【落合陽一】「AIは生命に近づいているふうにみえる」『動的平衡』の福岡伸一が「生命とは何か」を解説「計算機が生命に近づくためには…」「生命は個体でなく流体」ダーウィニズムでは説明できない進化の謎とは?
Summary
TLDR進化と生命の複雑さについて語る動画スクリプトの要約です。目の進化を例に、レンズや網膜、神経細胞などのサブシステムが独自に進化し、最終的に視覚機能を形成するプロセスが説明されています。また、生命はエントロピー増加の法則に逆らって動的な平行状態を作り出すことで定義され、AIの言語学習モデルが人間の言語獲得プロセスを再現する可能性についても議論されています。さらに、生命と計算の関係や、進化の大きなジャンプとしての細胞の複雑化についても触れられています。このスクリプトは、生命の神秘性と科学的解明の難しさを興味深く紐解いています。
Takeaways
- 🧬 生命の進化には、目のような複雑な器官の形成が含まれており、それは単純な自然選択だけでは説明しきれないと述べています。
- 🌟 目の形成には、透過的なタンパク質のレンズ、光を感受する網膜、そして信号を解釈する神経細胞などのサブシステムが必要なと触れられています。
- 🤖 AIの言語モデルは、人間のように自然言語を扱えるようになり、その学習プロセスは人間の言語獲得モデルを再定義する可能性があると議論されています。
- 🧵 DNAや言語のような情報の並びは、紐づけと連続的な情報の流れによって意味を持つと示唆されています。
- 🌌 生命はエントロピーの増加に対抗し、秩序を保つ計算的なプロセスであると見なされています。
- 🚀 生命の複雑さを象徴する細胞のコンパートメント化は、単純な突然変異ではなく、共生関係に基づく進化的ジャンプであると述べています。
- 🧠 脳のニューロンの発火は、高速で教示的な関連性に基づいて行われ、生命現象は同時性の秩序を持ち合わせていると触れられています。
- ⚡ AIの発展は、計算機が生命のように振る舞う能力を持つ可能性を示しており、生命と計算機の間には曖昧な境界があると語られています。
- 🤔 生命と非生命の境界は、エントロピーの増加に対する抵抗力があるかどうかに基づいて考えられると示唆されています。
- 👶 子供の記憶は一般的に不確かであり、7歳頃の幼児は多くの記憶を失う傾向にあるとされています。
- 🔍 スクリプト全体を通して、生命、進化、AIの言語モデル、情報の流れ、そして生命と非生命の境界について深く掘り下げられています。
Q & A
進化の過程で目はどのようにしてできたと考えられていますか?
-目はレンズのような透明なタンパク質が集まり、光を集める仕組みを発達させる必要がありますが、それだけでは目とはならず、網膜のような光を感受する仕組みが必要とされています。さらに、これらのサブシステムが機能し始め、自然選択によって進化し始め、最終的に目が形成されます。
生命の定義は何ですか?
-生命は、動的平行という概念に位置づけられており、個体というよりは流体であり、時間と空間を超えた情報の集合体として捉えられます。生命はエントロピーの増加に抗い、自己システムを形成し、持続的に新しい平行状態を生み出す能力を持つものです。
AIが自然言語を学習するプロセスはどのように進化していますか?
-AIは膨大な数のパターンを学習し、その中から最適解を選ぶことで自然言語を習得します。これは、言語を作り出すための原型的なモデルを持つという従来の考え方とは異なり、より量を求める学習プロセスを経て自然言語を獲得するようになっています。
生命と非生命の境界線はどこにあると考えられますか?
-生命と非生命の境界線は、エントロピーの増加に勝てなくなる瞬間とされています。また、計算と生命の中間地点は、統計的な解を見つける計算機と生命現象の間に位置づけられる可能性があります。
進化において大きなジャンプが起こったとされる幻覚細胞とは何ですか?
-幻覚細胞とは、単純な細胞が複雑化し、コンパートメントを持ち、ミトコンドリアやエンドプラスミトコンドリアなどの細胞器を持つ細胞へと進化する過程です。これは単純な突然変異ではなく、共生関係に基づく進化的ジャンプとされています。
子供が成長するにつれて記憶を失う理由は何ですか?
