【円はどこまで安くなるのか:佐々木融】なぜ今、介入/米国の利下げはないと読む理由/トランプ再選の為替インパクト/ドル高が続く4つの理由/円独歩安の構造/1ドル200円の時代/平均年収は世界24位に転落
Summary
TLDR今回のピボットマネーでは、為替市場の動向がテーマで、福岡フィナンシャルグループのチーフストラテジストである佐々木トルさんがゲストとして招かれました。最近の円の大きな変動について分析し、今後の為替市場の見通しを語りました。また、日銀とFRBの金融政策、アメリカの金利動向、そしてトランプ再選出の可能性が為替市場に与える影響について考察しています。さらに、平均年収の国際比較や日本経済の賃上げ要請など、幅広い視点から為替市場の未来を探求したコンテンツです。
Takeaways
- 🗣️ ゲストの佐々木トルさんは福岡フィナンシャルグループのチーフストラテジストであり、為替市場に関する見解を共有します。
- 📉 最近の円の大きな変動について、特に急速な安値化(161円代から157円代への移動)に関心を示しています。
- 🤔 円安の理由について、佐々木さんは特に明確な要因が見られないと指摘し、市場の動向が不透明であるとコメントしています。
- 💼 アメリカの経済指標が出た後に円安が進行したわけではなく、特に急激な動向ではなく、市場はこの動きに混乱していると分析しています。
- 🌐 国際的な政治的要因も市場に影響を与えており、財務官の交代が市場の不確実性を高めていると見ています。
- 💬 為替介入のタイミングと理由について、市場は不透明であり、なぜその時期に行われたかについて疑問を呈しています。
- 📈 CPIの統計結果が予想と異なることから、市場の動向に大きな影響を与えていると指摘しています。
- 💹 アメリカの金利が上がることで、ドルが買われやすくなり、円安につながるとの見解を示しています。
- 🕊️ トランプ大統領の再選出馬の可能性が高まっていること、それが市場に与える影響について分析しています。
- 🏦 財務省の交代が市場の注目を集めており、新しい財務官の政策や介入姿勢が市場に大きな影響を与える可能性があると述べています。
- 🔮 将来の為替市場の動向について、円安の傾向が継続すると予想しており、200円時代に備える必要性を指摘しています。
Q & A
ピボットマネーで話されている為替のテーマは何ですか?
-為替のテーマは、最近の大きな動きと今後の見通しのアップデートです。
ゲストである佐々木トルさんはどのような立場から話していますか?
-佐々木トルさんは福岡フィナンシャルグループチーフ、ストラテジストの立場から話しています。
161円代から157円代への急激な為替の変動はなぜ起きたとゲストは考えていますか?
-ゲストは、このタイミングでの変動の理由があまりよくわからないと述べており、特に急激な円安の進行やボラティリティの上昇があったわけでもないことを指摘しています。
為替介入の目的は何か、またなぜ同じレベルでは基本的にやらないとゲストは述べていますか?
-為替介入の目的は変動相場性の国の定義を守ることであり、同じレベルでやらないのは市場がそのレベルを読み取り、逆に攻撃にくる可能性があるからです。
CPIの統計が出て予想と外れた点はなぜだとゲストは考えていますか?
-ゲストは、CPIの数字が予想と外れたことが、為替介入の理由の一つであった可能性があると述べていますが、これは短期的な影響にすぎないと見ています。
トランプ大統領の再選出馬の可能性は為替市場にどのような影響を与えるとゲストは考えていますか?
-ゲストは、トランプ大統領の再選出馬の可能性が高まっていることから、保護主義の強化や金利の上昇、ドルの強化につながると見ています。
ゲストが見ている年内の利下げ観測はどのようなものですか?
-ゲストは年内の利下げが難しいと考えており、CPIの結果が予想を下回っているにもかかわらず、FRBの目標を上回るレベルが続いているためです。
為替介入が160円ラインを超えて行われた理由についてゲストはどのように考えていますか?
-ゲストは160円ラインを超えた為替介入が行われた理由について、特に特色があるとは思えず、短期的な影響にすぎないと述べています。
ゲストが示唆する200円時代に備えるべきこととは何ですか?
-ゲストは200円時代が来るかもしれないと示唆しており、個人や企業がドル高のシナリオを念頭に置いて準備を進めることが重要だと強調しています。
日本の賃金が国際比較で低下している状況についてゲストはどのように述べていますか?
