財務分析とは各勘定科目を正確に理解すること
Summary
TLDRこのビデオの原稿は財務分析の実際について解説しています。講師は財務諸表を見る際に決算書だけで判断するのではなく、各勘定科目の内訳を確認し資金繰りの改善点を見出すことが大切だと述べています。また銀行との取引関係を深めることの重要性も強調しています。
Takeaways
- 😊 財務分析の目的は資金繰り改善の方向性を見極めること
- 📈 勘定科目の内訳明細書が最も重要で9割をこれで判断
- 💰 預金残高が経営能力と直結する
- 🤝 メインバンクは融資額だけでなく取引関係が大切
- 🔍 売掛金の管理を怠らないことが重要
- 📊 棚卸資産の動きを売上と照らし合わせる
- 🏦 借入金の条件を詳細に把握する
- ✍️ 会社の定款を確認し、株券の発行有無をチェックする
- 📉 株主が分散すると資金繰りリスクが高まる
- 💲 自社株の評価と将来の株価を予測し、税負担対策を検討する
Q & A
財務分析の目的とは何ですか?
-財務分析の目的は、資金繰り改善の方向性を見極めることです。儲かる会社になるには、潰れにくい会社になるには等、目指すべき会社の姿を考えていくことが大切です。
預金残高と経営者の能力の関係について教えてください。
-預金残高が多いほど、経営者の能力が発揮しやすくなります。手元に資金があれば、アイデアも生まれやすく、能力不足を補ってくれる人を雇うこともできます。
売掛金残高の管理はなぜ大切ですか?
-売掛金は不正が発生しやすいため、大切です。営業が勝手に売上を水増ししたり、経理と結託した不正が起きることがあるので、社長自身がチェックする必要があります。
定期預金はいつでも引き出せますか?
-融資を受けている銀行の定期預金は簡単には引き出せません。担保になっている場合があり、解約できないことがありますので注意が必要です。
メインバンクとはどのような銀行ですか?
-最も融資をしてくれている銀行ではなく、最も預金を置いていたり、入金出金取引をしている銀行のことです。取引関係を深めることが大切です。
株券発行する会社での株主変更の留意点は?
-株券発行する会社では、株券の引き渡しがなければ所有権移転の効力が発生しません。生前贈与などの手続きには注意が必要です。
財務分析には決算書以外の資料も重要ですか?
-はい。会社の定款、株主名簿、担保資産の評価書など、決算書以外の資料も総合的に判断していきます。
売上高と商品棚卸し残高の動きの一致は何故大切ですか?
-売上動向と商品残高増減の動きが一致していない場合、売上水増しや不良品在庫隠しが疑われることがあるためです。
手形・小切手の受入先となっている金融機関はどこですか?
-入金取引をしている銀行等が手形・小切手の受入先となっています。取引実態を反映した bankers bank となることが大切です。
利益が出ていれば税金対策は後回しでもよいですか?
-いいえ。利益が出ている内に適切な法人税等の節税対策を打つことが大切です。税負担を減らし、手元資金を確保することができます。
Outlines
😊財務分析の定義と目的について
財務分析とは各勘定科目を正確に理解することであり、資金繰りの改善に役立てることを目的としている。銀行や信用金庫が財務諸表を分析しているのは資金繰り支援を判断するためであり、単に数値を計算するだけが財務分析ではない。
😃売掛金や預金の内訳から資金繰りを判断
売掛金や預金の内訳書は資金繰り改善の方向性を見出すのに大切である。銀行は内訳書を詳細に分析している。売掛金残高の管理と、銀行との取引関係の構築が重要。
🤔在庫や土地の分析も資金調達に影響
在庫水準も売上高と照らし合わせて判断する必要がある。土地・建物の担保設定額や含み益も把握が必要。未払金未払費用の計上と節税対策は両立させる。
😮保険や株式の分析で資金力を判断
保険積立金の解約時入金額や、株式の税務評価も資金繰り力を測る材料となる。株主の分散化は資金リスクが高まる。
😲株券管理の甘さが資金繰りを圧迫
