AI・データ活用における倫理フレームワーク～攻めのデータ活用のための49のチェックリスト

JDMC事務局

12 Apr 202319:09

Summary

TLDR本動画は、データマネージメント2023の最後のセッションで行われた「AIデータ活用のためのコンプライアンス研究会」の発表を要約しています。佐藤リーダーと安井が主な発表を行い、研究会はこれまでのAIデータ活用における倫理フレームワークの構築を行ってきたと紹介しました。今年度の主な成果として、具体的な事例に応用し、そのフェーズに入ったと報告。また、倫理フレームワークをブラッシュアップし、現場での活用を促進する活動を行っていると述べています。研究会は38名のメンバーで構成され、さまざまな業種が参加し、活発な議論が行われていると報告しました。

Takeaways

📚 この発表はデータマネージメント2023の最後のセッションで、AIデータ活用のためのコンプライアンス研究会の成果を紹介している。
🌟 研究会はこれまでに倫理フレームワークの構築を行っており、具体的な事例に応用し始めている。
📈 今回の発表では、研究会の目的と活動内容、今年度の主な成果、今後の活動計画について説明される。
🔧 AIデータ活用はデジタルトランスフォーメーションの核心であり、重要な課題となっている。
📈 データ活用は多岐にわたる分野であり、実践を進める際には様々な問題点に注意が必要である。
📘 昨年度には「AIデータ活用のつまずきポイントに備える49のチェックリスト」という書籍を出版し、倫理フレームワークを普及させる取り組みを行っている。
🛠️ 今年度の主な活動は、倫理フレームワークの強化、その普及、他の法令との関係の整理である。
🔑 倫理フレームワークはシンプルに使い、現場での実践に活かすために設計されている。
🔍 今年度の強化では、チェックリストの改善が行われ、データ活用全体のイメージをつかみやすく、記入のしやすさを向上させた。
🔄 研究会には38名のメンバーが参加し、様々な業種から意見が集約され、倫理フレームワークは活発な議論を通じて強化されている。
📝 今後の活動では、倫理フレームワークの訴求と普及を進め、新たな問題や対応策を収集し、他の団体と連携してフレームワークを強化していく。

Q & A

データマネージメント2023の最後のセッションは何についての発表でしたか？
-データマネージメント2023の最後のセッションは、AIデータ活用のためのコンプライアンス研究会の発表でした。
コンプライアンス研究会の目的は何ですか？
-コンプライアンス研究会の目的は、AIデータ活用における倫理フレームワークの構築とその実践を進めることで、データ活用における問題点を解決することです。
研究会ではどのような成果を報告しましたか？
-研究会では、これまでに倫理フレームワークの構築を行い、具体的な事例に実践し、フェーズに入る段階に達しました。また、昨年度は書籍として49のチェックリストを出版し、今年度はそのフレームワークをブラッシュアップし、より現場で活用しやすくしました。
倫理フレームワークとはどのようなものでしょうか？
-倫理フレームワークは、データの収集、分析、活用において倫理的な問題を指標化し、チェックリスト形式で提示することで、データ活用における問題点を特定し、解決するためのガイドラインです。
チェックリストはどのようにして強化されたのですか？
-チェックリストは、フリーフォーマットではなく、事業の内容やデータの特性に応じた所定のフォーマットで記入するように改良されました。また、合否の基準を明確にし、データの機密性と影響度に基づいてガイドを提供するように強化されました。
研究会ではどのような活動を通じて倫理フレームワークを訴求していますか？
-研究会では、総務省のAIネットワーク社会推進会議での報告、セミナーでの講演、様々な団体様との意見交換を通じて倫理フレームワークを宣伝し普及しています。
研究会のメンバー構成はどのようなものでしょうか？
-研究会のメンバーは、38名で構成されており、実務のメンバーだけでなく、法律的なアドバイザーも参加しています。また、様々な業種の会社が参加し、議論を活発化させています。
来年度の活動予定について教えてください。
-来年度の活動予定では、倫理フレームワークの訴求を継続し、さらに強化版を公開し、利用のガイドや支援体制を整えることが計画されています。また、新たな問題に対応する対応策のまとめも行います。
研究会ではどのようにして意見を集約していますか？
-研究会では、様々なセミナーや会議での報告、フィードバックをもとに意見を集約し、倫理フレームワークをアップデートしながら訴求を進めています。
研究会はどのようにして他の団体様と連携を図っていますか？
-研究会は、他の団体様と意見交換を通じて連携を図り、より倫理フレームワークを強化していきたいとしています。また、有効な解決策をお持ちの方がいらっしゃればご連絡を呼びかけています。