-子供が成長するにつれて記憶を失う理由は、脳の発達と学習のプロセスに関連しているとされています。また、子供の脳は大人よりも柔軟であり、新しい情報を吸収する必要があるため、古い記憶を整理し、新しい記憶を形成するプロセスが行われています。
進化の過程でサブシステムがどのように機能し始めるのかを説明してください。
-進化の過程でサブシステムは、自然選択によって徐々に進化し始め、最終的に機能し始めます。例えば、目の進化では、レンズや網膜、脳の細胞群などのサブシステムが進化し、光を集める機能を獲得し、光を感受し、情報を脳に伝える仕組みを形成します。
生命現象を計算に還元することの意義は何ですか?
-生命現象を計算に還元することは、生命の複雑さを数学的・計算理論的な概念で解明し、より深く理解することができることを意味します。また、バイオインフォマティクスの発展により、生命現象を計算モデルに基づいて分析することで、医療や生物学の分野で新たな発見を目指すことができます。
AIの言語モデルが言語を学ぶプロセスはどのようにですか?
-AIの言語モデルは、大量の言語データを学習し、パターンを認識することで言語を学びます。このプロセスは、人間が言語を獲得するプロセスとは異なり、言語の基本モデルを持ちながら学習するのではなく、学習データから最適解を選ぶ計算プロセスに基づいています。
進化の謎に対する現代の科学的な理解は何ですか?
-現代の科学では、進化の謎に対する理解が進んでいますが、まだ完全には解明されていない部分もあります。特に、複雑な器官や機能がどのように進化し、サブシステムがどのように機能し始めたかについては、ダーウィンの自然選択説だけでは説明しきれない部分があり、さらなる研究が必要です。
生命がエントロピーの増加に抗う方法は何ですか?
-生命はエントロピーの増加に抗うために、自己システムを形成し、持続的に新しい平行状態を生み出すことで、不安定さからエネルギーを得ています。生命は、環境からのエネルギーを利用して自己を維持し、繰り返し自己を壊して再構築することで、エントロピーの増加に対抗しています。
AIが言語を学ぶ際の学習量とその能力の関係について説明してください。
-AIが言語を学ぶ際には、学習量が増加すると、その言語処理能力も急激に向上します。学習量が10の24乗、25乗、26乗ほどになると、言語の理解能力が大幅に向上し、自然言語をより自然に扱えるようになります。これは、人間が言語を獲得するプロセスと類似しており、大量の言語データを通じて言語モデルを構築するプロセスです。
Outlines
🤔 進化の謎と生命の定義
進化の過程で目のような複雑な器官がどのように発達したか、また生命とは何か、無生物との違いは何なのか、といった問題について議論されています。また、AIの発展とそれに伴う言語モデルの学習についても触れられており、生命と計算の関係性や、進化の大きなジャンプを引き起こす共生現象などの話題が展開されています。
🧠 AIと言語モデルの進化
AIの発達とそれに伴い、言語モデルがどのように自然言語を習得し、人間の言語獲得モデルを再定義する可能性があるかについて解説されています。また、AIが持つ潜在的な力と、それが生命に近づけることができるかどうかについての議論もされています。
🔬 生命の進化とサブシステムの進化
進化論において説明しきれない進化の謎、特に目のような複雑な器官がどのように進化し、サブシステムがどのように機能し合って目が形成されたかについて説明されています。また、自然選択の仕組みと、生命の計算的性質についても議論されています。
🌐 バイオインフォマティクスと生命の計算
バイオインフォマティクスの観点から、生命が計算の上に成り立つという考え方と、生命が多量の計算を行って自己システムを形成するという視点から、生命と計算の関係について語られています。また、生命と非生命の境界線や、進化の中で大きな進化的ジャンプが起きた理由についても触れられています。
Mindmap
Keywords
💡進化
💡自然選択
💡サブシステム
💡動的平行
💡エントロピー
