『もう秒読み...』2024年、あの業界が消滅することをみなさんは知っていますか?【岡田斗司夫 / サイコパスおじさん / 人生相談 / 切り抜き】
Summary
TLDRこの動画は、Netflixの台頭により従来の映像産業がどのように変化するかについて議論しています。まず、Netflixの登場によりDVDレンタル店や広告代理店システムが衰退すると予測されます。さらに、日本のアニメ産業も大きな変革を迫られるでしょう。日本のアニメは特殊な進化を遂げてきましたが、Netflixの普及により大予算作品とニッチ作品に二極化し、中間層が失われる可能性があります。つまり、従来の豊かな土壌が失われるおそれがあるというのが、この動画の主旨です。
Takeaways
- 📉 NetflixやAmazon Primeのようなストリーミングサービスが普及し、DVDレンタルなどのビジネスモデルが成り立たなくなっている。
- 🎞️ 日本のアニメは世界に独特な位置を占めており、その文化的特性がグローバルな競争にどのように影響するかが注目される。
- 📚 日本のアニメとマンガ産業には中間層が分厚いという特徴があるが、Netflixのようなグローバルプラットフォームによりそのバランスが変化しつつある。
- 🌍 ストリーミングサービスの普及は、物理的メディアの需要を減少させ、大手企業の販売戦略に変化をもたらしている。
- 📺 日本のテレビ業界やビデオ配信業界が、Netflixによる影響を受けて変化していることが示されている。
- 🔮 未来のエンターテイメント業界では、直接的なクリエイターと消費者の関係が重要になり、従来の配信モデルが変化する可能性がある。
- 🎨 日本アニメの特殊性について、政治的、文化的背景が深く影響していることが強調されている。
- 🚀 特定のアニメ作品が成功する理由として、その文化的・社会的意義や時代背景が重要な役割を果たしている。
- 📉 日本のアニメ産業が直面している課題として、グローバル化の影響下で中間層のアニメ作品が減少している現象が指摘されている。
- 🔄 エンターテイメント業界の変化は、新しい形の文化表現を生み出す一方で、既存の文化や表現形式を脅かす可能性がある。
Q & A
Netflixは伝統的なビデオレンタル店を潰すと予測されていますが、その次に影響を受ける可能性があるのはどの業界ですか?
-放送局やテレビ局が影響を受ける可能性があります。Netflixのような配信サービスが台頭することで、従来の番組制作体制が変わり、放送局の役割が縮小される可能性があります。
日本のアニメが世界で人気を博した背景には、どのような特殊な要因があったと指摘されていますか?
-①お小遣い文化の存在により、子供が自由に好きなものを選択できたこと、②1960-70年代の学生運動で挫折した知識人が大量にアニメ業界に入ったこと、③スクリーンクォーター制度により国内作品が守られたこと、の3点が指摘されています。
将来的に日本のアニメにどのような影響が予想されていますか?
-大予算のメジャー作品と低予算のマイナーな作品は残るものの、中間層のアニメが減少し、ジャンルの二極化が進む可能性があると予測されています。
お小遣い文化とはどのような文化を指しているのでしょうか?
-子供にお金を渡し、自分で使い道を決めさせる東アジア特有の文化を指しています。これにより、子供が自由に好きな娯楽を選択できるようになったと説明されています。
1960-70年代の学生運動失敗後、なぜアニメ業界に多くの知識人が入ったのでしょうか?
-当時の学生運動に参加した人々が就職先を見つけられず、アニメ業界などに流れ着いたためです。そのため、当時の思想がアニメに取り入れられるようになったと指摘されています。
スクリーンクォーター制度とは何でしょうか?
-国内で上映・放映される作品の一定割合を自国産品にする制度のことです。これにより、日本のアニメ作品が守られてきたと説明されています。
Netflixのサービス体験はアニメ制作にどのような影響を与える可能性がありますか?
-Netflixでは基本的にすべての話を一気に見ることが前提とされるため、制作スタッフの織り込みや逆に奪い合いが起こり、中小規模のアニメーション制作が難しくなる可能性があります。
中間層のアニメが減少する理由は何でしょうか?
-Netflixのようなグローバルな配信サービスは、世界中で通用するようなメジャー作品か、マイナーなマニア向け作品に特化する傾向があるため、その中間層のアニメが作りにくくなると指摘されています。
「SFやオタク層が消えていく体験」とはどのような意味でしょうか?
