【永久保存版】米国株投資家の俺が広瀬隆雄氏から学んだ景気サイクル

ばっちゃまの米国株
2 Jun 202411:22

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、米国市場の最新動向と経済サイクルの理解を通じて投資戦略を分析しています。業績と金利の関係、経済危機時の中央銀行の対応、そして株式市場の動きを解説しています。投資家は経済サイクルのどの段階にあるかを把握し、それに応じた投資を行う必要があると示唆しています。また、景気回復やインフレの変化に伴い、FRBの金利政策が市場に与える影響についても触れています。最後に、今後の市場展開についての見解を述べ、投資家は常に状況を自問し、適切な判断を下す必要があると強調しています。

Takeaways

  • 📈 米国市場は現在業績相場の中であり、経済の状況を理解することは投資にとって重要です。
  • 🍰 ケーキサイクル投資は市場の周期的な動きを利用し、投資家のパフォーマンスを向上させる戦略です。
  • 🏦 金利と株式は競争関係にあり、銀行預金の利子が高くなれば株式市場への投資のハードルも高まります。
  • 📉 経済危機時には中央銀行は利下げを行い、資産価格の防衛に乗り出しますが、それがすぐに市場に反映されるわけではありません。
  • 📊 経済のニュースが悪い場合、株式市場はその影響を受けず、市場の見通しが悲観的になることがあります。
  • 💡 市場の底は新安値銘柄の数が減少し、市場への関心が低下する時に形成される傾向があります。
  • 🚀 不景気なニュースは金融緩和を促し、株式市場にポジティブな影響を与えることがあります。
  • 💼 プロの投資家は金融相場を重要視し、業績相場よりも金融相場に注目しています。
  • 📚 業績相場では実態経済の改善が進むにつれて、特定の業種の株価が注目されることが増えます。
  • 🛑 金利が徐々に上昇すると、株式市場への影響が大きくなり、投資家のリスク感覚が変わっていくことが予想されます。
  • 🌐 経済サイクルは金融緩和から業績上昇へ、そして金利上昇に至る一連の流れを表しており、投資家はこれに応じて戦略を組む必要があります。

Q & A

  • 米国市場は現在どのような状況にあると述べられていますか?

    -米国市場は現在、典型的な業績相場の中にあるとされています。これは投資家にとってパフォーマンスが向上する可能性がある状況です。

  • ケーキサイクル投資とは何で、なぜそれが重要なのですか?

    -ケーキサイクル投資は、経済サイクルの異なる段階において異なる投資戦略を取ることを意味します。重要なのは、投資家が経済サイクルの現在の位置を把握し、それに応じた戦略を取ることでパフォーマンスを向上させることができるからです。

  • 金利と株式の関係性について説明してください。

    -金利と株式は競争関係にあります。銀行預金の利子が高くなれば、株式市場はその比べて低いリターンを提供する必要があります。金利が上がると、株式投資のハードルも高くなるため、株式市場にとってマイナスになります。

  • 経済危機時の中央銀行の対応について教えてください。

    -経済危機が発生した場合、中央銀行は速やかに利下げを行い、資産価格の防衛に乗り出します。これは株式投資のハードルを下げることで、経済を刺激することを意味します。

  • 政策金利の引き下げがすぐに株式市場の上昇をもたらすとは限りませんか?

    -政策金利の引き下げがすぐに株式市場の上昇をもたらすわけではありません。緩和措置が実態経済に効いてくるまでにはタイムラグがあり、経済ニュースが暗い場合でも株価は上昇しないことがあります。

  • 株価の底を知るためにはどのような指標を見れば良いですか?

    -株価の底を知るためには、新安値銘柄数の増加が止んだり、市場への関心が低下したり、投資家の心理が変化するなど、複数の要因を総合的に判断する必要があります。

  • 金融緩和が実態経済に効いてくるまでの期間について説明してください。

    -金融緩和が実態経済に効いてくるまでの期間には相当のタイムラグがあるとされています。そのため、利下げが発表されてもすぐには経済が好転しないことがあります。

  • 株価が下がらなくなる時期にはどのようなことが起こりますか?

    -株価が下がらなくなる時期には、経済ニュースが依然として悪いにもかかわらず、株価はそれに不干渉になり下がらなくなります。これは市場が底を打ったと判断する重要な指標の1つです。

  • 業績相場と金融相場の違いは何ですか?

