ニュースを読み上げるだけだと気付けない真実

Summary

毎回のようにバフェットの手紙を読み株式市場の分析を共有しているYouTuberが、バフェットと世界的投資家が最近株式を売却している理由を解説しています。株式市場は不安定で下落の可能性が常にあるため、バフェットは大量の現金を保有しつつポジションは絶えず取り続けていると指摘。投資初心者がニュースを誤解し過剰反応しないことを注意喚起しています。

Takeaways

• 😊 バフェットが株主へ宛てた手紙から、市場の変動に常に備えをしていることが伺える
• 📉 今はバフェットも過去最高の現金を保有し、株式のポジションを徐々に減らしている
• 💰 バフェットは市場下落時に現金を使って買い越し、上昇時に売却して現金を積み増す
• 🤔 バフェットやゲイツらが自社株や保有株を売却しているが、比率としては小さな変化
• 😮 ジェイミーアー大門JPモルガンCEOが初めて自社株の一部を売却
• 😐 大門氏の売却は事前に予告されており、全体の10%に満たず
• 🏦 中小銀行より大手銀行のJPモルガンが恩恵を受ける可能性が高い
• 💡 バフェットは市場下落を正確に予測できずとも、常に下落に備えをしている
• ❌ ニュースを鵜呑みにし、投資行動を極端化させないことが大切
• 📊 エリートたちの売買動向を参考にしつつ、自分の分析に基づく投資を

Q & A

バフェット氏はなぜ株主に手紙を書くのですか?

バフェット氏はバークシャーの300万人以上の株主のために、毎年役立つ手紙を書く責任があると感じているからです。

バフェット氏は相場の暴落についてどのように述べていますか?

バフェット氏は株式市場の暴落は予測不可能で、いつ起きてもおかしくないと述べています。過去の例として2001年や2008年9月の暴落を挙げ、市場のパニックが突然訪れる可能性が常にあると警告しています。

バフェット氏はなぜ多額の現金を保有しているのでしょうか?

市場の混乱時に迅速に対応できるように備えているためです。その対応力が大きな投資機会をもたらしてくれるとバフェット氏は考えているからです。

株式市場が活発になった要因は何でしょうか?

バフェット氏は株式市場の規模が自分たちが投資を始めた頃に比べるとはるかに大きくなったと述べています。しかし、最近の投資家は情緒的に不安定でカジノ的な行動をとるようになったとも指摘しています。

バフェットの投資のルールとは何ですか?

資本を永久に失うリスクを犯さないこと。つまり大きな損失を出さないようにすることがバフェットの不変の投資のルールなのです。

jpモルガンCEOが初めて自社株を売却した意味とは?

資産の分散と税金対策が目的で、全体の10%程度を売却したに過ぎません。急にネガティブになったわけではなく、事前に売却すると宣言していました。

商業用不動産の問題で最も危険なのはどのような銀行ですか?

そのローンの割合が高い中小銀行が最も危険視されています。一方でjpモルガンのような大手銀行はむしろ恩恵を受ける可能性が高いとされています。

ビルゲイツらが株式を売却した理由は何でしょうか?

株式市場がどうなるかをある程度予測できており、リスク回避のために一部売却を行った可能性があります。ただし、ポートフォリオ全体から見ると5%未満の売却にとどまっていることに注意が必要です。

株式投資で何が最も大切だとお考えですか?

極端な投資行動を避け、インフレや失業率、金利といった経済指標の変化を注視しながら、常に一定の株式への投資を続けることが大切だと思います。過度に他人のポジションを意識する必要はないでしょう。

3月からメンバーシップ内で公開される資産運用比率とは何でしょうか?

ざっくりとした形ですが、投資対象別の配分比率を公開するようです。資産運用の8割はこのアセットアロケーション次第だと言われることから、参考になる情報だと思います。