-過去にSFなどのサブカルチャーが次第に主流化し、そのユニークさが失われていった経験のことを指しています。同様の現象がアニメの中間層にも起こる可能性があると警鐘を鳴らしています。
講師は最後にどのようなメッセージを伝えていますか?
-ある文化が潰れていく過程を自ら体験してきた人間として、アニメの中間層が消えていく危機感を上の世代には伝わるのではないかというメッセージを伝えています。
Outlines
🌐 Netflixとビデオ店の行く末
Netflixが登場し、ビデオレンタル店の閉店が進んでいる状況について述べられています。Netflixの便利さにより、DVDレンタルという商売が成り立たなくなってきているという現状が説明されています。ただし、ジブリ作品などは依然としてDVDを借りる必要があると指摘されています。
📺 Netflixによるテレビ業界の変革
Netflixの登場により、テレビ局の役割が変わりつつある状況が解説されています。テレビ局は本来番組を制作するのではなく、予算や枠を提案するだけで、実際の番組制作は外部の制作会社が行っています。Netflixのようなプラットフォームが登場すると、制作会社が直接視聴者に番組を届けられるようになり、テレビ局や広告代理店の役割が縮小する可能性があると指摘されています。
💥 日本アニメの特殊性と危機
日本のアニメが世界で特殊な位置にある理由が3点挙げられています。1つ目は、お小遣い文化の影響で大人と子供の文化の境界が曖昧になり、中間層が育ったこと。2つ目は、学生運動の影響で大学生がアニメ業界に入り、作品に思想性を持ち込んだこと。3つ目は、子供向け番組にスクリーンクォーター制度が適用されず、海外流入が容易になったことです。しかし、Netflixの台頭により、この中間層が消え去る可能性が danger されています。
💻 Netflixによるアニメ文化の変容
Netflixの視聴体験が全話一気見という前提になることで、アニメ制作の方式が変わる可能性が指摘されています。また、Netflixはグローバル視点から通用する作品を重視するため、日本のアニメ文化の中間層が薄れ、大予算作品とマニア向け作品に二極化する恐れがあると警鐘を鳴らしています。さらに、ディズニーがDVD/ブルーレイの販売を段階的に終了させていることから、物理メディアの時代が終わりつつあることが例示されています。
🔚 アニメ文化の衰退と新たな展望
中間層のアニメ文化が消えゆく様子は、かつてSFオタク文化が消えていった経験に似ていると述べられています。しかし、大予算の一般向けアニメや、マニア向けのニッチなアニメは残っていくでしょう。アニメ界は下り坂の産業になっていくと見られますが、面白い作品は生み出され続けるはずです。若い世代には理解しがたい側面もあるかもしれませんが、中間層の枯渇は日本のアニメ文化の豊かさの喪失を意味するのかもしれません。視聴者に向けて、コメント欄でディスカッションすることが呼びかけられています。
Mindmap
Keywords
💡ジュブナイル文化
💡お小遣い文化権
💡スクリーンクォーター制度
💡政治的思想の影響
💡Netflix
💡2極化
💡ガラパゴス的進化
💡全話一気視聴
💡下り坂産業
Highlights
Netflixは津屋を潰すだろうという予想をした。
Netflixによってこれから先潰されるものは、日本のアニメだと予想した。
日本のアニメは、子供にもお金を持たせるお小遣い文化から生まれた、大人向けでも子供向けでもある中間的な存在である。
1960年代70年代の学生運動で挫折した人々が、アニメ業界に入り込み、アニメに思想性を加えた。
日本にはスクリーンクォーター制度があり、子供向け番組はその制限を受けずに海外のアニメが流れた。
Netflixの登場で、中間層のアニメが消えていき、大予算アニメかマニアックなアニメに二極化する可能性がある。
Netflixの全話一気見モデルは、アニメ制作の従来の体制を崩す可能性がある。
アニメが潰されかけているという同意できない人も多いが、中間層のアニメが消えていくのは事実だろう。
日本のアニメ文化の強みは、中間層の存在にあった。
かつてのSFやオタク文化が消えていったように、中間層のアニメが消えていく様子を目の当たりにするのは辛いが、文化の変化を体験することもできる。
ディズニーがDVD/ブルーレイの販売を終了するなど、物理メディアが廃止される兆候がある。