💡AI(人工知能)
💡言語獲得
💡ブラックボックス
💡DNA
💡計算
💡細胞
Highlights
進化上の大きな謎の一つは目がどのように進化し、必要なサブシステムが機能が見えないのにどのように進化して集合するかということです。
自然選択が機能しないサブシステムが独自に進化し、最終的に目のように機能的な器官を形成するという進化の仕組みは、ダーウィンの進化論だけでは説明しきれないとされています。
福岡新一さんは、生命を「動的平行」にあるものと定義し、生命の持つ動的な特性を強調しています。
VTRによる表現で、生命は個体よりも流体であり、環境との情報の流れによって形成されると説明されています。
現代の人間感はコンピューター上では異なる形をとる可能性があり、生命は情報の集合体として存在すると考える視点が紹介されています。
生命はエントロピー増加の法則に抗い、新しい平行状態を作り出すことで持続的に更新されるとされています。
AIの言語モデルは自然言語を獲得する能力を持ち、人間言語獲得のモデルを書き換える可能性があるとされています。
AIの学習プロセスは、統計的な解を見つける計算プロセスであり、生命現象と計算の間には深い関係があるとされています。
言語モデルの学習は、量子論的な結びつきを作り出すような自然現象に近く、生命に似ていると感じる人もいます。
大規模言語モデルはパラダイムシフトをもたらし、ブラックボックスの中で何が起きているのかが興味深いとされています。
DNAの言語体系は、情報の並びから紐出されたものであり、言語と遺伝子の鎖の類似性を指摘しています。
生命と非生命の境界は、エントロピーの増加に勝てなくなる瞬間と捉えることができます。
生命進化で大きなジャンプがあったとされる幻覚細胞の登場は、単純な細胞が複雑化する瞬間を指し、進化の他の側面を明らかにします。
幼児の記憶に関する話題では、7歳ぐらいの子供は大部分の記憶を忘れることがあるとされています。
生命は多量の計算を行い、その結果をフィードバックして自己システムを形成する計算現象の一形態と考えられています。
生命と計算を分ける要素は、エントロピーの増加に対する対応であり、非戦形的な境界線が存在するとされています。
Transcripts
進化上の非常に大きな謎は例えば目がどう
してえできたか目ができるためにはレンズ
のような透明なタンパク質が集合するよう
な進化が必要なんですけれどもそれだけで
はあの光を集めるだけで目にはならない目
になるためには網膜みたいな光を感受する
ための仕組みがいる全部が合体しないと
四角という機能が現れないからそこまで
行かないとい
自然選択がかからないわけですよねなのに
もかわらずレンズや膜や細胞というサブ
システムが機能がまだ見えないのにま自然
選択にかからないのにそれぞれ斬新的に
進化してきて集合するっていうそのえ教示
的な進化っていうのはなかなかダウイズム
だけでは説明できないのでそういっ
たものをねどう説明していかていうことも
大きな課題なんですよねAIの側の上長性
が上がってくとまやがてあの辺は生物に
なり得ると思いますからうんそこは
[音楽]
あのこんばんはうりお茶のお時間ですいや
今日もね生物無生物の教会戦というわけで
ま生物って何だろう無生物って何だろう
そしてどこまでが情報なんだろう何がえ
生き物で何が宇宙でまいろんな話まで行く
んじゃないかと思うんですけどもま今日も
そんな深いところまで行けたらいいなと
思いましてそんなことにぴったりのゲスト
に来ていただき
え生物学者作福岡新一さんです
どうぞはいどうも
こんばんはいつもは万博の会議でなんかご
勝してますからいつもありがとうござい
ますよろしくお願いしますよろしくお願い
します
えはいじゃあ福岡先生のご紹介から行って
みましょうかねというわけでえスライド
どうぞでんえっと生物学者え作家の福岡
新日さんです青山学院大学教授
ロックフェラー大学客員教授さされており
ます19599年東京生まれ京都大学大学
院博家庭終了波動大学研究員京都大学助教
時など経て原職でごねますとえ大阪関西
