oka

Eiken Foundation of Japan
6 Dec 202213:53

Summary

TLDR本研究では、英語作文の正確性を評価する新しい指標であるウェイトクロージュレーション(WCR)について探求しました。WCRは誤りの重さに基づいて正確性を測る指標で、誤りの数だけでなく、読者の理解に与える影響度も考慮に入れます。研究では、日本語を母国語の学習者が作成した英語作文を分析し、WCRの各レベルでの誤りの特性や、熟達度に応じた誤りの変化を明らかにしました。その結果、誤りの軽重によって異なる指導方法が求められることが示され、WCRの信頼性と教育的意義が強調されました。

Takeaways

  • 📚 この研究は、英語作文の正確性を評価する指標であるウェイトクロージュレーション(WCR)について扱っています。
  • 🔍 英語の正確さは、国際社会や学術分野でコミュニケーションを効果的に行うための重要な能力です。
  • 📈 WCRは、誤りが読者の理解に与える影響度に基づいて誤りの重みを変え、より細かく正確性の違いを測る指標です。
  • 🔧 近年の研究では、WCRの妥当性と信頼性が検証され、誤りの種類を加味した評価尺度が提案されています。
  • 📊 研究では、日本人英語学習者の作文を分析し、WCRを用いた評価がどの誤りが特徴的であるかを調べました。
  • 👨‍🏫 研究では、イクネルコーパスを使用し、TOEICスコアや合意提出特典を用いて学習者の英語熟達度を評価しました。
  • 📉 分析結果によると、誤りはレベル1のカテゴリーに集中しており、熟達度が上がるにつれて軽微な誤りは減少傾向にあることがわかりました。
  • 📈 レベル2やレベル3の誤りは、熟達度が上がっても減少せず、特定の学習者グループでは増加する傾向があります。
  • 🏫 教育的意義として、WCRの評価尺度を確立することにより、教師が学習者の正確性をより詳細に把握できるようになったと指摘されています。
  • 🚧 研究の限界点として、評価者が英語文学科出身ではないこと、誤りの限定性、異なる学校集団の学習者を分析できなかったことが挙げられています。

Q & A

  • Q1: 英作文の正確性評価において、従来の指標にどのような限界がありますか?

    -A1: 従来の指標は、どのような誤りがあっても同じ数値として扱われるため、誤りの重要性や理解度への影響を十分に捉えることができないという限界があります。

  • Q2: WCR(ウェイトクロージュレーション)とは何ですか?

    -A2: WCRは、誤りが読み手の理解度に与える影響度に応じてスコアを変える指標で、より精密に英作文の正確性を評価するための方法です。

  • Q3: WCRが他の正確性指標と異なる点は何ですか?

    -A3: WCRは、誤りの影響度に基づいてスコアを割り当てる点で他の指標とは異なり、誤りの重大性を反映させたより精細な評価が可能です。

  • Q4: WCRの値が高い場合、それはどのような意味がありますか?

    -A4: WCRの値が高い場合、その英作文は誤りが少なく、読み手の理解に大きな影響を与えない正確な表現が多いことを意味します。

  • Q5: 日本人英語学習者の英作文において、どのような誤りがWCRの評価において重要とされていますか?

    -A5: 動詞の目的語の欠如や、過剰な語彙の使用、主語の欠如などがWCRの評価において特に重要とされ、これらが理解度に大きな影響を与える誤りとして扱われています。

  • Q6: 研究で使用されたデータセットはどのようなものですか?

    -A6: 研究では、アジア圏の英語学習者の作文を収録した大規模コーパス「イクネルコーパス」を使用し、その中から日本人英語学習者の作文を分析対象としています。

  • Q7: WCRを用いた評価の信頼性はどのように検証されていますか?

    -A7: WCRの信頼性は、ESL学習者が作成した英作文データを使用した実験によって検証され、その結果、高い信頼性が示されました。

  • Q8: レベル1、レベル2、レベル3の誤りの違いは何ですか?

    -A8: レベル1の誤りは理解度にほとんど影響を与えない軽微な誤りであり、レベル2は動詞の目的語の欠如など、理解度にある程度影響を与える誤りです。レベル3は主語の欠如や意味が読み取れない誤りなど、理解に大きな影響を与える重大な誤りです。

  • Q9: WCRに基づく指導の重要性はどのように説明されますか?

