【A試験_システム開発】01.システム開発の流れ| 基本情報技術者試験

【基本情報技術者試験YouTuber】すーさん
23 Mar 202314:45

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、システム開発の流れとその重要なポイントが解説されています。システム開発会社がシステムを効率的に開発するためには、企画、要件定義、開発、運用保守の各プロセスを明確に定義し、共通フレームワークに沿って進めることが求められます。また、rfiやrfpを用いたベンダー選定、機能要件と引きの要件の定義、外部設計から内部設計へと進む設計プロセス、そしてV字モデルに基づくテスト手法など、システム開発の具体的なアプローチが紹介されています。エンタープライズアーキテクチャの考え方を取り入れて、全体最適なシステム開発を目指すことが強調されています。

Takeaways

  • 😀 システム開発の流れは企画、要件定義、開発、運用保守のプロセスを経て行われます。
  • 🏢 ユーザー企業とベンダ企業は共通フレームワークに基づいてシステム開発を進めます。
  • 📋 企画プロセスではシステム化構想や計画を立案し、システム開発全体の概略を整理します。
  • 🔍 要件定義では機能要件と品質要件を定義し、システムに必要な機能や品質レベルを明確にします。
  • 🛠️ 開発プロセスでは要件に基づいてシステム設計、コーディング、テストを実施します。
  • 🔧 運用保守プロセスではシステムの運用、監視、対応、修正、メンテナンスを行っています。
  • 🔎 RFIとRFPはベンダ企業の選定に使用され、技術や製品の提示、具体的なシステム提案を求めるために使われます。
  • 📈 エンタープライズアーキテクチャは企業全体の最適性を実現するためのフレームワークで、テクノロジー、アプリケーション、データ、ビジネスの4つの体系から分析します。
  • 🔄 V字モデルは開発とテストの工程を組み合わせ、要件定義からシステム納品までの一連のプロセスを表現しています。
  • 👥 レビュー手法としてウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビンが挙げられ、設計の不備や誤りを早期に発見するのに役立ちます。
  • 🛑 システム開発では企業全体の視野で問題を捉え、一部の改善に伴う他の部門の不利益を避ける必要があると示唆されています。

Q & A

  • システム開発の流れとはどのようなものがありますか?

    -システム開発の流れには企画、要件定義、開発、運用保守などが含まれます。企画ではシステム化構想や計画を立案し、要件定義ではシステムに必要な機能や品質要件を定義します。開発では設計、コーディング、テストを行ってシステムを完成させ、運用保守ではシステムの運用や保守を行います。

  • 共通フレームとは何を指し、どのような役割を持っていますか?

    -共通フレームはソフトウェア開発の工程や作業内容、作業範囲を定義したガイドラインのことであり、ユーザー企業とベンダ企業が協力してシステム開発を進めるための基準となる物差しです。

  • システム開発におけるRFIとRFPの違いは何ですか?

    -RFIはリクエストフォーインフォメーションの略で、候補となるベンダ企業に対して技術や製品の一般的な情報を提供するもので、RFPはリクエストフォープロポーザルの略で、具体的なシステムの条件や要件に対して提案を求めるものです。

  • 機能要件と引きの要件の違いは何ですか?

    -機能要件はシステムに必要な機能を定めるもので、例えば進捗管理機能や成果の可視化機能などです。引きの要件は機能以外の要件を指し、セキュリティや保守サービスなど品質に関わるものを定義します。

  • システム設計の外部設計と内部設計の違いは何ですか?

    -外部設計は実際にシステムを利用する人に影響する設計を行っており、画面のレイアウトやシステム間の連携などを設計します。内部設計は開発者に影響する設計で、データベースの構造などシステム開発者にとって重要なことを設計します。

  • V字モデルとはどのような開発モデルですか?

    -V字モデルは開発プロセスとそれに対応するテストプロセスがV字形に並べられた開発モデルで、左側の開発工程に対して右側のテストでその工程が正しく実施されているかを検証します。

  • ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビンのレビュー手法の違いは何ですか?