大予算の大ヒットアニメや、マニアックなアニメは生き残るが、中間層のアニメが消えていく。
中間層の存在が日本のアニメ文化の豊かさだった。
上の世代ほど、中間層が消えていくことへの危機感を持っている。
中間層の厚みが失われることで、日本のアニメ文化が変わっていく可能性がある。
Transcripts
Netflixは津屋を潰すだろうという
ですね予想したんですね津屋の他にですね
Netflixによってこっから先潰さ
れるものそれは何かというと日本のアニメ
なんですね秘密の刃とか東京
リベンジャーズ絶対当てるってアニメは
これからも絶対生き残るんですねかつての
新世紀エヴァンゲリオンとかですねつまり
日から始まってメジャーになるようなアニ
メっていうのはですねこの5年10年の中
でごっそりなくなってきて最近つえて言っ
てます僕もあの10年ぐらいまではすごい
言ってたんですよねで東京暮らしてると
ですねあれここなんか確かツアだったはず
なのに知らないうちに別の店になってるな
とか閉店してるってことがあるんですけど
もですねしょうがないかもわかんないです
ねNetflixとかですねAmazon
プライムとかがまここまで一般化してくる
とですねDVDレンタルという商売がま
成り立たなくなってきてるというのはま
現状だと思うんですまあねあのどうしても
ねあのジブリ作品見る時はDVD借りる
しかないのでですねそれではまだなんか
残ってると思うんですけど過去の動画の
ですね再配信やってるとですね何年か前に
未来はこうなるんじゃないかなと予想した
ことがですねま本当にその通りになっ
たっていうこともまたまにありますあの
今日の動画もその1つですね今から8年前
の2015年ですね日本でのサービスを
やっと開始したNetflixのですね
未来について話した動画ですこん中でです
ねNetflixはつやを潰すだろうと
いうですね予想したんですねで2023年
現在の今ですね割とまその通りの状況と
いうの申し訳ないですがなってるんです
けども伝えを潰すという予想自体はですね
多くの人に見えていたことでもあると思い
ますただ今日の動画ではですね津屋の他に
ですねネットフリックスによってこっから
先潰されるものっていうのを紹介してい
ますそれは何かと言と日本のアニメなん
ですね詳しい話をですねこっから始まる
動画で見てください僕自身が考えている
日本のアニメの特殊性っていうのをもう1
回おさいしますねまず日本のアニメって
いうのはですねジュブナイル文化です
ジナル文化っていうのは西洋にはない概念
なんですね西洋には子供文化っていうのは
あって次に大人文化っていうのがあると
これがそのXrateとかですねR15と
かいろんな規制っていうの映画の中で産ん
でるんですけども基本的に日本では落語で
あっても演芸であってもですね舞台であっ
ても別に子供を連れてきて見るのは構い
ませんよと何でも見てくださいよという風
にしてるとつまり子供はこれを見ちゃいけ
ませんっていうのは昔から作ってなかった
とそういう大人と子供との間の文化が
すごい緩くて何歳以上になったらオッケ何
歳以下はダめっていうのがない社会だった
んですけどもまそれを表す1つの例がその
お小遣い文化県っていう東アジア特有の
文化なんですねそれは子供にお金を渡して
お小遣いを渡してお小遣いの使い方を子供
に決めていいっていうさせる文化であると
これがお小遣い文化権でよこれ僕の作った
言葉なんですけどもえ世界的に見たらです
ねこういう風に定期的に子供にお小遣いを
上げて子供にですね決定を持たせるという
ような東アジアだけの文化なんですよこれ
があるおかげで日本にはですねその大人
文化と子供子供文化の間のジナル文化って
いうのが成立してしまった結局子供たちが
自分たちで見たいものを買うもんだから親
がこういうものを読みなさいこういうもの
を見なさいというのではなくて子供が自分
自身で欲しいもの決定権との持ったので
少年ジャンプ少年サダ少年マガジンって
いう少年雑誌にしても症状漫画にしても
子供たちが読みたいものを読んでその内容
が親はどういうものなかよく知らないとで
よくよく読んでみたらひどいことが書いて
あるエロいことが書いてあるぞとかなんか
なことが書いてあるぞという風に後々問題
になるなんで後々問題になるのかって言う