株券発行会社は株券の適切な管理が必要で、株券の交付が伴わない株式譲渡は無効。株主総会を経ず株式を移管すると、資金繰りへの影響が大きい。
😊包括的な財務分析が会社の存続可能性を高める
財務分析は決算書だけでなく、定款や株主名簿なども確認し、資金繰りを圧迫しないための対策を立てること。地道な作業だが会社の存続に不可欠。
Mindmap
Keywords
💡財務分析
💡資金繰り
💡決算書
💡勘定科目
💡比率分析
💡自己資本比率
💡キャッシュフロー
💡内訳明細書
💡株権
💡経営能力
Highlights
財務分析の基本的な考え方と、中小企業経営者からの質問への回答を紹介
財務分析はランキングや格付けを目的とするものではない、という誤解を解く
財務分析の真の目的は、資金繰り改善の方向性を見極めることにある
銀行員が決算書をコンピューターに入力し、さまざまな比率を用いて分析する現状に触れる
財務分析を人間が行う意義は、具体的な改善提案ができるかどうかにある
財務分析では、様々な指標や比率よりも、実際の経営に役立つアドバイスを重視
経営者の資金繰りの悩みに対する解決策提案の重要性を強調
現金預金、売掛金などの勘定科目の理解の大切さを説明
銀行との取引関係深化のための預金の置き方についてのアドバイス
財務分析の具体的な作業内容として、内訳明細書の重要性を解説
売掛金の管理の重要性と、不正を防ぐためのチェックポイントを指摘
在庫管理の財務分析への影響と、不一致が起こるリスクを議論
不動産の担保設定や借入金の管理の詳細についての分析の重要性を強調
株式の評価や相続時のトラブル回避のための財務分析の利用方法を紹介
財務分析の目的は、単に数字を追うのではなく、経営の持続可能性を高めるための戦略を立てることにある
Transcripts
はい皆さんこんにちは小田会計の森尾です
いつも動画をご覧いただきありがとう
ございます本日は財務分析とは各感情科目
を正確に理解することというテーマで解説
をさせていただきたいと思います最近あの
中小企業の経者様から森尾さんはあの財務
分析ってどんな感じでやってるんですかと
かうちの会社の計算書見られてあのどう
評価されますかとかてあの質問されること
がありましてあの今日はそんなお話をさせ
ていただきたいと思いますただあの皆様の
の決算書を拝見してですね丸抜三角みたい
なあのよし足しをこう評価するような視点
というのは持っておりませんでしてあのま
銀行員の方のイメージが強いんですかね
やっぱ銀行っでこう決算書コンピューター
に入力してこういろんなありますよねこう
なんとか比率収益性効率性安全性成長性
生産性とかでいろんなこうなんとか比率が
あってこれをこう出してでよし足みたいな
あので格付けと呼ばれるランキングを
つつけるみたいなあのイメージが強いのか
財務分析というのはそのランキングする
ことだみたいに捉えられてる方もいるよう
ですがあまり評価をする義足を決めると
いう感覚ではないのかなという風に思い
ますでそれをやるんだったらま
コンピューターがやればいい話で人間で
ある私が別にやる仕事ではなくて私がやる
べきはやっぱり財務分析をするのはや皆
さんの資金繰り改善にどういうご提案を
できるかという視点で見てますのであの皆
さんあんまりこういった指標比率を出して
ですねまそれに対してこうよく適当な
コメントを加えるなんてあの言い方され
ますけどああだこうだ言ったところで
じゃあ実際明日からの経営に役立つかって
言うとどうですかねあの明日明後日自己
資本比率を0.5で負けるんだみたいな
感覚で経してる方もそ多くないんじゃない
かなという風にですそれ現場ではあんまり
使えないというあの認識でもいいのかと
思いますで皆様の財務分析の目的というの
はやっぱり資金繰り改善の方向性を
見極めることですしあの私もあのそういう
方向性で決算書を拝見しています儲かる
会社にはなるにはとかこう潰れにくい会社
になるにはとかあとは人を大切に会社に
なるする会社にはなるにはとかま色々の
こう傾斜の皆様の数だけ目指すべき会社の
姿っていうのはおわりになるかと思います
しそのやり方方法というのはそれぞれ