    -A9: WCRを使用することで、学習者の正確性の問題点をより詳細に把握できるため、誤りの種類や重大性に応じた的確な指導が可能になります。特にレベル2やレベル3の誤りに対しては指導時間を増やす必要があります。

  • Q10: 研究の限界点は何ですか?

    -A10: 研究の限界点として、評価者が英語ネイティブではないこと、誤りの範囲が限定的であること、異なる学校の学習者の作文が分析対象になっていないことが挙げられます。

Outlines

00:00

📚 英語作文の正確性指標WCRの研究

岡英明が発表した研究では、英語作文の正確性指標としてWCR(Weighted Clause-level Error Rate)を提案し、誤りの数だけでなく、読解への影響度に基づいて誤りを評価する新しいアプローチを示しました。英語の正確な書き方とその重要性について説明し、近年の研究動向を紹介。また、WCRの評価尺度を用いた研究例を紹介し、その妥当性と信頼性を検証する研究結果を説明しました。

05:04

🔍 日本人英語学習者の誤り分析

本研究では、日本人英語学習者が作成した作文をWCRで評価し、誤りのレベルごとの特徴を分析しました。研究の目的は、誤りのレベルごとの特徴と、熟達度に応じた誤り数の変化を明らかにすることです。イクネルコーパスを使用し、学習者の英語作文を分析し、WCR評価を実施。評価者は誤りに対してタグを付け、その結果を分析しました。研究結果によると、誤りのレベルが低いほど、熟達度が上がるにつれて減少傾向にありますが、レベルが高い誤りは減少せず増加する傾向があることがわかりました。

10:06

🏫 教育的意義と研究の限界

研究の教育的意義として、WCRの評価尺度を確立し、誤りのレベルごとの特徴を教師が把握できるようになったことが挙げられます。また、誤りのレベルに応じた指導の重要性を示しました。しかし、研究には限界があり、評価者が英語文学科以外の専門家ではないことや、誤りの種類が限定的であることが指摘されています。異なる学校集団の学習者の作文を分析できなかったことも限界の一つです。これらの限界を克服するため、将来の研究が期待されています。

Mindmap

Keywords

💡英語正確性

英語正確性とは、英語で書く際の正確さや正確な文法や語彙の使用を指します。ビデオのテーマは英語の正確さの重要性と、それを測定する方法についてです。例えば、ビデオでは英語の正確さを持つことが、世界中の人々に対して効果的に自分の考えを伝えることができると述べています。

💡第二言語ライティング

第二言語ライティングは、英語を母国語でない人たちが英語で書く能力を指します。ビデオでは、英語で書くことは国際社会や学術分野で必要不可欠な能力の一つとされています。

💡正確性指標

正確性指標とは、英語の文章の正確さを測るための尺度や方法を指します。ビデオでは、誤りの数を数える方法や誤りのない文章の割合で指標値を出す方法が提案されています。

💡エラーフリーユニット

エラーフリーユニットは、英語の文章の正確性を測る指標の一つで、正確でない単位を除外した文章の単位数を基準に正確性を測る方法です。ビデオでは、この方法が正確性指標として妥当であるとされています。

💡ウェイトクロージュレーション (WCR)

ウェイトクロージュレーションは、誤りが読み手に与える影響度に基づいて誤りの重みを与える正確性指標です。ビデオでは、WCRがより細かく正確性の違いを測ることができると述べています。

💡誤りの種類

誤りの種類とは、英語の文章の中で生じる誤りのタイプを指します。ビデオでは、誤りの種類を加えた評価尺度の必要性が指摘されており、誤りの周囲の位置が評価者間の協議にとどまっていると述べています。

💡熟達度

熟達度は、英語の学習者の英語能力のレベルを示す指標です。ビデオでは、熟達度ごとにおけるWCRの各施設カテゴリーの変化に関する研究が不足していると指摘されています。

💡イクネルコーパス

イクネルコーパスは、アジア圏の英語学習者が作成した作文の集まりです。ビデオでは、このコーパスを使用して日本人英語学習者が作成した作文を分析し、誤りの分布や熟達度ごとの変化を研究しています。

💡太陽分析

太陽分析とは、データの分布や関係を可視化する手法のひとつです。ビデオでは、太陽分析を使用して、誤りの頻度やレベルごとの分布を分析しています。

💡教育的意義

教育的意義とは、ビデオの研究が英語教育に与える影響や価値を指します。ビデオでは、信頼性の高いWCRの評価尺度を確立することが教育者にとっての教育的意義として挙げられています。