と知らなかったからなんですねつまり親の
見てないところでそういうものを見るのが
可能だったからだっていうこの自分アイル
文化とお小遣い文化権っていうのを持って
いるのが日本という国の特殊事情東アジア
の特殊事情なんですね子供向けの文化では
なくですね大人も見れるような不思議な
中間的な存在としてアニメていうのが作ら
れたで僕が1番好きな例がアルプスの少女
廃人なんですよアルプスの少女ハジって
いうのはまま魅了によってはですね完全に
日本人にとっても子供向けアニメに見える
んですねところがアルプの少女ハジの中で
ハジがえフランクフルトの町へま連れて
行かれてしまってアルムオジがですね1人
になるとでアルムオジ元々すっごい一来で
デルフリ村の人とめちゃくちゃ仲が悪かっ
たんですけどもハジが連れ去られた後また
御寺は孤独になってしまってそれまで仲が
良かったデルフリ村の人とまたあの喧嘩
するようになってしまうとオジと村人の
対立っていうのがすごく冷たく書かれるん
ですねまここら辺高畑伊さんの演出だから
えげつなくですね村の人たちの親切なよで
いて徹底的に異物を排除する田舎者根性と
ですねアルム音字のですねそんなに共用は
ないように見えるんだけども実は村を出て
戦争に行って帰ってきてるから実は
ちょっと蓄積された教養みたいなものはあ
るっていうの差をですね見せることによっ
てですね頑固な村の人の名神深さとほんの
少しだけ文明というのを知ってしまったが
ゆえに山の上に住まなきゃいけないという
ですねインテリとの対立ってのを書いてる
んですねこんなのですねそのアメリカとか
ですねヨーロッパの子供向けアニメで絶対
書かないような領域にまで日本のアニメっ
ていうのは子供向け番組で踏み込んで
しまうというところがちょっと日本アニメ
の特殊なところなんですねもう1つの特殊
性はですねえ60年代70年代安保です
アメリカと手を組んで安全保障条約を結ぶ
ということに対して大反対運動が起こった
んですねでその結果学生さんたちがです
ですね反西府運動いっぱいした結果まとも
な企業に全然就職できなくなってだって反
西府活動というのはですね同時に
ファッションにまで至るもんですからそう
いう反西府活動をやる人たちは髪の毛は
伸ばすわまともな服は着ないわなんだろう
裸で下駄履いてるわとか偉い騒ぎだったん
ですよね見て分かる反社会運動だったわけ
なんですよで結果普通に就職もできずに
ですねそのままドロップアウトと言われた
のドロップアウトしてですね映画会社にま
就職したりですねしたと結果日本日本の
ですね映画の底上げがされたわけですね
いわゆるエリートとかですね現場の人しか
いなかったところに大学まで行ったかなり
のイテたちが映画業界になれ入って次に
テレビ業界に入ってアニメ業界に入って
漫画業界に入ったとなので本当だったら
子供向けのものを作るはずだった日本の
アニメとか漫画産業のところにですね大学
のインテリさんのですねそれも思想が
かなり入った人で当時の思想が入った人だ
からただ単に左翼運動みたいな単純なも
じゃないんですねその左翼運動がなんで
挫折したのかとかですねなんで安保反対
運動がうまくいかなかったのかという風に
ぐちゃぐちゃ悩んでるやつらが現場に大量
に入ったとその中のま典型的なのが富の木
さんですね気道戦士ガンダムなど作ってる
人はもう本当にその当時の思想というのを
どんどんどんどん持ち込んでえ
アニメションというのを作ったとこういう
政治性が子供向けの文化に入ってるところ
が日本のアニメの特殊なところの2つ目3
つ目はですねスクリーンク制度が海外に
あったことなんですね自分の国で文化を
作りたがる国例えばフランスもそうですし
韓国もそうなんですけれどもですねほっ
といたらですねテレビ番組が全部アメリカ
ドラマになっちゃうんですねで映画館で
やってる映画が全部ハリド映画になっ
ちゃうんですよそれに対して国産を守
れっていうですねあのやってる国が結構
ありまして今やってるのが韓国スペイン
ブラジルギリシャフランスかなえフランス
はですね国内の全スクリーン映画の中の
40%は必ず国産でなければいけないって
いうですねこれスクリーンクォーター法と
まクォーターだから元々はえ全スクリーン
の1/4ぐらいは国産にしようとか逆に
外国産の映画は1/4ぐらいにしようと
いうなものだったんですけどもまそれぞれ