-ゲストは日本の賃金が国際比較で低下しており、これは日本の企業が人を集めるために賃金を上げざるを得ない状況につれてくると述べています。
ゲストが示唆する2023年の平均年収の比較による日本の順位はどうなっていますか?
-ゲストによると、2023年の平均年収の比較では、日本が2000年の3位から24位に下がり、さらに160円のレートで計算すると25位になってしまうと述べています。
Outlines
🗣️ 為替市場の動向と分析
この段落では、福岡フィナンシャルグループのチーフストラテジストである佐々木トルさんが、為替市場の最近の動きについて分析しています。特に、昨日の大きな変動について、アメリカの経済指標の影響や、日本の財務官の退任に関連する動きが話題となっています。また、為替介入のタイミングや理由についても議論されており、市場の今後の動向について更新された見通しを提供しています。
📊 トランプ政権の影響と為替相場の関係性
第2段落では、トランプ政権の影響が為替相場に与える影響について触れられています。トランプ大統領の当選とその後の政策が、アメリカの金利とドルの価値にどのように影響を与えたかが分析されています。また、株価の動向や、将来の為替相場に対する市場の予想が語られており、トランプ政権が選挙に再出馬する可能性が上がった場合の市場への影響についても考察されています。
💼 日本経済の構造的な問題と為替相場
この段落では、日本の経済構造とその為替相場への影響について議論されています。日本の実質金利のマイナス状況や、日銀の金融政策の限界、国際収支の悪化が、円の弱さに寄与していることが指摘されています。また、円安が進む場合の為替相場の予測や、日本の経済政策が今後どのように動くかについても言及されています。
📈 為替介入の可能性と市場の反応
第4段落では、為替介入の可能性やタイミング、それに市場の反応について語られています。日本の財務官の交代が、為替政策にどのような影響を与えるかが議論されており、新しい財務官の姿勢が市場にどのように影響を与えるかについても触れられています。さらに、為替介入が行われた場合の相場の動向や、市場がそれをどのように解釈するかについても分析されています。
🌐 国際情勢と為替市場の将来
最後の段落では、国際情勢が為替市場に与える影響について考察されています。トランプ政権の誕生が円安に与える可能性や、その範囲を予測しています。また、日本とアメリカの金利差が為替相場に与える影響や、円安が進んだ場合の日本の経済への影響についても分析されています。さらに、将来の為替市場の動向を予測する際に注目すべき要素として、日銀とFRBの金融政策、アメリカの選挙、財務官の交代などが挙げられています。
Mindmap
Keywords
💡為替介入
💡円安
💡CPI
💡FRB
💡利下げ
💡保護主義
💡国際収支
💡ドル
💡大統領選挙
💡円安の構造
Highlights
為替をテーマに、福岡フィナンシャルグループチーフストラテジストの佐々木トルさんをゲストに招いた番組の紹介
最近の為替の大きな動向について佐々木さんとの議論
円安の原因とアメリカの重要指標の影響についての分析
財務官の退任とその影響、為替介入のタイミングに関する考察
CPIの統計結果が予想と異なることの影響についての議論
為替介入の目的と市場の反応についての分析
160円が介入ラインとして認識されていた背景の説明
日銀の金融政策とFRBの政策の違い、その影響についての議論
利下げの観測が強まっている現状についての分析
トランプ再選出の可能性と為替市場への影響についての考察
株価とトランプ当選の関連性についての見解
ドルが強い理由の4つの要因の説明
円の弱さと構造的な問題の継続性についての分析
日米10年金利差とドル円の相関関係の変化についての解説
円売りの動向とその背景についての考察
年末の為替見通しと170円の到達可能性についての議論
トランプ政権誕生した場合の円安の進展についての予測
日本とアメリカの経済政策の相違とその影響についての分析
日本の賃金が国際的に低い現状とその影響についての解説
今後の為替市場に注目されるべきテーマや動きについての見解
日銀とFRBの金融政策の今後の動向についての予測
大統領選挙の結果が為替市場に与える影響についての考察
財務官交代が為替介入姿勢に与える影響についての見解
利下げ期待が交代した場合の市場反応についての予測
Transcripts
皆さんこんにちはピボットの佐々木です
