【東京都知事選とYouTubeのあり方】日大危機管理学部・西田亮介教授／ネット選挙は解禁から10年／裏金問題を含めて広く政治のあり方を議論する時期だ／政治報道は解説不足【Deep Interview】

PIVOT 公式チャンネル

26 Jun 202444:35

Summary

TLDR東京都知事選挙とYouTubeの関係をテーマに、日本大学危機管理学部の西田涼介教授を招いたディスカッション。ネット選挙が解禁されて10年余り、YouTubeの力は選挙運動の中心となっている。しかし、ポスターの剥がしや選挙妨害事件も起きており、ネガティブな面も存在する。西田教授は、YouTubeの影響力が増大する中で、選挙運動のあり方と政治活動のあり方を総合的に見直す必要があると語った。

Takeaways

😀 YouTubeは国民的メディアとして存在感を増しており、特に政治選挙において重要な役割を果たしている。
🌐 インターネットとSNSの普及により、選挙運動の形態が変化し、政治家や候補者の知名度を高める新しいチャンネルとなっています。
🤔 YouTubeを利用した選挙運動にはポジティブな側面もあれば、選挙妨害などのネガティブな問題も発生している。
📈 選挙戦におけるYouTubeの影響力は大きくなり、多くの候補者がこのプラットフォームを活用して自らのメッセージを広めている。
👀 選挙報道においては、政策論争や具体的な議論が不足しており、報道内容の質的公平性が求められている。
📊 政治資金規制法の改正など、重要な政治プロセスがメディアで十分に報道されていないことがある。
🏛️ 選挙運動における法的制約と表現の自由のバランスが重要で、制度の見直しが必要な場合もある。
🔍 政治報道の質向上を図るためには、メディアの解説機能の強化が求められる。
📰 伝統的なマスメディアはデジタル変革（DX）に対応し、より信頼できる情報源として機能する必要がある。
🌟 YouTuberやインフルエンサーが政治に参画することで、民主主義のあり方について考え直す契機が提供される。

Q & A

ピボットの竹下と西田涼介教授の対話のテーマは何ですか？
-対話のテーマは、東京都知事選挙とYouTubeの関係性についてです。特に、YouTubeの力が選挙に与える影響と、そのポジティブな面とネガティブな面について議論しています。
西田涼介教授はなぜインターネット選挙に興味を持っているのか述べていますか？
-西田涼介教授は2013年に日本のネット選挙が解禁された年から、インターネットと選挙の関係について10年以上研究しており、その間の動向をウォッチしてきました。
YouTubeが選挙に与える影響について、竹下さんはどのような点を挙げていますか？
-竹下さんは、YouTubeがあることで今まで知らなかった政治家を知ることができ、良い側面もあると述べています。しかし、選挙妨害などの問題も起こっていると指摘しています。
西田涼介教授はYouTube選挙の現状をどのように評価していますか？
-西田涼介教授は、YouTube選挙が国民的メディアになりつつあることを指摘し、選挙運動の主戦場となっていると評価しています。ただし、混乱している部分もあると感じています。
ポスターや選挙ポスターの規制について、西田涼介教授はどのように言及していますか？
-西田涼介教授は、ポスターの規制について、適宜警告を出すことや自主的に取り下げるなどの対応が重要であると述べています。
選挙運動におけるYouTubeの活用について、西田涼介教授はどのような見解を示していますか？
-西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeの活用が表現の自由の象徴であり、単に規制するだけではなく、対策を合わせて見ていくことが重要だと示しています。
西田涼介教授は選挙運動の自由についてどのように述べていますか？
-西田涼介教授は、選挙運動の自由は表現の自由の一种であり、制限される可能性があることを認識していますが、単に規制するだけではなくて、適切な運用も重要だと述べています。
竹下さんと西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeのポジティブな影響についてどのように議論していますか？
-竹下さんと西田涼介教授は、YouTubeが選挙運動に与えるポジティブな影響として、政治家の知名度を高める効果や、選挙運動の幅を広げることに触れています。
選挙運動におけるSNSの活用について、西田涼介教授はどのような見解を持っていますか？
-西田涼介教授は、SNSの活用が選挙運動において非常に重要であり、特に若い世代に向けての情報伝達の手段として非常に有効であると見ています。
西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeのネガティブな影響についてどのように述べていますか？
-西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeのネガティブな影響として、選挙妨害や過激な動画の拡散、そして情報の偏りなどの問題を指摘しています。
竹下さんと西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeの影響力をどの程度評価していますか？
-竹下さんと西田涼介教授は、選挙運動におけるYouTubeの影響力が非常に大きいと評価しており、それが選挙戦術に与える影響について深く議論しています。