    -業績相場は実態経済が改善し、企業の業績が好調になり、その業績に基づく株価の上昇を指します。一方、金融相場は金融緩和による資金供給が原因で、経済状況にかかわらず株価が上昇する状況を指します。

  • 投資家が市場サイクルを理解することの重要性について説明してください。

    -投資家が市場サイクルを理解することは、適切な時期に適切な投資戦略を取るために重要です。市場サイクルの理解があれば、投資家はリスクを管理し、より良いパフォーマンスを達成することができます。

  • 現在予想されている米国市場の今後の展開について説明してください。

    -現在予想されている米国市場の今後の展開としては、景気交代が来ず、FRBが徐々に利下げを開始し、ソフトランディングするというシナリオが挙げられます。しかし、市場は常に不透明であり、予想される展開が必ずしも実現するとは限りません。

  • 投資家が市場サイクルを把握するためにはどのようなポイントを意識すべきですか?

    -投資家が市場サイクルを把握するためには、金利の水準、経済ニュース、企業業績、市場への関心の変化、新規価格銘柄数の増加や減少、信用取引残高等、様々な要因を総合的に判断する必要があります。

  • FRBが利上げに転じる時期についてどのように考えられますか?

    -FRBが利上げに転じるのは、経済が好調であると判断された時期です。インフレ率が上昇し始め、経済が底堅くと判断された時に、FRBは利上げを始めることがあります。

  • 業績相場の終了時に市場にどのような変化が起こりますか?

    -業績相場の終了時には、市場は見通しが不透明になり、投資家の楽観的な態度が鈍感になることがあります。指数は新高値を更新しているが、騰落線が伸び悩み、注意深く市場を観察している投資家のみが微妙な変化に気づくことがあります。

  • 経済が崩壊し再び景気交代を招く状況において、投資家はどのように対応すべきですか?

    -経済が崩壊し再び景気交代を招く状況では、投資家はリスク管理を強化し、適切な投資戦略を検討する必要があります。また、中央銀行の政策に注意を払い、市場の動向を密かに監視することも重要です。

  • FRBが急いで利下げに転じる場合、市場にどのような影響が生じますか?

    -FRBが急いで利下げに転じる場合、市場は慌てて利下げを行ったことにより、投資家のパニックが引き起こされ、市場が荒れやすくなります。特にFOMCを待たずに緊急売り下げが行われると、その後市場が荒れることが知られています。

  • 投資家が市場サイクルを理解することの利点は何ですか?

    -投資家が市場サイクルを理解することの利点は、適切な時期に適切な投資戦略を取ることでリスクを管理し、より良いパフォーマンスを達成できることです。また、市場の動向を予測し、適切なタイミングで投資を開始または終了することができるため、損失を回避するのに役立ちます。

Outlines

00:00

📈 株式市場と経済サイクルの関係性

広瀬高氏は米国市場における業績相場と金融緩和の関係を解説しています。相場が大きく変動するのはケーキサイクルの最終局面が多いため、それを避けることで投資家のパフォーマンスが向上します。金利と株式は競争関係にあり、銀行の利子が5%だと株式市場には魅力的なリターンが見込まれなければならないと述べています。経済危機が発生した場合、中央銀行は利下げを行い、株式投資のハードルを下げることで資産価格の防衛に乗り出します。しかし、政策金利の引き下げがすぐに株式市場の上昇をもたらすわけではなく、緩和措置が実態経済に効くまでにはタイムラグがあると注意喚起しています。

05:01

📊 業績相場と金融緩和の影響

業績相場と金融緩和の関係について語られています。業績が好調になり、インフレ率が上昇すると中央銀行は利上げに転じます。業績相場では売上高が損益分岐点を超えると利益が大きく伸びるため、鉄工、自動車工業などの固定費が高い業種が注目されます。市場参加者の数は増加し、信用取引の残高も膨らみ始め、IPOの件数も増えるとされています。経済指標や企業業績が良くなると株式市場は面白く感じられるが、中央銀行はインフレに注意を払い、規則正しいペースで利上げを行っています。投資家は利上げに慣れてきてしまい、そのニュースに関心を払わなくなっており、リスクに鈍感になっていると警告しています。