いろんな方向性があると思いますでただ
こういったあの目指す方向性は皆様
それぞれでよろしいかと思うんですが唯一
どの会社様どの社長様にも共通するのは
やっぱり手元資金がなければねっていう
ことですあの手元の資金がもうカツカツで
明日の支払いもままならないみたいな状況
でやはりこういった将来像って描きにくい
ですよねでよく社長の経営能力は預金残高
に比例するみたいなことと言われることが
あるんですやっぱり皆様の経営能力がどれ
だけ高くても手元の預金がなかなかの厳し
さであればその能力って発揮しないし
にくいかもしれませんしあのまこういった
言い方あれですけど皆様の能力が平均的で
あってもやはり預金残高があればいろんな
アイデアも生まれるでしょうしまた皆様に
足りない部分を補ってくれるような方たち
にも預金が手元の資金繰りに余裕があれば
そういった方たちのお金を支払して
アドバイスいただくヒントいただくこれも
できると思いますですのでやはり経営者の
皆様の能力はあの預金残高に合わせて定規
していくもんだと思いますえ明日の支払い
に追われていらっしゃってもう頭の中は
資金繰りのことでいっぱいで明日の経営
どころでやっぱりなくなりますですよね
ですのであの財務分析というのはこの明日
の支払いに追われないその状態はいかに
継続するにはじゃどうしていけばいいか
そのために決算書を生かすという発想で
いいのだと思いますあのなんとか比率なん
とか倍率たくさん式を覚えてもですねその
比率が他の会社に比べて上かしかしった
ところで皆様の経営能力というのは
やっぱり預金残高で決まりますし自己資本
比率が例えば高ければ潰れにくいとよく
やれてますが自己資本比率が高くてもお金
がなければ簡単に潰れますし結局企業と
いうのはお金に尽きるんだと思いますで
この決算書財務分析なんですがやはりこう
理解をするために見ていきますあの良し足
を決めるではなくて皆様の会社を本当に
理解するですので結構地味なこう地味な
作業ですね財務分析ってなんかこう色々
いろんな視点からあの物事を捉えて
いろんな指標を使って分析書を作るみたい
なあんいうかっこいいイメージでははあの
なくてもっと地道なあのどくさいあの仕事
なんじゃないかなと思いますで何をして
いくかというとやっぱ感情科目ですねあの
現金預金売掛金とかありますよねあれ勘定
科目って言うんですあの売上高損益計算書
もそうです売上だかってポンって書いて
ますけどじゃあどこからいくらの売上が何
月にどれぐらいあるのって書いてないです
よねでそれを知らずにじゃあ今後の経営を
よくしていこうってできないですよね決算
書っていうのはあまでも皆さんもあの最低
限の状況を確認するためであってやはり
もう深いところを見ていくですのでこう
bsplを見た後に感情科目のことを理解
するためにあの感情科目の内訳明細書って
のがあるんですねあれが非常に大事ですね
あのbspl決算書の財務分析というのは
私の中では大体1割ぐらいで9割は勘定
科目内訳明細書を見ていますですのでこれ
銀行員の方も大体同じみたいですねあの
銀行院っていうとこう決算書をすごい
なんか電卓片手に見てるようなイメージ
あるかと思いますが彼らが見てるのは感情
科目内訳明細書で穴が開くほど見ると
おっしゃる銀行院の方もいますところが
あの顧問税理さんとかあの経営者の皆様が
この感情科目内訳明細書非常に軽視して
しまう軽く見てしまってあの作り方がなん
か雑なことがあるので是非気をつけて
いただきたいと思いますじゃあその各感情
科目どんな風に見てるかと言いますと
例えば現金預金を見る時も今後の皆様の
経営能力を発揮する預金残高をいかに1円
でも増やし減らすことを抑えるかという
視点で見ていく時にじゃどの銀行にいくら
預けているか現金預金の総額を見るのも
大事ただそもそもどの銀行にどの信用銀行
にいくら付けてるかっていうのをやっぱり
打ち明け名最初で見ますつまり銀行等の
取引関係取引をいかに深めるかを理解し
社長がされてるかどうかですね預金の置き
方というのは皆さんが思ってる以上に銀行