    -ウォークスルーはレビュー対象物を開発した人が説明し、他の出席者が質問やコメントを行って検討する方法です。インスペクションは参加者の役割を事前に決め、チェックリストに基づいて検討を行っていく方法です。ラウンドロビンは参加者が持ち回りで司会を行い、全員でレビューを繰り返す方法です。

  • エンタープライズアーキテクチャとは何を指し、どのような意図がありますか?

    -エンタープライズアーキテクチャは企業全体の最適性を実現するためのフレームワークで、テクノロジー、アプリケーション、データ、ビジネスの4つの体系からシステム開発を検討します。これにより、企業全体の視点から最適なシステム開発を行うことができます。

  • システム開発においてレビューの重要性は何ですか?

    -レビューは開発プロセスで行われる確認作業で、設計の不備や誤りを早期に発見し、品質を向上させるために重要です。ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビンなどの手法を用いて行われます。

  • システム開発におけるテストの種類にはどのようなものがありますか?

    -テストには単体テスト、結合テスト、総合テスト、受け入れテスト(UAT)などがあります。それぞれが異なるレベルや観点からシステムの正しさを検証します。

Outlines

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📚 システム開発の概要と流れ

この段落では、システム開発の基本的な流れとその重要性について解説しています。システム開発は、富士通やNEC日立製作所などの大手SIer企業によって行われることが多く、大規模プロジェクトとして扱われることがあるという点に触れています。また、システム開発の成功には、ユーザー企業とベンダー企業が共通のフレームワークに沿って協力することが不可欠であり、企画、要件定義、開発、運用保守などのプロセスが定義されていることを説明しています。

05:02

🔍 要件定義と開発プロセス

第二段落では、システム開発における要件定義と開発プロセスの詳細について説明しています。機能要件と品質要件(引きの要件)の区別、設計フェーズにおける外部設計と内部設計の概念、コーディング後のテストプロセスについて触れています。V字モデルという開発モデルも紹介されており、開発とテストが交互に行われることで品質を確保するという考え方です。

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👀 レビュー手法とエンタープライズアーキテクチャ

最後の段落では、システム開発プロセスにおけるレビューの重要性と具体的な手法、ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビンが紹介されています。また、エンタープライズアーキテクチャの概念も説明されており、システム開発を企業全体の最適化という観点から捉える必要性が強調されています。最後に、システム開発においては企業全体の視野を持つことが重要であるという考え方を提示しています。

Mindmap

Keywords

💡システム開発

「システム開発」とは、特定の目的や要求に応じて新しいシステムを設計、構築、テスト、運用するプロセスを指します。このビデオでは、システム開発の流れやその重要性について説明しており、企業が効率化を図るためにシステム開発を依頼する場面も触れられています。

💡共通フレーム

「共通フレーム」とは、ソフトウェア開発の工程や作業内容、範囲を定義したガイドラインです。ビデオでは、ユーザー企業とベンダ企業が役割分担や開発内容、責任範囲を明確にするために共通フレームを用いる場面が紹介されています。

💡企画プロセス

「企画プロセス」は、システム開発における最初の段階で、システム化構想や計画を立案するプロセスです。ビデオでは、経営戦略や情報システム戦略に基づいてシステムの方針を定めることについて説明されています。

💡要件定義

「要件定義」は、システムに必要な機能や性能、その他の条件を明確にすることです。ビデオでは、進捗管理機能や成果の可視化など、システムで必要とされる機能を定義する過程が取り上げられています。

💡開発プロセス

「開発プロセス」は、要件定義に基づいてシステムの設計、コーディング、テストを含む一連の工程を指します。ビデオでは、プログラミングだけでなく設計やテストを含む広い意味での開発プロセスが説明されています。

💡運用保守

「運用保守」は、システム開発の最終段階で、ソフトウェアの運用、監視、対応、メンテナンス、障害対応などを行うプロセスです。ビデオでは、システムの運用中に行われる様々な保守作業が触れられています。

💡RFI/RFP

「RFI」と「RFP」は、システム開発においてベンダ企業の選定に用いられる文書です。RFIは情報提供依頼書、RFPは提案依頼書を意味し、ビデオではこれらを通じてユーザー企業が適切なベンダを選定するプロセスが説明されています。

