
るっていうのはあの分かった方がいいです
しこの手のものってね経済とか株っていう
のは特に言うと大きなあのジェット
コースターで考えた方がいいんですよで
ジェットコースターっていうのはあの乗っ
たことありますありますありますよね
あれってさあの僕は1番前にじさ乗るのが
大好きでおなぜかというと1番前に乗っ
てると天井超えたからねしばらく落ちない
んですようんはいはいはいうんでこっちが
ねこういう風になっててもこれあれ後ろが
ねはいあの超えないとはいああそっかそっ
か重いからこそう重いからねでケーキって
いうのも経済っていうのもそういうもんな
んですよだからこれだからこそ先行指数が
あって一致指数があって地行指数があっ
てっていうタイムラグがタイムラグがあっ
て天候数が悪化してたりとかしててもまだ
落ちないんですようんで落ちる時は一期だ
からねなるほどそういうそういう大きな
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いたしますえみさん今日も貴重な話どうも
ありがとうございましざそれでは皆さん
また次回お会いいたしましょうごげよ
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