を重視しています当然メインバンクですね
あのメインバンクっていうのはあの1番お
金を貸してくれてるところとは限りません
あの無担保プロパー融資が1番多い金融
機関をメインバンクと言いますに1番
やっぱり預金を置いてあとは入手金取引を
そこで行っているかっていうのが非常に彼
らにとっては大事逆に言うと彼らが重視し
てるのをこちらが社長が警視してると
やはり今後の資金調達に影響が出てくる
つまり皆さんの預金残高が減ることに
つがるつまり経営能力が発揮できないこと
になってしまう深いですよねですの預金
残高1つでも預金のお金の置き方1つでも
結構あの改善策ってのは見えてきますで
入手金取引っていうのはやっぱり皆様決算
書資産表定期的に報告に行くも大事です
けどやっぱり日々の入手金取引っていうの
は一円単位で正確にタイムリーに銀行信用
金行はつめますのでね皆さんが自分の
ところの預金口座をうまく上手に活用しし
ていただければ数多く活用していただけれ
ば彼らの情報量っていうのは増えていき
ますその情報量が多ければ多いほど寝台
関係っていうのは作り上げられていきます
ですので入出金取引をどこでやってるか
これを1番メインバンクは地方銀行信用
銀行でありながらメガバンクでやってる方
とかは銀行員の方にちょっと嫌われがち
ですのでこの預金の置き方ですね融資を
受けてる銀行にただ預けてる定期預金定期
積金はいつでも解約できると思ってません
かあの是非あの融資を受けてる銀行に信用
金行に預けてる定期預金自分のお金だから
いつでも使えるでしょうと思ってる方は
試しにあの明日にでもあの担当者の方に
定期預金解約できますかって聞いてみて
くださいでそんなことされると今後の有志
に影響しますよなんてこと言われて脅され
るってことは皆さんが使ってる使えると
思ってる定期預金使えませんのでねただ
これを知らずに経営されてる方がいるとし
たらやっぱり我々としてでは注意換気し
なきゃいけませんしいざという時の金お
頼りに経営をしていて資金繰りをしてて
いざという時に使えないことが発覚した時
に皆さんの経営能力は劇的に落ちてきます
のでねあのこういったことを読み取ってき
ます売り掛け金も1つもそう長期回収でき
てない得意先がないかなとかその金額を
増して資産にカウントしたまま自己資本
比率計算して高いだの低いだのおっしゃっ
てないかなとかというのをこう売掛金の
内訳書でちゃんと見ています皆さんも
ちゃんと売掛金の残高定期的にどのお客様
にいくら残ってるかはチェックされると
いいと思います決算書で1番現実とこの
決算書ズレが起きやす起きやすいのはこの
売掛金ですねあの皆様はあまり売り掛け金
の管理なんてあのもう数がお得意先様が
多くなってくればくるほど経理の方を信頼
すればするほど営業の方を信頼すればする
ほど遠ざかっていきますそんなところで
不正が起きたりもしますあの営業の方が
あの売上欲しさに数字欲しさにあの勝手に
売上あげちゃったとかま勝手に営業の方が
請求書作れないただ経理の方と結託して
みたいなあのケースはやっぱりゼロでは
ないようですのであの是非売掛金どのお客
様がいくら残ってるかと長期間回収が遅れ
てる会社がないかとかはしっかり経者の方
半年に1度でもあの非常に緊張感社員に
持たせられますのでねあのその辺脇は甘く
しないでいただきたいなと思いますあとは
ゼリさんがあの面倒くさがあって売り掛け
金の内訳書にその他デラを作ってそこに
大量の多額の金額を突っ込んじゃうと銀行
員の方あの粉食してるんじゃないかって
疑われることがあります売掛金の残高がa
例えばA1000万B500万C300万
って書いてあってでその他2000万
なんてあると嘘でしょっていうその他って
いうのはあくまでも50万円以下の会社様
が最終的に数社入るところですのでその他
にあまり突っ込みすぎると銀行員の方が
風色をなんか売上を前倒ししたのを分から
ないようにその他に勝手に突っ込んでんの
かなとか長期間回収ができないとか倒産し
ちゃった会社のことを銀行にバレたくない