💡設計

「設計」は、システム開発において要件をもとにシステムの具体的な作り方を計画するプロセスです。ビデオでは、外部設計と内部設計の2つのタイプがあり、それぞれがシステムにどのように影響するかが説明されています。

💡テスト

「テスト」は、開発されたシステムが要件を満たし、正常に動作することを確認するプロセスです。ビデオでは、単体テスト、結合テスト、総合テスト、受け入れテストなど、様々なテストのタイプが紹介されています。

💡エンタープライズアーキテクチャ

「エンタープライズアーキテクチャ」とは、企業全体の最適化を目指して、技術、アプリケーション、データ、ビジネスの4つの観点を組み合わせた枠組みです。ビデオでは、システム開発を通じて企業全体の最適化を図る考え方として触れられています。

Highlights

本日からシステム開発技術コースを開始し、実務に近いシステム開発の流れを学ぶ。

システム開発の概要を説明し、具体的なシステム開発会社がどのような流れでシステムを開発するかを学ぶ。

システム開発の基本は、ユーザー企業とベンダ企業の協力を通じて進められる。

システム開発の流れは企画、要件定義、開発、運用保守のプロセスが定義されている。

企画プロセスでは、システム化構想や計画を立案し、経営戦略に沿ったシステムの方針を定める。

要件定義では、システムに必要な機能要件と品質要件を定義する。

開発プロセスでは、設計、コーディング、テストを含む多くの工程を実施する。

運用保守プロセスでは、ソフトウェアの運用、監視対応、問い合わせ対応などを実施する。

ベンダ企業の選定は、RFIとRFPを通じて行われ、技術や製品の提示に基づいて選ばれる。

要件定義と開発プロセスを詳細に解説し、機能要件と引きの要件を区別する。

システム設計には外部設計と内部設計があり、それぞれ異なる側面を設計する。

コーディングは設計の内容をプログラムに落とし込む工程であり、テストはその後に実施される。

V字モデルは開発とテストの工程をV字形に配置し、対応するテストで工程が正しく実施されているかを確認する。

レビューは設計の不備や誤りを早期に発見するための確認作業であり、ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビンが代表的手法。