10:01

💡 景気サイクルの理解と投資戦略

景気サイクルを理解し、それに応じた投資戦略を講じることが重要です。FRBが利上げに転じるとき、経済は崩壊しやすくなり、景気交代を招くことがあります。しかし、もし景気が荒れても市場は中央銀行のクッションに支えられながら上昇していくと見ています。現在の米国市場は業績相場の中であり、金利は結構高水準になっているとされています。今後の展開としては、インフレ率が落ち着き、労働市場の健全さが続いた場合、FRBは政策金利を据え置くと予想されています。もしインフレが下がり、労働市場が悪化するとFRBは利下げを開始する可能性がありますが、景気交代が来ても大きな暴落にはならないと見ています。

Mindmap

Keywords

💡ケーキサイクル

経済の成長と後退を繰り広げるサイクルを指しており、ビデオでは投資戦略を立てる上で重要な位置づけをしています。ビデオでは「ケーキサイクルのどこにいるか」という問いから始まり、投資家のパフォーマンスを向上させるためにその認識が重要であると述べています。

💡業績相場

企業の業績が市場に与える影響を指しており、ビデオでは経済回復と企業業績の向上に伴い、株価が上昇する時期を指しています。ビデオでは「業績相場」においては、経済が好調になり、企業の業績も伸び始めると述べられており、その時期に投資家は企業の業績を追いかける投資戦略をとることが推奨されています。

💡金融緩和

経済を刺激するために中央銀行が行う金融政策の緩和を指しており、ビデオでは株価の上昇に寄与すると説明されています。ビデオでは「不況や金融危機のような経済を脅かす大事件が発生したら中央銀行は速やかに利下げします」と述べており、その結果として株式投資のハードルが下がり、資産価格の防衛に乗り出すことを意味すると解説しています。

💡金利

銀行から貸し出す資金に対する利息を指しており、ビデオでは株式投資と競合関係にあると説明されています。ビデオでは「銀行預金の利子が5%だとすると、銀行にお金を預けるだけで無リスクで5%のリターンが見込める」と述べており、株式市場が提供するリターンがその上をいく必要があるとしています。

💡政策金利

中央銀行が決定する金利であり、経済全体に影響を与える重要な指標です。ビデオでは「政策金利の引き下げはすぐに株式市場の上昇をもたらすとは限らない」と述べており、経済政策の影響が時間 lag を伴うと説明しています。

💡経済指標

経済状況を測るための様々な統計指標を指しており、ビデオでは株式市場の動向を予測する上で重要な役割を果たしています。ビデオでは「経済指標もいいし企業業績もいい」と述べており、これらの指標が良ければ市場が楽観的になる傾向があるとしています。

💡信用取引

金融機関との間で行われる貸し借り取引であり、ビデオでは市場への投資家の参加拡大を示す指標として挙げられています。ビデオでは「信用取引の残高も膨らみ始めます」と述べており、投資家の活動が市場を活性化する効果があるとしています。

💡IPO

企業が初めて株式を公開することであり、ビデオでは市場への新企業の参入が市場の活気に寄与すると説明されています。ビデオでは「IPOの件数も増える」と述べており、新しい企業の参入が市場の繁栄を示す兆しとされています。

💡業績分岐点

企業の売上高が損益を超えるレベルに達するポイントであり、ビデオでは業績相場において重要な概念として取り上げられています。ビデオでは「損益分岐点が高いと表現します」と述べており、売上高がそのレベルを超えると利益が大きく伸び始めるとしています。

💡景気交代

経済の好循環と悪循環のサイクルを指しており、ビデオでは経済の変動と株式市場の関係を解説する上で重要な用語です。ビデオでは「景気交代が来てFRBは利上げに転じます」と述べており、経済の動きが金融政策にどのように影響を与えるかを説明しています。

