CXL Composable Memory Appliance (CMA) And Composability Fabric Manager (CFM) Solution Architecture

Open Compute Project

23 Oct 202413:10

Summary

TLDRこのプレゼンテーションでは、メモリの孤立問題に対処するために設計された新しいコンポーザブルメモリアプライアンス（CMA）が紹介されました。スピーカーは、アーキテクチャの技術的仕様や、メモリリソースの管理を行うコンポーザブルファブリックマネージャ（CFM）というソフトウェアツールについて説明しました。CFMは、標準化された通信を可能にし、今後はKubernetesとの互換性も計画されています。オープンソースとしての取り組みが強調され、コミュニティとの協力を呼びかけました。

Takeaways

😀 プロジェクトはSeagateのComposable Memory Applianceに関するもので、ストランドメモリやメモリウォールの問題を解決することを目指しています。
😀 現在の開発はFPGA技術を基にしており、将来的にはASIC実装を目指しています。
😀 現行アーキテクチャは2ノード（フルプーリング）または4ノード（パーシャルプーリング）の構成をサポートしています。
😀 サムスンの128GB DIMMを使用し、1TBの容量を持ち、400GB/sの帯域幅と低遅延を実現しています。
😀 Composable Fabric Manager (CFM)はメモリリソースを効果的に管理するために開発され、GUIとCLIを提供しています。
😀 CFMはハードウェア管理とオーケストレーションのためにCFMおよびRedfishインターフェースを実装しています。
😀 Kubernetesとの統合に向けて協力を求めています。
😀 CFMグループとCMAサブプロジェクトへの参加を呼びかけています。
😀 技術の改善とOCP顧客への採用を強調しています。
😀 プレゼンテーション中に質問はありませんでした。

Q & A

コンポーザブルメモリーアプライアンスとは何ですか？
-コンポーザブルメモリーアプライアンスは、メモリープーリングと効率的なメモリ管理を実現するために設計されたハードウェアおよびソフトウェアのソリューションです。
なぜストランドメモリが問題視されていますか？
-ストランドメモリは、メモリ帯域幅の制限によりコンピューティングリソースのスケーリングが難しくなるため、特に重要な問題です。
現在のアプライアンスの構成はどのようになっていますか？
-現在のアプライアンスは、8つのDIMMを持つ各ブレードを64個備え、合計で1テラバイトのメモリを提供します。
NUMAホップとは何ですか？
-NUMAホップは、非一様メモリアクセスのアーキテクチャにおけるメモリのアクセス遅延を示し、2つのNUMAホップに対応することを目指しています。
Composable Fabric Manager (CFM)の役割は何ですか？
-CFMは、メモリの動的割り当てと帯域幅管理を可能にするための管理ツールで、GUIおよびCLIを通じて操作されます。
この技術はどのように将来的に進化する予定ですか？
-将来的にはASIC技術への移行により、さらに低遅延で高帯域幅のメモリソリューションを提供する予定です。
レッドフィッシュAPIの目的は何ですか？
-レッドフィッシュAPIは、オーケストレーションソフトウェアとの統合をサポートし、メモリデバイスの管理を容易にします。
参加者はどのようにこのプロジェクトに関与できますか？
-参加者はCFMサブグループやCMAプロジェクトに参加し、オープンソースとしての開発に貢献することができます。
現在のプロトタイプの性能はどのようなものですか？
-プロトタイプは、400GB/sの帯域幅と約400ナノ秒の低遅延を実現し、テラバイトのメモリをサポートしています。
メモリの構成と分解はどのように行われますか？
-メモリの構成と分解はCFMを通じて行われ、特定のエンドポイントを介してCXLメモリーアプライアンスと接続されます。