今回のピボットマネーでは為替をテーマに
お話を伺いますゲストにお招きしたのは
福岡フィナンシャルグループチーフ
ストラテジストの佐々木トルさんです
佐々木さんよろしくお願いしますよろしく
お願いします佐々木さんにはあの何度も
あの川成についてお話を伺ってますけれど
もまた最近も特にあの昨日大きい動きが
ありましたのでその辺りも踏まえてですね
今後の見通しのアップデートを伺えればと
いう風に思っておりますよろしくお願いし
ますよろしくお願いしますはいまずはです
ねま介入があって161円代からいきなり
157円代になったということでこの買入
をまずどう見てらっしゃいますかあの
ちょっとこのタイミングでやった理由が
あまりよくわかんないなという風に思って
ますそれほど別にま急激に円安が進行した
わけでもないですしボラティリティが
上がったわけでもないという中でかつ
アメリカのあのま重要指標が出た後にや
るっていうのはアメリカ側はあんまり多分
面白く思わないと思いますしそろそろあの
今月一杯でか財務官があの退任されるわけ
なんですけれどもあの今回もし会議やって
たとするとえ10月末まで6ヶ月間で基本
的に3回っていうのがま変動相場性の国の
定義になってるので10月末までなります
ね5678910で10月末までにあと1
回しかできなくなっちゃうっていうのがま
できなくなっちゃうっていうことではない
んですけどもま基本それ以上やると
ちょっと摩擦が起きるっていう感じになる
のでえまコイの財務官こういらっしゃった
三村財務官いらっしゃった後にえ1回
いきなり
8910で3ヶ月間で1回しかできないっ
ていうことにもなってしまうのでななんで
このタイミングでやったのかなっていうの
がちょっと不思議だなという風には思って
ますそうそう今回のCPIの統計が出て
その数字がま予想からちょっと外れてた
そこが大きかったんでしょうかねやっぱ
踏み込んだ理由としましてはうんまその
それで下がったのでもしやってたとしたら
あのそれと一緒にすれば効果が大きくなる
んじゃないかって思ってやった可能性は
あるかなとは思うんですがただそれは
すごく短期的な話にしかならないのでやっ
たとすればなんでこのタイミングだったの
かなっていうあまり特色なようには思え
ないなという気はしてます前回の為替介入
からまある程度160円が介入ラインでは
ないかって声もあったんですけどそのも
ある程度放置されてたっていうところで
そので160円が防衛ラインっていうわけ
ではないんですかねかしはい私はもうあの
まこれ前も申し上げたかもしれないです
けど介入っていうのは同じレベルでは基本
的にやらないんですねあの変動相場性の国
なのでどこかをあの止めようとするって
ことはしないですしそういう同じところを
止めようとしてるっていうのをもう
見透かされるとマーケットは逆にそこを
アタックしにくるのであのそれはないん
ですよねそれで今回ま私はどちらかという
とま前回160円のとこだったのでま
170円ぐらいまではやらないだろうと
いう風に思っていたのでまそうは言っても
1661円代後半のところでこうやってき
てるわけですからかなり頻繁にやるように
なってるなということで後にやりづらく
なってしまうっていうことになっちゃうん
じゃないかなという気はしてますあと今回
のCPIの統計が出たこともあってあの
もう利下げ観測がかなり強まってます
けれどもそこは佐々木さんはどういう風に
見てらっしゃいますかそうですね私はあの
元々まもうあの年内の利作は難しいだろう
と思っていたいるのでそこのところは
あんまりまだ変わっていなくてなぜかと
言うとま確かにあのCPIのそのえ結果は
あ予想をちょっと下回ってるんですがま
それでもあの全体が3%でコアで3.3
ですのでまあまだあのFRBがターゲット
するレベルはかなり大きく上回ってるとえ
いう状態なのでスーパーコアのとこですね
これもま4%台後半という状態はまだ相
変わらず続いてますのでえーちょっとこの
数字を持ってじゃあえっと次の次のFMC
で早速利下げですねっていうのはちょっと
早いんじゃないかなと逆にこれ次の次の
FMCで本当に利下げしてその後のCPI
が予想より上回り始めたらえ結局利下げは
早すぎたって批判されるだけになると思う
のでまあんまりないんじゃないかなと思い
ますしまあの大統領選挙であのトランプ全
大統領が再戦される可能性もまそれなりに
ちょっと高まってきてるような感じもする
のでだとすると今この段階でそんなに急い