Highlights

発表のタイトルは「読み手の理解度を考慮した英作文の正確性指標の開発」

英語によるライティングの正確性は国際社会や学術分野で重要

正確性指標は学習者の英語正確性評価に不可欠

近年の研究ではライティングの正確性、流暢性、複雑性に焦点

誤りの数を数える方法や誤りのない文の割合を指標とする提案がある

エラーフリーユニットが正確性指標として妥当であるとされている

誤りが読み手の理解度に与える影響度に応じて重みをつけるWCRが提案

WCRは誤りの重大度を評価する尺度に基づいて数値化

WCRによる評価の信頼性がESL学習者データを用いて検証された

日本人英語学習者の作文を対象にWCRの評価尺度を修正

本研究では日本人英語学習者の作文を分析しWCRのレベルごとの特徴を探求

イクネルコーパスを使用し、日本人英語学習者の作文を分析対象とする

WCRの評価は4名の評価者が行い、誤りのタグ付けを行い分析

太陽分析と事情検定を使用し、誤りのレベルごとの頻度と関連性を分析

レベル1の誤りは軽微で、熟達度が上がるにつれて減少傾向にある

レベル2、3の誤りは熟達度が上がっても減少せず、増加する場合もある

教育的意義として、WCRの教科尺度を確立し、誤りの詳細な把握が可能に

指導の重点を誤りのレベルと熟達度に応じて調整することが示唆される

研究の限界点として、評価者、誤りの限定性、学習者の多様性に焦点

Transcripts

play00:00

それでは発表を始めます

play00:02

研究代表者の岡英明ですタイトルは

play00:06

読み手の理解度を考慮した

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英作文の正確性指標の量的だとかどのよう

play00:10

な誤りが重いのかです

play00:14

まず

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英語によるライティングと正確性について

play00:18

説明します

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第二言語ライティングネギとして

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英語で書くことは

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書類やメールを英語で書く必要がある国際

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社会や

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研究で得られた知見を論文という形で

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広める学術分野において必要不可欠な能力

play00:32

の一つとされていますその中で正確性

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英語を正確に書く能力を身につけることで

play00:39

世界中の人々に対して

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効果的に自分の考えを伝えることが可能と

play00:43

なります

play00:45

なので

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英語正確に書くことができる学習者の育成

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には

play00:49

正確性を適切に評価できる測定方法の確率

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であったり

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熟達どことの特徴を知りその上で細かな

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指導が必要と考えられています

play01:01

近年では

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ライティング塾活動を複雑性

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正確性流暢性という3つの構成概念に分け

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それらから構成されていると考えられてい

play01:11

ますそして

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各構成概念を反映した

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指標が提案されています

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正確性仕様の例として

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誤りの数を数える方法や

play01:21

誤りのない説を

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創設数で割る

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指標値などが

play01:26

提案されています

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近年ではエラーフリーユニットを使用した

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正確性指標が

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妥当と考えられており

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特に

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説を用いた正確性仕様が多く使用されてい

play01:39

ます

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理由といたしましては

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施設という単位が定義しやすいことや正確

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性の小さな変化を取られることができると

play01:48

いうことが挙げられます

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一方で

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説に基づいた指標にも限界点があるとされ

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ています

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具体的には

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以下の例にもある通り

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切ないにどのような誤りがあったとしても

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同じような

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数値として扱われてしまいます

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もう少々細かく見ると

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節Aにおける誤りは

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不必要なDがあるだけで

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理解への

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影響ではほとんどなしであると考えられ

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ます一方で施設Dにおける誤りは

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理解度に大きな影響を与える誤りであると

play02:24

考えられますつまり

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正確性の測定において

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捉えられる変化を十分に捉えることができ

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ていない

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可能性があります

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そこで2016年の研究では

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誤りが

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読み手の理解度に与える影響度に応じて

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切に与える値を

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変える仕様である

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ウェイトクロージュレーションWCRが

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提唱されました

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WCRは以下の評価尺度に基づいて

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数値化されます

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先ほどの例を用いて

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WCRの値を算出すると

play03:00

節Aは

play03:01

意味の理解に影響を与えにくいので0.8

play03:04

設備は正確な説なので1.0

play03:08

節Cも意味の理解に影響を与えにくいので

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0.8一方でSDは

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理解に影響を与えるので

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0.5と考えられますこれらの数値を基に

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計算すると

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WCRの値は0.77となり

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efcrの値より高くなりますよってより

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細かく正確性の違いを測定できていると

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考えられます

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ここで

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WCRを用いた研究例を紹介します

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WCRは近年提唱された指標であるため

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指標の妥当性や

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信頼性に焦点が枯れた研究が多いです

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2014年の研究では

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ESL学習者が作成した

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英作文データを使用して

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WCRによる正確性評価の信頼性が検証さ

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れました

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その結果

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WCRによる評価の信頼性は高いという

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結果が得られました

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一方で2021年の研究では

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日本人英語学習者が作成した対策文には

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多様な誤りがある傾向にあることから

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WCRの評価尺度に

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誤りの種類を加え修正した評価尺度の必要

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性を指摘し

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修正したWCラーで評価尺度を用いた評価

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の信頼性が検証されましたその結果

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修正されたWCRの評価尺度による評価の

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信頼性は非常に高いことが示されています

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しかしながら

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先行研究には2つの限界点があります1つ