から突っ込んでんじゃないかなとかで疑わ
れて疑ってることを彼らは疑ってますよて
は決して皆さに言ってくれませんのでね
ただなんか金が借りられなくなったとか
なんか銀行の担当者が来なくなったとかは
大体こういったところにありますので是非
皆さん見落としがちですのでしっかりと
チェックしてくださいで私なんかあのその
他が多すぎませんかとかていうのはあの
注意換気するようにはあのしておりますで
棚卸さんもそうですねこれは田さんはあの
なかなか外部私みたいなものからそれが
正しいか多いか少ないかは判断はなかなか
つきづらいですしあの銀行員の方も倉庫に
いたところで本当にその通り計算書の数字
通りあるかどうかってのは見極め難しい
ですただやっぱりこう不正が発生しやすい
のがこの棚卸しさんであったりするので
社長様自らやっぱり自棚おろし立ち合う
ことは大事かなと思います毎月はしなくて
も結構かと思いますが3ヶ月に1度半年に
1度はやっぱり自治なしをしっかりやって
正確に皆様の会社の資産状況を把握するは
大事だと思いますで不良在庫がもう長期間
こう在庫に残った決算書に残ったままで
自己率計算しても何だ意味ありませんしリ
コインですとか我々なんかはこのPLです
ね損益計算書の売上高の増減に比例して
棚卸しさんの金額が増減してるか売上が1
割増えたら昨年より増えたら在庫も1割
増えるだろう売上が1割減ったら在庫も1
割減るだろうこの売上の増減と庫の動きっ
ていうのは一致してるもんだと思って財務
分析を決算書を見ますそれが不一致してる
売上が減ってるのに在庫が増えてたりする
と怪しまれますでもその怪しまれる前に皆
様からたまたま期末近くによきの初めにご
注文いただいてたお客様のための在庫を
買いましたとかそういう説明は是非する
必要があると思いますのでこういった在庫
の動きとやっぱり疑われた時に疑ってます
と言ってくれませんので何を疑われる
かっていうのは把握しておかないと
やっぱり疑われることに気づかずに銀行
さんと今まで通り取引してるただなんか
有子に影響が出てきた借りたい時に借り
にくくなった預金がどんどんどんどん減っ
てくみたいな形になっちゃうとやっぱ皆
さんの能力っていうのは失われて奪われて
いきますので在庫気をつけてくださいあと
土地建物もそうですどの銀行がどの不動産
に担保を設定していてあとはそれぞれの
金融機関の残が借入金残高がいくらか
やっぱり把握するのは非常に大事ですあの
現在価値と含み益含み損というのも
やっぱり今売ったらいくらぐらいの価値が
あるかというのも把握するのも今後の資金
調達に大事ですし決算書見る時に銀行院の
方たちはこういった視点で見てますので
決してこの皆さんが提出したされた決算書
通りには判断してなというのはご承知おき
くださいあとは固定3税評価額路線化など
もこれはあの税務の価値を判断するつまり
今の皆様の株価を算定する時にこれ非常に
大事な視点ですので地味ですよねですので
こうやって1個ずつ確認取ってくだのが
財務分析なんです保険積立金もそうです
解約したら今いくら現金入ってくるのかな
とかそのうち座収入になる金額はいくらな
のかなこれを知っとけばあ社長様がこう
いう挑戦をしようで相談いただいた時にあ
その挑戦がもしもしもが失敗していくらの
損失までは耐えられますよみたいにこの雑
収入保険の雑収入になる金額で判断も
できるわけですねでいざ本当に資金繰りが
厳しくなった時でも契約者貸し付けという
制度を使えば保険の解約編で金の大体7割
から8割ぐらい保険会社から3円日ぐらい
にお金入ってきますのでねあのそういった
こうピンチに耐えられるこう妨害資産って
言うんですかね保険会社に預けてる預金が
どれぐらいあるかっていうのも今後の資金
ぐり踏まえる上では非常に大事この未払い
金未払い費用もそうですあの翌月払いの
経費ですとかあの締め日後の給与などの
費用しっかりと計上した上で節税対策考え
てくださいねあの税金払いたくないという
ことで気持ちが強くて何でもかんでも節税
商品にあのなんか飛びついちゃう方いるん
ですがあの水道高熱費例えば3月決算の