で利下げをする必要はあるのかなっていう
風にはちょっと思っていますそうと以前
からの見方と大きく変化はないということ
ですねはい今のところ変化はないので逆に
そのまあの佐々木さんおっしゃったように
あのマーケットは結構また利下げ年内2回
の利下げしっかり織り込んできてるような
感じなのでその利下げ期待は結局交代して
ドルがまた買われるっていう感じになるん
じゃないかなという風には思ってます前回
お話が上がった時との差分としてま
トランプ市のま再戦の可能性がすごく
上がってるってところがありますがここは
為替今後の為替にどういう影響を与えて
いくんでしょうかはいあの基本的には
アメリカの金利ががってドルが買われ
るっていう流れがまず出てくるんじゃない
かなという風に思っていますでこちらあの
チャートで出してるのがまあのFF金利と
10年金利えのところなあの数字なんで
チャートなんですけどもあのちょうど
トランプ大統領がま当選したところとま
その後のトランプ大統領の人気のところを
こう示してるんですがあの当選したって
いうとこま当時サプライズだったわけなん
ですが当選したことによってアメリカの
金利も上がってまドルも買われていると
いうところもあってでその後FRBはえ
前半のうちは利上げをしてってるんですが
えそれでアメリカの10年金利も上がって
いるという状況になっているのでま
イニシャルリアクションとしてはやっぱり
まトランプ大統領になると保護主義が
強まってえそれからまあの完全も引き上げ
るっていう話もありますし移民の規制も
するということでまそうなるとその賃金も
上昇圧力が勝ってくるということでま基本
的にはインフレ圧力が高まるという観点
からあの金利は上昇してドルが変われ
やすくなるっていうのがま基本的な流れか
なと思っていてでこいのあのトランプ大
トランプ全大統領とバイデン大統領の討論
会えこの後のあのリアクションもそんな
感じでしたよねあのトランプ大統領全
大統領が有利なんじゃないかっていうよう
な見方になってきてそれでアメリカの金利
も上がってどのも買われたっていう流れな
ので今後そのトランプ全大統領が当選
するっていう確率が高まってきたなという
ことになるとあのマーケットはやっぱり
金利上昇ドル外で反応するんじゃないかな
というに思っています株価という意味では
どうでしょうかトランプ当選イコールま
株高かっていうの印象がありますけどそこ
は佐々木さんも同意でしょうかはいそれも
そういう形になってくるんじゃないかなと
思いますまちょっとあのトランプ大統領
前回のその前議機関っていうのはあの途中
でやっぱり体中貿易摩擦これに対する懸念
なんかでえっと2010え198年にです
かね17年は上がって18年のところで
体中貿易摩擦の懸念から株が下が
るっていうようなこともあったのでまあの
人筋縄でこうまずっと上がってくっていう
形にはならないと思うんですがあの人気中
を通じて結局最後は上昇しているのでま
そのま現在もあの続くということになれば
株価は上がりやすいんじゃないかなという
風に思います分かりましたありがとう
ございますそしたらまあのトランプ政権に
なってもそこなんで大きい変化はあの為せ
と意味ではあのないということです
そうですねあの今まここまでドルが強い
理由っていうのがあのあってあのま今
アメリカ経済が強くてえドルが強いって
いう理由えっていうのはこの主に4つが
あると思うんですけどま1つは保護主義
圧力の保護主義圧力の強まりとそれから
この中でのバラまきによるマネストックの
急増それからIT産業における米国企業の
1人勝ちとそれからあのアメリカ株価上昇
による資産効果っていうのがあるんですが
これがそのアメリカ経済を強くしてドルを
強くしてるっていうのがま現在の状況なん
ですがまあ1番に関してはトランプ大統領
になったらあのさらに強まってくるという
ことになりますしまそのマネ速の急増って
いうところで観点で言うとま減税をすれば
まそれなりにまたその減税が続けばですね
そのお金がま民間のところにお金がまだ
引き続き多く残るということにもなります
しまIT産業に関しては引き続きやっぱり
強いということを考えるとまトランプ取る
になったから急にそのえ金利が下がって
ドルが売られるっていうことにはならずま
今のトレンドが続くという風に考えた方が
いいのかなと思いますただあの繰り返しに
なりますがえ前回同様まあんまりその体中
貿易摩擦がこう激しくなってくるとあの
