【大相場が来る】株を買っていない人はおしまい/インフレ時代に「現金を持つ恐怖」/日本人の大多数がパニックになる/米国大統領選の「本当の問題」/インフレと円安は加速し続ける《朝倉慶:前編》

ラクマチ RAKUMACHI
3 May 202436:32

Summary

TLDRこのスクリプトは、株式市場の変動とその背景にある経済的、政治的な要素について詳しく解説しています。講演者は、過去のリーマン・ショックを予測し、その後の市場動向を分析しました。また、株価が秋に暴落するという歴史的パターンや、米国の政治情勢、中東の緊張状況、さらにはSNSの影響力など、様々な要素が市場に与える影響について語りました。重要なのは、現在の市場上昇がバブルではなく、過去とは異なる世界で起こっているという視点です。講演者は、インフレの再燃とそれに伴う経済変動が、今後の株価上昇とインフレの進化をもたらすと見ています。このトークは、株式投資家や経済に興味のある人々にとって、非常に興味深く有益な情報を提供しています。

Takeaways

  • 📈 株価が上昇しているが、それがバブルと呼ばれる人々は株に関する知識が乏しいと思われる。
  • 🏠 不動産業が過去にバブルを経験しており、株価が下がることを知らなかった時代があった。
  • 💰 アメリカのサブプライムローン問題がリーマンショックの原因となり、予想外の経済変動が起きた。
  • 🌐 世界情勢の不安定さは株式市場に影響を与え、株価は国際的な問題にも敏感に反応している。
  • 🇮🇱 イスラエルとイランの緊張関係が高まり、それが株価に悪影響を及ぼしている可能性がある。
  • 🇺🇸 アメリカの選挙問題が市場に不確定性をもたらし、トランプとバイデンの支持率が注目されている。
  • 🌪 SNSの発達が人々をエコーチェンバーに閉じ込め、意見が極端化する原因になっている。
  • 💵 円安が進むことで企業の業績は向上するが、これは将来のインフレを招く可能性がある。
  • 📊 インフレが進行すると、企業業績は膨張し、名目成長率が向上するため株価は上昇する可能性が高い。
  • 🚨 日本の財政赤字が膨大であり、将来的なインフレの原因になり得る問題として懸念されている。
  • 🌀 世界的な混乱が続く中、日本の政府は補助金を出して国民の生活を守ろうとしているが、これは持続可能かどうか疑問が残る。

Q & A

  • リーマンショックを予測していた朝倉さんが見抜いた要因は何でしたか?

    -朝倉さんは、アメリカのサブプライムローン問題やそれに関連した金融商品の不安定性、また、金融機関の破綻を認識していたことが要因でした。これらの問題が連鎖的に起こり、リーマンショックを引き金としました。

  • 株価が暴落する傾向が秋に多いと言及されましたが、その理由は何ですか?

    -具体的な理由は説明されていませんが、一般的には、年末調整や投資家のリバランスなど、経済的な要因や市場の心理的な要因が秋の株価動向に影響を与えるとされています。

  • 朝倉さんが述べている「バブル」とは何を指していますか?

    -朝倉さんが指す「バブル」は、日本の株式市場が過熱している状態、つまり、非効率的に高値で取引されている状態を指しています。彼は、現在の上昇トレンドが持続する可能性があると見ていますが、注意が必要です。

  • インフレが40年ぶりにやって来たと朝倉さんは言及しましたが、その影響は?

    -インフレは、経済全体の価格レベルが上昇することを意味します。これにより、現金を持っている人の購買力は下がり、貯蓄の価値が減少します。また、企業のコストも増大するため、経済全体に多大な影響を与えます。

  • 朝倉さんはなぜ、株式投資を今後も行うべきだと述べていますか?

    -朝倉さんは、インフレの時代に現金は価値を失うため、株式投資を通じて将来の価値を守ることができると述べています。また、株価は長期間見た場合上昇トレンドにあると見ています。

  • イスラエルがシリアのイラン大使館を爆撃したという出来事は、市場にどのような影響を与えましたか?

    -イスラエルの行動は、中東情勢の緊張を高め、市場の不安定性を增大させました。これにより、株価の下落が見られる可能性があります。

  • 米国の選挙が混乱に陥ることのリスクはありますか?

    -はい、米国の選挙が混乱する可能性があると朝倉さんは述べています。SNSの普及により、選挙妨害や虛偽の情報拡散が行われ、選挙の公正性が損なわれる可能性があります。

  • 円安が進むとどのような影響が予想されますか?

    -円安が進むと、日本国産の製品が海外で競争力を持ちやすくなり、輸出業績が向上する可能性があります。しかし、原材料の輸入コストが増大し、インフレ圧力が高くなる可能性も予想されます。

  • 朝倉さんはなぜ、日本の不動産投資には慎重になるべきだとアドバイスしていますか?

    -日本の不動産市場は既に高値で取引されており、過熱していると朝倉さんは警告しています。また、金利が上昇すれば、借入金利も上昇し、不動産投資の魅力は低下する可能性があります。

  • 株式市場がバブル状態にあると感じる人々はどのような考えを持っていますか?

    -株式市場がバブル状態にあると感じる人々は、株式市場の現在の上昇トレンドが持続しないと予想しており、市場は過熱していると考えています。また、過去の経験から、市場は常に周期的に動くため、現在のような上昇は長続きしないと見ているとされています。

  • 朝倉さんは、今後の投資戦略についてどのようにアドバイスしていますか?

    -朝倉さんは、インフレの時代に現金を持つことはリスクであり、株式投資を通じて将来の価値を守ることが重要だとアドバイスしています。また、市場の動向を常に観察し、リスク管理を行う必要性を強調しています。

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