Highlights

米国市場は現在業績相場の中であると述べている。

ケーキサイクル投資において重要なのはそのステージを知ること。

相場が大きく崩れる傾向があるのはケーキサイクルの最終局面であることが多い。

銀行預金の利子が5%だとすると、株式はそれよりも魅力的なリターンを見込まなければならない。

金利が高くなられば、株式投資のハードルも高くなる。

経済の大きな危機が発生した場合、中央銀行は速やかに利下げを行う。

利下げは株式にとってプラスな影響を与える。

政策金利の引き下げがすぐに株式市場の上昇をもたらすわけではない。

経済ニュースが暗い場合でも、株価は経済状況にかかわらず下がらなくなることがある。

市場が底をつくと、投資家の関心は株式市場から離れる傾向にある。

不景気なニュースが金融緩和を促進する可能性がある。

金融緩和は実態経済に効くまでに時間がかかることがある。

金融相場の初期段階では、専門家の投資家はリスクを取りに行く傾向がある。

金融相場の後半では実態経済が改善しているというニュースが増える。

業績相場では、経済が好調であることが前提として業績の伸びを追いかける投資が主流になる。

業績相場の終了時には、市場が過熱し始め、注意深く観察する必要がある。

FRBはインフレと戦いながら規則正しいペースで利上げを行う。

投資家は利上げに対する関心が薄れていく傾向にある。

金利と株式は競争関係にあると述べている。

景気交代が来ると、株式市場は下落を始める。

景気交代が来ると、不動産価格も暴落することが多くなる。

現在米国市場は業績相場の中で金利も結構高水準になっていると述べている。

景気交代が来ず、FRBが徐々に利下げを開始するというシナリオが存在する。

Transcripts

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広瀬高は最新の記事で現在の米国市場は

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典型的な業績相場のまた中だと述べてい

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ましたそこで今日皆さんにご紹介したいの

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がケーキサイクル投資を進める上で役に

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立つのは今我々はケーキサイクルのどこに

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いるかということを知ることなんですそれ

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というのも普通相場が大きく崩れるのは

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ケーキサイクルの最終局面であることが

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多いからそれを避けるだけで投資家の

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パフォーマンスは格段に向上します金利と

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株式は競争関係今仮に銀行預金の利子が

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5%だとしましょうすると銀行にお金を

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預けるだけで脳リスクで5%のリターンが

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見込めるということつまり株式が投資家の

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資金を獲得しようとするとそれよりずっと

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魅力的なリターンが見込めなくてはいけ

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ないんですつまり支給金利が高くなれば

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なるほど株式投資のハードルは高くなるん

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です金利が上がれば上がるほどそれは株式

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にとってはマイナスなんです不教と金融

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緩和リーマンショックのような経済を

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脅かす大事件が発生したら中央銀行は

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速やかに利下げしますこれは先ほどの説明

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の流れから行くと株式投資のハードルを

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下げることで資産価格の防衛に乗り出す

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ことを意味しますだから利下げは株式に

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とってプラスなんだということを理解する

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こともちろん政策金利の引き下げはすぐに

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株式市場の上昇をもたらすとは限りません

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普通緩和措置が実態経済に効いてくるまで

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には相当のタイムラグがあるんですだから

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請求に出動しすぎたらやられる心配がある

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んです利下げが発表されたにも関わらず

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経済のニュースは暗いものばかりがこれで

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もかこれでもかと続きます企業倒産質業率

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の上昇自動車販売台数の落ち込み住宅着工

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件数の低迷高行業生産の低迷など株式市場

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の見通しに関しても悲観的な記事が多く

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なります利下げしたのになぜ経済は一向に

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好転しないのだろうかそういう焦りが出た

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時投資家は株式市場に見切りをつけます

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相場の大底しかしある時点から経済の

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ニュースは依然として悪いのにもう株価は

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それに不干渉になり下がらなくなるんです

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具体的にはそれまでどんどん増えていた新

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安値銘柄数がもうあまり増えなくなるん

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ですまた相場の大底では人々の関心は株式

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市場から離れてしまい出来高は細る傾向に

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あります投資家の気持ちがもうそろそろ

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回復度をかけて大丈夫だろうかというもの

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からもう2度と株になんて手を染めたく

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ないという撃したムードに変わるんです

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この時点で第1回目の回復度をかけてOk

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この局面の株価は投資を始めて間もい投資

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家にとって理解しにくい動きをします不

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景気なニュースはさらなる金融緩和を最速

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するものとして株式市場参加者に

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ポジティブに受け止められるんですつまり

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悪いニュースはポジティブ材料というわけ

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市場参加者は金融緩和というものが累積的

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に実態経済に効いてくるということを経験

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から知っています株価には先見性があり

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投資家はいずれ緩和が実態経済に効いて

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くるのなら先回りして株を仕込もうかと

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いう発想をしますこの段階では未だ経験は

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悪いので企業の業績もパっとしません

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つまり投資家の期待を支えている唯一の

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支援材料は金融緩和だけこれが金融相場の

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初期の姿ですその場合ニュースは暗いもの

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ばかりで金融緩和だけに一るの望みを託す

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なんだかいかにも危なっかしいように

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聞こえますけれども実際にはこの段階での

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投資は比較的リスクが限定されているん

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ですなぜなら中央銀行がクッションを提供

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しているから従って年金の入った投資家

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ほど金融相場の初期段階では接客投資し

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ますそういう局面で人気化するのは

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バイオテクノロジー株やインターネット株