少しボラティリティは高くなってくる可能
性はあるかなとに思っていますまその意味
では佐々木さんがずっとおっしゃってる
日本の縁がま構造的に弱いっていう構図も
変わらないってことですよねそうですね
あのそれも変わらないと思いますこちらに
あるにま日本の実質金利のマイナスから
なかなか抜け出せないそれから日本とその
他の主要国との幅な名目金利さ特に
アメリカとの名目金利差はそんなに変わら
ないまこれは結局日銀は大胆に利上げが
できないだろうというところとあとは日本
と国際収支の悪化っていうのもあるのでま
そういう観点で言うと円の弱さっていうの
も変わらないですしまドルが強い状況って
いうのも変わらなければドル円は基本的に
は上昇基調になっていくんじゃないかな
続くんじゃないかなという風には思ってい
ます1回証拠していたま150円ぐらい
まで行ったのにまた160円台にここ数
週間上がってきてたのってのはこれはなん
でなんですかねはいここはなかなかですね
ちょっと難しくてはいこれですねこれが
あの日米10年金利差とドル円の相関関係
ですね横軸で日米の10年金利差で縦軸で
ドル円なんですがあのピンクのところが4
月半ば以降のあの相関なんですがもう
明らかにえ金利差があの拡大してないのに
ドル円が上昇してってるということで円の
独歩安の状態があの続いていたという状況
なんですねそれでちょっと1つここでこの
チャートをせっかく出したのであのご説明
するとあの左下の方に2023年末って
いうポイントがあるんですがもう今
2023年末より日米の金立さ縮小してる
んですよねそれにも関わらずド円が20円
以上あの上昇してるというところから見て
もう金利差だけで縁が弱くなってるわけ
じゃないっていうのがお分かりいただける
と思うんですがこの4月以降の円売りに
関して言うとまやっぱり何かしらのその
実需の遠売りっていうのが出ていたんじゃ
ないかなという風に思っていますでそれは
あの特になんかこうこれでて特にこの
フローでっていうよりかはま例えば
NISAを通じた外交株等身へのフロこれ
はまもうコンスタントに出てんので急に
これで円安になってるわけではないんです
がコンスタントに出てるし貿易収支の赤字
とかサービス収支の赤字とかあとあの大外
直接投資がですね相変わらず高水準なので
こういったあの実需の円売りがま掃除て
やっぱり強い状況で金利さは縮小してっ
てるのに円が弱くなってって
るっていうのがまここしばらくの動きでま
その結果160円台に戻したっていうのが
背景なんじゃないかなと思ってます分かり
ました前回お話しました時はま年末で
170円ぐらいではないかと予測でした
けどもそこにも変化はございません
でしょうかそうですねまあの基本的には
170円ぐらいまでこうじりじりと言って
しまうんじゃないかなという風には思って
いますただまだんだんだんだんあの時間が
経てばあの年末までの距離も短くなって
くるのでま時間切れになってそこまで届か
ないかもしれないですがま基本的な構図
円安どれだかの構図が変わらないのでま
その背景がですね変わらないので年末
170万円まで届かなかったとしてもま
基本的には来年に向けても背景が変わら
ないんであれば円安の動きどれだかの動き
ってのは変わらないんじゃないかなという
風には思ってますすごくざっくりした質問
になるんですけども今後まトランプ政権が
誕生するとしてその政権の4年間の間に
どれぐらいまで円安っって進み売るん
でしょうかね我々の想像する範囲として
うんあの例えば年少あの140円だった時
にまあのターゲット160円っていう風に
こう申し上げてこっちらのあのあの番組で
もこう言わせていただいたりとかしてで
それがまついちゃったので170円です
よっていう話だったじゃないですかで
170円って今で本当に行ったとすると
ですねえ結局年間のレンジが20円にあ
20%になるんですね140円から
170円ででそれがまたもう1年続くと
また20%で今度200円になるんですね
でそれがまた次20%だと240円になる
わけじゃないですかだから2年間でもし
本当にこのペースで行っちゃったとすると
240円ぐらいになってしまうっていう
感じなんですねだからもし本当にこの
ペースでも円安ドル高がボンボン進むんで
すってなったらえっともう4年後には
30000円超えるような感じになります
よねなのでまあまあそんなことにはなら
ないとは思うんですけれどもあのちょっと