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目は

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WCRの評価尺度に関して実証的な分析が

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少ないことです

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2021年の研究では

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評価全体の信頼性が高いことが示された

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一方で

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雪カテゴリーと

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誤りの周囲の位置は評価者間の協議に

play04:49

とどまっています

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2つ目として

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熟達度ごとにおけるWCRの各施設

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カテゴリーの変化に関する研究が

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少ないということです

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現状では熟達度感でどのようなWCRの値

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になるかが不明であるため

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軸活動に応じた

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指導が難しいと考えられます

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本研究では2つの研究課題があります1つ

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目は

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日本人英語学習者が作成した英作文対象に

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wclを用いて評価したときどの誤りが

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WCRのレベル1

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レベル2

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レベル3の各段階によって特徴的であるの

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か2つ目は日本人英語学習者が作成した英

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作文対象にwclを用いて評価したとき

play05:33

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段階に属する説はでどのように変化するの

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かです

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続きまして方法について説明します

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本研究では

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他2021で作成されたデータを使用する

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ため2021年の研究で用いられた方法を

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説明します

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本研究ではアジア圏の英語学習者や対象と

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した大規模コーパスである

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イクネルコーパスを使用しました

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コーパスに収録されている日本人英語

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学習者が作成した

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作文を分析対象としました

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エクネイルではTOEIC及び合意提出の

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特典を用いてアジアで英語を学ぶ学習者の

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特性を考慮し4段階のセファールレベルに

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学習者を紐付けています

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本研究では

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合計で100名になるように

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各熟達度グループから

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学習者をランダムに抽出しました

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続きまして評価方法です

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評価に使用した

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正確性仕様はWCRとなっており

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以下の表を用いて

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評価をしました

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本研究では4名の評価者が

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評価に参加しました

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各評価書の特徴は

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表の通りとなっております

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続きまして評価者トレーニングについて

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ですまず岡2021では

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WCRの評価尺度は

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誤りの記述が曖昧であるため

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修正する必要があると指摘し

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誤る種類を加えた評価尺度を作成しました

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表で示された1から7までの手順でwci

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の評価尺度が修正されました

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また

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オレンジ色で示された手順3から手順7

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までが評価しトレーニングの内容となって

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います

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続きましてエラータグの付け方です

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英作文にある各誤りには

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表で示されているなタグをつけました4名

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でタグ付けしたデータのうち1名による

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データを

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本研究で分析対象としました

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続きまして分析手法です

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リサーチクエスト1では

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太陽分析を使用しましたまた

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リサーチケーションにでは

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事情検定を使用しました

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結果と考察に移ります

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表1は1万語あたりの誤りの頻度となって

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おります

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この表は1万あたりの誤りの頻度を表した

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続きとなっております

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続きまして

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太陽分析の結果です分析の結果

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多くの誤りがレベル1のカテゴリー付近

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左下の円の部分に

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集中していることがわかりました

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これは2021で示された誤り表において

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レベル1に該当する誤りが多いことが挙げ

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られます

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また

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動詞の目的の欠如

play08:36

余剰や

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控除同士の誤りが

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レベル2と強く関連していることがわかり

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ました

play08:43

動詞の目的語の欠如や

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余剰な誤りは何をどうするかが読み手に

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伝わりにくいと考えられるためレベル2と

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還流していると考えられます

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さらに高助動詞の誤りは

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意見に対する確信度や

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家庭法過去で使用されておりこの文法項目

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に誤りがあるとその判断がつきにくいため

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レベルになると考えられます

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最後に意味が読み取れない誤りや主語の

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欠如

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受動態がレベル3と強い関連性があること

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がわかりました

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特に主語の欠如について

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ITのような代名詞の場合や認証代名詞の

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場合が考えられますがどのような場面に