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など普段から株価評価の高い銘柄である

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場合が多いですこれは定金理科ではPER

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が拡張しやすいことを見越した投資戦略に

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よりますまとめると金融相場の初期段階で

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はプロの投資家は果敢にリスクを取りにき

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ます一方で投資初心者は暗いニュースに

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おけづいてしまいなかなか投資に踏み切れ

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ないです米国のプロの投資家は掛の厳選と

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して金融相場が8割業績相場が2割という

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捉え方をしていますそれだけ金融相場と

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いうものに対しプロは大きな信頼を置いて

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いるということなんです一方個人投資家は

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金融相場を過小評価し業績相場を課題評価

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しすぎる傾向にありますこれは悪い癖なの

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で金融相場と仲良く付き合う態度を早く身

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につけてくださいと広瀬氏はいつも述べて

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いました金融相場の後半さて金融相場の

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後半では実態経済が改善しているという

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ニュースがちらほら入ってくるようになり

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ますこの局面では売られすぎた小型株が

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大型株よりもするすると上昇するケースが

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よく見られます中央銀行はそろそろ緩和を

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止める頃合いを見計らうようになります

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その場合景気に関するいいニュースは緩和

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が終わってしまうので売り材料だという風

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に取られる現象が見られるんですつまり

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いいニュースは悪いニュースの局面投資

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初心者の場合なぜいいニュースが出ている

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のに市場はそれを素直に交換しないのかと

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いう風に苛立ちを覚えますでもこれは政策

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金利の方向が緩和から中立へと移行する

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過期だからそういうことが起こるんです

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業績相場の開始よくのど元過ぎればという

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表現がありますが1回目の政策金利の

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利上げが発表された後から投資家は新しい

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切り口で相場に取り組もうとします

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そもそも利上げされたのは経済が好調だ

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からだというわけですつまりようやく

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立ち直った経済に素直に活殺し業績の伸び

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を追いかけるような株の買い方が主流に

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なるわけですこれが業績相場そして今は

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この業績相場のまった中なんですこの業績

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相場は金融相場と違いプロにとっても投資

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初心者にとっても分かりやすい相場です

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怒涛の数の企業がこれでもかこれでもかと

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高決算を出します特に鉄工自動車工業など

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固定費が高い業種はこの局面に注目され

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ますこのようなビジネスではある程度売上

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高が確保できないと利益が出せないです

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そのことを損益分岐点が高いと表現します

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しかし一度売上高が損益分岐点を超えると

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今度は面白いように準利益が伸び始めるん

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ですなぜなら売上高の伸びに対し固定費の

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伸びはそれほど伸びないからそうなれば

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追加的な売上高の身長は面白いように利益

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に跳ね返ってくるんです定位株重厚長大的

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なイメージの株などが人気化するのはこの

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ような局面ですまたこの時期の相場では

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市場参加者の数が増え始め信用取引の残高

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も膨らみ始めますそしてIPOのなどの

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件数も増えるんです企業買収のニュースも

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新聞市場を賑わす経済指標もいいし企業

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業績もいいそして株価も高いというわけで

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株式市場が1番面白く感じられる局面と

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言えるんですしかし中央銀行はその間も

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インフレに目を光らせているものです金利

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政策が経済の強さに対し緩和的すぎると

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それは将来のインフレ誘発の原因となって

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しまうんですこのためFRBは規則正しい

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ペースで利上げをします面白いもので投資

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家は1回目の利上げをあれほど恐れにも

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関わらず2回目3回目になると利上げに慣

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れっこになってしまい利上げのニュースに

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は関心を払わなくなるんですどうせ金利の

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水準はまだまだ低いんだし今は経済に勢い

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があるから大丈夫だよというわけです

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ちなみに現在のFFレート制作金利は

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5.25から5.5FRBはインフレと

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戦うために何度も何度も利上げを行ってき

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たんです冒頭で金利と株式は競争関係に

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あるという話をしましたするとひたひたと

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利上げされているという状況は投資家が

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知らず知らずのうちにという競争相手が

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だんだん手強くなることを意味しますでも

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この頃には投資家はすっかりリスクに鈍感

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になってしまい楽観的な態度になりがち

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相場の天井業績相場終了相場の天井では

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指数が新高値を更新していても騰落線が

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伸び悩む新高値銘柄数が減少するなどの