会社様は3月分が4月に引き落としになり
ますけどけどちゃんとあの3月の水道高熱
費であれば4月のお支払いでも3月の決算
で経費に載せられますのでねこういった
経理処理をしっかりされてないのに節税
対策ばっかりのめり込んでる方もやっぱり
いてでその節税対策やったことがやはりお
金を眠らせたりとか無駄遣いになって
しまって資金繰りが悪くなってくみたいな
こともありますので本末転倒ですので是非
気をつけてくださいで仮入金も今後の資金
調達を資金繰りを考えるで非常に重要な
情報でこれも借入れ金の多い少ない
ボリュームを全体を見るだけではなくて
どの銀行からどのような条件ですねあの
返済機関金利プロパあるいはマホてのは
信用商教会さんの保証付融資無担保なのか
有担保なのか経営者保障ありかなしかこれ
皆さんどの銀行どの信用銀行からどういう
条件で借りられてるか一段表になってます
でしょうかねあの借りれ金っていうのは
少ないじゃないですからねこの中身が大事
で保障協会の枠を取っておけば皆様の業績
が悪くなった時にそれで保障協会さの保障
さあれば資金調達ができて預金を確保して
皆様が明の支払いに囚われないような経営
環境っていうのも作れますこれを決して
業績のいいうちに使い切っちゃないように
しなきゃいけませんし傾斜保障のあるなし
も皆様の経営判断で非常に重要な視点に
なってきますちょっと業績が厳しくなっ
もうこれ以上赤字の状態を垂れ流しても
いいんだろうかただやっぱりここで諦め
ちゃったら自分の奥さん子供犠牲になっ
ちゃうなみたいな発想がるとやっぱり続け
ざるを得ないでどんどんどんどんやっぱり
苦しみにあのはまってってしまうような方
もいますですのでこれが傾斜保障がなけれ
ばもうここはあの断念しようとか決断の
方向性ってのはまた選択肢広がりますので
業績のいいうちはやっぱり保証なしに
トライしていただきたいなと思います
借入れ金1つでもこんだけの情報が非常に
重要でこれをコツコツコツコツあの確認し
ていくってのがやっぱり財務分析ですで
決算書以外にも決算書だけ見てあの何か
判断するかっていうと決算書以外の情報も
あの取っていくのが財務分析ですでこれ
あの例えば会社の当規模東本最近多いん
ですがあの会社法っていうのが平成18年
にあのありましあの始まりましてで平成
18年以前に会社を設立された会社様は
当時皆様の会社の株ですね株権を発行する
というのが原則だったんですでこの会社法
というのが平成18年に始まってからこの
会社法のもでは株券は発行しないが原則に
なってるので平成18年以降に設立した
会社さんは株権発行しないになってます
それ以前に設立された方はまだ株券発行
するのままになってるケースがあります
是非会社の当期模本ちゃんと1回見て
くださいあの毎月20件ほど個別相談を今
させていただいてますが結構な割合でまだ
発行するになっていますでこれ何が問題か
と言いますとあの会社法128以上という
有名な条文がございましてあの株県発行
会社の株式の譲渡は株式にかかる株権を
交付しなければその効力を生じないという
条文です株権を発行するという記載がされ
てる会社の等規模等方に記載がされてる
会社は株権現物をちゃんと引き渡さないと
相手に渡さないとその効力がなくなるん
です何かと言いますと皆さんの会社の株を
後継者の方ですとかご家族の方に簡単に増
いうをしたり売買したりされてるケースが
あって簡単にっていうのはちょっと言い方
ありですねあの何の悪気もなくあの次の
世代に小計しようとでこれあの株券発行
する会社さんあのただ増量契約書で渡した
これダメなんですねあの無効なんです
先ほど書いてあったように株権を渡さ
なきゃ無効なんですで何がトラブルになる
かと言いますとこの例えばご長男に株を
譲るつまり経営を任せていくですので皆
さんは少しずつ株を移していくでそれを
面白く思ってない次男さんサナさん
が皆様が例えばご相続が起きた時とかに
長男が自分は父親から株を生前にこれだけ
全部譲っていただいてたのでこの株は自分
のものだと主張しても次男三難特にそこに