万博2025年開戦のテーマ事業
プロデューサーも務めておりまして私とは
テーマ事業えテーマプロデューサー会議の
たびに毎回お会いしていますよろしくお
願いしますとで主な著作にえっと生物と無
生物の間えサントリー学芸省受賞とか同的
並行シリーズなんかがございますが生命と
は何か同的平行論から取り直した所作を数
多く発表されていますさあ福岡さんの言う
同的並行とはデデンとえっと合成と分解え
参加と還元切断と結合などえ総矛盾するえ
逆反応が絶ず繰り返されることによって
秩序が維持され更新されてる状況を示す
生物学用語で私が生物学者として生命を
捉える時生命を生命楽しめる重要な特性だ
と考えられるものであるとだから生命とは
何かと言われたら躊躇なくそれは動的平行
にあるものと定義することになるとえ
おっしゃってますとなんと動的平行を表現
したVTRがある行ってみよう
でいい感じだあなるほど
これはいつお作りになったんですかえ5年
ぐらい前です5年ぐらい前でもこの絵結構
綺麗ですねへえま粒子がこう環境から
流れ込んできてま一瞬人間あるいはえ
ネズミの方たを取るわけですけれどもえ
それはまた環境に戻されていくというえ
生命というのはま淀みというかえ個体と
いうよりは流体でありえさらに時間を
伸ばすとまあ期待のようなものでもあるか
もしれないというそういうイメージをえ
映像にしたものですねはい非常に味わい
深くてまこれ人の人の形もねだって今や今
あの形っていうのはおそらく我々が遺伝的
に構成した形であってコンピューター上に
いる我々はこの形じゃないかもしれない
けれどまおそらく何らかの粒子や何らかの
情報の集合体としてえ形を作っており
えっとま近代的人間感とすれはああいう
人間感だと思うんですけどそうでもない
あらゆるえっと構成やえ生態系やえなん
だろうなえ代謝の中で我々が存在して
るっていうのは非常に味わい深いと私も
思いますそれはあ生命がそのパーツの
スタティックなま集合体ではなくてパーツ
自身が常にえん入れ替わりながらあ新しい
平行状態を常に作り出すためにま率先して
え自分自身を壊しながらあその壊すことに
よって生ずる不安定差を使ってまた
作り直してえま基本的にはエントロピー
増大の法則に対してえなんとか抗ってる
ものがあ生命だなっていう風なコンセプト
がま同的平行ということなんでま本当の
こと言えば先ほどうんさんが言ったように
科学平行とは違ってま動的な不平行が非
平行があ生命なんですけれどもまそれ
を短くして同的平行と呼んでるわけですね
などま近年例えばこうやってITが
盛り上がったりAI出てきたりしてAIの
側の上長性が上がってくとまやがてあの辺
は生物になり得ると思いますかねうんそこ
はあの興味深い課題だと思うんですけれど
もはいその生成AIががねあのえある種の
その自然言語をま語れるようになったそれ
は
うんその学習料がえまある一定の生地を
超えたら急にえ自然にできるようになっ
たっていうことなんですよねでそれって
その人間の言語の獲得のモデルをやっぱり
書き直すま書き的な
え枠組になる可能性があるわけですよね昔
はあのまチョムスキーのえ言語モデル
みたいに何かその言語をえ作り出すため
の原型みたいなものが脳の中にあってえ
そこにあらゆる言語がはまってえ構成さ
れるという風に考えてましたけれどもえ
生生AIの言語学習を見るとそんなえ基本
モデルはいらなくてとにかく
あのえ膨大な数の
えパターンを学べばその中からま最適会を
選べるっていうまあある種その量がえま
この言い方ちょっと誤解産むかもしれない
ですけど何かこう量子論的なねあの
結びつきを作り出すみたいな感じで
え生命に近づいてるっていう風には見え
ますよね確かになんか僕はその言語とか
学習投入量が要は10のま24条25条
26乗ぐらいになってくると水論の能力が
急に上がってくるっていのはま我々
コンピューター研究者にとっては非常にお
おなるほどって思った瞬間なんですけど
ただあれを考えてる時によくなんから頭の
中に宇宙が思い浮かばれててで惑星と惑星