エンタープライズアーキテクチャは、企業全体の最適性を狙うためのフレームワークで、テクノロジー、アプリケーション、データ、ビジネスの4つの体系から分析する。

システム開発の流れを理解し、実際の問題解決に活かすためには、企業全体の視点が重要である。

過去問を通じて、システム開発の流れや重要な概念を確認し、応用能力を高める。

質問やコメントはコメント欄に記載して、回答やフィードバックを得ることができる。

Transcripts

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こんにちは本日からシステム開発技術

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コースを学習しますこのコースでは

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sierなどのシステム開発会社が具体的

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にどのような流れでシステムを開発するの

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かという実務に近い内容を学んでいきます

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最初の動画ではシステム開発の概要を説明

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していきますそれでは早速内容を見ていき

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ましょうまずシステム開発を進める流れを

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見ていきます会社が何かしらのシステムを

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作りたいとき基本はシステム開発のプロ

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具体的には

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富士通やNEC日立製作所などsierと

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呼ばれる企業にお願いすることが多いです

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なおこの後はお願いする側の企業を

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ユーザー企業システムを開発する側を

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ベンダ企業と呼びますこの時一般的には

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多くの人が長期間にわたってシステム開発

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を行う大規模なプロジェクトになります

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そのような状況でユーザー企業がベンダー

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に対し

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社内業務を効率化するためいい感じの

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システムを再来年くらいまでに作って

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ほしいなあと

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適当な依頼を投げるとどうなるでしょうか

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当然思っていたシステムが出来上がらず

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納期も曖昧になる大炎上プロジェクトが

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完成しますそのような事態を避けるため

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システム開発を行うための共通の物差しに

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沿ってユーザー企業とベンダー企業が

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協力してシステム開発を進める必要があり

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ますこの共通の物差しとなる一つの考え方

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として共通フレームがあります共通

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フレームとはソフトウェア開発の工程や

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作業内容作業範囲を定義したガイドライン

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のことですユーザー企業と面談企業の間で

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役割分担開発内容

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責任範囲などに誤解が生じないようにこの

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共通フレームを用いてベースラインを揃え

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ていきます共通フレームでは

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企画要件定義開発運用保守といった

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プロセスが定義されています

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実際にはもっと複雑に定義されていますが

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試験対策や現場知識としては蒸気理解で

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十分ですそれぞれのプロセスを見ていき

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ましょうまず企画プロセスではシステム化

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構想やシステム化計画を立案しますどの

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ようなことを成し遂げたいのかそのために

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どのようなシステムが必要かなど経営戦略

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や情報システム戦略に沿ってこれから作る

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システムの方針を定めますまた費用対効果

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が何年目で黒字になるかシステム化の対象

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となる部署や業務はどこになるかなど

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システム開発全体の概略を整理します

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企画プロセスはユーザー企業のみで実施

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することが一般的ですそして

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規格が定まったら

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理想のシステムを開発してくれそうな

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ベンダー企業を選定しユーザー企業と連打

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企業で一緒に要件定義以降のプロセスを

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行います要件定義では名前の通りシステム

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に必要な要件を定義します例えば車内の

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人事評価を自動化するシステムを作る場合

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進捗管理機能や成果の機能が必要だよねと

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いった具合にシステムで必要とされる機能

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を定義しますまたシステム障害が発生した

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際の対応や問い合わせ対応などシステムの

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機能以外に要求される事項も定義します次

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に開発プロセスでは定義された要件をもと

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にシステム開発を行っていきます開発と

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いうとプログラミングをイメージするかも

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しれませんが実際は要件定義の内容をどの

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ようにプログラムに落とし込むかといった

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設計工程であったりプログラムした

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システムが実際に動くか確認するテスト

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工程など多くの工程をまとめて開発

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プロセスと呼びます最後に運用保守

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プロセスでは実際にソフトウェアを運用し

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ていきます

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可動システムが停止していないかチェック

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する監視対応や利用者からの問い合わせ

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対応などを実施しますまたプログラムの

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修正や定期メンテナンス

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障害発生時の対応なども行いますさてこの

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プロセスの中で要件定義移行は理想の

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システムを開発してそうなベンダー企業を

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選定すると説明しましたこの時ユーザー

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企業はどのようにしてベンダ企業を選定

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するのでしょうか

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答えは

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rfiとrfpと呼ばれるものを実施して

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ベンダー企業が作成したドキュメントを

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もとに面倒を選定します

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rfiとはリクエストフォー

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インフォメーションの略で情報提供依頼書

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と訳すことができますこれはユーザー企業

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が候補となるベンダ企業に対しどのような

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技術や製品を持っているか一般的な情報

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提供を依頼することです

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rfpが行われるとベンダー企業は自社の

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技術や製品をユーザー企業に提示します

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一方rfpとはリクエスト4プロポーサル

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の略で

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提案依頼書と訳すことができますこれは

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実際に欲しいシステムの具体的な条件や

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要件を連打企業に渡しその要件に対して

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具体的なシステム提案を求めるものです