ついた弁護士さんからいやそれは向こう
ですと株県発行するの会社ですとでで株券
の引き渡しされてませんよねと同様契約書
ですよねて全部無効ですですのでこれ全部
父親の財産としてカウントしませんといけ
ませんですのでこの相続の時に皆さんで
公平に話し合いましょうみたいなのが
リセットされちゃうんですね皆様が
せっかく良かれと思って後継者の方に生ぜ
に増夫してた行為がでそうするとその瞬間
に株が分散するってことは経営リスクが
高まるもしくはじゃ株を買い取るもしくは
自分の財産を少なにして他の方への財産を
多めにするつまり会社の資金繰りにも影響
してきますし後継者の方の個人の資金繰り
にも影響してくることがあってこれに
とらわれて預金残高だけではなくて株主
問題に囚われて皆さんの経営能力奪れて
くってケースもあるのでこういうのは私
どもはしっかりもう今のうちに家族が平和
で仲いいうちに株券発行しないにあの司法
所さんにお願いすればあのもちろん株主
総会は必要ですけどあのすぐに手続きし
ちゃいますから喧嘩してからだと揉めるん
で今のうちに早く直しときましょうとか
あのご提案していますこれ是非皆さんあの
平成18年以前に会社が設立された方に
ついては今一度ご確認くださいであの発行
するになってたらあの是非顧問寺リさんと
相談してどう対応していくかは議論して
くださいで別表2っていうあの書類もあり
ましてこれは株主構成があって株主やっぱ
分散してますと様々な将来お金の問題が
生じやすくなってきますあの分散してる
株主さんから買い取れとかあの買取りを
求められてじゃ個人で払うにしても会社で
払うにしてもいずれにしてもやっぱり
資金繰りが悪くなるわけであの株主さん
っていうのはできるだけ分散しない私
なんかはできたら社長1人が100%持っ
てる状態っていうのをお勧めしてますが
そういったことを知らずによかれと思って
分散してる方とかも多数いらっしゃるので
そういうところに注意換気ができるように
あの別表にっていうのはすごいよく見ます
決算書だけじゃないんですねであとは株式
の評価明細書これ内部留法貸借対象表の
右下ですねあの純資産金額が1億円を超え
てらっしゃる方はあのお金かかっちゃうか
もしれませんが小問理さに毎年あの自社株
の評価はちゃんと出してもらうといいと
思いますでさらに現の株価だけではなくて
今の利益が続いていったとしたら仮に続い
たとしたら5年後10年後どういう株価に
上がっていくかというのも考えてそれで
あの踏まえてやっぱり対策をつあの小計
コストと言われる上所得税住民税あとは
増悪税相続税やっぱりこの負担もバカに
ならない金額になるケースが多いですこの
純資産金額が1億円とか2億円3億円に
なってくるとですのでこのコストが会社の
経営皆様の経営能力を痛めないように
やはり早期に改善できる対策打てるもので
あれば打っていく必要があるので全てこう
財務分析というのはあの計算書だけじゃ
なくてこういったことを全て捉えた上で
いかに預金残高を減らさない増やし続ける
と今の預金5年後10年後の預金を見据え
た上でどう手を打っていくかっていうのを
考えるのが財務分析なので冒頭に申し上げ
たように適当にパーセンテージ出してああ
だこうだやるのが財務分析ではありません
ので地道で非常に手間と時間はかかるん
ですがただ皆様の経営を会社をできるだけ
存続可能性を高めるためにはこういった
地道な作業の積み重ねが大事ですのであの
こんなことをしてるんだみたいなだと思っ
ていただいて銀行院の方もあのこういった
線で見てますので決してあの計算書見た
からよし足決めてるわけではございません
しあのこういったあの分析しよというの皆
様も是非あの全部は全部あのマスターでき
なかったとしてもやっぱりこの決算書の見
方っていうのはあのこういった見方もある
んだっていうのは参考にしていただければ
と思います本日は以上です失礼いたし
[音楽]
ます
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