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おいても

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主語がなければ切ないの内容を理解する

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ことは困難であると言えます

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まとめとして

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英作文には誤りが

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岡2021で示された修正されたwcoの

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評価者訓練にあるようにまとまっていた

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ことがわかりましたつまり2021年の

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研究において

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評価者間の協議によって作成された評価

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尺度は

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誤りを含んだ説を分類する上で

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信頼性のある評価尺だと

play09:50

言えます

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続いてリサーチクエスト2についてです

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分析の結果

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レベル1では全熟達度感で優位なさが見

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られましたこれは軸活動の上昇に伴い

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読み手の影響度にほとんど影響を与えない

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軽微な誤り例えば3単元のSなどは

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徐々に減少していく傾向にあると言えます

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また

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レベルにおいては

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B1とB1通貨以外で有意下がることが

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わかりましたつまり

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ほぼ全ての

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軸足と段階で有意に減少するということが

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言えます

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一方でB1グループとB1-2グループ間

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では優位な差が見られませんでした

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逆に

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統計的な優位差はないもののレベルに

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該当する誤りの数が上昇していることが

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わかりました

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B1-2の学習者はB1の学習者よりも

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複雑な文構造を使用したりより低頻度の

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英語を使用したことにより

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誤りの数が

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上昇したという

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可能性があると考えられます

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レベル3では3つの軸足度感で有意下がる

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ことがわかりました

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軸タス度が低い学習者がレベル3の

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カテゴリーを多く算出することが合わせで

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わかりました

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読み手による理解が不可能な誤りは

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初学者が多く3スライムが含まれている

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ためA2で多く見られたと考えられます

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また

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レベル2のカテゴリーの場合と同様に

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B1とB1グループ間では

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統計的な優位差ないもののレベル3に該当

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する前の数が上昇していることが示され

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ましたこれの理由といたしましても

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B1-2

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グループの学習者は

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B1グループの学習者よりも複雑な分構造

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を使用したりより低頻度な英語を使用した

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ことによって

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誤りの数が上昇した可能性があると考え

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られます

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続きまして

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教育的です

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本研究では2つの教育的意義が挙げられ

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ます1つ目は高い信頼性を担保したwcl

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の教科尺度を確立できたことです

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太陽分析の結果

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wcloにおける各カテゴリーと

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関連性の高い

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種類を特定することができ

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岡2021が示した評価尺と非常に類似し

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ていることがわかりました

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よって教師は学習者が持っている正確性を

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従来から使用されている仕様よりも詳細に

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かつ正確に把握することができるように

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なりました

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2つ目は

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ライティング指導の時間を

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費やすべきカテゴリーとその熟達型を示す

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ことができた点です分析の結果

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レベル1に該当する誤りは

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熟度が上がるにつれてその数は減少して

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いくことが示されました一方でレベル2の

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カテゴリ内容の数とレベル3のカテゴリー

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の誤りの数は

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軸立場上昇してもその数は減少せず

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むしろ増加する区間もあることが

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わかりましたこれらのことから

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レベル1のような軽微な誤りに対しては

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継続的な指導が有効であると考えられます

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一方でレベル2のカテゴリーやレベル3の

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カテゴリーにおいては

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軸立つ度が注意程度の学習者

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例えばB1やB1-2グループにおいては

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誤りに対する指導の時間を

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増やす必要があると考えられます

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続きまして限界点です

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本研究では3つの限界点があると考えられ

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ます1つ目は評価者が英語文科書ではない

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ことです2つ目は誤りが限定的であること

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です3つ目は異なる学校集に所属する学習

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者が

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作成した英作文を分析対象できなかった

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ことですこれ

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らを考慮した研究を行うことで

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wciによる性格性評価をより信頼性の

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高いものにすることができると

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考えられます

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こちらは参考文献となります

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ご清聴ありがとうございました

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