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rfpが行われるとベンダ企業はもらった

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要件を読み込みそれを実現するための

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システム提案書をユーザー企業に渡します

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イメージとしてはまずは候補となる

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ベンダーがちゃんと技術を持っているか

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見極めるための一次審査として

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rfiを行い10社から3社程度に絞り

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ますその後

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rfiで選んだ3者に具体的な提案内容を

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見せて自分たちの要件に応えてくれそうな

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ベンダーを1社最終選考するという感じ

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ですそれではここから共通フレームの要件

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定義と開発プロセスについてもう少し詳細

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に見ていきます

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冒頭でも話した通りまずは要件定義で

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システムの要件を定めます要件定義では

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機能要件と引きの要件があります機能要件

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とはシステムに必要な機能を定めることで

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先ほど説明した人事システムを例に出すと

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進捗管理機能や成果を可視化する機能など

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を整理することです一方引きの要件とは

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機能以外の要件つまりセキュリティや保守

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サービスなど品質に関わるものを定義し

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ます先ほどの例だとシステム障害がした際

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の対応や

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問い合わせ対応方法などが引きの要件に

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該当します要件の整理ができたら次に

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システムを開発するための設計を行います

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ここでは定義された要件をシステムで実現

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するにはどうすればよいかという点を整理

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しプログラマがシステムを作るためのより

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具体的な計画書を作成しますシステム設計

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は大きく外部設計内部設計の2つがあり

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ます外部設計とは基本設計とも呼ばれ実際

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にシステムを利用する人に影響する設計を

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行うことです

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具体的には例えば画面のレイアウトや商標

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レイアウト他システムとの連携などを設計

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します一方内部設計は詳細設計とも呼ばれ

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システム開発者に影響する設計を行うこと

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です

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具体的にはデータベースの構造はどうする

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かなど利用者にとってはどうでもいい

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けれどシステム開発者にとっては重要な

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ことを設計していきますこうして外部設計

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内部設計を得てようやくプログラミングを

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行ってシステムを作りますこの過程を

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コーディングと呼びますシステムが完成し

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たら今度はそのシステムが正しく稼働する

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かテストしていきますテストの種類につい

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ては別の動画で詳しく説明するのでこの

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動画では概要だけ押さえておきましょう

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まずは単体テストや結合テストを実施し

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ますこれはシステムが正常に稼働するか

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機能ごとにチェックしていきます例えば

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ログイン機能が正しく動作するか人事評価

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機能が正しく動作するかなと一つ一つの

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機能をテストしていきます単体テストでは

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一つの機能だけをテストして

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結合テストでは複数の機能を組み合わせて

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テストを行いますこれは内部設計で実施し

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た内容が正しくシステムに反映されている

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かを確認するために実施します

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続いて総合テストですシステムテストとも

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呼ばれシステム全体の動作検証を行います

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そのため実際に使用するネットワークを

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使用しかつ保管システムとの連携まで実施

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してテストを行います総合テストは外部

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設計で行った設計内容が正しく稼働するか

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確認するために実施されます最後に

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受け入れテストです他にもユーザー

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アクセプタンステストの頭文字を取った

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uatや

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研修受け入れテストなどいろいろな呼び方

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がありますこれはシステムを本番と

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限りなく近い状態にして利用者に実際の

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デモ業務を行ってもらい本来の目的や意図

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した通りにシステムで業務を行うことが

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できるか検証しますユーザー

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企業がシステムを納品するための最終

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チェックのような位置づけと思って

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いただいてOKです受け入れテストでは

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要件定義の内容を確認するために実施され

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ます

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このように左側の上から下に向かって開発

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が進みその後右側の下から上に向かって

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テストが進んでおり

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Vの字に見えることからこのような開発

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モデルを

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V字モデルと表現します

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VCモデルでは左側の工程に対し対応する

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テストでその工程が正しく実施されている

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かをテストするという特徴があります

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ただし注意点として

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V字モデルは結構適当なので

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厳密に覚えなくて大丈夫ですというのも

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例えば

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詳細設計に紐づくテストが結合テスト要件

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定義に紐づくテストが総合テストと説明し

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ている参考書や内部設計の後にプログラム

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詳細設計という開発工程を入れて説明する

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人もいますまた外部設計をシステム要件

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定義システム方式設計ソフトウェア要件

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定義に分類し内部設計をソフトウェア方式

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設計ソフトウェア詳細設計に細分化して

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説明されることもあります

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これら説明はどれも正しくシステム開発の

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工程を厳密に定義することは難しいんです

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なのでこの動画ではシステム開発の大きな

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流れ