ですね要は今の状況が何も変わらない
つまり日本も結構インフレ率が高いのに
あの金利が上げられないあんまり上げられ
ないとかで構造的なその国際収支の構造が
全然改善しないでむしろニサを通じて外国
証券投資がどんどん続いてる外国株同士が
続いてるという状況があってでトランプ
大統領がまあうまいことやってまま
トランプ大統領になるかわかんないですが
なったとしてあのうまいことやって
アメリカ経済が強くなかなか折り下げが
できないっていうような状況がついてどれ
が強い状況が続いたらまちょっと本当
びっくりするぐらいのその奴隷の上昇って
いうのはあり得るとは思うんですがまただ
そうは言ってもまマーケットですので色々
こう上下度はあると思うのであの難しい
ところま最後の最後まで本当にドルが強い
かどうかアメリカがこんなことをやってる
とあのまかなりびな保護主義をやってるの
であのどこまでこうドルが強いかどう
かっていうのは難しいところだと思うんで
わかんないですがでもまあそうですね
ざっくりと
200220とか30とかまそういう
ぐらいのところまではあの今後覚悟して
おいた方がいいんじゃないかなという気は
しますこれはもうあの繰り返しになります
が日本が変われないでアメリカがトランプ
大統領がうまいことやってま金利もむしろ
こう上がってくような感じでドルも強いと
いう状況があった場合っっていうことです
けどもまそれぐらいの可能性はあるんじゃ
ないかなとは思いああ20%の変でそれ
ぐらいインパクトがあるものなんですね
こうなんか恐ろしいですねそうだんだん
だんだんあの数字が大きくなってくるので
20%の数字も大きくなってくるんですよ
ねだから本当にね200円になってから
20%動いたら40円ですからねだからま
そういう意味では大きいですよねあと
佐々木さんの最新のレポートでもこの
2023年時点のま各国の平均年収の比較
があったんですけどこれ2000年から
2023年ここまで変化したんですねそう
ですねあのまあ2000年の時は日本の
平均年収はえ3位だったんですねえで
2023年の数字が最近出たんですがま
24位ということで去年と比べるとえ
スペインに抜かれて24位までなったって
いうことですねでこれ実はですね2023
年の数字なのであの演奏場も2023年
演奏場も2023年の末の演奏場で計算し
てるんですねでそっから円安になってる
じゃないですかさらにだからドレンが
160円ぐらいだった時のま直近のレート
であの全部を計算すると実はもう25位に
なっていてリトアニアに抜かれてるんです
ねああでさらにですねちょっとやっぱり
衝撃的なのはこの160円の時のレートで
ま全体のあのま他の黒線も含めて水星も
含めて計算すると日本の平均年収はですね
スイスの1/4になっちゃうんですねアメ
悲しいんですねアメリカの35%なんです
ねほおだからもうもうめちゃくちゃ日本の
賃金は安くなってるという状況なのでま
あのこのままどんどんどんどん安くなって
くってわけにはいかないので日本ももう
これから多分賃安利をしせざる得ないじゃ
ないと日本から若い人たちが本当に外に
出稼ぎにどんどん出てしまうのでただで
さえ人がいないのにどんどん人がいなく
なっちゃうので日本の企業は本当になんか
こう人を集めるために賃金をどんどん上げ
ないともうビジネスが続けられない状態に
なってしまうのでま賃金を上げざるを得
ないので価格も上げざる得ないという状況
はあの今後も続くんじゃないかなと風に
思いますああまその意じゃ円安さんま輸出
企業のメリットはありますけれどもこう
やった給与が国際比較で下がっていくって
いうのはこういったマイナス面はしっかり
やっぱ認識すべきですねそうですねそれは
そうだと思いますはいあ分かりました
ありがとうございます今後数ヶ月を見せた
時にこの為替というところでなんか注目さ
れているテーマとか動きとかってござい
ますかここをよく見てくとインパクトが
分かるとかですねまあはいあのま1つは
当然やっぱり日銀とFRBの金融政策の
ところでまあ日銀はあのま今度の7月の
決定会合でえ国際の解れの減額っていうの
をこうあの何かしらこう出してくるんだと
思うんですがまおそらくそれほど大胆な
数字は出てこないだろうとでそうするとま
過去もそうだったようにえ日銀の政策決定
介護の後に円安になるという流れっていう
のは続いてるのでまちょっとそういう流れ
が続くのかなとであと年内に本当にどこの
タイミングで利上げができるのかなという