が衝突しないことには何も始まらないと
すればとか星と星がぶつからないことには
何も起こるないとするとスカスカの元号
状態ととかスカスカのオブジェクトとか
情報の状態だと多分何も起こらないけれど
そこが十分に満たされてくるとまあの鎖が
絡み合うようにオブジェクトオブジェクト
が総合認識されるようになんかそれがあの
ま例えばアテンションなのか何らかの
重み付けによって紐づいて言語の体型だっ
たりとか構成だったりっていうのを
作り出していくっていうのは実に
ナチュラルな現象だなって思っていてで
それってま物理がけだ例えば総転位っって
言われてるようなあの1個前の状態から
ちょっと変わってくる状態になるためには
あのま量が一気に変わったりとかあとその
全体のえっと定常状態がまた違うところに
繊維していったりとかなんかそういった
ところがすごい重要だなと思っていてで
その観点ではやっぱり生物も最初物質が
散らばってる段階ではおそらく生物になり
得なくてそうなんですよねでそれと似て
ますよねなんかそうなんですよだから
あの言語モデル大規模言語モデルっていう
のは非常にあのえ的なまパラダイムを
もたらしてるなっていう風に思うんですよ
ねえま実際あのえま今ブラックボックスと
呼ばれてるあの中では何が起きて
るっていう風にお合さん見てますかまあれ
はなんかまベクトル
ベクトライズマニュファクチュアを作っ
たりとか特定のものとえっと同じような形
のシンボルを持つものを引っ張り出してき
たりつげたりすることをしてい
るっていうのを我々はなんか言語処理って
呼んでるんだろうなっていうイメージが
あって逆に言うと言語モデルを見てる時に
じゃ例えばDNAっていうのはどういう
言語体系をあのたくさんの情報の並びから
紐出していったんだろうとかじゃそれは
質量のないえっと単純にベクトルで表現し
た物質を返さないまもしろ物質をさない
言っても電子的なものは返してるんです
けど物質を返さない情報的なやり取りの中
で何らかの紐付きが次の紐付きを結び出し
てくっていうのはあの遺伝子の鎖もそう
ですしあの単語の列から言葉の列も非常に
鎖的な振る舞いもしますしああいった
ところのなんか類似性をすごく僕は感じて
いてなんか情報のまとまりをすごい
たくさん作ってあげるとその情報は転がり
続けるっていうところになんか僕はあの
非常に言語とあのうん我々がシンボルあ
アミノ酸でもあのコドでもエキでもいいん
ですけどならかのシンボルで離散化した
ところの間の紐付きを感じていますねそう
ですねその紐漬けていうのもそのま単純な
こうリニアなモデルっていうかあのえ風が
吹けば穴が儲かるみたいなうんある種の
こうアルゴリズムではなくてえま生命現象
の中で起きてるう形な秩序っていうのは
うんま本当に同時性があるわけですよねA
ということが起きたからそれがま
あZということをもたらしたというよりは
AとZという現象がまほぼ教示的にえ関連
付けられてえ細胞の中でも起きてるしえ
遺伝子が発言する時も同時に必要なものが
現れてくるあるいは脳のな中のま
ニューロンの発火でもえ脳の中でま例えば
5cm離れてる場所っていうのはえもし
電気的に繋がってるとしたら何
ミリセカンドかあのそうですね電気的だ
もう多分ミリもかかんないですねそうそう
ですよねでもそれよりも早くあの教示的に
発火してますからまその辺があの大規模
言語モデルみたいなえもので
え説明できる部分があるのか
うんあのもう1つその進化上の非常に
大きな謎は
えまその単純なダーウィニズムうんだとえ
まあらゆる思考錯誤があま突然変異によっ
て起こってまその中で環境にえ適したもの
がたまたまできた時にまそれが自然選択で
え選ばれてえ広がっていくだからま膨大な
時間さえあれば
え盲目の時計職人でもま時計ができ
るっていうまブイもタイプライターを叩け
ばシクスペアがけるみたいそうというま
モデルがありますよねで確かにそういう風
に
え生命が進化してきたという風に見なせる
えことあると思たくさんあるんですけれど
もそれでは説明できないことがあるんです
よねそれはあのえサブシステムがあ集合し