の国の事情によってあとはその外国との
交渉によって数字が色々動いてますこれに
よってですね国産の映画っていうのが守ら
れたっていうのは事実なんですね戦前の
日本のあの映画王国躍進してるのはやっぱ
スクリーンクォーター法というのが日本に
もあってですねでその結果法wheの地位
が守られて洋画と法がが同じ値段で公開さ
れてるのでですね日本の映画の人気って
いうのがちゃんと出たとでもよその国と
いうかですねオリジナル文化を育てようと
してる国はですね未だに法律とかで守ら
ないと条例とかで守らないと自分ところの
文化っていうのが滅びてしまうんだという
風に思ってる国が多いんですねところが
子供番組だけはですねそのルールをなぜか
適用されなかったのでですね結果フランス
やヨーロッパのスクリーンクォーター方で
大人向けの映画やテレビドラマはですね
制限があるんですけども子供向けの番組に
関しては金曜とか土曜の朝はもうほとんど
自由状態になってですね日本のアニメ
ガンガンガンガン流されたとこの3つの
理由ですね日本のアニメっていうのはです
ね世界の中でもかなり特殊な位置を持っ
てるんですねまず日本の視聴者自身が
チャンネル系を持ってる子供がチャンネル
系を持ってこの番組を見ると言えるとお金
を持ってこの番組の商品を買う
キャラクター商品を買うという風に言え
るっていうお使い文化であるということ次
に1960年代70年代の政治闘争で挫折
した人たちが大量にテレビ会やアニメ界に
入ってアニメの思想性っていうのを意味
なく上げてしまったということで3つ目は
スクリーンクォーター法などで本来は所外
国がですねブロックしている文化のですね
壁みたいなもんですね完全障壁みたいな
ものをなんか安々とくぐり抜けてですね
海外でですねオ屋に成功したとこの3つの
理由で日本のアニメっていうですね特殊な
位置になるとそれがNetflixによっ
てどういう風に変わるのかですねこれの
ものを考える時のモデルケースにしたいの
がAmazonですAmazonの登場に
よって僕たちは何が変わってしまったの
かって言うとですね書店が危なくなってる
とこれはもう僕ら見てもよく分かる通り
ですねAmazonでものを買うように
なってからリアル書店がどんどんどんどん
倒産するようになっているとと同時にです
ね取り次ぎもやばくなってる出版者も
やばくなってるわけですねでそう思ってる
間にAmazonは本だけでなくて今や
文房具とかですですねお酒とか食料品も
Amazonで買うのが当たり前になっ
てるんですねNetflixはどういう風
になるのかって言うとおそらく最初に潰す
のはもうすぐ考えても分かる通りツヤなん
ですねつまりDVDを借りてレンタルする
というようなことをやってるまだ僕らが
やってるこの習慣はおそらくこの1年2年
で劇的に消えてくと思うんですね
Netflixの登場によってフルーも
おそらく自分のところで扱える作品を
ものすごく増やすはずなんですねでdTV
もおそらくそれ増やすはずでAmazon
もAmazonプライムで動画の見放題
っての始めてしまったとYouTubeも
一部有料っていうの始めるかもしれないと
いう風に言われてるとまずビデオ屋と
ビデオ流通システムっていうのがもう本当
に音を立てて崩れていくだろうとこれが
Amazonで書店が潰れるレベルの話
ですそん次にですね潰れるのはつまり一般
交店までAmazonが潰すようになった
のと同じようにNetflixが潰すと僕
が思ってるのが放送局ですねテレビ局って
いうのはですね実はあんまり番組を作って
ないんですねテレビ局っていうのは政策
予算や枠を提案してるだけであって政策
会社が作ってるんですねで政策会社が作っ
てる番組を放送局がまこの枠で放送でき
ますよという風にやって飯が食えてると
その相手には代理点が入ってるんですね
つまり出版社で言えばあ出版業界で言えば
出版社と取り次ぎみたいなものをですね
広告代理店とテレビ局がやってるわけです
ね実際にえ番組を作ってる小さい制作会社
出版会で言えば著者みたいなですね著者
みたいな人はですねお客さんと時価に
繋がることができずに言い方悪いんです
けどもあなんだろう放送局の言いなりで
代理点の言いなりという風になってきたと
これをNetflixみたいなものが出て
くるとAmazonが著者と読者というの