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具体的には最初に要件を定義して次に

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システムを作るための設計を行って次に

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コーディングを行って次に細かい単位で

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テストを行って次にシステム全体のテスト

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を行って最後にシステムを納品するための

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チェックを行うという大きな流れが理解

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できればOKですさて今見てきたように

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システム開発は外部設計や内部設計など

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複数の工程で開発が進んでいきますこの

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工程が終わるタイミングでレビューという

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確認作業を実施して

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設計の不備や誤りを早期に発見しますこの

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レビューの代表的な手法として

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ウォークスルーインスペクションラウンド

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ロビンの3つがあるので確認していき

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ましょう

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ウォークスルートはレビュー対象物を開発

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した人が説明者となって

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成果物の説明を行いその説明に対しその他

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の出席者が質問やコメントをする検討会

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ですインスペクションとは参加者の役割を

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事前に決め

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参加者がチェックリストに基づいて

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成果物の検討を行っていくことです役割に

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は司会進行を行うモデレーター資料の説明

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を行うプレゼンターレビューで発見された

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問題を初期として記録するスクラブなどが

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あります最後にラウンドロビンとは参加者

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が持ち回りで司会進行を担う検討会です

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進行役以外のレビューは全員がコメントを

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完了すると今度は次の進行役の人にバトン

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タッチしてまたみんなでレビューをして

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いきますさてここまではシステム開発の

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流れについて確認してきましたが最後に

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システムを開発する上での大切な考え方を

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説明します

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私たちは現状の不便さを解決するために

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システムを開発しようとしますが

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狭い視野で開発を進めてしまうとある部分

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の不便は解決したけどその代わり違う

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ところがものすごく不便になるということ

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が起こりえます会社で考えるとどこかの

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部署がめちゃくちゃ便利になった代わりに

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別の部署の手間が増えてしまったら会社

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全体としては良くないですよねある一部分

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だけを見るのではなく会社全体として何が

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最適か考えることが重要ですこのように

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会社全体を検討していくための観点として

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使える考え方がエンタープライズ

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アーキテクチャです

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エンタープライズアーキテクチャには

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テクノロジーアプリケーションデータ

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ビジネスの4つの体系がありこの4つの

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観点からシステム開発を検討することで

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会社の全体最適を狙うことができます

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下から簡単に見ていくとテクノロジー

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アーキテクチャは情報システムの構築に

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必要な技術的要素です例えば使用する

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サーバーやネットワークなどの観点のこと

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を指します次にアプリケーション

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アーキテクチャは情報システムの機能の

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ことです次にデータアーキテクチャは業務

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を行う上で必要なデータやデータの関連性

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のことを意味します最後にビジネス

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アーキテクチャとは企業の戦略実現に必要

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な業務内容や業務プロセスのことですこう

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した4つの体験を活用することで例えば

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業務は改善したけど代わりに非常に高性能

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な高級サーバーが必要になってしまい結果

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として赤字になってしまったという

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悲惨な事態を防ぐことができますそれでは

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最後に過去問を4問解いていきましょう

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まず1問目です動画を止めて考えてみて

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くださいそれでは回答です

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システム化計画は共通フレームの企画

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プロセスで行うものでしたシステム化計画

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ではシステム化構想での方針をもとに役割

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分担を明確にしたり

play13:08

費用の検討を行ったり具体的な検討を立て

play13:11

ていくので

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胃が正解ですあの選択肢は画面や帳票など

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利用者に関わる設計を行うので外部設計う

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とAはシステム稼働後の運用や保守で行う

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作業です続いて2問目です動画を止めて

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考えてみてくださいそれでは回答です引き

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の要件とは機能以外の要件のことを指し

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ますあの機能感のデータの流れうの機能

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範囲へのインターフェースは全てシステム

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機能に関する定義です一方でイノ開発基準

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などはシステムの機能に直接関係しません

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よって胃が正解です続いて3問目です動画

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を止めて考えてみてくださいそれでは回答

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です

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エンタープライズアーキテクチャとは全体

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最適の観点から

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業務やシステムを改善するフレームワーク

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のことでビジネスデータ

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アプリケーションテクノロジーの4つの

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体系で分析を行いますこれを説明している

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選択肢はうです最後に4問目です動画を

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止めて考えてみてくださいそれでは回答

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ですインスペクションとは参加者の役割が

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事前に決められておりその役割に基づいて

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検討会を行いますモデレーターは司会進行

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を行う役割ですので

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絵が正解となりますそれでは本日の内容は

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以上です最後までご視聴ありがとうござい

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ました

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質問はコメント欄に記載頂ければできる

play14:32

限り回答するのでお気軽にご記載ください

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