とこだと思いますでこれもま前にも
申し上げましたが別に日銀が1回間2回
利上げしたからといって円安が止まるよう
な環境ではないんですがまでも逆にそのな
んですかねこうスタンスとしてどのぐらい
のま利上げができるのかっていうところは
注目ポイントだと思いますでもう1つは
当然アメリカの金融政策でま今もう2回
年内2回の利下げっていうのを織り込ん
でるんですがま私は多分無理だろうと思っ
ているのでまそれが本当にどうかでこれ
ですね実はリスクは非対象になっていて
利下げはもう2回織り込んでるので本当に
利下げしてもそんなにもうドル売りには
ならないんですね金利はその分折り込んで
下がってるのでだからあのリスクとしては
私の予想の方にちょっと部があ
るっていうかですね要はもし利下げ期待が
交代すれば金量上がってドルは変われるで
もそ予想の通り利下げなったらあの
あんまり動かないっていうことにもなるの
でまそういう意味でもちょっとその辺りの
ところが本当にどうなるのかっていう
ところが注目だと思いますであとは当然
大統領戦っていうところがやっぱり注目に
なってくると思うのででこれはその11月
の頭に大統領戦があるんですがそこに向け
てやっぱりあの本当にあのトランプ大統領
が全大統領が再戦するのかっていうところ
とま今となってはやっぱりバイデン大統領
があの撤退するのかしないのかっていう
ところでこれバイデン大統領が次の選挙に
出ないってなってくると次の候補の政策と
かにもなりますしえ次の候補が意外にこう
有望止されるようになってくるとちょっと
状況がまたガラっと変わってくるのでま
これもやっぱりマーケットに与える影響
っていうのは大きいかなとに思いますで
あと最後にこれはまちょっと本当に目先の
話でえっとまあのそれほどこうあの今言っ
たような話と根本的に比べるとちょっと
あの偽な話なのかもしれないですがあの
財務館が7月末で交代されますのでま
新しい財務館になった後のそういったこう
介入とかそういったものに対する姿勢とか
なんかそういうのがなんか変化あるの
かっていうのはこれはもうあのま私がそう
思ってよりかマーケットが多分そういうの
を気にするだろうなという風に思うのでま
その辺りのところもちょっと注目ポイント
じゃないかなという思いますああ財務館
個人によって介入スタンスってかなり変化
は出るものなんですかうん私はあんまり
ないと思っていますあのそういうものそう
あの財務官の個人の話ではないとは思うん
ですがただそのやっぱりこうあの主導さ
れるのは財務官なのであの例えばやり方と
かそのやるタイミングとかまそういった
ものに何かこう変化が出てくるんじゃない
かってマーケットは多分すごくこうま噂と
いうかあのそういうのでいろんなことを
言ったりするんじゃないかなと思うのでま
そういった思惑と実際のマーケットの関係
っていうところに注目かなとま個人的には
本当に別に財務官が交代したからといって
何か介入差が変わるってことはないと思う
んですけどまマーケットは気にするだろう
というとこですねあ分かりました
ありがとうございますあの利作業
マーケットは今2回で追い込んでるっと話
ありましたけどこれがもう0回になった
場合はどれだか容易になって円安が
170円以上進む可能性もあるんですかね
利下げがなかった場合ですねまくという
よりかは私はまその利下げがないっていう
ことを結局マーケットが織り込んでって
金利が上がってくので170円なんじゃ
ないかなと思ってるっていうとですねあ
そこに予想がもうすでに折り込まれてる
ですねさ中ですねあ分かりましたでも多分
あの本当に今の状況であのあやっぱり年内
利下げなしですっていう風になってくると
金量は結構上がると思うのでまやっぱり
それはドレを押し上げるのでまそれが本当
に170円こ押し上げてくって可能性は
結構大きいんじゃないかなと思いますよね
分かりましたありがとうございます
ちょっと200円時代に備えるってことも
個人にとっても企業にとってもあの大事な
ことなんだなっていうの改めて分かりまし
た200円が来年でもるかもしれないって
いうことのシナリオは頭に置いとた方がい
ですねですねまうんはい来年末だからまあ
今年140円170円だと20%なので
来年も同じ20%動いたら200円という
ことですねはい分かりました本日は分析
ありがとうございました
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