をえダイレクトパブリッシング電子出版の
形でどんどん繋いでいくのと同じように
ですね繋いでいくだろうと考えですね
さっきもちょっと話したように
Amazonが登場した頃はまだまだ本に
対してどういう風に考えるのかとかですね
あと本をどういう風に買うのかというのは
個人個人の差がすごく大きかったんです
けどもなんぜAmazonの便利さによっ
てそれらが全て崩れていってしまったと
NetflixはNetflix単体と
いうよりはNetflixの登場によって
いよいよ番組を制作している小さい
制作会社側もあこの手がありなんだという
風なことでどんどんテレビに関してあんま
考えなくなる次にそれをどうやってお金を
もらうのかていうのは広告代理店が
スポンサーを見つけてっていうのではなく
てNetflix側がじゃあ直家に制度費
出すよっていう形も今のNetflixの
番組の作り方そうですよねま
NetflixとかYouTubeとか
ですねそういうネット放送局というかな
配信が放送局プラス代理点のシステムって
いうのを壊しちゃうだろうという風に思っ
てます日本ではこれまでずっとテレビが
あまりも強かったのがスマホ普及率が一気
に上がってですね本当に大転嫁の時期に来
てるという風に僕は見てるんですでは僕ら
のアニメはその結果どうなっていくのかと
アニメはおそらく滅びるであろうっていう
のが僕の考えです悪いけどねはいなんで
滅びるのかって言うとですね日本のアニメ
の強いところというのは1番最初の話に
戻って考えるとすごく特殊に進化したもの
だからですねつまり日本中の子供たちが
好きになるものとかですね世界中の人が
見れるものとかではなくてかなり変なもの
を作れるところから始まってるんですこれ
はですね日本のアニメが持っているとうか
日本の文化自体が持ってるですね中間層が
すごく分厚いという特徴なんですね漫画も
ですね大ヒット漫画とクズ漫画の間の膨大
なですね面白いんだけどそんなにでもない
というのがですねあればあるほど漫画つの
は面白いわけです2局化っていうのですね
文化をですね潰しちゃうんですね韓国とか
中国のアニメ制作とかですね漫画政策が
なんでうまくいかないのかって言うとこの
中間層を分厚くするってことがどうしても
できないからですねどうやってもも国家が
あの保護してあげる応援してあげるような
超メジャー漫画を作るかもしくは日本の
下請けとか日本の真似でダメなものを作る
のかのどっちかになってしまうと実はこの
中間層の面白いのか面白いないのかわかん
ないよくわかんねえよみたいなものを山
ほど作ることによってこれを僕はあの
ピラミッドの底辺がでかければでかいほど
ピラミッドの山は高くなるという例で話し
てるんですけども中間層と底辺とがでかく
ないとこの高さが稼げないんですねで
Netflixっていうのはですねそう
いうものに向いてないいわゆる
グローバリズムであってですね全世界で
見れるものという風にどうやっても文化を
持ってっちゃうんですねエヴァンゲリオも
そうですし古く言えばま例えば長軸要塞
マクロスとかですねま最近の例で言えば
ままみたいなアニメっていうのは実は中間
アニメなんですねジブリがですね総力を
結集して作ったとかですねあとフジテレビ
とあの少年ジャンプがタあのタイアップし
て絶対ヒットするゴールデンタイムの7に
オするアニメっていうこういうのですね超
対策だとするんであればですねマクロスや
エヴもままも全て聞いたこともないような
放送局があっていたら失礼なんですけども
聞いたこともないような放送局が低予算な
んだけどもドサに紛れて作ったようなもの
が大ヒットしてるとそういうのがですね
その日本のアニメの実はその豊かな土壌と
いうのを形成してたわけですねこの中感想
的なものがNetflixがどんどん伸び
てくることによって世界で通用するような
ものがいけるとで同時に超マニアックで
本当に好きしか見ないというなものも
ちゃんと生き残れるとただこの中間の曖昧
なですね見てみたら案外面白いアニメって
いうのはこっから先ですねマネタイズが
やりにくくなる割にですね政策のあの大変
さだけはあんまり変わらないっていう風な
ことになってしまって僕としてはですね
対策予算アニメかですねもしくは小予算の
アングラ的なアニメがどんどんどんどん
増えてくるというようなもになると思って