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注意深くマーケットを観察している人だけ

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が気がつく微妙な変化が現れます

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マーケットの天井は投資家が皆安心しきっ

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て枕を高くしてぐっすり安眠している時に

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勝手口から忍び足でで侵入してくるんです

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経済や企業業績のニュースはスコブルEに

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も関わらず買っても買っても不思議に

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儲からないそういう状態になった時今まで

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無視してきた金利水準はいつの間にか

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ずっと高くなってしまっていることに投資

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家は気がつくそして株式市場が下落を

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始めるんですこの局面では不動産価格も

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暴落することが多いですあれより資産価格

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が下落し世の中は急に不景気になるこの

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局面での株価の調整幅は中央銀行が最初に

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利上げに着手した時の調整よりもずっと

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大きい場合がが多いですまたFRBが急い

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で利下げに転じてもしばらくの間はそれが

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資産価格の下落を食い止めることはでき

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ません株式投資で1番大きく損するのは

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この局面以上が景気と金利が株式に対して

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与える影響の概略です自分の立ち位置が

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大体把握できればその時々にやるべきこと

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がはっきりしますだから今がサイクルの

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どこに相当するのかということを常に自問

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する習慣をつけてくださいまとめると景気

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交代が来てFRBは利下げをするそれは

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つまり金融緩和王族をつけた後株価は上昇

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し景気も回復し始めますそして業績は

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どんどん好調になりインフレ率が上昇し

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始め今度は中央銀行が利上げに転じます

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そして業績相場は続くんですけれどもふと

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気がつくと金利はかなり高い水準まで来て

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いたそれに耐え切れなくなった経済が崩壊

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し再び景気交代を招くこれが基本的な

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サイクルですここ数年のサイクルを見ると

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コロナで大暴落景気交代を経験しました

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そしてFRBは急いで利下げを返しそこ

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から金融相場が始まりましたそして景気は

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どんどんと回復ちょっとインフレが行き

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すぎたので利上げを開始でも今もまだ景気

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は底堅く業績相場は続いてますつまり現在

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の米国市場はここ業績相場のまた中でも

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金利は結構高水準になってますということ

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は次にやってくるのが景気交代なのか実際

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にそれを覚悟している投資家もいます

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けれども現在見られているメインシナリオ

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は景気交代が来ずに利下げに行くという

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ことこれはつまり経済がソフト

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ランディングするということなんですです

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ので次に来るサイクルは景気交代ではなく

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利下げ金融緩和と見ている投資家が多いん

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ですそれでは改めて今後考えられる展開は

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まず今我々は業績相場のまた中にいるんだ

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ということを頭に入れておいてください

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もし今のままインフレ率が落ち着き労働

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市場の健聴さが続いたとするとFRBは

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利上げも利下げもせずに政策金利を据置き

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すると思いますそれはもちろん株価にとっ

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てはプラス業績相場は継続するんです今後

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もしインフレが下がり労働市場が悪化する

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とFRBは利下げを開始すると思います

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それも株式市場にとってはいいこと金融

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緩和の開始ですしかしもし今後景気が市場

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が想像していたよりも悪化し景気交代に

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入るとFRBは慌てて利下げをすると思い

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ますそのような緊急売り上げは投資家の

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パニックを引き起こし市場はありやすい

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です特にFRBがFOMCを待たずに慌て

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て緊急売り下げする時は大体その後

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マーケットが荒れることが知られています

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個人的な見解としてはメインシナリオは

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今後景気交代が来ずにFRBは徐々に

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利下げを開始し南着陸金融相場が始まると

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見ていますしかしもし景気交代が来ても

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そこまで大きな暴落にはならないかなと

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思ってますなぜなら少々の景気交代が来て

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ももうFFレートは5.25から5.5に

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なっているわけで今後の利下げ余地それは

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たっぷりと残っているんですつまり今後

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景気が荒れても市場は中央銀行の

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クッションに支えられながら上昇していく

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と見ていますもちろん市場ではない何が

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起こるかわからないです僕は今楽観的

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すぎるかもしれません是非皆さんのお考え

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もコメントで教えていただけると嬉しい

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[音楽]

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ですありがとう

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