てできるようなえ仕組みがどう進化した
かっていうことで例えば目がどうしてえ
できたか目ができるためにはレンズのよう
な透明なタパ質が集合するような進化が
必要なんですけれどもそれだけではあの光
を集めるだけで目にはならない目になる
ためには網膜みたいな光を感受するための
仕組みがいるそしてえそれだけでも目に
ならずその感受した網膜から得た電気信号
がま集合してそれをコーディングするため
のえ細胞脳の死細胞群がいるそうすると
レンズ網膜死細胞っていう3つのえサブ
システムがえ徐々に進化しながら合体し
ないと目ができないわけですけれども全部
が合体しないと四角という機能が現れない
からそこまで行かないと自然選択がい
かからないわけですよねなのにも関わらず
レンズや網膜や死細胞というサブシステム
が機能がまだ見えないのにま自然選択に
かからないのにそれぞれ斬新的に進化して
きて集合するっていうそのえ教示的な進化
っていうのはなかなかダーウィニズムだけ
では説明できないのでそういったあものを
ねどう説明していくかっていうことも
大きな課題なんですよね質問で生命イー
計算機っていう質問が来てて僕は生命も
計算機だしこの世界も計算機だと思ってる
しその逆もしかり計算機が生命だとすると
あらゆるものは生命であるっていう風に
考えた時にあの生命と非生命の間までも
あらゆるものが計算であるって捉える
ところと計算と生命の中間地点はどこに
あるんだろうなってのは僕のあんまり計算
と非計算っていうものをせかないのでこれ
をちょっとお伺いしてみたいうんですけど
まその計算っていうのをどう捉えるかです
けれども先ほどから議論にあるようにあの
はい解析的な会を求めるっていうのが計算
だとすると生命は必ずしもそういう方法で
解を作ってなくてえ統計的
なえ最適会を見つけてるえ統計的な解を
見つけるのがまあの計算機によってできる
かどうかっていうところがま議論になると
思うんでもしそれが計算うん3期にもあの
自然に滑らかにできるようになれば計3期
は生命に近づくとは言えるまと思います
はいまあバイオインフォマティクスって
いうのはそもそもあの生命現象がある種の
計算の上に成り立ち逆に言うとそれは計算
に還元されているっていう考え方なので
あの生命が計算機っていうのはなんか
みんなの生き方の中ではだいぶ違うかも
しれないけど我々研究者からすると生命が
多量な計算を行いそしてまた計算の結果
生命にフィードバックしてきたのであるの
はここ30年のパラダイムそのままなので
あのそんなにわかんなく僕はあの生命生命
っていうのは計算現象の1つでありその
計算のフィードバックていうのを何らか
検知して自己システムを形成するっていう
もんだと思っておりますので逆に言え
ば生命と計算を分けるものは一体何
でしょうかと言われるととある
エントロピーの増大までで非戦形的に生じ
ている正と市の間の境界線が生命と非生命
を分けるものっていうことですか先ほど
おっしゃってたように死はエントロピーの
増大に勝てなくなる瞬間があるまそうです
よねまそうそういう風に解釈はできますね
そうですねえまただ生命進化の中で最も
大きなジャンプというのは幻覚細胞って
いうごく単純な細胞がま神格細胞っていう
あのミトコンドリアとか用力体とかあ細胞
の中にコンパートメントを作って複雑化し
た瞬間なんですけれどもそれは単純なあの
突然変異でそうなったわけではなくてま
USBを差し合いみたいにお互いにえ得意
分野を持ち寄ってえ協力した時にま
ジャンプが起きてるわけですよねだから
あの進化っていうのは弱肉強食あの適者
生存っていう風に見られがちですけれど
むしろあのリタ的な強制が起きた時の方が
大きなジャンプが起きてるってい風に言え
ますね僕幼児性棒結構興味があってあの
ちっちゃい子って7歳ぐらいで記憶大体
そうさえじゃないですか忘れるってことて
どう思いますかそうですねま
[音楽]
あの
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