ます滅びるっていうのはま大げさかも
わかんないんですけどもこれまでのような
ですねガラパゴス的に進化できた日本の
アニメっていうのはちょっとねなくなって
くるんじゃないかなと思いますさっき話さ
なかったんですけどもNetflixの
視聴体験っていうのは自分でやってみたら
参加してやってみたら分かるんですけど
基本的に全話一味なんですね前は一気に見
るっていうのが前提の主張体験になって
いくのでアニメーションその作り方でやる
とかなり苦しくなってきますね普通の
ドラマだったら全はいぺに取るってことは
メリットなんですけどアニメーションの
場合はちゃんとした策ができる少ない
スタッフをいかに業界で譲り合いながら逆
に奪い合いながらなんとかアニメーショ
ンっていうのを作る体制っていうのを全話
一気味対戦にしちゃうともう本当に
スタッフの囲い込みとかが始まってしまっ
て最初話したように大予算アニメっていう
のがやっぱり有利になっていくという状況
なんですですね基本的に本当に中間アニ
メっていうのが膨大にいいものができ
たっていうのは日本型の政策体制あと週1
本のアニメっていう状況があったからなの
でですね資本等価型の世界ではあまりです
ねあのやり方生き残れないなという風に僕
は思いましただからと言ってですね面白い
アニメがなくなるわけじゃないですね日本
型のそのアニメの作り方僕らが昭和の時代
から平成のまあ10年ぐらいまでに体験し
たいわゆる出版会がどんどん危なくなくと
同じように基本的に下り坂産業だという風
に考えてください下り坂産業でありながら
も面白い本というのはちゃんと出てます
からこれから5年や10年で日本のアニメ
会が滅びてしまうてことはないですね基本
的に下り坂産業で僕らはそれが滅びる様を
見る世代になるだろうっていうことだけえ
僕は実感実感というのかなあのそうじゃ
ないかなっていう風に割とね確信してい
ますまそれ嫌ですねて書いてるまそうです
ね嫌ですねただ僕はあのSF
が伸びていって滅びゆく様て滅び行くって
言ったら日本SF大会やってるから怒れる
んですけども事実上滅びていく様をやっぱ
見ましたしオタクっていうのがですね伸び
ていって滅びる様もやはり見たのでですね
え皆さんもですねあの僕と同じようにです
ねアニメっていうのがですねうわーっと
伸びていって本当に何でも表現できてああ
世界の最先端の像っていうのはこれなん
だっていう確信が多分中学校や高校の時
ぐらいにガッと掴んだと思うんですねで
それがありながら1つものが滅びていくと
いうのをまた見れるわけですねあとは40
代ぐらいの人はですねパソコンが滅びて
いく様はい皆さん実感してますよねえ
スマホなんていう奴らにですね取って
変わられて伸びていくとかですねま
いろんなものがですね伸びていって滅びる
様を見るのがですね1回目はすごい辛いん
ですけどもですね2回目以降はほまたこの
パターンかていうですねちょっと楽しみも
ありますのであの8月にですね流れた
ニュースなんですけどもえディズニー社は
ですねオーストラリアとニュージーランド
でですねDVDとブルーレイディスクの
販売を終了するというのをですね講じられ
ましたでまあの消費者はですね在庫のある
ですねディスク購入することできるんです
けどもスターウォーズシリーズやマーベル
スタジオの作品とかですねアニメの名作を
含むディズニーのボダアライブラリーの
新たな出荷はですねまえることになります
えデズニーですねあのもうすでにラテン
アメリカですね南アメリカとですねあのま
中部アメリカとですね一部のアジア市場で
もですねDVDとBluレイディスクの
発売はですね既に終わってるんですねで
日本はですねま例外的にものすごくBlu
レイやDVDが売れる国なんでまだ続い
てるんですけどもアメリカでもですねまだ
ディズニーやDVDbluレイ売ってます
でただ今後はですね全世界でこういう物理
メディアて言うんですかつまり手にとって
ま昔だったらVHSのカセットデキですね
今だったらDVDやですねブーレイ
ディスクこういう物理メディアをですね
徐々に廃止する可能性もあるとで
ディズニーはですねその理由として売上の
現象というのを言ってます今日話したです
ねあのNetflixが伝を潰すというの
はですねこういう状況背景にしてまして
ですねま実際にですね店舗の閉店増えてる
んですけどもどんど誰でも気づくんです
けどもNetflixでテレビ局を潰すも
ですねここ何年間で露骨にテレビがですね
ま力と権威と信用性というのを失ってって
ことはもうこれも当たり前のように見え
てることですねただNetflixが
アニメをつすって言うとですねま今現在
アニメが潰されかけてるっていうのはです
ねちょっとあの同意できない人も多いと
思うんですね逆にNetflixの資本に
よってですねなんかこう世界的なアニメも
できてるじゃないかっていう風に思う人
多いと思うんですよここら辺ですねその僕
自身はですねかつてそのSFという文化に
所属していてですねその文化かつてあった
オタクの概念が崩れ去ったというのをを
ですね自分自身がが体感してるわけですね
自分自身の問題として味ったわけなので
ですねそういうですねなんだろうなあの
戦争を抜いた人間の証言として聞いて
欲しいんですけどある文化がですね潰れる
時とかなくなる時っていうのは大体あの
共通してるんですね例えばその今でも
アニメは人気あるんじゃないかとかみんな
アニメ見てるだもう正解的に大ヒット
どんどん生まれてるっていうのはこれ
正しいんですよ100%正しいんですよで
もここで言うですみんなが見てるアニメっ
ていうのは大予算をかけて作られたトップ
オブトプのアニメなんですね例えば鬼の刃
とか東京リベンジャーズですとかあとま
軌道戦士ガンダム水星の魔女なんかもそう
なんですけども深海誠とかジブリモですね
やっぱこれなんですよこういうのはですね
これからも絶対生き残るんですね日本
アニメの強みとしてというか日本のですね
映像の強みとしてであとはですね最初から
も一部のマニアの層に向けられたこういう
のニッチって言うんですけど狭い層に向け
られて低ソで作られたマニアックなアニメ
もこれもまいっぱい作られてるんですよ
ただ今回の無料動画の中で例にあげていた
ですねかつての新世紀エヴァンゲリオンと
かですね魔法少女まどかマギカのような
立位のですねアニメですねつまり日から
始まってメジャーになるようなアニメって
いうのはですね現在あの放映されてる
アニメの中ではですねあんま思いつかない
んですねその絶対当てるってアニメは
いっぱい出てきててですね分かる人に
分かってくれればいいってアニメはですね
これからもどんどん生まれてくるんです
けどもその中間のアニメ作品っていうのが
この5年10年の中でごっそりなくなって
きてですね温10年くらい前まではですね
中間層というのが最大のボリュームゾーン
だったはずなのにいつの間にかこの一般
大衆というかですねもうみんなが見るよう
なアニメとですねマニアがが見るアニメと
いうのに2極化して中間が痩せてきてると
でこの中間層が暑かった時代をですね経験
してる人ですねま多分今の30代以上には
ですねこういった危機感みたいなものが
ちょっと伝わるんじゃないのかとでこの
中間層が消えていくっていうことがかつて
SFとかオタク層で味わった僕ののですね
配線記録というかですね戦争に負けてです
ねあるメディアが消えていくあるジャンル
だな文化が消えていくというののですねま
体験機ですねこういう風なことを俺は体験
したんだとかいう風に言うと若い世代には
ですね世代マウントみたいに聞こえるかも
しれないんですけどもこのね中間層の厚
みっていうのは多分日本のアニメ文化や
漫画文化のですねすごい豊かさだと思っ
てるんですねえだからですねその
Netflixが日本のアニメ文化を潰し
かけてるかもしれないっていうのは割とね
上の世代の人には理解できるんじゃないか
なとあの僕の配信いろんな世代の人が見て
くれてるんですねちょっとあのメッセージ
みたい送ってみましたあのSFについての
質問とかですね意見とかですねこれ違う
よっていうのもどんどん書いてください
あの使ゼミっていうのは基本的にゼミが
本編だとしたらですねその
ディスカッションの場っていうのは
コメント欄みたいなもんなんですね是非
ともコメント欄を見てですね参加したり
ですね自分の質問を書いてあるあと質問見
た人で答えられる人はですねちょっと答え
てあげてくださいよろしくお願いします
岡田年のyoubeを見てくれて
ありがとうございます是非ぜひチャンネル
登録よろしくお願いしますではでは
[音楽]
よろしく
関連動画をさらに表示
5.0 / 5 (0 votes)